説明

テンター装置

【課題】基材の入口において基材を固定する固定部材を簡単に接近させることができるテンター装置を提供する。
【解決手段】左右一対のテンターチェーン14,16の内側で、かつ、基材Fの入口までにおいて、左右一対のガイドレール68,68が前後方向に設けられ、各ガイドレール68,68の外側には、基材Fの入口側から出口側にいくほど外側に突出するように傾斜した入口傾斜面70が形成され、テンターチェーン14,16を構成する第1連結部材34の一端が連結分岐部50と調整分岐部52に分岐し、調整分岐部52の先端に設けられた第1ガイドローラ54が、入口傾斜面70に沿って移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、二軸同時延伸が行うテンター装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、フィルムなどの基材を幅方向及び前後方向に同時に延伸できる二軸同時延伸のテンター装置が提案されている。このテンター装置は、第1に、左右一対のテンターチェーンの左右方向の間隔が基材の走行と共に広がって基材を幅方向に延伸させる。また、第2に、左右一対のテンターチェーンを構成する部材がパンタグラフ式に構成され、基材の耳部を固定しているクリップの前後方向の間隔が基材の走行と共に次第に広がり、基材を前後方向にも延伸させる(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭64−22532号公報
【特許文献2】特開2003−71921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記二軸同時延伸のテンター装置においては、基材の入口において、基材の耳部をクリップが把持するまでに前後方向に隣接するクリップを最も接近させておく必要がある。これは、クリップ間を最も接近させておかないと、その後に基材を把持して走行させた場合に、隣接するクリップ間の距離を次第に離すことができないからである。
【0005】
上記パンタグラフ式のテンターチェーンにおいては、基材の入口で隣接するクリップ間の間隔を最も接近させるためには、特許文献1の方法においてはスクリューの溝間隔を狭くする必要があり、特許文献2の方法においてはパンタグラフ機構の間隔を縮めるために溝を設ける必要がある、
そのため、両特許文献の技術共にその構造が非常に複雑であり、メンテナンス等に手間が掛かるという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、基材の入口において基材を固定する固定部材を簡単に接近させることができるテンター装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、左右一対のテンターチェーンが前スプロケットと後スプロケットにそれぞれ掛け渡され、前記各テンターチェーンの所定間隔毎に配された固定部材に固定された長尺状の基材を前後方向に走行させて、前記基材を幅方向及び走行方向に同時に延伸させる二軸同時延伸のテンター装置において、前記左右一対のテンターチェーンの間で、かつ、前記前スプロケットから前記基材の入口までにおいて、左右一対のガイドレールが前後方向に設けられ、前記各ガイドレールの一側面には、前記基材の入口側から出口側に行くほど外側への突出量が大きくなるように傾斜した入口傾斜面が形成され、前記各テンターチェーンは無端チェーンであって、第1連結部材と第2連結部材とが交互に連結されて構成され、前記第1連結部材の一端は、前記第2連結部の他端と第1ピンにより連結され、前記第1連結部材の他端は、連結分岐部と調整分岐部の二股に分岐し、前記連結分岐部は、前記第2連結部材の一端と第2ピンにより連結され、前記固定部材が前記連結分岐部から前記基材側に向かって突出し、前記調整分岐部の先端にはガイドローラが設けられ、かつ、前記ガイドローラが前記ガイドレールの前記入口傾斜面に沿って移動する、ことを特徴とするテンター装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ガイドローラが入口ガイドレールの入口傾斜面に沿って移動することにより、隣接する固定部材の間隔を接近させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の実施例1に係るテンター装置の平面から見た全体図である。
【図2】右テンターチェーンの拡大図である。
【図3】図2における右テンターチェーンを更に拡大した拡大図である。
【図4】右テンターチェーンの縦断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施例に係る二軸同時延伸のテンター装置10について図面に基づいて説明する。
【実施例1】
【0011】
以下、本発明の実施例1に係る二軸同時延伸のテンター装置10について、図1〜図4に基づいて説明する。
【0012】
本実施例のテンター装置10は、不図示の熱処理室内部に配され、二軸同時延伸するための長尺状の基材Fを搬入口から搬入して前後方向に走行させ加熱して、基材Fを幅方向と前後方向に同時に延伸させる。基材Fとしては、例えば、液晶表示装置等に使用される光学系基材やリチウムイオン電池等の電池に使用されるフィルムであり、エンプラ基材、ポリプロピレン、塩化ビニルデン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリスチレン、ポロエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレン、ポリアミド、ポリカーボネイド、COP、TAC、PVA、フッ素樹脂、PEN、PMMAなどである。
【0013】
(1)テンター装置10の全体的構造
テンター装置10の全体的構造についてまず説明する。
【0014】
テンター装置10は、テンター台12の上に、左右一対のテンターチェーン14,16が前後方向に配されている。左テンターチェーン14は、無端チェーンであって、左前スプロケット18と左後スプロケット20との間に掛け渡されている。左後スプロケット20には、左モータ22が接続されて回転駆動し、左テンターチェーン14を図1において、反時計回りの方向に回転する。
【0015】
右テンターチェーン16も無端チェーンであって、右前スプロケット24と右後スプロケット26との間に掛け渡されている。右後スプロケット26には、右モータ28が接続されて回転駆動し、右テンターチェーン16を図1において、時計回りの方向に回転する。
【0016】
左右一対のテンターチェーン14,16には、所定間隔毎に左クリップ30と右クリップ32とがそれぞれ取り付けられ、図1の往路側において左右一対のクリップ30,32が基材Fの耳部をそれぞれ把持して前後方向に走行する。左テンターチェーン14と右テンターチェーン16の左右方向の間隔は、入口から出口にいくほど広がるように取り付けられ、入口では間隔L1であり、出口では間隔L2(但し、L2>L1である)となり、基材Fを幅方向に延伸する。復路では、左クリップ30,右クリップ32は、基材Fを把持せず戻ってくる。
【0017】
左クリップ30は、往路において前後方向に走行するほど、隣接する左クリップ30,30の間隔が広くなり、例えば、入口付近では間隔x1が、x2、x3、x4に広がり(但し、x4>x3>x2>x1である)、基材Fを前後方向に延伸する。
【0018】
右クリップ32の動きも同様である。
【0019】
(2)テンターチェーン14,16の構造
まず、右テンターチェーン16の構造について、図2〜図4に基づいて詳しく説明する。
【0020】
右テンターチェーン16は、第1連結部材34と第2連結部材36とを第1ピン38,第2ピン40とによって交互に連結した無端チェーンである。具体的には、第1連結部材34は、同じ形状の第1上連結板42と第1下連結板44とより構成され、第2連結部材36は、同じ形状の第2上連結板46と第2下連結板48とより構成されている。図4に示すように、第1上連結板42と第1下連結板44とは、上下方向において第1ピン38,第2ピン40を介して対応する位置に取り付けられ、第2上連結板46と第2下連結板48も第1ピン38,第2ピン40を介して対応する位置に取り付けられている。
【0021】
第1上連結板42の一端は、連結分岐部50と調整分岐部52の二股に分かれている。また、第1下連結板44の一端も、連結分岐部50と調整分岐部52の二股に分かれている。
【0022】
第1上連結板42の連結分岐部50には、第2上連結板46の他端が第2ピン40を介して接続され、第1下連結板44の連結分岐部50には、第2下連結板48の他端が第2ピン40を介して接続されている。第1上連結板42の他端部には、第2上連結板46の一端が第1ピン38を介して接続され、第1下連結板44の他端部には、第2下連結板48の一端が第1ピン38を介して接続されている。
【0023】
第1連結部材34における上下一対の調整分岐部52は、図3に示すように、第1連結部材34の他端よりも常に内側(往路における基材F側)に配され、上下一対の調整分岐部52,52の間には第1ガイドローラ54が回転自在に配されている。
【0024】
第1連結部材34における上下一対の連結分岐部50と第2連結部材36の連結部分には、第2ピン40を用いて板状の固定部材56が内側(往路における基材F側)に向かって突出するように取り付けられている。この固定部材56の内側端部には、前後方向に並んで2個の第2ガイドローラ58,58が設けられている。また、固定部材56の上面には、内側に向かって基材Fを把持するための右クリップ32が取り付けられている。
【0025】
図4に示すように、第1連結部材34と第2連結部材36とを連結する第2ピン40の下部にはチェーン支持部62が取り付けられ、このチェーン支持部62の内側(往路における基材F側)には、回転軸が垂直方向の第3ガイドローラ64が取り付けられ、外側には回転軸が水平方向の第4ガイドローラ66が取り付けられている。
【0026】
左テンターチェーン14の構造も、右テンターチェーン16の構造と左右対称であって同様である。
【0027】
(3)ガイドレール68の構造
テンター台12の上面であって、左右一対のテンターチェーン14,16の間には、左右一対のガイドレール68,68が前後方向に設けられている。
【0028】
まず、右側のガイドレール68について説明する。
【0029】
右前スプロケット24から、基材Fを右クリップ32で固定する位置(入口)までは、右側のガイドレール68の外側面(基材Fとは反対側の側面)には、前から後にいくほど突出量が大きくなる入口傾斜面70が設けられている。この入口傾斜面70は、前記入口で最大突出量となり、図3に示すように傾斜角θは2〜10°である。また、入口傾斜面70は入口で終わり、その後は後方に行くほど突出量が小さくなる延伸傾斜面78が連続して形成されている。また、右側のガイドレール68の内側面(基材F側の側面)はガイド面80が形成され、ガイド面80は、入口傾斜面70や延伸傾斜面78のように傾斜をしておらず、基材Fの拡張幅に沿って形成されている。
【0030】
第1ガイドローラ54は、右側のガイドレール68の入口傾斜面70と延伸傾斜面78に沿って転動する。第2ガイドローラ58は、ガイドレール68の内側面のガイド面80に沿って転動する。第3ガイドローラ64は、ガイドレール68の基部の外側面82に沿って転動する。なお、この基部の外側面82も、入口傾斜面70や延伸傾斜面78は設けられておらず、拡張幅に沿って形成されている。第4ガイドローラ66は、テンター台12の上面を転動する。
【0031】
左側のガイドレール68も、左右対称であって同様に入口傾斜面70、延伸傾斜面78、ガイド面80、基部の側面82を有し、左テンターチェーン14の各ガイドローラ54,58,66,68が同様に転動する。
【0032】
(4)テンター装置10の動作状態
次に、テンター装置10の動作状態について説明する。
【0033】
図1に示すように、左右一対のテンターチェーン14,16に取り付けられた左右一対のクリップ30,32(図1では白丸で表示している)によって基材Fの両耳部を把持し、左右一対のテンターチェーン14,16が往路側において前後方向に進行すると、基材Fの幅がL1からL2に延伸される。一方、基材Fの前後方向においてもx1からx4に延伸される。この往路側における前後方向に延伸する動作について詳しく説明する。
【0034】
右前スプロケット24を通過した右テンターチェーン16の第1連結部材34の調整分岐部52に設けられた第1ガイドローラ54が、ガイドレール68の入口傾斜面70に沿って転動する。図3に示すように、入口傾斜面70の傾斜角θは、入口側(前側)から出口側(後側)にいくほど突出量が多くなるように傾斜しているため、第1ガイドローラ54が転動するほど次第に右方向に押される。そのため、ほぼ真っ直ぐに延びて連結されていた第1連結部材34と第2連結部材36とが三角形状に折り畳まれ三角波の形状となり、隣接する固定部材56,56の間隔が次第に狭まってくる。そして、入口傾斜面70の入口の位置に調整分岐部52の第1ガイドローラ54が到達すると、隣接する固定部材56,56の間隔が最も接近した状態x1となる。左テンターチェーン14も同様の動きをしている。この入口の位置で、左右一対の右クリップ30,32が、基材Fの両耳部を把持する。なお、この隣接する固定部材56,56の間隔の接近度合い(最も接近させるまでの距離)は、入口傾斜面70の傾斜角θで調整できる。すなわち、傾斜角θが大きいほど、接近距離が短くなる。
【0035】
次に、調整分岐部52の第1ガイドローラ54が入口傾斜面70から延伸傾斜面78に移り、この延伸傾斜面78は出口側にいくほど突出量が小さくなるため、図3に示すように隣接する固定部材56,56の間隔が次第に広がり(x1からx4)、右クリップ32によって把持した基材Fの前後方向の距離が長くなり延伸する。なお、この隣接する固定部材56,56による前後方向の延伸度合い(入口から最も延伸するまでの距離)は、延伸傾斜面70の傾斜角で調整できる。すなわち、傾斜角が大きいほど、延伸距離が短くなる。
【0036】
上記動作によって、右前スプロケット24を通過した隣接する固定部材56の間隔が次第に狭まり、基材Fを掴む入口で最も接近した状態となる。その後、隣接する固定部材56の間隔が次第に広がり、基材Fを前後方向に延伸する。
【0037】
(5)効果
本実施例によれば、基材Fを掴む入口において、隣接する固定部材56を最も接近させる構造が簡単であり、また、接近させる距離を入口傾斜面70の傾斜角よって調整できる。
【実施例2】
【0038】
次に、本発明の実施例2に係る二軸同時延伸のテンター装置10について説明する。
【0039】
実施例1においては、基材Fを掴んだ後に、隣接する固定部材56の間隔を広げる構造として、ガイドレール68の入口から出口に向かって延伸傾斜面78を設けた。しかし、本実施例では、左右一対のガイドレールには入口傾斜面70のみを設け、延伸傾斜面78を設けていない。
【0040】
それに代えて、本実施例では、隣接する固定部材56,56の間隔を次第に広げる構造として、第1連結部材34の他端部と第2連結部材36とを連結する第1ピン38の上部に第5ガイドローラを設け、この第5ガイドローラが転動する第2ガイドレールを前後方向に設ける。第2ガイドレールの側面が出口側にいくほど内方に狭まるように傾斜した延伸傾斜面を有しており、第5ガイドローラが出口側に延伸傾斜面を転動するほど、次第に隣接する固定部材56の間隔が広がる。
【0041】
本実施例によれば、ガイドレール68の入口傾斜面70に沿って第1ガイドローラ54が転動することによって、隣接する固定部材56,56の間隔が入口で最接近し、その後に、第5ガイドローラが第2ガイドレールの延伸傾斜面に沿って転動することによって、隣接する固定部材56,56の間隔が拡がり、基材Fが前後方向に延伸される。
【変更例】
【0042】
上記各実施例では、基材Fを把持する構造としてクリップを用いたが、これに代えてピンによって基材Fの両耳部を固定してもよい。
【0043】
上記では本発明の一実施例を説明したが、この実施例は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
10 テンター装置
12 テンター台
14 左テンターチェーン
16 右テンターチェーン
18 左前スプロケット
20 左後スプロケット
22 左モータ
24 右前スプロケット
26 右後スプロケット
28 右モータ
34 第1連結部材
36 第2連結部材
38 ピン
40 ピン
50 連結分岐部
52 調整分岐部
54 第1ガイドローラ
56 固定部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右一対のテンターチェーンが前スプロケットと後スプロケットにそれぞれ掛け渡され、前記各テンターチェーンの所定間隔毎に配された固定部材に固定された長尺状の基材を前後方向に走行させて、前記基材を幅方向及び走行方向に同時に延伸させる二軸同時延伸のテンター装置において、
前記左右一対のテンターチェーンの間で、かつ、前記前スプロケットから前記基材の入口までにおいて、左右一対のガイドレールが前後方向に設けられ、
前記各ガイドレールの一側面には、前記基材の入口側から出口側に行くほど外側への突出量が大きくなるように傾斜した入口傾斜面が形成され、
前記各テンターチェーンは無端チェーンであって、第1連結部材と第2連結部材とが交互に連結されて構成され、
前記第1連結部材の一端は、前記第2連結部の他端と第1ピンにより連結され、
前記第1連結部材の他端は、連結分岐部と調整分岐部の二股に分岐し、
前記連結分岐部は、前記第2連結部材の一端と第2ピンにより連結され、
前記固定部材が前記連結分岐部から前記基材側に向かって突出し、
前記調整分岐部の先端にはガイドローラが設けられ、かつ、前記ガイドローラが前記ガイドレールの前記入口傾斜面に沿って移動する、
ことを特徴とするテンター装置。
【請求項2】
前記ガイドローラは、前記第1連結部材の一端より常に前記基材側に位置している、
ことを特徴とする請求項1に記載のテンター装置。
【請求項3】
前記ガイドローラが前記ガイドレールの前記入口傾斜面に沿って移動するとき、前記第1連結部材と前記第2連結部材とが三角形状に折曲されて三角波状になり、
前記入口傾斜面の突出量が大きくなるほど、隣接する前記固定部材の距離が近づく、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のテンター装置。
【請求項4】
左右一対の前記固定部材が前記基材の固定を開始する位置で、前記ガイドレールの前記入口傾斜面が最も外側に突出している、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のテンター装置。
【請求項5】
左右一対の前記ガイドレールが前記基材の出口まで延設され、
延設された前記各ガイドレールの外側には、前記基材の入口側から出口側に行くほど外側への突出量が小さくなるように傾斜した延伸傾斜面が前記入口傾斜面と連続して形成され、
前記ガイドローラが前記入口傾斜面から連続して前記延伸傾斜面に沿って移動する、
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のテンター装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−81702(P2012−81702A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−231761(P2010−231761)
【出願日】平成22年10月14日(2010.10.14)
【出願人】(390002015)ヒラノ技研工業株式会社 (18)
【Fターム(参考)】