説明

ディスプレイストリップ、ディスプレイストリップ製造装置、商品展示体、及び、商品展示体製造装置

【課題】 充分なホールパンチ強度を有する、商品を封入した袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップ、該ディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置、及び、商品展示体、該商品展示体を製造する商品展示体製造装置を提供する。
【解決手段】 商品が封入された袋をヒートシールにより複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップであって、少なくとも、基材層と、ヒートシール性を有するシーラント層とを有し、少なくとも一方の端部付近に吊り下げ用のホールパンチが設けられており、前記ホールパンチの周辺の少なくとも一部が補強層により補強されているディスプレイストリップ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、充分なホールパンチ強度を有する、商品を封入した袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップ、該ディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置、及び、商品展示体、該商品展示体を製造する商品展示体製造装置に関する。
【背景技術】
【0002】
スナック菓子等の商品は、通常、ピロー包装(縦ピロー、横ピロー)で袋に包装された形で販売される。このように商品を封入した袋は、商店の陳列棚に並べて販売されることが多い。しかし、この方法だと陳列棚に人手により1袋ずつ陳列する必要があり、また、所定の陳列棚にしか展示して販売できないという場所的制限を受けていた。
【0003】
ストリップバッグ展示と呼ばれる、陳列棚を必要としない商品の展示販売方法が知られている。ストリップバッグ展示とは、図6に示したようにディスプレイストリップと呼ばれる所定巾のテープ材に複数の商品を取り付けて吊り下げるという展示形態である。この展示形態であれば、陳列棚を必要とせず、商店のレジ横やホテルのフロント等のあらゆる場所において展示販売が可能である。
【0004】
従来、ディスプレイストリップとしては、例えば、紙や樹脂からなるテープの所定の位置に予め穴あけ加工を施しておき、裏面から粘着テープを貼り付けることによって、穴を通じて商品を封入した袋を粘着テープに貼り付けるものが用いられていた。またその他にも、例えば、紙や樹脂からなるテープの所定の位置に予め樹脂製のフックを取り付けておき、商品が封入された袋側にホールパンチを開けることにより、その位置に商品を引っ掛けて取り付けるというものも用いられていた。
しかし、これらのディスプレイストリップでは、商品を封入した袋をディスプレイストリップに取り付ける工程を機械を用いて自動化するのが困難であるという問題があった。従って、ストリップバッグ展示が広く用いられるに至っていなかった。
【0005】
これに対して、片面にヒートシール層を設けることにより、商品が封入された袋を直接ヒートシールして接着することができるディスプレイストリップが提案されている(例えば、特許文献1等)。このディスプレイストリップを用いれば、商品を封入した袋をディスプレイストリップに取り付ける工程を、商品を袋に封入する一連の工程と連続して自動化することが極めて容易である。
【0006】
このようなディスプレイストリップでは、商品を封入した袋を複数並べて取り付けた状態で一方の端部を棚等に設けたフックに引っ掛けることにより展示を行う。このようにフックに引っ掛けて展示するために、通常ディスプレイストリップの端部にはホールパンチが形成されている。ホールパンチ加工は、通常、パンチによる打ち抜きにより容易に行うことができることから、低コストで大量生産に好適である。
このようなホールパンチには、所定重量の袋を所定数吊り下げた状態においても破れず、また、袋を引き剥がす際にかかる衝撃荷重がかかっても破れないだけの強度(ホールパンチ強度)が必要であった。
【0007】
従来から使用されている材質及び構成のディスプレイストリップに、適正にホールパンチを設けた場合、ホールパンチ強度としてはおおよそ50N/35mm以上の値が得られる。これは、上述した吊り下げられる袋の総重量に対する強度及び袋を引き剥がす際の衝撃荷重に耐えられる数値であり、充分なホールパンチ強度を有するものであり、通常、問題とはならない。
しかしながら、商品を封入した袋を所定数取り付けた状態でも充分な強度が得られるように、また、展示した商品を封入した袋を引き剥がす際に衝撃にも耐えられる強度が得られるように設計したにもかかわらず、しばしばホールパンチの位置でディスプレイストリップが破損してしまうことがあった。
【0008】
【特許文献1】特開2004−168418号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記現状に鑑み、充分なホールパンチ強度を有する、商品を封入した袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップ、該ディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置、及び、商品展示体、該商品展示体を製造する商品展示体製造装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、商品が封入された袋をヒートシールにより複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップであって、少なくとも、基材層と、ヒートシール性を有するシーラント層とを有し、少なくとも一方の端部付近に吊り下げ用のホールパンチが設けられており、前記ホールパンチの周辺の少なくとも一部が補強層により補強されているディスプレイストリップである。
以下に本発明を詳述する。
【0011】
本発明者らは、従来のディスプレイストリップがしばしばホールパンチの位置で破損してしまう原因について検討した結果、ホールパンチを形成するのに用いるナイフが切れ止んだ等の原因により、ホールパンチ部にノッチ様の切り欠けが形成されたときに極端にホールパンチ強度が低下してしまうことを見出した。このようなノッチの形成は、パンチによる打ち抜きによりホールパンチ加工をする限り不可避である。本発明者らは、更に検討の結果、ホールパンチ形成部分又はその上方に補強層を設けた場合には、ノッチが形成されたときでも極端なホールパンチ強度の低下を抑制できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0012】
本発明のディスプレイストリップは、少なくとも、基材層と、ヒートシール性を有するシーラント層とを有する。
上記基材層としては特に限定されないが、多数の商品を取り付けて吊り下げる用途から充分な強度を有し、かつ、ヒートシール時に溶融したり劣化したりしない耐熱性を有することが好ましく、例えば、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルム、金属箔、紙、不織布、織布若しくはこれらの積層物等が好適である。なかでも、上記二軸延伸ポリプロピレン又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルムに、織布が積層された積層体であることが好ましく、織布が2枚の二軸延伸ポリプロピレン又は二軸延伸ポリエチレンテレフタレートからなる樹脂フィルム間に挟持された構造を有する積層体であることがより好ましい。
【0013】
上記織布としては特に限定されないが、従来から補強材等として用いられている糸篠を平織、綾織、もじり織等の従来公知の方法により織成してなるものが用いられる。
上記織布の織り密度としては特に限定されないが、6〜20本/インチ程度が好適である。経糸間又は緯糸間に適当な間隔あれば、上記樹脂フィルムと積層したときに、樹脂フィルムを構成する樹脂の一部が織布の経糸・緯糸の空隙に侵入して一体化することにより、織布と樹脂フィルムとの接着性が向上する。
【0014】
上記織布としては特に限定されないが、高密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、メタロセン直鎖低密度ポリエチレン、アイソタクティックポリプロピレン、シンジオタクティックポリプロピレン等のポリオレフィン糸からなるものが、ディスプレイストリップに求められる機械的性能及び上記樹脂フィルムと積層する場合この樹脂フィルムとの接着性等の点から好適である。
上記ポリオレフィン糸は、単独の樹脂からなるものであってもよいが、必要に応じて、高融点ポリマーと低融点ポリマーとを複合化した複合糸であってもよい。このような複合糸を用いれば、優れた機械的強度と上記樹脂フィルムとの接着性とを両立することができる。
【0015】
上記ポリオレフィン糸としては特に限定されず、例えば、マルチフィラメント糸、モノフィラメント糸、フラットヤーン、スプリットヤーン等を用いることができる。なかでも、フラットヤーン、スプリットヤーンが好適である。
ここでフラットヤーンとは、押出成形法等により成形されたフィルムを所定幅にスリットした後、延伸処理及び熱処理を施すことにより形成された糸である。また、スプリットヤーンとは、フラットヤーンに更に割織処理を施した糸である。フラットヤーン及びスプリットヤーンは、極めて高い引張強度及び引裂強度を有することが知られている。
上記ポリオレフィン糸の繊度としては特に限定されず、通常使用される100〜5000d程度のものを用いることができる。
【0016】
上記基材層が樹脂フィルムと織布との積層体である場合、その製造方法としては特に限定されず、例えば、上記織布の上にポリマーを押出成形して樹脂フィルム層を形成する方法;織布に樹脂フィルムをドライラミネートする方法;織布に樹脂フィルムを圧着する方法等が挙げられる。なかでも、樹脂フィルムを構成する樹脂が織布の縦糸・横糸間に侵入して一体化できることから、熱圧着する方法や、接着剤を織布の縦糸・横糸間に侵入するように塗布したうえで樹脂フィルムと積層して接着する方法等が好適である。
【0017】
上記基材層の厚さとしては特に限定されないが、好ましい下限は30μm、好ましい上限は500μmである。30μm未満であると、充分なホールパンチ強度が得られずに展示時や商品を封入した袋を取り外す際に破損する恐れがあり、500μmを超えると、基材層が断熱材の役割をしてヒートシール時にシーラント層に充分に熱が伝わらないことがある。
【0018】
上記シーラント層としては、充分なヒートシール性を発揮できるものであれば特に限定されないが、例えば、低融点樹脂からなるものが好適である。
上記低融点樹脂そしては特に限定されず、例えば、エチレン−ビニルアセテート共重合体;ポリプロピレン、プロピレンと他のオレフィンとの共重合体;低密度ポリエチレン等が挙げられる。
【0019】
上記シーラント層は、必要に応じて、更に、ワックス、紫外線防止剤、酸化防止剤、可塑剤、滑剤、顔料、染料等の通常用いられる添加剤を含有してもよい。
【0020】
上記シーラント層は、上記基材層の全面に形成されていてもよく、部分的に形成されていてもよい。上記シーラント層が基材層の全面に形成されている場合、本発明のディスプレイストリップの任意の位置に商品を取り付けることができる。なお、上記シーラント層が上記基材層の全面に形成されているとは、上記基材層の全面に完全に形成されているのではなく、基材層のホールパンチとなる貫通孔が設けられた位置や商品を取り付けることのない周辺部等は含まないという意味である。
上記シーラント層が上記基材層に部分的に形成されていている場合、上記シーラント層は、上記基材層上に縞模様のように形成されていてもよく、商品を封入した袋を取り付ける所定の位置にのみ形成されていてもよい。
【0021】
本発明のディスプレイストリップは、基材層とシーラント層との接着性を向上させたり、ディスプレイストリップ全体の強度やホールパンチ強度を向上させたりする目的で、上記基材層とシーラント層との間に中間層を有することが好ましい。
上記中間層としては特に限定されないが、ポリエチレン等のポリオレフィン等の樹脂からなるものが好適である。
【0022】
本発明のディスプレイストリップは、少なくとも一方の端部付近に吊り下げ用のホールパンチが設けられている。即ち、本発明のディスプレイストリップに商品を封入した袋がヒートシールにより取り付けされた商品展示体は、フックに上記ホールパンチを引っ掛けて展示される。
【0023】
上記ホールパンチの形状としては、フックを挿通させることができる形状であれば特に限定されず、円形、楕円形、角形、トラック形又はこれらを組み合わせた形状等任意の形状が挙げられる。また、その大きさも特に限定されず、上記袋に形成されるフックの大きさ、袋の大きさ等を考慮して適宜決定されるが、上記ホールパンチの形状が円形である場合、通常、下限がφ5mm、上限がφ10mm程度である。
【0024】
上記ホールパンチの個数としては特に限定されず、例えば、一方の端部付近に一つだけ設けられていてもよく、巾方向に複数並んで設けられていてもよく、更に、長さ方向に所定の間隔を開けて複数設けられていてもよい。
【0025】
本発明のディスプレイストリップは、上記ホールパンチの周辺の少なくとも一部が補強層により補強されている。
上記「ホールパンチの周辺の少なくとも一部」とは、本発明のディスプレイストリップを用いた通常の態様にてストリップバック展示を行った場合、例えば、商品を封入した袋を所定数吊り下げた状態や、展示した商品を封入した袋を引き剥がした際に応力がかかる上記ホールパンチの周辺部分を意味する。
図1は、本発明のディスプレイディスプレイの一例を模式的に示す正面図であり、図2は、本発明のディスプレイストリップの別の一例を模式的に示す正面図である。
【0026】
図1に示す本発明のディスプレイストリップSは、その上端付近にホールパンチHが設けられており、補強層Gは、ホールパンチH周辺を含むディスプレイストリップSの上端付近に形成されている。一方、図2に示す本発明のディスプレイストリップSは、その上端付近にホールパンチHが形成されており、ディスプレイストリップSの上端からホールパンチHの上端までの間に補強層Gが形成されている。
【0027】
図1及び図2に示したいずれの形態であっても、本発明のディスプレイストリップは、ホールパンチの周辺に形成された補強層によりホールパンチ強度が優れたものとなるが、特に図2に示した形態は、ホールパンチ強度により優れたものとなる。
上述のように、ホールパンチ強度の低下は、ホールパンチ形成時に形成されるノッチ様の切り欠けが原因であるが、本発明のディスプレイストリップが図2に示した形態であると、ホールパンチの上方に補強層が形成されているため、上記ホールパンチを形成する際にノッチ様の切り欠けが形成されても、補強層にはノッチ状の切り欠けが形成されることがないからである。
【0028】
上記補強層としては特に限定されず、例えば、上述した基材層を構成する材料と同様の材料からなるフィルムが挙げられ、なかでも、織布、不織布又は高引裂強度を有するフィルムであることが好ましい。
【0029】
上記補強層が織布である場合、該織布としては、平状の繊維体を編み上げたものと、糸状の繊維体を編み上げたものとが挙げられる。
本明細書において、上記平状の繊維体とは、その長手方向に垂直な断面形状が略長方形、楕円形やトラック形等のような扁平形状である繊維をいい、上記糸状の繊維体とは、その長手方向に垂直な断面形状が円形、略正方形等のような非扁平形状である繊維をいう。
【0030】
上記補強層は、上記基材層上に形成されていてもよく、上記シーラント層上に形成されていてもよい。例えば、上記シーラント層が上記基材層の全面に形成されている場合、上記補強層は、上記シーラント層上に形成することができる。上記シーラント層が上記基材層に部分的に形成されている場合、上記補強層を上記基材層上に形成することができる。
上記補強層が上記基材層上に形成されている場合、上記補強層は粘着層を介して積層されることが好ましい。一方、上記補強層が上記シーラント層上に形成されている場合、上記補強層とシーラント層とは、ヒートシールにより接着可能となるため、必ずしも、上記粘着層を設ける必要はない。
【0031】
上記ヒートシール層に上補強層をヒートシールにより形成する場合、短時間でヒートシールできること、及び、テープフィード等の機械適正に優れることが好ましい。ヒートシールに長時間を要したり、テープフィード等の機械適正に劣ったりすると、本発明のディスプレイストリップの製造効率が低下する。
【0032】
上記補強層のヒートシールを短時間で行うには、補強層の厚みが重要となる。例えば、上記補強層が平状の繊維体を編み上げた織布である場合、上記平状の繊維体の単体厚みとしては40μm以上であることが好ましく、経糸と緯糸とが組み合わされた部分が80μm以下であることが好ましい。また、その組み合わせ密度としては、ホールパンチの径が通常φ8mm程度であることから、1インチ(25.4mm)角内において、経糸、緯糸それぞれ3本以上ずつ組み合わされていることが好ましい。
上記織布が糸状の繊維体を編み上げたものである場合、その線径は1μm以上であることが好ましく、組み合わせ密度としては、ホールパンチの径が通常φ8mm程度であることから、1インチ(25.4mm)角内において、経糸、緯糸それぞれ3本以上ずつ組み合わされていることが好ましい。
【0033】
なお、上記補強層が織布である場合、補強層は、図2に示した補強層Gのように、ディスプレイストリップの上端からホールパンチの上端までの間に形成されていることが好ましい。織布からなる補強層が、図1に示したようにホールパンチの周囲を含む位置に形成されていると、ホールパンチ形成部分の織布の糸を切断することとなるため、補強層によるホールパンチ強度の低下防止効果が不充分となることがある。
【0034】
上記補強層の大きさとしては特に限定されず、本発明のディスプレイストリップやホールパンチの大きさ等に合わせて適宜決定されるが、上記補強層の巾が上記基材層と同じ巾である場合、少なくとも、上端から10mmの大きさであることが好ましい。10mm未満であると、ホールパンチを図1に示したように上記補強層を貫通する位置に形成することができないことがあり、また、上記ホールパンチを図2に示したような上記補強層に隣接する位置に形成した場合であっても、上記第2基材層縦方向の長さが短すぎて補強層としての機能を充分に発揮することができないことがある。
【0035】
更に、上記補強層は、その最表面が印刷層であることが好ましい。本発明のディスプレイストリップのシーラント層に商品が封入された袋をヒートシールして作製された商品展示体は、上記ホールパンチを棚等に設けたフックに引っ掛けることにより展示を行う。その際、上記補強層は、通常、購入者の目線に近いところに位置することとなるため、補強層の最表面が印刷層であると、該印刷層にディスプレイストリップに取り付けた商品の名称や価格等を表示することができる。
【0036】
本発明のディスプレイストリップにおいて、上記シーラント層と補強層との間には、両者の間の接着性を向上させたり、ディスプレイストリップ全体の強度やホールパンチ強度を向上させたりする目的で中間層が形成されていることが好ましい。上記中間層としては特に限定されないが、例えば、上述した基材層とシーラント層との間に設けられるものと同様のものが挙げられる。
【0037】
このような本発明のディスプレイストリップの形態としては特に限定されず、例えば、テープ状、シート状等が挙げられる。
【0038】
本発明のディスプレイストリップに、商品を封入した袋が取り付けられてなる商品展示体もまた、本発明の1つである。
【0039】
本発明の商品展示体において、上記商品を封入した袋としては、通常用いられている袋がいずれも使用できるが、なかでも、少なくとも、シーラント層と基材層とからなるものが好ましい。上記袋の表面のシーラント層は、ポリプロピレン、プロピレンと他のオレフィンとの共重合体、低密度ポリエチレン及びエチレン−酢酸ビニル共重合体からなる群より選択される少なくとも1種からなるものが好適である。また、上記袋の表面のシーラント層は、ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)フィルムからなるものが好適である。ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)フィルムとは、通常、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)の表面に、プロピレン−エチレン−ブテン3元共重合体等のヒートシール性を有する樹脂からなるごく薄いターポリマー層を設けることによりヒートシール性を付与したものを意味し、とりわけ欧米では袋材に多く採用されている。
【0040】
上記商品を封入した袋としては、例えば、二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層/印刷層/接着剤層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)層/ポリエチレン(PE)層/無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの;二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層/印刷層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着ポリエチレンテレフタレート(PET)層/ポリエチレン(PE)層/無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの;二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層/印刷層/アルミニウム蒸着無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの;二軸延伸ポリプロピレン(OPP)層/印刷層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの;透明蒸着二軸延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)層/印刷層/無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの;ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)層/印刷層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)層;ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)層/印刷層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの;ヒートシーラブル二軸延伸ポリプロピレン(OPH)層/印刷層/接着剤層/ポリエチレン(PE)層/アルミニウム蒸着無延伸ポリプロピレン(CPP)層からなるもの等が挙げられる。
【0041】
本発明の商品展示体において、袋とディスプレイストリップとのシール強度としては特に限定されないが、好ましい下限は1N/30mm、好ましい上限は50N/30mmである。1N/30mm未満であると、商品の重量によっては自重により商品が落下してしまうことがあり、50N/30mmを超えると、吊り下げた状態で商品を封入した袋を引っ張ってもはずれないことがある。より好ましい下限は5N/30mm、より好ましい上限は30N/30mmである。
【0042】
本発明のディスプレイストリップを製造する方法としては特に限定されないが、例えば、基材層とシーラント層とが積層された積層シートに補強層を積層するための積層機構、前記積層シートを前記積層機構に供給するシート供給機構、補強層を前記積層機構に供給する補強層供給機構、及び、前記シート供給機構と前記積層機構との間に設けられたセンサが検知した前記積層シートの位置情報に基づいて、前記シート供給機構、補強層供給機構及び積層機構の動作を制御する制御機構を備えるディスプレイストリップ製造装置を用いることで好適に製造することができる。
このような本発明のディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置もまた、本発明の1つである。
【0043】
図3は、本発明のディスプレイストリップ製造装置の一例を示す概略図である。
図3に示す本発明のディスプレイストリップ製造装置は、シート供給機構1、積層機構2及び補強層供給機構3、及び、図示しないシート供給機構1、積層機構2及び補強層供給機構3を制御する制御機構から構成されている。
【0044】
シート供給機構1は、積層機構2へ基材層とシーラント層とからなる積層シート11を供給するための装置であり、主にロール12、テンションコントロールローラ13、ロール15及び駆動モータ(サーボモータ)16から構成されている。
【0045】
このような構成のシート供給機構1では、モータ16で回転駆動されるロール15によりロール12に巻き取られた積層シート11が引き出され、テンションコントロールローラ13により張力コントロールされながら、補強層31を積層するための積層機構2の積層台21上に送られる。
なお、ロール12に巻き取られた積層シート11には、所定間隔でマークが印されている。
【0046】
補強層供給機構3は、積層機構2へ補強層31−2を供給するための装置であり、主に補強層供給ロール32、転向バー33及び剥離シート巻き取りロール35により構成されている。
補強層31−2となる補強層シート31は、裏面(積層シート11のシーラント層上に積層される面)に粘着層が形成されている場合、該粘着層は、剥離シート34によりカバーされ、長さ方向に所定の長さ毎に切れ目が入れられた状態で補強層供給ロール32に巻き取られていることが好ましい。
【0047】
このような補強層シート31は、補強層供給ロール32から引き出され転向バー33でその搬送方向が急激に転向されることで、剥離シート34が分離されるとともに、上記切れ目で分離され、所定長さの補強層31−2が分離され積層機構2の吸引装置22に供給される。
【0048】
積層機構2は、主に積層台21と垂直及び水平方向への移動装置付の吸引装置22とから構成されている。
このような移動装置付の吸引装置22は、積層台21の真上と補強層供給機構3の転向バー33部分で剥離シート34と分離された補強層31−2との間を水平方向に移動できるとともに、積層台21の真上から積層台21の表面まで垂直方向に移動することができる。
上記移動装置としては特に限定されず、例えば、エアシリンダー等が挙げられる。
【0049】
このような構成の積層機構2において、吸引装置22は、上記移動装置により補強層供給機構3の転向バー33で剥離シート34から分離した補強層31−2を吸引した後、積層台21上に移動する。その後、吸引装置22は、吸引している補強層31−2を積層台21上に引き出されたシート11の所定位置に、積層、押圧した後、吸引を解除して、補強層を離すようになっている。
【0050】
シート供給機構1、積層機構2及び補強層供給機構3の動作は、図示しない制御機構により制御される。
上記制御機構は、シート供給機構1のローラ13と積層機構2の積層台21との間に設けられたセンサ14が積層シート11に印されたマークを検出し、その情報に基づいて、センサ14から積層台21までの距離と、積層シート11の移動速度とから積層シート11の所定の位置が積層台21に到達する時点が算出され、この算出されたタイミングで、吸引装置22が吸引した補強層31−2を積層シート11上に積層するように各機構を制御する。なお、本発明のディスプレイストリップストリップ製造装置でシートに補強層を積層するタイミングとホールパンチを開けるタイミングとは合わせることができる。
上記ディスプレイストリップ製造装置の補強層の積層時の積層シートの送りの制御は、補強層が積層されるときは、積層シートは、静止状態を要求されるから、積層シートの送りは間欠的となり、そのようにモータは制御される。
【0051】
その後、図示しないパンチング装置で所定の位置にホールパンチを設けることで、本発明のディスプレイストリップを製造することができる。上記ホールパンチを形成する位置は、上記制御機構により、補強層を積層した位置との関係で決定される。正確な位置決めは、基材層とシーラント層とが積層された積層シートに所定間隔ごとに形成されるマークをセンサが検出することにより行われる。
なお、上記パンチング装置によるホールパンチを設ける工程は、後述する商品展示体製造装置において、商品展示体を製造する過程で設けられるようになっていてもよい。この場合、本発明のディスプレイストリップ製造装置によりホールパンチが形成されていない状態のシートを製造し、該シートを商品展示体製造装置へ搬送し、ここで所定の位置にホールパンチが形成され、更に、商品が封入された袋がシーラント層にヒートシールされる。即ち、この場合ディスプレイストリップと商品展示体とが同時に製造される。
【0052】
本発明の商品展示体を製造する方法としては特に限定されないが、例えば、上述した本発明のディスプレイストリップ製造装置に、更に、商品が封入された袋をディスプレイストリップに取り付ける袋取り付け機構、前記袋取り付け機構に、前記商品が封入された袋を供給する袋供給機構、及び、前記ディスプレイストリップの位置情報に基づいて、前記袋取り付け機構と袋供給機構とを制御する制御機構を有する商品展示体製造装置を用いることで製造することができる。
このような本発明の商品展示体を製造する商品展示体製造装置もまた、本発明の1つである。
【0053】
図4は、本発明の商品展示体製造装置の一例を示す概略図である。
図4に示すように、本発明の商品展示体製造装置は、主に本発明のディスプレイストリップ製造装置により製造されたディスプレイストリップSを供給するストリップ供給装置、及び、商品が封入された袋BをディスプレイストリップSに取り付けるためのヒートシール装置を有する袋取り付け機構70と、袋Bを保持する保持装置、及び、袋Bをヒートシール装置へ移動させる移動装置を有する袋供給機構75とから構成されている。
【0054】
袋取り付け機構70のストリップ供給装置は、主に駆動モータ78c、ローラ78a及び78bから構成されている。
このようなストリップ供給装置は、図3に示した本発明のディスプレイストリップ製造装置により製造されたディスプレイストリップSを、駆動モータ78cによって駆動されるローラ78a、78bにより、ヒートシール装置へ供給する。
【0055】
本発明のディスプレイストリップ製造装置により製造されたディスプレイストリップSは、途中で巻き取られることなく、図3に示したロール15からローラ78bへと送られることが好ましい。本発明のディスプレイストリップの製造と商品展示体の製造とを一体的、連続的に行うことができるようになるからである。
この場合、図3に示した本発明のディスプレイストリップ製造装置のロール15と、本発明の商品展示体製造装置のロール78bとの間には図示しないダンサーロールが置かれており、両装置間のタイミングのずれが調節されるようになっていることが好ましい。
【0056】
上述した本発明のディスプレイストリップ製造装置でホールパンチを設けなかった場合、ロール78b、78aからヒートシール装置へ送られる途中のパンチ装置77aで、所定の位置にホールパンチが設けられる。また、ディスプレイストリップSの所定の位置に切れ目を入れる場合は、パンチ装置77aに隣接されたカッタ装置77bにより切れ目が入れられる。
【0057】
ディスプレイストリップSは、その後、ヒートシール装置に送られ、該ヒートシール装置にて、保持装置に保持されて移動させられてきた袋Bがヒートシールされる。
上記ヒートシール装置は、ヒータ面71aと押圧体71bとから構成され、ディスプレイストリップSがヒータ面71aに接しながら、その上に袋Bの上端部が重ねられ、押圧体71bにより押圧される。押圧体71bの押圧力は、押圧体71bに取り付けられた図示しないエアシリンダーにより与えられるようになっている。
【0058】
上記ヒートシール装置に供給される商品が封入された袋Bは、例えば、図5に示すような袋製造装置により製造される。図5は、袋製造装置の一例を模式的に示す斜視図である。
【0059】
図5に示すように、上記袋製造装置は、主に、シート状で送られてくるフィルムFを筒状に成形する成形機構と、筒状となったフィルムF(以下、筒状フィルムという)を下方に搬送するプルダウンベルト機構と、筒状フィルターを横にシールすることで商品Cが封入された袋Bの上下の端部を封止する横シール機構とから構成されている。
【0060】
このような袋製造装機で商品が封入された袋Bを製造するには、まず、シート状のフィルムFを成形機構へ送る。
成形機構は、上下が開口した円筒状のチューブ81bとチューブ81bを取り囲むように配置されているショルダー81aとから構成されており、シート状のフィルムFをショルダー81aとチューブ81bとの間を通すことによって筒状フィルムを作製する。
【0061】
次に、駆動ローラ83aにより駆動されるプルダウンベルト83bで筒状フィルムを下方へ搬送し、縦シール装置82で筒状フィルムの重なり部分をチューブ81bに一定の圧力で押し付けながら加熱してシールする。
【0062】
次に、プルダウンベルト83bで更に下方へ搬送された縦シール済の筒状フィルムの内部に、チューブ81bの上端開口から商品Cを投入することで充填する。なお、上記縦シール済の筒状フィルムの下端は、後述するように以前に商品Cが封入された袋Bを製造した際にヒートシールされて封止されており、上端部のみが開放されている。
そして、一対のシールジョー80で、商品Cを充填した筒状フィルムの上端の前側及び後側から互いに押し付け合う状態で挟持し、商品Cが封入された袋Bの上端部と次の袋の下端部となる筒状フィルムの部分に圧力及び熱を加えてシールを施し、シールジョー80の片方の内部に内蔵されているカッタで、横シール部分の高さ方向の中心位置において、商品Cが封入された袋Bと後続の縦シール済筒状フィルムとを切り離すことで、商品Cが封入された袋Bを製造する。
【0063】
このようにして製造された袋Bは、上記袋製造装置のシールジョー80から排出され、袋Bを保持する保持装置、及び、袋Bをヒートシール装置へ移動させる移動装置を有する袋供給機構75により上述した袋取り付け機構70のヒートシール装置に送られるようになっている。
【0064】
上記保持装置は、左右に開いた一対のアーム部材79bが、袋Bを挟み込みながら、本体79aの方に閉じることにより袋Bを把持するようになっている。
【0065】
上記保持装置により保持された袋Bは、保持位置P1からディスプレイストリップSにヒートシールする取り付け位置P2まで移動させる場合、上記保持装置により保持された袋Bの移動は、上記移動装置の回転部材の一端76aを軸として、回転部材の他端76bが回転することにより、サポート部材73が移動することで行われる。
【0066】
上記態様でディスプレイストリップSに袋Bが取り付けられて製造された商品展示体は、ヒートシール装置から下方向に排出される。
【0067】
このような本発明の商品展示体製造装置において、上述した袋取り付け機構及び袋供給機構の動作は、制御機構により制御される。
例えば、1のディスプレイストリップに取り付けられる袋の間隔の制御は、1の袋をディスプレイストリップに取り付けてから、次の袋をディスプレイストリップに取り付けるためにディスプレイストリップが進む距離(ディスプレイストリップの搬送ピッチ)を正確に制御することで行うことができる。図4に示した本発明の商品展示体製造装置においては、ディスプレイストリップSの搬送モータ78cを制御することで、1のディスプレイストリップに取り付けられる袋の間隔を制御することができる。
また、袋がディスプレイストリップに取り付けられるとき等も、ディスプレイストリップには静止状態を要求されるから、ディスプレイストリップの送りも間欠的となり、ディスプレイストリップを袋取り付け機構に送るモータは、そのように制御される。
【0068】
また、1のディスプレイストリップと他のディスプレイストリップとの間隔の制御は、1のディスプレイストリップに最後の袋を取り付けてから、次のディスプレイストリップに最初の袋を取り付けるまでの間にディスプレイストリップが進む距離を制御することで制御される。
このように1のディスプレイストリップと他のディスプレイストリップとの間隔を制御することで、ディスプレイストリップには、袋が取り付けられていない部分が形成されるが、この部分に上記ホールパンチや補強層が形成される。このようなディスプレイストリップの位置の正確な制御は、上述した基材層とシーラント層とからなる積層シートに印されていたマークを検出することで行うことができる。
【0069】
上述した本発明のディスプレイストリップ装置と本発明の商品展示体製造装置とは、一体的に制御できるように構成されていることが好ましい。
本発明のディスプレイストリップ装置及び本発明の商品展示体製造装置の制御が一体的になされるように構成されていると、例えば、基材層とシーラント層とが積層された積層シートに補強層を積層する位置、ホールパンチを形成する位置、及び、ディスプレイストリップを切断する位置、製造する袋のサイズ、単位時間当たりに製造する袋の数、1のディスプレイストリップに取り付ける袋の数、ディスプレイストリップに対する袋の搬送ピッチ、1のディスプレイストリップと次のディスプレイストリップとの間の距離等の制御を一括で行うことができ、ディスプレイストリップの製造と商品展示体の製造とを連続的・一体的に行うことができる。
【発明の効果】
【0070】
本発明によれば、充分なホールパンチ強度を有する、商品を封入した袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップ、該ディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置、及び、商品展示体、該商品展示体を製造する商品展示体製造装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0071】
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。
【0072】
(実施例1)
基材層として、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(50μm)の片面にコロナ処理を行い、このコロナ処理を行った面に対し、アンカーコート処理を施し、中間層として厚さ30μmのLDPEを押出しラミネートし、その上にシーラント層として、イージーピール型無延伸ポリプロピレンフィルム(CPP、40μm)を積層し、PET(50μm)/LDPE(30μm)/CPP(40μm)の積層フィルムを作製した。
【0073】
作製した積層フィルムと、補強層として基材層と同材質のものとを用いて、図3に示した構成のディスプレイストリップ製造装置によりディスプレイストリップを製造した。
なお、補強層を積層する位置は、積層フィルムに予めレジマークを印刷しておき、このレジマークをディスプレイストリップ製造装置の光センサ(レジマークセンサ)にて読み取った時点で、吸引装置移動させて補強層を吸引し、積層台上に移動させて、補強層を積層フィルムに貼り付け、熱板にてヒートシールを行ってサンプルを作製した。
その後、作製したサンプルの補強層を貫通する位置にφ6mmのホールパンチを形成した(図1参照)。
【0074】
(実施例2)
補強層とホールパンチの形成位置を図2のようにした以外は、実施例1と同様にしてサンプルを作製した。
【0075】
(比較例1)
補強層を積層しなかった以外は、実施例1と同様にしてサンプルを作製した。
【0076】
実施例1、2及び比較例1で作製したサンプルのホールパンチ強度を、東洋精機製作所社製、ストログラフV1−Cを用いて、引っ張り条件300mm/minで測定した。また、ホールパンチのディスプレイストリップ上端側に約1mmのノッチを形成して破れやすくした状態でも同様のホールパンチ強度測定を行った。
結果を表1に示す。
【0077】
【表1】

【0078】
図1に示したように、補強層を形成した実施例1、2にかかるサンプルのホールパンチ強度は、ノッチが有る場合、無い場合のいずれの場合も比較例1にかかるサンプルよりも優れたものであった。
また、実施例1及び実施例2の結果より、補強層は、ホールパンチの上方に形成されている方がホールパンチ強度に優れることが確認された。
【産業上の利用可能性】
【0079】
本発明によれば、充分なホールパンチ強度を有する、商品を封入した袋を複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップ、該ディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置、及び、商品展示体、該商品展示体を製造する商品展示体製造装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】本発明のディスプレイディスプレイの一例を模式的に示す正面図である。
【図2】本発明のディスプレイストリップの別の一例を模式的に示す正面図である。
【図3】本発明のディスプレイストリップ製造装置の一例を示す概略図である。
【図4】本発明の商品展示体製造装置の一例を示す概略図である。
【図5】本発明の商品展示体を製造する方法を模式的に示す説明図である。
【図6】ストリップバック展示の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0081】
1 シート供給機構
2 積層機
3 補強層供給機構
11 積層シート
12 ロール
13 テンションコントロールローラ
14 光センサ
15 剥離シート巻き取りロール
70 袋取り付け機構
71a ヒータ面
71b 押圧体
77a パンチ装置
77b カッタ装置
78c 駆動モータ
78a、78b ローラ
S ディスプレイストリップ
B 袋

【特許請求の範囲】
【請求項1】
商品が封入された袋をヒートシールにより複数並べて取り付けて展示するためのディスプレイストリップであって、
少なくとも、基材層と、ヒートシール性を有するシーラント層とを有し、
少なくとも一方の端部付近に吊り下げ用のホールパンチが設けられており、
前記ホールパンチの周辺の少なくとも一部が補強層により補強されている
ことを特徴とするディスプレイストリップ。
【請求項2】
基材層は、樹脂フィルムと織布との積層体である請求項1記載のディスプレイストリップ。
【請求項3】
シーラント層は、基材層の全面に形成されている請求項1又は2記載のディスプレイストリップ。
【請求項4】
シーラント層は、基材層に部分的に形成されている請求項1又は2記載のディスプレイストリップ。
【請求項5】
シーラント層は、低融点樹脂からなる請求項1、2、3又は4記載のディスプレイストリップ。
【請求項6】
基材層とシーラント層とは、中間層を介して積層されている請求項1、2、3、4又は5記載のディスプレイストリップ。
【請求項7】
補強層は、織布、不織布又は高引裂強度を有するフィルムである請求項1、2、3、4、5又は6記載のディスプレイストリップ。
【請求項8】
補強層は、基材層上又はシーラント層上に形成されている請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のディスプレイストリップ。
【請求項9】
請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のディスプレイストリップに、商品を封入した袋がヒートシールにより取り付けられてなることを特徴とする商品展示体。
【請求項10】
請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のディスプレイストリップを製造するディスプレイストリップ製造装置であって、
基材層とシーラント層とが積層された積層シートに補強層を積層するための積層機構、
前記積層シートを前記積層機構に供給するシート供給機構、
補強層を前記積層機構に供給する補強層供給機構、及び、
前記シート供給機構と前記積層機構との間に設けられたセンサが検知した前記積層シートの位置情報に基づいて、前記シート供給機構、補強層供給機構及び積層機構を制御する制御機構を備える
ことを特徴とするディスプレイストリップ製造装置。
【請求項11】
請求項10記載のディスプレイストリップ製造装置に、更に、商品が封入された袋をディスプレイストリップに取り付ける袋取り付け機構、前記袋取り付け機構に、前記商品が封入された袋を供給する袋供給機構、及び、前記袋取り付け機構と袋供給機構とを制御する制御機構を有することを特徴とする商品展示体製造装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−111320(P2006−111320A)
【公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−302027(P2004−302027)
【出願日】平成16年10月15日(2004.10.15)
【出願人】(000147833)株式会社イシダ (859)
【Fターム(参考)】