説明

ディジタル圧縮記憶装置

【課題】従来のディジタル符号の0,1で表現すると同時に磁気又は磁場等のアナログ要素の有るものを用いてディジタル圧縮をしようと色々考案したが、結局4次元の世界では0と1として表現する2進法では無理で不可能な事か解った、擬似的にアナログの0,1,2,3,4,5,6,7,8のディジタル2進法の最小単位のバイトと称する、ディジタル符号の単位なら、アナログ要素の有るものの内、磁気、磁場等の磁気テープを用いて実現出来る、そして更に磁気ヘッド磁芯を従来のコイルから幅広の鋭利なナイフエッジ状又はマイナスドライバー状にする事で、磁気テープ記憶面が線状に成り、磁気又は磁場面を上述の磁芯にて走行すると、従来の面ではなく線状の為、打ち切る相対速度が上がり、電圧と電力の出力がより安定して書込読取り出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は各種情報のディジタル圧縮記憶装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のディジタル圧縮記憶装置では、アナログ要素を利用してディジタルの0,1の2種のディジタル符号でアナログ要素を持った磁気テープ磁気ディスク等にアナログ要素を用いて4次元の中のアナログに対して、0,1の2種の符号を圧縮を試みたが、4次元アナログの中では4次元の、0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の最小単位のディジタルと認識するのが最も良い表現又は変換法と思われる。
【0003】
従来の物、磁気記憶装置は磁気テープのものはコイルで面積を要し、又は磁気ディスク記憶装置は点で磁気ディスク記憶装置の磁気ヘッドは磁芯で有り、点であった。(特許文献1参照)では、コイルとフェライト等、磁芯を用いた磁気ヘッドと光即ち熱で点として4種の電圧を表現したが、0と1で4つの表現をするのには、磁気ディスクでトラックを走査して、光磁気ディスクで4種の電圧、プラスマイナスはN極S極にて表現したが、光磁気ディスクのアナログ要素を用いた場合、この世界の法則の中では、0と1の桁上りが計算出来ない、又(特許文献2参照)では磁気ディスクに対して線に近いが磁芯先端部は面であるディジタル圧縮記憶装置。
主磁芯はシールドを用い、本発明のナイフエッジ状又はマイナスドライバー状に近い、走行方向に対して線に近いが、コイルで磁場、又は磁力を発生するが磁芯先端部は面である結局面積となり又、0と1の2進法と考えた為、表現出来ない為、ディジタル圧縮していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開平5−298774
【特許文献2】特開2003−296906
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
以上に述べた従来の技術では、プラス、マイナス即ちN極S極を用いて4種の電圧が検出され方式では、見た目で4bitを表現しているがアナログ要素を用いた世界では4次元の中では従来のディジタルの0と1の桁上りに依る2進法の0から8迄2進法の内0,1,2,3,4,5,6,7,8迄の数、通称バイトと称される物、又は4種で2進法のIBM社が考えた、17の内16を使用する、0と1を用いた16進法をも含め、単には磁気テープの磁気面、又この世界の4次元の中では、アナログ要素を利用するとアナログの数0,1〜8迄としたリニア的10進法的しか認識出来ない、この為磁場又は磁力として、0と1しか認識するしか無かった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして、本発明は上記目的を達成するためディジタル符号をアナログに変換
する為に、ディジタル/アナログコンバーターを使用し、アナログの電圧,電力を0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の電圧,電力とし磁気ヘッドをナイフエッジ状又はマイナスドライバー状としテープ走行即ちトラックに対して線として又は線の近似値に近いものとして電圧と電流が取り易くなる、この事より電力も大きくなる、そして線に近い事から、テープ等の磁場面積が小さく、相対的に磁場又は磁力に対して、磁気ヘッドの打ち切る速度が速く成り、電圧,電流即ち電力も大きくなり、テープ上の磁気面が小さくなり検出しやすくなる、又同様に磁気ヘッドがナイフエッジ状の為、書込に対しても電圧,電流即ち電力も小さくてすむ、この為磁気コイルのインピーダンスも小さく、そして電圧,電流も出やすく、この為9種の電圧に依って、0,1,2,3,4,5,6,7,8の各々それぞれの電圧を特定し、認識しやすくなる、現在のディジタルはバイトで表現し記録するもの主流である事から0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の特定の電圧とした方が簡易である。
【0007】
また、第2の解決方法としてテープによる記憶装置の場合、消去磁気ヘッドを書込、読取兼用磁気ヘッドの前に設けると、書込の時便利である、但し、記憶したものの読込みの場合消去磁気ヘッドは動作しない様に電子回路に組み込んで置く。
【0008】
上述第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、アナログ要素をもった磁気テープとナイフエッジ状又はマイナスドライバー状の磁気ヘッドにおいて、点に近い物で無く、線状に近い形で、従来からのディジタルをディジタル/アナログコンバーターでアナログにし、0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の電圧になる様にし、アナログ要素を持った磁気テープに9種の電圧と電力を印加し、ナイフエッジ状又はマイナスドライバー状磁気ヘッドで走行している磁気テープに線に近い、形で、記憶させる。この為、線に近い記憶媒体の為と、先に述べた線状の磁気ヘッドを用いる事で、相対的に打ち切る速度が早くなる為、電圧と電流が検知し易く、すなわち電力も出力する事から、コイルのインピーダンスも低くてよく、又ディジタルに戻す時、アナログの9種の電圧を検出、増幅プリアンプも簡易に成る、そしてアナログ/ディジタルコンバーターで通常4次元の世界では0,1の2種を用いた2進法のディジタルしか出来ない為、通常のディジタルに戻し、0と1とから成るディジタルの内、最小の単位バイトとして使用出来るディジタル圧縮記憶装置。
【0009】
また、第2の課題解決手段による作用は磁気ヘッド、磁芯をナイフエッジ状又はマイナスドライバー状にした事に依り、磁気テープ走行に対して磁気ヘッド磁芯が磁気テープ走行方向に対して線状の為、磁気テープ記憶磁場面に対して、線状の磁場面の為、磁気ヘッド磁芯も線の為、相対的に打ち切り速度が早くなる為、電力が出やすい、その為プリアンプのインピーダンスの低い物でも使用出来検知がしやすいものに成り、又書込にもアンプが簡易で作りやすい、この為ディジタル/アナログコンバーターでアナログ要素で記憶し、又アナログ要素で読出し、アナログ/ディジタルコンバーターも作り易い、但しアナログ入力に対し記憶する場合、一度アナログ/ディジタルコンバーターにてディジタルにし、上述のディジタル/アナログコンバーターにて、前述の磁気ヘッド磁芯がナイフエッジ状又はマイナスドライバー状のものにて記憶する。
【発明の効果】
【0010】
上述したように本発明のディジタル圧縮記憶装置は、0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の数字即ちバイト迄の最小単位のバイトのディジタル量又は数値で認識する、この為、例えばディジタル/アナログコンバーターとアナログ/ディジタルコンバーターで0,1と桁上る2進法の桁上りを実現できる。
【0011】
また、磁気ヘッドをナイフエッジ状にした為磁気テープ面に線状に記憶された為、面積が小さく、磁気テープ走行に対して、磁気ヘッド磁芯をナイフエッジ状又はマイナスドライバー状の為、相対的に走査する速度が上がりフレミングの法則でも有るが、電圧,電流が出力しやすい、又書込の際に同様に効果が得られる為、0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の電圧又は電力の入出力し易いものが得られる、そして書込・読出しの為のアンプも制御がし易く、又ディジタル/アナログコンバーターも、従来あるものを用いて、使用出来る。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明ディジタル圧縮記憶装置のディジタル量とアナログ電圧の変化量を電圧変化分として0,1,2,3,4,5,6,7,8の数値として表現した図
【図2】磁気ヘッド磁芯、幅広で鋭利なナイフエッジ状
【図3】ディジタル圧縮のテープ走行と磁気ヘッド
【図4】ディジタル圧縮の為の磁気ヘッドa横断面とb正断面図
【図5】ディジタル圧縮する為の、電子回路ブロック図
【図6】ディジタル圧縮、消去磁芯とコイル消去信号回路
【図7】ディジタル圧縮記憶装置の機械図であり、完成図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0014】
図においては、図1は従来のディジタル2進法0,1の桁上りを、アナログで表現すると4次元の世界ではアナログ要素を用いるとアナログの0,1,2,3,4,5,6,7,8の数でしか表現出来無い、この為0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の一定の電圧変化分を表現した図1の通りである。
【0015】
図2の、本発明のディジタル圧縮記憶装置の素に成る、磁気テープに記憶させ、ディジタル圧縮を依り効果的にし、更に図2の磁芯6のa,bの横方向図とb正面図で明かな様に鋭利で幅広のナイフエッジ状又はマイナスドライバー状の形態とする事から、テープ磁場、記憶面が線状に記憶され、これにより磁芯6も鋭利で幅広のナイフエッジ状又はマイナスドライバー状で、テープ磁場記憶面と磁芯6も、これにより線状同しでテープ走行の磁場と磁芯の打切る速度が相対的に今迄のコイルの物より、より早くなる、これにより電圧が高く得られ、又幅広で鋭利な線状で有るから、電流も得られこれにより電力を取れる、これにより安定した電圧で9種の一定の定められた電圧が得られる、これにより図3のコイル8により書込、読出しも安定する、これは幅広で鋭利なナイフエッジ状又はマイナスドライバー状であるから、先にも述べた様に、電圧と電流が安定して得られ、又電力も得られ、コイルのインピーダンスも低くて済む為、又書込む際して電圧と共に電力も入れられ読出しにも電圧と電力が得られ、書込、読出しも簡単である。
【0016】
図3の様に構成したのは、従来のアナログの記憶装置と同様にした、これにより従来技術との組合せで、使用法が簡易に成る、磁気ヘッド2とテープリール面3とテープガイドローラー4で構成し、但しディジタル圧縮記憶装置を実現させる為には、磁気テープそのものはN極S極で構成されるが、磁気テープそのものは4次元の要素で構成されており、この4次元を利用して、0と1の2進法では無く、アナログ要素を用いると、0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の最小単位が最も使い易い、これはディジタル用語でバイトと称されるものである、そして9種類位の一定の電圧のものの方が例えばD/AC又は例えばA/DCの分解態の点で利用し易く簡易である。
【0017】
図4の磁気ヘッド2の横断面aに示す様にテープ走行矢印の様に、消去磁芯7を配置して、消去しながら書込、読出し共用磁芯6にて書込む、そして読出しの時は消去ヘッドを動作しない様にしておく、更に磁気ヘッド2の横断面図aの様に、磁芯7と6は磁気テープ接触面は、ある意味で点で有る。そして図4の磁気ヘッド2の後面図6の様に磁芯の磁気テープ、接触面は線であり、これにより磁気テープ走行面に対して、線状に記憶され、記憶された又は記憶させるに対して相対的に、磁芯の打切り速度が上がり、電圧,電流が出易く、又線状であるから面積が無く、磁気テープに記憶密度も高く取れる。
【0018】
図5で、先に述べたものを実現する為に以下、上記構成の動作させる為の電子回路ブロック図で説明する。磁気面に記憶させる為には2つの入力、1つはディジタル入力13でA1とする、もう1つはアナログ入力でA/DC13bで入力A2とする、ここで13a,13bの出力はディジタル出力と成り、例えばディジタル/アナログコンバーター12でアナログの9種の一定の電圧と電力とし磁芯6のコイル8に電圧,電力を印加し、磁芯6にて磁気テープ面に線状は9種類それぞれの一定の、予め決められたそれぞれの電圧を磁芯により出力し、磁気テープ面に線状に記憶させる。
【0019】
これにより、読出しに対し上述の様に磁芯6は幅広の鋭利なナイフエッジ状又はマイナスドライバー状で、横から見ると点、テープ走行方向から見ると線状である、アナログ要素とした場合0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の一定の定まった電圧としか認識できず、読取磁芯6とコイル8で9種の定まった電圧をアナログ/ディジタルコンバーター14で0と1と認識する2進法のディジタル変換する、出力B1とする。
【0020】
消去は消去用磁芯7にてコイル9に消去信回路16からの消去信号回路にてコイル9から磁芯7にて書込、読取同様の幅広で鋭利なナイフエッジ状又はマイナスドライバー状の磁芯にて磁気テープ磁場面の記憶を消去する。
【0021】
また取り扱いが楽な様に従来のテープ記憶装置と同様な外観図7としてスイッチ類19,20も従来と同様にし取り扱いも簡単なようにした。
【符号の説明】
【0022】
1a 0を表わす30mVの電圧を説明
1b 1を表わす40mVの電圧を説明
1c 2を表わす50mVの電圧を説明。
1d 3を表わす60mVの電圧を説明
1e 4を表わす70mVの電圧を説明
1f 5を表わす80mVの電圧を説明
1g 6を表わす90mVの電圧を説明
1h 7を表わす100mVの電圧を説明。
1i 8を表わす110mVの電圧を説明
2 磁気ヘッド。
3 磁気テープ
4 磁気テープ走行ガイドローラー
5 磁気ヘッドカバー
6 書込、読取磁芯
7 消去用磁芯
8 書込、読取用磁芯用コイル
9 消去用コイル
12 ディジタル/アナログコンバーター
13a ディジタル入力部
13b アナログ入力用アナログ/ディジタルコンバーター
14 増幅回路
15 アナログ/ディジタルコンバーター
16 消去信回路
17 ディジタル圧縮記憶装置
18 磁気テープ取出し、組込口
19 スイッチ類
20 リモコン受光素子
21 リモコン外観

【特許請求の範囲】
【請求項1】
音、画像、文字、数字等の情報を符号して、ディジタル量、パルスをアナログ要素を持った磁気テープ等で、ディジタル圧縮回路、ディジタル/アナログコンバーターにて特定の変則電圧にして、この電圧の高い低いで認識して0,1,2,3,4,5,6,7,8の9種の電圧にしてナイフエッジ状又はマイナスドライバー状の磁気ヘッドで、磁気テープ等にて9種の磁気テープに9種の磁場又は磁力にて書込み又は記録して更に磁気ヘッド、ナイフエッジ状又はマイナスドライバー状の消去ヘッド又は読込磁気ヘッドにて9種の電圧と認識し、アナログ/ディジタルコンバーターにて元の0,1から成る通常の2進法のディジタル量に変換し、通常のディジタルとする、更にこの磁気ヘッドは磁気テープ走行に対して線であるかの事からして相対的に、チョッピングスピードが上がる為、電圧が出やすく、又電流も出る、ディジタル圧縮記憶装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−158092(P2009−158092A)
【公開日】平成21年7月16日(2009.7.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−97620(P2009−97620)
【出願日】平成21年4月14日(2009.4.14)
【分割の表示】特願2005−110794(P2005−110794)の分割
【原出願日】平成17年4月7日(2005.4.7)
【出願人】(594112015)
【Fターム(参考)】