説明

トロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する化合物

【課題】トロンボポエチンアゴニスト作用を有する化合物を提供する。
【解決手段】一般式(I):
【化1】


[式中、Xは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール等;Yは−NRCO−(CH0−2−等(式中、Rは水素原子等);Zは置換されていてもよいフェニレン等;Wは式:
【化2】


(式中、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル等、破線は結合の存在または不存在を表わす)で表わされる基等]で示される化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物を有効成分として含有するトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I):
【化1】


[式中、Xは置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリール、または置換されていてもよいヘテロアリールアルキル;
は−NRCO−(CR0−2−、−NRCO−(CH0−2−V−、−NRCO−CR=CR−、−V−(CH1−5−NRCO−(CH0−2−、−V−(CH1−5−CONR−(CH0−2−、−CONR−(CH0−2−、−(CH0−2−NR−SO−(CH0−2−、−(CH0−2−SO−NR−(CH0−2−、−NR−(CH0−2−、−NR−CO−NR−、−NR−CS−NR−、−N=C(−SR)−NR−、−NRCSNRCO−、−N=C(−SR)−NRCO−、−NR−(CH1−2−NR−CO−、−NRCONRNRCO−、または−N=C(−NR)−NRCO−(式中、Rはそれぞれ独立して水素原子または低級アルキル;Rは水素原子またはフェニル;RおよびRはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルキルオキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよい非芳香族複素環基、または置換されていてもよいアミノ;Vは酸素原子または硫黄原子);
は置換されていてもよいフェニレン、置換されていてもよい単環ヘテロアリレン、置換されていてもよい単環非芳香族複素環ジイル、または置換されていてもよい単環シクロアルカンジイル;
は式:
【化2】


(式中、R、R、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルキルオキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよい非芳香族複素環基、または置換されていてもよいアミノ;
、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、または置換されていてもよい非芳香族複素環基;
は置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリール;
破線(−−−)は結合の存在または不存在を表わす)で表わされる基]で示される化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物を有効成分として含有するトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項2】
が置換されていてもよいヘテロアリールである請求項1記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項3】
が式:
【化3】


(式中、R10およびR11はそれぞれ独立して水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、ハロゲン、置換されていてもよいアミノカルボニル、置換されていてもよいヘテロアリール、または置換されていてもよいアリール;R12は水素原子または低級アルキル)で示される基である請求項1記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項4】
が式:
【化4】


(式中、R10およびR11は請求項3と同意義)で示される基である請求項1記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項5】
が−NHCO−、−CONH−、−NHCH−、−NHCO−CH=CH−、または−NHSO−である請求項1〜4のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項6】
が−NHCO−である請求項1〜4のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項7】
がハロゲンまたは低級アルキルで置換されていてもよい1,4−フェニレンである請求項1〜6のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項8】
が水素原子または低級アルキルである請求項1〜7のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項9】
が水素原子、低級アルキル、ハロゲン、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、または置換されていてもよいアミノである請求項1〜8のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項10】
が式:
【化5】


(式中、R13は水素原子、低級アルキル、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、またはハロゲン;R14およびR15はそれぞれ独立して水素原子、またはそれぞれ以下の置換基群Aから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、もしくはヘテロアリールアルキル;破線は請求項1と同意義;
置換基群A:ハロゲン、ハロ低級アルキル、置換されていてもよいアミノ、カルボキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルシリル、または低級アルキルオキシ)で表わされる基である、請求項1〜9のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項11】
が式:
【化6】


(式中、R13は水素原子、低級アルキル、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、またはハロゲン;R26は水素原子または低級アルキル;破線は請求項1と同意義)で表わされる基である、請求項1〜9のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項12】
血小板産生調節剤である請求項1〜11のいずれかに記載のトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項13】
一般式(II):
【化7】


[式中、Xは置換されていてもよい5員ヘテロアリールまたは置換されていてもよいピリジル;
は−NRCO−(CR0−2−、−NRCO−(CH0−2−V−、−NRCO−CR=CR−、−V−(CH1−5−NRCO−(CH0−2−、−V−(CH1−5−CONR−(CH0−2−、−CONR−(CH0−2−、−(CH0−2−NR−SO−(CH0−2−、−(CH0−2−SO−NR−(CH0−2−、−NR−(CH0−2−、−NR−CO−NR−、−NR−CS−NR−、−N=C(−SR)−NR−、−NRCSNRCO−、−N=C(−SR)−NRCO−、−NR−(CH1−2−NR−CO−、−NRCONRNRCO−、または−N=C(−NR)−NRCO−(式中、Rはそれぞれ独立して水素原子または低級アルキル;Rは水素原子またはフェニル;RおよびRはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルキルオキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよい非芳香族複素環基、または置換されていてもよいアミノ;Vは酸素原子または硫黄原子);
は置換されていてもよいフェニレン、置換されていてもよい2,5−ピリジンジイル、置換されていてもよい2,5−チオフェンジイル、または置換されていてもよい2,5−フランジイル;
は式:
【化8】


(式中、R、R、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルキルオキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよい非芳香族複素環基、または置換されていてもよいアミノ;
、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、または置換されていてもよい非芳香族複素環基;
は置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリール;
破線(−−−)は結合の存在または不存在を表わす)で表わされる基]で示される化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項14】
が式:
【化9】


(式中、R10およびR11はそれぞれ独立して水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、ハロゲン、置換されていてもよいアミノカルボニル、置換されていてもよいヘテロアリール、または置換されていてもよいアリール)で示される基である請求項13記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項15】
が式:
【化10】


(式中、R16は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、ハロゲン、または置換されていてもよいアミノカルボニル;
17、R18、R19、R20、R21、R22、およびR23はそれぞれ独立して水素原子、置換基群Bから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、置換基群Bから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいアルキルオキシ、アルキルチオ、ハロゲン、置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいフェニル、置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいヘテロアリール、または置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい非芳香族複素環基、
置換基群B:ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、置換されていてもよいアミノ、置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいフェニル、非芳香族複素環基、およびヘテロアリール、
置換基群C:ヒドロキシ、アルキル、ハロゲン、ハロ低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、アルキルオキシ、置換されていてもよいアミノ、非芳香族複素環、およびヘテロアリール;
16およびR17は一緒になって−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−OCH−、または−SCH−を形成してもよい)で示される基である請求項13または14記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項16】
が−NHCO−である請求項13〜15のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項17】
がハロゲンまたは低級アルキルで置換されていてもよい1,4−フェニレンである請求項13〜16のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項18】
が水素原子または低級アルキルである請求項13〜17のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項19】
が水素原子、低級アルキル、ハロゲン、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、または置換されていてもよいアミノである請求項13〜18のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項20】
が式:
【化11】


(式中、R、R、R、R、R、R、R、R、およびAは請求項13と同意義、ただし、Rはイミダゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルではない)である請求項13〜19のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項21】
が式:
【化12】


(式中、R13は水素原子、低級アルキル、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、またはハロゲン、R14およびR15はそれぞれ独立して水素原子、またはそれぞれ以下の置換基群Aから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、もしくは非芳香族複素環基;
置換基群A:ハロゲン、ハロ低級アルキル、置換されていてもよいアミノ、カルボキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルシリル、または低級アルキルオキシ)である請求項13〜20のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項22】
が式:
【化13】


(式中、R13は水素原子、低級アルキル、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、またはハロゲン;R26は水素原子または低級アルキル;破線は請求項13と同意義)で表わされる基である、請求項13〜21のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項23】
請求項13〜22のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項24】
請求項13〜22のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有するトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項25】
請求項13〜22のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する血小板産生調節剤。
【請求項26】
一般式(II):
【化14】


[式中、Xは置換されていてもよい5員ヘテロアリールまたは置換されていてもよいピリジル;
は−NRCO−(CR0−2−、−NRCO−(CH0−2−V−、−NRCO−CR=CR−、−V−(CH1−5−NRCO−(CH0−2−、−V−(CH1−5−CONR−(CH0−2−、−CONR−(CH0−2−、−(CH0−2−NR−SO−(CH0−2−、−(CH0−2−SO−NR−(CH0−2−、−NR−(CH0−2−、−NR−CO−NR−、−NR−CS−NR−、−N=C(−SR)−NR−、−NRCSNRCO−、−N=C(−SR)−NRCO−、−NR−(CH1−2−NR−CO−、−NRCONRNRCO−、または−N=C(−NR)−NRCO−(式中、Rはそれぞれ独立して水素原子または低級アルキル;Rは水素原子またはフェニル;RおよびRはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルキルオキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよい非芳香族複素環基、または置換されていてもよいアミノ;Vは酸素原子または硫黄原子);
は置換されていてもよいフェニレン、置換されていてもよい2,5−ピリジンジイル、置換されていてもよい2,5−チオフェンジイル、または置換されていてもよい2,5−フランジイル;
は式:
【化15】


(式中、R、R、R、R、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、ハロゲン、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルキルオキシ、置換されていてもよい低級アルキルチオ、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、置換されていてもよい非芳香族複素環基、または置換されていてもよいアミノ;
、R、およびRはそれぞれ独立して、水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、置換されていてもよい低級アルケニル、置換されていてもよい低級アルキニル、置換されていてもよいアリール、置換されていてもよいヘテロアリール、置換されていてもよいシクロアルキル、置換されていてもよいアラルキル、置換されていてもよいヘテロアリールアルキル、または置換されていてもよい非芳香族複素環基;
は置換されていてもよいアリールまたは置換されていてもよいヘテロアリール;
破線(−−−)は結合の存在または不存在を表わす)で表わされる基
但し、
1)Xがアルキルで置換されてもよいチアゾリル又はアルコキシもしくはジエチルアミノエチルで置換されてもよいベンゾチアゾリル、Zが1,4−フェニレン、Wが式:
【化16】


の場合は、Rは置換されていてもよいイミダゾリル、置換されていてもよいトリアゾリル、または置換されていてもよいテトラゾリルではない、
2)Xが2−ピリジル、、Yが−NHCO−CH=CH−、または−NHCSNHCO−、Zが1,4−フェニレン、Wが式:
【化17】


の場合は、Rはトリアゾリルではない、
3)Xがベンゾチアゾリル、Yが−NHCO−CH=CH−、Zが1,4−フェニレン、Wが式:
【化18】


の場合は、Rは2−ピリジルまたはカルボキシメチルではない、
4)Xがベンゾチアゾリル、Yが−NHCO−、Zが1,4−フェニレンの場合、Wは式:
【化19】

ではない、
5)Xがメチル、t−ブチルもしくは無置換のフェニルで置換されていてもよいチアゾリル、またはアルキルもしくはジエチルアミノエチルで置換されてもよいベンゾチアゾリル、Zが置換されていてもよいフェニレン、Wが−CH=Oである場合は、Yは−NHCO−(CH0−2−、−NHCO−CH=CH−、−NHCO−CH−O−、または−NHCO−CH−NMe−ではない、
6)Yが−NH−CH−、Zが1,4−フェニレン、Wが置換されていてもよいテトラゾリルで2位が置換されているフェニルの場合、Xはチアジアゾリル、チアゾリル、ベンゾチアゾリル、オキサジザゾリル、イミダゾリル、またはオキサゾリルではない、
7)Xが置換されていてもよいベンゾチアゾリル、Zが1,4−フェニレン、Wが式:
【化20】


の場合、Yは−NHCO−、−NH−CH−、−NEt−CH−、−NH−ではない、
8)Xが置換されていてもよいベンゾチアゾリル、Yが−NH−、Zが1,4−フェニレンの場合、Wは−CHCOOHまたは、−CHCOOEtではない、
9)Xが置換されていてもよいベンゾチアゾリル、Yが−NH−、Zが2,5−ピリジンジイルの場合、Wは−COOHまたは、−CONHではない、
10)Xが置換されていてもよいベンゾチアゾリル、Zがメチルまたは塩素によって置換されていてもよいフェニレン、Wが−COOH、−COOEtまたは、−CONHの場合は、Yは−NH−、−NH−CH−、−NH−CO−、―NH−SO−ではない]で示される化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項27】
が式:
【化21】


(式中、R10およびR11はそれぞれ独立して水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、ハロゲン、置換されていてもよいアミノカルボニル、置換されていてもよいヘテロアリール、または置換されていてもよいアリール)で示される基である請求項26記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項28】
が式:
【化22】


(式中、R16は水素原子、置換されていてもよい低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、ハロゲン、または置換されていてもよいアミノカルボニル;
17、R18、R19、R20、R21、R22、およびR23はそれぞれ独立して水素原子、置換基群Bから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいアルキル、シクロアルキル、置換基群Bから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいアルキルオキシ、アルキルチオ、ハロゲン、置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいフェニル、置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいヘテロアリール、または置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい非芳香族複素環基、
置換基群B:ヒドロキシ、アルキルオキシ、ハロゲン、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、置換されていてもよいアミノ、置換基群Cから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよいフェニル、非芳香族複素環基、およびヘテロアリール、
置換基群C:ヒドロキシ、アルキル、ハロゲン、ハロ低級アルキル、カルボキシ、低級アルキルオキシカルボニル、アルキルオキシ、置換されていてもよいアミノ、非芳香族複素環、およびヘテロアリール;
16およびR17は一緒になって−CH−、−CHCH−、−CHCHCH−、−OCH−、または−SCH−を形成してもよい)で示される基である請求項26または27記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項29】
が−NHCO−である請求項26〜28のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項30】
がハロゲンまたは低級アルキルで置換されていてもよい1,4−フェニレンである請求項26〜30のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項31】
が水素原子または低級アルキルである請求項26〜30のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項32】
が水素原子、低級アルキル、ハロゲン、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、または置換されていてもよいアミノである請求項26〜31のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項33】
が式:
【化23】


(式中、R、R、R、R、R、R、R、R、およびAは請求項13と同意義、ただし、Rはイミダゾリル、トリアゾリル、またはテトラゾリルではない)である請求項26〜32のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項34】
が式:
【化24】


(式中、R13は水素原子、低級アルキル、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、またはハロゲン、R14およびR15はそれぞれ独立して水素原子、またはそれぞれ以下の置換基群Aから選択される1以上の置換基によって置換されていてもよい低級アルキル、低級アルケニル、低級アルキニル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール、ヘテロアリールアルキル、もしくは非芳香族複素環基;
置換基群A:ハロゲン、ハロ低級アルキル、置換されていてもよいアミノ、カルボキシ、低級アルキルチオ、低級アルキルシリル、または低級アルキルオキシ)である請求項26〜33のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項35】
が式:
【化25】


(式中、R13は水素原子、低級アルキル、低級アルキルオキシ、低級アルキルチオ、またはハロゲン;R26は水素原子または低級アルキル;破線は請求項13と同意義)で表わされる基である、請求項26〜33のいずれかに記載の化合物、そのプロドラッグ、もしくはそれらの製薬上許容される塩、またはそれらの溶媒和物。
【請求項36】
請求項26〜35のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する医薬組成物。
【請求項37】
請求項26〜35のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有するトロンボポエチン受容体アゴニスト作用を有する医薬組成物。
【請求項38】
請求項26〜35のいずれかに記載の化合物を有効成分として含有する血小板産生調節剤。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2008−150386(P2008−150386A)
【公開日】平成20年7月3日(2008.7.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−22275(P2008−22275)
【出願日】平成20年2月1日(2008.2.1)
【分割の表示】特願2001−553269(P2001−553269)の分割
【原出願日】平成13年1月23日(2001.1.23)
【出願人】(000001926)塩野義製薬株式会社 (229)
【Fターム(参考)】