説明

データを表示するナビゲーションデバイスおよび方法

ネットワーク604とデータを送受信するように構成され、出力デバイスと、スケジュール要求入力部とを備える処理デバイス600と、ネットワーク604とデータを送受信するように構成された第1のサーバ606と、を備え、処理デバイス600は、デバイスにおける出力のためにスケジュール要求入力部を用いて、ユーザが特定のスケジュール情報を選択することを可能にするように構成されており、処理デバイス600は、スケジュール要求入力部に対する入力に応じて、ネットワークを介してサーバ606と接続し、そこから特定のスケジュール情報を取得するように、および、スケジュール情報を出力デバイスに出力するようにさらに構成されるシステム。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、データを表示する、特にスケジュール情報を表示するナビゲーションデバイスおよび方法に関する。本発明の例示的な実施形態は、ポータブルナビゲーションデバイス(いわゆるPND)に関し、特にグローバル・ポジショニング・システム(GPS)信号受信および処理機能を含むPNDに関する。他の実施形態は、より一般に、ルートプランニングを提供するためのナビゲーションソフトウェアを実行するように構成され、ナビゲーション機能もあってもよい、あらゆる種類の処理デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)信号受信および処理機能を含むポータブルナビゲーションデバイス(PND)がよく知られており、車載のまたは他の乗り物のナビゲーションシステムとして広く採用されている。そのようなPNDは、一般にナビゲーションデバイスの一部であり、そのようなPNDを説明することが好都合である。
【0003】
一般論として、最新のPNDはプロセッサ、メモリ(揮発性および不揮発性のうち少なくとも1つ、一般に両方)、およびメモリに格納されたマップデータを備える。プロセッサおよびメモリは、ソフトウェアオペレーティングシステムが確立されてもよい実行環境を協働して提供し、さらに、1つ以上の追加のソフトウェアプログラムが、PNDの機能が制御されることを可能にするように提供されること、様々な他の機能を提供することが通常である。
【0004】
一般に、これらのデバイスは、ユーザがデバイスとやり取りし、デバイスを制御することを可能にする1つ以上の入力インタフェースと、情報がユーザに伝達されてもよい1つ以上の出力インタフェースとをさらに備える。出力インタフェースの説明に役立つ実例は、視覚ディスプレイおよび、可聴出力のためのスピーカを含む。入力インタフェースの説明に役立つ実例は、オン/オフ操作またはデバイスの他の特徴を制御する1つ以上の物理的ボタン(ボタンは必ずしもデバイスそれ自体上にある必要はなく、デバイスが乗り物に内蔵されているならハンドル上にもあり得る)と、ユーザのスピーチを検出するためのマイクロフォンとを含む。いくつかの実施形態において、出力インタフェースディスプレイは、ユーザがタッチによってデバイスを操作し得る入力インタフェースをさらに提供するために(タッチセンサオーバレイまたは他の方法を用いて)タッチセンサディスプレイとして構成されてもよい。
【0005】
この種類のデバイスは、しばしば、電源および選択的にデータ信号がデバイスへ送信され且つデバイスから受信され得る1つ以上の物理的コネクタインタフェースと、携帯電話電気通信を介した通信および他の信号およびデータネットワーク、例えばWi−Fi、Wi−Max GSM等を可能にする、選択的に1つ以上の無線送信機/受信機とも含むだろう。
【0006】
この種類のPNDデバイスは、所在地データを含む衛星放送信号が受信され得、次にデバイスの現在の所在地を決定するために処理され得るGPSアンテナも含む。
【0007】
PNDデバイスは、現在の角加速度および線形加速度と、同様に、GPS信号から取得される所在地情報と連動して、デバイスひいてはそれが取り付けられている乗り物の速度および相対移動とを決定するために処理され得る信号を生成する電子ジャイロスコープおよび加速度計も含んでもよい。一般に、そのような特徴は、車載のナビゲーションシステムに通常備えられるが、そのようにすることが都合よければPNDデバイスにも備えられてもよい。
【0008】
そのようなPNDの有用性は、第1の所在地(一般に出発地または現在地の所在地)と、第2の所在地(一般に目的地)の間のルートを決定するためのPNDの機能に主に明らかにされる。これらの所在地は、広範な異なる方法によって、例えば郵便番号、ストリートの名称および住所、(有名な所在地、(スポーツグラウンドまたは室内プール等の)市営の所在地、または他の関心地点等の)予め格納された“既知の”所在地、および、お気に入りの目的地または最近訪問した目的地、によって、デバイスのユーザによって入力され得る。
【0009】
一般に、PNDは、マップデータから出発地住所の所在地および目的地住所の所在地の間の“最良の”または“最適な”ルートを計算するソフトウェアによって使用可能である。“最良の”または“最適な”ルートは、予め定められた基準に基づいて決定され、必ずしも最速ルートまたは最短ルートである必要はない。運転手をガイドするルート選択は高性能であり得、選択されたルートは、存在する、予期される、動的におよび/または無線で受信される交通情報および道路情報、道路速度についての履歴情報、および、道路選択を決定する要因に対する運転手自身の嗜好(例えば運転手は高速道路または有料道路を含むべきでないことを明確にしてもよい)、またはあらゆる他の適切な基準、を考慮してもよい。
【0010】
さらに、デバイスは継続して道路状況および交通状況を監視してもよく、変化した状況に起因して行路の残りが作り直されるべきルートを変更することを申し出てもよくまたは選択してもよい。様々な技術(例えば携帯電話データ交換、固定カメラ、GPS・フリート・トラッキング)に基づいて、リアルタイム交通監視システムが、交通遅延を識別するためにおよびその情報を通知システムに提供するために使用されている。
【0011】
この種類のPNDは、一般に乗り物のダッシュボードまたはフロントガラスに取り付けられてもよいが、乗り物のラジオのオンボード・コンピュータの一部として形成されてもよく、または、実際には乗り物それ自体の制御システムの一部としても形成されてもよい。ナビゲーションデバイスは、PDA(携帯情報端末)、メディアプレーヤ、携帯電話等のハンドヘルド・システムの一部であってもよく、これらの場合、ハンドヘルド・システムの通常の機能は、ルート計算と、計算されたルートに沿ったナビゲーションとの両方を実行する、デバイスへのソフトウェアのインストールによって、拡張される。
【0012】
PNDとの関連で、ひとたびルートが計算されると、ユーザは、ナビゲーションデバイスとやり取りし、提案されたルートのリストから選択的に、所望の計算されたルートを選択する。選択的に、ユーザは、例えば、あるルート、道路、所在地または基準が避けられるべきであること、または、特定の行路に対して必須であることを明確にすることによってルート選択処理に干渉してもよく、すなわちルート選択処理をガイドしてもよい。PNDのルート計算側面は1つの主要な提供される機能を形成し、そのようなルートに沿ったナビゲーションはもう1つの主要な機能である。
【0013】
計算されたルートに沿ったナビゲーションの間、そのようなPNDは、選択されたルートに沿ってそのルートの終端、すなわち所望の目的地までユーザをガイドする視覚命令および可聴命令を提供することが通常である。PNDは、ナビゲーションの間スクリーン上にマップ情報を表示することも通常であり、表示されたマップ情報がデバイスの現在の所在地、ひいてはデバイスが車載ナビゲーションのために使用されているならユーザまたはユーザの乗り物を代表するように、そのような情報は定期的にスクリーン上で更新される。
【0014】
スクリーン上に表示されるアイコンは、一般に現在のデバイスの所在地を示し、現在のデバイスの所在地の近くにある現在のおよび周囲の道路のマップ情報と共に中心に置かれ、および他の特徴も表示される。さらに、ナビゲーション情報は、上方、下方にあるステータスバーに、または表示されたマップ情報の一方の側に、任意に表示されてもよく、ナビゲーション情報の例は、ユーザによって取られることが要求される現在の道路からの次の逸脱までの距離を含み、その逸脱の性質は、場合によっては、特定の種類の逸脱、例えば左折または右折、を示唆する更なるアイコンによって表される。ナビゲーション機能は、コンテンツ、継続期間、およびユーザがそのルートに沿ってガイドされ得る可聴命令のタイミングも決定する。理解されるように、「100mで左折」等の単純な命令も、十分な処理および解析を要求する。前述したように、ユーザのデバイスとの情報のやり取りは、タッチスクリーンによって、または、さらにあるいは遠隔制御を備え付けられたステアリング・コラムによって、音声駆動によって、または他のあらゆる適切な方法によってなされてもよい。
【0015】
デバイスによって提供されるさらなる重要な機能は、ナビゲーションの間に予め計算されたルートから(偶然または意図的の何れかで)ユーザが逸脱する場合、リアルタイム交通状況が代替ルートがより目的にかなっていると決定し且つデバイスが自動的にそのような状況を認識することが適切に可能である場合、または、あらゆる理由でユーザが積極的にデバイスにルートの再計算を実行させる場合、の自動ルート再計算機能である。
【0016】
ユーザにより定義された基準を用いてルートが計算されることも既知である。例えば、ユーザはデバイスによって計算される景色のよいルートを好んでもよく、または交通渋滞が起こりそうな、予測される、または現在起こっているあらゆる道路を避けることを望んでもよい。デバイスソフトウェアは、その場合様々なルートを計算して、それらのルートに沿って例えば景色が美しいとしてタグを付けられた最も多数の(POIとして知られている)関心地点を含むルートをより好ましく評価し、または、特定の道路における現在の交通状況を示す格納情報を使用して、渋滞またはその理由での遅れの可能性の程度の観点で計算されたルートを注文する。他のPOIに基づくおよび交通情報に基づくルート計算およびナビゲーション基準もまた可能である。
【0017】
ルート計算およびナビゲーション機能は、PNDの全ての実用性の基礎であるが、現在のデバイスの所在地に関連するマップ情報のみが表示され、ルートは計算されておらず、現在デバイスによってナビゲーションが実行されていない、“フリードライビング”という、情報ディスプレイのためにデバイスを純粋に使用することが可能である。ユーザが既に、そのルートが旅をする所望のルートであることを知っており、ナビゲーション補助を必要としない場合、そのような動作モードがしばしば適用可能である。
【0018】
上述したようなこの種類のデバイスは、例えばトムトム・インターナショナル・ベステーロン・フエンノートシャップ(TomTom International B. V.)によって製造かつ供給される720Tモデルは、ユーザがある位置から別の位置までナビゲートすることを可能にする確実な方法を提供する。
【0019】
そのようなデバイスのユーザは、スケジュール化されたイベントに対応するために、徒歩、自動車、または他の輸送手段であろうとなかろうと、移動する必要があるかもしれない。そのような移動のタイミングは、移動の長さが交通状況、道路閉鎖または同様のもの等のパラメータによって影響され得るので、ユーザにとって解決が困難であり得る。さらに、そのようなスケジュール化されたイベントの時期は変化するかもしれない。例えば、中止、遅延等があるかもしれない。
【0020】
そのようなスケジュール化されたイベントの1つの例は、空港への到着または空港からの出発の何れかであるフライトである。そのようなフライトの時期は、飛行機旅行に特有の遅延に起因してしばしば変化し得る。そのようなものとして、そのようなスケジュール化されたイベントに対する、現在のスケジュール情報を知らせるスケジュール情報を確かめることはユーザにとって好都合である。
【0021】
例えばインターネットブラウザ、文字多重放送または同様のものを使用して、いくつかのスケジュール情報を取得することが可能であり得る。しかしながら、ユーザは、彼/彼女が必要とする情報を発見する前に情報のページを検索する必要があるので、そのようなアプローチを使用して正確なスケジュール情報を見つけることはしばしば困難であり得る。
【0022】
さらに、そのようなデバイスは、ユーザが持ち運び可能でないかもしれず、そのようなものとしてユーザの移動の間にスケジュール情報が変化し、その場合彼/彼女はその変化に気づかないかもしれない。
【発明の概要】
【0023】
本発明の第1の側面によれば、
ネットワークとデータを送受信するように構成され、出力デバイスと、スケジュール要求入力部とを備える処理デバイスと、
ネットワークとデータを送受信するように構成された第1のサーバと、を備え、
前記処理デバイスは、前記デバイス上の出力のために前記スケジュール要求入力部を用いて、ユーザが特定のスケジュール情報を選択することを可能にするように構成されており、
前記処理デバイスは、前記スケジュール要求入力部に対する入力に応じて、ネットワークを介して前記サーバと接続し、そこから前記特定のスケジュール情報を取得するように、および、前記スケジュール情報を前記出力デバイスに出力するようにさらに構成されるシステムが提供される。
【0024】
そのようなシステムは、前記処理デバイスが先行技術のシステムよりもより速く且つより便利にスケジュール情報を取得することを有利に可能にするかもしれない。ユーザは、単に前記スケジュール入力を起動し、データ等を検索する必要無しに単一のソースから彼/彼女が要求するスケジュール情報を取得することを必要としてもよい。
【0025】
前記処理デバイスは、好都合にナビゲーションデバイスであってもよく、特にポータブル・ナビゲーション・デバイス(PND)であってもよい。
【0026】
前記第1のサーバは、スケジュール情報を受信するように構成されてもよい。そのような受信は、前記第1のサーバの教唆に応じてであってもよく、および/または、前記第1のサーバから離れたサーバの教唆に応じてであってもよい。
【0027】
例えば、時々、前記第1のサーバは、遠隔ソースからスケジュール情報を要求するように構成されてもよい。そのような要求は、1時間ごとに、数時間ごとに(例えば、2、3、4、5、6またはそれ以上の時間ごとに)、1日ごとに、またはあらゆる他の適切な時間ごとに等、定期的であってもよい。そのような実施形態は、前記スケジュール情報が取得される時を制御している前記第1のサーバを設置してもよい。
【0028】
他の実施形態において、前記第1のサーバは、前記第2のサーバの命令によりスケジュール情報を受信し、スケジュール情報は他の時期に受信されてもよい。そのような実施形態の潜在的な利点は、前記第2のサーバは、前記スケジュール情報が変化した時に前記第1のサーバにスケジュール情報を送信するように構成されてもよいことである。そのようなものとして、前記第1のサーバに保持される前記スケジュール情報はより正確であるかもしれない。
【0029】
他の実施形態において、前記第1のサーバは、処理デバイスからそのデータに対する要求を受信した時にスケジュール情報を取得するように構成されてもよい。そのようなものとして、前記第1のサーバによって必要とされる記憶量が低減される可能性があり、前記第1のサーバによってその後に取得される前記スケジュール情報はより正確であるかもしれない。
【0030】
前記第2のサーバは、前記スケジュール情報が関連するサービスを提供する団体によって提供されてもよい。例えば、第2のサーバは、空港、航空会社等によって提供されてもよい。
【0031】
前記第1のサーバは、ユーザに対する使い勝手の良さの増大を処理デバイスが取得することを好都合にするように、前記スケジュール情報を分類するように構成されてもよい。
【0032】
いくつかの実施形態において、前記第1のサーバは、予め定められたカテゴリに従って前記スケジュール情報を分類するように構成されてもよく、処理デバイスがそのような予め定められたカテゴリでデータを閲覧することが可能にするようにさらに構成されてもよい。
【0033】
前記予め定められたカテゴリは、例えば以下の何れかであってもよい。出発時間、到着時間、出発地、到着地、出発日、キャリア(例えば航空会社)、遅延イベントおよび/または中止イベントまたは同様のもの。
【0034】
1つの特定の実施形態において、前記スケジュール情報はフライトデータに関し、特に前記スケジュール情報は以下の例の何れかに関してもよい。フライト出発時間、フライト到着時間、空港名称、出発ゲート、出発ターミナル、到着ターミナル、航空会社、遅延フライト、中止フライト、日付。
【0035】
本発明の第2の側面によれば、ナビゲーションデバイスであって、
それぞれスケジュール情報を通信チャネルへ送信し、通信チャネルから受信する送信機および受信機と、
スケジュール情報を要求する前記デバイスへの入力をユーザが行うことを可能にするスケジュール要求入力部と、
前記スケジュール要求入力部からの入力を受信し、前記スケジュール情報を要求する前記通信チャネルを介して送信されるべき要求を引き起こすように構成された処理回路と、を備え、
前記処理回路は、前記受信機からスケジュール情報を受信し、前記ナビゲーションデバイスの出力デバイスに前記スケジュール情報を出力するようにさらに構成されるナビゲーションデバイスが提供される。
【0036】
スケジュール要求入力部を備えるそのようなナビゲーションデバイスはユーザが先行技術よりもはるかに速くスケジュール情報を取得することを可能にするかもしれない。これは、同様にネットワークトラフィックを低減するかもしれない。
【0037】
前記ナビゲーションデバイスは、表示デバイスに前記スケジュール情報を表示するように構成されてもよい。
【0038】
さらに、前記ナビゲーションデバイスへの前記スケジュール情報の提示は、彼/彼女が前記情報を取得する時間と労力を節約する好都合な方法で、前記スケジュール情報をユーザに提供してもよい。
【0039】
前記処理回路は、前記スケジュール情報に依存してルートを計算するように構成されてもよい。例えば、前記処理回路は、ユーザが予め定められたスケジュールイベントを行うことが必要とされる出発時間を計算するように構成されてもよい。そのようなルート計算は、ユーザが前記スケジュールイベントへの彼/彼女の移動で経験する可能性がある交通流量等を考慮してもよい。
【0040】
本発明の第3の側面によれば、スケジュール情報を処理デバイスに送信する方法であって、
起動に応じて、前記処理デバイスに第1の遠隔サーバへ要求を送信させるスケジュール要求入力を前記処理デバイスに提供する工程と、
前記第1のサーバに、少なくとも1つ、一般に複数のソースから、スケジュール情報を照合させる工程と、
前記第1のサーバに、前記要求されたスケジュール情報を送信させる工程と、
前記処理デバイスの出力デバイスに前記スケジュール情報を出力する工程と、
を備える方法が提供される。
【0041】
従って、前記第1のサーバがスケジュール情報を照合する。そのような照合はスケジュール情報の要求に先だってもよく、スケジュール情報の要求に応じてであってもよい。
【0042】
データの照合は、このようにして、便利なサービスをユーザに提供してもよいだけでなく、処理デバイスに送信されるデータの低減も容易にし、ユーザが、彼/彼女が関心のあるデータを取得する処理をスピードアップしてもよい。
【0043】
前記スケジュール要求入力は、ユーザが行ってもよい、少なくとも1つの、一般に複数の、予め定められた選択でプログラムされてもよい。
【0044】
前記方法は、前記処理デバイスのユーザが前記スケジュール情報のカテゴリを閲覧することを可能にしてもよく、次に前記第1のサーバから、より詳細であってもよいさらなる情報を要求することを可能にしてもよい。
【0045】
例えば、いくつかの実施形態において、前記方法は、ユーザが、空港、電車の駅、バス停または同様のもの等の所在地を選択することを可能にしてもよい。所在地の選択に応じて、ユーザは次に到着情報または出発情報を選択することが可能であってもよい。選択に応じて、ユーザは次に時間、時間範囲等を選択することが可能であってもよい。従って、選択に応じて、ユーザはより一層の精度の情報を選択することが可能であってもよい。そのような方法は、限定的な表示デバイス機能を有する処理デバイスに関して特に便利になるかもしれず、ユーザが要求するデータを選択するメカニズムを彼/彼女に提供してもよい。
【0046】
本発明の第4の側面によれば、機械にロードされた場合、その機械を、本発明の第1の側面の前記第1のサーバおよび/または前記処理デバイスとして実行させる命令を含む機械可読媒体が提供される。
【0047】
本発明の第5の側面によれば、機械にロードされた場合、その機械を、本発明の第2の側面に従った前記ナビゲーションデバイスとして実行させる命令を含む機械可読媒体が提供される。
【0048】
本発明の第6の実施形態によれば、機械にロードされた場合、その機械に、本発明の第3の側面の前記方法を実行させる命令を含む機械可読媒体が提供される。
【0049】
本発明の上述の側面の何れかにおいて、前記機械可読媒体は、以下の何れかを備えてもよい。フロッピー(登録商標)ディスク、CD ROM、DVD ROM/RAM(−R/−RWおよび+R/+RWを含む)、ハード・ドライブ、メモリ(USBメモリ鍵、SDカード、メモリースティック(商標)、コンパクト・フラッシュ・カード等を含む)、テープ、あらゆる他の形式の光磁気記憶装置、伝達信号(インターネットダウンロード、FTP転送等を含む)、無線、またはあらゆる他の適切な媒体。
【図面の簡単な説明】
【0050】
本発明の実施形態の教示の様々な側面、およびそれらの教示を具体化する配置は、添付の図面を参照して、説明に役立つ実例によってこの後記述されるだろう。
【図1】図1は、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)の概略図である。
【図2】図2は、ナビゲーションデバイスを提供するように配置された電子的構成要素の概略図である。
【図3】ナビゲーションデバイスが無線通信チャネルを介して情報を受信してもよい方法の概略図である。
【図4A】、
【図4B】図4Aおよび図4Bは、ナビゲーションデバイスの実例となる斜視図である。
【図5】図5は、ナビゲーションデバイスによって採用されるソフトウェアの概略図である。
【図6】図6は、本発明の一実施形態に従ったシステムを示す。
【図7A】、
【図7B】、
【図7C】、
【図7D】、
【図7E】図7A乃至7Eは、本発明の一実施形態を実現するデバイスからのスクリーンディスプレイの概略図を示す。
【図8】図8は、どのようにして図7の実施形態が使用されるかのフローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0051】
本発明の実施形態は、ポータブル・ナビゲーション・デバイス(PND)に特に関連して説明されるだろう。しかしながら、本発明の教示はPNDに限定されず、代わりに、ルートプランニングおよびナビゲーション機能を提供するためのナビゲーションソフトウェアを実行するように一般に構成されるだろうあらゆるタイプの処理デバイスに広く適用可能であることに留意すべきである。それ故、本願では、ナビゲーションデバイスは、デバイスが、PND、乗り物に組み込まれたナビゲーションデバイス、または実際に(デスクトップまたはポータブル・パーソナル・コンピュータ(PC)等の)計算デバイス、ルートプランニングおよびナビゲーションソフトウェアを実行する携帯電話または携帯情報端末(PDA)、として具体化されるかどうかに関係無く、あらゆるタイプのルートプランニングおよびナビゲーションデバイスを(制限無く)含むように意図されることになる。
【0052】
以下から、本発明の教示は、ユーザが、ある地点から別の地点までのナビゲートの方法に関する命令を探さず、単に、所定の所在地のビューを提供されることを望む状況においてさえ有用であることも明らかになるだろう。そのような状況において、ユーザによって選択された“目的地”の所在地は、ユーザがナビゲートを開始することを望む、対応する出発地の所在地を有する必要はない。結果として、“目的地”の所在地、実際には“目的地”のビューのここでの参照は、ルートの生成が不可欠であること、“目的地”への移動が起こらなければならないこと、または、実際には目的地の存在が対応する出発地の所在地の指定を要求すること、を意味すると解釈されるべきではない。
【0053】
上の条件を考慮して、図1は、ナビゲーションデバイスによって使用可能な、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)の例図を説明する。そのようなシステムは既知であり且つ様々な目的で使用される。一般に、GPSは、継続して位置、速度、時間、および場合によっては方向情報を無限のユーザに対して決定することが可能な、衛星無線に基づくナビゲーションシステムである。以前はNAVSTARとして知られるように、GPSは、正確な軌道で地球を周回する複数の衛星を組み込む。これらの正確な軌道に基づいて、GPS衛星はその所在地をあらゆる数の受信ユニットへ伝達し得る。しかしながら、GLOSNASS、欧州ガリレオ測位システム、COMPASS測位システムまたはIRNSS(インド地域ナビゲーション衛星システム)等の、グローバル・ポジショニング・システムが使用され得ることが理解されるだろう。
【0054】
GPSシステムは、GPSデータを受信するように特に用意される、デバイスがGPS衛星信号を求めて無線周波数のスキャンを開始する時に実行される。GPS衛星から無線信号を受信するとすぐに、デバイスは、複数の種々の従来の方法のうちの1つによってその衛星の正確な所在地を決定する。デバイスは、少なくとも3つの異なる衛星信号を取得するまで、大抵の場合、信号を求めてスキャンを継続するだろう(位置は通常決定されないが、他の三角測量技術を使用して2つの信号のみ用いて決定され得ることに留意すべきである)。
【0055】
幾何学的な三角測量を実行して、受信機は衛星に対する自身の2次元的位置を決定するために3つの既知の位置を利用する。
【0056】
これは、既知の方法で行われ得る。さらに、第4の衛星信号の取得は、受信デバイスが、既知の方法での同じ幾何学的計算によって、その3次元位置を計算することを許可するだろう。位置および速度のデータは、無限のユーザによって継続的な方式でリアルタイムにアップデートされ得る。
【0057】
図1に示されるように、GPSシステムは一般に参照番号100によって示される。複数の衛星120は、地球124についての軌道に乗っている。各衛星120の軌道は必ずしも他の衛星120の軌道と同期している必要はなく、実際非同期であり得る。様々な衛星120からスペクトラム拡散GPS衛星信号160を受信するGPS受信機140が示される。
【0058】
各衛星120から継続して送信される、スペクトラム拡散信号160は、正確な原始時計を用いて達成される正確な周波数標準を利用する。GPS受信機140は一般に、GPS受信デバイス140がその2次元位置を三角測量によって計算するように、少なくとも3つの衛星120からスペクトラム拡散GPS衛星信号160を取得することが当業者によって理解される。4つの衛星120全体から信号160を受信することに帰結する、追加の信号の取得は、GPS受信デバイス140がその三次元位置を既知の方法で計算することを許可する。
【0059】
図2は、本発明の実施形態に従ったナビゲーションデバイス200の電子的構成要素の例示的表現である。ナビゲーションデバイス200のブロック図は、ナビゲーションデバイスの全ての構成要素を含まず、多くの例示的構成要素の代表であることが留意されるべきである。
【0060】
ナビゲーションデバイス200は(不図示の)筐体内に配置される。筐体は、入力デバイス220およびディスプレイスクリーン240と接続されたプロセッサ210によって提供され、実施形態において説明されている処理回路を含み、前記ディスプレイスクリーンは出力デバイスの一例を提供する。入力デバイス220は、キーボードデバイス、音声入力デバイス、タッチパネル、および/または情報を入力するために利用されるあらゆる他の既知の入力デバイスを含み得、且つディスプレイスクリーン240は、例えばLCDディスプレイ等のあらゆるタイプのディスプレイスクリーンを含み得る。特に望ましい配置では、入力デバイス220およびディスプレイスクリーン240は、複数のディスプレイ選択のうちの1つを選択するためにまたは複数の仮想ボタンのうちの1つを起動するためにユーザがディスプレイスクリーン240の部分にタッチすることのみ必要であるような、タッチパッドまたはタッチスクリーン入力を含む、統合入力ディスプレイデバイスへ統合される。
【0061】
ナビゲーションデバイス200は、可聴出力デバイス(例えばスピーカ)等の出力デバイスの他の例を含んでもよい。スピーカ260はナビゲーションデバイス200のユーザに対して可聴情報を生成し得るので、入力デバイス220が入力音声コマンドを受信するマイクロフォンおよびソフトウェアも含み得ることが同様に理解されるべきである。
【0062】
ナビゲーションデバイス200において、プロセッサ210は、接続225を介して入力デバイス220から入力情報を受信するように動作可能に接続され且つ設定され、且つ出力接続245を介して、情報をそこへ出力するためにディスプレイスクリーン240およびスピーカ260のうち少なくとも1つと動作可能に接続される。さらに、プロセッサ210は、接続235を介して動作可能にメモリリソース230と連結されており、且つ接続275を介して入力/出力(I/O)ポート270から/へ情報を受信/送信するようにさらに構成される。メモリリソース230は、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)等の揮発性メモリおよび、不揮発性メモリ例えばフラッシュメモリ等のデジタルメモリを備える。メモリリソースは、(一般にカードと称される)取り外し可能なメモリーカードが、デバイス200に追加されることを可能にするための、接続235を介してプロセッサ210と通信する、ポート228も備える。説明されている実施形態において、ポートはSD(セキュア・デジタル)カードが追加されることを可能にするように構成される。他の実施形態において、ポートは、(コンパクト・フラッシュ(CF)カード、メモリースティック(商標)、xdメモリーカード、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)フラッシュドライブ、MMC(マルチメディア)カード、スマート・メディア・カード、マイクロドライブ、または同様のもの、等の)他のフォーマットのメモリが接続されることを可能にしてもよい。
【0063】
外部I/Oデバイス280は例えばイヤホン等の外部リスニングデバイスを含んでもよいが、これに限定されない。I/Oデバイス280との接続はさらに、例えばイヤホンまたはヘッドホンとの接続のためにおよび/または携帯電話との接続のために、例えばハンズフリー機能操作のためのおよび/または音声起動操作のためのカーステレオユニット等のあらゆる他の外部デバイスとの有線または無線接続であり得、携帯電話接続が、ナビゲーションデバイス200と例えばインターネットまたはあらゆる他のネットワークとの間でのデータ接続を確立するためにおよび/または例えばインターネットまたはいくつかの他のネットワークを介してサーバとの接続を確立するために使用されてもよい。
【0064】
図2は、接続255を介したプロセッサ210とアンテナ/受信機250との間の動作可能な接続をさらに説明し、アンテナ/受信機250は例えばGPSアンテナ/受信機であり得る。参照番号250で表されるアンテナおよび受信機は例として概略的に組み合わされているが、アンテナおよび受信機は分離して配置される構成要素であってもよく、アンテナは例えばGPSパッチアンテナまたはヘリカルアンテナであってもよいことが理解されるだろう。
【0065】
さらに、図2に示される電子的構成要素は、従来の方法で電源(不図示)によって電力を供給されることが当業者によって理解されるだろう。当業者によって理解されるように、図2に示される構成要素の種々の形態が、本願の範囲内にあると考えられる。例えば、図2に示される構成要素は有線接続または無線接続および同様のものを介してお互い通信していてもよい。従って、本願のナビゲーションデバイス200の範囲は、ポータブルまたは手持ちサイズのナビゲーションデバイス200を含む。
【0066】
さらに、図2のポータブルまたは手持ちサイズのナビゲーションデバイス200は、例えば自転車、バイク、車、またはボート等の乗り物と、接続され得、または既知の方法で“ドッキング”され得る。そのようなナビゲーションデバイス200はその場合、ポータブルまたは手持ちサイズのナビゲーション使用のためにドッキングされた位置から取り外し可能である。
【0067】
さて図3を参照すると、ナビゲーションデバイス200は、(例えば既知のBluetooth技術を介したデジタル接続等の)デジタル接続を確立する(携帯電話、PDA、および/または携帯電話技術を有するあらゆるデバイス等の)移動デバイス(不図示)を介してサーバ302との“移動体”通信ネットワーク接続または電気通信ネットワーク接続を確立してもよい。その後、そのネットワークサービスプロバイダを介して、移動デバイスは、サーバ302との(例えばインターネットを介した)ネットワーク接続を確立し得る。そのようなものとして、“リアルタイムの”または少なくとも非常に“最新の”ゲートウェイに情報を提供するために、“移動体”ネットワーク接続が(単独でおよび/または乗り物で移動するように、移動可能であり得、しばしば移動可能である)ナビゲーションデバイス200とサーバ302との間で確立される。
【0068】
(サービスプロバイダを介した)移動デバイスとサーバ302等の別のデバイスとの間でネットワーク接続を確立することは、例えば(ワールド・ワイド・ウェブ等の)インターネットを使用して、既知の方法でなされ得る。このことは、例えばTCP/IP層プロトコルの使用を含み得る。移動デバイスはCDMA,GSM、WAN等のあらゆる数の通信標準を利用し得る。
【0069】
そのようなものとして、携帯電話または例えばナビゲーションデバイス200内の携帯電話技術を介して、データ接続を通じて達成されるインターネット接続が利用されてもよい。この接続のために、サーバ302とナビゲーションデバイス200との間でインターネット接続が確立される。これは、例えば携帯電話または他の移動デバイスおよび、GPRS接続(汎用パケット無線サービス)、UMITS(ユニバーサル移動電話システム)、または他の3G接続、を通じてなされ得る。(GPRS接続およびUMITS接続はテレコムオペレータによって提供される移動デバイスのための高速データ接続であり、GPRSおよびUMITSはインターネットへ接続するための方法をそれぞれ提供する)。
【0070】
ナビゲーションデバイス200は、例えば既存のBluetooth技術を介して、既知の方法で、移動デバイスとの、結局はインターネットおよびサーバ302とのデータ接続を完了し得、データプロトコルは例えばGSRM、GSM標準に対するデータプロトコル標準等のあらゆる数の標準を利用し得る。
【0071】
ナビゲーションデバイス200は、(例えばアンテナを含み、または選択的にナビゲーションデバイス200の内部アンテナを使用する)ナビゲーションデバイス200それ自体の内部に自身の携帯電話技術を含んでもよい。ナビゲーションデバイス200内の携帯電話技術は、上で規定されたような内部構成要素を含み得、および/または必要な携帯電話技術および/または例えばアンテナを備えた、挿入可能なカード(例えば、加入者識別モジュールすなわちSIMカード)を含み得る。そのようなものとして、ナビゲーションデバイス200内の携帯電話技術は、例えばインターネットを介して、あらゆる移動デバイスの方法と類似の方法で、ナビゲーションデバイス200とサーバ302との間で同様にネットワーク接続を同様に確立し得る。
【0072】
GPRS電話の設定に対して、携帯電話モデル、製造業者等の絶え間なく変わる範囲と正確に連動するためにブルートゥース使用可能なナビゲーションデバイスが使用されてもよく、モデル/製造業者に特有の設定は例えばナビゲーションデバイス200に格納されてもよい。この情報のために格納されるデータはアップデートされ得る。
【0073】
図3では、多数の異なる装置の何れかによって実行され得る汎用通信チャネル318を介してサーバ302と通信しているものとして、ナビゲーションデバイス200が描写される。サーバ302およびナビゲーションデバイス200は、通信チャネル318を介した接続がサーバ302とナビゲーションデバイス200との間で確立された時に通信し得る(そのような接続は移動デバイスを介したデータ接続、インターネットを介したパーソナルコンピュータを通じた直接接続、等であり得ることに留意されたい)。
【0074】
サーバ302は、説明されていない他の構成要素に加えて、メモリ306と動作可能に接続され且つ有線または無線接続314を介して大容量データ記憶デバイス312とさらに動作可能に接続された、プロセッサ304を含む。プロセッサ304は、通信チャネル318を介してナビゲーションデバイス200へ情報を送信するためにおよびナビゲーションデバイス200から情報を受信するために、送信機308および受信機310とさらに動作可能に接続される。送信および受信された信号は、データ信号、通信信号、および/または他の伝播信号を含んでもよい。送信機308および受信機310は、ナビゲーションデバイス200に対する通信設計で使用される通信要求および通信技術に従って選択または設計されてもよい。さらに、送信機308および受信機310の機能は単一のトランシーバに組み合わされてもよいことが留意されるべきである。
【0075】
サーバ302は、さらに大容量記憶デバイス312と接続され(または大容量記憶デバイス312を含み)、大容量記憶デバイス312は、通信リンク314を介してサーバ302と結合されてもよいことに留意すべきである。大容量記憶デバイス312は、ナビゲーションデータおよびマップ情報の格納場所を含み、且つ同様にサーバ302と分離したデバイスであり得、またはサーバ302に組み込まれ得る。
【0076】
ナビゲーションデバイス200は、通信チャネル318を介してサーバ302と通信するように構成され、且つ通信チャネル318を介して信号および/またはデータを送信および受信するための送信機320および受信機322だけでなく、図2に関して先に説明されたような、プロセッサ、メモリ等を含み、これらのデバイスはサーバ302以外のデバイスと通信するためにさらに使用され得ることに留意すべきである。さらに、送信機320および受信機322は、ナビゲーションデバイス200に対する通信設計で使用される通信要求よび通信技術に従って選択または設計されてもよく、且つ送信機320および受信機322の機能は単一のトランシーバに組み合わされてもよいことが留意されるべきである。
【0077】
サーバメモリ306に格納されたソフトウェアは、プロセッサ304に命令を提供し且つサーバ302がナビゲーションデバイス200にサービスを提供するのを許可する。サーバ302によって提供される、あるサービスは、ナビゲーションデバイス200からの要求の処理および大容量記憶デバイス312からナビゲーションデバイス200へのナビゲーションデータの送信を含む。サーバ302によって提供される別のサービスは、所望のアプリケーションに対する様々なアルゴリズムを使用してナビゲーションデータを処理すること、およびこれらの計算結果をナビゲーションデバイス200へ送信することを含む。
【0078】
以下でより詳細に説明されるように、サーバ306は、通信チャネル318を介してナビゲーションデバイス200によってアクセスされ得るスケジュール情報も含み、またはそのスケジュール情報にアクセスできる。
【0079】
通信チャネル318は、一般にナビゲーションデバイス200とサーバ302とを接続する伝播媒体またはパスを表す。サーバ302およびナビゲーションデバイス200の両方は、通信チャネルを通じてデータを送信する送信機、および通信チャネルを通じて送信されたデータを受信する受信機を含む。
【0080】
通信チャネル318は、特定の通信技術に限定されない。さらに、通信チャネル318は単一の通信技術に限定されない。すなわち、チャネル318は様々な技術を使用するいくつかの通信リンクを含んでもよい。例えば、通信チャネル318は、電子的、光学的、および/または電磁気的な通信等のためのパスを提供するように構成され得る。そのようなものとして、通信チャネル318は、電子回路、有線および同軸ケーブル等の導体、光ファイバケーブル、変換器、無線周波数(RF)波、大気、空きスペース等、のうちの1つまたは組み合わせを含むが、それに限定されない。さらにその上、通信チャネル318は、例えばルータ、リピータ、バッファ、送信機、および受信機等の中間デバイスを含み得る。
【0081】
1つの例示的な配置では、通信チャネル318は電話およびコンピュータネットワークを含む。さらにその上、通信チャネル318は、無線周波数、マイクロ波周波数、赤外線通信等の無線通信に適応可能であってもよい。さらに、通信チャネル318は衛星通信に適応し得る。
【0082】
通信チャネル318を介して送信された通信信号は、所定の通信技術のために要求され望まれてもよい信号を含むが、これらに限定されない。例えば、信号は、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、グローバル・システム・フォー・モバイル・コミュニケーションズ(GSM)等の携帯通信技術で使用されるように構成されてもよい。デジタル信号およびアナログ信号の両方が通信チャネル318を介して送信されてもよい。これらの信号は、通信技術に対して望ましいように、変調された信号であってもよく、暗号化された信号であってもよく、および/または圧縮された信号であってもよい。
【0083】
サーバ302は、無線チャネルを介してナビゲーションデバイス200によってアクセス可能な遠隔サーバを含む。サーバ302はローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、仮想プライベートネットワーク(VPN)等に配置されるネットワークサーバを含んでもよい。
【0084】
サーバ302はデスクトップまたはラップトップコンピュータ等のパーソナルコンピュータを含んでもよく、且つ通信チャネル318は、パーソナルコンピュータとナビゲーションデバイス200との間で接続されたケーブルであってもよい。あるいは、サーバ302とナビゲーションデバイス200との間でインターネット接続を確立するために、パーソナルコンピュータが、ナビゲーションデバイス200とサーバ302との間に接続されてもよい。あるいは、携帯電話または他の手持ちサイズのデバイスは、インターネットを介してナビゲーションデバイス200をサーバ302へ接続するために、インターネットへの無線接続を確立してもよい。
【0085】
ナビゲーションデバイス200は、時々自動的に、恐らく定期的に、またはユーザがナビゲーションデバイス200をサーバ302へ接続するとすぐに、アップデートされてもよい、および/または、例えば無線移動接続デバイスおよびTCP/IP接続を介してサーバ302とナビゲーションデバイス200との間でなされている恒常的な接続または頻繁な接続に関してより動的であってもよい、情報ダウンロードを介してサーバ302から情報を提供されてもよい。多くの動的計算のために、サーバ302におけるプロセッサ304は、処理ニーズの大部分を扱うために使用されてもよいが、しかしながら、ナビゲーションデバイス200のプロセッサ210は、しばしばサーバ302への接続とは独立して、多くの処理および計算も扱い得る。
【0086】
図2で前述したように、ナビゲーションデバイス200は、プロセッサ210と、入力デバイス220と、ディスプレイスクリーン240とを含む。入力デバイス220およびディスプレイスクリーン240は、例えばタッパネルスクリーンを介して、(直接入力、メニュー選択等によって)情報の入力および情報の表示の両方を可能にさせる一体型入力表示デバイスに統合される。そのようなスクリーンは、当業者によく知られているように、例えばタッチ入力LCDスクリーンであってもよい。さらに、ナビゲーションデバイス200は、例えば音声入力/出力デバイス等の、追加の入力デバイス220および/または追加の出力デバイス241も含み得る。
【0087】
図4Aおよび4Bは、ナビゲーションデバイス200の斜視図である。図4Aに示されるように、ナビゲーションデバイス200は一体型入力表示デバイス290(例えばタッチパネルスクリーン)および(内部GPS受信機250、マイクロプロセッサ210、電源、メモリシステム230等を含むがこれらに限定されない)図2の他の構成要素を含むユニットであってもよい。
【0088】
ナビゲーションデバイス200は、吸着カップ294を使用して、それ自体が乗り物のダッシュボード/窓/等に固定されてもよいアーム292上に据え置かれてもよい。このアーム292は、ナビゲーションデバイス200がドッキングされ得るドッキングステーションの一例である。
【0089】
図4Bに示されるように、ナビゲーションデバイス200は、例えばナビゲーションデバイス200をアーム292にスナップ式で接続することによって、ドッキングステーションのアーム292とドッキングされ得るか、あるいは接続され得る。ナビゲーションデバイス200はその場合、図4Bの矢印によって示されるように、アーム292上で回転可能であってもよい。ナビゲーションデバイス200とドッキングステーションとの間の接続を解除するために、例えばナビゲーションデバイス200上のボタンが押下されてもよい。ナビゲーションデバイスをドッキングステーションと連結または分離する他の同様に適切な装置が当業者によく知られている。
【0090】
添付図面の図5を参照すると、メモリソース230は、アプリケーションソフトウェア480が動作し得る環境を提供する、機能的ハードウェア構成要素460による実行のための、オペレーティング・システム470をメモリリソース230からロードするために、プロセッサ210によって実行されるブート・ローダ・プログラム(不図示)を格納する。オペレーティング・システム470は、機能的ハードウェア構成要素460を制御する働きをし、アプリケーションソフトウェア480と機能的ハードウェア構成要素460との間に存在する。アプリケーションソフトウェア480は、ナビゲーションデバイス200のコア機能、例えばマップビューイング、ルートプランニング、ナビゲーション機能、およびあらゆる他の関連機能をサポートするGUIを含む動作環境を提供する。
【0091】
図6は、本発明の一実施形態に従ったシステムを示す。実施形態は、携帯電話ネットワーク602等の無線ネットワークおよびインターネット604等のWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)を介して、第1のサーバ606と接続するように構成されるPND600を備える。当業者は、電話ネットワーク602およびWANが図3に関してさらに説明される通信チャネル318を提供していることを理解するだろう。PND600は、この前に説明されたPNDであってもよい。
【0092】
第1のサーバ606は、インターネット604等のWANであってもよいネットワークを介して、第2のサーバ608と通信するように構成される。第2のサーバ608は、第1のサーバ606から離れていてもよく、または離れていなくてもよいが、一般には離れて位置しているだろう。
【0093】
当業者は、第1のサーバ606および第2のサーバ608は単一の機械として表現され、説明されているが、それらは、実際には、仮想マシンを含むまたは仮想マシンであってもよい複数の異なる機械によって提供されてもよいことを理解するだろう。
【0094】
説明されている実施形態において、第1のサーバ606は、PND600のユーザがアカウントを有するサーバであり、例えば、マッピングデータ等をPND600に提供する会社によって提供されるサーバであってもよい。
【0095】
第2のサーバ608は、スケジュール情報を含み、例えば、空港、航空会社、駅、電鉄会社、バス停、バス会社または同様のものによって提供されるサーバであってもよい。しかしながら、誰が第2サーバを提供するかに関わらず、スケジュール情報は、PND600のユーザが関心があるかもしれないサービスに関する情報を提供する。
【0096】
スケジュール情報は、次のうちの何れかを備えてもよい。到着時間、出発時間、移動の長さ、目的地、(ゲート、プラットホーム、駅等の)出発地点、輸送が遅延しているかどうか、輸送が中止されているかどうか。スケジュールが好都合であるというフレーズの使用は、時刻表通りの輸送に限定されるべきではなく、輸送に限定されるべきでもない。例えば、所在地についてのデータ、および注文されているタクシーの予期される到着時間を取得する可能であるかもしれない。さらに、スケジュール情報は、映画館の上映、劇場のショー、レースまたは同様のもの等の、パフォーマンスのタイミングに関してもよい。
【0097】
説明されている実施形態において、第2のサーバ608は、その時々に、予め定められたスケジュールデータを第1のサーバ606に送信するように構成される。それぞれが、そのような予め定められたスケジュール情報を第1のサーバに送信するように構成された複数の第2のサーバ608が存在してもよい。そのようなものとして、第1のサーバ606は。PNDのユーザが要求するかもしれないスケジュール情報のデータベースを含む。そのような実施形態は、他の装置よりも速く、データを要求しているPNDへスケジュール情報の読み出しを可能にするかもしれないので、使い勝手が良いかもしれない。
【0098】
他の実施形態において、第1のサーバ606は、スケジュール情報の要求がPND600から受信された場合に第2のサーバからスケジュール情報を要求するように構成されてもよい。いくつかの実施形態は、ネットワークのトラフィック全体および第1のサーバ上のストレージ要求を低減するかもしれない。第1のサーバ606がスケジュール情報にアクセスすることを可能にするあらゆる他の適切なメカニズムが提供されてもよい。
【0099】
図7aは、プロセッサ210がディスプレイデバイス240に、PND600のユーザがそこに入力を行うことを可能にすることを提供させるディスプレイ(ステップ800)を示す。ディスプレイは、ユーザがプロセッサ210へ入力を引き起こすために押下してもよい7つの仮想ボタン700−712を含む。
【0100】
所与の例において、プロセッサ210に、ユーザが選択してもよいサービスを示す第1のスクリーンを提供するディスプレイデバイス240に図7bに示されるスクリーンを表示させる(ステップ804)ボタン706をユーザは押下する(ステップ802)。所与の例において、プロセッサ210に、図7cに示されるようなサービスの第2のスクリーンを表示させる(ステップ808)仮想ボタン714をユーザは押下する(ステップ806)。
【0101】
ユーザは、ステップ809において、プロセッサ210に、ステップ810において、ユーザが、彼/彼女がフライト情報を望む空港を選択することを可能にするさらなるスクリーンを、ディスプレイデバイス240に表示させる、TomTom(商標)フライトとラベル付けされた、仮想ボタン716を押下する。この実施形態において、TomTom(商標)フライト仮想ボタン716は、ユーザが説明されたようなスケジュール情報を読み出すことを可能にするスケジュール要求入力を提供する。従って、スケジュール要求入力は、アプリケーションソフトウェア480によって提供され、説明されている実施形態において、このアプリケーションソフトウェアはナビゲーションデバイス200のコア機能をサポートするGUIを含む動作環境を提供する。
【0102】
TomTom(商標)フライト仮想ボタン716は、ユーザが起動してもよい予め定められたスケジュール選択をユーザに提供し、その結果彼/彼女が情報を見つけるのにかかる時間を低減する。他の実施形態において、さらなるスケジュール要求入力がPND600に提供されてもよい。さらなる実施形態において、スケジュール要求入力は、起動に応じて、ユーザが彼/彼女が要求するスケジュール情報の種類を選択することが可能であってもよいメカニズム(リスト、入力ボックスまたは同様のもの)をユーザに提供してもよい。例えば、ユーザは以下のオプションを与えられてもよい。フライト情報、電車情報、パフォーマンス情報、または同様のもの。これらのそれぞれは、ユーザがさらに精度の良いデータを選択することが可能であるために、ひとたび起動されると、さらなる選択を提供してもよい。
【0103】
ボタン716の押下は、PND600に、第1のサーバ606と通信させ、スケジュール情報を読み出させる。従って、説明されている方法のこの時点では、PND600は、ディスプレイデバイス240に次に表示される空港のリストを読み出す。
【0104】
ユーザは、ステップ812において、彼/彼女がさらなる情報を望むだろう空港を入力し、所与の例では、ユーザはAmsterdam Schipol空港を入力する。多くのユーザインタフェースと同様に、ユーザは多数の異なる手段を介して入力を行ってもよい。例えば、ユーザはディスプレイデバイス240に与えられたリストから空港を選択してもよく、またはテキスト入力ボックスまたは同様のものに空港の名称をタイプしてもよい。
【0105】
プロセッサ210は、ディスプレイデバイス240に、ユーザが、彼/彼女が出発情報または到着情報を見ることを望むかどうかを選択し得るさらなるスクリーンを表示させる。説明されている例では、ステップ814において、ユーザは、彼/彼女が出発情報を見ることを望むことを選択し、ステップ816において、プロセッサ210は、第1のサーバからスケジュール情報を読み出し、次にディスプレイデバイス240に、図7Dに示されるスクリーンを表示させる。
【0106】
当業者は、説明されている実施形態において、スケジュール情報は、スケジュール要求入力に対してなされている入力に応じて第1のサーバから取得されることを理解するだろう。従って、データはそうでない場合よりも速くユーザに伝達され、ウェブブラウザまたは同様のものを使用してこの情報にアクセスすることが要求されるだろういくつかのスクリーンを介するよりもむしろ、ユーザはスケジュール要求入力に対する入力を行うことのみ必要とする。
【0107】
ユーザが、ステップ814において、到着情報を見ることを選択していたなら、その場合プロセッサは、ステップ816において、ディスプレイデバイスに、図7Eに示されるスクリーンを表示させる。しかしながら、PND600は、類似の方法で、ユーザが出発情報を要求する上述の例に対して必要な変更を加えて、第1のサーバ606にアクセスする。
【0108】
図7Dおよび7Eに示されるスクリーンのそれぞれは、4つの列A乃至Dを有する。列Aは、データ行で特定されるフライト時間を提供する。列Bは、その行のフライト番号を特定する。列Cは、その行で言及されるフライトが出発する(図7D)または到着する(図7E)、ターミナル、ゲート、または同様のものを特定する。列Dは、その列で言及されるフライトの状況に関する情報を提供する。そのような状況情報は、フライトが定刻通りであるか、遅延しているかどうか、定刻よりも早いかどうか、中止されていかどうか、または同様のものであるかどうかを含み得る。
【0109】
上述したように、図7Dおよび7Eの列A乃至Dに表示されたスケジュール情報は、プロセッサ210を第1のサーバ606と接続する通信チャネル318を介して取得される。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
スケジュール情報をナビゲーションデバイスに送信する方法であって、
起動に応じて、前記ナビゲーションデバイスに遠隔の第1のサーバへ要求を送信させるスケジュール要求入力を、前記ナビゲーションデバイスに提供する工程と、
少なくとも1つ、一般に複数の情報源からの、スケジュール情報を前記第1のサーバに照合させる工程と、
前記ナビゲーションデバイスにおけるスケジュール要求入力の使用によって生成された要求の受信に応じて、前記第1のサーバに、前記要求されたスケジュール情報を送信させる工程と、
前記ナビゲーションデバイスの出力デバイスに前記スケジュール情報を出力する工程と、
を備えることを特徴とする方法。
【請求項2】
前記ナビゲーションデバイスのユーザは、前記スケジュール情報のカテゴリを閲覧し、次に、前記第1のサーバからの彼/彼女の選択の結果として受信されたデータに基づいて、さらなるスケジュール情報を要求することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記さらなるスケジュール情報は、先のスケジュール情報と比較された場合、より一層精度が良いことを特徴とする請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記ナビゲーションデバイスは、前記スケジュール情報に従ってルートを計算することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の方法。
【請求項5】
前記ナビゲーションデバイスは、前記スケジュール情報に従って前記計算されたルートに対する移動開始時間を計算することを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
ネットワークとデータを送受信するように構成され、出力デバイスと、スケジュール要求入力部とを備えるナビゲーションデバイスと、
前記ネットワークとデータを送受信するように構成された第1のサーバと、を備え、
前記ナビゲーションデバイスは、前記デバイスにおける出力のために前記スケジュール要求入力部を用いて、ユーザが特定のスケジュール情報を選択することを可能にするように構成されており、
前記ナビゲーションデバイスは、前記スケジュール要求入力部に対する入力に応じて、前記ネットワークを介して前記第1のサーバと接続し、そこから前記特定のスケジュール情報を取得するように、および、前記スケジュール情報を前記出力デバイスに出力するようにさらに構成されることを特徴とするシステム。
【請求項7】
前記第1のサーバは、スケジュール情報を受信するように構成され、前記スケジュール情報を、前記第1のサーバによってアクセス可能なメモリに格納するように構成されることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記第1のサーバは、ナビゲーションデバイスからそのデータに対する要求を受信した場合に、スケジュール情報を取得するように構成されることを特徴とする請求項6に記載のシステム。
【請求項9】
前記第1のサーバは、前記スケジュール情報を予め定められたカテゴリに分類するように構成されることを特徴とする請求項6乃至8の何れか1項に記載のシステム。
【請求項10】
前記スケジュール情報は、フライトデータに関し、特に、前記スケジュール情報は、以下の例、フライト出発時間、フライト到着時間、空港の名称、出発ゲート、出発ターミナル、到着ターミナル、航空会社、遅延フライト、中止フライト、日付、の何れかを含むことを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載のシステム。
【請求項11】
ナビゲーションデバイスであって、
それぞれスケジュール情報を通信チャネルへ送信し、前記通信チャネルから受信する送信機および受信機と、
スケジュール情報を要求する前記デバイスへの入力をユーザが行うことを可能にするスケジュール要求入力部と、
前記スケジュール要求入力部からの入力を受信し、前記スケジュール情報を要求する前記通信チャネルを介して送信されるべき要求を引き起こすように構成された処理回路と、を備え、
前記処理回路は、前記受信機からスケジュール情報を受信し、前記ナビゲーションデバイスの出力デバイスに前記スケジュール情報を出力するようにさらに構成されることを特徴とするナビゲーションデバイス。
【請求項12】
前記スケジュール情報をディスプレイデバイスに表示するように構成されることを特徴とする請求項11に記載のナビゲーションデバイス。
【請求項13】
前記処理回路は、前記スケジュール情報に依存してルートを計算するように構成されることを特徴とする請求項11または12に記載のナビゲーションデバイス。
【請求項14】
前記処理回路は、ユーザが予め定められたスケジュールイベントを行うために必要とされる出発時間を計算することを特徴とする請求項13に記載のナビゲーションデバイス。
【請求項15】
機械に読み出された場合に、その機械を以下の、
請求項6乃至10の何れか1項に記載の第1のサーバ、
請求項6乃至10の何れか1項に記載のナビゲーションデバイス、
請求項11乃至14の何れか1項に記載のナビゲーションデバイス、および、
請求項1乃至5の何れか1項に記載の方法、
の何れかとして実行させる命令を含むことを特徴とする機械可読媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4A】
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【図4B】
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【図5】
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【図6】
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【図7A】
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【図7B】
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【図7C】
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【図7D】
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【図7E】
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【図8】
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【公表番号】特表2012−514216(P2012−514216A)
【公表日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−542685(P2011−542685)
【出願日】平成20年12月29日(2008.12.29)
【国際出願番号】PCT/EP2008/068326
【国際公開番号】WO2010/075880
【国際公開日】平成22年7月8日(2010.7.8)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.GSM
2.Bluetooth
【出願人】(307043223)トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ (144)
【Fターム(参考)】