説明

トンネル覆工の補修に用いる連結作業車群

【課題】短時間で効率良く鉄道用のトンネル覆工の補修作業を行うのに適した連結作業車群を提案すること。
【解決手段】連結作業車群1は、鉄道レール2上を走行可能な相互に連結されている作業車30および作業車40とを有している。作業車30には、前後方向に一定のストロークS2でスライド可能なブーム式高所作業機32が搭載されており、作業車40には、前後方向に一定のストロークS1で移動可能なロックボルト削孔機42が搭載されている。ロックボルト削孔機42によるトンネル覆工コンクリート4の内周面4aに対する作業範囲内の各部位に対して、ブーム式高所作業機32の作業用バケット32cに乗った作業員が作業できるように、ブーム式高所作業機32のストロークS2が定められている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道用のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群に関し、特に、ロックボルトなどを用いてトンネル内面に施工されたコンクリート等からなる既設の覆工を補修するために用いるのに適した連結作業車群に関する。
【背景技術】
【0002】
鉄道用のトンネルは、その円弧状あるいはかまぼこ状の内周面にコンクリートなどからなる覆工が施されている。トンネル覆工、たとえば覆工コンクリートなどは、土圧、湧水状態の変化などに起因して覆工背面に空洞ができる、あるいは、覆工コンクリートに亀裂が発生するなどの劣化が生ずる。また、覆工コンクリート自体の劣化に起因して、亀裂などが発生して劣化する。このような状態を放置すると、覆工コンクリートの脱落などの危険が生ずるので、トンネル覆工は定期的に検査され、必要な場合には補修工事が行われる。トンネル覆工の補修方法としてはロックボルトあるいはアンカーボルトを用いる方法が知られている。この方法では、補修箇所に、削孔機によってロックボルト孔を形成し、そこにロックボルトを挿入し、グラウト材を注入してロックボルトを地山に定着させるようにしている。特許文献1には、ロックボルトを用いた補修方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2001−295591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
トンネル覆工の補修工事は、鉄道車両の運行を止めた状態で行われるので、短時間で効率良く行うことが必要である。
【0005】
本発明の課題は、この点に鑑みて、短時間で効率良く鉄道用のトンネル覆工の補修作業を行うための連結作業車群を提案することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群は、
鉄道レール上を走行可能な相互に連結されている第1作業車および第2作業車を有し、
前記第1作業車には、前後方向に所定のストロークで移動可能なブーム式高所作業機が搭載されており、
前記第2作業車には、前後方向に所定のストロークで移動可能な削孔機が搭載されており、
前記削孔機によるトンネル覆工内周面に対する作業範囲に、作業員の手が届くように、前記ブーム式高所作業機の前記走行方向の移動のストロークが定められていることを特徴としている。
【0007】
本発明の連結作業車群を用いた補修工事においては、トンネル内において各作業車を止め、作業員がブーム式高所作業機に乗ってトンネル覆工の内周面を点検して補修が必要な個所を確認する。補修が必要な個所に削孔機を用いて穿孔し、ロックボルトなどを挿入してグラウト材などを注入して定着させる。また、背面空洞部分にもグラウト材などを注入して空洞を充填する。このような補修工事においては、ブーム式高所作業機を前後方向(走行方向)に移動させながらトンネル覆工の内周面を確認できる。換言すると、削孔機によって穿孔可能なトンネル覆工内周面の範囲を確認できる。したがって、作業車を繰り返し移動させて、トンネル覆工内周面を確認するなどの作業が不要であり、短時間で効率良く補修工事を行うことができる。
【0008】
ここで、本発明において使用するブーム式高所作業機は、ブーム旋回台と、このブーム旋回台に支持されている多段ブームと、この多段ブームの先端に取り付けた作業用バケットと、前記ブーム旋回台の垂直軸線回りの旋回動作、前記多段ブームの伸縮動作、および、当該多段ブームの起伏動作を行わせる駆動機構と、前記ブーム旋回台を前記走行方向にスライドさせるスライド機構とを備えている。この場合には、前記作業用バケットの移動範囲が、前記削孔機による前記作業範囲をほぼ包含するように、前記ブーム旋回台のスライドのストロークを定めておけばよい。
【0009】
また、本発明で使用する削孔機は、先端にビットを取付けた自穿孔型ロックボルトに回転と打撃を加える油圧ドリフタと、油圧ドリフタを前後にスライドさせる案内となるガイドシェルと、ガイドシェルを支持し前後にスライドさせ、且つ鉛直面内のトンネル中心で旋回させる機構を有するブームと、ブームを支持し昇降及び水平面で旋回させる機構を持つブーム旋回台と、ブーム旋回台を前後左右にスライドさせる機構を備えている。
【0010】
さらに、本発明で使用する第1作業車および第2作業車は、それぞれ、アウトリガ付きの台車を備えていることが望ましい。
【0011】
また、補修作業の効率化を図るためには、前記第1作業車と同一構成の第3作業車を連結することが望ましい。この場合には、第3作業車を、前記第2作業車を挟み、第1作業車とは逆向きの状態で連結することが望ましい。
【0012】
このように、削孔機の前後に、ブーム式高所作業機を前後方向に移動可能な状態で配置しておくことにより、作業員は、トンネル覆工内周面における各補修箇所へのアクセスがきわめて容易となり、補修工事を効率良く行うことが可能になる。
【発明の効果】
【0013】
本発明のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群は、ブーム式高所作業機が前後(走行方向)に移動可能に搭載されている第1作業車と、削孔機が同じく前後(走行方向)に移動可能に搭載されている第2作業車とが連結された構成となっている。削孔機によるトンネル覆工内周面の作業範囲に対して、ブーム式高所作業機に乗った作業員は容易にアクセスできる。よって、本発明の連結作業車群を利用すれば、トンネル覆工の補修工事を短時間で効率良く行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明を適用したトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群の編成例を示す側面図である。
【図2】削孔機が搭載されている作業車を示す平面図、側面図および端面図である。
【図3】図3の作業車の掘削機の可動範囲を示す説明図である。
【図4】ブーム式高所作業機が搭載されている作業車を示す平面図、側面図および端面図である。
【図5】図4のブーム式高所作業機のスライド機構を示す平面図、側面図およびA−A矢印図である。
【図6】図1の連結作業車群におけるアウトリガを示す平面図、縦断面図、横断面図および伸長時の横断面図である。
【図7】図1の連結作業車群における作業用バケットの移動範囲を示す平面図、側面図および端面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、図面を参照して、本発明を適用したトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群の一例を説明する。
【0016】
(全体構成)
図1に示すように、連結作業車群1は、鉄道レール2を走行可能な6両編成の作業車10、20、30、40、50、60から構成されている。両端に連結されている作業車10、60は逆向きに連結された同一構成のものであり、前後に走行装置を備えた走行台車11、61を備え、走行台車11、61には、操縦室12、62、ブームバケット13、63、アーチ部検査台14、64および接合部検査台15、65が搭載されている。作業車10に連結されている作業車20は、前後に車輪21a、21bを備えた25tボギー台車22を備え、この上には、コンプレッサー23、発電機24、スライム処理装置25、注入ポンプ26、モルタルミキサー27、資材機28、水タンク29などの機器が搭載されている。
【0017】
作業車30(第1作業車)は、10tアウトリガ付き台車31と、この上に搭載されているブーム式高所作業機32とを備えている。作業車50(第3作業車)は作業車30と同一構成であり、10tアウトリガ付き台車51と、この上に搭載されているブーム式高所作業機52とを備えている。これら作業車30、50は、作業車40を挟み、逆向きの状態(対称な状態)で連結されている。作業車40(第2作業車)は、20tアウトリガ付きボギー台車41と、この上に搭載されているロックボルト削孔機42とを備えている。
【0018】
(作業車40)
図2を参照して、ロックボルト削孔機42が搭載されている作業車40を説明する。作業車40のアウトリガ付きボギー台車41の前後の下面にはレール走行用の車輪41a、41bが取り付けられている。アウトリガ付きボギー台車41の上面には、前後方向(走行方向)に沿って移動用レール44が配置されており、走行用台車45が移動用レール44上を前後に走行可能である。この走行用台車45にはロックボルト削孔機42が搭載されている。
【0019】
ロックボルト削孔機42は走行用台車45に搭載されているブーム旋回台42aを備えており、このブーム旋回台42aに起伏用ブーム42bが搭載され、この起伏用ブーム42bの先端に削孔機本体42cが取り付けられている。ロックボルト削孔機42は、操作台42dの操作レバーなど操作することによって駆動される。すなわち、削孔機本体42cは、先端にビット42fを取付けた自穿孔型ロックボルト42gに回転と打撃を加える油圧ドリフタ42hと、油圧ドリフタ42hを前後にスライドさせる案内となるガイドシェル42iとを備えており、起伏用ブーム42bは、ガイドシェル42iを支持し前後にスライドさせ、且つ鉛直面内のトンネル中心で旋回させる機構を有しており、ブーム旋回台42aは、起伏用ブームを42b支持し昇降及び水平面で旋回させる機構を有しており、ブーム旋回台42aを前後左右にスライドさせる機構を有する走行用台車45に搭載されている。
【0020】
ここで、ロックボルト削孔機42は、図2(b)において実線で示す待機位置42Aから、想像線で示す前方位置42Bおよび後方位置42Cに移動可能であり、たとえば、そのストロークS1は5000mmである。なお、ロックボルト削孔機42の前側には発電機46が搭載されており、その後ろ側には水タンク47などが搭載されている。
【0021】
図2および図3を参照して説明すると、ロックボルト削孔機42は、その削孔機本体42cを図2(a)に示すように前後方向に延びる待機位置から横方向に90度旋回させ、この状態で、上下方向に昇降させることにより、削孔機本体42cに装着されている自穿孔型ロックボルト42gの先端のビット42fを目標とする位置に向けることができる。すなわち、旋回・昇降の2つの動作でレール2に直交するトンネル3の直交断面上において、削孔方向をトンネル中心より放射状に正確且つ迅速に位置決めできる。また、走行台車45を前後方向に走行させることにより、前後方向におけるストロークS1の範囲内において、覆工コンクリート4の内周面4aの任意の位置を穿孔することができる。
【0022】
(作業車30)
次に、図4を参照してブーム式高所作業機32が搭載されている作業車30について説明する。作業車30のアウトリガ付き台車31の前後の下面にはレール走行用の車輪31a、31bが取り付けられており、その上面には前後方向にスライド台33aをスライドさせるスライド機構33が搭載されている。このスライド機構33にブーム式高所作業機32が搭載されている。ブーム式高所作業機32は、スライド台33aに搭載されているブーム旋回台32aを備えており、このブーム旋回台32aには多段ブーム32bが搭載されており、この多段ブーム32bの先端に作業用バケット32cが取り付けられている。また、ブーム式高所作業機32には、ブーム旋回台32aの垂直軸線回りの旋回動作、多段ブーム32bの伸縮動作、および、当該多段ブーム32bの起伏動作を行わせるための発電機35、油圧ユニット36を備えた駆動機構が備わっている。
【0023】
図5にはブーム式高所作業機32を取り外した状態の作業車30を示してあり、この図から分かるように、ブーム式高所作業機32が搭載されているスライド台33aを前後方向に延びるスライドレール33bに沿ってスライドさせるスライド機構33は、台車31上において前後方向に水平に配置された上段スライドシリンダ33cおよび下段スライドシリンダ33dを備えている。スライド台33aは上段スライドシリンダ33cによって待機位置33Aから後方に向けて途中位置33Bまでスライドする。途中位置33Bからは、下段スライドシリンダ33dによって、上段スライドシリンダ33cと共に更に後側の後端位置33Cまでスライドする。したがって、全体として前後方向にストロークS2だけスライド可能であり、このストロークS2は例えば3250mmである。よって、スライド台33aに搭載されているブーム式高所作業機32もストロークS2だけ前後にスライド可能である。
【0024】
なお、作業車50も作業車30と前後が逆になっている以外は同一構成であり、スライド台53aを備えたスライド機構53にブーム式高所作業機52が搭載されている。ブーム式高所作業機52は、スライド台53aに搭載されている旋回台52aと、この旋回台52aに搭載されている多段ブーム52bと、この多段ブーム52bの先端に取り付けられている作業用バケット52cを備えている。また、スライド機構53によって、ブーム式高所作業機52は、前後方向にストロークS2でスライド可能である。
【0025】
(アウトリガ)
次に、図6は、作業車30、40、50に取り付けられているアウトリガを示す平面図、側面図および動作説明図である。アウトリガ70は、各作業車30、40、50において、その台車の前後の四隅に取り付けられている。アウトリガ70は、駆動モータ71と、この駆動モータ71によって駆動されるアウトリガジャッキ72とを備えている。アウトリガジャッキ72は、台車の裏面に垂直に取り付けたアウターケース73と、この内部に同軸状態に配置されたインナーケース74とを備えており、インナーケース74は、アウターケース73の下端開口から下方に突出可能であり、その下面にはウレタンバッド75が取り付けられている。図6(c)に示す待機状態では、インナーケース74がアウターケース73内に引き込まれている。動作状態においては、インナーケース74が下方に突出して地面に押し付けられた状態になる。
【0026】
(動作説明)
図7を参照して、このように構成した連結作業車群1の動作を説明する。この図においては3両の作業車30、40、50のみを示してある。中央の作業車40に搭載されているロックボルト削孔機42は、前後方向にストロークS1で移動可能であり、このスロトークS1の範囲内において、トンネル覆工コンクリート4の内周面4aにおける任意の位置を穿孔することができる。この作業車40の両側に連結されている作業車30、50に搭載されているブーム式高所作業車32、52は、スライド機構33、53による前後方向のストロークS2の範囲内で前後にスライド可能である。
【0027】
図に示すように、多段ブーム32b、52bを伸長させた状態において、作業用バケット32c、52cの高さを、そこに乗っている作業員がトンネル覆工コンクリート4の内周面4aの頂点位置に手が届く高さに保持する。この状態で、ブーム式高所作業機32、52を前後にスライドさせると、作業用バケットに乗っている作業員は、ロックボルト削孔機42による作業範囲に手が届き、作業を行うことができる。このように、作業用バケット32c、52cの移動範囲が、ロックボルト削孔機42による作業範囲をほぼ包含するように、スライド機構33、53によるストロークが定められているので、連結作業車群1を繰り返し前後に移動せるなどの作業が不要であり、効率よく順次にトンネル覆工コンクリート4の点検および補修工事を行うことができる。
【0028】
(その他の実施の形態)
なお、上記の例では、作業車40の前後に逆向きに同一構成の作業車30、50を連結しているが、作業車30、50のスライド機構33、53のストロークを異なるものとしてもよい。また、一方の作業車30あるいは作業車50のみを連結した構成であってもよい。さらに、連結作業車群1は6両編成であるが、一台の作業車40と一台の作業車30あるいは50が連結された構成が基本であり、これらに連結される各作業車は、補修工事の内容によって変更することができる。
【符号の説明】
【0029】
1 連結作業車群
2 鉄道レール
3 トンネル
4 トンネル覆工コンクリート
4a 内周面
10、20、30、40、50、60 作業車
31、51 アウトリガ付き台車
32、52 ブーム式高所作業機
32a、52a 旋回台
32b、52b 多段ブーム
32c、52c 作業用バケット
33、53 スライド機構
33a、53a スライド台
33b スライドレール
33c 上段スライドシリンダ
33d 下段スライドシリンダ
41 アウトリガ付きボギー台車
42 ロックボルト削孔機
42a 旋回台
42b 起伏用ブーム
42c 削孔機本体
42d 操作台
42f ビッド
42g 自穿孔型ロックボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鉄道レール上を走行可能な相互に連結されている第1作業車および第2作業車を有し、
前記第1作業車には、前後方向に所定のストロークで移動可能なブーム式高所作業機が搭載されており、
前記第2作業車には、前後方向に所定のストロークで移動可能な削孔機が搭載されており、
前記削孔機によるトンネル覆工内周面に対する作業範囲に、作業員の手が届くように、前記ブーム式高所作業機の前記走行方向の移動のストロークが定められていることを特徴とするトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群。
【請求項2】
前記ブーム式高所作業機は、
ブーム旋回台と、
このブーム旋回台に支持されている多段ブームと、
この多段ブームの先端に取り付けた作業用バケットと、
前記ブーム旋回台の垂直軸線回りの旋回動作、前記多段ブームの伸縮動作、および、当該多段ブームの起伏動作を行わせる駆動機構と、
前記ブーム旋回台を前記走行方向にスライドさせるスライド機構とを備えており、
前記作業用バケットの移動範囲が、前記削孔機による前記作業範囲をほぼ包含するように、前記ブーム旋回台のスライドのストロークが定められていることを特徴とする請求項1に記載のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群。
【請求項3】
前記削孔機は、
先端にビットを取付けた自穿孔型ロックボルトに回転と打撃を加える油圧ドリフタと、
前記油圧ドリフタを前後にスライドさせる案内となるガイドシェルと、
前記ガイドシェルを支持し前後にスライドさせ、且つ鉛直面内のトンネル中心で旋回させる機構を有するブームと、
前記ブームを支持し昇降及び水平面で旋回させる機構を持つブーム旋回台と、
前記ブーム旋回台を前後左右にスライドさせる機構とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群。
【請求項4】
前記第1作業車および前記第2作業車は、それぞれ、アウトリガ付きの台車を備えていることを特徴とする請求項1ないし3のうちのいずれかの項に記載のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群。
【請求項5】
前記第1作業車と同一構成の第3作業車を有し、
この第3作業車は、前記第2作業車を挟み、前記第1作業車とは逆向きに連結されていることを特徴とする請求項1ないし4のうちのいずれかの項に記載のトンネル覆工の補修に用いる連結作業車群。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−52480(P2011−52480A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−203512(P2009−203512)
【出願日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【出願人】(591075641)東鉄工業株式会社 (36)
【出願人】(594149398)古河ロックドリル株式会社 (50)
【出願人】(500085873)株式会社中部エンジニアリング (7)
【Fターム(参考)】