【課題】ティッシュボックスに用いるカバー（ケース）は見た目重視で箱を覆うだけの物で、ティッシュボックスのペーパー取り出し口から引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整できない為、使い出してすぐに重なって滑り出してきたペーパーの半分程が取り出し口から外部へ出ていて、空気中の埃やばい菌が付着して不潔である。
【解決手段】ティッシュボックスのペーパー取り出し口から引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整する機能（楕円筒状で上下自在の蛇腹）を設けた為、使い始めから終わりまでペーパーが出る量を制限でき、空気中の埃やばい菌が付着するのを最小限に防ぐことができる。また、ティッシュボックスを壁際に置いた時、蛇腹の向きを調整することによりティッシュペーパーパーを取り出す方向を変えることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
この発明は、ティッシュボックスに用いるカバー（ケース）の形状に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来のティッシュボックスに用いるカバー（ケース）は見た目重視で箱を覆うだけの物だった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、以上の技術によれば、ティッシュボックスのペーパー取り出し口から引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整できない為、使い出してすぐに重なって滑り出してきたペーパーの半分程が取り出し口から外部へ出ていて、空気中の埃やばい菌が付着して不潔である。
そこで、この発明は、ティッシュボックスのペーパー取り出し口から引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を使い始めから終わりまで調整できることを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
以上の課題を解決するために、第一発明は、ティッシュボックスのペーパー取り出し口に引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整する機能を設けたことを特徴とするティッシュボックスカバー（ケース）である。
また第二発明は、ティッシュボックスのペーパー取り出し口に引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整する機能を設け、この機能は楕円筒状で上下自在の蛇腹であることを特徴とするティッシュボックスカバー（ケース）である。
【発明の効果】
【０００５】
第一発明、または第二発明によれば、ティッシュボックスのペーパー取り出し口から引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整する機能を設けた為、使い始めから終わりまでペーパーが出る量を制限でき、空気中の埃やばい菌が付着するのを最小限に防ぐことができる。また、ティッシュボックスを壁際に置いた時、蛇腹の向きを調整することによりティッシュペーパーパーを取り出す方向を変えることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【０００６】
この発明の一実施形態を、図１に示す。
ティッシュボックスカバー（ケース）本体▲１▼の上面（ペーパー取り出し口面）に楕円筒状で上下自在の蛇腹▲２▼を設け、その上部に長手方向中央でティッシュを取り出すための隙間を空けたフィルム▲３▼を設ける。ティッシュボックス挿入口▲４▼に蓋を設ける。
【０００７】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、楕円筒状で上下自在の蛇腹を調整することによりティッシュペーパーの取り出し口から外部へペーパーが出る量を制限できる。ペーパーを必要以上外部に出さないので、空気中の埃やばい菌に触れる部分が最小限になる。また、ティッシュボックスを壁際に置いた時、蛇腹の向きを調整することによりティッシュペーパーパーを取り出す方向を変えることができる。
【０００８】
「他の実施形態」
【図面の簡単な説明】
【０００９】
【図１】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
【００１０】
▲１▼ ティッシュボックスカバー（ケース）本体
▲２▼ 楕円筒状で上下自在の蛇腹
▲３▼ フィルム
▲４▼ ティッシュボックス挿入口

【特許請求の範囲】
【請求項１】
ティッシュボックスのペーパー取り出し口に引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整する機能を設けたことを特徴とするティッシュボックスカバー（ケース）。
【請求項２】
前記のペーパー取り出し口に引っ張り出す為のペーパーの外部へ出る量を調整する機能は楕円筒状で上下自在の蛇腹であることを特徴とする請求項１記載のティッシュボックスカバー（ケース）。

【図１】

【公開番号】特開２００７−２２６４７（Ｐ２００７−２２６４７Ａ）
【公開日】平成１９年２月１日（２００７．２．１）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００５−２３２５８３（Ｐ２００５−２３２５８３）
【出願日】平成１７年７月１３日（２００５．７．１３）
【出願人】（５０４４０１６０６）
【Ｆターム（参考）】