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テント
説明

テント

【課題】出入りがし易く且つ汎用性の高いテントを提供する。
【解決手段】テントは、環状配置されたシート100a〜dと、シート100a〜dを支持するフレームと、シート100a〜dに支持されるシート100eとを備えている。シート100a〜dの上辺部130a〜dがシート100eの辺部110e〜140eに連結され、シート100a〜100dの第1側辺部110a〜110dと第2側辺部120a〜120dとが連結されている。第1側辺部110aと第2側辺部120cとの間及び第2側辺部120aと第1側辺部110dとの間に線ファスナ300aが設けられている。線ファスナ300aにより、第1側辺部110aと第2側辺部120cとの間及び第2側辺部120aと第1側辺部110dとの間の連結が解除された状態で、シート100aは、上辺部130aを支点として回動可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として屋外で使用されるテントに関する。
【背景技術】
【0002】
この種のテントとしては、環状に配置された正方形の4つの第1シートと、前記第1シートに支持された正方形の第2シートと、前記第1シートを各々拡張させた状態で支持する4つのX字状の第1フレームと、前記第2シートを拡張させた状態で支持するX字状の第2フレームとを備えているものがある(特許文献1参照)。第1シートの一つは、対応する前記第1フレームに沿って略く字状(横向き略V字状)にカットされ、当該カット部からテント内に出入り可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】CN200920196862.0号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、前記カット部は、第1シートが略く字状にカットされただけであるので、テント内に出入りし難かった。また、前記テントは、カット部から出入りする構成であるため、個人用のテントとしてしか使用することができなかった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、内部に出入りがし易く且つ汎用性を向上させることが可能なテントを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の第1テントは、環状に配置された四角形の3以上の第1シートと、前記第1シートを四角形状に拡張させた状態で支持する3以上の第1フレームと、前記第1シートに支持される第2シートとを備えている。前記第1シートは、上辺部及び第1、第2側辺部を有している。前記第2シートは、3以上の辺部を有している。前記第1シートの前記上辺部が前記第2シートの辺部に各々連結され、隣り合う前記第1シートの前記第1側辺部と前記第2側辺部とが各々連結されている。前記第1シートのうちの少なくとも一つの前記第1シートの前記第1側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第2側辺部との間及び前記一つの第1シートの前記第2側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第1側辺部との間には、連結解除手段が設けられている。前記連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記第1、第2側辺部と前記他の第1シートの前記第2、第1側辺部との連結が解除された状態で、前記一つの第1シートは、当該一つの第1シートの前記上辺部を支点として回動可能である。
【0007】
このような発明の態様による場合、一つの第1シートが、上辺部を支点として回動し開くようになっている。すなわち、一つの第1シートが開くことにより開放された空間が出入り口となるので、第1テント内に出入りし易くなる。しかも、一つの第1シートが、上辺部を支点として回動し開くことにより、テントの形態が変わる。また、一つの第1シートが開いた状態で、他のテントや車等に接続することが可能であるので、第1テントは個人用のテントとしてだけでなく、運動会やイベント等の集会用テントとしても使用することができる。すなわち、第1テントの使用用途が広がるので、第1テントの汎用性を向上させることができる。
【0008】
本発明の第2テントは、環状に配置された四角形の3以上の第1シートと、前記第1シートを四角形状に拡張させた状態で支持する3以上の第1フレームと、前記第1シートに支持される第2シートとを備えている。前記第1シートは、上辺部及び第1、第2側辺部を有している。前記第2シートは、3以上の辺部を有している。前記第1シートの前記上辺部が前記第2シートの辺部に各々連結され、隣り合う前記第1シートの前記第1側辺部と前記第2側辺部とが各々連結されている。前記第1シートのうちの少なくとも一つの前記第1シートの前記上辺部と、当該一つの第1シートに隣接する前記第2シートの前記辺部との間及び前記一つの第1シートの前記第1側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第2側辺部との間には、連結解除手段が設けられている。前記連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記上辺部と前記第2シートの前記辺部との連結が解除され、前記一つの第1シートの前記第1側辺部と前記他の第1シートの前記第2側辺部との連結が解除された状態で、前記一つの第1シートは、当該第1シートの第2辺部を支点として回動可能である。
【0009】
このような発明の態様による場合、一つの第1シートが、第2側辺部を支点として回動し開くようになっている。すなわち、一つの第1シートが開くことにより形成された空間が出入り口となるので、第2テント内に出入りし易くなる。しかも、一つの第1シートが、上辺部を支点として回動し開くことにより、テントの形態が変わる。また、一つの第1シートが開いた状態で、他のテントや車等に接続することが可能であるので、第2テントは個人用のテントとしてだけでなく、運動会やイベント等の集会用テントとしても使用することができる。すなわち、第2テントの使用用途が広がるので、第2テントの汎用性を向上させることができる。
【0010】
前記第1、第2テントは、前記一つの第1シートの第1側辺部に隣接する前記他の第1シートの前記第2側辺部と、前記一つの第1シートの第2側辺部に隣接する前記他の第1シートの前記第1側辺部との間を連結する連結部を更に備えた構成とすることが可能である。このような発明の態様による場合、連結部が2つの他のシートの第2、第1側辺部間を連結しているので、一つの第1シートが開いた状態で、2つの他のシートの第2、第1側辺部間が離間することを防ぎ、当該離間により第1、第2テントの展開状態が不安定になるのを抑止することができる。
【0011】
前記第1テントは、前記一つの第1シートの上辺部と前記第2シートの辺部との間にも前記連結解除手段が設けられた態様とすることが可能である。このような発明の態様による場合、連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記第1、第2側辺部と前記他の第1シートの前記第2、第1側辺部との連結及び前記一つの第1シートの前記上辺部と前記第2シートの前記辺部との連結が解除可能となる。よって、一つの第1シートは、当該第1シートの第1、第2側辺部と隣接する他の第1シートの第2、第1側辺部との連結が解除された状態で、当該一つの第1シートの前記上辺部を支点として回動させたり、当該一つの第1シートの上辺部、第1側辺部と隣接する第2シートの辺部、他の第1シートの第2側辺部との連結が解除された状態で、当該一つの第1シートの第2辺部を支点として回動させたり、当該一つの第1シートの第1、第2側辺部及び上辺部と他の第1シートの第2、第1側辺部及び第2シートの辺部との連結が解除された状態で、当該一つの第1シートを第1テントから取り外したりすることができる。よって、第1テントの汎用性を更に向上させることができる。
【0012】
前記連結解除手段は面ファスナ又は線ファスナとすることが可能である。
【0013】
前記第1シート及び第1フレームが4つであり、前記第2シートが4つの辺部を有している場合、前記第1、第2テントは、前記第2シートを四角形状に拡張した状態で支持する第2フレームを更に備えた構成とすることが可能である。
【0014】
前記第1フレームは、前記第1シートの中心部に固着された中心軸と、前記中心軸から放射状に延びた4つの脚部とを有する構成とすることが可能である。前記脚部は、前記中心軸に軸支された第1端部と、前記第1端部の反対側であり且つ前記第1シートの角部に固着された第2端部とを有している。前記脚部が前記中心軸を支点として当該脚部が互いに略平行となる開位置との間で回動自在となっている。
【0015】
前記第1、第2フレームは、前記第1、第2シートの中心部に固着された中心軸と、前記中心軸から放射状に延びた4つの脚部とを有する構成とすることが可能である。前記脚部は、前記中心軸に軸支された第1端部と、前記第1端部の反対側であり且つ前記第1、第2シートの角部に固着された第2端部とを有している。前記脚部が前記中心軸を支点として当該脚部が互いに略平行となる閉位置とX字状に展開する開位置との間で回動自在となっている。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1A】本発明の実施例1に係るテントの正面図である。
【図1B】前記テントの背面図である。
【図1C】前記テントの平面図である。
【図1D】前記テントの底面図である。
【図1E】前記テントの右則面図である。
【図1F】前記テントの左側面図である。
【図1G】前記テントの正面、平面及び右側面図を表した斜視図である。
【図2A】前記テントの図1A中のA−Bの交差領域の拡大図である。
【図2B】前記テントの図1A中のC−Eの交差領域の拡大図である。
【図2C】前記テントの図1A中のA−Dの交差領域の拡大図である。
【図3A】前記テントのシートとフレームとの関係を示す説明図である。
【図3B】前記テントのフレームの中心軸及び脚部の第1端部との接続を示す拡大図である。
【図4A】前記テントの一つのシートが上に開いた状態を示す正面図である。
【図4B】前記テントの一つのシートが横に開いた状態を示す正面図である。
【図5A】前記テントの一つのシートが上に開いた状態を示す右側面図である。
【図5B】前記テントの一つのシートが横に開いた状態を示す右側面図である。
【図6A】前記テントの二つのシートが上に開いた状態を示す右側面図である。
【図6B】前記テントの二つのシートが横に開いた状態を示す右側面図である。
【図6C】前記テントの一つのシートが上に開き、一つのシートが横に開いた状態を示す右側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施例1に係るテントについて図1A〜図6Cを参照しつつ説明する。
【実施例1】
【0018】
図1A〜図1Gに示すテントは、シート100a〜100d(第1シート)と、シート100e(第2シート)と、X字状のフレーム200a〜200d(第1フレーム)と、X字状のフレーム200e(第2フレーム)と、線ファスナ300a、300b(連結解除手段)と、連結紐400a、400b(連結部)を備えている。以下、前記テントの各構成要素について詳しく説明する。
【0019】
シート100a〜100dは、ナイロンタフタやポリエステルタフタ等の四角形の防水性を有する布地であって、角環状に配置されている。シート100eは、シート100a〜100dに支持されたナイロンタフタやポリエステルタフタ等の四角形の防水性を有する布地である。シート100a〜100eは、外面と、内面とを有している。シート100a〜100eの外面の中央部には、紐状のハンドル101a〜101eが設けられている。シート100a〜100eの内面の4つ角部には、ポケット102a〜102eが設けられている。
【0020】
フレーム200a〜200eは、図3Aに示すように、シート100a〜100eの内面に取り付けられている。フレーム200a〜200eは、中心軸210a〜210eと、4本の脚部220a〜220eとを有している。中心軸210a〜210eは、シート100a〜100eの内面の中央部(ハンドル101a〜101eの裏側部分)に固着された円柱である。中心軸210a〜210eのシート対向面には、図3Bに示すように4つのスリット211a〜211eが設けられている。脚部220a〜220eは、中心軸210a〜210eから放射状に延びたポールである。脚部220a〜220eは、長さ方向の第1端部221a〜221eと、その反対側の第2端部222a〜222eとを有している。第1端部221a〜221eはスリット211a〜211eに挿入され、中心軸210a〜210eに軸支されている。これにより、脚部220aは、中心軸210a〜210eを支点として当該脚部220aが略平行に配置される閉位置とX字状に展開される開位置との間で回動自在となっている。第2端部222a〜222eは、シート100a〜100eのポケット102a〜102eに挿入されている。
【0021】
中心軸210a〜210eを挟んで対向する2つの脚部220a〜220eの長さ寸法は、シート100a〜100eの対角線の長さよりも長い。換言すると、中心軸210a〜210eを挟んで対向する2つの脚部220a〜220eの第2端部222間の距離が、シート100a〜100eの対角線の長さよりも長い。このため、脚部220a〜220eは前記開位置に位置したとき、中心軸210a〜210eを中心として外側に湾曲する。これにより、フレーム200a〜200eが、シート100a〜100eを外側に押圧し、当該シート100a〜100eが四角形状に拡張した状態で支持される。脚部220a〜220eは前記閉位置に位置したとき、シート100a〜100eは、固着された中心軸210a〜210eに引っ張られ、フレーム200a〜200eと共に折り畳まれる。
【0022】
また、シート100a〜100dは、第1、第2側辺部110a〜110d、120a〜120dと、上辺部130a〜130dと、下辺部とを有している。シート100eは、4つの辺部110e〜140eを有している。上辺部130bと辺部120eとは連結されている。上辺部130dと辺部140eとは連結されている。換言すると、シート100b、100d及び100eは連続したシートとなっている。
【0023】
線ファスナ300aは、図1A、図1G及び図2A〜図2Cに示すように、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間に設けられている。すなわち、線ファスナ300aが、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間を着脱自在に連結している。線ファスナ300aは2つのスライダ311a、312aを有している。このスライダ311a、312aを移動させることで、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び/又は隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間が連結されたり当該連結が解除されたりする。
【0024】
線ファスナ300bは、図1Bに示すように、隣接する第1側辺部110cと第2側辺部120dとの間、隣接する上辺部130cと辺部130eとの間及び隣接する第1辺部110bと第2側辺部120cとの間に設けられている。すなわち、線ファスナ300bが、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間を着脱自在に連結している。線ファスナ300bは、2つのスライダを有している。スライダを移動させることで、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び/又は隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間が連結されたり当該連結が解除されたりする。
【0025】
連結紐400aは、シート100bの第2側辺部120bの下端とシート100dの第1側辺部110dの下端とを連結する紐である。連結紐400bは、シート100bの第1側辺部110bの下端とシート100dの第2側辺部120dの下端とを連結する紐である。
【0026】
以下、上述したテントの使用方法について詳しく説明すると共に、使用時のテントの各部の動作について併せて説明する。
【0027】
フレーム200a〜200eの脚部220a〜220bが閉位置に位置した状態で、フレーム200a〜200e及びシート100a〜100eが折り畳まれている。これがテントの折り畳み状態である。この折り畳み状態で、シート100a〜100dのハンドル101a〜101eを外側に引っ張ると、フレーム200a〜200eの中心軸210a〜210eが外側に引っ張られる。これにより、脚部220a〜220eが閉位置から開位置にかけて回動する。脚部220a〜220eが開位置に位置すると、脚部220a〜220eが中心軸210a〜210eを中心として外側に湾曲し、当該脚部220a〜220及び中心軸210a〜210eがシート100a〜100eを外側に押圧する。これによりシート100a〜100eが四角形状に拡張した状態でフレーム200a〜200eに支持される。これがテントの展開状態である。
【0028】
展開状態において、テント内に出入りするときには、線ファスナ300aのスライダ311aを隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間の下端から上端にかけて移動させると共に、スライダ312aを隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間の下端から上端にかけて移動させる。これにより、第1側辺部110aと第2側辺部120bとの連結が解除されると共に、隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの連結が解除される。すなわち、シート100aは、上辺部130aのみがシート100eの辺部110eに線ファスナ300aで連結されていることとなる。この状態で、図4A及び図5Aに示すように、シート100aを、上辺部130aを支点として上方に回動させると、テントのシート100aで閉塞された部分が開放される。この開放部が出入り口となる。また、回動させたシート100aの下辺部を車や他のテントに連結させることができる。
【0029】
又は、線ファスナ300aのスライダ311aを隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間の下端から上辺部130aと辺部110eとの間のシート100d側の端まで移動させる。これにより、第1側辺部110aと第2側辺部120bとの連結が解除されると共に、上辺部130aと辺部110eとの連結が解除される。すなわち、シート100aは、第2側辺部120aのみが第1辺部110dに線ファスナ300aで連結されていることとなる。この状態で、図4B及び図5Bに示すように、シート100aを、第2側辺部120aを支点として側方に回動させると、テントのシート100aで閉塞された部分が開放される。この開放部が出入り口となる。また、回動させたシート100aの第1側辺部110aを車や他のテントに連結させることができる。なお、線ファスナ300aのスライダ312aを隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間の下端からから上辺部130aと辺部110eとの間のシート100b側の端まで移動させ、シート100aを、第1側辺部110aを支点として側方に回動させることもできる。
【0030】
また、図6A、図6B及び図6Cに示すように、線ファスナ300aと同様に、線ファスナ300bのスライダを移動させて、シート100cを、上辺部130cを支点として上方に回動させたり第1側辺部110c又は第2側辺部120cを支点として側方に回動させたりすることができる。
【0031】
以上のようなテントによる場合、線ファスナ300aにより隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び/又は隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間の連結を解除させることができる。この連結を解除した状態で、シート100aを第1、第2側辺部110a、120a又は上辺部130aを支点として回動させ、テントのシート100aで閉塞された部分を開放させることができる。同様に、線ファスナ300bにより隣接する第1側辺部110cと第2側辺部120dとの間、隣接する上辺部130cと辺部130eとの間及び/又は隣接する第1辺部110bと第2側辺部120cとの間の連結を解除させることができる。この連結を解除した状態で、シート100cを第1、第2側辺部110c、120c又は上辺部130cを支点として回動させ、テントのシート100cで閉塞された部分を開放させることができる。テントの開放された部分は出入り口となるので、テント内に出入りし易くなる。また、シート100a及び/又はシート100cを回動させることで、テントの形態を変化させることができるので、使用用途が広がる。また、回動させたシート100a及び/又はシート100cを車や他のテントに連結させることもできる。よって、テントの汎用性を向上させることもできる。
【0032】
しかも、連結紐400aでシート100bの第2側辺部120bの下端とシート100dの第1側辺部110dの下端とが連結されており、連結紐400bでシート100bの第1側辺部110bの下端とシート100dの第2側辺部120dの下端とが連結されている。よって、シート100a及び/又はシート100cを回動させることにより(開くことにより)、シート100bの第2側辺部120bとシート100dの第1側辺部110dとの間及び/又はシート100bの第1側辺部110bとシート100dの第2側辺部120dとの間が離間することを防ぐことができる。よって、前記離間により、テントの展開状態が不安定になるのを抑止することができる。
【0033】
なお、上述したテントは、上記実施例1に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
【0034】
上記実施例1では、テントは、角環状に配置された四角形のシート100a〜100d(第1シート)を備えているとした。しかし、本発明に係るテントは、環状に配置された四角形の第1シートを少なくとも3つ備えており、隣り合う前記第1シートの前記第1側辺部と前記第2側辺部とが連結されている限り任意に設計変更することが可能である。例えば、前記テントは、三角形状に配置された3つの第1シートを備えた構成としたり、多角形状に配置された5以上の第1シートを備えた構成としたりすることが可能である。
【0035】
上記実施例1では、シート100e(第2シート)は四角形であり且つ辺部110e〜140eを有するとした。しかし、第2シートは、第1シートに支持されており且つ少なくとも3つの辺部を有する限り任意に設計変更することが可能である。例えば、3つの第1シートが三角形状に配置される場合には、第2シートは三角形状とし且つ第1シートの上辺に連結される3つの辺部を有する構成とすることが可能である。5以上の第1シートが多角形状に配置される場合には、第2シートは多角形状とし且つ第1シートの上辺に連結される5以上の辺部を有する構成とすることが可能である。
【0036】
上記実施例1では、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間、隣接する上辺部130aと辺部110eとの間及び隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間に線ファスナ300a(連結解除手段)が設けられ、隣接する第1側辺部110cと第2側辺部120dとの間、隣接する上辺部130cと辺部130eとの間及び隣接する第1辺部110bと第2側辺部120cとの間に線ファスナ300b(連結解除手段)が設けられているとした。しかし、本発明は、下記の第1、第2の何れかの構成である限り任意に設計変更することが可能である。
【0037】
第1は、第1シートのうちの少なくとも一つの前記第1シートの前記第1側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第2側辺部との間及び前記一つの第1シートの前記第2側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第1側辺部との間に連結解除手段が設けられており、前記連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記第1、第2側辺部と前記他の第1シートの前記第2、第1側辺部との連結が解除された状態で、前記一つの第1シートは、当該一つの第1シートの前記上辺部を支点として回動可能な構成であることである。第2は、前記第1シートのうちの少なくとも一つの前記第1シートの前記上辺部と、当該一つの第1シートに隣接する前記第2シートの前記辺部との間及び前記一つの第1シートの前記第1側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第2側辺部との間には、連結解除手段が設けられており、前記連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記上辺部と前記第2シートの前記辺部との連結が解除され、前記一つの第1シートの前記第1側辺部と前記他の第1シートの前記第2側辺部との連結が解除された状態で、前記一つの第1シートは、当該第1シートの第2辺部を支点として回動可能な構成であることである。
【0038】
例えば、線ファスナ300aで、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間及び隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとの間を着脱可能に連結した構成としたり、線ファスナ300aで、隣接する第1側辺部110aと第2側辺部120bとの間及び隣接する上辺部130aと辺部110eとの間を着脱可能に連結した構成としたりすることができる。前者の場合、隣接する上辺部130aと辺部110eとは連結され、シート100aとシート100eとが連続する布地となる。後者の場合、隣接する第1辺部110dと第2側辺部120aとは連結され、シート100dとシート100aとが連続する布地となる。
【0039】
上記実施例1では、連結解除手段として線ファスナ300a、300bを用いるとしたが、シート間を着脱自在に連結可能な面ファスナ等の他の連結解除手段を用いることが可能である。なお、線ファスナは、少なくとも一つのスライダを有していれば良い。
【0040】
上記実施例1では、フレーム200a〜200d(第1フレーム)は、中心軸210a〜210dと、脚部220a〜220dとを有するX字状であるとした。しかし、第1フレームは、第1シートを四角形状に拡張した状態で支持し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、第1フレームは、第1シートの第1、第2側辺部及び上辺部に沿って配置されたポールで、第1シートを四角形状に拡張した状態で支持する構成とすることが可能である。また、上記実施例1では、テントは、フレーム200a〜200d(第1フレーム)を備えているとしたが、少なくとも3つの第1フレームを備えている限り任意に設計変更することが可能である。
【0041】
上記実施例1では、脚部220a〜220eの第2端部222a〜222eは、シート100a〜100eのポケット102a〜102eに挿入されているとした。しかし、脚部の第2端部は、シートの角部に固着されていれば良い。
【0042】
上記実施例1では、テントは、シート100e(第2シート)を四角形状に拡張した状態で支持するフレーム200e(第2フレーム)を備えているとした。しかし、第2フレームは省略することが可能である。また、第2フレームは、第2シートを拡張した状態で支持することができるものである限り、任意に設計変更することが可能である。
【0043】
上記実施例1では、連結紐400a(連結部)が、シート100bの第2側辺部120bの下端とシート100dの第1側辺部110dの下端とを連結し、連結紐400b(連結部)が、シート100bの第1側辺部110bの下端とシート100dの第2側辺部120dの下端とを連結しているとした。しかし、連結部は、上記一つの第1シートの第1側辺部に隣接する他の第1シートの前記第2側辺部と、前記一つの第1シートの第2側辺部に隣接する他の第1シートの前記第1側辺部との間を連結し得るものである限り任意に設計変更することが可能である。例えば、連結部としてベルト等を用いることが可能である。
【0044】
なお、上記実施例1では、テントの各部を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能である。
【符号の説明】
【0045】
100a〜100d・・・・シート(第1シート)
110a〜110d・・・第1側辺部
120a〜120d・・・第2側辺部
130a〜130d・・・上辺部
100e・・・・・・・・・シート(第2シート)
110e〜140e・・・辺部
200a〜200d・・・・フレーム(第1フレーム)
210a〜210d・・・中心軸
220a〜220d・・・脚部
221a〜221d・・第1端部
222a〜222d・・第2端部
200e・・・・・・・・・フレーム(第2フレーム)
210e・・・・・・・・中心軸
220e・・・・・・・・脚部
221e・・・・・・・第1端部
222e・・・・・・・第2端部
300a、300b・・・・線ファスナ(連結解除手段)
400a、400b・・・・連結紐(連結部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
環状に配置された四角形の3以上の第1シートと、
前記第1シートを四角形状に拡張させた状態で支持する3以上の第1フレームと、
前記第1シートに支持される第2シートとを備えており、
前記第1シートは、上辺部及び第1、第2側辺部を有しており、
前記第2シートは、3以上の辺部を有しており、
前記第1シートの前記上辺部が前記第2シートの辺部に各々連結され、隣り合う前記第1シートの前記第1側辺部と前記第2側辺部とが各々連結されており、
前記第1シートのうちの少なくとも一つの前記第1シートの前記第1側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第2側辺部との間及び前記一つの第1シートの前記第2側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第1側辺部との間には、連結解除手段が設けられており、
前記連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記第1、第2側辺部と前記他の第1シートの前記第2、第1側辺部との連結が解除された状態で、前記一つの第1シートが、当該一つの第1シートの前記上辺部を支点として回動可能であるテント。
【請求項2】
環状に配置された四角形の3以上の第1シートと、
前記第1シートを四角形状に拡張させた状態で支持する3以上の第1フレームと、
前記第1シートに支持される第2シートとを備えており、
前記第1シートは、上辺部及び第1、第2側辺部を有しており、
前記第2シートは、3以上の辺部を有しており、
前記第1シートの前記上辺部が前記第2シートの辺部に各々連結され、隣り合う前記第1シートの前記第1側辺部と前記第2側辺部とが各々連結されており、
前記第1シートのうちの少なくとも一つの前記第1シートの前記上辺部と、当該一つの第1シートに隣接する前記第2シートの前記辺部との間及び前記一つの第1シートの前記第1側辺部と、当該一つの第1シートに隣接する他の前記第1シートの前記第2側辺部との間には、連結解除手段が設けられており、
前記連結解除手段により、前記一つの第1シートの前記上辺部と前記第2シートの前記辺部との連結が解除され、前記一つの第1シートの前記第1側辺部と前記他の第1シートの前記第2側辺部との連結が解除された状態で、前記一つの第1シートが、当該第1シートの第2辺部を支点として回動可能であるテント。
【請求項3】
請求項1又は2記載のテントにおいて、
前記一つの第1シートの第1側辺部に隣接する前記他の第1シートの前記第2側辺部と、前記一つの第1シートの第2側辺部に隣接する前記他の第1シートの前記第1側辺部との間を連結する連結部を更に備えているテント。
【請求項4】
請求項1記載のテントにおいて、
前記一つの第1シートの上辺部と前記第2シートの辺部との間にも前記連結解除手段が設けられているテント。
【請求項5】
請求項1、2又は4記載のテントにおいて、
前記連結解除手段は面ファスナ又は線ファスナであるテント。
【請求項6】
請求項1〜5の何れかに記載のテントにおいて、
前記第1シート及び第1フレームが4つであり、
前記第2シートが4つの辺部を有しており、
前記テントは、前記第2シートを四角形状に拡張した状態で支持する第2フレームを更に備えているテント。
【請求項7】
請求項1〜5の何れかに記載のテントにおいて、
前記第1フレームは、前記第1シートの中心部に固着された中心軸と、
前記中心軸から放射状に延びた4つの脚部とを有しており、
前記脚部は、前記中心軸に軸支された第1端部と、
前記第1端部の反対側であり且つ前記第1シートの角部に固着された第2端部とを有しており、
前記脚部が前記中心軸を支点として当該脚部が互いに略平行となる閉位置とX字状に展開する開位置との間で回動自在となっているテント。
【請求項8】
請求項6記載のテントにおいて、
前記第1、第2フレームは、前記第1、第2シートの中心部に固着された中心軸と、
前記中心軸から放射状に延びた4つの脚部とを有しており、
前記脚部は、前記中心軸に軸支された第1端部と、
前記第1端部の反対側であり且つ前記第1、第2シートの角部に固着された第2端部とを有しており、
前記脚部が前記中心軸を支点として当該脚部が互いに略平行となる閉位置とX字状に展開する開位置との間で回動自在となっているテント。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図1D】
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【図1E】
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【図1F】
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【図1G】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5A】
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【図5B】
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【図6A】
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【図6B】
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【図6C】
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【公開番号】特開2013−23959(P2013−23959A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−161562(P2011−161562)
【出願日】平成23年7月25日(2011.7.25)
【出願人】(391036404)株式会社ロゴスコーポレーション (30)
【Fターム(参考)】