ディスクローディング装置
【課題】小型化、スリム化したディスクプレーヤーに適用できるディスクローディング装置を提供する。
【解決手段】このディスクローディング装置は、第1ガイドレバー、第2ガイドレバー、トリガーレバー、チャッキングユニット、スライダ、コネクティングユニットを備え、 コネクティングユニットは、第1ディスクまたは第2ディスクがローディングされる場合に第2ガイドレバーと選択的に連動し、トリガーレバーの回転力がスライダに伝達されるタイミングを変化させる構成とした。
【解決手段】このディスクローディング装置は、第1ガイドレバー、第2ガイドレバー、トリガーレバー、チャッキングユニット、スライダ、コネクティングユニットを備え、 コネクティングユニットは、第1ディスクまたは第2ディスクがローディングされる場合に第2ガイドレバーと選択的に連動し、トリガーレバーの回転力がスライダに伝達されるタイミングを変化させる構成とした。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスクローディング装置に係り、より詳細には、ディスクのローディングのためのトレイ無しで直接ディスクを挿入するディスクローディング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスクプレーヤーは、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)やBD(Blue-ray Disc)などのようなディスクに光を照射して情報を記録したり、ディスクに記録されている情報を再生する装置であり、一般に、ディスクに情報を記録/再生するための位置にディスクをローディングするローディング装置を備える。
【0003】
車両搭載用またはモバイル用のディスクプレーヤーでは、空間上の制約から、ディスクのローディングのためのトレイ無しで直接ディスクを挿入してローディングするようにしている。また、互いに異なる大きさのディスク、例えば、80mmと120mmディスクを混用できるように、互いに異なる大きさのディスクを区別してローディングするためのローディング装置が適用されている。
【0004】
ローディング装置は、互いに異なる大きさのディスクを区別してローディングするために、ディスクの上側にディスクの大きさを識別する機構部品を備えている。すなわち、ローディング装置は、ディスクの上側に複数のガイドレバー、スライダ、コネクターなどを備え、80mmと120mmのディスクを区別してローディングする。このようなローディング装置は、益々小型化、スリム化しつつあるディスクプレーヤーに適用し難くなり、薄い厚さのローディング装置の開発が要求されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一側面は、ローディングメカニズムをなす機構部品をディスク外側の部分に配置することによって、小型化、スリム化したディスクローディング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の思想によるディスクローディング装置は、互いに異なる直径を有する第1ディスク及び第2ディスクのローディングが可能なようにローディング領域を形成するメインフレーム及びサブフレームと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第1ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第2ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在するトリガーレバーと、
前記ローディング領域に位置する前記第1ディスクまたは前記第2ディスクをチャッキングするチャッキングユニットと、
前記ローディング領域の外部で往復可能に設けられ、前記チャッキングユニットを動作させるスライダと、
前記トリガーレバーと前記スライダとの間に配置され、前記トリガーレバーの回転力を前記スライダに伝達するコネクティングユニットと、
を含み、
前記コネクティングユニットは、前記第1ディスクまたは前記第2ディスクがローディングされる場合、前記第2ガイドレバーと選択的に連動し、前記トリガーレバーの回転力が前記スライダに伝達されるタイミングを変化させることを特徴とする。
また、前記コネクティングユニットは、回動運動可能に装着されて前記第2ガイドレバーと連動するコネクティングカムと、並進運動及び回動運動可能に装着されて前記コネクティングカム及び前記トリガーレバーと連動するコネクティングローダーと、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、前記コネクティングカムは、前記コネクティングローダーと連動するように第3連結溝を備え、
前記コネクティングローダーは、前記第3連結溝に挿入される第3連結突起を備えることを特徴とする。
【0008】
また、前記コネクティングカムは、前記第2ガイドレバーと連動するように第4連結溝を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第4連結溝に挿入される第4連結突起を備えることを特徴とする。
【0009】
前記コネクティングローダーは、前記トリガーレバーと連動するように第1拘束部及び第2拘束部を備え、
前記トリガーレバーは、前記第1拘束部及び第2拘束部に選択的に拘束される出力突起を備えることを特徴とする。
【0010】
また、前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動しない場合、前記出力突起は前記第1拘束部に拘束され、前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動する場合、前記出力突起は前記第2拘束部に拘束されることを特徴とする。
【0011】
また、上記ディスクローディング装置は、前記スライダが移動することによって前記スライダと連動する間隔調整プレートをさらに含むことを特徴とする。
【0012】
また、前記スライダは、前記間隔調整プレートと連動するように第3係止突起を備え、
前記間隔調整プレートは、前記第3係止突起と結合するように第4係止突起を備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記間隔調整プレートは、前記トリガーレバーを加圧する第2間隔調整突起を備えることを特徴とする。
【0014】
また、上記ディスクローディング装置は、前記間隔調整プレートに選択的に連動して前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーの回転を誘導し、前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーを前記第2ディスクから離間させる連結プレートをさらに含むことを特徴とする。
【0015】
また、前記間隔調整プレートは、第1間隔調整突起を備え、
前記連結プレートは、前記第1ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起が通過する貫通部と、前記前記第2ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起と干渉する接触部と、を備えることを特徴とする。
【0016】
また、前記連結プレートは前記第1ガイドレバーと連動し、前記第2ガイドレバーは第1ガイドレバーと連動することを特徴とする。
【0017】
また、前記連結プレートは、前記第1ガイドレバーと連動するように第1連結突起を備え、
前記第1ガイドレバーは、前記第1連結突起を収容する第1連結溝を備えることを特徴とする。
【0018】
前記第1ガイドレバーは、前記第2ガイドレバーと連動するように第1係止突起を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第1係止突起に支持される第2係止突起を備えることを特徴とする。
【0019】
また、前記コネクティングローダーは、前記コネクティングローダーをいずれか一方向に回転させる弾性力を提供する補助突起部材を備えることを特徴とする。
【0020】
本発明の他の実施例によれば、ディスクローディング装置は、互いに異なる直径を有する第1ディスク及び第2ディスクがローディングされるローディング領域を形成するメインフレーム及びサブフレームと、
互いにリンクされ、前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられるとともに前記ローディング領域の内部に延在する複数の第1ガイドレバーと、
互いにリンクされ、前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられるとともに前記ローディング領域の内部に延在し、また、前記第1ガイドレバーを拘束または拘束解除する複数の第2ガイドレバーと、
を含み、
前記第1ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束し、前記第1ガイドレバーによって前記第1ディスクのチャッキング位置が決定され、
前記第2ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束解除し、前記ローディング領域の外部に移動する前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーによって前記第2ディスクのチャッキング位置が決定されることを特徴とする。
【0021】
また、本発明の実施例によれば、ディスクローディング装置は、互いに異なるサイズを有するディスクがローディングされるディスク配置領域を形成する下部フレーム及び上部フレームと、
互いに対向して設けられ、前記ディスクをディスク配置領域に案内する狭い一対の旋回レバーと、
互いに対向して設けられ、前記ディスクをディスク配置領域に案内する広い一対の旋回レバーと、
を含み、
前記上部フレームに装着される第1弾性部材は、前記一対の狭い旋回レバーに、相反する力を提供し、前記広い旋回レバーのいずれか一つに装着される第2弾性部材は、前記広い旋回レバーのいずれか一つに回転力を提供することを特徴とする。
【0022】
また、本発明の実施例によれば、ディスクローディング装置は、ディスクローディング領域を形成する第1フレーム及び第2フレームと、
前記ローディング領域の第1ローディング領域で第1ディスクと接する一端を有するトリガーレバーと、
前記ローディング領域の第2ローディング領域で第2ディスクと接する一端をそれぞれ有する複数のレバーと、
を含み、
前記ローディング領域に第2ディスクがローディングされるとき、第2右側レバーの時計回り方向の回転が、第1右側レバー上の第1係止突起により制限され、前記ローディング領域に第1ディスクがローディングされるとき、第1右側レバーの反時計回り方向の回転が、第2右側レバー上のストッパーにより制限されることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の思想によるディスク駆動装置は、小径及び大径のディスクの前記ディスク駆動装置へのローディング及びアンローディングを制御するコントローラを含み、ここで、前記コントローラはさらに、ローディング及びアンローディングユニットが、小径及び大径のディスクをローディング領域に向かって前記ディスク駆動装置に進入させ、チャッキングユニットが、前記ローディング領域に位置している小径及び大径のディスクをチャッキングし、検出ユニットが、ディスク駆動装置内での小径及び大径のディスク配置を検出し、トリガーレバーがローディング領域の外部に回転可能に取り付けられるとともに前記ローディング領域まで延在し、また、第1ガイドレバーが、ローディング領域の外部に取り付けられるとともに前記ローディング領域まで延在し、小径及び大径のディスクをローディング領域に案内し、第2ガイドレバーが、ローディング領域の外部に取り付けられるとともに前記ローディング領域まで延在し、大径のディスクをローディング領域に案内するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明の実施例によるディスクローディング装置は、厚さがかなり減少するため、約1インチ以下のサイズを有するディスクプレーヤーに適用することができる。
【0025】
また、各レバーはそれぞれの単一回転軸を有するため、ディスクのローディング/アンローディングを円滑にすることができる。
【0026】
また、コネクティングユニットは、第1ディスクまたは第2ディスクのローディング時に選択的に動作できるため、第1ディスクの動作が第2ディスクの動作と確実に区別されることができ、よって、ディスクローディング装置の動作信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施例によるメインフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図である。
【図2】本発明の実施例によるサブフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図である。
【図3】本発明の実施例によるディスクローディング装置の概略側面図である。
【図4】本発明の実施例によるディスクローディング装置の概略側面図である。
【図5】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図6】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図7】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図8】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図9】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図10】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図11】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図12】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図13】本発明の実施例を含むディスク駆動装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の実施例によるディスクローディング装置について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施例によるメインフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図であり、図2は、本発明の実施例によるサブフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図であり、図3及び図4は、本発明の実施例によるディスクローディング装置の側面を概略的に示す図である。以下では、説明の便宜のために、ディスクがローディング/アンローディングする方向をX方向、X方向と垂直な方向をY方向とする。X方向は、ディスクがローディングされる方向をX1方向、X1方向と反対の方向をX2方向とし、Y方向は、Y1方向、Y1方向と反対の方向のY2方向を含む。
【0030】
図1〜図4に示すように、本発明の実施例によるディスクローディング装置は、メインフレーム10と、メインフレーム10と結合して空間を形成するサブフレーム100と、を備える。メインフレーム10及びサブフレーム100が形成する内部空間には、ディスクをローディングさせるためにローディングメカニズムを構成する各種部品が装着される。
【0031】
また、ローディングメカニズムは、互いに異なる直径を有する第1ディスク1と第2ディスク2を区別してローディングする。ここで、第1ディスク1は、小径(例えば、80mm)とし、第2ディスク2は、大径(例えば、120mm)とするが、第1ディスク1と第2ディスク2を区別する必要がない場合はディスクと総称して説明する。
【0032】
メインフレーム10には、ディスクを内部に進入させるローディングモーター13、搬送ローラ12、ギアユニット20が装着される。ディスク挿入口11の近傍には、ディスクを感知できるスイッチ、光センサーなどが取り付けられる。
【0033】
ローディングモーター13は、スイッチ、光センサーなどによってディスクが感知される場合、電気的な信号を受信してディスクを駆動する。
【0034】
搬送ローラ12は、ディスクとの摩擦力を用いてディスクを移動させる。搬送ローラ12の外面は、摩擦力を有するゴム材質で形成されることが好ましい。搬送ローラ12は、ディスク挿入口11の近くで回転可能に支持される。
【0035】
ギアユニット20は、ローディングモーター13の動力を搬送ローラ12に伝達する。ギアユニット20は、ベルト21及びプーリ22を用いてローディングモーター13と連結され、中継ギア群23を用いて搬送ローラ12と連結される。その他にも、ギアユニット20は、ウォームギア24、中継ギア群23を備えて動力を伝達し、減速比を調節する。特に、中継ギア群23のうちのいずれか一つは、スライダ30のラック31と噛み合ってスライダ30を移動させる。これについては後述する。
【0036】
このように、ローディングモーター13、搬送ローラ12、ギアユニット20はメインフレーム10に装着され、ディスクをディスクローディング装置の内部に進入させる機能を果たす。この時、サブフレーム100に装着されるディスクガイドメカニズムにより、ディスクはディスクローディング装置の内部でチャッキング位置に案内される。
【0037】
サブフレーム100には、第1ディスク1を第1ローディング領域1aに案内し、第2ディスク2を第2ローディング領域2aに案内する、複数の第1ガイドレバー110a,110b、複数の第2ガイドレバー120a,120bが装着される。
【0038】
第1ガイドレバー110a,110bは、第2ローディング領域2aの外部でサブフレーム100に回動可能に装着され、第2ローディング領域2aの内部に延在する。すなわち、複数の第1ガイドレバー110a,110bのそれぞれは、その一端に設けられる第1回動軸111が第2ローディング領域2aの外部に位置し、その他端に設けられる第1ガイド突起112が第1ローディング領域1aと第2ローディング領域2aとの境界線付近に位置する。第1ガイドレバー110a,110bは、ディスクローディング装置の内部にローディングされる第1ディスク1、第2ディスク2と干渉する。
【0039】
また、第1ガイドレバー110a,110bは互いにリンクされているため、共に回動する。第1ガイドレバー110a,110bは互いに連結プレート130によって結合されるもので、連結プレート130の第1連結突起132が第1ガイドレバー110a,110bの第1連結溝113に挿入される形態で結合される。ここで、右側第1ガイドレバー110aの第1連結溝113と左側第1ガイドレバー110bの第1連結溝113は互いに反対方向に配置され、第1連結溝113と対応する第1連結突起132も互いに反対方向に配置される。
【0040】
連結プレート130は、サブフレーム100にY方向に往復運動可能に取り付けられ、第1バネ131によってY2方向に弾持される。これにより、左側第1ガイドレバー110bは、第1回動軸111を基準に反時計回り方向に回転する力を受け、右側第1ガイドレバー110aは、第1回動軸111を基準に時計回り方向に回転する力を受ける。ただし、左側第1ガイドレバー110bの第1ガイド突起112と右側第1ガイドレバー110aの第1ガイド突起112が第1ローディング領域1aに進入しないように右側第1ガイドレバー110aの回動を制限する第1ストッパー115が、サブフレーム100に設けられる。第1ストッパー115によって右側第1ガイドレバー110aとリンクされている左側第1ガイドレバー110bも回動が制限される。
【0041】
連結プレート130の一側には、サブフレーム100にX方向に往復運動可能に取り付けられる間隔調整プレート140が設けられる。間隔調整プレート140は、スライダ30、トリガーレバー40、連結プレート130と連動するが、これについては後述する。
【0042】
第2ガイドレバー120a,120bは、第2ローディング領域2aの外部でサブフレーム100に回動可能に装着され、第2ローディング領域2aの内部に延在する。すなわち、第2ガイドレバー120a,120bのそれぞれは、一端に設けられる第2回動軸121が第2ローディング領域2aの外部に位置し、他端に設けられる第2ガイド突起122が第2ローディング領域2aの内部に位置する。左側第2ガイドレバー120bの第2回動軸121には第2バネ128が取り付けられ、左側第2ガイドレバー120bを反時計回り方向に回転させる力を提供し、右側第2ガイドレバー120aを時計回り方向に回転させる力を提供する。ここで、右側第2ガイドレバー120aは、右側第2ガイドレバー120aの第2ストッパー125が右側第1ガイドレバー110aの第1係止突起114によって係合されているので、回動が制限される。第2ガイドレバー120a,120bは、ディスクローディング装置の内部にローディングされる第2ディスク2と干渉を起こす。
【0043】
また、第2ガイドレバー120a,120bは互いにリンクされており、共に回動する。右側第2ガイドレバー120aの第2連結突起124が左側第2ガイドレバー120bの第2連結溝123に挿入される形態で結合される。したがって、右側第2ガイドレバー120aが時計回り方向に回動する場合、左側第2ガイドレバー120bは反時計回り方向に回動する。
【0044】
一方、右側第1ガイドレバー110aには、第1係止突起114が設けられ、右側第2ガイドレバー120aには、第2ストッパー125と第2係止突起126が設けられる。第1係止突起114が第2ストッパー125によって拘束される場合、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向への回動が制限され、第1係止突起114が第2ストッパー125から拘束解除されると、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回動可能になる。このように第1ガイドレバー110a,110bは、第2ガイドレバー120a,120bによって拘束されたり、拘束解除されたりするが、これについては動作と関連して詳細に後述する。
【0045】
メインフレーム10には、ディスクが挿入される場合、スライダ30をX2方向に所定距離移動させうるトリガーレバー40、コネクティングユニット50が装着される。
【0046】
トリガーレバー40は、第2ローディング領域2aの外部で回動可能に装着される。トリガーレバー40は、第3回動軸41と、第3回動軸41からそれぞれ延在する入力アーム42及び出力アーム43を備える。第3回動軸41と出力アーム43は、第2ローディング領域2aの外部に位置し、入力アーム42は、第2ローディング領域2aの内部に位置する。入力アーム42は、第1ディスク1、第2ディスク2と干渉する入力突起42aを備え、出力アーム43は、コネクティングユニット50に拘束される出力突起43aを備える。
【0047】
コネクティングユニット50は、第3回動軸41に回動運動可能に装着されるコネクティングカム51と、トリガーレバー40の出力アーム43とスライダ30の支持部32との間で並進運動及び回動運動可能に装着されるコネクティングローダー52とを備える。ここで、コネクティングカム51とコネクティングローダー52は互いにリンクされている。すなわち、コネクティングカム51の第3連結溝53にコネクティングローダー52の第3連結突起54が挿入される形態となっている。
【0048】
コネクティングローダー52は、メインフレーム10で並進運動及び回動運動可能に支持される。すなわち、コネクティングローダー52の第3連結突起54がメインフレーム10のコネクティング溝56に挿入される構造となっている。また、コネクティングローダー52は補助突起部材57を備え、この補助突起部材57は、弾性変形された状態でコネクティング溝56に挿入されるから、コネクティングローダー52を反時計回り方向に回転させる力を提供する。また、補助突起部材57は、弾性変形が可能なため、トリガーレバー40がコネクティングローダー52を時計回り方向に加圧する場合、コネクティングローダー52は第3連結突起54を中心に時計回り方向に回転することも可能である。なお、第3連結突起54と補助突起部材57は長孔で形成されるコネクティング溝56に挿入され、Y方向への並進運動も可能である。
【0049】
また、コネクティングローダー52は、トリガーレバー40の出力突起43aを選択的に拘束する第1拘束部58及び第2拘束部59を備える。コネクティングローダー52は、並進運動をすることによって第1拘束部58、第2拘束部59に選択的に出力突起43aが拘束されるが、これについては詳細に後述する。
【0050】
メインフレーム10には、X方向に往復運動可能にスライダ30が設けられる。スライダ30は、第3バネ33によってX1方向に弾持されるもので、スライダ30のラック31がギアユニット20の中継ギア23と噛み合うとX2方向に移動する。ただし、ディスクがローディングされていない場合、スライダ30は第3バネ33によって弾持されているため、図3及び図4に示すように、スライダ30のラック31とギアユニット20の中継ギア23とは噛み合っていない。そこで、図6に示すように、スライダ30のラック31とギアユニット20の中継ギア23とを噛み合わせるためには、スライダ30をX2方向に所定距離移動させなければならない。そのために、スライダ30をトリガーレバー40、コネクティングユニット50と連動して所定距離移動させる。これについて、ディスクローディング装置の動作を示す図面を参照して詳細に説明する。
【0051】
図5〜図8は、本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【0052】
図5〜図8に示すように、第1ディスク1がローディングされる場合、第1ディスク1は、第1ガイド突起112と干渉する。右側第1ガイドレバー110aは、反時計回り方向に回転しようとする力を受け、左側第1ガイドレバー110bは、時計回り方向に回転しようとする力を受ける。しかし、第1係止突起114が第2ストッパー125に拘束されているため、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回転できず、左側第1ガイドレバー110bは右側第1ガイドレバー110aとリンクされているため、時計回り方向に回転できない。第1ディスク1は、右側第1ガイドレバー110aの第1ガイド突起112と左側第1ガイドレバー110bの第1ガイド突起112によってチャッキング位置が決定される。
【0053】
また、第1ディスク1は、入力突起42aと干渉する。トリガーレバー40は、反時計回り方向に回転する。すなわち、入力アーム42、出力アーム43が反時計回り方向に回転する。出力アーム43が反時計回り方向に回転すると、出力突起43aがコネクティングローダー52の第1拘束部58に拘束され、出力突起43aが第1拘束部58に拘束された状態でトリガーレバー40が継続して反時計回り方向に回転する場合、コネクティングローダー52は第3連結突起54を中心に回転する。この時、コネクティングローダー52の回転量だけスライダ30が所定距離移動する。スライダ30が所定距離移動することによってスライダ30のラック31がギアユニット20の中継ギア23と噛み合い、スライダ30はX2方向に移動する。
【0054】
スライダ30は、チャッキングユニット60、間隔調整プレート140と連動する。
【0055】
スライダ30は、第1スリット34及び第2スリット35を備え、チャッキングユニット60は、第1スリット34及び第2スリット35のそれぞれに挿入される第1チャッキング突起61及び第2チャッキング突起62を備える。第1スリット34及び第2スリット35は傾斜面を含んでおり、スライダ30がX2方向に移動する場合、第1チャッキング突起61と第2チャッキング突起62は下側方向に移動する。これにより、チャッキングユニット60のクランプ(図示せず)は、下側方向に移動してディスクをチャッキングする。この時、第1ディスク1は下側方向に移動するが、第1ガイド突起112には段差部112aが形成されているため、第1ディスク1は第1ガイド突起112と離間する。
【0056】
また、スライダ30は第3係止突起36を備え、間隔調整プレート140は、第3係止突起36と結合する第4係止突起143を備える。スライダ30がX2方向に移動すると、第3係止突起36及び第4係止突起143とが結合するため、間隔調整プレート140もX2方向に移動する。
【0057】
間隔調整プレート140は、連結プレート130及びトリガーレバー40と連動する。
【0058】
間隔調整プレート140は、第1間隔調整突起141を備え、連結プレート130は、第1間隔調整突起141が通過する貫通部133、及び第1間隔調整突起141と干渉する接触部134を備える。間隔調整プレート140がX2方向に移動することによって第1間隔調整突起141は貫通部133を通過し、接触部134とは干渉しない。したがって、間隔調整プレート140は連結プレート130と連動しない。
【0059】
間隔調整プレート140は第2間隔調整突起142を備え、間隔調整プレート140がX2方向に移動することによって第2間隔調整突起142はトリガーレバー40の出力アーム43に引っかかる。すなわち、第2間隔調整突起142はトリガーレバー40の出力アーム43を加圧することによって入力アーム42が反時計回り方向に回動し、入力突起42aは第1ディスク1から離間する。
【0060】
その結果、第1ディスク1は第1ガイド突起112から離間し、入力突起42aから離間して、回転可能な状態に置かれることとなる。
【0061】
図9〜図12は、本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【0062】
図9〜図12に示すように、第2ディスク2がローディングされる場合、第2ディスク2は第2ガイド突起122、第1ガイド突起112と干渉する。
【0063】
第2ディスク2が第2ガイド突起122と干渉する場合、右側第2ガイドレバー120aは反時計回り方向に回転し、これとリンクされている左側第2ガイドレバー120bは時計回り方向に回転する。この時、第1係止突起114は、第2ストッパー125から拘束解除され、第2係止突起126に支持される。続いて第2ディスク2がローディングされながら第1ガイド突起112と干渉する場合、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回転し、左側第1ガイドレバー110bは時計回り方向に回転する。その結果、第1ガイドレバー110a,110bの第1ガイド突起112と第2ガイドレバー120a,120bの第2ガイド突起122は、第2ローディング領域2aの外部に移動し、第2ディスク2は、第1ガイドレバー110a,110bの第1ガイド突起112、及び第2ガイドレバー120a,120bの第2ガイド突起122によってチャッキング位置が決定される。
【0064】
第2ディスク2がローディングされることによって左側第2ガイドレバー120bは時計回り方向に回転する。この時、左側第2ガイドレバー120bの第4連結突起127は、コネクティングカム51の第4連結溝55に挿入されているため、左側第2ガイドレバー120bが時計回り方向に回転することによってコネクティングカム51は反時計回り方向に回転する。コネクティングカム51が反時計回り方向に回転すると、コネクティングローダー52はY1方向に移動する。
【0065】
また、第2ディスク2は入力突起42aと干渉し、入力アーム42と出力アーム43は反時計回り方向に回転する。出力アーム43が反時計回り方向に回転すると、出力突起43aは、コネクティングローダー52の第2拘束部59に拘束される。上述したように、コネクティングカム51が左側第2ガイドレバー120bと連動して反時計回り方向に回転することによって、コネクティングカム51とリンクされているコネクティングローダー52がY1方向に移動するため、出力突起43aは第1拘束部58に拘束されずに第2拘束部59に拘束される。このように出力突起43aが第1拘束部58に拘束されないまま第2拘束部59に拘束されるまで所定時間空回転をするようになる。このような動作を用いてコネクティングユニット50は、トリガーレバー40の回転力がスライダ30に伝達されるタイミングを変化させることができる。すなわち、第1ディスク1が第1ローディング領域1aにローディングされる時間と第2ディスク2が第2ローディング領域2aにローディングされる時間とが異なるため、第1ディスク1が第1ローディング領域1aにローディング完了したり、第2ディスク2が第2ローディング領域2aにローディング完了する場合、スライダ30を動作させるためにコネクティングユニット50が第2ガイドレバー120bと連動してタイミングを調整するわけである。
【0066】
次いで、出力突起43aが第2拘束部59に拘束された状態でトリガーレバー40が継続して反時計回り方向に回転する場合、コネクティングローダー52は第3連結突起54を中心に回転し、コネクティングローダー52の回転量だけスライダ30が所定距離移動する。スライダ30が所定距離移動することによって、スライダ30のラック31がギアユニット20の中継ギア23と噛み合い、スライダ30はX2方向に移動する。
【0067】
スライダ30は、チャッキングユニット60、間隔調整プレート140と連動し、これは第1ディスク1で説明した通りである。
【0068】
すなわち、スライダ30は、第1スリット34及び第2スリット35を備え、チャッキングユニット60は、第1スリット34及び第2スリット35のそれぞれに挿入される第1チャッキング突起61及び第2チャッキング突起62を備える。第1スリット34及び第2スリット35は傾斜面を有しており、スライダ30がX2方向に移動すると、第1チャッキング突起61と第2チャッキング突起62は下側方向に移動する。これにより、チャッキングユニット60のクランプ(図示せず)は下側方向に移動し、ディスクをチャッキングする。
【0069】
また、スライダ30は第3係止突起36を備え、間隔調整プレート140は第3係止突起36と結合する第4係止突起143を備える。スライダ30がX2方向に移動する場合、第3係止突起36と第4係止突起143は互いに結合するので、間隔調整プレート140もX2方向に移動する。
【0070】
間隔調整プレート140は連結プレート130及びトリガーレバー40と連動する。
【0071】
第2ディスク2がローディングされることによって第1ガイドレバー110a,110bは第2ローディング領域2a外部に移動し、第1ガイドレバー110a,110bとリンクされている連結プレート130はY1方向に移動する。また、第1ガイドレバー110a,110bの第1係止突起114は第2ガイドレバー120a,120bの第2ストッパー125から拘束解除され、第2ガイドレバー120a,120bの第2係止突起126を支持している。
【0072】
この状態で間隔調整プレート140がX2方向に移動する場合、第1間隔調整突起141は接触部134と干渉するようになる。ここで、第1間隔調整突起141と接触部134は傾斜面が形成されているため、間隔調整プレート140が継続してX2方向に移動すると、第1間隔調整突起141が接触部134を押し、連結プレート130はY1方向に移動する。連結プレート130がY1方向に移動することによって右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回動する。これと同時に第1係止突起114は第2係止突起126を支持しているため、右側第2ガイドレバー120aも反時計回り方向に回動する。なお、右側第1ガイドレバー110aとリンクされている左側第1ガイドレバー110bは時計回り方向に回動し、右側第2ガイドレバー120aとリンクされている左側第1ガイドレバー110bも時計回り方向に回動する。したがって、第1ガイドレバー110a,110bの第1ガイド突起112と第2ガイド突起120a,120bの第2ガイド突起122は、第2ディスク2から離間する。
【0073】
また、間隔調整プレート140は第2間隔調整突起142を備え、間隔調整プレート140がX2方向に移動することによって第2間隔調整突起142はトリガーレバー40の出力アーム43を加圧する。これにより、入力アーム42は反時計回り方向に回動し、入力突起42aは第1ディスク1から離間する。
【0074】
その結果、第1ディスク2は、第1ガイド突起112及び第2ガイド突起122から離間し、入力突起42aから離間して、回転可能な状態に置かれることとなる。
【0075】
図13は、本発明の他の実施例によるディスク駆動装置を示す図で、コントローラ1000がディスクの該ディスク駆動装置へのローディング及びアンローディングを制御する。
ディスクローディング及びアンローディングユニット1070は、小径及び大径のディスクをローディング領域に進入させ、チャッキングユニット1060はそれらディスクをローディング領域でチャッキングする。
【0076】
なお、検出ユニット1100,1200及び1300が装着され、ディスクが該駆動装置内に置かれたか否かを検出する。
【0077】
また、トリガーレバー1400がローディング領域の外部に回転可能に取り付けられ、また、第1レバー1100a,1110b及び第2レバー1120a,1120bもローディング領域の外部に取り付けられ、ディスクのローディング領域へのローディングを助ける。
【0078】
さらに、コントローラ1000は、入力ユニット1040からユーザ入力を受信することができ、この入力ユニットは、ディスク取出し、ディスク再生、ディスク正転、ディスク逆転、ディスク一時中止及びディスク停止の命令を受信することができる。
【0079】
なお、コントローラ1000により制御される処理ユニット1020は、オーディオユニット1030及び表示ユニット1010より発されるオーディオ及び映像信号を処理することができる。
【符号の説明】
【0080】
1 第1ディスク
2 第2ディスク
1a 第1ローディング領域
2a 第2ローディング領域
10 メインフレーム
30 スライダ
40 トリガーレバー
50 コネクティングユニット
100 サブフレーム
110 第1ガイドレバー
120 第2ガイドレバー
【技術分野】
【0001】
本発明は、ディスクローディング装置に係り、より詳細には、ディスクのローディングのためのトレイ無しで直接ディスクを挿入するディスクローディング装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスクプレーヤーは、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)やBD(Blue-ray Disc)などのようなディスクに光を照射して情報を記録したり、ディスクに記録されている情報を再生する装置であり、一般に、ディスクに情報を記録/再生するための位置にディスクをローディングするローディング装置を備える。
【0003】
車両搭載用またはモバイル用のディスクプレーヤーでは、空間上の制約から、ディスクのローディングのためのトレイ無しで直接ディスクを挿入してローディングするようにしている。また、互いに異なる大きさのディスク、例えば、80mmと120mmディスクを混用できるように、互いに異なる大きさのディスクを区別してローディングするためのローディング装置が適用されている。
【0004】
ローディング装置は、互いに異なる大きさのディスクを区別してローディングするために、ディスクの上側にディスクの大きさを識別する機構部品を備えている。すなわち、ローディング装置は、ディスクの上側に複数のガイドレバー、スライダ、コネクターなどを備え、80mmと120mmのディスクを区別してローディングする。このようなローディング装置は、益々小型化、スリム化しつつあるディスクプレーヤーに適用し難くなり、薄い厚さのローディング装置の開発が要求されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一側面は、ローディングメカニズムをなす機構部品をディスク外側の部分に配置することによって、小型化、スリム化したディスクローディング装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の思想によるディスクローディング装置は、互いに異なる直径を有する第1ディスク及び第2ディスクのローディングが可能なようにローディング領域を形成するメインフレーム及びサブフレームと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第1ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第2ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在するトリガーレバーと、
前記ローディング領域に位置する前記第1ディスクまたは前記第2ディスクをチャッキングするチャッキングユニットと、
前記ローディング領域の外部で往復可能に設けられ、前記チャッキングユニットを動作させるスライダと、
前記トリガーレバーと前記スライダとの間に配置され、前記トリガーレバーの回転力を前記スライダに伝達するコネクティングユニットと、
を含み、
前記コネクティングユニットは、前記第1ディスクまたは前記第2ディスクがローディングされる場合、前記第2ガイドレバーと選択的に連動し、前記トリガーレバーの回転力が前記スライダに伝達されるタイミングを変化させることを特徴とする。
また、前記コネクティングユニットは、回動運動可能に装着されて前記第2ガイドレバーと連動するコネクティングカムと、並進運動及び回動運動可能に装着されて前記コネクティングカム及び前記トリガーレバーと連動するコネクティングローダーと、を含むことを特徴とする。
【0007】
また、前記コネクティングカムは、前記コネクティングローダーと連動するように第3連結溝を備え、
前記コネクティングローダーは、前記第3連結溝に挿入される第3連結突起を備えることを特徴とする。
【0008】
また、前記コネクティングカムは、前記第2ガイドレバーと連動するように第4連結溝を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第4連結溝に挿入される第4連結突起を備えることを特徴とする。
【0009】
前記コネクティングローダーは、前記トリガーレバーと連動するように第1拘束部及び第2拘束部を備え、
前記トリガーレバーは、前記第1拘束部及び第2拘束部に選択的に拘束される出力突起を備えることを特徴とする。
【0010】
また、前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動しない場合、前記出力突起は前記第1拘束部に拘束され、前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動する場合、前記出力突起は前記第2拘束部に拘束されることを特徴とする。
【0011】
また、上記ディスクローディング装置は、前記スライダが移動することによって前記スライダと連動する間隔調整プレートをさらに含むことを特徴とする。
【0012】
また、前記スライダは、前記間隔調整プレートと連動するように第3係止突起を備え、
前記間隔調整プレートは、前記第3係止突起と結合するように第4係止突起を備えることを特徴とする。
【0013】
また、前記間隔調整プレートは、前記トリガーレバーを加圧する第2間隔調整突起を備えることを特徴とする。
【0014】
また、上記ディスクローディング装置は、前記間隔調整プレートに選択的に連動して前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーの回転を誘導し、前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーを前記第2ディスクから離間させる連結プレートをさらに含むことを特徴とする。
【0015】
また、前記間隔調整プレートは、第1間隔調整突起を備え、
前記連結プレートは、前記第1ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起が通過する貫通部と、前記前記第2ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起と干渉する接触部と、を備えることを特徴とする。
【0016】
また、前記連結プレートは前記第1ガイドレバーと連動し、前記第2ガイドレバーは第1ガイドレバーと連動することを特徴とする。
【0017】
また、前記連結プレートは、前記第1ガイドレバーと連動するように第1連結突起を備え、
前記第1ガイドレバーは、前記第1連結突起を収容する第1連結溝を備えることを特徴とする。
【0018】
前記第1ガイドレバーは、前記第2ガイドレバーと連動するように第1係止突起を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第1係止突起に支持される第2係止突起を備えることを特徴とする。
【0019】
また、前記コネクティングローダーは、前記コネクティングローダーをいずれか一方向に回転させる弾性力を提供する補助突起部材を備えることを特徴とする。
【0020】
本発明の他の実施例によれば、ディスクローディング装置は、互いに異なる直径を有する第1ディスク及び第2ディスクがローディングされるローディング領域を形成するメインフレーム及びサブフレームと、
互いにリンクされ、前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられるとともに前記ローディング領域の内部に延在する複数の第1ガイドレバーと、
互いにリンクされ、前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられるとともに前記ローディング領域の内部に延在し、また、前記第1ガイドレバーを拘束または拘束解除する複数の第2ガイドレバーと、
を含み、
前記第1ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束し、前記第1ガイドレバーによって前記第1ディスクのチャッキング位置が決定され、
前記第2ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束解除し、前記ローディング領域の外部に移動する前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーによって前記第2ディスクのチャッキング位置が決定されることを特徴とする。
【0021】
また、本発明の実施例によれば、ディスクローディング装置は、互いに異なるサイズを有するディスクがローディングされるディスク配置領域を形成する下部フレーム及び上部フレームと、
互いに対向して設けられ、前記ディスクをディスク配置領域に案内する狭い一対の旋回レバーと、
互いに対向して設けられ、前記ディスクをディスク配置領域に案内する広い一対の旋回レバーと、
を含み、
前記上部フレームに装着される第1弾性部材は、前記一対の狭い旋回レバーに、相反する力を提供し、前記広い旋回レバーのいずれか一つに装着される第2弾性部材は、前記広い旋回レバーのいずれか一つに回転力を提供することを特徴とする。
【0022】
また、本発明の実施例によれば、ディスクローディング装置は、ディスクローディング領域を形成する第1フレーム及び第2フレームと、
前記ローディング領域の第1ローディング領域で第1ディスクと接する一端を有するトリガーレバーと、
前記ローディング領域の第2ローディング領域で第2ディスクと接する一端をそれぞれ有する複数のレバーと、
を含み、
前記ローディング領域に第2ディスクがローディングされるとき、第2右側レバーの時計回り方向の回転が、第1右側レバー上の第1係止突起により制限され、前記ローディング領域に第1ディスクがローディングされるとき、第1右側レバーの反時計回り方向の回転が、第2右側レバー上のストッパーにより制限されることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の思想によるディスク駆動装置は、小径及び大径のディスクの前記ディスク駆動装置へのローディング及びアンローディングを制御するコントローラを含み、ここで、前記コントローラはさらに、ローディング及びアンローディングユニットが、小径及び大径のディスクをローディング領域に向かって前記ディスク駆動装置に進入させ、チャッキングユニットが、前記ローディング領域に位置している小径及び大径のディスクをチャッキングし、検出ユニットが、ディスク駆動装置内での小径及び大径のディスク配置を検出し、トリガーレバーがローディング領域の外部に回転可能に取り付けられるとともに前記ローディング領域まで延在し、また、第1ガイドレバーが、ローディング領域の外部に取り付けられるとともに前記ローディング領域まで延在し、小径及び大径のディスクをローディング領域に案内し、第2ガイドレバーが、ローディング領域の外部に取り付けられるとともに前記ローディング領域まで延在し、大径のディスクをローディング領域に案内するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0024】
本発明の実施例によるディスクローディング装置は、厚さがかなり減少するため、約1インチ以下のサイズを有するディスクプレーヤーに適用することができる。
【0025】
また、各レバーはそれぞれの単一回転軸を有するため、ディスクのローディング/アンローディングを円滑にすることができる。
【0026】
また、コネクティングユニットは、第1ディスクまたは第2ディスクのローディング時に選択的に動作できるため、第1ディスクの動作が第2ディスクの動作と確実に区別されることができ、よって、ディスクローディング装置の動作信頼性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の実施例によるメインフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図である。
【図2】本発明の実施例によるサブフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図である。
【図3】本発明の実施例によるディスクローディング装置の概略側面図である。
【図4】本発明の実施例によるディスクローディング装置の概略側面図である。
【図5】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図6】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図7】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図8】本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【図9】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図10】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図11】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図12】本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【図13】本発明の実施例を含むディスク駆動装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
以下、本発明の実施例によるディスクローディング装置について、添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0029】
図1は、本発明の実施例によるメインフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図であり、図2は、本発明の実施例によるサブフレームに装着されるローディングメカニズムの構成を概略的に示す平面図であり、図3及び図4は、本発明の実施例によるディスクローディング装置の側面を概略的に示す図である。以下では、説明の便宜のために、ディスクがローディング/アンローディングする方向をX方向、X方向と垂直な方向をY方向とする。X方向は、ディスクがローディングされる方向をX1方向、X1方向と反対の方向をX2方向とし、Y方向は、Y1方向、Y1方向と反対の方向のY2方向を含む。
【0030】
図1〜図4に示すように、本発明の実施例によるディスクローディング装置は、メインフレーム10と、メインフレーム10と結合して空間を形成するサブフレーム100と、を備える。メインフレーム10及びサブフレーム100が形成する内部空間には、ディスクをローディングさせるためにローディングメカニズムを構成する各種部品が装着される。
【0031】
また、ローディングメカニズムは、互いに異なる直径を有する第1ディスク1と第2ディスク2を区別してローディングする。ここで、第1ディスク1は、小径(例えば、80mm)とし、第2ディスク2は、大径(例えば、120mm)とするが、第1ディスク1と第2ディスク2を区別する必要がない場合はディスクと総称して説明する。
【0032】
メインフレーム10には、ディスクを内部に進入させるローディングモーター13、搬送ローラ12、ギアユニット20が装着される。ディスク挿入口11の近傍には、ディスクを感知できるスイッチ、光センサーなどが取り付けられる。
【0033】
ローディングモーター13は、スイッチ、光センサーなどによってディスクが感知される場合、電気的な信号を受信してディスクを駆動する。
【0034】
搬送ローラ12は、ディスクとの摩擦力を用いてディスクを移動させる。搬送ローラ12の外面は、摩擦力を有するゴム材質で形成されることが好ましい。搬送ローラ12は、ディスク挿入口11の近くで回転可能に支持される。
【0035】
ギアユニット20は、ローディングモーター13の動力を搬送ローラ12に伝達する。ギアユニット20は、ベルト21及びプーリ22を用いてローディングモーター13と連結され、中継ギア群23を用いて搬送ローラ12と連結される。その他にも、ギアユニット20は、ウォームギア24、中継ギア群23を備えて動力を伝達し、減速比を調節する。特に、中継ギア群23のうちのいずれか一つは、スライダ30のラック31と噛み合ってスライダ30を移動させる。これについては後述する。
【0036】
このように、ローディングモーター13、搬送ローラ12、ギアユニット20はメインフレーム10に装着され、ディスクをディスクローディング装置の内部に進入させる機能を果たす。この時、サブフレーム100に装着されるディスクガイドメカニズムにより、ディスクはディスクローディング装置の内部でチャッキング位置に案内される。
【0037】
サブフレーム100には、第1ディスク1を第1ローディング領域1aに案内し、第2ディスク2を第2ローディング領域2aに案内する、複数の第1ガイドレバー110a,110b、複数の第2ガイドレバー120a,120bが装着される。
【0038】
第1ガイドレバー110a,110bは、第2ローディング領域2aの外部でサブフレーム100に回動可能に装着され、第2ローディング領域2aの内部に延在する。すなわち、複数の第1ガイドレバー110a,110bのそれぞれは、その一端に設けられる第1回動軸111が第2ローディング領域2aの外部に位置し、その他端に設けられる第1ガイド突起112が第1ローディング領域1aと第2ローディング領域2aとの境界線付近に位置する。第1ガイドレバー110a,110bは、ディスクローディング装置の内部にローディングされる第1ディスク1、第2ディスク2と干渉する。
【0039】
また、第1ガイドレバー110a,110bは互いにリンクされているため、共に回動する。第1ガイドレバー110a,110bは互いに連結プレート130によって結合されるもので、連結プレート130の第1連結突起132が第1ガイドレバー110a,110bの第1連結溝113に挿入される形態で結合される。ここで、右側第1ガイドレバー110aの第1連結溝113と左側第1ガイドレバー110bの第1連結溝113は互いに反対方向に配置され、第1連結溝113と対応する第1連結突起132も互いに反対方向に配置される。
【0040】
連結プレート130は、サブフレーム100にY方向に往復運動可能に取り付けられ、第1バネ131によってY2方向に弾持される。これにより、左側第1ガイドレバー110bは、第1回動軸111を基準に反時計回り方向に回転する力を受け、右側第1ガイドレバー110aは、第1回動軸111を基準に時計回り方向に回転する力を受ける。ただし、左側第1ガイドレバー110bの第1ガイド突起112と右側第1ガイドレバー110aの第1ガイド突起112が第1ローディング領域1aに進入しないように右側第1ガイドレバー110aの回動を制限する第1ストッパー115が、サブフレーム100に設けられる。第1ストッパー115によって右側第1ガイドレバー110aとリンクされている左側第1ガイドレバー110bも回動が制限される。
【0041】
連結プレート130の一側には、サブフレーム100にX方向に往復運動可能に取り付けられる間隔調整プレート140が設けられる。間隔調整プレート140は、スライダ30、トリガーレバー40、連結プレート130と連動するが、これについては後述する。
【0042】
第2ガイドレバー120a,120bは、第2ローディング領域2aの外部でサブフレーム100に回動可能に装着され、第2ローディング領域2aの内部に延在する。すなわち、第2ガイドレバー120a,120bのそれぞれは、一端に設けられる第2回動軸121が第2ローディング領域2aの外部に位置し、他端に設けられる第2ガイド突起122が第2ローディング領域2aの内部に位置する。左側第2ガイドレバー120bの第2回動軸121には第2バネ128が取り付けられ、左側第2ガイドレバー120bを反時計回り方向に回転させる力を提供し、右側第2ガイドレバー120aを時計回り方向に回転させる力を提供する。ここで、右側第2ガイドレバー120aは、右側第2ガイドレバー120aの第2ストッパー125が右側第1ガイドレバー110aの第1係止突起114によって係合されているので、回動が制限される。第2ガイドレバー120a,120bは、ディスクローディング装置の内部にローディングされる第2ディスク2と干渉を起こす。
【0043】
また、第2ガイドレバー120a,120bは互いにリンクされており、共に回動する。右側第2ガイドレバー120aの第2連結突起124が左側第2ガイドレバー120bの第2連結溝123に挿入される形態で結合される。したがって、右側第2ガイドレバー120aが時計回り方向に回動する場合、左側第2ガイドレバー120bは反時計回り方向に回動する。
【0044】
一方、右側第1ガイドレバー110aには、第1係止突起114が設けられ、右側第2ガイドレバー120aには、第2ストッパー125と第2係止突起126が設けられる。第1係止突起114が第2ストッパー125によって拘束される場合、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向への回動が制限され、第1係止突起114が第2ストッパー125から拘束解除されると、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回動可能になる。このように第1ガイドレバー110a,110bは、第2ガイドレバー120a,120bによって拘束されたり、拘束解除されたりするが、これについては動作と関連して詳細に後述する。
【0045】
メインフレーム10には、ディスクが挿入される場合、スライダ30をX2方向に所定距離移動させうるトリガーレバー40、コネクティングユニット50が装着される。
【0046】
トリガーレバー40は、第2ローディング領域2aの外部で回動可能に装着される。トリガーレバー40は、第3回動軸41と、第3回動軸41からそれぞれ延在する入力アーム42及び出力アーム43を備える。第3回動軸41と出力アーム43は、第2ローディング領域2aの外部に位置し、入力アーム42は、第2ローディング領域2aの内部に位置する。入力アーム42は、第1ディスク1、第2ディスク2と干渉する入力突起42aを備え、出力アーム43は、コネクティングユニット50に拘束される出力突起43aを備える。
【0047】
コネクティングユニット50は、第3回動軸41に回動運動可能に装着されるコネクティングカム51と、トリガーレバー40の出力アーム43とスライダ30の支持部32との間で並進運動及び回動運動可能に装着されるコネクティングローダー52とを備える。ここで、コネクティングカム51とコネクティングローダー52は互いにリンクされている。すなわち、コネクティングカム51の第3連結溝53にコネクティングローダー52の第3連結突起54が挿入される形態となっている。
【0048】
コネクティングローダー52は、メインフレーム10で並進運動及び回動運動可能に支持される。すなわち、コネクティングローダー52の第3連結突起54がメインフレーム10のコネクティング溝56に挿入される構造となっている。また、コネクティングローダー52は補助突起部材57を備え、この補助突起部材57は、弾性変形された状態でコネクティング溝56に挿入されるから、コネクティングローダー52を反時計回り方向に回転させる力を提供する。また、補助突起部材57は、弾性変形が可能なため、トリガーレバー40がコネクティングローダー52を時計回り方向に加圧する場合、コネクティングローダー52は第3連結突起54を中心に時計回り方向に回転することも可能である。なお、第3連結突起54と補助突起部材57は長孔で形成されるコネクティング溝56に挿入され、Y方向への並進運動も可能である。
【0049】
また、コネクティングローダー52は、トリガーレバー40の出力突起43aを選択的に拘束する第1拘束部58及び第2拘束部59を備える。コネクティングローダー52は、並進運動をすることによって第1拘束部58、第2拘束部59に選択的に出力突起43aが拘束されるが、これについては詳細に後述する。
【0050】
メインフレーム10には、X方向に往復運動可能にスライダ30が設けられる。スライダ30は、第3バネ33によってX1方向に弾持されるもので、スライダ30のラック31がギアユニット20の中継ギア23と噛み合うとX2方向に移動する。ただし、ディスクがローディングされていない場合、スライダ30は第3バネ33によって弾持されているため、図3及び図4に示すように、スライダ30のラック31とギアユニット20の中継ギア23とは噛み合っていない。そこで、図6に示すように、スライダ30のラック31とギアユニット20の中継ギア23とを噛み合わせるためには、スライダ30をX2方向に所定距離移動させなければならない。そのために、スライダ30をトリガーレバー40、コネクティングユニット50と連動して所定距離移動させる。これについて、ディスクローディング装置の動作を示す図面を参照して詳細に説明する。
【0051】
図5〜図8は、本発明の実施例による第1ディスクのローディングを示す図である。
【0052】
図5〜図8に示すように、第1ディスク1がローディングされる場合、第1ディスク1は、第1ガイド突起112と干渉する。右側第1ガイドレバー110aは、反時計回り方向に回転しようとする力を受け、左側第1ガイドレバー110bは、時計回り方向に回転しようとする力を受ける。しかし、第1係止突起114が第2ストッパー125に拘束されているため、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回転できず、左側第1ガイドレバー110bは右側第1ガイドレバー110aとリンクされているため、時計回り方向に回転できない。第1ディスク1は、右側第1ガイドレバー110aの第1ガイド突起112と左側第1ガイドレバー110bの第1ガイド突起112によってチャッキング位置が決定される。
【0053】
また、第1ディスク1は、入力突起42aと干渉する。トリガーレバー40は、反時計回り方向に回転する。すなわち、入力アーム42、出力アーム43が反時計回り方向に回転する。出力アーム43が反時計回り方向に回転すると、出力突起43aがコネクティングローダー52の第1拘束部58に拘束され、出力突起43aが第1拘束部58に拘束された状態でトリガーレバー40が継続して反時計回り方向に回転する場合、コネクティングローダー52は第3連結突起54を中心に回転する。この時、コネクティングローダー52の回転量だけスライダ30が所定距離移動する。スライダ30が所定距離移動することによってスライダ30のラック31がギアユニット20の中継ギア23と噛み合い、スライダ30はX2方向に移動する。
【0054】
スライダ30は、チャッキングユニット60、間隔調整プレート140と連動する。
【0055】
スライダ30は、第1スリット34及び第2スリット35を備え、チャッキングユニット60は、第1スリット34及び第2スリット35のそれぞれに挿入される第1チャッキング突起61及び第2チャッキング突起62を備える。第1スリット34及び第2スリット35は傾斜面を含んでおり、スライダ30がX2方向に移動する場合、第1チャッキング突起61と第2チャッキング突起62は下側方向に移動する。これにより、チャッキングユニット60のクランプ(図示せず)は、下側方向に移動してディスクをチャッキングする。この時、第1ディスク1は下側方向に移動するが、第1ガイド突起112には段差部112aが形成されているため、第1ディスク1は第1ガイド突起112と離間する。
【0056】
また、スライダ30は第3係止突起36を備え、間隔調整プレート140は、第3係止突起36と結合する第4係止突起143を備える。スライダ30がX2方向に移動すると、第3係止突起36及び第4係止突起143とが結合するため、間隔調整プレート140もX2方向に移動する。
【0057】
間隔調整プレート140は、連結プレート130及びトリガーレバー40と連動する。
【0058】
間隔調整プレート140は、第1間隔調整突起141を備え、連結プレート130は、第1間隔調整突起141が通過する貫通部133、及び第1間隔調整突起141と干渉する接触部134を備える。間隔調整プレート140がX2方向に移動することによって第1間隔調整突起141は貫通部133を通過し、接触部134とは干渉しない。したがって、間隔調整プレート140は連結プレート130と連動しない。
【0059】
間隔調整プレート140は第2間隔調整突起142を備え、間隔調整プレート140がX2方向に移動することによって第2間隔調整突起142はトリガーレバー40の出力アーム43に引っかかる。すなわち、第2間隔調整突起142はトリガーレバー40の出力アーム43を加圧することによって入力アーム42が反時計回り方向に回動し、入力突起42aは第1ディスク1から離間する。
【0060】
その結果、第1ディスク1は第1ガイド突起112から離間し、入力突起42aから離間して、回転可能な状態に置かれることとなる。
【0061】
図9〜図12は、本発明の実施例による第2ディスクのローディングを示す図である。
【0062】
図9〜図12に示すように、第2ディスク2がローディングされる場合、第2ディスク2は第2ガイド突起122、第1ガイド突起112と干渉する。
【0063】
第2ディスク2が第2ガイド突起122と干渉する場合、右側第2ガイドレバー120aは反時計回り方向に回転し、これとリンクされている左側第2ガイドレバー120bは時計回り方向に回転する。この時、第1係止突起114は、第2ストッパー125から拘束解除され、第2係止突起126に支持される。続いて第2ディスク2がローディングされながら第1ガイド突起112と干渉する場合、右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回転し、左側第1ガイドレバー110bは時計回り方向に回転する。その結果、第1ガイドレバー110a,110bの第1ガイド突起112と第2ガイドレバー120a,120bの第2ガイド突起122は、第2ローディング領域2aの外部に移動し、第2ディスク2は、第1ガイドレバー110a,110bの第1ガイド突起112、及び第2ガイドレバー120a,120bの第2ガイド突起122によってチャッキング位置が決定される。
【0064】
第2ディスク2がローディングされることによって左側第2ガイドレバー120bは時計回り方向に回転する。この時、左側第2ガイドレバー120bの第4連結突起127は、コネクティングカム51の第4連結溝55に挿入されているため、左側第2ガイドレバー120bが時計回り方向に回転することによってコネクティングカム51は反時計回り方向に回転する。コネクティングカム51が反時計回り方向に回転すると、コネクティングローダー52はY1方向に移動する。
【0065】
また、第2ディスク2は入力突起42aと干渉し、入力アーム42と出力アーム43は反時計回り方向に回転する。出力アーム43が反時計回り方向に回転すると、出力突起43aは、コネクティングローダー52の第2拘束部59に拘束される。上述したように、コネクティングカム51が左側第2ガイドレバー120bと連動して反時計回り方向に回転することによって、コネクティングカム51とリンクされているコネクティングローダー52がY1方向に移動するため、出力突起43aは第1拘束部58に拘束されずに第2拘束部59に拘束される。このように出力突起43aが第1拘束部58に拘束されないまま第2拘束部59に拘束されるまで所定時間空回転をするようになる。このような動作を用いてコネクティングユニット50は、トリガーレバー40の回転力がスライダ30に伝達されるタイミングを変化させることができる。すなわち、第1ディスク1が第1ローディング領域1aにローディングされる時間と第2ディスク2が第2ローディング領域2aにローディングされる時間とが異なるため、第1ディスク1が第1ローディング領域1aにローディング完了したり、第2ディスク2が第2ローディング領域2aにローディング完了する場合、スライダ30を動作させるためにコネクティングユニット50が第2ガイドレバー120bと連動してタイミングを調整するわけである。
【0066】
次いで、出力突起43aが第2拘束部59に拘束された状態でトリガーレバー40が継続して反時計回り方向に回転する場合、コネクティングローダー52は第3連結突起54を中心に回転し、コネクティングローダー52の回転量だけスライダ30が所定距離移動する。スライダ30が所定距離移動することによって、スライダ30のラック31がギアユニット20の中継ギア23と噛み合い、スライダ30はX2方向に移動する。
【0067】
スライダ30は、チャッキングユニット60、間隔調整プレート140と連動し、これは第1ディスク1で説明した通りである。
【0068】
すなわち、スライダ30は、第1スリット34及び第2スリット35を備え、チャッキングユニット60は、第1スリット34及び第2スリット35のそれぞれに挿入される第1チャッキング突起61及び第2チャッキング突起62を備える。第1スリット34及び第2スリット35は傾斜面を有しており、スライダ30がX2方向に移動すると、第1チャッキング突起61と第2チャッキング突起62は下側方向に移動する。これにより、チャッキングユニット60のクランプ(図示せず)は下側方向に移動し、ディスクをチャッキングする。
【0069】
また、スライダ30は第3係止突起36を備え、間隔調整プレート140は第3係止突起36と結合する第4係止突起143を備える。スライダ30がX2方向に移動する場合、第3係止突起36と第4係止突起143は互いに結合するので、間隔調整プレート140もX2方向に移動する。
【0070】
間隔調整プレート140は連結プレート130及びトリガーレバー40と連動する。
【0071】
第2ディスク2がローディングされることによって第1ガイドレバー110a,110bは第2ローディング領域2a外部に移動し、第1ガイドレバー110a,110bとリンクされている連結プレート130はY1方向に移動する。また、第1ガイドレバー110a,110bの第1係止突起114は第2ガイドレバー120a,120bの第2ストッパー125から拘束解除され、第2ガイドレバー120a,120bの第2係止突起126を支持している。
【0072】
この状態で間隔調整プレート140がX2方向に移動する場合、第1間隔調整突起141は接触部134と干渉するようになる。ここで、第1間隔調整突起141と接触部134は傾斜面が形成されているため、間隔調整プレート140が継続してX2方向に移動すると、第1間隔調整突起141が接触部134を押し、連結プレート130はY1方向に移動する。連結プレート130がY1方向に移動することによって右側第1ガイドレバー110aは反時計回り方向に回動する。これと同時に第1係止突起114は第2係止突起126を支持しているため、右側第2ガイドレバー120aも反時計回り方向に回動する。なお、右側第1ガイドレバー110aとリンクされている左側第1ガイドレバー110bは時計回り方向に回動し、右側第2ガイドレバー120aとリンクされている左側第1ガイドレバー110bも時計回り方向に回動する。したがって、第1ガイドレバー110a,110bの第1ガイド突起112と第2ガイド突起120a,120bの第2ガイド突起122は、第2ディスク2から離間する。
【0073】
また、間隔調整プレート140は第2間隔調整突起142を備え、間隔調整プレート140がX2方向に移動することによって第2間隔調整突起142はトリガーレバー40の出力アーム43を加圧する。これにより、入力アーム42は反時計回り方向に回動し、入力突起42aは第1ディスク1から離間する。
【0074】
その結果、第1ディスク2は、第1ガイド突起112及び第2ガイド突起122から離間し、入力突起42aから離間して、回転可能な状態に置かれることとなる。
【0075】
図13は、本発明の他の実施例によるディスク駆動装置を示す図で、コントローラ1000がディスクの該ディスク駆動装置へのローディング及びアンローディングを制御する。
ディスクローディング及びアンローディングユニット1070は、小径及び大径のディスクをローディング領域に進入させ、チャッキングユニット1060はそれらディスクをローディング領域でチャッキングする。
【0076】
なお、検出ユニット1100,1200及び1300が装着され、ディスクが該駆動装置内に置かれたか否かを検出する。
【0077】
また、トリガーレバー1400がローディング領域の外部に回転可能に取り付けられ、また、第1レバー1100a,1110b及び第2レバー1120a,1120bもローディング領域の外部に取り付けられ、ディスクのローディング領域へのローディングを助ける。
【0078】
さらに、コントローラ1000は、入力ユニット1040からユーザ入力を受信することができ、この入力ユニットは、ディスク取出し、ディスク再生、ディスク正転、ディスク逆転、ディスク一時中止及びディスク停止の命令を受信することができる。
【0079】
なお、コントローラ1000により制御される処理ユニット1020は、オーディオユニット1030及び表示ユニット1010より発されるオーディオ及び映像信号を処理することができる。
【符号の説明】
【0080】
1 第1ディスク
2 第2ディスク
1a 第1ローディング領域
2a 第2ローディング領域
10 メインフレーム
30 スライダ
40 トリガーレバー
50 コネクティングユニット
100 サブフレーム
110 第1ガイドレバー
120 第2ガイドレバー
【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに異なる直径を有する第1ディスク及び第2ディスクのローディングが可能なようにローディング領域を形成するメインフレーム及びサブフレームと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第1ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第2ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在するトリガーレバーと、
前記ローディング領域に位置する前記第1ディスクまたは前記第2ディスクをチャッキングするチャッキングユニットと、
前記ローディング領域の外部で往復可能に設けられ、前記チャッキングユニットを動作させるスライダと、
前記トリガーレバーと前記スライダとの間に配置され、前記トリガーレバーの回転力を前記スライダに伝達するコネクティングユニットと、
を含み、
前記コネクティングユニットは、前記第1ディスクまたは前記第2ディスクがローディングされる場合、前記第2ガイドレバーと選択的に連動し、前記トリガーレバーの回転力が前記スライダに伝達されるタイミングを変化させることを特徴とするディスクローディング装置。
【請求項2】
前記コネクティングユニットは、回動運動可能に装着されて前記第2ガイドレバーと連動するコネクティングカムと、並進運動及び回動運動可能に装着されて前記コネクティングカム及び前記トリガーレバーと連動するコネクティングローダーと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のディスクローディング装置。
【請求項3】
前記コネクティングカムは、前記コネクティングローダーと連動するように第3連結溝を備え、
前記コネクティングローダーは、前記第3連結溝に挿入される第3連結突起を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項4】
前記コネクティングカムは、前記第2ガイドレバーと連動するように第4連結溝を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第4連結溝に挿入される第4連結突起を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項5】
前記コネクティングローダーは、前記トリガーレバーと連動するように第1拘束部及び第2拘束部を備え、
前記トリガーレバーは、前記第1拘束部及び第2拘束部に選択的に拘束される出力突起を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項6】
前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動しない場合、前記出力突起は前記第1拘束部に拘束され、前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動する場合、前記出力突起は前記第2拘束部に拘束されることを特徴とする、請求項5に記載のディスクローディング装置。
【請求項7】
前記スライダが移動することによって前記スライダと連動する間隔調整プレートをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のディスクローディング装置。
【請求項8】
前記スライダは、前記間隔調整プレートと連動するように第3係止突起を備え、
前記間隔調整プレートは、前記第3係止突起と結合するように第4係止突起を備えることを特徴とする、請求項7に記載のディスクローディング装置。
【請求項9】
前記間隔調整プレートは、前記トリガーレバーを加圧する第2間隔調整突起を備えることを特徴とする、請求項7に記載のディスクローディング装置。
【請求項10】
前記間隔調整プレートに選択的に連動して前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーの回転を誘導し、前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーを前記第2ディスクから離間させる連結プレートをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のディスクローディング装置。
【請求項11】
前記間隔調整プレートは、第1間隔調整突起を備え、
前記連結プレートは、前記第1ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起が通過する貫通部と、前記前記第2ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起と干渉する接触部と、を備えることを特徴とする、請求項10に記載のディスクローディング装置。
【請求項12】
前記連結プレートは前記第1ガイドレバーと連動し、前記第2ガイドレバーは第1ガイドレバーと連動することを特徴とする、請求項11に記載のディスクローディング装置。
【請求項13】
前記連結プレートは、前記第1ガイドレバーと連動するように第1連結突起を備え、
前記第1ガイドレバーは、前記第1連結突起を収容する第1連結溝を備えることを特徴とする、請求項12に記載のディスクローディング装置。
【請求項14】
前記第1ガイドレバーは、前記第2ガイドレバーと連動するように第1係止突起を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第1係止突起に支持される第2係止突起を備えることを特徴とする、請求項12に記載のディスクローディング装置。
【請求項15】
前記コネクティングローダーは、前記コネクティングローダーをいずれか一方向に回転させる弾性力を提供する補助突起部材を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項16】
互いにリンクされ、ローディング領域の外部で回動可能に装着されるとともに前記ローディング領域の内部に延在する複数の第1ガイドレバーと、
互いにリンクされ、前記ローディング領域の外部で回動可能に装着されるとともに前記ローディング領域の内部に延在し、また、前記複数の第1ガイドレバーを拘束または拘束解除する複数の第2ガイドレバーと、
を含み、
前記第1ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束し、前記第1ガイドレバーによって前記第1ディスクのチャッキング位置が決定され、
前記第2ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束解除し、前記ローディング領域の外部に移動する前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーによって前記第2ディスクのチャッキング位置が決定されることを特徴とする、請求項1に記載のディスクローディング装置。
【請求項1】
互いに異なる直径を有する第1ディスク及び第2ディスクのローディングが可能なようにローディング領域を形成するメインフレーム及びサブフレームと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第1ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在する第2ガイドレバーと、
前記ローディング領域の外部で回動可能に設けられ、前記ディスクと干渉するように前記ローディング領域の内部に延在するトリガーレバーと、
前記ローディング領域に位置する前記第1ディスクまたは前記第2ディスクをチャッキングするチャッキングユニットと、
前記ローディング領域の外部で往復可能に設けられ、前記チャッキングユニットを動作させるスライダと、
前記トリガーレバーと前記スライダとの間に配置され、前記トリガーレバーの回転力を前記スライダに伝達するコネクティングユニットと、
を含み、
前記コネクティングユニットは、前記第1ディスクまたは前記第2ディスクがローディングされる場合、前記第2ガイドレバーと選択的に連動し、前記トリガーレバーの回転力が前記スライダに伝達されるタイミングを変化させることを特徴とするディスクローディング装置。
【請求項2】
前記コネクティングユニットは、回動運動可能に装着されて前記第2ガイドレバーと連動するコネクティングカムと、並進運動及び回動運動可能に装着されて前記コネクティングカム及び前記トリガーレバーと連動するコネクティングローダーと、を含むことを特徴とする、請求項1に記載のディスクローディング装置。
【請求項3】
前記コネクティングカムは、前記コネクティングローダーと連動するように第3連結溝を備え、
前記コネクティングローダーは、前記第3連結溝に挿入される第3連結突起を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項4】
前記コネクティングカムは、前記第2ガイドレバーと連動するように第4連結溝を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第4連結溝に挿入される第4連結突起を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項5】
前記コネクティングローダーは、前記トリガーレバーと連動するように第1拘束部及び第2拘束部を備え、
前記トリガーレバーは、前記第1拘束部及び第2拘束部に選択的に拘束される出力突起を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項6】
前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動しない場合、前記出力突起は前記第1拘束部に拘束され、前記コネクティングカムが前記第2ガイドレバーと連動する場合、前記出力突起は前記第2拘束部に拘束されることを特徴とする、請求項5に記載のディスクローディング装置。
【請求項7】
前記スライダが移動することによって前記スライダと連動する間隔調整プレートをさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のディスクローディング装置。
【請求項8】
前記スライダは、前記間隔調整プレートと連動するように第3係止突起を備え、
前記間隔調整プレートは、前記第3係止突起と結合するように第4係止突起を備えることを特徴とする、請求項7に記載のディスクローディング装置。
【請求項9】
前記間隔調整プレートは、前記トリガーレバーを加圧する第2間隔調整突起を備えることを特徴とする、請求項7に記載のディスクローディング装置。
【請求項10】
前記間隔調整プレートに選択的に連動して前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーの回転を誘導し、前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーを前記第2ディスクから離間させる連結プレートをさらに含むことを特徴とする、請求項7に記載のディスクローディング装置。
【請求項11】
前記間隔調整プレートは、第1間隔調整突起を備え、
前記連結プレートは、前記第1ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起が通過する貫通部と、前記前記第2ディスクがローディングされる場合に前記第1間隔調整突起と干渉する接触部と、を備えることを特徴とする、請求項10に記載のディスクローディング装置。
【請求項12】
前記連結プレートは前記第1ガイドレバーと連動し、前記第2ガイドレバーは第1ガイドレバーと連動することを特徴とする、請求項11に記載のディスクローディング装置。
【請求項13】
前記連結プレートは、前記第1ガイドレバーと連動するように第1連結突起を備え、
前記第1ガイドレバーは、前記第1連結突起を収容する第1連結溝を備えることを特徴とする、請求項12に記載のディスクローディング装置。
【請求項14】
前記第1ガイドレバーは、前記第2ガイドレバーと連動するように第1係止突起を備え、
前記第2ガイドレバーは、前記第1係止突起に支持される第2係止突起を備えることを特徴とする、請求項12に記載のディスクローディング装置。
【請求項15】
前記コネクティングローダーは、前記コネクティングローダーをいずれか一方向に回転させる弾性力を提供する補助突起部材を備えることを特徴とする、請求項2に記載のディスクローディング装置。
【請求項16】
互いにリンクされ、ローディング領域の外部で回動可能に装着されるとともに前記ローディング領域の内部に延在する複数の第1ガイドレバーと、
互いにリンクされ、前記ローディング領域の外部で回動可能に装着されるとともに前記ローディング領域の内部に延在し、また、前記複数の第1ガイドレバーを拘束または拘束解除する複数の第2ガイドレバーと、
を含み、
前記第1ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束し、前記第1ガイドレバーによって前記第1ディスクのチャッキング位置が決定され、
前記第2ディスクが前記ローディング領域にローディングされる場合、前記第2ガイドレバーは前記第1ガイドレバーを拘束解除し、前記ローディング領域の外部に移動する前記第1ガイドレバー及び前記第2ガイドレバーによって前記第2ディスクのチャッキング位置が決定されることを特徴とする、請求項1に記載のディスクローディング装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公開番号】特開2010−157309(P2010−157309A)
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−286841(P2009−286841)
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年12月17日(2009.12.17)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】
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