説明

トリアルキルアミンの存在下でベンジルシアノーゲン誘導体をアルキル化する方法

【課題】高収率、高純度でベンジルシアニド誘導体をアルキル化する方法を提供する。
【解決手段】式(II)


のベンジルシアニド誘導体を水酸化ナトリウム等の塩基とトリアルキルアミンの存在下にハロゲン化アルキルでアルキル化する式(I)で表される化合物の製造方法。


(式中、R1、R2は(C1−C20)−アルキル基を表し、R3はフェニル基を表す。)

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
トリアルキルアミンの存在下でベンジルシアノーゲン誘導体をアルキル化する方法に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、トリアルキルアミンおよびジメチルカーポネートの存在で有機化合物をメチル化する方法が記載されている。α,α−ジメチルベンゼンシアナイドの収率は29%である。さらに、ナトリウムハイドライド、ナトリウムアミドまたはナトリウムアルコキシドのような強塩基の存在でメチルヨーダイドまたはメチルクロライドのようなアルキル化剤を使用するベンジルシアナイドのアルキル化が説述される(例えば、非特許文献1、非特許文献2)。この反応の不利な点はエーテル生成物の生成が増大し、また水素およびアンモニアがアルキル化剤を用いると生成しそして放出されることである。さらに強塩基は、生態学的にそして経済的に複雑な方法でつくられねばならない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】ヨーロッパ特許出願EP O 671 379
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】Smithら、J. Ong. Chem. 36(1971), 15の2132〜2137ページ
【非特許文献2】Trivediら、J. Med. Chem., EN, 36, 22, (1993), 3300〜3307ページ
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は式IIの化合物を高い収率および純度でアルキル化する方法を見出すことである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
従って本発明は、式I
【化1】

〔式中R1
1.(C1〜C20)−アルキル、
2.(C1〜C20)−アルキルであって
2.1 (C3〜C6)−シクロアルキル、
2.2 −OH、
2.3 (C1〜C6)−アルキル−C(O)−O−、
2.4 (C1〜C6)−アルキル−O−、
2,5 (C1〜C6)−アルキル−O−(C1〜C4)−アルキル−O−、
2.6 ハロゲン、
2.7 −CF3
2.8 −CN、
2.9 −NO2
2.10 HO−C(O)−、
2.11 (C1〜C6)−アルキル−O−C(O)−、
2.12 メチレンジオキソ、
2.13 R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子であるかまたは(C1〜C6)−アルキルであるR5−R6N−C(O)−、
2.14 R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子であるかまたは(C1〜C6)−アルキルであるR5−R6N−、
2.15 置換されていないかまたは、(C1〜C6)−アルキルで互いに独立に一置換、二置換もしくは三置換されているか、または2.1〜2.14の項に記載のように置換されているフェニル
によって一置換、二置換または三置換されているもの、
【0007】
3.(C2〜C20)−アルケニルまたは
4. 2.1〜2.15の項に記載のように互いに独立に一置換、二置換または三置換されている(C2〜C20)−アルケニル
であり、
2はR1について規定したものであるか、または
1. フェニルもしくは
2. フェニルであって
2.1 アルキル鎖が直鎖または分枝鎖である(C1〜C6)−アルキル、
2.2 (C3〜C6)−シクロアルキル、
2.3 −OH、
2.4 (C1〜C6)−アルキル−C(O)−O−、
2.5 (C1〜C6)−アルキル−O−、
2,6 (C1〜C6)−アルキル−O−(C1〜C4)−アルキル−O−、
2.7 ハロゲン、
2.8 −CF3
2.9 −CN、
2.10 −NO2
2.11 −HO−C(O)−、
2.12 (C1〜C6)−アルキル−O−C(O)−、
2.13 メチレンジオキソ、
2.14 R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子であるかまたは(C1〜C6)−アルキルであるR5−(R6)N−C(O)−、または
2.15 R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子であるかまたは(C1〜C6)−アルキルであるR5−(R6)N−
によって一置換、二置換または三置換されているものであり、
またはR1およびR2が結合している炭素原子と一緒になって、R3と−CNとで式、
【化2】

(式中、ZはN、OまたはS原子であり、そしてnは1または2であり、またはZがNまたはS原子であるとき、Zは置換されていないか(C1〜C6)−アルキル、ベンジルまたはフェニルであるRによって置換されている)
の化合物を形成するものとし、
【0008】
3
1.フェニルまたは
2. フェニルであって
2.1 アルキル鎖が直鎖または分枝鎖である(C1〜C6)−アルキル、
2.2 (C3〜C6)−シクロアルキル、
2.3 −OH、
2.4 (C1〜C6)−アルキル−C(O)−O−、
2.5 (C1〜C6)−アルキル−O−、
2,6 (C1〜C6)−アルキル−O−(C1〜C4)−アルキル−O−、
2.7 ハロゲン、
2.8 −CF3
2.9 −CN、
2.10 −NO2
2.11 −HO−C(O)−、
2.12 (C1〜C6)−アルキル−O−C(O)−、
2.13 メチレンジオキソ、
2.14 R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子であるかまたは(C1〜C6)−アルキルであるR5−(R6)N−C(O)−、または
2.15 R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子であるかまたは(C1〜C6)−アルキルであるR5−(R6)N−
によって一置換、二置換または三置換されているものである〕
の化合物を得る方法であって、
【0009】
式II
【化3】

(式中R3は式Iに規定するものであり、またR4は水素原子であるかまたは式IでR2について規定したものである)
の化合物を、必要ならば最初に有機溶媒に溶解しまたは溶媒なしで、式III
1−X (III)
(式中、R1は式Iで規定したものであり、そしてXはハロゲンであるか、または2つのR1基がSO4基に結合したものである)
のアルキル化剤と、または式IIIa
【化4】

(式中、Z、X、Rおよびnは上記に規定したものである)
のアルキル化剤とを、塩基と式Vおよび/または式VI
【化5】

(式中、R7、R8、R9、R10、R11およびR12は互いに独立に同一であるか異なり、ま
た(C1〜C30)−アルキルまたはフェニルである)
の少なくとも一つの化合物の存在下に反応させることからなる上記の方法に関する。
【0010】
好ましいのはR1
1.(C1〜C6)−アルキル、
2.−O−CH3によって二置換されている(C1〜C6)−アルキルまたは
3.R5およびR6が同一であるか異なりまた水素原子または(C1〜C3)−アルキルであるR5−(R6)−N−によって一置換されている(C1〜C6)−アルキル
であり、
2がR1について規定したものであるかまたはフェニルであり、
またはR1およびR2が結合している炭素原子と一緒になって、R3と−CNとで式、
【化6】

(式中、Rは(C1〜C6)−アルキル、ベンジルまたはフェニルである)
の化合物を形成するものとし、そして
3が置換されていないフェニルまたは(C1〜C3)−アルキル−O−によって一置換されているフェニルである
式Iの化合物を製造することである。
【0011】
有利であるのは、R1が(C1〜C3)−アルキル、−O−CH3または−CH(CH3)−CH2−N−(CH3)−CH3によって二置換されている(C1〜C3)−アルキルであり、
2がR1について規定されたものであるかまたはフェニルであり、またはR1およびR2が結合している炭素原子と一緒になって、R3と−CNとでRが−CHである式IVaの化合物を形成するものとし、そして
3が置換されていないフェニルであるかまたは−O−CH3によって一置換されているフェニルである
式Iの化合物を製造することである。
1およびR2が(C1〜C6)−アルキルであり、またR3がフェニルである式Iの化合物を製造するのに本発明の方法を用いるのが好ましい。
特に好ましいのはジメチルベンジルシアナイドまたは1−メチル−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリルの製造である。
【0012】
式Iの化合物は塩基と式Vおよび/または式VIの化合物とを撹拌しつつまず導入し、次いで必要なら有機溶媒中に前以って溶解されている式IIの化合物とアルキル化剤とを添加してこれらの反応によって式Iの化合物を生成することによりつくられる。
式IIの化合物1モルあたり、2.1〜2.4モル特に2.15〜2.25モルの式IIIのアルキル化剤を、そして式IIの化合物1モルあたり、2.5〜4モル特に2.8〜3.2モルの塩基を使用するのが好ましい。
式IIの化合物100重量%に対して0.5〜5重量%特に1〜2重量%の式Vおよび/または式VIの化合物を使用するのが好ましい。
反応温度は20〜100℃、望ましくは30〜40℃である。反応時間は一般に2〜10時間である。
【0013】
メチルクロライド(クロロメタン)の場合のようにアルキル化剤がガス状であるならば、大気圧を5バールまで上まわる圧力で反応を実施することもできる。ジアルキルサルフ
ェートとのアルキル化反応では、反応に際して生成するメチル硫酸は必要ならアルカリ金属ハイドロオキサイドをさらに添加することにより結合される。反応が完結した時に式Iの化合物が単離される。このために水が混合物に添加され、結果として形成される相が次いで分離される。式Iの化合物が次に有機相から得られる。必要と思われるならば、有機相は例えば減圧蒸溜または溶媒からの結晶化のような精製手続きにかけられてよい。
好ましい塩基はアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、および水酸化リチウム、殊に望ましくは水酸化ナトリウムである
【0014】
好ましい溶媒は例えば、(C5〜C7)−脂肪族炭化水素および(C6〜C8)−脂環式炭化水素例えばペンタン、2−メチルブタン、ヘキサン、2,2−ジメチルブタン、2−メチルペンタン、3−メチルペンタン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、1,2−ジメチルシクロヘキサンおよび1,3−ジメチルシクロヘキサン;芳香族炭化水素例えばトルエン、キシレン、エチルベンゼンおよびイソプロピルベンゼン;芳香族および脂肪族のハロゲン化炭化水素例えばクロロベンゼン、ジクロロメタン、ジクロロプロパンおよび1,2−ジクロロエタン;ポリエーテル例えばエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールエチル第三−ブチルエーテル、ポリエチレングリコールジブチルエーテル、ポリプロピレングリコールジブチルエーテル、ポリエチレングリコールジメチルエーテル、ポリエチレングリコールジエチルエーテル、ポリプロピレングリコールジエチルエーテルおよびポリプロピレングリコールメチルエーテル;複素環式炭化水素例えばN−メチルピロリドンおよびピリジン;エーテル例えばテトラヒドロフラン、ジブチルエーテル、メチル第三−ブチルエーテル、そしてまたジメチルカーボネートおよびジメチルスルホキシドである。
【0015】
式Vおよび/または式VIの好適な化合物は、トリエチルアミン、ジメチルエチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリイソプロピルアミン、トリブチルアミン、トリオクチルアミン、トリシクロヘキシルアミン、トリヘキサデシルアミン、ジフェニルメチルアミン、ジメチルベンジルアミン、ジベンジルメチルアミン、トリベンジルアミン、トリフェニルアミン、トリメチルホスフィン、トリエチルホスフィン、トリ−n−プロピルホスフィン、トリブチルホスフィン、トリイソプロピルホスフィン、トリオクチルホスフィンおよびトリフェニルホスフィンである。
式Vおよび/または式VIの化合物の混合物を使用することもできる。式Vおよび/または式VIの好ましい化合物は(C3〜C24)−トリオクチルアミンまたは(C3〜C24)−トリオクチルホスフィンである。式Vおよび/または式VIの特に好ましい化合物はトリオクチルアミン、トリオクチルホスフィンおよびトリエチルアミンである。
【0016】
好ましいアルキル化剤は(C1〜C6)−アルキルハライド、例えばアルキルクロライド、アルキルブロマイド、アルキルフルオライドまたはアルキルイオダイド、特にメチルクロライド、エチルクロライドまたはプロピルクロライド;(C1〜C6)−ジアルキルサルフェート例えばジメチル、ジエチル、ジプロピル、ジブチル、ジペンチルまたはジヘキシルサルフェートあるいはジ−(2−クロロエチル)メチルアミンである。
「ハロゲン」という用語は弗素、塩素、臭素または沃素を意味するものとする。「アルキル」または「アルケニル」という用語は炭素鎖が直鎖または分枝鎖である炭化水素基を意味するものとする。環式アルキル基は例えば3員から6員の単環、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルまたはシクロヘキシルである。さらにアルケニル基は二重結合を一個より多く、すなわちやはり2、3または4個含んでよい。
【0017】
加えて、反応混合物に式VIIおよび式VIII
【化7】

(式中、R13からR20は同一であるか異なり、また互いに独立に
a)直鎖または分枝鎖の(C1〜C20)−アルキル、
b)ベンジルまたは
c)フェニル
であり、そしてX-は陰イオンである)
の少なくとも一つの第4級アンモニウム化合物および/またはホスホニウム化合物をさらに添加するのが有利なことが時に証明されている。
【0018】
式VIIおよび式VIIIの化合物の混合物を追加的に使用することもできる。式VIIおよび式VIIIの好ましい第4級アンモニウム化合物またはホスホニウム化合物は、メチルトリオクチルアンモニウムクロライド、メチルトリオクチルアンモニウムハイドロオキサイド、メチルトリカプリルアンモニウムクロライド、メチル−トリカプリルアンモニウムハイドロオキサイド、エチルトリオクチルアンモニウムクロライド、エチルトリオクチルホスホニウムクロライドおよびヘキサデシルトリブチルホスホニウムブロマイド、特にメチルトリオクチルアンモニウムクロライドである。
式IIの化合物100モルあたり、10〜300モル、特に100〜300モルの式VIIおよび/または式VIIIの化合物を使用するのが好ましい。
式VIIおよび式VIIIの化合物は例えば式IIの化合物に先立って添加される。
【0019】
本発明のアルキル化反応のための出発物質は文献から知られる方法によって、例えば対応するハロゲン化合物のシアン分解によって製造されることができる。
本方法の生成物は後続する多くの生成物を製造するため例えば、4−〔4−〔4−(ヒドロキジフエニル)−1−ピペリジニル〕−1−ヒドロキシブチル〕−α,α−ジメチルフェニル酢酸(US 4 254 129)のような抗アレルギー的に有効な薬品を製造するために好ましい化合物である。
有利な特色はつくられる生成物の収率および純度が高いことである。
【発明を実施するための形態】
【0020】
実施例1
ジメチルベンジルシアナイドの製造
反応器に、濃度33%の水酸化ナトリウム溶液1416gと425gの苛性ソーダを装入した。次にこの溶液に6gのトリオクチルアミンを添加し、次いで400gのベンジルシアナイドと380gのクロロメタンとを20℃〜40℃のこの混合物中で撹拌しつつ大気圧を越える圧力で反応させた。内部の圧力が0.5バール以下に低下した後、残存する圧力を解除した。次に2000mlの水を添加し、そして混合物を短時間撹拌しそして放置して沈降させ、次に相を分離した。有機相を減圧蒸溜して、含有率が99%より大きい(ガスクロマトグラフィー(GC)によって測定した)純粋なジメチルベンジルシアナイド485.5gを得た。これは使用したベンジルシアナイドに基づき理論量の98%であった。モノメチルベンジルシアナイドのおよび未反応のベンジルシアナイドの含有率はそれぞれ0.1%より小さかった。フェニル酢酸のような加水分解生成物の含有率は検出限界より小さかった。
【0021】
GC:分離カラム: HP1,25m 長さ
注入ブロックの温度: 250℃
開始温度: 50℃
加熱速度: 10℃/分
最終温度: 250℃
キャリアガス: ヘリウムまたは窒素
分割比: 1:100
検出器: FID
注入量: 3μl(トルエン中の5%濃度溶液)
保持時間: ベンジルシアナイド 約6.9分
モノメチルベンジルシアナイド 約7.5分
ジメチルベンジルシアナイド 約8.0分
【0022】
実施例2
1−メチル−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリル(Dolantin nitrile)の製造
反応器に濃度33%の水酸化ナトリウム溶液1160gと184gの苛性ソーダを装入した。この溶液に5gのトリオクチルアミンと15gのメチルトリオクチルアンモニウムクロライドを添加した。次に117gのベンジルシアナイドと、820gのトルエン中の163.8gのジ−(2−クロロエチル)メチルアミンの溶液を十分に撹拌しつつ60℃〜80℃で計量して同時に装入した。次に混合物をさらに2〜4時間撹拌した。次に2000mlの水を添加し、そして混合物を短時間撹拌しそして形成される相を互いに分離した。最初は酸性の、引続いてアルカリ性の抽出によって、触媒(トリオクチルアミン、メチルトリオクチルアンモニウムクロライド)と有機不純物とから生成物を分離した。次いで減圧下でトルエンを有機相から溜出して除去した。次に、蒸溜残渣を1ミリバールより低い高真空下で蒸溜によってさらに精製した。得られる溜出物は含有率が99%より大きい(ガスクロマトグラフィー(GC)によって測定した)180gの1−メチル−4−フェニルピペリジン−4−カルボニトリルであった。これは使用したベンジルシアナイドに基づき理論収率の90%であった。
【0023】
GC:分離カラム: DB17,30m 長さ
注入ブロックの温度: 250℃
開始温度: 100℃
加熱速度: 10℃/分
最終温度: 250℃
キャリアガス : ヘリウム
分割比: 1:100
検出器: FID
注入量: 3μl(トルエン中の5%濃度溶液)
保持時間: ベンジルシアナイド 約9分
ドランチンニトリル 約18分

【特許請求の範囲】
【請求項1】
式I
【化1】

[式中、R1は(C1−C20)−アルキルであり、R2はR1について規定したものであり、R3はフェニルである]の化合物を得る方法であって、式II
【化2】

(式中R3は上記に規定するものであり、R4は水素原子である)の化合物と、式III
1−X (III)
(式中R1は上記に規定するものであり、Xはハロゲンである)の化合物を、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムおよび水酸化リチウムからなる群より選ばれた塩基ならびに式V
【化3】

(式Vの化合物はトリオクチルアミン、トリシクロヘキシルアミン、トリヘキサデシルアミン、ジフェニルメチルアミン、ジメチルベンジルアミン、ジベンジルメチルアミン、トリベンジルアミンおよびトリフェニルアミンからなる群より選ばれた化合物である)の化合物のうちの少なくとも一つの存在下に反応させることからなる上記の方法。

【公開番号】特開2010−18619(P2010−18619A)
【公開日】平成22年1月28日(2010.1.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−215412(P2009−215412)
【出願日】平成21年9月17日(2009.9.17)
【分割の表示】特願平10−358868の分割
【原出願日】平成10年12月17日(1998.12.17)
【出願人】(397056695)サノフィ−アベンティス・ドイチュラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング (456)
【Fターム(参考)】