説明

ドッキリグッズ

【課題】お面を予想することの出来ない場所において、安価かつ簡単な準備で人をドッキリさせることができるドッキリグッズを提供する。
【解決手段】窓の外側から内側を覗いているお面1と、お面1を支える支持部3と、支持部3を窓の外側に取り付けるクリップとで構成されるドッキリグッズ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人を驚かせるドッキリグッズに関する。
【背景技術】
【0002】
例えばパーティ等を主催する場合、主催者は参加者達が和やかな雰囲気で過ごし、親密になるような色々な工夫をし、各人が参加したことに満足してもらうような努力をしている。和やかな雰囲気とし、新密度を増加させるためにゲームを行ったり、余興を披露してもらうこと等が一般的に行われている。しかし、これらは今日当たり前となっており、良い雰囲気作りが出来難くなっている。
【0003】
このようなことから、人々が「アッ」と驚くような緊張感を持たせた後に、それが何だか解って、「そうか」と納得させるドッキリグッズがパーティに使用されることが多くなってきた。緊張感の後に納得して「ホッ」とすると、心が和み、雰囲気作りに役立つのである。
【0004】
これも何回も同じようなドッキリグッズが使用されると、人々は慣れてしまい飽きてしまう。これでは雰囲気作りには役に立たない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
参加者達が和やかになり、親密度を高めるのに役立つ驚きのあるドッキリグッズは、常に新たな物を提供しなければ、飽きられてしまう。本発明はこの要求に応えるものであり、今までに無い新たな驚きのあるドッキリグッズを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は以上の点を解決するために次のような構成としている。
<構成1>
室内に居る人が窓を見た時に人々がビックリするような人間、動物、恐竜、お化け、幽霊等の多種多様のお面の全部又は一部と、このお面を支える支持部と、この支持部を建物の一部に取り付ける固定部で構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、準備が簡単で人々が「アッ」と驚くようなドッキリグッズを安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】

【図1】ドッキリグッズの正面図
【図2】ドッキリグッズの側面図
【図3】お面のみの裏面図
【図4】手部のみの裏面図
【図5】窓から部屋の中を覗くお面を示した図
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明を図面を使用し詳細に説明をする。
【実施例1】
【0010】
図1には本発明の一実施例である鼻から上の顔のお面1と、手部(手の部分が描かれた絵)2とが、支持部3により繋がれている図が描かれている。図2は、図1に示されたお面1と手部2の側面図である。お面1の裏側には、支持部3とお面1とを結合する接続部4が設けられ、手部2の裏側にも手部2と支持部3とを結合する接続部6が設けられている。また、手部2の下部には、お面1と手部2とを建物の一部に固定するクリップ6が設けられている。
【0011】
図3はお面1のみの裏面図であり、お面1の裏面には接続部4が二つ設けられている。接続部4のほぼ中央にはこのお面1を支える支持部3を挿入することの出来る空洞(図示せず)が設けられている。この実施例では支持部3として針金を使用しているが、この支持部3の上端を接続部4に設けられている空洞に差し込むことにより、お面1と支持部3とは十分な強度で接合される。
【0012】
図4には手部2の裏面が示されている。手部2の裏面には、手部2と支持部3とを繋ぐ接続部5が設けられており、この接続部5のほぼ中央には、お面1の裏面と同様に支持部3の下端を差し込むことが出来る空洞(図示せず)が設けられている。また、手部2の裏面には、お面1と手部2及び支持部3を建物の一部に固定するクリップ6が取り付けられている。
【0013】
図5には手部2が窓枠を掴み、お面1が窓から部屋の中を覗いている図が示されている。図1から図4に示されている部材で、図5に示されているような使用とするかについて説明をする。お面1の接続部4に支持部3の上端を差し込み、支持部4の下端を手部2の接続部5に差し込めば、お面1、支持部3及び手部2は一体化される。この一体化されたドッキリグッズを建物の一部に固定するには、手部2に取り付けられているクリップ6を窓枠の一部に挟む事とする。これで図5に示されているように、窓から部屋の中を覗くドッキリグッズとなる。
【0014】
以上のように構成されたドッキリグッズが窓の傍に置かれていることは、仕掛けた本人以外誰も予想出来る人はいない。仲間と話すことに夢中になっていても、時には窓の外を眺めることはある。そこに図5に示されるドッキリグッズが仕掛けてあれば、最初は「アッ」と驚いてこれを直視し、ある時間が経過した後に「そうか」と納得するのである。緊張した後に心が緩和されると、笑いとなったり、やられたという思いが残る。このことがこの場の雰囲気を和らげ、親密度を高めるのである。
【0015】
お面1や手部3を構成する材料は、ボール紙、厚紙、薄板などを使用することができるために非常に安価に製品を提供することができる。
【0016】
お面1を支える支持部3は、手で容易に曲げたり伸ばしたりでき、ある程度強度があるものが適している。実施例では針金を用いているが、この他樹脂で構成された線状又は面状の物であっても良い。
【0017】
実施例で示すドッキリグッズは、そこに存在することがあり得ないものがあるから驚くのであり、恐怖感を抱かせるものではない。間近の窓の外から人が中を覗くことなど誰も予想しない。だからお面1の絵は、特別に恐怖感を抱かせるものでなく、平凡な顔の絵であっても十分にドッキリさせることができる。
【0018】
一般にドッキリグッズは何回も繰り返し出されると飽きてしまうが、実施例で示されているお面1は画いてある絵を変えれば、まったく別物となる。従って人々が慣れて驚かなくなるようなことは生じない。
【0019】
実施例ではパーティで使用した場合を説明したが、このドッキリグッズは友人や恋人を招いた時や、家族に対しても、雰囲気作りや親密の度合いを高めるのに有効である。
【符号の説明】
【0020】
1・・お面
2・・手部
3・・支持部
4、5・・接続部
6・・クリップ


【特許請求の範囲】
【請求項1】
室内に居る人が窓を見た時にビックリするような人間、動物、恐竜、お化け、幽霊等の多種多様のお面の全部又は一部のお面と、このお面を支える支持部と、この支持部を建物の一部に取り付ける固定部とで構成されていることを特徴とするドッキリグッズ。
【請求項2】
手や足が画かれた絵が、請求項1に記載したお面と接合した構成になっていることを特徴とするドッキリグッズ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2013−22108(P2013−22108A)
【公開日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−157464(P2011−157464)
【出願日】平成23年7月19日(2011.7.19)
【出願人】(595082168)
【Fターム(参考)】