説明

チューブ絞り器

【課題】隙間が固定された方法ではチューブの厚みによって絞りが左右される。本発明は、チューブの厚さに簡単に対応できるチューブ絞り器を提供する。
【解決手段】一対の丸棒の両端を蝶番で固定し丸棒を開閉することでチューブを挟む時とチューブを絞る時の厚さを可変にしたことを特徴とするチューブ絞り器。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、練り歯磨きなどチューブに入れられた内容物をチューブ容器から絞り出すチューブ絞り具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、チューブを巻き取りながら内容物を絞り出すものや固定された隙間に差し込んで内容物を絞り出すチューブ絞り器があった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2009−173333
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしチューブを巻き取りながら内容物を絞り出す方法は、巻き取る構造が必要となる。また隙間が固定された方法ではチューブの厚みによって絞りが不十分となったり逆にきつ過ぎて絞りが困難となったりする。本発明は以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の問題点を解決するために、本発明は、一対の丸棒の両端を蝶番で平行に固定し、丸棒の開閉でチューブを挟み絞り出すときのチューブの任意の厚さに丸棒の開閉間隔が可変となるようにして内容物を絞り出すものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のチューブ絞り器は、片方の手でチューブを挟みもう片方の手でチューブを引き出すことで内容物を簡単に絞りだせる。また、チューブを挟む手の握力とチューブを引き出す腕力に応じた絞りの調整が自由自在にできる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の実施例(チューブを挟みいれる時)を示す説明図
【図3】本発明の別の実施例(チューブを挟んだ状態)を示す説明図
【図4】本発明の更に別の実施例(チューブを絞っている状態)を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ) 一対の丸棒(1)が開閉できるように丸棒(1)の各両端を蝶番(2)でそれ ぞれ平行に結合する。
本発明は以上のような構造である。
本発明を使用するときは、平行に結合された丸棒(1)を開く際にできる隙間にチューブ(3)を差し込んでから丸棒(1)を閉じてチューブ(3)を挟んだ状態でチューブ(3)を引き出すことで内容物を絞り出す。
【符号の説明】
【0009】
1 丸棒
2 蝶番
3 チューブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の丸棒の両端を蝶番で平行に固定し、丸棒の開閉でチューブを挟み絞り出すときのチューブの任意の厚さに丸棒の開閉間隔が可変となるようにして内容物を絞り出すことを特徴とするチューブ絞り器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2012−206777(P2012−206777A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−89572(P2011−89572)
【出願日】平成23年3月29日(2011.3.29)
【出願人】(505135531)
【Fターム(参考)】