説明

テント

【課題】垂直側面タイプでありながら、フレームをコンパクトな収納状態に畳む作業と、シートを被せることができる使用状態にする作業を、ごく簡単に行うことができるテントを提供する。
【解決手段】連結フレーム23、25はメインフレーム7、9の縦部材17a、17bより外側へ突出して備えられており、連結フレーム27、29はメインフレーム7、9の横部材11a、11bの上面より高い位置に備えられているので、図8、図9に示すように、メインフレーム7とメインフレーム9とを当接させてぴったり重ね合わせることができる。即ち、連結フレーム23、25はメインフレーム7、9より外側に位置し、また連結フレーム27、29はメインフレーム7、9に上下方向に重なるので、連結フレーム23、25、27、29はメインフレーム7、9に接触しない位置に備えられることなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はテントに係る、特に4つのほぼ垂直な側面をもつテントに関するものである。
【背景技術】
【0002】
テントは通常フレームと、このフレームに支持されフレームに対し着脱可能なシートによって構成されている。テントの形状は傾斜する側面を有するタイプ、ほぼ垂直に立つ4つの側面をもつタイプ等、種々あるが垂直に立つ4つの側面をもつタイプ(以下、垂直側面タイプという。)のものが、内部で人が立って動くことが多い場合には好都合である。例えば災害時における仮設トイレ、仮設のシャワー室を構成する場合には、垂直側面タイプのテントが最も適している。
【0003】
垂直側面タイプのテントフレームは、金属パイプによって構成される一対のメインフレームと、このメインフレームどうしを連結する連結フレームとによって構成されている。
メインフレームは横方向へ延びる横部材と、この横部材の両端部に連なり縦方向に延びる縦部材を有するほぼ長方形の枠状体から成る。また連結フレームは互いに対向して配置される前記メインフレームの、互いに対向する縦部材どうしを連結する部材である。
上記のようにして平面視が四角形の枠状になるように組み立てられたフレームにシートを被せて、シートによって遮蔽された内部空間を形成する。垂直側面タイプのテントは内側面もほぼ垂直で、内部空間も広く取れるという長所を有している。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、フレームの平面視が四角形であり、しかもメインフレームがほぼ長方形の枠状体であるため、そのままでは相当に嵩張る。そこで、メインフレームどうしがぴったりと当接するように重ね合わせて収納可能とするため、メインフレームと連結フレームとを分離可能な構造として、テントの設置、撤去に際して、メインフレームと連結フレームの連結、分解作業を行っている。これでは作業が煩雑であるばかりか、作業に相当な時間を要してしまうことになる。特に災害時において仮設トイレを設置する場合は、一刻も早く設置作業を完了する必要があり、メインフレームと連結フレームをいちいち連結する作業が必要なテントは不向きである。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、垂直側面タイプでありながら、フレームを構成するメインフレームと連結フレームどうしがぴったりと当接して重なり合うコンパクトな収納状態に畳む作業と、シートを被せることができる使用状態にする作業を、ごく簡単に短時間に行うことができるテントを提供することを、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、フレームと、前記フレームに着脱可能に被せられるシートを有し、前記フレームは横方向へ延びる横部材と前記横部材に連なり縦方向へ延びる縦部材とを有する一対のメインフレームと、互いに対向して配置された前記メインフレームの互いに対向する縦部材どうしを連結する連結フレームとを具備するテントにおいて、
前記連結フレームとメインフレームは互いに回動可能な回動部を介して取り付けられ、且つ前記回動部の回動中心どうしを結ぶ直線のうちの少なくとも1つの距離が他の直線の距離と異なることを特徴とするテントである。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載したテントにおいて、連結フレームは、フレームを対角方向に位置する回動部どうしを接近させ、更にメインフレームどうしが重なるように前記接近した回動部を中心に二つ折りにした状態で、メインフレームに接触しない位置に備えられていることを特徴とするテントである。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載したテントにおいて、連結フレームの下面が、メインフレームの横部材の上面より高い位置に備えられていることを特徴とするテントである。
【0008】
請求項4の発明は、請求項2に記載したテントにおいて、連結フレームはメインフレームの縦部材より外側へ突出して備えられていることを特徴とするテントである。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1から4のいずれかに記載したテントにおいて、フレームには対角方向に位置する回動部どうしが接近する方向へ移動するのを規制する規制部材が着脱自在に備えられていることを特徴とするテントである。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれかに記載したテントにおいて、シートの内側と外側とを貫通する状態でシートに取り付けられる取り付け部材が設けられ、前記取り付け部材のシートの外側に位置する部分が固定物とテントとを連結する連結体を取り付ける連結体取付け部になっており、シートの内側に位置する部分がフレームに連結されるフレーム連結部になっていることを特徴とするテントである。
【発明の効果】
【0011】
本発明のテントによれば、垂直側面タイプでありながら、フレームをコンパクトな収納状態に畳む作業と、シートを被せることができる使用状態にする作業を、ごく簡単に且つ短時間で行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施の形態に係るテント1を図面にしたがって説明する。
図1に示すようにテント1は主として金属パイプ製のフレーム3と合成樹脂製のシート5とから成り、ほぼ垂直な4つの側面を有する垂直側面タイプのものである。シート5はフレーム3に対し着脱可能に被せられて支持される。
まず、フレーム3の構成について説明する。
フレーム3は一対のメインフレーム7、9を有しており、メインフレーム7とメインフレーム9は同じ形状である。従って。メインフレーム7を代表例として説明し、メインフレーム7の構成部材とメインフレーム9の同じ構成部材については同じアラビア数字を付し、また両構成部材を区別するためにメインフレーム7の構成部材を指すアラビア数字の後にaを付し、またメインフレーム9の構成部材を指すアラビア数字の後にbを付すものとする。
メインフレーム7は横方向へ延びる横部材11aと、この横部材11aの両端部上面には後述する規制部材としてのワイヤ13を連結するリング15がそれぞれ取り付けられている。
【0013】
また、横部材11aの両端部には縦方向へ延びる縦部材17a、19aがそれぞれ連なって設けられており、縦部材17aと縦部材19aの上端部どうしは連結部材21aによって連結されており、メインフレーム7は枠状を為している。
互いに対向して配置された一対のメインフレーム7、9は4つの連結フレーム23、25、27、29を介して連結されている。
連結フレーム23、25は、メインフレーム7の互いに対向する縦部材17aと縦部材17bとを回動部31を介して連結し、また連結フレーム27、29は、メインフレーム9の互いに対向する縦部材19aと縦部材19bとを回動部31を介して連結している。従って、回動部31は合計8ヶ所設けられている。
【0014】
図3に詳細に示すように回動部31は回動パイプ33、この回動パイプ33に固定された回動軸35によって構成されている。回動軸35の上下部分は途中部分で分離された縦部17a、17b、19a、19bに回動自在にそれぞれ挿入されており、縦部17a、17b、19a、19bのそれぞれ分離された部分どうしを連結している。
また、回動パイプ33には、連結フレーム23、25、27、29の両端部が固定されており、連結フレーム23、25、27、29と縦部17a、17b、19a、19bに対しそれぞれ相対的に回動可能となっている。
連結フレーム23、25の長さ寸法は100cmであり、連結フレーム27、29の長さ寸法は98cmである。また、メインフレーム7の横部11aの長さ寸法、メインフレーム9の横部11bの長さ寸法は共に100cmである。
【0015】
下側の回動部31の回動中心P(回動軸35の軸芯)どうしを結ぶ4つの直線のうち、1つが他の直線より短い距離となっている。即ち、連結フレーム23とほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L1a、メインフレーム7の横部11aとほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L2a、メインフレーム9の横部11bとほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L3aは等しく、連結フレーム27とほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L4aだけが前記直線の距離L1a、距離L2a及び距離L3aより短くなるように設定されている。
【0016】
また、上側の回動部31の回動中心P(回動軸35の軸芯)どうしを結ぶ4つの直線のうち、1つが他の直線より短い距離となっている。即ち、回動中心Pどうしを結ぶ連結フレーム25とほぼ平行になる直線の距離L1b、メインフレーム7の横部11aとほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L2b、メインフレーム9の横部11bとほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線L3bの距離は等しく、連結フレーム29とほぼ平行になる回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L4bだけが前記直線の距離L1b、距離L2b及び距離L3bより短くなるように設定されている。
【0017】
連結フレーム23、25はメインフレーム7、9の縦部材17a、17bより外側へ突出して備えられており、連結フレーム23、25の縦部材17a、17bに対向する面と縦部材17a、17bとの間の寸法Mは2cmである。
また、連結フレーム27、29はメインフレーム7、9の横部材11a、11bの上面より高い位置に備えられており、連結フレーム27、29の下面と横部材11a、11bの上面との間の寸法Nは2cmである。
なお、連結フレーム25には、面ファスナの雄側37が取り付けられている。
【0018】
シート5の構成について説明する。
シート5は下面が開口しており、前面にファスナ39、41が設けられている。また、シート5の内側の下端部の角部にはバンド43がそれぞれ設けられており、このバンド43の一端部と他端部には面ファスナの雄側と雌側が固定されており、ループ状に連結できるようになっている。
更に、シート5の内側の上端部の角部には取り付け部材としてのバンド45がそれぞれ設けられており、この固定バンド45は図4に示すようにシート5の内側と外側を貫通する状態でシート5に固定されている。即ち、シート5を縫製する際に、シート5の構成部材5a、5bと共に重ね合わされて糸47によって縫い合わされている。
【0019】
バンド45のシート5の外側に位置する部分が後述する固定物としての杭49とテント1とを連結する連結体としてのロープ52を取り付ける連結体取付け部としてのロープ連結部45aになっている。またバンド45のシート5の内側に位置する部分がフレーム3に連結されるフレーム連結部45bとなっている。フレーム連結部45bの一端部と他端部には面ファスナ46の雌側と雄側がそれぞれ設けられている。
【0020】
符号53はマットを示し(図5、図6参照)、このマット53は防水性のシート材55と、このシート材55の内部に備えられた柔軟性を管状体57によって構成されている。菅状体57は外周部に配置され、外周部が一段高くなっており、外周部に囲まれた領域に浅い凹部が形勢されている。
【0021】
次に、このテント1を仮設トイレに適用する場合を例にとり、テント1の組立て、分解方法について説明する。
テント1を組み立てる場合には、フレーム3を図8に示す完全に折り畳んだ状態から、図7に示すようにメインフレーム7、9を開き、更に図に示すようにメインフレーム7とメインフレーム9とが互いに対向する状態にする。そして、ワイヤ13をリング15に取り付ける。ワイヤ13は互いに対角位置にあるリング15どうしを連結するように取り付ける。このようにしてワイヤ13をリング15に取り付けることにより対角方向に位置する回動部31どうしが接近する方向へ移動するのが規制される。
そして、シート5のファスナ39、41を全開にした状態で、シート5をフレーム3に被せる。このシート5をフレーム3に被せる作業は、メインフレーム7を下にしてフレーム3を倒した状態で行うと、小柄な者でも容易に行うことができる。
【0022】
次に、バンド43をフレーム3に巻き付けて面ファスナによって、バンド43をループ状に連結して固定する。
4つのバンド43のうちの2つはメインフレーム7、9の縦部材17a、17bと連結フレーム23の両方にそれぞれ巻き付け、残りの2つのバンド43は縦部材19a、19bにそれぞれ巻き付ける。
【0023】
また、4つのバンド45のフレーム連結部45bのうちの2つはメインフレーム7、9の縦部材17a、17bと連結フレーム25の両方にそれぞれ巻き付け、残りの2つのバンド45のフレーム連結部45bは縦部材19a、19bにそれぞれ巻き付ける。
次いで、4本のロープ52の一端を4つのロープ連結部45aにそれぞれ連結し、他端を地面に打ち込んだ4本の杭49にそれぞれ連結する。既述のようにロープ連結部45aはフレーム3に連結されたフレーム連結部45bと一体になっているので、テント1を杭49にロープ52を介して強固に固定することができる。
【0024】
次に、連結フレーム25にトイレットペーパーのホルダ59と便座シートのケース61を固定する。この固定はホルダ59とケース61に設けられた面ファスナの雌側部(図示せず)を、連結フレーム25の雄側部37に取り付けることによって行う。
そして、マット53を横部材11a、11bと連結フレーム23、27に囲まれた領域に置く。次に、このマット53上に手摺り63と便器65を設置する。
このようにしてテント1を用いた仮設トイレが完成する。
【0025】
テント1を撤去するために分解する場合には、フレーム3を図10に示す完全に開いた平面視がほぼ正方形の状態から、図11に示すように対角方向に位置する回動部31が互いに接近するように畳み、フレーム3を平面視がほぼ菱形になるようにする。
そして、フレーム3を図7、図12に示すように、互いに近づけた回動部31を中心に二つ折りにして、図8に示すようにメインフレーム7とメインフレーム9とが重なるように折り畳み、収納状態とする。
【0026】
既述のように、回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L1a、L2a、L3aは等しく、距離L4aだけが前記直線の距離L1a、距離L2a及び距離L3aより短くなるように設定され、また、回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離L1b、L2b、距離L3bは等しく、連結フレーム23とほぼ平行になる直線の距離L4bだけが前記直線の距離L1b、距離L2b及び距離L3bより短くなるように設定されている。
しかも、連結フレーム23、25はメインフレーム7、9の縦部材17a、17bより外側へ突出して備えられており、連結フレーム27、29はメインフレーム7、9の横部材11a、11bの上面より高い位置に備えられているので、図8、図9に示すように、メインフレーム7とメインフレーム9とを当接させてぴったり重ね合わせることができる。即ち、連結フレーム23、25はメインフレーム7、9より外側に位置し、また連結フレーム27、29はメインフレーム7、9に上下方向に重なるので、連結フレーム23、25、27、29はメインフレーム7、9に接触しない位置に備えられることなる。
従って、フレーム3を二つ折りして、メインフレーム7とメインフレーム9とを当接させてぴったり重ね合わせることができ、しかも連結フレーム23、25、27、29がメインフレーム7、メインフレーム9に接触することがない。よって、フレーム3をコンパクトな収納状態に畳むことができる。
【0027】
上記のようにテント1は垂直側面タイプでありながら、フレーム3を開閉するだけで、コンパクトな収納状態とシートを被せることができる使用状態にすることができる。従って、テントの設置と撤去するための作業をごく簡単に、且つ迅速に行うことが可能である。
【0028】
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、本発明のテントを仮設トイレに適用する場合を示したが、本発明はこれに限定されず、仮設のシャワー室等に適用することも可能である。
また、上記実施の形態で面ファスナを用いた箇所にホック等の他の固定手段を用いてもよいのは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明のテントは、仮設トイレ、仮設のシャワー室だけでなく、災害時やキャンプ等に使用する居住用にも利用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態に係るテントを用いた仮設トイレの斜視図である。
【図2】図1のテントのフレームの斜視図である。
【図3】(a)は図2のフレームの回動部の斜視図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図4】図1のテントのバンドのロープ取付け部とフレーム取付け部近傍の斜視図である。
【図5】マットの斜視図である。
【図6】図5のB−B断面図である。
【図7】図2のフレームを畳む途中の状態の斜視図である。
【図8】図2のフレームを二つ折りに畳んだ状態の斜視図である。
【図9】図8のフレームを二つ折りに畳んだ状態の底面図である。
【図10】図1のフレームを畳む手順を説明するための図2に対応する状態の平面を簡略して示す図である。
【図11】図1のフレームを畳む手順を説明するため平面を簡略して示す図である。
【図12】図1のフレームを畳む手順を説明するための図7に対応する状態の平面を簡略して示す図である。
【符号の説明】
【0031】
1…テント 3…フレーム 5…シート
5a、5b…シート構成部材
7、9…メインフレーム 11a、11b…横部材
13…ワイヤ 15…リング 17a、17b…縦部材
19a、19b…縦部材 21a、21b…連結部材
23、25、27、29…連結フレーム 31…回動部
33…回動パイプ 35…回動軸 37…面ファスナ
39、41…ファスナ 43、45…バンド
45a…ロープ取付け部 45b…フレーム取付け部
46…面ファスナ 47…糸 49…杭
52…ロープ 53…マット 55…シート材
57…管状体 59…トイレットペーパーのホルダ
61…便座シートのケース
L1a、L2a、L3a、L4a…回動部の回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離
L1b、L2b、L3b、L4b…回動部の回動中心Pどうしを結ぶ直線の距離

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームと、前記フレームに着脱可能に被せられるシートを有し、前記フレームは横方向へ延びる横部材と前記横部材に連なり縦方向へ延びる縦部材とを有する一対のメインフレームと、互いに対向して配置された前記メインフレームの互いに対向する縦部材どうしを連結する連結フレームとを具備するテントにおいて、
前記連結フレームとメインフレームは互いに回動可能な回動部を介して取り付けられ、且つ前記回動部の回動中心どうしを結ぶ直線のうちの少なくとも1つの距離が他の直線の距離と異なることを特徴とするテント。
【請求項2】
請求項1に記載したテントにおいて、連結フレームは、フレームを対角方向に位置する回動部どうしを接近させ、更にメインフレームどうしが重なるように前記接近した回動部を中心に二つ折りにした状態で、メインフレームに接触しない位置に備えられていることを特徴とするテント。
【請求項3】
請求項2に記載したテントにおいて、連結フレームの下面が、メインフレームの横部材の上面より高い位置に備えられていることを特徴とするテント。
【請求項4】
請求項2に記載したテントにおいて、連結フレームはメインフレームの縦部材より外側へ突出して備えられていることを特徴とするテント。
【請求項5】
請求項1から4のいずれかに記載したテントにおいて、フレームには対角方向に位置する回動部どうしが接近する方向へ移動するのを規制する規制部材が着脱自在に備えられていることを特徴とするテント。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載したテントにおいて、シートの内側と外側とを貫通する状態でシートに取り付けられる取り付け部材が設けられ、前記取り付け部材のシートの外側に位置する部分が固定物とテントとを連結する連結体を取り付ける連結体取付け部になっており、シートの内側に位置する部分がフレームに連結されるフレーム連結部になっていることを特徴とするテント。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2009−84807(P2009−84807A)
【公開日】平成21年4月23日(2009.4.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−252845(P2007−252845)
【出願日】平成19年9月28日(2007.9.28)
【出願人】(500179448)有限会社サイトー (3)
【Fターム(参考)】