説明

トイレシステム

【課題】複数のセンサを備えたトイレシステムにおいて、センサによる消費電力を低減することができるトイレシステムを提供する。
【解決手段】トイレルーム15内に小便器1〜3と大便器4〜6が設置され、各便器1〜6にセンサ1a〜6aが設けられている。出入口14に最も近い小便器1のセンサ1aは常に動作している。その他のセンサ2a〜6aは、センサ1aが人体を検知すると動作し、その後、所定時間が経過するか、又は人がトイレルーム15から退室すると動作停止状態とされる。センサ1a〜6aとしては電波式センサが好適である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、便器使用者等の人体を検知するセンサを有するトイレシステムに係り、特に複数のセンサを備えたトイレシステムにおけるセンサの消費電力を低減するよう改良されたトイレシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
トイレ使用者をセンサで検知して洗浄動作等を行う便器設備は、既に広く用いられている。特開2003−268844には、複数のブースを備えたトイレ設備において、ユーティリティスペースに人体が入るまではトイレブースの電装品をOFFとしておくことにより節電を図ることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2003−268844
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、複数のセンサを備えたトイレシステムにおいて、センサによる消費電力を低減することができるトイレシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1のトイレシステムは、人体検知センサを有するトイレ機器が複数個設置されたトイレシステムにおいて、一部の第1のトイレ機器に設けられたセンサが人体を検知した場合に残部の第2のトイレ機器が人体検知動作を開始するよう構成されていることを特徴とするものである。
【0006】
請求項2のトイレシステムは、請求項1において、前記第1のトイレ機器は、第2のトイレ機器よりトイレの出入口に近いことを特徴とするものである。
【0007】
請求項3のトイレシステムは、請求項1又は2において、前記第1のトイレ機器のセンサが人体を検知したときに第2のトイレ機器のセンサに対し動作開始信号を送信する送信手段が第1のトイレ機器に設けられており、第2のトイレ機器には、該送信手段からの信号を受信する受信手段と、該受信手段の受信信号に応じてセンサの動作を開始させる動作開始手段とが設けられていることを特徴とするものである。
【0008】
請求項4のトイレシステムは、請求項3において、該第2のトイレ機器には、受信手段で受信した信号を他の第2のトイレ機器へ送信するための中継用送信手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0009】
請求項5のトイレシステムは、請求項3又は4において、前記第2のトイレ機器には、そのセンサが動作を開始してから所定時間が経過すると、該センサの動作を停止させる手段が設けられていることを特徴とするものである。
【0010】
請求項6のトイレシステムは、請求項3又は4において、前記第2のトイレ機器には、そのセンサが人体を検知していることを第1のトイレ機器に対して送信する報告送信手段が設けられており、該第1のトイレ機器は、第1のトイレ機器及びすべての第2のトイレ機器のセンサが人体不検知となったときに第2のトイレ機器に動作停止信号を送信することを特徴とするものである。
【0011】
請求項7のトイレシステムは、請求項2において、前記第1のトイレ機器のセンサはトイレルーム内へ入る人体とトイレルームから出る人体とを検知可能であり、第1のトイレ機器は、トイレルーム内に入った人数とトイレルームから出た人数との差からトイレルーム内の滞在人数を計算し、この滞在人数がゼロとなったときに第2のトイレ機器に対しセンサの動作を停止させる信号を送信する手段を備えたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項8のトイレシステムは、請求項1ないし7のいずれか1項において、前記第1のトイレ機器のセンサの検知エリアが第2のトイレ機器のセンサの検知エリアよりも大きいことを特徴とするものである。
【0013】
請求項9のトイレシステムは、請求項1ないし8のいずれか1項において、前記第1のトイレ機器として設定するために、各トイレ機器に設定スイッチを設けたことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明のトイレシステムでは、第1のトイレ機器のセンサが人体を検知するまでは第2のトイレ機器のセンサは動作が停止しているので、第2のトイレ機器のセンサの消費電力が少ないものとなる。
【0015】
トイレルームの出入口に最も近いトイレ機器(例えば便器)を第1のトイレ機器とした場合、トイレルームに人が入ってくるまでは第2のトイレ機器のセンサが動作を停止しているので、第2のトイレ機器のセンサによる消費電力が低減される。
【0016】
第1のトイレ機器のセンサが人体を検知したときに第2のトイレ機器のセンサに対し動作開始信号を送信し、第2のトイレ機器のセンサの動作を開始させることにより、第2のトイレ機器のセンサの動作を確実に開始させることができる。この場合、第2のトイレ機器に、受信信号を他の第2のトイレ機器へ送信する中継機能を持たせることにより、トイレルームが広い場合でも各第2のトイレ機器のセンサを確実に動作させることができる。
【0017】
第2のトイレ機器のセンサは、動作を開始してから所定時間が経過すると動作停止に戻るように構成されてもよい。また、第2のトイレ機器のセンサは、トイレルーム内に人体が居なくなった後に動作停止となるよう構成されてもよい。
【0018】
本発明では、複数個のトイレ機器のうち一部のものを第1のトイレ機器として設定し、その他のトイレ機器を第2のトイレ機器として設定するが、この設定を行うためのスイッチを各トイレ機器に設けておくことにより、所定のトイレ機器を第1のトイレ機器として確実に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】実施の形態に係るトイレシステムを備えたトイレルームの平面図である。
【図2】実施の形態を説明するタイミングチャートである。
【図3】実施の形態を説明するタイミングチャートである。
【図4】実施の形態を説明するタイミングチャートである。
【図5】実施の形態を説明するフローチャートである。
【図6】別の実施の形態を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0021】
[第1の実施の形態]
第1図〜第5図は第1の実施の形態を示すものであり、第1図はトイレルームの平面図、第2図〜第4図はタイミングチャート、第5図はフローチャートである。
【0022】
第1図の通り、建物10の廊下に通路口11を介してユーティリティエリア12が通じており、このユーティリティエリア12に洗面設備13が設置されている。ユーティリティエリア12に対し出入口14を介してトイレルーム15が通じている。
【0023】
このトイレルーム15内に小便器1〜3と大便器4〜6が設置されている。大便器4〜6はブース17〜19内に設置されている。小便器1〜3は、ブース17〜19と反対側のトイレルーム壁面に沿うカウンター16に取り付けられている。各便器1〜6に人体検知センサ1a〜6aが設置されている。各センサ1a〜6aは、各便器1〜6に近接した人体を検知するためのものであり、この実施の形態では電波によって人体を検知する電波式センサにて構成されているが、赤外線式センサなどであってもよい。電波式センサであれば、便器や便座ボックス、ロータンクカバー等にセンサ用開口をあけることなく設置可能である。また、このセンサと同じ周波数帯の電波によって便器1〜6相互間の通信が可能である。なお、出入口14に最も近い小便器1のセンサ1aは、出入口14付近の人体を検知するように、他のセンサ2a〜6aよりも検知エリアが大きい(広い)ものとなっている。この実施の形態では、小便器1が第1のトイレ機器であり、小便器2,3及び大便器4〜6が第2のトイレ機器である。
【0024】
各小便器1〜3には、人体が所定時間(例えば5〜60秒程度)以上小便器前に滞在した後、遠ざかると、洗浄(小便器に水を流すこと)を行う自動洗浄装置(図示略)が設置されている。
【0025】
大便器4〜6には、人体が所定距離以内に近づくと便蓋を起立させ、この人体が離れると便蓋を閉める便蓋自動開閉装置が設けられている。また、各大便器4〜6には、人体が所定距離以内に近づくと暖房便座をONとし、この人体が離れると暖房便座をOFFとする暖房便座自動制御装置及び人体が便器から離反すると、便器を自動洗浄する自動洗浄装置が設置されている。
【0026】
この実施の形態では、小便器1には、センサ1aが人体を検知したときに(具体的には、センサ1aが人体を検知し、その後人体を検知しなくなった時に)、小便器2,3及び大便器4〜6に対しセンサ動作開始信号を送信すると共に、所定時間(n分)が経過するとセンサ動作停止信号を送信するn分タイマー付き制御装置が設けられている。各小便器2,3及び大便器4〜6には、このセンサ動作開始又は停止信号を受信し、この受信信号に基いてセンサ2a〜6aの動作を開始又は停止させるセンサ制御装置が設けられている。
【0027】
センサ1aは常に人体検知動作を行うよう構成されており、センサ2a〜6aは、第5図に示す通り、小便器1から動作開始信号を受信してから所定時間(n分)だけ動作する。なお、n分は1〜10分特に1〜3分の間から選ばれることが望ましい。
【0028】
このセンサ2a〜6aの動作例について第2図〜第4図を参照して説明する。第2図は、人が出入口14からトイレルーム15内に入り、小便器1のみを使用して退室する場合を示している。
【0029】
この場合、センサ1aは時刻tで人体を検知し、時刻tで人体不検知となる。この時刻tに、他の機器2〜6に対してセンサ動作開始信号が送信され、センサ2a〜6aが動作開始する。また、小便器1に設けられたn分タイマーがスタートする。この場合、人はそのまま退室したので、センサ2a〜6aのいずれも人体を検知しない。そのため、tからn分が経過した時刻tになると、小便器1から他の便器2〜6に対しセンサ作動停止信号が送信され、センサ2a〜6aが動作を停止する。t以前及びt以後はセンサ2a〜6aが動作しないので、消費電力が少ない。
【0030】
なお、この場合、小便器1にあっては、時刻tの時点から所要時間、便器洗浄が行われる。他の便器2〜6では便器洗浄は行われない。
【0031】
人が小便器1の前に来たが、小便器1を使用せずにすぐに退室した場合は、小便器1の洗浄が行われないこと以外は第2図と同じである。
【0032】
第3図は、人がトイレルーム15に入り、小便器1の前を通過し、小便器2を使用し、小便器1の前を通過して退室した場合の例を示している。
【0033】
この場合、時刻tでセンサ1aが人体を検知し、tで人体不検知となり、このときに便器2〜6に対しセンサ動作開始信号が送信され、センサ2a〜6aが動作を開始する。人体が小便器2の前に居る時刻t〜t間にはセンサ2aが人体を検知する。退室時(時刻t〜t)には、人が小便器1の前を通るので、センサ1aが人体を検知する。この場合、センサ1aの検知レベルが立ち下がる時刻tでn分タイマーが計時をスタートするが、同じくセンサ1aの検知レベルが立ち下がる時刻tでn分タイマーが再スタートし、時刻tからn分が経過した時刻t10までセンサ2a〜6aが動作する。時刻t10になると、小便器1から他の便器2〜6に対しセンサ作動停止信号が送信され、センサ2a〜6aが動作を停止する。時刻t以前及び時刻t10以後はセンサ2a〜6aが動作しないので、消費電力が低減される。
【0034】
なお、時刻tから所要時間、小便器2が洗浄される。
【0035】
第4図は、ある人Aがトイレルーム15に入り、小便器1の前を通過し、大便器6を使用し、小便器1の前を通過して退室すると共に、該人Aが大便器6を使用している間に別の人Bがトイレルーム15に入り、小便器1を使用して退室した場合の例を示している。
【0036】
この場合、時刻t11でセンサ1aが人体を検知し、t12で人体不検知となり、このときに便器2〜6に対しセンサ動作開始信号が送信され、センサ2a〜6aが動作を開始する。人Aがブース19に入り大便器6を使用している時刻t13〜t16間にはセンサ6aが人体を検知する。また、人Bが小便器1を使用している時刻t14〜t15の間はセンサ1aが人体を検知している。人Aが退室して小便器1aの前を通るとき(時刻t17〜t18)にもセンサ1aが人体を検知する。センサ1aの検知レベルが立ち下がる時刻t12でn分タイマーが計時を開始するが、センサ1aの検知レベルが立ち下がる時刻t15及びt18でn分タイマーがそれぞれ再スタートし、時刻t18からn分が経過した時刻t19までセンサ2a〜6aが動作する。時刻t19になると、小便器1から他の便器2〜6に対しセンサ作動停止信号が送信され、センサ2a〜6aが動作を停止する。時刻t12以前及び時刻t19以後はセンサ2a〜6aが動作しないので、消費電力が低減される。
【0037】
なお、この第1の実施の形態において、n分タイマーは便器2〜6に設置されてもよい。この場合、小便器1から人体検知レベルの立ち下がりを示す信号が送信され、各便器2〜6では、この信号が入力される度にn分タイマーがスタートし、n分タイマーがn分を計時すると各便器のセンサが作動停止するものとする。
【0038】
[第2の実施の形態]
第6図を参照して別の実施の形態について説明する。この実施の形態では、便器2〜6にはセンサ2a〜6aの検知結果を便器1に送信する送信装置が設けられている。便器1の制御装置は、この送信信号を受信し、センサ1a〜6aの検知結果に基いてセンサ2a〜6aに動作信号及び停止信号を与えるよう構成されている。また、この実施の形態では、センサ1aは、小便器1の前方かつブース17前までの通路スペースの人体を検知し、センサ2aは小便器2の前方かつブース18前までの通路スペースの人体を検知し、センサ3cは小便器3の前方かつブース19前までの通路スペースの人体を検知するよう構成されている。センサ4aはブース17内の人体を検知し、センサ5aはブース18内の人体を検知し、センサ6aはブース19内の人体を検知するよう構成されている。
【0039】
センサ1aが人体を検知するまではセンサ2a〜6aは動作停止とされ、センサ1aが人体を検知するとセンサ2a〜6aが動作を開始する。その後、センサ1a〜6aの少なくとも1つが人体を検知している間はすべてのセンサ1a〜6aが動作し、すべてのセンサ1a〜6aが人体を検知しなくなるとセンサ2a〜6aが動作停止とされる。具体的には、人がトイレルーム15に入り、その後退室する場合、センサ1aが人体を検知するとすべてのセンサ1a〜6aが動作し、その後、人が退室してセンサ1a〜6aのすべてが人体不検知となると、センサ2a〜6aが動作停止となる。
【0040】
[第3の実施の形態]
本発明では、小便器1のセンサ1aがドップラ式センサなどトイレルーム15内への人の出と入とを区別することができるものであってもよい。この場合、トイレルーム15内に入った人の数と出た人の数とからトイレルーム15内に滞留する人の数Nを計数し、トイレルーム15内に人が居る(N≧1)場合はセンサ1aに加えてすべてのセンサ2a〜6aを動作させ、トイレルーム15内に人が居ないとき(N=0)にはセンサ2a〜6aを停止させるようにしてもよい。
【0041】
[別の実施の形態]
本発明では、便器2〜6の少なくとも1つに、他の便器からの送信信号を他の便器に向けて再送信するアドホック方式を採用してもよい。このようにすれば、トイレルームが著しく広い場合でも、出入口から遠い便器と確実に通信することができる。また、人が皆出た時、人体検知がないことを確認し合える。
【0042】
本発明では、すべての便器に一斉に洗浄禁止指令信号を与えるリモコンを設けると共に、すべての便器に、この指令信号に基づいて洗浄禁止モードとする制御装置を設けてもよい。このようにすれば、トイレ掃除のときに便器が自動洗浄してしまうことが防止される。また、リモコンからの信号を受ける受信部を本発明の受信手段で兼ねてもよい。このようにすれば、部品点数を少なくできる。
【0043】
上記実施の形態では、トイレルームの出入口は1個だけ設置されているが、2個以上設置されてもよい。この場合、各出入口に最も近い便器がそれぞれ第1のトイレ機器となる。第2のトイレ機器は各第1のトイレ機器のセンサの人体検知又は不検知に従って制御される。
【0044】
なお、トイレルームに設置された複数個のトイレ機器のうち、特定のものを第1のトイレ機器として設定するために、各トイレ機器に第1のトイレ機器であることを設定する(例えばメモリに入力する)ためのスイッチを設けてもよい。また、すべてのトイレ機器を電源オンにした後、最初に人体を検知したトイレ機器を第1のトイレ機器として設定するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0045】
1〜3 小便器
4〜6 大便器
1a〜6a センサ
12 ユーティリティスペース
14 出入口
15 トイレルーム
17〜19 ブース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体検知センサを有するトイレ機器が複数個設置されたトイレシステムにおいて、一部の第1のトイレ機器に設けられたセンサが人体を検知した場合に残部の第2のトイレ機器が人体検知動作を開始するよう構成されていることを特徴とするトイレシステム。
【請求項2】
請求項1において、前記第1のトイレ機器は、第2のトイレ機器よりトイレの出入口に近いことを特徴とするトイレシステム。
【請求項3】
請求項1又は2において、前記第1のトイレ機器のセンサが人体を検知したときに第2のトイレ機器のセンサに対し動作開始信号を送信する送信手段が第1のトイレ機器に設けられており、
第2のトイレ機器には、該送信手段からの信号を受信する受信手段と、該受信手段の受信信号に応じてセンサの動作を開始させる動作開始手段とが設けられていることを特徴とするトイレシステム。
【請求項4】
請求項3において、該第2のトイレ機器には、受信手段で受信した信号を他の第2のトイレ機器へ送信するための中継用送信手段が設けられていることを特徴とするトイレシステム。
【請求項5】
請求項3又は4において、前記第2のトイレ機器には、そのセンサが動作を開始してから所定時間が経過すると、該センサの動作を停止させる手段が設けられていることを特徴とするトイレシステム。
【請求項6】
請求項3又は4において、前記第2のトイレ機器には、そのセンサが人体を検知していることを第1のトイレ機器に対して送信する報告送信手段が設けられており、該第1のトイレ機器は、第1のトイレ機器及びすべての第2のトイレ機器のセンサが人体不検知となったときに第2のトイレ機器に動作停止信号を送信することを特徴とするトイレシステム。
【請求項7】
請求項2において、前記第1のトイレ機器のセンサはトイレルーム内へ入る人体とトイレルームから出る人体とを検知可能であり、
第1のトイレ機器は、トイレルーム内に入った人数とトイレルームから出た人数との差からトイレルーム内の滞在人数を計算し、この滞在人数がゼロとなったときに第2のトイレ機器に対しセンサの動作を停止させる信号を送信する手段を備えたことを特徴とするトイレシステム。
【請求項8】
請求項1ないし7のいずれか1項において、前記第1のトイレ機器のセンサの検知エリアが第2のトイレ機器のセンサの検知エリアよりも大きいことを特徴とするトイレシステム。
【請求項9】
請求項1ないし8のいずれか1項において、前記第1のトイレ機器として設定するために、各トイレ機器に設定スイッチを設けたことを特徴とするトイレシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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