説明

テント間の連結拡張部材

【課題】各テントの有効空間の断絶による不便を解消してテント収容中の人員の自由な行き来と、対話が容易に出来るようにし、各テントの利用性を更に高める連結拡張部材を提供する。
【解決手段】複数のテント間の連結拡張部材に関する。複数のテント(T,T;T,t) の出入口を互いに向かい合わせ空間拡張のための間隔を置いて設置し、複数のテント(T,T;T,t) の出入口間を連結手段(C) をもって連接して、複数のテントの内部の空間を相互連通すると同時にテントの有効空間を拡張する。各テントの空間の有用性と、これに加えて複数のテントの間を自由に往来できる空間が形成され、テントの効用性を一層高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は複数のテントの出入口を互いに向かい合わせた状態で所定の間隔を置いて並設し、両テントの出入口間を連結手段をもって連接して複数のテントの有効空間を一層拡張する複数のテント間の連結拡張部材に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般的に、野外で使用する携帯用個人テントは、個人的な携帯の便宜性を考慮してテントの大きさが限定されているので多数の人員を収容することができず、数個のテントを設置するとしても、各テント間の空間が遮断されて、相互に有効な空間の共同利用が不可能であり、複数のテントの空間を拡張して使用することが出来なかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の個人テントは有効空間が限られているので、その有効空間を多数人で一緒に利用することが出来ず、仮に数個のテントを設置しても、テント間の有効空間が遮断されているために、各自がそれぞれのテントに入ってしまうと、テント間の自由な行き来や対話が不可能になり、テントの有用性が制限される問題点があった。
【0004】
そこで本発明の主な目的は、複数のテントの出入口を互いに向かい合わせ所定の間隔を置き相互連関するように設置して、各単位テントの空間の利用性を更に加え複数のテント全体の空間を一層拡張して利用することが出来る複数のテント間の連結拡張部材を提供するにある。
【0005】
本発明の他の目的は、複数のテントの出入口を互いに向かし、合わせ所定の間隔を置き設置して、出入口間の空間に屋根を有する連結手段を連接させ、複数のテントの内部空間と出入口間の空間が連通し多数人がテントの拡張空間を有効に利用できる、複数のテント間の連結拡張部材を提供するにある。
【0006】
本発明の更に他の目的は、従来の各テントの有効空間の断絶による不便を解消してテント収容中の人員の自由な行き来と、対話が容易に出来るようにすることによって、各テントの利用性を更に高め複数のテントの効用性を一層高めるにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
かかる目的は、本発明の基本構成である、空間拡張のために出入口を互いに向かい合わせて所望の間隔を置いて設置された複数のテントの間を、各出入口間が連通されるように脱着可能に連接する、屋根を有する連結手段を有し、複数のテントの有効空間を拡張可能としてなることを特微とする複数のテント間の連結拡張部材により達成される。
【0008】
すなわち、本発明に係る複数のテント間の連結拡張部材の第1の態様は、複数のテントの出入口を所望する間隔を置いて互いに向かい合わせて設置し、相対するテントの出入口間の空間部に屋根を有する連結手段をもって、テントの出入口の空間部が連通するように連接することにより、特に個人用テントの有効空間を拡張するものである。
【0009】
この際、2個のテントを設置する場合は、各テントの有効空間を拡張するため、各テントの出入口を間隔を置いて向かい合わせて設置する。3個以上のテントを設置する場合は、テントの複数ある出入口を互いに向かい合わせ間隔を置いて直列的に設置して、向かい合う各出入口間の空間部に連結手段をもって連接して、全体のテント空間が連通するように、有効空間を拡張する。
【0010】
略同じ大きさの複数のテントを利用して有効空間を拡張する場合、連結手段は各テントの出入口側を連接する。このとき、連結手段の両側の端部は対称的にテントの出入口と接合する接合手段を備えている。
【0011】
前記連結手段の端部に備える接合手段としては、一般的に広く知られているボタン(button)、トグル(toggle)、ファスナー(fastener)、べルクロテープ(velcro tape 、登録商標)などが採用される。
本発明の複数のテント間の連結拡張部材を構成する連結手段は各テントに属する部品として取扱われ、個々に市販される。
【0012】
本発明の複数のテント間の連結拡張部材の第1の態様によれば、前記連結手段は、屋根布地と側面布地とからなる∩型断面を有する連結幕と、連結幕の開放側両端部に形成されテントの出入口の内側と連接するカラープレートからなる連接部と、連接部の縁端に形成されテントの出入口の縁部内面に接合する接合手段と、連結幕の開放側両端部の側面に沿って延設されテントの出入口の縁部外面に接合する接合具を有する接合片とを備え、複数のテント間に連接されることを特徴としている。
【0013】
かかる構成によって、複数の各テント前後の出入口間がすべて連結手段によって連通し、各単位テントの空間に、出入口間において連結手段によって生成された空間が加えられ、テント全体の有効空間が大幅に拡張される。
【0014】
従って、今まで各テントの空間が相互断絶された不便が解消されテントの収容人員が拡張された空間を共に利用することができるだけでなく、テント間の自由な行き来も容易になって、降雨時にも濡れることなくテント間を相互に往来できる。
【0015】
また、この第1の態様によれば、前記連結幕の少なくとも一方の開放側端縁に沿って伸縮性バンドが縫着される場合がある。このように伸縮性バンドを縫着することにより、テントの出入口を引き締めながら密着して取り付けることが可能となり、上記接合部との構造と相まって、風雨などの吹き込みがなくなる。
【0016】
次に、本発明の第2の態様について説明する。この第2の態様によれば、前記連結手段は大きいテント(大型テント)と相対的に小さいテント(小型テント)の出入口間を連接する連結幕を有し、その連結幕の他方の開放側端縁は大きいテントの出入口側に直接連接される接合部を有し、連結幕の一方の開放側端縁に沿って伸縮性バンドが縫着されるとともに、前記一方の開放側端部の上端に小型テントの屋根と地面との間を屋根に密着するように掛け渡されるロープの一端が取り付けられており、該ロープの他端には地面に固定するための固定具を有していることを特徴としている。また前記接合部は、上記第1の態様と同様の構成を有しており、連結幕の開放側両端部に形成され大きいテントの出入口の内側と連接するカラープレートからなる連接部と、連接部の縁端に形成されテントの出入口の縁部内面に接合する接合手段と、連結幕の開放側両端部の側面に沿って延設されテントの出入口の縁部外面に接合する接合具を有する接合片とを備えている。
【0017】
本発明の複数のテント間の連結拡張部材の第2の態様は、大きいテントと相対的に小さいテントの出入口が相互に向かい合って拡張空間の間隔を置き直列的に設置され、大きいテントの出入口と小さいテントの屋根との間の空間に連結手段を連接して、連結手段の一方の端部に取り付けられたロープを地上に引っ張って固定具を介して固定し、テントの有効空間を拡張する。
【0018】
この際、連結手段の一方の端部の接合部に伸縮性バンドが縫い付けられており、この連結手段の一方の端部に縫い付けた伸縮性バンドがバンド自体の弾性的な収縮作用によって小さいテントが屋根の上に密着され風に靡かれず、小さいテントの屋根に流れる雨は、拡張された空間内部に流入することはない。
【0019】
連結手段は前記複数のテント間の連結拡張部材の第1の態様にて採択された連結手段とその構成が同一であって、連結手段、すなわち連結膜の一方の端部に伸縮性バンドが縫い付けられている。
【0020】
従って、この連結手段は同じ大きさのテント相互の連結拡張及び大小テント相互の連結拡張に適用が可能である。即ち、全てのテントの連結手段として適用が可能である。
【0021】
本発明の複数のテント間の連結拡張部材の第2の態様によれば、大きいテントの出入口と小さいテントの屋根の間に連結手段を連接して連結手段の一方の端部がロープによって地上に堅固に固定されており、小さいテントの屋根に接合された連結手段の伸縮性バンドの収縮作用により連結手段の一方の端部が小さいテントの屋根に密着保持されて、小さいテントの屋根から雨水が拡張された有効空間の内部に流入せず、また風による連結手段の靡きも防止される。
【0022】
また、各テントが連結手段により連通しているので、テントに収容されている人員が拡張された有効空間を共同で使用することができ、テント間の行き来が容易になって、従来各テントの有効空間が断絶されていることにより、使用に不便であった問題点が解消され、テントの利用性が高まり、テントの拡張空間の効用性が増大する。
【0023】
従って、団体で野遊び会を催す時にもテントの構造に特別な変形を加えることなく、複数のテントを利用して、連結手段を簡単な付け加えるだけでテントの有効空間を拡張でき、多数人が共同でテントの拡張した空間を活用することができるようになる。
【0024】
また、テントの連結手段を解除すればそれぞれの単一テントに戻るので、各自がプライバシーを護ることができると同時に、各テントを撤去して簡単に携帯して運搬することもできる。
【発明の効果】
【0025】
本発明に係る複数のテント間の連結拡張部材は、同じ大きさの複数のテント相互間、又は大小テント相互間に簡単に取り外しができ、各テント間を連結すれば複数のテントを利用してテントの有効空間を容易に拡張することができる。複数のテントの拡張された空間は相互の連結手段によって連通されているため、テントに収容された多数の人員が空間を共同で使用することが出来、テント間の行き来と対話などが容易になって、上述のような連結手段とテントとの接合構造により、降雨時にも濡れずにテント間を相互に自由に往来することができる。
【0026】
また、テントに変形を加えることなく、連結手段によって簡単にテントの有効空間を拡張できるから、テント空間の有効利用性と、拡張された空間の効用性が一層向上して、簡便な操作と構造で、テントをより有用に活用することが可能となるなど多大な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の第1実施形態である連結拡張部材により連結された複数のテント間の連結状態を模式的に示す側面図である。
【図2】図1の側面に沿った断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態である連結拡張部材により連結された大小のテント間の連結状態を模式的に示す側面図である。
【図4】本発明の連結拡張部材の一例を示す斜覗図である。
【図5】本発明の連結拡張部材によるテントの出入口との接合状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態を示す側面図であり、図2はその連結方向の断面図である。
【0029】
この実施形態によれば、同じ大きさの複数のテント(T)(T)の出入口(U)(U)が相互向かい合い拡張空間のための間隔を置いて並列に設置する。多数個のテントを設置する場合は、各テント(T)(T)の前後側にそれぞれ形成された出入口(U)(U)を相互に向かい合わせて直列に設置する。
【0030】
間隔を置いて設置された複数のテント(T)(T)の向かい合う出入口(U)(U)間の空間部に、屋根を有する連結手段(C)を設置し、連結手段(C)の両端部を各テント(T)(T)の出入口に連接して、テント(T)(T)の内部空間と連通する空間を形成し、各テントの有効空間を拡張する。
【0031】
図4及び図5に示すとおり、本発明において連結手段(C)は、複数のテント間の空間をカバーできる屋根布地(1a)と側面布地(1b)からなる∩型断面の連結幕(1)と、連結幕(1)の開放側両端部から外方に延設して形成され、テント(T)の出入口(U)と連接するカラープレート(2a)からなる連接部(2)と、連接部(2)の縁端に形成されテントの出入口の縁部内面に接合する接合部(2b)と、接合部(2b)に形成された接合具(2c)と、連結幕(1)の開放側両端部の側面に沿って延設されテントの出入口の縁部外面に接合する接合具(3c)を有する接合片(3)とから構成され、複数のテントの出入口に連接するようになっている。
【0032】
本実施形態を示す図4には、連結幕(1)の接合具(2c)としてトグルが表示されており、この接合具(2c)と接合するテント(T)の出入口の内面に形成された接合具は図4に示すようにループからなり、テント(T)の出入口の外面に接合する接合片(3)の接合具(3c)はべルクロテープ(登録商標名)が使われているから、テント(T)にも対応するべルクロテープ(登録商標名)が使われる。
【0033】
また、第5図に示すとおり連結手段の一部である連結幕(1)の一方の開放側端部に伸縮性バンド(eb)が縫い付けられており、この連結幕(1)の一方の端部に伸縮作用を持たせている。
【0034】
図2に示したとおり、所定の間隔を置いて設置された複数のテント(T)(T)の出入口(U)(U)の内部に連結幕(1)の両端部に形成された連接部(2)であるカラープレート(2a)を差し入れる。この差し入れられたカラープレート(2a)をテントの出入口の内側面に折り込み、その連接部(2)の接合部(2b)に備えられた接合具(2c)をテント側に備えられた対応の接合具(符号なし)に接合する。図4において連結幕(1)の連接部(2)の接合具(2c)としてトグルを、テントの対応側の接合具としてループを表示している。
【0035】
また、連結幕(1)に形成された接合片(3)の接合具(3c)をテントの出入口の対応する外面位置に設けられた接合具を以って接合しテントの出入口周辺に固定する。
連結幕(1)の下端部は、テントの場合と同様に固定リング(4)とピン(4p)を利用して地面に固定する。
【0036】
複数のテント(T)(T)の出入口(U)(U)間は連結手段(C)の一部である連結幕(1)が連接されるので、複数のテント(T)(T)の内部の空間同士が連結手段(C)である連結幕(1)を通して連通すると同時に連結手段によって一つの追加空間が形成され、テント(T)(T)の有効空間が拡張される。
【0037】
更に連結幕(1)はカラープレート(2a)からなる連接部(2)と、接合片(3)とによってテントの出入口を二重で接合しているので、テント(T)(T)と連結幕(1)との接合部分が雨風に靡くことがなく、漏水も無く安全性が維持される。
【0038】
また、テント(T)の他の出入口(U)も連結幕(1)によって連結され、複数のテント(T)(T)の内部の出入が可能となり、各テントに収容中の人員は自由に行き来と対話が可能となり、拡張された有効空間を共同に使用することが出来る。
【0039】
図3は本発明の第2実施形態を示し、大きいテント(T)と、相対的に小さいテント(t)とを、その各出入口(U)(u)を拡張空間を形成するために間隔を置いて相互に向い合わせて設置し、連結手段(C)である連結幕(1)の他方の端部を前記第1実施形態と同様に、大きいテント(T)の出入口(U)の内部に接合手段によって二重に接合する。連結手段(C)の一部である連結幕(1)の一方の端部に沿って伸縮性バンド(eb)が縫い付けられており、縫い付けられた伸縮性バンド(eb)の部分を小さいテント(t)の屋根(R)の上に覆い被せ、伸縮性バンド(eb)の縫い付けられた連結幕(1)の上端部に固着したロープ(r)を小さいテント(t)の本体に斜めに掛け渡して、地面にピン(p)で引っ張って固定させることにより、連結手段をもってテントの有効空間を拡張する。
【0040】
このとき、小さいテント(t)の屋根に覆われている連結幕(1)の伸縮性バンド(eb)の部分は、それ自体の伸縮作用によって小さいテント(t)の屋根(R)に密着保持される。これによって、連結幕(1)は大きいテント(T)と小さいテント(t)の間に固定されると同時に連結幕(1)の屋根(1a)は弛まずに引き締められた状態に維持されて、風に靡くことも無く降雨時にも小さいテントの屋根に流れる雨水が拡張した内部空間に流れ込むこともない。
【0041】
大きいテント(T)と小さいテント(t)の固有空間が連結手段(C)によって相互連通すると同時に連結幕(1)によって同一空間を共有することができ、各テントの有効空間が拡張され、各テント(T)(t)に収容中の人員は拡張空間を共同に活用でき、テント問の行き来が容易になって降雨時にも濡れることなく、複数のテント間を相互に自由往来することができる。
【0042】
テントを使用した後には連結幕を分離するとそれぞれのテントとして折り畳み、連結手段をも含めて各自が簡単に携帯運搬することができる。
【0043】
以上の説明からも理解できるとおり、本発明はテントの構造の変更なしに複数のテントを利用して連結手段の簡単な付加によって有効な空間が拡張できるので、テントの効用性が増大しより有用に使用することができるだけでなく、その連結も外部環境の影響を受けることがない本発明に特有の連結構造であるため、テント(T)(T)や(T)(t)と連結幕(1)との接合部分が雨風に靡くことがなく、漏水も無く安全性が維持される。
【符号の説明】
【0044】
1:連結幕
1a:屋根布地
1b:側面布地
2:連接部
2a:カラープレート
2b:接合部
2c:接合具
3:接合片
3c:接合具
4:固定リング
4p:ピン
T:大きいテント
t:小さいテント
C:連結手段
U,u:出入口
R:屋根
r:ロープ
eb:伸縮性バンド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空間拡張のために出入口を互いに向かい合わせて所望の間隔を置いて設置された複数のテントの間を、各出入口間が連通されるように脱着可能に連接する、屋根を有する連結手段を有し、複数のテントの有効空間を拡張可能としてなることを特微とする複数のテント間の連結拡張部材。
【請求項2】
連結手段(C)は、屋根布地(1a)と側面布地(1b)とからなる∩型断面を有する連結幕(1)と、連結幕(1)の開放側両端部に形成されテントの出入口の内側と連接するカラープレート(2a)からなる連接部(2)と、連接部(2)の縁端に形成されテントの出入口の縁部内面に接合する接合部(2b)と、連結幕(1)の開放側両端部の側面に沿って延設されテントの出入口の縁部外面に接合する接合具(3c)を有する接合片(3)とを備え、複数のテント間に連接されることを特徴とする請求項1記載のテント間の連結拡張部材。
【請求項3】
前記連結幕(1)の少なくとも一方の開放側端縁に沿って伸縮性バンド(eb)が縫着されてなることを特徴とする請求項2記載のテント間の連結拡張部材。
【請求項4】
前記連結手段(C)は大型テントと小型テントの出入口間を連接する連結幕(1)を有し、その連結幕(1)の他方の開放側端縁は大型テントの出入口側に直接連接される接合部を有し、連結幕(1)の一方の開放側端縁に沿って伸縮性バンド(eb)が縫着されるとともに、前記一方の開放側端部の上端に小型テントの屋根と地面との間を屋根に密着するように掛け渡されるロープの一端が取り付けられてなり、該ロープの他端には地面に固定するための固定具を有してなり、前記接合部は連結幕(1)の開放側両端部に形成されテントの出入口の内側と連接するカラープレート(2a)からなる連接部(2)と、連接部(2)の縁端に形成されテントの出入口の縁部内面に接合する接合部(2b)と、連結幕(1)の開放側両端部の側面に沿って延設されテントの出入口の縁部外面に接合する接合具(3c)を有する接合片(3)とを備えてなることを特徴とする請求項1記載のテント間の連結拡張部材。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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