説明

トラクタ

【課題】フェンダ取付部の構成の簡素化を図りながら、フェンダを安定して支持させることができるトラクタを提供する。
【解決手段】ミッションケース8又は後車軸ケースに右および左の脚部18が連結されたロプスフレーム4と、ミッションケース8におけるロプスフレーム4よりも前側の部分に連結されて左右方向に延びる前フレーム31と、右の脚部18と前フレーム31の右側部とに亘って連結されて前後方向に延びる右の取付フレーム34と、左の脚部18と前フレーム31の右側部に亘って連結されて前後方向に延びる左の取付フレーム34とを備えて、右の取付フレーム34に右のフェンダ14を取り付け、左の取付フレーム34に左のフェンダ14を取り付けてある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミッションケース又は後車軸ケースに右および左の脚部が連結されたロプスフレームと左右のフェンダとを備えたトラクタに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のトラクタでは、ミッションケースに左右方向に延びる複数の右および左の横フレームを取り付け、右の横フレームの先端に前後方向に延びる右の取付フレームを取り付け、左の横フレームの先端に前後方向に延びる左の取付フレームを取り付け、右の取付フレームの外側面に右の後輪用のフェンダを取り付け、左の取付フレームの外側面に左の後輪用のフェンダを取り付けたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2010−13000号公報(図5参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のトラクタにおいては、右の後輪用のフェンダが取り付けられた右の取付フレームおよび左の後輪用のフェンダが取り付けられた左の取付フレームを安定して支持させるために、複数の右および左の横フレームを設ける必要があった。このため、横フレームの部品点数が多くなるものであった。
【0005】
本発明の目的は、フェンダ取付部の構成の簡素化を図りながら、フェンダを安定して支持させることができるトラクタを提供する点にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のトラクタの第1特徴構成は、ミッションケース又は後車軸ケースに右および左の脚部が連結されたロプスフレームと、前記ミッションケースにおける前記ロプスフレームよりも前側の部分に連結されて左右方向に延びる前フレームと、前記ロプスフレームにおける右の脚部と前記前フレームの右側部とに亘って連結されて前後方向に延びる右の取付フレームと、前記ロプスフレームにおける左の脚部と前記前フレームの左側部とに亘って連結されて前後方向に延びる左の取付フレームと、を備えて、前記右の取付フレームに右のフェンダを取り付け、前記左の取付フレームに左のフェンダを取り付けてある点にある。
【0007】
本構成によれば、ロプスフレームにおける右の脚部と前フレームの右側部とに亘って連結される右の取付フレームによって右のフェンダを支持し、ロプスフレームにおける左の脚部と前フレームの左側部とに亘って連結される左の取付フレームによって左のフェンダを支持する。つまり、トラクタの転倒時に運転者を保護するために強度を大きくしてあるロプスフレームを右および左の取付フレームを支持する構成に兼用することによって、右および左のフェンダ周りの剛性を確保しつつ、例えば、複数の横フレームを設けることを不要にしたり、複数の横フレームの数を少なくすることができる等、右および左のフェンダを支持する構成の簡素化を図りながら、フェンダを安定して支持させることができる。
【0008】
本発明の第2特徴構成は、前記右および左の夫々のフェンダの側壁部の後端が前記ロプスフレームの脚部の後側面よりも後方に突出しないように、前記取付フレームに前記フェンダを取り付けてある点にある。
【0009】
本構成によれば、右のフェンダの側壁部の後端がロプスフレームにおける右の脚部の後側面よりも後方に突出せず、左のフェンダの側壁部の後端がロプスフレームにおける左の脚部の後側面よりも後方に突出しないので、トラクタのバック時に、フェンダの側壁部がトラクタの後方の建物等に接触して破損することを防止することができる。
【0010】
本発明の第3特徴構成は、前記右および左の夫々の脚部に前方を向くブラケットを連結し、前記ブラケットに前記取付フレームの後部を連結してある点にある。
【0011】
本構成によれば、右および左の夫々の脚部に前方を向くブラケットを連結し、そのブラケットに取付フレームの後部を連結することにより、ロプスフレームの機体側への取り付け前において比較的長さの短いブラケットが脚部から前方に突出した状態になり、右および左の夫々の脚部に直接取付フレームの後部を連結する構成に比して、機体側への取り付け前におけるロプスフレームをコンパクトに構成して組立時や出荷運搬時などの取り扱い性を向上させることができる。
【0012】
本発明の第4特徴構成は、前記ブラケットと前記取付フレームの後部と前記フェンダとを、前記ブラケットにおける左右方向の外側に前記取付フレームが位置しかつ該取付フレームにおける左右方向の外側に前記フェンダが位置する状態で、ボルトにより共締め連結し、前記取付フレームの前記後部以外の部分と前記フェンダとを、前記取付フレームにおける左右方向の外側に前記フェンダが位置する状態で、ボルトにより連結してある点にある。
【0013】
本構成によれば、右のブラケットと右の取付フレームの後部と右のフェンダとをボルトにより共締め連結し、左のブラケットと左の取付フレームの後部と左のフェンダとをボルトにより共締め連結するので、右のブラケットに対する右の取付フレームおよび右のフェンダの取り外しおよび取り付けを一度に行うことができ、左のブラケットに対する左の取付フレームおよび左のフェンダの取り外しおよび取り付けを一度に行うことができる。よって、右のブラケットと右の取付フレームの後部と右のフェンダとの連結構造および左のブラケットと左の取付フレームの後部と左のフェンダとの連結構造の簡素化、並びに、右および左のフェンダの交換作業の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】トラクタを示す側面図である。
【図2】トラクタを示す後面図である。
【図3】後輪フェンダの取付構造を示す側面図である。
【図4】後輪フェンダの取付構造を示す平面図である。
【図5】後輪フェンダと床部とを連結する連結構造を示す縦断面図である。
【図6】後輪フェンダの取付構造を示す斜視図である。
【図7】ロプスフレームの脚部によって後輪フェンダを支持する状態を示す横断平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明に係るトラクタについて説明する。
【0016】
〔全体構成〕
図1,図2に示すように、トラクタは、操向操作可能で駆動可能な右および左の前輪1と駆動可能な右および左の後輪2とによって自走する自走車体と、その自走車体の後部に装備されたロプスフレーム4およびリンク機構5を備えている。自走車体は、前部に装備された原動部6と、前後中間部に装備された運転部7と、後部に装備されたミッションケース8を備えている。
【0017】
(原動部)
図1に示すように、前記原動部6は、クラッチハウジング15と、エンジン11と、そのエンジン11を覆うエンジンボンネット12と、そのエンジンボンネット12の後部に設けられた燃料タンク13と、を備えており、エンジン11が支持された車体フレーム3に前輪1が支持されている。
【0018】
(運転部)
図1〜図4に示すように、前記運転部7は、右および左の後輪フェンダ14(フェンダの一例)の間に位置するミッションケース8の上部中央に座席支持部材を介して運転座席7aを支持し、その運転座席7aの前方に、床部45、ステアリングホイール7b、および運転パネル7cを備えて構成してある。右および左の後輪フェンダ14は、右および左の後輪2の外周部2aを覆う前下がりの曲面状の天井壁部14aと、それら右および左の後輪2における左右方向の内側面2bに対向する平板状の側壁部14bとを備えている。天井壁部14aの上面の中央部には、手すり14cが取り付けられている。
【0019】
前記エンジン11の後部には、クラッチハウジング15が連結され、そのクラッチハウジング15の後部には、ケース16が連結され、そのケース16の後部にミッションケース8が連結されている。これにより、エンジン11の動力が、クラッチハウジング15からケース16を介してミッションケース8に装備された静油圧式無段変速装置(図示しない)や副変速装置(図示しない)を介して後輪2に伝達され、副変速装置から分岐した動力が前輪1に伝達される。
【0020】
(ロプスフレーム)
図1〜図4,図6に示すように、前記ミッションケース8の右及び左の横外側に連結された右および左の後車軸ケース43には、右および左のフレーム取付部材17が取り付けられている。ロプスフレーム4は、右および左のフレーム取付部材17に溶接にて連結された斜め後方上方に延びる右および左の脚部18と、それら右および左の脚部18を連結するループ状の連結部19とを一体的に形成して構成されている。右および左のフレーム取付部材17は、右および左の後車軸ケース43の上面及び後面に当て付けられた状態で、右および左の後車軸ケース43の上部および後部に強固にボルト連結されている。
【0021】
(リンク機構)
図1に示すように、前記リンク機構5は、ミッションケース8の上部両横側に上下揺動可能に設けられた右および左のリフトアーム5aと、ミッションケース8の下部両横側に上下揺動可能に設けられた右および左のロアーリンク5bと、右および左のリフトアーム5aと右および左のロアーリンク5bとを夫々連結する右および左のリフトロッド5cと、右および左のリフトアーム5aを上下揺動操作する昇降シリンダ(図示しない)とを備えて、4点リンクを構成してある。
【0022】
(フレームおよびブラケット)
図1〜図4,図6に示すように、前記ミッションケース8におけるロプスフレーム4よりも前側の部分には、左右方向に一直線状に延びる前フレーム31が連結されている。前フレーム31は、前壁部31aと上壁部31bとを備えたアングル状に構成してある。尚、前フレーム31の断面形状としてチャンネル状などの異なる形状のものを採用してもよい。
【0023】
前記右および左の脚部18における左右方向の外側面18aには、前方を向く右および左の上側ブラケット32、斜め前方上方を向く右および左の下側ブラケット33(ブラケットの一例)、および、斜め前方上方向きの右および左の下端部ブラケット33aが、それぞれ溶接にて連結されている。
【0024】
前記右および左の下側ブラケット33の先端部の夫々と前フレーム31の左側部および右側部の夫々とに亘って、前後方向に延びる右および左の取付フレーム34が、斜め前方下方向きの傾斜姿勢で配備されて連結されている。右および左の取付フレーム34は、断面形状が縦平板状のフラットバーで構成されて、その外側に右および左の後輪フェンダ14の側壁部14bに当接する当接面が形成されるように構成されている。尚、右および左の取付フレーム34としてL字状のアングル材や内向きコ字状のチャンネル材などの異なる部材を採用してもよい。
【0025】
前記右および左の脚部18における外側面18aの下端部には、斜め前方上方向きの右および左の下端部ブラケット33aが連結されている。上側ブラケット32、下側ブラケット33、下端部ブラケット33aは、クランク状に折り曲げ成形されており、脚部18の外側面18aと後輪フェンダ14の側壁部14bとの間に所定の隙間が形成されるように構成されている。
【0026】
(後輪フェンダの取付構造)
前記右および左の取付フレーム34における左右方向の外側面34aには、右および左の後輪フェンダ14の側壁部14bがボルト35によって連結されている。
【0027】
具体的には、図3,図4,図6,図7に示すように、右および左の取付フレーム34の後端部以外の部分と右および左の後輪フェンダ14の側壁部14bにおける後端14d以外の部分とが、右および左の取付フレーム34における左右方向の外側面34aに右および左の後輪フェンダ14の側壁部14bが位置する状態で、複数のボルト35のうち最後側のボルト35d以外のボルト35a〜35cによって連結されている。
【0028】
このとき、右および左の後輪フェンダ14の側壁部14bの後端14dは、ロプスフレーム4における右および左の脚部18の後側面18bよりも後方に突出しないようになっている。
【0029】
前記右および左の下側ブラケット33の先端部には、右および左の取付フレーム34の後端部および右および左の後輪フェンダ14の後端14dの上側寄り部分がボルト35によって共締め連結されている。
【0030】
前記右および左の上側ブラケット32の先端部には、後輪フェンダ14の後端14dの上側部分がボルト46によって連結されている。前記右および左の下端部ブラケット33aの先端部には、右および左の後輪フェンダ14の下部後端部がボルト連結されている。
【0031】
このように、トラクタの転倒時に運転者を保護するために強度を大きくしてあるロプスフレーム4を右および左の後輪フェンダ14を支持する構成に兼用することによって、右および左の後輪フェンダ14を支持する構成の簡素化を図りながら、後輪フェンダ14をロプスフレーム4に安定して支持させることができる。
【0032】
図4,図5に示すように、前記右および左の後輪フェンダ14と床部45とを連結する連結構造37が形成されている。具体的には、右および左の後輪フェンダ14の天井壁部14aの前部に形成された穴の縁部が円筒状の防振ゴム44の外周部に周方向に沿って形成された周溝に嵌り込んでいる。これにより、右および左の後輪フェンダ14の天井壁部14aの前部に防振ゴム44が取り付けられている。ボルト53が防振ゴム44の中心部に形成された穴および床部45の後端部から下方に突出するリブ45aに形成された穴を通って締結されている。ミッションケース8の両横側に右および左の横向きのステー52が取り付けられ、ステー52の上面と床部45の後端部の下面との間に防振ゴム51が設けられている。
【0033】
これにより、右および左の後輪フェンダ14の天井壁部14aの前部と床部45の後端部との間に防振ゴム44が介装され、ステー52と床部45の後端部との間に防振ゴム51が介装されることになり、ミッションケース8からの振動が床部45に伝わることを防止できる。
【0034】
ロプスフレーム4を取り外すと、取付フレーム34が前フレーム31に片持ち状態で支持されることになる。このため、ロプスフレーム4を取り外した状態でトラクタを輸送しようとすると、輸送時の振動や衝撃で取付フレーム34や前フレーム31が折れ曲がったり、取付フレーム34が前フレーム31から外れて後輪フェンダ14が脱落する虞がある。
【0035】
そこで、ミッションケース8と右および左の取付フレーム34とを連結する輸送用フレーム(図示せず)を設けて右および左の後輪フェンダ14を仮止め支持する。これにより、トラクタの輸送時における前フレーム31の損傷や後輪フェンダ14の脱落を防止している。ただし、このようにミッションケース8と右および左の取付フレーム34とを連結する輸送用フレームを設ける場合であっても、その輸送用フレームは、あくまで後輪フェンダ14を仮止めするためのものであり、後輪フェンダ14を支持するためのものではない。
よって、輸送用フレームに大きな支持強度を備えさせる必要が無く、輸送用フレームの構成の簡素化を図ることができる。尚、ロプスフレーム4を取り外した状態でトラクタを輸送し、その後、トラクタにロプスフレーム4を取り付けてロプスフレーム4に取付フレーム34を連結する際に、輸送用フレームを取り外すが、輸送用フレームをそのまま取り付けておいても支障は無い。
【0036】
〔別実施形態〕
(1)右の取付フレーム34に右の後輪フェンダ14の天井壁部14aを取り付け、左の取付フレーム34に左の後輪フェンダ14の天井壁部14aを取り付ける構成としてもよい。このとき、右および左の夫々の取付フレーム34に手すり14cを取り付けてもよい。
【0037】
(2)右および左の下側ブラケット33を設けずに、右の脚部18と前フレーム31の右側部とに亘って、右の取付フレーム34が連結され、左の脚部18と前フレーム31の左側部とに亘って、左の取付フレーム34が連結される構成としてもよい。この場合、取付フレーム34を脚部18又は/及び前フレーム31に溶接により連結する構成を採用してもよく、取付フレーム34を脚部18又は/及び前フレーム31にボルト等により着脱自在に連結する構成を採用してもよい。
【0038】
(3)上記実施形態では、ロプスフレーム4における右の脚部18を右の後車軸ケース43に連結し、ロプスフレーム4における左の脚部18を左の後車軸ケース43に連結する構成を例示した。しかし、ロプスフレーム4における右および左の脚部18をミッションケース8に直接に連結してもよい。
【0039】
(4)前フレーム31を右および左の前フレーム部分に2分割して、右の前フレーム部分をミッションケース8に連結して右方向に延出し、左の前フレーム部分をミッションケース8に連結して左方向に延出するように構成してもよい。
【0040】
(5)床部45とロプスフレーム4の下端部とを前後フレームで連結して一体的に構成すると共に、床部45を防振部材(ゴムマウント)を介してケース16等に支持させ且つロプスフレーム4を防振部材(ゴムマウント)を介してミッションケース8又は後車軸ケース43に支持させる構造を採用し、この支持構造において、上記実施形態と同様にロプスフレーム4に後輪フェンダ14を支持させる構成を採用してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明は、ミッションケース又は後車軸ケースに右および左の脚部が連結されたロプスフレームと左右のフェンダとを備えた各種トラクタに適応可能である。
【符号の説明】
【0042】
2 後輪
4 ロプスフレーム
8 ミッションケース
14 フェンダ
14b 側壁部
18 脚部
18b 後側面
31 前フレーム
33 ブラケット
34 取付フレーム
35,35a〜35d ボルト
43 後車軸ケース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ミッションケース又は後車軸ケースに右および左の脚部が連結されたロプスフレームと、
前記ミッションケースにおける前記ロプスフレームよりも前側の部分に連結されて左右方向に延びる前フレームと、
前記ロプスフレームにおける右の脚部と前記前フレームの右側部とに亘って連結されて前後方向に延びる右の取付フレームと、
前記ロプスフレームにおける左の脚部と前記前フレームの左側部とに亘って連結されて前後方向に延びる左の取付フレームと、を備えて、
前記右の取付フレームに右のフェンダを取り付け、前記左の取付フレームに左のフェンダを取り付けてあるトラクタ。
【請求項2】
前記右および左の夫々のフェンダの側壁部の後端が前記ロプスフレームの脚部の後側面よりも後方に突出しないように、前記取付フレームに前記フェンダを取り付けてある請求項1に記載のトラクタ。
【請求項3】
前記右および左の夫々の脚部に前方を向くブラケットを連結し、前記ブラケットに前記取付フレームの後部を連結してある請求項1又は2に記載のトラクタ。
【請求項4】
前記ブラケットと前記取付フレームの後部と前記フェンダとを、前記ブラケットにおける左右方向の外側に前記取付フレームが位置しかつ該取付フレームにおける左右方向の外側に前記フェンダが位置する状態で、ボルトにより共締め連結し、
前記取付フレームの前記後部以外の部分と前記フェンダとを、前記取付フレームにおける左右方向の外側に前記フェンダが位置する状態で、ボルトにより連結してある請求項3に記載のトラクタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−201345(P2011−201345A)
【公開日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−68306(P2010−68306)
【出願日】平成22年3月24日(2010.3.24)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】