説明

テレビ・チューナ及びその中で用いられるプリント基板

テレビ・チューナが、所望の入力チャネルを選択する周波数調整可能な帯域通過フィルタ(4)を有する。この帯域通過フィルタ(4)は、上記所望の入力チャネルのイメージ周波数を拒絶するイメージ削除コンデンサ(C)を備える。NTSCタイプ・テレビ・チューナ用とPALタイプ・テレビ・チューナ用に異なるプリント基板を用意する必要がいないように、上記イメージ抑制コンデンサ(C)が上記プリント基板の第一のトレース(8)及び第二のトレース(10)から成るようにすると共に、PALタイプのチューナの場合のみ、第三のトレース(13)がジャンパ(15)によって第二のトレース(10)に接続されるようにする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、所望のチャネル周波数に周波数調整可能な(tunable)帯域通過フィルタと、周波数調整可能な局部発振器を用いて、上記所望のチャネル周波数を所定の中間周波数へ変換するミキサとを有し、上記周波数調整可能な帯域通過フィルタは、プリント基板上にマウントされ、上記所望のチャネル周波数の通過を増やす受動素子と、イメージ周波数の通過を減らすイメージ抑制コンデンサとを有する、複数のテレビ・チャネルを受信するテレビ・チューナに関する。
【背景技術】
【0002】
上述のようなテレビ・チューナは、本分野では良く知られている。受信されたテレビ・チャネルは、ミキサに入力される。ミキサでは、入力されたテレビ・チャネルが周波数調整可能な局部発振器の周波数と混合される。ミキサの出力は、周波数固定の中間周波数フィルタにおいてフィルタリングされる。この中間周波数フィルタは、所望のチャネルを通過させ、隣接したチャネルを拒絶する。さらに、この中間周波数フィルタにおいては、所望のチャネルのビデオ信号のナイキスト・フィルタリングが行われると共に、オーディオ信号のレベリングが行われる。局部発振器の周波数を変えることによって、別のチャネルが、中間周波数に変換し、周波数固定の中間周波数フィルタを通過する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
中間周波数フィルタによっては解決できない選択性問題は、イメージ周波数信号の抑制である。イメージ周波数信号は、所望のテレビ信号から発振器周波数を挟んだ反対側に中間周波数の距離離れたところに位置する所望でない入力信号である。適切に測定しなければ、これら所望でないイメージ周波数も、所望のテレビ信号と共に、中間周波数に変換されてしまうため、所望でないイメージ周波数が所望のチャネルを歪めるおそれがある。この問題を回避するために、一般的なテレビ・チューナは、ミキサへつながる入力信号経路に、周波数調整可能な帯域通過フィルタを有し、このフィルタの周波数を所望の入力チャネルに調整して、所望でないイメージ信号がミキサへ送られるのをある程度抑制する。
【0004】
この周波数調整が行われた(tuned)帯域通過フィルタは、通常、各々が所望のチャネル周波数に合わせられた2つの誘導結合共振回路を有する。その際、所望でないイメージ周波数は、帯域通過フィルタの通過曲線の側面(flank)に位置するため、所望でないイメージ周波数が所望のチャネル周波数に対して減衰するようになる。上記帯域通過フィルタの周波数調整が行われた2つの回路の間に接続され、これら2つの周波数調整が行われた回路の間の誘導結合と共に該帯域通過フィルタのイメージ周波数における通過関数を0にする小さなイメージ削除コンデンサ(image canceling capacitor)を用いることによって、イメージ周波数の通過を更に大幅に低減することができる。
【0005】
今日のテレビには、主として市場を二分する2つのシステム:NTSC及びPAL、が存在する。NTSCの中間周波数は45.75MHzであり、PALの中間周波数は38.89MHzである。これはNTSCのイメージ周波数が所望のチャネル周波数より91.50MHz(=45.75×2)高いところに存在し、PALのイメージ周波数が所望のチャネル周波数より77.78MHz(=38.89×2)高いところに存在することを意味している。よって、NTSC用のイメージ削除コンデンサは、PALチューナ向けとは異なる値を持つべきである。
【0006】
このイメージ周波数の違いは、高品質テレビ・チューナを経済的に製造するのをより難しくする。イメージ削除コンデンサをNTSC及びPAL兼用の共通プリント基盤上に製造することは、両システムにとってイメージ除去性能が妥協したものとなってしまう。なぜなら、このコンデンサは、集中コンデンサとして製造するには小さ過ぎるため、プリント基板上に分散したキャパシタンスによって製造されるべきであるからである。別の方法として、NTSCチューナ用とPALチューナ用の2つの別々のプリント基板を用いることによりこの妥協は回避されるが、製造コストが増加する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、両システム向けの共通プリント基盤を用いつつ、上記妥協を回避することを図るものである。よって、本発明に係るテレビ・チューナは、上記プリント基板が第一、第二、及び第三のトレースを有し、NTSCタイプの信号用の場合、上記第三のトレースを待機状態として、上記イメージ抑制コンデンサが上記第一及び第二のトレースから成るようにし、PALタイプの信号用の場合、上記第二及び第三のトレースを相互接続して、上記イメージ抑制コンデンサが上記第一のトレースと上記相互接続された第二及び第三のトレースとから成るようにする、ことを特徴とする。よって、PALチューナの場合には、単に、上記第二及び上記第三のプリント基板トレース間を相互接続すればよいとしつつ、単一のプリント基板をNTSCチューナとPALチューナの双方に用いることができる。本発明に係るテレビ・チューナは、更に、PALタイプの信号用の場合に、上記第二及び第三のトレースが集中0オーム抵抗(lumped zero−ohm resistor)により相互接続されることが好ましい。この場合、第二及び第三のトレース間の相互接続は、他の集中素子を該プリント基板に取り付けるのと同じ製造工程において、実現することができる。
【0008】
本発明に係るテレビ・チューナがUHFチャネル周波数(通常、470〜860MHz)用の周波数調整可能な帯域通過フィルタと、中帯域周波数(通常、160〜450MHz)用の周波数調整可能な帯域通過フィルタとを単一のプリント基板上に有する場合、本発明に係るテレビ・チューナは、上記プリント基板が、UHFチャネル周波数用の上記帯域通過フィルタのイメージ抑制コンデンサを構成する第一、第二、及び第三のUHFトレースと、中帯域チャネル周波数用の上記帯域通過フィルタのイメージ抑制コンデンサを構成する第一、第二、及び第三の中帯域トレースとを有する、ことを更に特徴とすることができる。本発明に係るテレビ・チューナがVHFチャネル周波数にも周波数調整可能である場合、これら帯域用の別のトレースが設けられてもよいが、これら周波数帯域は、通常、週中コンデンサによってイメージ削除コンデンサを作ることができるほど十分に低い。
【0009】
UHF周波数用の周波数調整可能な帯域通過フィルタの場合、これら周波数は、通常、第三のPCBトレースを単にシンプルな接続パッドから構成できるくらい、低い。その場合、上記パス及び相互接続のみから追加的コンデンサが構成される。
【0010】
また、本発明は、テレビ・チューナにおいて用いられるプリント基板であって、NTSCタイプ・テレビ・チューナ及びPALタイプ・テレビ・チューナの双方においてイメージ削除コンデンサを構成する第一、第二、及び第三のトレースを有する、ことを特徴とするプリント基板にも関する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
添付図面を参照して、本発明を更に説明する。
【実施例】
【0012】
図1のテレビ・チューナは、RF信号入力1を有する。RF信号入力1には、アンテナ又はケーブルを接続することができる。RF信号入力1は、複数のRF変調テレビ・チャネルをテレビ・チューナへ入力する。RF信号は、予め選択された周波数固定のフィルタ2を通され、所望周波数帯域外の信号が除去されると共に、RF増幅ステージ3において大幅に増幅される。この増幅ステージからのRF出力信号は、周波数調整が行われた帯域通過フィルタ4に入力される。この帯域通過フィルタ4において、所望のテレビ・チャネル以外のすべてのチャネルが所望のテレビ・チャネルに対して減衰され、特に所望のテレビ・チャネルのイメージ周波数が減衰される。
【0013】
ミキサ・ステージ5において、帯域通過フィルタ4からの出力に、周波数調整が行われた局部発振器6からの局部発振器信号が乗ぜられる。こうすることにより、帯域通過フィルタ4からのRF出力信号は中間周波数信号に変換される。この中間周波数信号は、次いで、周波数固定の中間周波数フィルタ7へ送られる。
【0014】
周波数調整が行われた帯域通過フィルタ4の主たる構成要素は、コイルL及び可変コンデンサCv1を有する第一の共振回路、及び、コイルL及び可変コンデンサCv2を有する第二の共振回路である。可変コンデンサの各々は、それぞれ固定コンデンサC及びCを通じて、グラウンドへ接続される。2つのコイルL及びLは、共通のコイルLを通じて、グラウンドへ接続される。コイルLは、第一及び第二の共振回路間の電磁誘導ベースの結合を構成する。コンデンサCv1及びCv2のキャパシタンスを変える調整電圧Vは、抵抗Rを通じて、可変コンデンサCv1と固定コンデンサCの接点に掛けられると共に、抵抗Rを通じて、可変コンデンサCv2と固定コンデンサCの接点に掛けられる。この調整電圧は、局部発振器6にも掛けられる。結合コンデンサCは、前置増幅器ステージ3からの出力を第一の共振回路の先頭へ結合する。結合コイルLは、第二の共振回路の先頭をミキシング・ステージ5の入力へ結合する。
【0015】
帯域通過フィルタ4は、更に、コイルL、コンデンサC、及び抵抗Rから構成された直列回路から成るインピーダンス回路網I(フィリップス社が特許を取得したダイオード・コイル設計)と、この直列回路と並列接続となるコンデンサCとを有する。このインピーダンス回路網は、Cv1を越えて接続される。コイルL、2つのコンデンサC及びC、及び抵抗Rから成る類似のインピーダンス回路網Iは、Cv2を越えて接続される。最後に、帯域通過フィルタ4は、帯域通過フィルタ4の入力と第二の共振回路の先頭の間に接続されたイメージ削除コンデンサCを有する。別の方法として、このイメージ削除コンデンサは、第一及び第二の共振回路の先頭の間に接続されてもよい。作動中、帯域通過フィルタ4が合わせられる周波数は、局部発振器が合わせられる周波数の変更に伴って変更されるため、帯域通過フィルタは、局部発振器の周波数から中間周波数と等しい距離低い周波数を有する入力信号チャネルを常に通過させる。ミキサ5において、この所望の入力チャネルは、中間周波数に変換され、次いで、中間周波数フィルタ7がこの変換された信号を選択する。
【0016】
帯域通過フィルタ4によるイメージ抑制を強化するために、中間周波数フィルタ7は、イメージ削除コンデンサCを有する。このコンデンサCには、帯域通過フィルタの通過関数において、帯域通過フィルタ4の調整された周波数から中間周波数の2倍分高い周波数のところに、すなわちイメージ周波数が位置する周波数のところに、「ゼロ通過周波数」を生成するものが選ばれる。
【0017】
イメージ拒絶ができる限り良好となるように(例えば、−50dBより良好となるように)、イメージ削除コンデンサCは十分に正確な値を持つべきである。さらに、このコンデンサの値は、比較的小さい(例えば、0.1pFより小さい)。通常、テレビ・チューナは、構成要素(能動素子及び受動素子を含む)が集中素子として配置されたプリント基板を有するように作られる。しかし、十分に小さく正確なイメージ削除用コンデンサは、製造するのが非常に難しいため、必要とされるイメージ削除コンデンサは、通常、プリント基板上に分散したキャパシタンスにより得られる。
【0018】
本発明のトレース図を図2に概略的に示す。図2は、イメージ削除コンデンサCの第一の「プレート」を構成する第一のトレース8を示す。この第一のトレース8は、第一の「プレート」を帯域通過フィルタ4の残りの部分に接続する第一の接続パッド9を有する。さらに、図2は、第二及び第三の接続パッド11及び12を有する第二のトレース10も示す。テレビ・チューナがNTSC受信用に設計されるとき、通常の中間周波数は45.75MHzであり、イメージ周波数は所望のチャネル周波数より91.5MHz高い。このとき、第二のトレース10は、イメージ削除コンデンサCの第二の「プレート」全体を構成し、第二の接続パッド11を通じて帯域通過フィルタ4の残りの部分に接続される。
【0019】
加えて、図2の概略図は、接続パッド14を有する第三のトレース13を示す。NTSC受信では、この第三のトレースは待機状態であったが、テレビ・チューナがPAL受信用に設計されるとき、イメージ周波数は所望のチャネル周波数より77.98MHz(=38.89MHz×2)しか高くないため、第二のトレースの接続パッド12と第三のトレースの接続パッド14とが集中短絡ジャンパ15(0オーム抵抗)により相互接続される。この場合、第二及び第三のトレースは、一体となって、イメージ削除コンデンサの第二の「プレート」を構成する。よって、コンデンサ値は、好ましいことに、NTSCチューナの場合よりも大幅に大きくなり、比較的低いPALイメージ周波数が最適に抑制される。これの利点は、1つのプリント基板を用いて、高精度で低コストな2つのイメージ削除コンデンサを作ることができる点である。
【0020】
図3は、本発明が用いられたプリント基板の一部のレイアウトを示す。このプリント基板は、中帯域チャネルとUHF帯域チャネルの双方を受信可能なテレビ・チューナにおいて用いられるものである。図3において、イメージ削除キャパシタを構成する素子(トレース、パッド、及びジャンパ)については図2のトレース図と同じ符号8〜15が用いられている。このプリント基板は中帯域チャネルとUHF帯域チャネルの双方を受信するものであるため、中帯域受信用の素子には符号に「M」が付加されており、UHF帯域受信用の素子には符号に「U」が付加されている。
【0021】
図から分かるように、このプリント基板レイアウトでは、UHF受信用の第三のトレース13Uが欠けているように見える。しかし、ジャンパ15U及びパッド14Uが一体となってUHF帯域におけるPALチューナに必要なキャパシタンス増加を提供するため、実際にはパッド14Uが第三のトレース全体を構成する。
【0022】
上記実施形態は、例示であって、本発明を制限するものではない。また、当業者は、本願請求項の範囲を逸脱することなく、多くの代替的実施形態を設計できるであろう。請求項において、括弧内に記載された参照符号はいずれも請求項を制限するものと解釈されるべきではない。「有する(comprising)」という語は、請求項に列挙された以外の要素又は工程の存在を排除しない。要素に先行する「1つの(a/an)」という語は、その要素が複数個存在することを排除しない。複数の手段を列挙する装置クレームにおいて、これら複数の手段は1つの同じハードウェア・アイテムとして実現されてもよい。特定の方法が相互に異なる従属クレームに記載されているという単なる事実は、それらの方法を組み合わせて用いても有益的となり得ないということを示しているわけではない。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】従来のテレビ・チューナ回路の一例を示す回路図である。
【図2】本発明に係るテレビ・チューナにおいてイメージ削除コンデンサを一体となって構成するプリント基板とレースを示す概略図である。
【図3】本発明に係るマルチバンド・テレビ受信機において用いられるプリント基板の一部を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
所望のチャネル周波数に周波数調整可能な帯域通過フィルタと、
周波数調整可能な局部発振器を用いて、前記所望のチャネル周波数を所定の中間周波数へ変換するミキサとを有し、
前記周波数調整可能な帯域通過フィルタは、
プリント基板上にマウントされ、前記所望のチャネル周波数の通過を増やす受動素子と、
イメージ周波数の通過を減らすイメージ抑制コンデンサとを有する、
複数のテレビ・チャネルを受信するテレビ・チューナであって、
前記プリント基板は、第一、第二、及び第三のトレースを有し、
NTSCタイプの信号用の場合、前記第三のトレースを待機状態として、前記イメージ抑制コンデンサが前記第一及び第二のトレースから成るようにし、
PALタイプの信号用の場合、前記第二及び第三のトレースを相互接続して、前記イメージ抑制コンデンサが前記第一のトレースと前記相互接続された第二及び第三のトレースとから成るようにする、ことを特徴とするテレビ・チューナ。
【請求項2】
請求項1記載のテレビ・チューナであって、
PALタイプの信号用の場合、前記第二及び第三のトレースは、集中0オーム抵抗により相互接続される、ことを特徴とするテレビ・チューナ。
【請求項3】
UHFチャネル周波数用の周波数調整可能な帯域通過フィルタと、中帯域周波数用の周波数調整可能な帯域通過フィルタとを単一のプリント基板上に有する請求項1記載のテレビ・チューナであって、
前記プリント基板は、
UHFチャネル周波数用の前記帯域通過フィルタのイメージ抑制コンデンサを構成する第一、第二、及び第三のUHFトレースと、
中帯域チャネル周波数用の前記帯域通過フィルタのイメージ抑制コンデンサを構成する第一、第二、及び第三の中帯域トレースとを有する、ことを特徴とするテレビ・チューナ。
【請求項4】
UHFチャネル周波数用の周波数調整可能な帯域通過フィルタを有する請求項3記載のテレビ・チューナであって、
前記第三のUHFトレースは、0オーム抵抗用の単一の接続パッドから成る、ことを特徴とするテレビ・チューナ。
【請求項5】
所望のチャネル周波数に周波数調整可能な帯域通過フィルタと、
周波数調整可能な局部発振器を用いて、前記所望のチャネル周波数を所定の中間周波数へ変換するミキサとを有し、
前記周波数調整可能な帯域通過フィルタは、
プリント基板上にマウントされ、前記所望のチャネル周波数の通過を増やす受動素子と、
イメージ周波数の通過を減らすイメージ抑制コンデンサとを有する、
複数のNTSCタイプ・テレビ・チャネルを受信するNTSCタイプ・テレビ・チューナであって、
前記プリント基板は、第一、第二、及び第三のトレースを有し、
前記第三のトレースを待機状態として、前記イメージ抑制コンデンサが前記第一及び第二のトレースから成るようにする、ことを特徴とするNTSCタイプ・テレビ・チューナ。
【請求項6】
所望のチャネル周波数に周波数調整可能な帯域通過フィルタと、
周波数調整可能な局部発振器を用いて、前記所望のチャネル周波数を所定の中間周波数へ変換するミキサとを有し、
前記周波数調整可能な帯域通過フィルタは、
プリント基板上にマウントされ、前記所望のチャネル周波数の通過を増やす受動素子と、
イメージ周波数の通過を減らすイメージ抑制コンデンサとを有する、
複数のPALタイプ・テレビ・チャネルを受信するPALタイプ・テレビ・チューナであって、
前記プリント基板は、第一、第二、及び第三のトレースを有し、
前記第二及び第三のトレースを相互接続して、前記イメージ抑制コンデンサが前記第一のトレースと前記相互接続された第二及び第三のトレースとから成るようにする、ことを特徴とするPALタイプ・テレビ・チューナ。
【請求項7】
請求項1乃至6のいずれか一項記載のテレビ・チューナにおいて用いられるプリント基板であって、
NTSCタイプ・テレビ・チューナ及びPALタイプ・テレビ・チューナの双方においてイメージ削除コンデンサを構成する第一、第二、及び第三のトレースを有する、ことを特徴とするプリント基板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公表番号】特表2005−516518(P2005−516518A)
【公表日】平成17年6月2日(2005.6.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2003−565047(P2003−565047)
【出願日】平成15年1月17日(2003.1.17)
【国際出願番号】PCT/IB2003/000109
【国際公開番号】WO2003/065580
【国際公開日】平成15年8月7日(2003.8.7)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Koninklijke Philips Electronics N.V.
【住所又は居所原語表記】Groenewoudseweg 1,5621 BA Eindhoven, The Netherlands
【Fターム(参考)】