説明

トラクタ

【課題】フレーム構造体に原動部の後壁としての隔壁部とその隔壁部の後方側でバッテリを支持するバッテリ支持部とを備えながら、その隔壁部の中央部にラジエータの吸気部に外気を導入する開口を形成する。
【解決手段】フレーム構造体10を、側面視で上下方向に沿った前後に扁平な形状に形成された隔壁部10Aと、その隔壁部10Aの後方側で後向きに突設形成されたバッテリ支持部Bとを備えて構成する。隔壁部10Aの中央部に、エンジンボンネット4の後端の上面を配備する上隔壁と、エンジンボンネット4の後端の左右側面を配備する左右の横隔壁と、左右の横隔壁の下端側どうしを連結する下隔壁とを残した状態で、ラジエータ8の吸気部に臨設する開口28を形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンルームを機体の前部に配備したトラクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のトラクタとして特許文献1に記載のものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平4−110406号公報
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、トラクタにおいて次のように構成することにある。
機体の前部に配備されたエンジンルームの後部におけるラジエータに対向する後側に原動部の後壁となるアルミダイカスト製のフレーム構造体を機体フレームから立設して、前記エンジンルームとその後方側の運転部側空間とを前記フレーム構造体で隔ててあり、
前記フレーム構造体を、側面視で上下方向に沿った前後に扁平な形状に形成された隔壁部と、その隔壁部の後方側で後向きに突設形成されたバッテリ支持部とを備えて構成し、
前記隔壁部を、前記エンジンルームを覆うエンジンボンネットの後端部の左右幅に合わせた横幅に形成して、その隔壁部の外周に沿って前記エンジンボンネットの後端が配備されるように構成し、
前記隔壁部の中央部に、前記エンジンボンネットの後端の上面を配備する上隔壁と、前記エンジンボンネットの後端の左右側面を配備する左右の横隔壁と、前記左右の横隔壁の下端側どうしを連結する下隔壁とを残した状態で、前記ラジエータの吸気部に臨設する開口を形成する。
【0005】
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴のトラクタにおいて次のように構成することにある。
前記下隔壁の下端部に前記機体フレームに連結される脚部を備え、前記開口の下隔壁側の縁部が前記脚部よりも所定距離上方に離れた配置高さに位置するように前記隔壁部に前記開口を形成する。
【0006】
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第2特徴のトラクタにおいて次のように構成することにある。
前記脚部よりも所定距離上方に離れた配置高さに位置するように前記フレーム構造体に前記バッテリ支持部を形成する。
【0007】
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴のトラクタにおいて次のように構成することにある。
前記バッテリ支持部の後端をステーで前記機体フレームに支持する。
【0008】
[V]
(構成)
本発明の第5特徴は、本発明の第1〜第4特徴のいずれか一つのトラクタにおいて次のように構成することにある。
前記バッテリ支持部の上部から後向きに取付け座を延出して、この取付け座にステアリングハンドルが装着される油圧コントローラを連結する。
【0009】
[VI]
(構成)
本発明の第6特徴は、本発明の第1〜第5特徴のいずれか一つのトラクタにおいて次のように構成することにある。
前記隔壁部の横隔壁に下方に向けて鉤形に屈曲された凹部を形成して、前記隔壁部に対して前後に連通される配線又は油圧ホースが前記凹部に側方から挿通されて凹部の底側で保持されるように構成する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】トラクタの示す全体側面図
【図2】原動部の側面図
【図3】エンジンボンネット開放状態の側面図
【図4】エンジンボンネットの一部を示す平面図
【図5】ボンネット補強用のステーを示す斜視図
【図6】フレーム構造体の正面図
【図7】フレーム構造体の背面図
【図8】フレーム構造体の分解した側面図
【図9】フレーム構造体の隔壁部を示す正面図
【図10】フレーム構造体の支持枠部を示す正面図
【図11】係止ロック機構の正面図
【図12】フロントローダを装着したトラクタ前部の側面図
【図13】操縦部の側面図
【図14】操縦部の正面図
【図15】フロントローダ操作部の背面図
【図16】フロントローダ操作部のレバーロック状態を示す背面図
【図17】フロントローダ操作部のレバーロック状態を示す平面図
【図18】レバー基部の分解斜視図
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1に、本発明に係る原動部構造を備えたトラクタが示されている。このトラクタは、前輪1および後輪2が駆動される四輪駆動仕様に構成されており、エンジン3をエンジンボンネット4で囲繞した原動部5が機体前部に備えられるとともに、左右後輪2の間に位置させて運転座席6が配備され、かつ、運転座席6の後部には門形の転倒保護フレーム7が立設されている。
【0012】
前記エンジンボンネット4は、固定された下部ボンネット4aと、前部の支点p周りに上下に揺動開閉可能な上部ボンネット4bとで構成されており、このエンジンボンネット4で形成されたエンジンルームRの内部に、ラジエータ8を後置きにして前記エンジン3およびこれに付随する各種機器が収容配置されている。
【0013】
エンジンルームRの後部には、原動部5の後壁となるフレーム構造体10が立設され、このフレーム構造体10にパネルカバー11とその下方に連なるセンターカバー12が装着されている。
【0014】
パネルカバー11には計器パネル13や各種スイッチ類が装着されるとともに、センターカバー12には防塵構造の通気口14が形成され、この通気口14から導入された外気がラジエータファン9によって吸引されてラジエータ8に導かれた後、エンジンルームR内を前方に流動し、ルーム内の熱気がエンジンボンネット4の前面および左右前部の通気口15から機外に排出されるようになっている。
【0015】
エンジンボンネット4の下部を構成する前記下部ボンネット4aは平面形状が後向きに開放されたコの字形に形成されて機体フレーム16に連結固定されており、この下部ボンネット4aの前面および左右側面の前部に網目構造の前記通気口15が形成されている。
【0016】
前記上部ボンネット4bは、機体フレーム16から立設された固定支持枠17の上端部に前記支点p周りに揺動可能に枢支連結されており、その前端部に左右一対の前照灯18が取り付けられている。上部ボンネット4bにおける前端部内面に取付けられた支点金具19の左右中央部位と前記固定支持枠17の左右中央部位から延出されたステー17aとに亘ってガススプリング20が架設され、図3に示すように、ガススプリング20の伸長付勢力によって上部ボンネット4bがメンテナンス作業が可能な開放位置で安定保持されるように、ガススプリング20の伸長付勢特性が上部ボンネット4bの重量に対応して設定されている。
【0017】
また、上部ボンネット4bは、その遊端側に配備された係止ロック機構21によって閉じ姿勢に保持されるようになっている。つまり、図3に示すように、上部ボンネット4bにおける後方遊端部の中央部位には係止ピン22が支持金具23を介して固設されるとともに、フレーム構造体10の上端部には、前記係止ピン22に係合されるフック状のロック金具24が支点a周りに横回動可能に枢着されている。このロック金具24はバネ25によって係合ロック方向に回動付勢されており、図11(イ)に示すように、ガススプリング20に抗して閉じられた上部ボンネット4bの係止ピン22にロック金具24が係合されることで、上部ボンネット4bが閉じ位置に保持されるようになっている。
【0018】
前記ロック金具24には操作レバー24aが連設されてパネルカバー11の上方に突出されており、図11(ロ)に示すように、操作レバー24aを横方向に揺動操作してロック金具24をバネ25に抗して回動させることで、ロック解除された上部ボンネット4bがガススプリング20の付勢力によって少し持上げられることになり、ここに手指をかけて上部ボンネット4bを大きく揺動開放するだけでガススプリング20によってその開放位置に保持される。
【0019】
なお、図3〜図5に示すように、ガススプリング20が連結された支点金具19と係止ピン22の支持金具23とに亘る前後に長いステー26が上部ボンネット4bの天板部内面に沿って縦向き姿勢で設けられて、樹脂成形された上部ボンネット4bが補強されている。これによって、後端を係止固定された状態で上部ボンネット4bがガススプリング20の上方付勢力を受けて撓むことが抑止されている。
【0020】
原動部5の後壁となる前記フレーム構造体10は、図8に示すように、アルミダイカスト成形された左右に幅広で前後に扁平な隔壁部10Aと、同じくアルミダイカスト成形された左右分割構造の支持枠部10Bとを連結して構成されており、両者10A,10Bが適所で前後方向に位置決め嵌合されて6本のボルト27で連結されている。
【0021】
図6に示すように、フレーム構造体10を構成する前記隔壁部10Aは、原動部5の後端部における左右幅に合わせた横幅に形成され、隔壁部10Aの外周に沿って前記エンジンボンネット4の後端、および、センターカバー12の前端が配備されるようになっている。また、隔壁部10Aの中央部に形成された大きい開口28にラジエータ8の吸気部が臨設されており、前記センターカバーの通気口14から取り入れられた外気がフレーム構造体10を通してラジエータ8に導かれるようになっている。また、この隔壁部10Aの左右下端部から横外方に向けてステップ支持部10cが突設され、運転座席6の足元に配備されるステップ29の前部左右がこのステップ支持部10cに載置固定されている。また、隔壁部10Aの左右外周部には下方に向けて鉤形に屈曲された凹部30が形成されており、ここに配線や油圧ホースHが側方から挿通されて凹部30の底側で安定保持されるようになっている。
【0022】
図10に示すように、フレーム構造体10を構成する左右分割構造の前記支持枠部10Bは互いにボルト連結され、その下端部には左右一対の脚部10dが備えられている。各脚部10dは後方に向けて大きく延出されており、この脚部10dを機体フレーム16の上に載置してボルト連結することでフレーム構造体10全体を安定良く立設固定することができるようになっている。
【0023】
また、支持枠部10Bの上半部には前後に貫通開口された箱形部10eが設けられてバッテリ支持部Bが形成されている。このバッテリ支持部Bは前記脚部10dから所定距離上方に離れて後向きに突設形成されており、箱形に形成されたバッテリ支持部Bの内部空間にバッテリ31を後方から差し入れて取付け固定することができるようになっている。なお、この箱形部10eの後端と機体フレーム16とをステー32で連結して、バッテリ重量を受けるバッテリ支持部Bの補強がなされている。また、箱形部10eの左右側面には開口33が形成されて、バッテリ収容空間の通風を良くするとともにバッテリ支持部Bの軽量化が図られている。
【0024】
箱形に形成された前記バッテリ支持部Bの上部には、後方上方に向けて取付け座10fが延出され、ここにパワーステアリング用の油圧コントローラ34が連結されることで、左右分割構造の支持枠部10Bが上部でも連結されるようになっている。油圧コントローラ34からは上方に向けて操作軸35が延出されてステアリングハンドル36が装着されている。前記油圧コントローラ34は、ステアリングハンドル36の回転操作量に応じた量の圧油をハンドル操作方向に対応した方向に送り出して前輪操向用の油圧シリンダ37に油圧ホースHを介して供給するよう構成されている。
【0025】
前記脚部10dはバルブ支持部Vとしての機能を備えており、図14に示すように、左右脚部10dの上面に亘って支持板38を取付け、この支持板38の上にバルブ39を取付けることができるようになっている。
【0026】
前記バルブ39は、油圧駆動型の付設作業装置を駆動するためのものであり、図12〜図14に、機体前部に付設作業装置の一例であるフロントローダ40を連結した仕様のトラクタ、および、その操縦部が示されている。
【0027】
前記フロントローダ40は、トラクタ本機1の前部左右に備えられた支持ブラケット41に脱着自在に連結固定される左右一対の支持フレーム42、各支持フレーム42の上端部に上下揺動可能に連結された左右一対のブーム43、および、左右のブーム43の前端に亘って上下回動可能に連結されたバケット44とで構成されており、リフトシリンダ45によってブーム43が駆動昇降されるとともに、チルトシリンダ46によってバケット44が駆動回動されるようになっている。
【0028】
また、フレーム構造体10の上部右横側に、前記バルブ39を操作する操作レバー47が配備されており、バルブ39と操作レバー47との連係構造を以下に説明する。
【0029】
前記バルブ39には左右スライド可能に2本のスプール48,49が装備されて機体右方に突設されており、一方のスプール48を3位置に切換えスライドすることでリフトシリンダ45の伸縮および中立固定状態を選択し、他方のスプール49を3位置に切換えスライドすることでチルトシリンダ46の伸縮および中立固定状態を選択するようになっている。
【0030】
前記操作レバー47と2本の前記スプール48,49はリンク機構50を介して連動連結されており、その詳細な構造が図14,図15に示されている。
【0031】
前記フレーム構造体10の上部右側箇所に支持ブラケット51がボルト連結され、この支持ブラケット51に備えられた横向きボス部52にレバー支軸53が横向き軸心x周りに回動自在に挿通支持されている。そして、レバー支軸53の外端部に前記横向き軸心xと直交する前後向き軸心y周りに左右回動自在にピン連結された回動金具54に前記操作レバー47が連結され、もって、操作レバー47が直交する2つの軸心x,y周りに十字揺動操作可能に支持されている。
【0032】
レバー支軸53の内方端部には操作アーム55が一体連設されており、この操作アーム55とリフトシリンダ用のスプール48の端部に連動連結したベルクランク56が、上下に長い押し引きロッド57を介して連動連結されている。また、操作レバー47を連結した回動金具54と前記支持ブラケット51に前後向き支点z周りに回動可能に枢支連結した中継ベルクランク58とがロッド59を介して連動連結されるとともに、チルトシリンダ用のスプール49に連動連結したベルクランク60と中継ベルクランク58とが、上下に長い押し引きロッド61で連動連結されている。
【0033】
このように十字操作可能な操作レバー47と2本のスプール48,49をリンク機構50を介して連動連結することで、操作レバー47の前後への揺動操作でリフトシリンダ45を操作し、左右への揺動操作でチルトシリンダ46を操作することができるように構成されているのである。
【0034】
そして、前記中継ベルクランク58、押し引きロッド57,61、および、バルブ39はセンターカバー12で覆い隠されるとともに、センターカバー12の通気口14を通して吸引されてラジエータ8に向けて流動する外気によってバルブ39およびバッテリ32が冷却されるようになっている。
【0035】
また、前記支持ブラケット51にはロックレバー62が備えられている。ロックレバー62は、前後向き軸心d周りに揺動可能に支持された支軸63に連設されており、トッグルバネ64を介して2状態に切換え保持可能となっている。つまり、図15に示すように、ロックレバー62を機体内向きとなる姿勢に切換え揺動しておくと、支軸63から突設したロック用舌片65が前記回動金具54の下方から機体内方に離れた位置となり、回動金具54の前記両軸心x,y周りの回動が許容される。また、図16に示すように、ロックレバー62を機体外向きとなる姿勢に切換えると、ロック用舌片65が回動金具54の直下方に位置され、回動金具54から下向きに突設された係止部54aにロック用舌片65に形成したロック孔66が嵌合し、これによって回動金具54の前記両軸心x,y周りの回動が阻止され、操作レバー47が不用意に操作されることが防止されるようになっている。
【0036】
〔他の実施例〕
【0037】
(1)フレーム構造体10に備えたバッテリ支持部Bを横向きに開口した箱型に構成して、バッテリ31を横方向から挿抜する形態で実施することもできる。
【0038】
(2)上記実施例では、前記支持枠部10Bに機体フレーム16への連結用の脚部10dを形成しているが、隔壁部10Aにステップ支持部10cとバルブ支持部Vとしての脚部10dを一体形成することもできる。また、フレーム構造体10の全体をアルミダイカスト成形することも可能である。
【符号の説明】
【0039】
4 エンジンボンネット
5 原動部
8 ラジエータ
10 フレーム構造体
10A 隔壁部
10d 脚部
10f 取付け座
16 機体フレーム
28 開口
30 凹部
31 バッテリ
32 ステー
34 油圧コントローラ
36 ステアリングハンドル
B バッテリ支持部
H 油圧ホース
R エンジンルーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
機体の前部に配備されたエンジンルームの後部におけるラジエータに対向する後側に原動部の後壁となるアルミダイカスト製のフレーム構造体を機体フレームから立設して、前記エンジンルームとその後方側の運転部側空間とを前記フレーム構造体で隔ててあり、
前記フレーム構造体を、側面視で上下方向に沿った前後に扁平な形状に形成された隔壁部と、その隔壁部の後方側で後向きに突設形成されたバッテリ支持部とを備えて構成し、
前記隔壁部を、前記エンジンルームを覆うエンジンボンネットの後端部の左右幅に合わせた横幅に形成して、その隔壁部の外周に沿って前記エンジンボンネットの後端が配備されるように構成し、
前記隔壁部の中央部に、前記エンジンボンネットの後端の上面を配備する上隔壁と、前記エンジンボンネットの後端の左右側面を配備する左右の横隔壁と、前記左右の横隔壁の下端側どうしを連結する下隔壁とを残した状態で、前記ラジエータの吸気部に臨設する開口を形成してあるトラクタ。
【請求項2】
前記下隔壁の下端部に前記機体フレームに連結される脚部を備え、前記開口の下隔壁側の縁部が前記脚部よりも所定距離上方に離れた配置高さに位置するように前記隔壁部に前記開口を形成してある請求項1記載のトラクタ。
【請求項3】
前記脚部よりも所定距離上方に離れた配置高さに位置するように前記フレーム構造体に前記バッテリ支持部を形成してある請求項2記載のトラクタ。
【請求項4】
前記バッテリ支持部の後端をステーで前記機体フレームに支持してある請求項3記載のトラクタ。
【請求項5】
前記バッテリ支持部の上部から後向きに取付け座を延出して、この取付け座にステアリングハンドルが装着される油圧コントローラを連結してある請求項1〜4のいずれか一項に記載のトラクタ。
【請求項6】
前記隔壁部の横隔壁に下方に向けて鉤形に屈曲された凹部を形成して、前記隔壁部に対して前後に連通される配線又は油圧ホースが前記凹部に側方から挿通されて凹部の底側で保持されるように構成してある請求項1〜5のいずれか一項に記載のトラクタ。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate

【図12】
image rotate

【図13】
image rotate

【図14】
image rotate

【図15】
image rotate

【図16】
image rotate

【図17】
image rotate

【図18】
image rotate


【公開番号】特開2011−126531(P2011−126531A)
【公開日】平成23年6月30日(2011.6.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−3410(P2011−3410)
【出願日】平成23年1月11日(2011.1.11)
【分割の表示】特願2008−283103(P2008−283103)の分割
【原出願日】平成17年6月30日(2005.6.30)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】