説明

テープカートリッジ

【課題】落下時におけるテープリールやテープリールに巻回したテープの保護を図り、あわせて樹脂の使用量を低減できるテープカートリッジを提供する。
【解決手段】ケース4にテープ18を巻回したテープリール5を収納したテープカートリッジであって、テープリール5は円板状のフランジ16、17を備えており、ケース4は上ケース2と下ケース3とで構成される。上ケース2及び下ケース3の双方にテープリール5の外周部と対向したリブ13,24を形成している。リブ13,24は切り欠き12,23に隣接している。上ケース2のリブ24の先端と下ケース3のリブ13の先端とが対向している。この構成によれば、リブ13,24は板ばねの機能を発揮でき、落下時にテープリール5がリブ13,24に衝突したときに、衝撃を緩和できる。また、切り欠き12,23部分には、樹脂材料の充填は不要になり、材料を削減することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、テープを巻回したテープリールを収納したテープカートリッジに関する。
【背景技術】
【0002】
テープカートリッジとして、テープリールを箱状体のケースに収納したものが知られている。この構成では、テープリールは、円板状の下フランジと上フランジとを対向配置させ、中央部に円筒状のハブを形成したものである。このハブに磁気テープが巻回され、上下フランジに挟まれるように磁気テープが配置されることになる。
【0003】
テープカートリッジは、輸送時に落下衝撃を受ける場合があり、使用時に誤って落下させる場合もある。輸送時における落下衝撃の対策として、テープカートリッジの梱包材側で衝撃を吸収することが考えられる。例えば、梱包材に緩衝材を追加することが挙げられる。
【0004】
また、テープカートリッジ自体の構造により、落下衝撃対策を図ることも考えられる。例えば下記特許文献1には、リーダーピンの保持部の塑性変形を抑制できる構成が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−217894号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、前記のような梱包材側で衝撃を吸収する対策は、テープカートリッジ単品の使用時には有効ではなかった。また、特許文献1に提案されている構成は、テープカートリッジ単品で落下衝撃対策を図るものであるが、リーダーピンの保持部の保護に限られていた。
【0007】
他方、テープカートリッジの落下時には、テープリールがケース内を移動し、テープリールや磁気テープに損傷を受ける可能性があった。具体的には、テープリールがケース内のリール収納エリアの外周部に設けた円弧状の壁と強く接触し、上下フランジの剥離や割れが生じたり、磁気テープに損傷を受ける可能性があった。
【0008】
前記の通り、特許文献1に提案されている構成は、リーダーピンの保持部の保護に限られており、テープリールや磁気テープの保護に関しては、何ら提案はなかった。
【0009】
本発明は、前記のような従来の問題を解決するものであり、落下時におけるテープリールやテープリールに巻回したテープの保護を図り、あわせて樹脂の使用量を低減することができるテープカートリッジを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記目的を達成するために、本発明のテープカートリッジは、ケースにテープを巻回したテープリールを収納したテープカートリッジであって、前記テープリールは、円板状のフランジを備えており、前記ケースは、下ケースと上ケースとで構成しており、前記下ケース及び前記上ケースの双方に、前記テープリールの外周部と対向したリブを形成しており、前記リブは切り欠きに隣接し、前記上ケースに形成した前記リブの先端と、前記下ケースに形成した前記リブの先端とが、対向していることを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、落下時におけるテープリールやテープリールに巻回したテープの保護を図り、あわせて樹脂の使用量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の一実施の形態に係るテープカートリッジの斜視図。
【図2】本発明の一実施の形態に係る下ケースの斜視図。
【図3】本発明の一実施の形態に係るテープカートリッジにおいて、上ケースを取り外した状態を示す斜視図。
【図4】図3の状態を別の角度から見た要部拡大図。
【図5】本発明の一実施の形態に係る上ケースの斜視図。
【図6】(a)図は床面への落下直前の状態を示すテープカートリッジの概略断面図、(b)図は床面への落下時の状態を示すテープカートリッジの概略断面図。
【図7】図5の上ケース2において、突出部22を無くした例を示す斜視図。
【図8】本発明の一実施の形態に係る上ケースの別の例の部分拡大図。
【図9】比較例に係る下ケースの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明のテープカートリッジは、テープリールの外周部に対向したリブを形成しており、このリブは切り欠きに隣接して形成している。この構成によれば、リブは板ばねとしての機能を発揮することができる。このため、落下時にテープリールがリブに衝突したときに、リブの弾性変形量を大きくすることができる。このことにより、テープリールへの衝撃を緩和でき、テープリールやテープリールに巻回したテープの保護を図ることができる。ケースを樹脂成形した場合には、切り欠き部分には、樹脂材料の充填は不要になり、材料を削減することができる。
【0015】
前記本発明のテープカートリッジにおいては、前記リブは、前記テープカートリッジが落下衝撃を受けた際に、前記テープリールの前記円板状のフランジが衝突して弾性変形し、前記円板状のフランジへの衝撃を緩和させるためのものであることが好ましい。
【0016】
また、前記リブを形成した領域は、1個の前記リブと、前記1個の前記リブの両側に前記切り欠きを形成した領域を含んでいることが好ましい。
【0017】
また、前記リブを形成した領域は、複数の前記リブを形成し、前記リブと前記切り欠きとを交互に形成した領域を含んでいることが好ましい。
【0018】
また、前記本発明のテープカートリッジにおいては、前記ケースは、下ケースと上ケースとで構成しており、前記下ケース及び前記上ケースの双方に前記リブを形成しており、前記上ケースに形成した前記リブの先端と、前記下ケースに形成した前記リブの先端とが、隙間を介して対向していることが好ましい。この構成によれば、上ケースのリブと下ケースのリブとを、互いに干渉することなく、弾性変形させることが可能になる。
【0019】
また、前記リブは、補強リブを一体に追加したリブを含んでおり、前記補強リブは、前記フランジと反対側に形成していることが好ましい。この構成によれば、リブの弾性変形量を確保するとともに、リブの破損を防止することが可能になる。
【0020】
また、前記テープカートリッジは、前記テープリールを1個収納した単リール型であることが好ましい。
【0021】
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るテープカートリッジ1の斜視図を示している。上ケース2と下ケース3とを組み合わせて箱状体のケース4を形成している。上ケース2及び下ケース3は樹脂成形品である。ケース4の内部には、磁気テープを巻回したテープリール5を収納している。
【0022】
磁気テープの先端は、リーダーピン6に接続されている。リーダーピン6に記録再生装置の引き出し素子(図示せず)を結合して、リーダーピン6を引き出すことにより、引き出し口7から磁気テープが引き出される。
【0023】
図2は、下ケース3の斜視図を示している。本図は、下ケース3の内側を示している。底面8の4辺に側面9を立設している。底面8にはリブ13を円弧状に配置した領域がある。リブ13で囲まれた部分が、テープリール5(図1)の収納部10である。このため、後に図3を用いて説明するように、リブ13は、テープリール5の外周方向に沿って形成していることになる。
【0024】
リブ13に隣接して切り欠き12を形成している。切り欠き12の位置には、底面8から突出した突出部11を形成している。リブ13及び突出部11で形成される形状は、底面8から立設させた壁部を、リブ13及び突出部11を残して切り欠いた形状に相当する。図2の例では、切り欠き12とリブ13とを交互に形成し櫛歯状になっている。
【0025】
図3は、図1に示したテープカートリッジ1において、上ケース2を取り外した状態を示す斜視図である。図4は、図3の状態を別の角度から見た要部拡大図である。テープリール5は、円板状の上フランジ16と、円板状の下フランジ17(図4)とを組み合わせたものである。上下フランジ16、17は樹脂成形品であり、下フランジ17の中央部には、円筒状のハブ19を一体に成形している。この円筒状のハブ19に、磁気テープ18を巻回している。
【0026】
リブ13は、上下フランジ16、17の外周方向に沿って形成し、テープリール5の外周部と対向している。
【0027】
図5は、上ケース2の斜視図を示している。本図は、上ケース2の内側を示している。底面20の4辺に側面21を立設している。底面20にはリブ24を形成している。
【0028】
リブ24に隣接して切り欠き23を形成している。切り欠き23の位置には、底面20から突出した突出部22を形成している。リブ24及び突出部22で形成される形状は、底面20から立設させた壁部を、リブ24及び突出部23を残して切り欠いた形状に相当する。
【0029】
図5の例ではリブ24及び突出部22で囲まれた部分が、テープリール5(図1)の収納部10である。
【0030】
リブ24及び突出部22を形成した部分は、上ケース2と下ケース3とを組み合わせたときに、下ケース3のリブ13及び突出部11を形成した領域(図2−4)に対応するように形成している。
【0031】
次に、テープカートリッジ1の落下時の内部の動きについて、図3、4を参照しながら説明する。図3はテープカートリッジ1を床面30に落下させた状態を示している。下ケース3の角部が床面30に衝突している。テープカートリッジ1の落下時には、図1に示したように、上下ケース2、3が一体になっているが、便宜上、図3のように上ケース2を取り付けていない状態で図示している。
【0032】
下ケース3の床面30への衝突時には、テープリール5は、図3、4の矢印aで示したように、リブ13側に移動し、リブ13に衝突する。このとき、テープリール5は、リブ13からの衝撃を受けることになる。
【0033】
ここで、リブ13は切り欠き12に隣接して形成したものである。このため、リブ13は連続的な壁面を形成しているのではなく、断続的な壁面を形成している。このことにより、各リブ13は板ばねとしての機能を発揮し易くなっている。
【0034】
したがって、リブ13に下フランジ17が衝突した際の弾性変形量は、連続的な壁面に下フランジ17が衝突したときに比べて大きくなる。すなわち、リブ13に下フランジ17が衝突した際には、リブ13の板ばね作用による弾性変形により、下フランジ17への衝撃が緩和されることになる。
【0035】
下フランジ17の衝撃緩和について説明したが、上フランジ16についても、同様に衝撃緩和の効果が得られる。図6を参照しながら、完成品のテープカートリッジ1が落下した際の衝撃緩和の効果について説明する。図6は、図1に示したテープカートリッジ1の断面の概略図を示している。
【0036】
図6(a)は、テープカートリッジ1が床面30に落下する直前の状態を示している。ケース4内部の収納部10に、テープリール5を収納している。テープリール5と一体の円筒状のハブ19に、磁気テープ18を巻回している。テープリール5のうち、上フランジ16の外周部に、リブ24が対向しており、下フランジ17の外周部に、リブ13が対向している。
【0037】
図6(b)は、テープカートリッジ1の床面30への落下時の状態を示している。図6(a)の図示と比較すると、ケース4の床面30への衝突により、テープリール5は、リブ24、13側に向かって移動している。このことにより、リブ24に、上フランジ16の外周部が衝突し、リブ13に、下フランジ17の外周部が衝突している。
【0038】
リブ24及びリブ13は、板ばねとしての機能を発揮し、テープリール5の移動方向に弾性変形している。したがって、上下フランジ16、17は、それぞれリブ24、13の板ばね作用による弾性変形により衝撃が緩和されることになる。このことにより、上下フランジ16、17の剥離(外れ)や割れ、磁気テープ18の損傷を防止することができる。
【0039】
ここで、図6(a)に示したように、リブ24の先端とリブ13の先端とが、隙間26を介して対向している。このことにより、図6(b)に示したように、リブ24及びリブ13は、互いに干渉することなく、弾性変形することが可能になる。
【0040】
なお、図6の図示では、ケース4と上フランジ16との間、及びケース4と下フランジ17との間の両方に隙間を形成している。隙間の設定はこの構成に限るものではなく、上下フランジ16、17のうち少なくとも一方の側に隙間が形成されていればよい。
【0041】
このような隙間が形成されていることにより、図6(b)に示した落下時には、落下衝撃により、テープリール5が傾くことになる。図6(b)では、テープリール5の傾きが無い状態で図示しているが、テープリール5が傾いていても、リブ24、13の少なくとも一方が弾性変形するので、衝撃緩和の効果は得られる。
【0042】
また、図6(a)の状態において、上フランジ16が突出部22(図5)に対向し、下フランジ17が突出部11(図2)に対向していてもよい。この構成であっても、落下衝撃によるテープリール5の傾きにより、上下フランジ16、17の一方は、リブ22又はリブ11に衝突し、衝撃緩和の効果は得られることになる。
【0043】
また、図2においては下ケース3に突出部11を形成し、図5においては上ケース2に突出部22を形成している。これは、突出部11、22の形成により、上下ケース2、3の強度を高められるためである。一方、例えば上下ケース2、3の肉厚を大きくすること等により、上下ケース2、3の強度が確保できるのであれば、突出部11、22を無くした構成であってもよい。
【0044】
図7に、図5の上ケース2において、突出部22を無くした例を示している。図5の構成では、リブ24は突出部22を介してケース2に形成した壁面(側面21及び壁面21a、21b)と連続的に繋がっている。これに対して、図7の構成では、リブ24は、ケース2に形成した壁面(側面21及び壁面21a、21b)とは連続せず独立して形成している。
【0045】
他方、リブ24は、図5の構成と同様に切り欠き23に隣接して形成している。すなわち、図7のリブ24の構成は、底面20から立設させた壁部を、図5のように突出部22を残すことなく、切り欠いた形状に相当する。
【0046】
また、本実施の形態は、衝撃緩和の効果に加えて、材料削減の効果も得られる。図2の下ケース3にはリブ13が複数あり、図5、7の上ケース2にもリブ24が複数あり、これらの各リブ13、24には、切り欠き12、23に隣接している。上下ケース2、3を樹脂成形した場合、これらの切り欠き12、23の形成部分へは樹脂材料の充填は不要になる。このため、切り欠き12、23の無い連続的な壁面の構成と比べ、材料を削減することができる。
【0047】
図8は、上ケース2の別の例の部分拡大図である。本図は、図5のA部の拡大図に相当する。図8の構成は、リブ24に補強リブ27を追加している点が、図5の構成と異なっている。補強リブ27は、テープリール5の上フランジ16との対向面24aと反対側の面24bに形成している。
【0048】
前記の通り、リブ24は板ばね作用を発揮できるが、例えば図5、7のようにリブ形成領域におけるリブ24の数が少ないと、リブ24自体が破損する可能性もある。図8のように、リブ24に補強リブ27を追加することにより、リブ24の破損を防止することができる。
【0049】
他方、前記の通り、リブ24は板ばね作用の発揮による弾性変形量の確保が必要になる。このため、補強リブ27を追加する際には、リブ24の弾性変形量を確保するとともに、リブ24の破損を防止するように、リブ24及び補強リブ27の大きさ、形状の設定を調整すればよい。
【0050】
次に、比較例について説明する。図9は比較例に係る下ケース100の斜視図を示している。本図は、下ケース100にテープリール5を載置した状態を示している。底面101の4辺に側面102を立設している。底面101には円弧状に配置した立設部103を形成している。立設部103は、テープリール5の円板状のフランジの外周方向に沿って形成している。
【0051】
図9に示した比較例に係る下ケース100は、立設部103の形成部分の構成が、図2、3に示した下ケース3の構成と異なっている。立設部103は、連続した壁面で構成している。このため、立設部103は、図2、3のように、切り欠き12に隣接したリブ13に相当する構成を備えたものではない。
【0052】
したがって、立設部103は、板ばねの機能よりも剛体としての機能を発揮することになる。このため、立設部103にテープリール5のフランジが衝突しても弾性変形量は小さく、テープリール5の受ける衝撃が大きくなる。このことにより、上下フランジの剥離(外れ)や割れ、磁気テープの損傷が生じ易くなる。
【0053】
また、下ケース100を、樹脂成形した場合、立設部103への樹脂材料の充填量は、図2のようにリブ13に切り欠き12を隣接させて断続的な壁面を形成した構成と比べ、多くなってしまう。
【0054】
以上、実施の形態及び比較例について説明したが、図2、5、7に示した上下ケース2、3における切り欠き12、23及びリブ13、24は一例を示したものである。切り欠き12、23及びリブ13、24の構成は、図2、5、7の構成に限るものではなく、テープリールの保護が図れるよう、適宜設定すればよい。
【0055】
例えば、図2では、切り欠き12に隣接してリブ13を形成した領域が複数あるが、このような領域は、1つだけでもよく、さらに数を増やしてもよい。このことは図5、7に示した上ケース2についても同様である。
【0056】
また、図2におけるリブ13の形成領域には、それぞれ複数のリブ13を形成しているが、各領域には少なくとも1つのリブ13があればよい。例えば図2において、図5、7のようにリブ24が1つの領域を含ませてもよい。他方、図5、7におけるリブ24の形成領域の少なくとも1つを、複数のリブ24を形成した櫛歯状にしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0057】
以上のように、本発明によれば、落下時におけるテープリールやテープリールに巻回したテープの保護を図り、あわせて樹脂の使用量を低減することができるので、本発明は例えば単リール型のテープカートリッジとして有用である。
【符号の説明】
【0058】
1 テープカートリッジ
2 上ケース
3 下ケース
4 ケース
5 テープリール
11,22 突出部
12,23 切り欠き
13,24 リブ
16 上フランジ
17 下フランジ
26 隙間
27 補強リブ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ケースにテープを巻回したテープリールを収納したテープカートリッジであって、
前記テープリールは、円板状のフランジを備えており、
前記ケースは、下ケースと上ケースとで構成しており、
前記下ケース及び前記上ケースの双方に、前記テープリールの外周部と対向したリブを形成しており、
前記リブは切り欠きに隣接し、
前記上ケースに形成した前記リブの先端と、前記下ケースに形成した前記リブの先端とが、対向していることを特徴とするテープカートリッジ。
【請求項2】
前記切り欠きの位置には突出部を形成し、前記リブと前記突出部とが一体化している請求項1に記載のテープカートリッジ。
【請求項3】
前記リブの両側に前記切り欠きを形成している請求項1又は2に記載のテープカートリッジ。
【請求項4】
前記上ケースに形成した前記リブの先端と、前記下ケースに形成した前記リブの先端とが、隙間を介して対向している請求項1から3のいずれかに記載のテープカートリッジ。
【請求項5】
前記リブが弾性変形する請求項1から4のいずれかに記載のテープカートリッジ。
【請求項6】
前記リブを形成した領域には、複数の前記リブを形成している請求項1から5のいずれかに記載のテープカートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2012−256428(P2012−256428A)
【公開日】平成24年12月27日(2012.12.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−221388(P2012−221388)
【出願日】平成24年10月3日(2012.10.3)
【分割の表示】特願2009−44534(P2009−44534)の分割
【原出願日】平成21年2月26日(2009.2.26)
【出願人】(000005810)日立マクセル株式会社 (2,366)