説明

トンネル掘進システム、水平方向測定方法

【課題】トンネル掘進機の水平方向を測定できるようにする。
【解決手段】本発明の水平方向測定方法は、非開削で地中を掘削するトンネル掘進機の水平方向を地上で測定する。水平方向測定方法では、トンネル掘進機の先導体内に、当該先導体の進行方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向に磁力線が向くように磁界を発生させる発信部を取り付けておく。そして、地上で、磁界測定ステップと水平方向検出ステップを行う。磁界測定ステップは、磁力線を検出する受信コイルの鎖交面の法線方向を水平に維持して、鎖交面の法線方向が変化するように回転させながら、受信コイルに生じる電圧を測定する。水平方向検出ステップは、測定した電圧が最小となるときの鎖交面の法線方向に垂直な水平方向に対して前記あらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向を検出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、非開削で地中を掘削するトンネル掘進機と地上で前記トンネル掘進機の水平方向を測定する水平方向測定装置とで構成されるトンネル掘進システムと、トンネル掘進機の水平方向を地上で測定する水平方向測定方法に関する。
【背景技術】
【0002】
図1はトンネル掘進機の構成を示す図、図2は非開削で地中を掘削するトンネル掘進機を地上側から見た平面図である。従来のトンネル掘進機90は、先導体95とヒューム管500とで構成される。先導体95は、掘削部100と発信部900を有する。図2は、トンネル掘進機90が点線で示した位置から、実線で示した位置まで移動した様子を示している。一点鎖線は設計上のトンネルを形成する位置(計画線810)を示しており、点線は実際にトンネル掘進機90が進む軌跡(軌跡820)を示している。非開削で地中を掘削する場合、土質の変化などの影響もあり、トンネル掘進機90が計画線810の真下を進むとは限らない。したがって、計画線810に近づくように掘削部100の向きを制御するために、何らかの方法でトンネル掘進機90の水平位置を測定しなければならない。位置を検知する方法には、レーザターゲット法(先導体95の末端に取り付けられたターゲット面に、トンネルの入口からレーザを照射して位置を検知する方法)、電磁法(発信部から出された電波を用いて位置を検知する方法)、プリズム方式(トンネルの曲線部分に受光器ユニットを配置し、トンネルの入口から先導体の位置を検知する方式)などが知られている。
【0003】
特許文献1、2には、電磁法によりトンネル掘進機の水平位置を測定する方法が示されている。図3〜5は、特許文献2に示されたトンネル掘進機の水平位置を測定する方法を説明するための図である。図3は従来のトンネル掘進機を横から見た図、図4は図3のA−A線でのトンネル掘進機の断面と位置測定装置の構成を示した図、図5は位置測定装置の原理を説明するための図である。発信部900は、発信部900内のコイル910の鎖交面の法線方向を垂直方向にし、垂直方向に磁力線920が向くように磁界を発生させる。位置測定装置950は、地表800に配置され、第1受信コイル951−A、第2受信コイル951−B、第1電圧測定部952−A、第2電圧測定部952−Bを備えている。第1受信コイル951−Aと第2受信コイル951−Bとは、鎖交面の法線方向が水平かつ一致するように、距離Lだけ離して配置されている(図4参照)。そして、第1電圧測定部952−Aで測定された電圧をV、第2電圧測定部952−Bで測定された電圧をVとすると、トンネル掘進機90の発信部900は、第1受信コイル951−Aと第2受信コイル951−Bの真ん中から
(L/2)×(V−V)/(V+V
だけずれた位置にあることが測定される(図5参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特公昭58−11030号公報
【特許文献2】特公平2−59932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術の測定対象はトンネル掘進機90の水平位置であり、その測定間隔は1.2m程度であった。また、トンネル掘進機の方向は過去の水平位置と現在の水平位置から予測するしかなかった。したがって、軌道修正の遅れにより、蛇行やオーバーランが生じるという課題がある。特に、土質変化直後は、トンネル掘進機90の挙動(方向の調整がどの程度効くのか)が推定しにくいので、この課題が顕著になる。例えば、硬い土質から柔らかい土質に変化した場合、舵が効きにくくなる。また、硬い土質と柔らかい土質の境界面が進行方向に対して傾いている場合、境界面ではトンネル掘進機90は柔らかい土質側に曲がりやすくなる。
【0006】
本発明は、トンネル掘進機90の軌道修正を効率的にするために、水平方向自体を測定できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の水平方向測定方法は、非開削で地中を掘削するトンネル掘進機の水平方向を地上で測定する。水平方向測定方法では、トンネル掘進機の先導体内に、当該先導体の進行方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向に磁力線が向くように磁界を発生させる発信部を取り付けておく。そして、地上で、磁界測定ステップと水平方向検出ステップを行う。磁界測定ステップは、磁界を検出する受信コイルの鎖交面の法線方向を水平に維持して、鎖交面の法線方向が変化するように回転させながら、受信コイルに生じる電圧を測定する。水平方向検出ステップは、測定した電圧が最小となるときの鎖交面の法線方向に垂直な水平方向に対して前記あらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向を検出する。なお、あらかじめ定めた角度は、例えば0度(進行方向と同じ)、または90度(進行方向と垂直な方向)にすれば、水平方向が分かりやすい。また、水平方向検出ステップで検出した方向と計画線とがなす角を測定する水平角測定ステップも有してもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明のトンネル掘進システムと水平方向測定方法によれば、過去に測定された水平位置の情報を利用しなくても、現在のトンネル掘進機の水平方向が分かる。また、前工程で与えた方向の修正量の効き具合を確認できる。したがって、適切にトンネル掘進機の方向を制御でき、蛇行やオーバーランがおこりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】トンネル掘進機の構成を示す図。
【図2】非開削で地中を掘削するトンネル掘進機を地上側から見た平面図。
【図3】従来のトンネル掘進機を横から見た図。
【図4】図3のA−A線でのトンネル掘進機の断面と位置測定装置の構成を示した図。
【図5】位置測定装置の原理を説明するための図。
【図6】実施例1のトンネル掘進機を横から見た図。
【図7】図6のB−B線でのトンネル掘進機の断面図。
【図8】水平方向測定装置を用いて測定している様子を示す平面図。
【図9】水平方向測定装置の原理を説明するための図。
【図10】実施例1の水平方向測定装置の機能構成例を示す図。
【図11】実施例1の水平方向測定方法の処理フローを示す図。
【図12】試作した発信コイルの構成を示す図。
【図13】実施例1の図7に相当する図であって、発信部の断面を示す図。
【図14】発信コイルを発信部の筺体がない状態で据え置いた3.5m上方での磁界の様子を測定した結果を示す図。
【図15】受信コイルの鎖交面の接線方向と磁力線の方向とのなす角と、受信コイルに生じる電圧の関係を示す図。
【図16】受信コイルに生じる電圧と土被りとの関係を示す図。
【図17】図15の発信コイルを、そのまま配置した場合と、発信部の筺体内に配置した場合の測定結果を示す図。
【図18】水平方向測定装置の具体例を示す図。
【図19】実施例1の図7に相当する発信部の断面を示す図。
【図20】実施例1の図8に相当する水平方向測定装置を用いて測定している様子を示す平面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
【実施例1】
【0011】
実施例1のトンネル掘進機も外観は図1と同じであり、非開削で地中を掘削するトンネル掘進機を地上側から見た平面図は図2と同じである。図6は、実施例1のトンネル掘進機を横から見た図、図7は図6のB−B線でのトンネル掘進機の断面図、図8は水平方向測定装置を用いて測定している様子を示す平面図、図9は水平方向測定装置の原理を説明するための図、図10は実施例1の水平方向測定装置の機能構成例を示す図、図11は実施例1の水平方向測定方法の処理フローを示す図である。トンネル掘進機10は、先導体15内に、先導体15の進行方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向に磁力線220が向くように磁界を発生させる発信部200を備える。図6〜8では、あらかじめ定めた角度は0度である。つまり、図6〜8では、発信コイル210の鎖交面の法線方向は進行方向と一致しており、トンネル掘進機10の真上では進行方向と磁力線の方向とは一致している。水平方向測定装置300は、受信コイル310、電圧測定部320、回転手段330、方向検出手段340を備える。受信コイル310は、発信部200が発生させた磁界を検出する。電圧測定部320は、受信コイル310に生じた誘導起電圧を測定する。回転手段330は、受信コイル310の鎖交面の法線方向を水平に維持しながら、鎖交面の法線方向が変化するように回転させる。方向検出手段340は、電圧測定部320で測定した電圧が最小となるときの鎖交面の法線方向に垂直な水平方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向(発信部200の進行方向)を検出する。また、水平方向測定装置300は、方向検出手段340で検出した水平方向222と計画線810とがなす角を測定する水平角測定手段350も備えてもよい。
【0012】
次に、図8、9、11を参照しながら、水平方向測定方法の処理フローについて説明する。まず、トンネル掘進機10の先導体15内に、先導体15の進行方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向に磁力線が向くように磁界を発生させる発信部200を取り付けておく。なお、上述のとおり、図8ではあらかじめ定めた角度は0°である。そして、地上で、磁界測定ステップ(S330)と水平方向検出ステップ(S340)を行う。磁界測定ステップ(S330)では、磁界を検出する受信コイル310の鎖交面の法線方向を水平に維持して、鎖交面の法線方向が変化するように回転させながら、受信コイルに生じる電圧を測定する。図9は、受信コイル310の鎖交面の接線方向と磁力線220の方向とのなす角θと、受信コイルに生じる誘導起電圧の関係を示している。横軸が受信コイル310の鎖交面の接線方向と磁力線220の方向とのなす角θ、縦軸が受信コイルに生じる誘導起電圧を示している。受信コイル310に生じる電圧は、受信コイル310の鎖交面を横切る磁力線220の数に比例する。したがって、生じる電圧Vθは、θ=90°のときの電圧をV(θ=90)としたときに、
θ=V(θ=90)×sinθ
となる。そして、θ=0°のときには電圧はVθ=0となる。水平方向検出ステップ(S340)では、測定した電圧が最小となるときの鎖交面の法線方向に垂直な水平方向に対して前記あらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向を検出する。図8の場合は、あらかじめ定めた角度は0°(進行方向と同じ)なので、受信コイル310の水平な接線方向が進行方向となる。また、図9から分かるように、電圧Vθ=0となる角度付近では電圧Vθの変化量が大きい。したがって、高精度にトンネル掘進機10の水平方向を検出できる。なお、理論的には水平な接線方向は、進行方向と後退方向の2方向がある。しかし、実際にはトンネル掘進機の大まかな進行方向は分かっているので、進行方向と後退方向とを間違うことはあり得ない。さらに、水平方向検出ステップで検出した方向と計画線とがなす角を測定する水平角測定ステップ(S350)も有してもよい。
【0013】
従来のトンネル掘進システムでは、トンネル掘進機の水平方向を過去の水平位置231と現在の水平位置221から推測しなければならなかった(図2参照)。一方、実施例1のトンネル掘進システムでは、トンネル掘進機の水平方向222を現在の測定結果のみから求めることができる。また、過去に測定した水平方向232に基づいて行った方向の修正量の効き具合を確認できる。したがって、適切にトンネル掘進機の方向を制御でき、蛇行やオーバーランがおこりにくくなる。
[具体例]
次に、本発明のトンネル掘進システムに必要な構成要素ついて具体的に説明する。図12は試作した発信コイルの構成を示す図、図13は実施例1の図7に相当する図であって、発信部の断面を示す図である。図12(A)は発信コイル211の鎖交面側から見た図であって、図12(B)は図12(A)のC−C線での断面を示す図である。発信コイル211は、フェライトコア2111に巻線2112を巻いた構造である。
【0014】
図14は、発信コイル211を発信部の筺体がない状態で据え置いたときの3.5m上方での磁界の様子を測定した結果である。測定間隔を300mmとし、75点で測定した。図14から分かるように、発信コイル211の上部の±0.5m程度の範囲では、磁力線の向きは発信コイル211の鎖交面の法線方向に一致している。したがって、水平方向測定装置を、発信部の厳密な真上に配置できなかったとしても、ほぼ真上に配置できればトンネル掘進機の水平方向を正確に測定できることがわかる。
【0015】
図15は、受信コイルの鎖交面の接線方向と磁力線の方向とのなす角と、受信コイルに生じる電圧の関係を示す図である。横軸が受信コイル鎖交面の接線方向と磁力線の方向とのなす角、縦軸が受信コイルに生じる電圧を示している。図14で示した実験と同じように発信コイル211を用いた。図15から分かるように、角度が0°の近傍で、電圧の変化量が大きい。したがって、高い精度で角度が0°となる方向を検知できる。図16は、受信コイルに生じる電圧と土被りとの関係を示す図である。実線は、実験によって測定されたデータ同士をつないだ線であり、点線は予測される特性である。この結果から、受信コイルに生じる電圧は土被りの三乗根にほぼ比例して減衰することが分かった。図17は、図15の発信コイル211を、そのまま配置した場合と、発信部の筺体内に配置した場合の測定結果を示している。発信部の筺体は抵抗が大きく透磁率が低いステンレスで形成されている。しかし、筺体での磁界の減衰は避けられないので、図17に示したように発信部に収容した場合の方が電圧は低くなっている。しかし、いずれの場合も最も電圧が低くなる角度の誤差は1°未満であり、十分な精度で測定できることが分かる。
【0016】
図18は、水平方向測定装置の具体例を示す図である。この水平方向測定装置300’は、受信コイル310、信号処理部301、石突き331、マーカー341を備える。受信コイル310の巻数や大きさは、発信部200で発生させる磁界の強さ、トンネル掘進機が形成するトンネルの深度などを考慮して設計すればよい。信号処理部301は、内部に電圧測定部320、水平角測定手段350(図示していない)を有している。また、信号処理部301には、電圧測定部320や水平角測定手段350の出力を表示するディスプレイ321、受信コイル310の鎖交面の法線方向が水平に保てていることを確認するための気泡管332、取っ手333、電池322なども具備されている。水平方向測定装置300’では、石突き331と気泡管332と取っ手333で回転手段が構成されている。作業者は取っ手333を持ち、気泡管332で水平を確認しながら石突き331を中心に受信コイル310を回転させればよい。また、水平方向測定装置300’では、ディスプレイ321とマーカー341と取っ手333で方向検出手段が構成されている。作業者は取っ手333を持ち、受信コイル310の向きを変えながら生じる電圧が最小となる向きをディスプレイ321で確認する。そして、生じる電圧が最小の向きのときにマーカー341で路上にマークを付ける。このようにすれば、方向を検出できる。
[変形例]
実施例1では、発信部が発生させる磁界の磁力線の向きは、先導体の進行方向と一致していた。しかし、必ずしも一致させる必要はない。磁力線の向きと先導体の進行方向の違いをあらかじめ定めた角度にしておけば、先導体の進行方向は分かるからである。例えば本変形例では、あらかじめ定めた角度を90°とする。図19は、実施例1の図7に相当する発信部の断面を示す図、図20は、実施例1の図8に相当する水平方向測定装置を用いて測定している様子を示す平面図である。発信部200”は、発信コイル210”を備えており、進行方向と90°の水平方向に磁力線220”が向くように磁界を発生させる。そして、水平方向測定装置300の受信コイル310に生じる電圧が最小となるときの受信コイル310の鎖交面の法線方向を進行方向とすればよい。
【符号の説明】
【0017】
10、90 トンネル掘進機 15、95 先導体
100 掘削部
200、200’、200”、900 発信部
210、210’、210”、910 発信コイル
211 発信コイル 300 水平方向測定装置
301 信号処理部 310 受信コイル
320 電圧測定部 321 ディスプレイ
322 電池 330 回転手段
332 気泡管 333 取っ手
340 方向検出手段 341 マーカー
350 水平角測定手段 500 ヒューム管
950 位置測定装置 951 受信コイル
952 電圧測定部 2111 フェライトコア
2112 巻線


【特許請求の範囲】
【請求項1】
非開削で地中を掘削するトンネル掘進機と地上で前記トンネル掘進機の水平方向を測定する水平方向測定装置とで構成されるトンネル掘進システムであって、
前記トンネル掘進機は、
先導体内に、当該先導体の進行方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向に磁力線が向くように磁界を発生させる発信部
を備え、
前記水平方向測定装置は、
前記磁界を検出する受信コイルと、
前記受信コイルに生じた電圧を測定する電圧測定部と、
前記受信コイルの鎖交面の法線方向を水平に維持しながら、前記鎖交面の法線方向が変化するように回転させる回転手段と、
前記電圧測定部で測定した電圧が最小となるときの前記鎖交面の法線方向に垂直な水平方向に対して前記あらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向が検出できる方向検出手段と
を備える
ことを特徴とするトンネル掘進システム。
【請求項2】
請求項1記載のトンネル掘進システムであって、
前記水平方向測定装置は、
さらに、前記方向検出手段で検出した方向と計画線とがなす角を測定する水平角測定手段も備える
ことを特徴とするトンネル掘進システム。
【請求項3】
非開削で地中を掘削するトンネル掘進機の水平方向を地上で測定する水平方向測定方法であって、
前記トンネル掘進機の先導体内に、当該先導体の進行方向に対してあらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向に磁力線が向くように磁界を発生させる発信部を取り付けておき、
地上で、
前記磁界を検出する受信コイルの鎖交面の法線方向を水平に維持して、前記鎖交面の法線方向が変化するように回転させながら、前記受信コイルに生じる電圧を測定する磁力線測定ステップと、
前記測定した電圧が最小となるときの前記鎖交面の法線方向に垂直な水平方向に対して前記あらかじめ定めた角度だけ異なる水平方向を検出する水平方向検出ステップと、
を有する水平方向測定方法。
【請求項4】
請求項3記載の水平方向測定方法であって、
さらに、前記水平方向検出ステップで検出した方向と計画線とがなす角を測定する水平角測定ステップも
有することを特徴とする水平方向測定方法。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【公開番号】特開2011−179995(P2011−179995A)
【公開日】平成23年9月15日(2011.9.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−45045(P2010−45045)
【出願日】平成22年3月2日(2010.3.2)
【出願人】(000100942)アイレック技建株式会社 (45)
【Fターム(参考)】