説明

テクネチウム及びレニウム−ビス(ヘテロアリール)錯体及びその使用方法

置換ピリジル及びイミダゾイル基を有する配位子に基づき、ヘテロ環式放射性核種の錯体が調製される。配位子は2官能性であり、生理活性分子へのリンカーとして作用することができるアミノ酸残基、及び放射性核種を錯化することができる三座キレーターを有する。生物活性分子は、ペプチド又はソマトスタチンであってもよい。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)式(I)
【化1】

(式中、
Rは、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、チオアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、アミノアシル、ヒドロキシアシル、チオアシル、−COH、−(CH−R80、又はアミノ酸ラジカルであり、
80は、出現毎に独立にカルボキシアルデヒド、カルボン酸塩、カルボキシアミド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アンモニウム、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ポリシクリル、アミノ酸、ペプチド、糖類、リボ核酸、(デオキシ)リボ核酸、又はGタンパク質共役型受容体、オキソ還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リガーゼ、オソメラーゼ、リガーゼ、GPCR、直接配位子ゲートチャネル受容体、サイトカイン受容体、インテグリン受容体、チロシンキナーゼ関連受容体、核受容体、ペプチド受容体、膜貫通型受容体、転写因子、骨格細胞タンパク質、構造タンパク質又は信号タンパク質の配位子であり、
dは、0〜12の範囲の整数(0と12を含む)であり、
mは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
nは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
70、R71、R72、R73、R74、R75、R76及びR77は、それぞれ独立に水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、シリルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、イミノ、アミド、ホスホリル、ホスホン酸塩、ホスフィン、カルボニル、カルボキシル、カルボキシアミド、無水物、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、セレノアルキル、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロアルキル、シアノ、グアニジン、アミジン、アセタール、ケタール、アミンオキシド、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アジド、アジリジン、カルバモイル、エポキシド、ヒドロキサム酸、イミド、オキシム、スルホンアミド、チオアミド、チオカルバメート、尿素、チオ尿素、又は−(CH−R80であり、
但し、R70、R71、R72、又はR73のうち少なくとも1つは水素ではなく、R74、R75、R76又はR77のうち少なくとも1つは水素ではない。)、
(b)式(II)
【化2】

(式中、
Rは、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、チオアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、アミノアシル、ヒドロキシアシル、チオアシル、−COH、−(CH−R80、又はアミノ酸ラジカルであり、
80は、出現毎に独立にカルボキシアルデヒド、カルボン酸塩、カルボキシアミド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アンモニウム、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ポリシクリル、アミノ酸、ペプチド、糖類、リボ核酸、(デオキシ)リボ核酸、又はGタンパク質共役型受容体、オキソ還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リガーゼ、オソメラーゼ、リガーゼ、GPCR、直接配位子ゲートチャネル受容体、サイトカイン受容体、インテグリン受容体、チロシンキナーゼ関連受容体、核受容体、ペプチド受容体、膜貫通型受容体、転写因子、骨格細胞タンパク質、構造タンパク質又は信号タンパク質の配位子であり、
dは、0〜12の範囲の整数(0と12を含む)であり、
mは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
nは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
Zは、チオアルキル、カルボン酸塩、2−(カルボキシ)アリール、2−(カルボキシ)ヘテロアリール、2−(ヒドロキシ)アリール、2−(ヒドロキシ)ヘテロアリール、2−(チオール)アリール、又は2−(チオール)ヘテロアリールであり、
70、R71、R72及びR73は、それぞれ独立に水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、シリルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、イミノ、アミド、ホスホリル、ホスホン酸塩、ホスフィン、カルボニル、カルボキシル、カルボキシアミド、無水物、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、セレノアルキル、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロアルキル、シアノ、グアニジン、アミジン、アセタール、ケタール、アミンオキシド、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アジド、アジリジン、カルバモイル、エポキシド、ヒドロキサム酸、イミド、オキシム、スルホンアミド、チオアミド、チオカルバメート、尿素、チオ尿素、又は−(CH−R80であり、
但し、R70、R71、R72、及びR73のうち少なくとも1つは水素ではなく、R74、R75、R76及びR77のうち少なくとも1つは水素ではない。)、
(c)式(III)
【化3】

(式中、
Rは、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、チオアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、アミノアシル、ヒドロキシアシル、チオアシル、COH、−(CH−R80、又はアミノ酸ラジカルであり、
80は、出現毎に独立にカルボキシアルデヒド、カルボン酸塩、カルボキシアミド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アンモニウム、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ポリシクリル、アミノ酸、ペプチド、糖類、リボ核酸、(デオキシ)リボ核酸、又はGタンパク質共役型受容体、オキソ還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リガーゼ、オソメラーゼ、リガーゼ、GPCR、直接配位子ゲートチャネル受容体、サイトカイン受容体、インテグリン受容体、チロシンキナーゼ関連受容体、核受容体、ペプチド受容体、膜貫通型受容体、転写因子、骨格細胞タンパク質、構造タンパク質又は信号タンパク質の配位子であり、
dは、0〜12の範囲の整数(0と12を含む)であり、
mは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
nは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
Dは、下式のいずれかであり、
【化4】

70、R71、R72、R73、R74、R75、R76及びR77は、個々の出現毎に独立に水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、シリルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、イミノ、アミド、ホスホリル、ホスホン酸塩、ホスフィン、カルボニル、カルボキシル、カルボキシアミド、無水物、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、セレノアルキル、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロアルキル、シアノ、グアニジン、アミジン、アセタール、ケタール、アミンオキシド、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アジド、アジリジン、カルバモイル、エポキシド、ヒドロキサム酸、イミド、オキシム、スルホンアミド、チオアミド、チオカルバメート、尿素、チオ尿素又は−(CH−R80である。)、
(d)式(IV)
【化5】

(式中、
Rは、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、チオアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、アミノアシル、ヒドロキシアシル、チオアシル、−COH、−(CH−R80、又はアミノ酸ラジカルであり、
80は、出現毎に独立にカルボキシアルデヒド、カルボン酸塩、カルボキシアミド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アンモニウム、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ポリシクリル、アミノ酸、ペプチド、糖類、リボ核酸、(デオキシ)リボ核酸、又はGタンパク質共役型受容体、オキソ還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リガーゼ、オソメラーゼ、リガーゼ、GPCR、直接配位子ゲートチャネル受容体、サイトカイン受容体、インテグリン受容体、チロシンキナーゼ関連受容体、核受容体、ペプチド受容体、膜貫通型受容体、転写因子、骨格細胞タンパク質、構造タンパク質又は信号タンパク質の配位子であり、
dは、0〜12の範囲の整数(0と12を含む)であり、
mは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
nは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
Zは、チオアルキル、カルボン酸塩、2−(カルボキシ)アリール、2−(カルボキシ)ヘテロアリール、2−(ヒドロキシ)アリール、2−(ヒドロキシ)ヘテロアリール、2−(チオール)アリール又は2−(チオール)ヘテロアリールであり、
Dは、下式のいずれかであり、
【化6】

70、R71、R72、R73、R74、R75、R76及びR77は、個々の出現毎に独立に水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、シリルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、イミノ、アミド、ホスホリル、ホスホン酸塩、ホスフィン、カルボニル、カルボキシル、カルボキシアミド、無水物、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、セレノアルキル、ケトン、アルデヒド、エステル、ヘテロアルキル、シアノ、グアニジン、アミジン、アセタール、ケタール、アミンオキシド、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アジド、アジリジン、カルバモイル、エポキシド、ヒドロキサム酸、イミド、オキシム、スルホンアミド、チオアミド、チオカルバメート、尿素、チオ尿素、又は−(CH−R80である。)、
(e)式(V)
【化7】

(式中、
Rは、H、又は置換又は非置換アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、チオアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、アミノアシル、ヒドロキシアシル、チオアシル、アルキルケト、アミノアルコキシアルキル、ボラートアルキル、ホスホン酸アルキル、ホスフィン酸アルキル、(CHCH(NH)COH、(CHCH(NH)COH、(CHCH(NH)COH、C(O)CH(CH)NHCOH、C(O)(CH(CH)NHCOH、(CC)(CHCH(NH)COH、(CHCH)(CHCHNHCOH、(CH(CHOH)(CH)CHNHCOH又は(CH)(CHOH)(CHCHNHCOH、(COH)、−COH、−(CH−R80、−C(O)(CH−R80、又はアミノ酸ラジカルであり、
80は、発現毎に独立にカルボキシアルデヒド、カルボン酸塩、カルボキシアミド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アンモニウム、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ポリシクリル、アミノ酸、CHCHOCHCH、CHC(OCH、(CHCHO)CHCH、(CHNH、CHCHC(O)NH、(CHN(CH、CHCHOH、(CHC(COH)、(CHP(O)(OH)、(CHB(OH)、ペプチド、糖類、リボ核酸、(デオキシ)リボ核酸、又はGタンパク質共役型受容体、オキソ還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リガーゼ、オソメラーゼ、リガーゼ、GPCR、直接配位子ゲートチャネル受容体、サイトカイン受容体、インテグリン受容体、チロシンキナーゼ関連受容体、核受容体、ペプチド受容体、膜貫通型受容体、転写因子、骨格細胞タンパク質、構造タンパク質又は信号タンパク質の配位子であり、
dは、0〜12の範囲の整数(0と12を含む)であり、
mは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
nは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
81、R82、R83、R84、R85及びR86は、それぞれ独立に水素、ハロゲン、又は置換又は非置換アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、シリルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、イミノ、アミド、ホスホリル、ホスホン酸塩、ホスフィン、カルボニル、カルボキシル、カルボキシアミド、無水物、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、セレノアルキル、ケトン、アルデヒド、エーテル、エステル、ヘテロアルキル、シアノ、グアニジン、アミジン、アセタール、ケタール、アミンオキシド、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、アリールエーテル、ヘテロアラルキル、アジド、アジリジン、カルバモイル、エポキシド、ヒドロキサム酸、イミド、オキシム、スルホンアミド、チオアミド、チオカルバメート、尿素、チオ尿素、−(CH−R80、(CH(COH)、CHCHOCHCH、CHC(OCH、(CHCHO)CHCH、(CHNH、CHCHC(O)NH、(CHN(CH、CHCHOH、(CHC(COH)、(CHP(O)(OH)、(CHB(OH)、−(CH−R80、(CH87又は−(CH−R88であり、
87及びR88は、それぞれ独立に15−クラウン−5、18−クラウン−6、テトラゾール、オキサゾール、アジリジン、トリアゾール、イミダゾール、ピラゾール、チアゾール、ヒドロキサム酸、ホスホン酸塩、ホスフィン酸塩、チオール、チオエーテル、多糖類、糖類、ヌクレオチド又はオリゴヌクレオチドである。)又は
(f)式(VI)
【化8】

(式中、
Rは、H、アルキル、ヒドロキシアルキル、アルコキシアルキル、アミノアルキル、チオアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、アラルキル、ヘテロアラルキル、アシル、アミノアシル、ヒドロキシアシル、チオアシル、アルキルケト、アミノアルコキシルアルキル、ボラートアルキル、ホスホン酸アルキル、ホスフィン酸アルキル、(CHCH(NH)COH、(CHCH(NH)COH、(CHCH(NH)COH、C(O)CH(CH)NHCOH、C(O)(CH(CH)NHCOH、(CC)(CHCH(NH)COH、(CHCH)(CHCHNHCOH、(CH(CHOH)(CH)CHNHCOH又は(CH)(CHOH)(CHCHNHCOH、(COH)、−COH、−(CH−R80、−C(O)(CH−R80又はアミノ酸ラジカルであり、
80は、出現毎に独立にカルボキシアルデヒド、カルボン酸塩、カルボキシアミド、アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アンモニウム、アリール、ヘテロアリール、シクロアルキル、シクロアルケニル、ヘテロシクリル、ポリシクリル、アミノ酸、CHCHOCHCH、CHC(OCH、(CHCHO)CHCH、(CHNH、CHCHC(O)NH、(CHN(CH、CHCHOH、(CHC(COH)、(CHP(O)(OH)、(CHB(OH)、ペプチド、糖類、リボ核酸、(デオキシ)リボ核酸、又はGタンパク質共役型受容体、オキソ還元酵素、転移酵素、加水分解酵素、リガーゼ、オソメラーゼ、リガーゼ、GPCR、直接配位子ゲートチャネル受容体、サイトカイン受容体、インテグリン受容体、チロシンキナーゼ関連受容体、核受容体、ペプチド受容体、膜貫通型受容体、転写因子、骨格細胞タンパク質、構造タンパク質又は信号タンパク質の配位子であり、
dは、0〜12の範囲の整数(0と12を含む)であり、
mは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
nは、0〜6の範囲の整数(0と6を含む)であり、
Zは、置換又は非置換チオアルキル、カルボン酸塩、カルボキシアルキル、アミノアルキル、ヘテロシクリル、(アミノ酸)、(アミノ酸)アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシアルキル、2−(カルボキシ)アリール、2−(カルボキシ)ヘテロアリール、2−(ヒドロキシ)アリール、2−(ヒドロキシ)ヘテロアリール、2−(チオール)アリール、2−ピロリジンボロン酸又は2−(チオール)ヘテロアリールであり、
81、R82及びR83は、それぞれ独立に水素、ハロゲン、アルキル、アルケニル、アルキニル、ヒドロキシル、アルコキシル、アシル、アシルオキシ、アシルアミノ、シリルオキシ、アミノ、モノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、ニトロ、スルフヒドリル、アルキルチオ、イミノ、アミド、ホスホリル、ホスホン酸塩、ホスフィン、カルボニル、カルボキシル、カルボキシアミド、無水物、シリル、チオアルキル、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、セレノアルキル、ケトン、アルデヒド、エーテル、エステル、ヘテロアルキル、シアノ、グアニジン、アミジン、アセタール、ケタール、アミンオキシド、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルアルキル、ヘテロアリール、アラルキル、アリールエーテル、ヘテロアラルキル、アジド、アジリジン、カルバモイル、エポキシド、ヒドロキサム酸、イミド、オキシム、スルホンアミド、チオアミド、チオカルバメート、尿素、チオ尿素、−(CH−R80、(CH(COH)、CHCHOCHCH、CHC(OCH、(CHCHO)CHCH、(CHNH、CHCHC(O)NH、(CHN(CH、CHCHOH、(CHC(COH)、(CHP(O)(OH)、(CHB(OH)、−(CH−R80、(CH87又は−(CH88であり、
87及びR88は、それぞれ独立にヘテロアリール、ヘテロシクリル、15−クラウン−5、18−クラウン−6、テトラゾール、オキサゾール、アジリジン、トリアゾール、イミダゾール、ピラゾール、チアゾール、ヒドロキサム酸、ホスホン酸塩、ホスフィン酸塩、チオール、チオエーテル、多糖類、糖類、ヌクレオチド又はオリゴヌクレオチドである。)
で表される化合物。
【請求項2】
式(I)又は(III)において、mが1であり、nが1である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(II)、(IV)又は(VI)において、Zがカルボン酸塩である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
Zがカルボン酸塩であり、mが1であり、nが1である、請求項3に記載の化合物。
【請求項5】
式(I)において、R70、R71、R72又はR73のうち少なくとも1つがアミノであり、R74、R75、R76又はR77のうち少なくとも1つがアミノ基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項6】
前記アミノ基が−N(R90である、請求項5に記載の化合物。
【請求項7】
−N(R90が下式のいずれかである、請求項6に記載の化合物。
【化9】

【請求項8】
前記アミノ基が−N(CHである、請求項5に記載の化合物。
【請求項9】
式(I)、(II)、(III)、(IV)又は(VI)において、Rが−(CH−R80である、請求項1に記載の化合物。
【請求項10】
前記式(I)又は(III)において、mが1であり、nが1であり、Rが−(CH−R80である、請求項1に記載の化合物。
【請求項11】
式(I)、(III)又は(V)において、Rがアミノ酸ラジカルである、請求項1に記載の化合物。
【請求項12】
前記アミノ酸ラジカルが、
−CHCHCHCHCH(NH)COH、
−CH(COH)CHCHCHCHNH
−CHCHCHCOH、
−CH(CHCOH、
−CH(CHCH(NH)COH、又は
−CH(COH)(CHCH(NH)COHであり、
xが3〜9の整数(3と9を含む)である、
請求項11に記載の化合物。
【請求項13】
81、R82又はR83のうち少なくとも1つが親水基であるか、又はR84、R85又はR86のうち少なくとも1つが親水基であるか、又はR81、R82又はR83のうち少なくとも1つ及びR84、R85又はのうち少なくとも1つが親水基である、請求項1の式(V)に記載の化合物。
【請求項14】
各親水基が、個々にエーテル、アルコキシアラルキル、カルボン酸塩、アルコール又はアミドである、請求項13に記載の化合物。
【請求項15】
81、R82又はR83のうち少なくとも1つが親水基である、請求項1の式(VI)に記載の化合物。
【請求項16】
各親水基が、独立にエーテル、アルコキシアラルキル、カルボン酸塩、アルコール又はアミドである、請求項13に記載の化合物。
【請求項17】
Rが、H、CH、(CHCH、CHCHOCHCH、CHCHC(O)NH、CHC(OCH、CH(18−クラウン−6)、CH(15−クラウン−5)、C(O)(CH(CH)(NH)COH、(CHCHO)CHCH、(CHPh(SONH)、(CHP(O)OH、(CHOCHNH、(CHNHCHNH、(CHNHCHCOH、(CHNH、(CHN(CH、(CHCOH、(CHCOH、(CHCH(COH)(NHC(S)NH)Ph(SONH)、(CHC(COH)、(CHB(OH)、(CH(トリアゾール)、(CH(チオール)、(CH(チオエーテル)、(CH(チアゾール)、(CH(テトラゾール)、(CH(糖類)、(CH(ピラゾール)、(CH(多糖類)、(CH(ホスホン酸塩)、(CH(ホスフィン酸塩)、(CH(オキサゾール)、(CH(オリゴヌクレオチド)、(CH(ヌクレオチド)、(CH(イミダゾール)、(CH(ヒドロキサム酸)、(CH(COH)、(CH(CHOH)(CHCH(NH)COH、(CH(アジリジン)、(CHOH、(CHOCHCOH、(CHO(CHCH、(CHNH、(CHCH(NH)COH、(CH)(CHOH)(CHCH(NH)COH、(CH=CH)(CHCH(NH)COH、(C≡C)(CHCH(NH)COHであり、
81、R82、R83、R84、R85及びR86が、それぞれ独立にH,F、Cl、Br、I、NO、CH、(CHCH、CHCHOCHCH、CHCHC(O)NH、CHC(OCH、CH(18−クラウン−6)、CH(15−クラウン−5)、C(O)(CH(CH)(NH)COH、(CHCHO)CHCH、(CHPh(SONH)、(CHP(O)OH、(CHOCHNH、(CHNHCHNH、(CHNHCHCOH、(CHNH、(CHN(CH、(CHCOH、(CHCOH、(CHCH(COH)(NHC(S)NH)Ph(SONH)、(CHC(COH)、(CHB(OH)、(CH(トリアゾール)、(CH(チオール)、(CH(チオエーテル)、(CH(チアゾール)、(CH(テトラゾール)、(CH(糖類)、(CH(ピラゾール)、(CH(多糖類)、(CH(ホスホン酸塩)、(CH(ホスフィン酸塩)、(CH(オキサゾール)、(CH(オリゴヌクレオチド)、(CH(ヌクレオチド)、(CH(イミダゾール)、(CH(ヒドロキサム酸)、(CH(COH)、(CH(CHOH)(CHCH(NH)COH、(CH(アジリジン)、(CHOH、(CHOCHCOH、(CHO(CHCH、(CHNH、(CHCH(NH)COH、(CH)(CHOH)(CHCH(NH)COH、(CH=CH)(CHCH(NH)COH、(C≡C)(CHCH(NH)COHであり、
dが、それぞれ独立に0〜6の範囲の整数(0と6を含む)である、
請求項1の式(V)に記載の化合物。
【請求項18】
下式のいずれか、
【化10】

又は薬学的に許容可能な塩又はその溶媒和化合物であり、
式中、
が、H、C−Cアルキル基、アンモニウムイオン、又はアルカリ又はアルカリ土類金属イオンであり、
84が、アルキルである、
請求項1又は12の式(V)に記載の化合物。
【請求項19】
下式のいずれか、
【化11】

又は薬学的に許容可能な塩又はその溶媒和化合物であり、
式中、
が、H、C−Cアルキル基、アンモニウムイオン、又はアルカリ又はアルカリ土類金属イオンであり、
84が、アルキルである、
請求項1又は12の式(V)に記載の化合物。
【請求項20】
82、R83、R85及びR86がHである、請求項19に記載の化合物。
【請求項21】
が、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、又はtert−ブチルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項22】
各Rが、独立にH又はtert−ブチルである、請求項20に記載の化合物。
【請求項23】
Yが請求項1の前記化合物のいずれか1つから誘導される、式Y−ソマトスタチンの化合物。
【請求項24】
前記ソマトスタチンが、オクトレオチド又は3−Tyr−オクトレオチドである、請求項23に記載の化合物。
【請求項25】
Rが−CHCHCHCHCH(NH)COHから誘導される、請求項23又は24に記載の化合物。
【請求項26】
Yが下式のいずれかであり、
【化12】

が、H、C−Cアルキル基、アンモニウムイオン、又はアルカリ又はアルカリ土類金属イオンである、請求項25に記載の化合物。
【請求項27】
82、R83、R85及びR86がHである、請求項26に記載の化合物。
【請求項28】
放射性核種及び請求項1の前記化合物を含む錯体。
【請求項29】
前記放射性核種が、テクネチウム、レニウム、コバルト、モリブデン、ルテニウム、インジウム、ルテチウム、ガリウム、イットリウム、又は鉄である、請求項28に記載の錯体。
【請求項30】
前記放射性核種が、テクネチウム又はレニウムである、請求項29に記載の錯体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公表番号】特表2012−511022(P2012−511022A)
【公表日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−539752(P2011−539752)
【出願日】平成21年12月4日(2009.12.4)
【国際出願番号】PCT/US2009/066832
【国際公開番号】WO2010/065899
【国際公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【出願人】(507412863)モレキュラ インサイト ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド (11)
【Fターム(参考)】