ナビゲーション情報を表示するナビゲーション装置及び方法
ナビゲーション情報を表示する方法であって、ナビゲーション装置は、地図データベース及びソフトウェアがプログラムされ、道路ナビゲーション地図上にナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する地図データベース及びソフトウェアがプログラムされる。いくつかのアイコンを少なくとも１つのディレクトリ内に保存するように機能し、ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上にいくつかのアイコンを表示するように機能し、現在の位置に割り当てられた道路ナビゲーション地図上に少なくとも１つのアイコンを表示するように機能し、ユーザがナビゲーション装置のインターフェースを用いて、少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ナビゲーション情報を表示できるナビゲーション装置に関し、特に、車載ナビゲーションシステムとして適用されると考えられる。
【背景技術】
【０００２】
従来、ＧＰＳ（Global Positioning System）に基づくナビゲーション装置は、広く知られており、車載ナビゲーションシステムとして幅広く採用されている。そのようなＧＰＳに基づくナビゲーション装置は、自身の地球上における位置を測定する能力を有する外部（又は内部）のＧＰＳ受信機と通信を行なう機能を含む演算装置に関係する。
【０００３】
更に、演算装置は、出発地の住所と目的地の住所との間のルートを判定する能力がある。出発地の住所と目的地の住所は、演算装置のユーザが入力できる。一般的に、演算装置は、地図データベースから出発地と目的地との間の「最良」又は「最適」なルートを計算することがソフトウェアにより実現される。「最良」又は「最適」なルートは、所定の基準に基づいて判定される。「最良」又は「最適」なルートは必ずしも、最速又は最短のルートである必要はない。ルートに沿ってドライバーをガイドするため、ルートの選択は、極めて技術的に進歩しており、現存及び予測される交通状況や道路状況、道路速度についてのヒストリカルな情報、道路選択を判定する要因に対するドライバー自身の好み、に配慮して行なわれる場合がある。更に、ナビゲーション装置は、道路状況や交通状況を継続的に監視し、変更状況に起因してルートが作成されるべき残りの経路に渡るルートの変更を提案又は選択する場合がある。リアルタイム交通監視システムは、種々の技術（例えば、携帯電話発呼、固定カメラ、ＧＰＳ移動追跡）に基づいており、交通遅延の識別や、通知システムへの情報の出力に使用される。
【０００４】
ナビゲーション装置は、一般に、車両のダッシュボードに搭載されてもよいが、車両のオンボードコンピュータ又はカーラジオの一部として実現されてもよい。ナビゲーションデバイスは、ＰＤＡ（Personal Navigation Device）、メディアプレーヤー、携帯電話などの携帯型のシステム（の一部）であってもよい。ユーザは、ナビゲーション装置と対話し、ユーザが所望する経路の作成をナビゲーション装置に命じる。ナビゲーション装置は、経路に対するルートを選択する。ユーザは、ルート選択処理に介在、又はガイドするようにしてもよい。ナビゲーション装置は、可視及び可聴指示を提供して、車両の現在位置をユーザに示すとともに、選択されたルートに沿ってユーザをガイドする。ユーザとナビゲーション装置との対話は、タッチスクリーン、遠隔制御搭載のステアリング・コラム、音声起動、他の適切な方法、によりなされる場合がある。
【０００５】
ＧＰＳ受信機から取得される位置情報を用いることにより、演算装置は、定期的に自身の位置を判定でき、ユーザに向けて車両の現在の位置を表示できる。また、ナビゲーション装置は、地図データを格納するメモリデバイスと、当該地図データ上の選択された部分を表示するディスプレイとを含んでいてもよい。
【０００６】
また、ナビゲーション装置は、ディスプレイに表示され且つ／又はスピーカから可聴信号（例えば、「１００ｍ先で左折」など）として生成される適切なナビゲーション指示により、判定されたルートをどのように走行すべきかに関する命令を提供できる。実行される行動を示すグラフィックス（例えば、この先を左折することを示す左矢印）をステータスバーに表示でき、地図自体の適用可能な分岐点／曲がり角などにグラフィックスが重ね合わされてもよい。車載ナビゲーションシステムにより計算されたルートに沿って自動車を運転している間に、ドライバーがナビゲーションシステムにルートの再計算を開始させることができるのは周知である。これは、車両が道路工事又は激しい渋滞に遭遇した場合に有用である。また、ナビゲーション装置により利用されるルート計算アルゴリズムの種類を、例えば、「通常」モード及び「高速」モード（最短時間でルートを計算するが、通常モードほど多くの代替ルートを探索しない）からユーザが選択できることも周知である。
【０００７】
更に、ユーザが定義した基準によってルートを計算できることも周知である。例えば、ユーザは、景色のよいルートがナビゲーション装置により計算されることを好む場合もある。その場合、ナビゲーション装置のソフトウェアは、種々のルートを計算し、ルートの間に、例えば、風光明媚であると指定された地点情報（ＰＯＩとして周知である）を最大数含むルートをより好ましいと評価するであろう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００８】
【特許文献１】米国特許出願公開第２００２／０１２８７７０Ａ１号
【特許文献２】欧州特許出願公開第１６１１４１６Ａ１号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００９】
特許文献１記載のシステムは、道路状況についてリアルタイムな情報をドライバーに提供する。このシステムは、地球の表面の画像を作成するために複数のカメラを使用する。これらカメラは、地上に配置されたカメラ、又は衛生に配置されたカメラであってもよい。サーバは、クライアントの車両に搭載されたナビゲーション装置に向けて画像（の一部）を送信する。ナビゲーション装置は、受信した画像を表示し、道路の状況をクライアントに判定させる。
【００１０】
既知のナビゲーション装置では、道路状況及び道路事情の変更に配慮している。そのようなナビゲーション装置は、サーバから交通渋滞の情報を受信する。この情報は、ルート計画又は既に計画されたルートの再計画時にナビゲーション装置により使用される。交通渋滞についての情報は、例えば、路面に埋め込まれた検出システムを用いて集められる。検出システムは、通過車両の速度を測定する。
【００１１】
特許文献２には、ユーザがタッチスクリーンを用いて、２次元又は３次元ナビゲーション地図を、１又は複数のオプションを表示するメニュー画面に完全に切替えることができるナビゲーション装置が記載される。メニュー画面に表示された１又は複数のオプションは、更なるタッチ動作が選択されると、計画ルートから離れた迂回路を検索するための再計算を起動する。
【００１２】
本発明は、ナビゲーション装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、より柔軟性のある設計を可能にする方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【００１３】
この必要性は、独立した請求項に係わるナビゲーション装置及び方法により達成されるであろう。
【００１４】
本発明の１つの側面であるナビゲーション装置は、地図データベース及びソフトウェアによりプログラムされている。ナビゲーション装置は、道路ナビゲーション地図上に当該装置の現在の位置を表示するように機能する。ナビゲーション装置の現在の位置は、好ましくは、測定された正確な地理的位置から取得される。例えば、ＧＰＳ信号が、現在の位置を取得すると想定されうる。
【００１５】
ナビゲーション装置はいくつかのアイコンを少なくとも１つのディレクトリ内に保存するように機能する。アイコンは、内部メモリ内又は外部メモリ内に保存される。外部メモリは、例えば、ナビゲーション装置のカードスロットに挿入可能なメモリカードである。
【００１６】
ナビゲーション装置は、ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上にいくつかのアイコンを表示するように機能する。更なる改良において、アイコンは、継続して表示される。更なる他の改良において、保存されたアイコンは、リストから選択するために、リスト内に表示可能である。
【００１７】
ナビゲーション装置は、現在の位置に割り当てられた道路ナビゲーション地図上に少なくとも１つのアイコンを表示するように機能する。
【００１８】
ナビゲーション装置は、ユーザがナビゲーション装置のインターフェースを用いて、少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する。更なる改良において、インターフェースは、ワイヤレス接続、ケーブル接続、メモリカードスロットの少なくとも１つである。
【００１９】
ナビゲーション装置は、好ましくは、外部装置とアイコンを授受するように機能する。例えば、インターフェースは、ＳＤメモリカードのスロット、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）コネクタ、ワイヤレスブルートゥース接続のいずれかである。更なる改良においては、アイコンを変更するためのユーザインターフェースメニューが実現される。外部装置、例えば、パーソナルコンピュータで実行されるソフトウェアは、ユーザによりアイコンが生成された後、当該生成されたアイコンがナビゲーション装置に取り込まれるように、インターフェースを介してナビゲーション装置と対話する。
【００２０】
本発明の実施形態において、ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置のインターフェースを用いて、外部装置に向けて少なくとも１つのアイコンを送信するように機能する。少なくとも１つのアイコンの送信は、好ましくは、グラフィカルユーザインターフェースを用いて、ユーザにより少なくとも１つのアイコンが選択された後、例えば、パーソナルコンピュータ又はメモリ等である外部装置の宛先デイレクトリに送信されることで行なわれる。
【００２１】
本発明の良好な実施形態において、ナビゲーション装置は、道路ナビゲーション地図上に表示するために、受信したアイコンのサイズを所定サイズに自動的に変更（resize）するように機能する。画像のサイズを変更するための更なる改良においては、アイコンの画素数が減じられる。
【００２２】
本発明の他の実施形態においては、ナビゲーション装置は、道路ナビゲーション地図をズームするように機能する。少なくとも１つのアイコンは、ズーム係数（factor）に応じて拡大又は縮小される。更なる改良において、アイコンは更に、道路の表示サイズに応じて拡縮される。
【００２３】
本発明の他の実施形態において、ナビゲーション装置は、２次元ビューと３次元ビューとの間で道路ナビゲーション地図を変更するように機能する。第１のアイコンは、２次元ビューに割り当てられ、第２のアイコンは、３次元ビューに割り当てられる。そのため、アイコンは、ユーザによる２次元ビュー又は３次元ビューそれぞれの選択に基づいて自動的にロードされる。ベクターグラフィックが使用される場合、第１のアイコン及び第２のアイコンは、好ましくは、対応するベクターデータの中から外に向けてレンダリングされる。
【００２４】
本発明の他の実施形態において、ナビゲーション装置は、デイタイムビューとナイトタイムビューとの間で道路ナビゲーション地図を変更するように機能する。第１のアイコンは、デイタイムビューに割り当てられ、第２のアイコンは、ナイトタイムビューに割り当てられる。そのため、アイコンは、ユーザによるデイタイムビュー又はナイトタイムビューそれぞれの選択に基づいて自動的にロードされる。更なる改良において、ベクターグラフィックが使用される場合、ベクターグラフィックのプレーンカラーは、第１のアイコン及び第２のアイコンを好ましく生成するために変更される。
【００２５】
良好な実施形態において、少なくとも１つのアイコンは、２次元画像である。所定の解像度の範囲内の画像が認められる。代替改良においては、画像が、所定の規定を用いずにブロックされる替わりに、デフォルト画像が使用されるであろう。
【００２６】
他の実施形態において、少なくとも１つのアイコンは、ベクターグラフィックである。アイコンの現在のビューは、必要とされる時にレンダリングされる。他の実施形態において、ベクターグラフィックは、３次元である。アイコンの見え方は、ユーザ角度に応じるため、アイコンのアピアランス（appearance）は、ベクターデータを用いて想定される。例えば、ナビゲーション地図ビューの上が北を有し、ナビゲーション装置が南に向かって移動している場合、車両のフロントビューは、３次元ベクターグラフィックデータからレンダリングされる。車両が西に向かって移動している場合には、上記同様に、車両の左サイドのビューがレンダリングされる。
【００２７】
本発明の他の実施形態において、少なくとも１つのアイコンは、デイタイム、ナイトタイム、速度、加速、減速、距離、に関して想定又は測定されたパラメータの少なくとも１つに応じてアニメ化される（animated）。
【００２８】
本発明の他の実施形態において、あるカラー（例えば、赤−ＲＧＢ ２５５，０，０）は、透過（transparent）し、下部（underneath）にある道路ナビゲーション地図の一部を示す。これは、車両のウィンドウ、フリースペース等に対して有用である。
【００２９】
本発明の他の側面は、ナビゲーション情報を表示する方法である。この方法は、道路ナビゲーション地図上にナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する地図データベース及びソフトウェアがプログラムされたナビゲーション装置に搭載される。
【００３０】
いくつかのアイコンは、少なくとも１つのディレクトリ内に保存される。
【００３１】
いくつかのアイコンは、ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上に表示される。
【００３２】
少なくとも１つのアイコンは、現在の位置に割り当てられた道路ナビゲーション地図上に表示される。
【００３３】
少なくとも１つのアイコンは、ユーザがナビゲーション装置のインターフェースを用いて、少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置から受信される。
【図面の簡単な説明】
【００３４】
【図１】いくつかのアイコンの表示の概要の一例を示す図である。
【図２】道路ナビゲーション地図上の現在の位置に割り当てられたユーザ特有のアイコンの一例を示す図である。
【図３】道路ナビゲーション地図上のユーザ特有のアイコンのサイズがズーム係数に応じて拡縮されている一例を示す図である。
【図４】道路ナビゲーション地図上のユーザ特有のアイコンのサイズがズーム係数に応じて拡縮されている一例を示す図である。
【図５】外部装置に接続されたナビゲーション装置の概要の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００３５】
本発明のこれら及び他の側面は、後述する実施形態を参照して明白及び明確に示されるであろう。本発明は、添付の図を参照して正確に説明されるであろう。
【００３６】
ナビゲータソフトウェアは、例えば、タッチスクリーンの（すなわち、スタイラスで制御される）ＰｏｃｋｅｔＰＣ搭載ＰＤＡデバイス上で実行してもよい。ＰｏｃｋｅｔＰＣ搭載ＰＤＡデバイスは、ＰＤＡがＧＰＳ受信機と一体型であれば、ＧＰＳに基づくナビゲーションシステムを提供する。組み合わされたＰＤＡ及びＧＰＳ受信機システムは、車載ナビゲーションシステムとして使用されるものとして設計される。本発明は、一体型ＧＰＳ受信機／コンピュータ／ディスプレイ等のナビゲーション装置の任意の他の構成で実現されてもよい。ナビゲーション装置は、任意の種類の位置感知技術を実現してもよく、ＧＰＳに限定されない。従って、ナビゲーション装置は、欧州のガリレオシステムなどの他の種類のＧＮＳＳ（global navigation satellite system）を使用して実現される。同様に、ナビゲーションシステムは、衛星に基づく場所／速度システムに限定されず、地上ビーコン又はナビゲーション装置が地理的場所を判定することを可能にする他の任意の種類のシステムを使用しても同様に構成できる。
【００３７】
図１には、９つの異なる所定のシンボル３１〜３９が、「優先的に（preference）」メニューを用いて表示されている。いくつかのアイコン３１〜３９は、ユーザが画像リストから少なくとも１つのアイコン（３１〜３９）を選択できるように、画面上に表示されている。ユーザは、画像３１〜３９の位置で接触を感知する画面をタップすることにより、これら画像３１〜３９の少なくとも１つを選択できる。続いて、選択されたアイコン（３１〜３９）が、以前のアイコン（３１〜３９）を置き換える。各アイコン（３１〜３９）は、ナビゲーションビュー内で透過する単一カラー３０により包囲されている。図１に示す典型的な実施形態においては、上記カラー３０は、ホワイトである。更に、車両のアイコン３２のウィンドウガラスは、上記カラー３０を含み、その結果、図２に示す透過効果が得られる。
【００３８】
道路ナビゲーション地図上のナビゲーション装置の現在の位置を表示すると、選択されたアイコン（３１〜３９）が道路ナビゲーション地図上のナビゲーション装置の位置にある。図１に示すアイコン３１〜３９は、ナビゲーション装置の内部メモリ又は外部メモリの少なくとも１つのディレクトリ内に保存される。例えば、ルートディレクトリが使用される。そのため、ユーザは、ディレクトリ内にいくつかの新たな画像を追加でき、上記追加された代替画像を用いて、ナビゲーション地図１ビュー内における現在位置アイコンを変更することができる。外部メモリは、例えば、メモリカードである。その後、少なくとも１つのアイコンが選択されると、当該少なくとも１つのアイコン（３１〜３９）は、現在位置に割り当てられた上記道路ナビゲーション地図１上に表示される。
【００３９】
ナビゲータソフトウェアは、ＰＤＡ上で実行する場合、図２に示すように、通常のナビゲーションモード画面をナビゲーション装置に表示させる。
【００４０】
このビューは、テキスト、シンボル、音声ガイダンス、動画地図の組み合わせを用いて、運転指示を提供する。以下、重要なユーザインタフェース要素を示す。
【００４１】
図２において、ディビュー３Ｄ地図は、画面のほぼ全域を占有する。地図１は、アイコン３２を用いて、ユーザの車両を示す。更に、地図１は、ユーザの車両の周囲を示すとともに、車両の移動方向が常に「上」になるように車両を回転させて示す。ステータスバー２は、画面下部１／４に渡ってもよい。ナビゲーション装置の現在の位置は、ナビゲーション装置自体が従来のＧＰＳ位置探索を使用して判定するので、その姿勢（移動する方向から推測される）は、アイコン３２により示される。（デバイスメモリ内の地図データベース内に格納された地図データに適用されるデバイスメモリ内に格納されたルート計算アルゴリズムを用いて）ナビゲーション装置により計算されたルートは、陰影をつけた経路４として、移動方向を与える矢印に重ね合わせて示される。陰影をつけた経路４において、全ての主な動作（例えば、角、交差点、ロータリー等を曲がる）は、経路４に重なる矢印により概略的に示される。自動車道路のナンバー５（ここでは、Ｎ５２５）は、表示中の自動車道路自身に隣接して表示される。
【００４２】
また、ステータスバー２は、その左側に次の動作６（ここでは、右折）を示す概略を含む。また、ステータスバー２は、ナビゲーション装置により計算されたルート全体のデータベース（すなわち、全ての道路のリスト及び採るべきルートを定義する関連付けられた動作）から抽出される次の動作までの距離（すなわち、右折−ここでは、距離は５０メートル）を示す。また、ステータスバー２は、現在の道路名８、到着までの推定時間９（ここでは、１５分）、実際の推定到着時間１０（１５：４２）、目的地までの距離１１（７．１Ｋｍ）を示す。ＧＰＳ信号強度は、携帯電話と同様の信号強度指標１２で示される。
【００４３】
最も簡単なケースにおいて、現在の位置を示すアイコン３２は、２４×２４画素から１２８×１２８画素の間の解像度を用いた単純な２次元画像である。ユーザは、任意の画像サイズを指示できる。画像サイズは、必要とされる解像度に対して自動的にサイズが変更される。例えば、ユーザは、ユーザ自身の車両を撮影し、アイコンが格納されたディレクトリに対応する画像を取り込むことができる。その後、画像は、幅及び高さが８０画素を超えないように、所定サイズの上記アイコンに自動的にサイズ変更される。例えば、ｂｍｐ、ｊｐｇ、ｇｉｆ画像のいずれかが使用されうるが、例えば、その代わりにｐｎｇを用いたベクターグラフィックが使用されてもよい。
【００４４】
アイコン３２のフロントガラスの部分は、透過しているため、ユーザは、アイコン３２の画像を介して道路を見ることができる。この効果を達成するため、カラー、例えば、レッド（ＲＧＢ ２５５，０，０）は、透過カラーとして扱われる。勿論、グリーンのような他のカラーが透過カラーとして使用されてもよい。
【００４５】
更なる実施形態において、図２に示すアイコン３２は、アニメ化される。この場合、ナビゲーション装置が移動するため、グラフィック位置が変化し、タイヤ３２２が回転しているように見える。他の可能性としては、アイコン３１の指示器３２１の表示灯を用いて、次の角へ近づくとウインカーを開始することが挙げられる。この効果を達成するため、ウインカーのカラーは、ブラックとイエローとを定期的に変更する。更に、アイコン３２は、ナイトビュー時には変更される。この場合、ヘッドライトが使用されるであろう。
【００４６】
図３及び図４は、他の地図ビューを示す。ボタン２０ａ及び２０ｂを用いて、現在のビューのズームイン及びズームアウトが可能になる。実施形態に係わる図３及び図４に示すように、アイコン３１ａ／３１ｂのサイズは、ナビゲーションビューの現在のズームレベルに応じて拡縮される。図３に示すズームインは、より詳細なビューとなり、アイコン３１ａのサイズはより大きくなる。図４に示すズームアウトは、あまり詳細なビューではなく、アイコン３２ｂのサイズはより小さくなる。
【００４７】
図２〜図４に示す３次元ビューが使用される替わりに２次元ビューが使用される場合、第２の対応するアイコン（不図示）が使用されるであろう。例えば、アイコン３１が選択された場合、上（top）から車両を示す同じ車両の画像が使用されるであろう。もう一つの方法として、選択されたアイコン３１〜３９のみが３次元ビューで示されてもよい。この場合、２次元ビューにおいては、デフォルトシンボルのみが表示されるであろう。
【００４８】
ナビゲーション装置自体の実際の物理的な構造は、一体型ＧＰＳ受信機又は外部ＧＰＳ受信機からのＧＰＳデータ出力以外は任意の従来の携帯型のコンピュータと基本的に異ならない。従って、メモリは、ルート計算アルゴリズム、地図データベース、ユーザインターフェースソフトウェアを格納する。マイクロプロセッサは、（例えば、出発地及び目的地の住所を入力するためのタッチスクリーン、並びに全ての他の制御入力を使用して）ユーザ入力を解釈及び処理し、最適なルートを計算するためのルート計算アルゴリズムを展開する。「最適」は、最速、最短距離、他のユーザに関連する要因のいずれか等の基準を参照する場合もある。
【００４９】
更に詳細には、ユーザは、仮想キーボードを用いて、ＰＤＡ上で動作するナビゲータソフトウェアに対して出発地及び要求する目的地を入力する。ユーザは、移動ルートを計算する方法を選択する。ルートを極めて迅速に計算するがルートが最短ではない可能性のある「高速」モード；全ての可能なルートを調べ且つ最短のルートを見つけるが計算時間がより長い「フル」モード等の種々のモードが提供される。例えば、特に美しい景色としてマーク付けされた殆どのＰＯＩ（地点情報）を通過するか又は子供が興味を持つ可能性のある殆どのＰＯＩを通過する景色のよいルート、あるいは分岐点が最も少ないルートをユーザが規定する等、他のオプションが可能である。
【００５０】
道路自体は、ＰＤＡ上で実行するナビゲータの一部である（又は、ナビゲータによりアクセスされる）地図データベースにおいて、線、すなわちベクトル（例えば、道路の始点、終点、方向であり、道路全体は、各々が始点／終点方向パラメータにより一意に規定される数百の部分から構成される）として記述される。
【００５１】
地図は、そのような道路ベクトル、地点情報（ＰＯＩ）、道路名、公園の境界や川の境界等の他の地理的特徴の集合であり、それらは全てベクトルに関して規定される。全ての地図の特徴（例えば、道路ベクトル、ＰＯＩ等）は、ＧＰＳ座標系に対応するか又は関連する座標系で規定され、ＧＰＳシステムを介して判定される装置の位置を地図に示される該当の道路に配置することを可能にする。
【００５２】
ルート計算は、ナビゲータソフトウェアの一部である複雑なアルゴリズムを使用する。アルゴリズムは、大量の潜在的に異なるルートにスコアをつけるために適用される。ナビゲータソフトウェアは、景色のよいルート、歴史博物館、スピードカメラなしを含むユーザが規定したフルモードスキャン等の基準（又は装置のデフォルト）に対してそれらルートを評価する。規定された基準に最もよく適合するルートは、ＰＤＡ内のプロセッサにより計算され、ベクトル、道路名、ベクトルの終点で行なわれる動作のシーケンス（例えば、１００メートル先でｘ通りを左折する等、ルートの各道路に沿う所定の距離に対応する）としてＲＡＭ内のデータベースに格納される。
【００５３】
図５において、ナビゲーション装置４０は、外部装置５０に接続されている。図５に示す典型的な実施形態においては、外部装置５０は、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータである。一つの接続が同時に必要とされるが、図５には、ナビゲーション装置４０を外部装置５０に接続可能ないくつかが示される。ナビゲーション装置５０は、ユーザがナビゲーション装置のメモリの少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置５０から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する。メモリは、内部メモリ又はメモリカード４２のような外部メモリがなりうる。ナビゲーション装置４０は、アイコンを受信するためのインターフェースを含む。図５に示すナビゲーション装置４０は、メモリカード４２に対するカードスロット４１を含むが、その替わりに、ケーブル４３を介してアイコンを受信しても構わない。この場合、インターフェースは、ドライバと、上記ケーブル４３を介して送信された信号に対する受信機とを含む。ケーブル接続４３は、例えば、ＵＳＢケーブルであるが、その替わりに、ナビゲーション装置４０及びパーソナルコンピュータ５０がワイヤレスで接続されていてもよい。ワイヤレス接続４４としては、好ましくは、ブルートゥース接続が使用される。従って、ナビゲーション装置４０は、上記インターフェースとして、ワイヤレスに送受信するように機能する送信機を含む。インターネット接続を用いることにより、ユーザは、使用対象となるアイコンを共有又はダウンロードすることができる。
【００５４】
本発明の範囲を逸脱せずに、本発明に対して種々の変更及び代替が行なわれてもよいことは当業者には明らかであろう。本発明は、上記説明した実施形態に対して極度に限定されるべきではないことが理解されるであろう。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、ナビゲーション情報を表示できるナビゲーション装置に関し、特に、車載ナビゲーションシステムとして適用されると考えられる。
【背景技術】
【０００２】
従来、ＧＰＳ（Global Positioning System）に基づくナビゲーション装置は、広く知られており、車載ナビゲーションシステムとして幅広く採用されている。そのようなＧＰＳに基づくナビゲーション装置は、自身の地球上における位置を測定する能力を有する外部（又は内部）のＧＰＳ受信機と通信を行なう機能を含む演算装置に関係する。
【０００３】
更に、演算装置は、出発地の住所と目的地の住所との間のルートを判定する能力がある。出発地の住所と目的地の住所は、演算装置のユーザが入力できる。一般的に、演算装置は、地図データベースから出発地と目的地との間の「最良」又は「最適」なルートを計算することがソフトウェアにより実現される。「最良」又は「最適」なルートは、所定の基準に基づいて判定される。「最良」又は「最適」なルートは必ずしも、最速又は最短のルートである必要はない。ルートに沿ってドライバーをガイドするため、ルートの選択は、極めて技術的に進歩しており、現存及び予測される交通状況や道路状況、道路速度についてのヒストリカルな情報、道路選択を判定する要因に対するドライバー自身の好み、に配慮して行なわれる場合がある。更に、ナビゲーション装置は、道路状況や交通状況を継続的に監視し、変更状況に起因してルートが作成されるべき残りの経路に渡るルートの変更を提案又は選択する場合がある。リアルタイム交通監視システムは、種々の技術（例えば、携帯電話発呼、固定カメラ、ＧＰＳ移動追跡）に基づいており、交通遅延の識別や、通知システムへの情報の出力に使用される。
【０００４】
ナビゲーション装置は、一般に、車両のダッシュボードに搭載されてもよいが、車両のオンボードコンピュータ又はカーラジオの一部として実現されてもよい。ナビゲーションデバイスは、ＰＤＡ（Personal Navigation Device）、メディアプレーヤー、携帯電話などの携帯型のシステム（の一部）であってもよい。ユーザは、ナビゲーション装置と対話し、ユーザが所望する経路の作成をナビゲーション装置に命じる。ナビゲーション装置は、経路に対するルートを選択する。ユーザは、ルート選択処理に介在、又はガイドするようにしてもよい。ナビゲーション装置は、可視及び可聴指示を提供して、車両の現在位置をユーザに示すとともに、選択されたルートに沿ってユーザをガイドする。ユーザとナビゲーション装置との対話は、タッチスクリーン、遠隔制御搭載のステアリング・コラム、音声起動、他の適切な方法、によりなされる場合がある。
【０００５】
ＧＰＳ受信機から取得される位置情報を用いることにより、演算装置は、定期的に自身の位置を判定でき、ユーザに向けて車両の現在の位置を表示できる。また、ナビゲーション装置は、地図データを格納するメモリデバイスと、当該地図データ上の選択された部分を表示するディスプレイとを含んでいてもよい。
【０００６】
また、ナビゲーション装置は、ディスプレイに表示され且つ／又はスピーカから可聴信号（例えば、「１００ｍ先で左折」など）として生成される適切なナビゲーション指示により、判定されたルートをどのように走行すべきかに関する命令を提供できる。実行される行動を示すグラフィックス（例えば、この先を左折することを示す左矢印）をステータスバーに表示でき、地図自体の適用可能な分岐点／曲がり角などにグラフィックスが重ね合わされてもよい。車載ナビゲーションシステムにより計算されたルートに沿って自動車を運転している間に、ドライバーがナビゲーションシステムにルートの再計算を開始させることができるのは周知である。これは、車両が道路工事又は激しい渋滞に遭遇した場合に有用である。また、ナビゲーション装置により利用されるルート計算アルゴリズムの種類を、例えば、「通常」モード及び「高速」モード（最短時間でルートを計算するが、通常モードほど多くの代替ルートを探索しない）からユーザが選択できることも周知である。
【０００７】
更に、ユーザが定義した基準によってルートを計算できることも周知である。例えば、ユーザは、景色のよいルートがナビゲーション装置により計算されることを好む場合もある。その場合、ナビゲーション装置のソフトウェアは、種々のルートを計算し、ルートの間に、例えば、風光明媚であると指定された地点情報（ＰＯＩとして周知である）を最大数含むルートをより好ましいと評価するであろう。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００８】
【特許文献１】米国特許出願公開第２００２／０１２８７７０Ａ１号
【特許文献２】欧州特許出願公開第１６１１４１６Ａ１号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００９】
特許文献１記載のシステムは、道路状況についてリアルタイムな情報をドライバーに提供する。このシステムは、地球の表面の画像を作成するために複数のカメラを使用する。これらカメラは、地上に配置されたカメラ、又は衛生に配置されたカメラであってもよい。サーバは、クライアントの車両に搭載されたナビゲーション装置に向けて画像（の一部）を送信する。ナビゲーション装置は、受信した画像を表示し、道路の状況をクライアントに判定させる。
【００１０】
既知のナビゲーション装置では、道路状況及び道路事情の変更に配慮している。そのようなナビゲーション装置は、サーバから交通渋滞の情報を受信する。この情報は、ルート計画又は既に計画されたルートの再計画時にナビゲーション装置により使用される。交通渋滞についての情報は、例えば、路面に埋め込まれた検出システムを用いて集められる。検出システムは、通過車両の速度を測定する。
【００１１】
特許文献２には、ユーザがタッチスクリーンを用いて、２次元又は３次元ナビゲーション地図を、１又は複数のオプションを表示するメニュー画面に完全に切替えることができるナビゲーション装置が記載される。メニュー画面に表示された１又は複数のオプションは、更なるタッチ動作が選択されると、計画ルートから離れた迂回路を検索するための再計算を起動する。
【００１２】
本発明は、ナビゲーション装置を提供することを目的とする。また、本発明の他の目的は、より柔軟性のある設計を可能にする方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【００１３】
この必要性は、独立した請求項に係わるナビゲーション装置及び方法により達成されるであろう。
【００１４】
本発明の１つの側面であるナビゲーション装置は、地図データベース及びソフトウェアによりプログラムされている。ナビゲーション装置は、道路ナビゲーション地図上に当該装置の現在の位置を表示するように機能する。ナビゲーション装置の現在の位置は、好ましくは、測定された正確な地理的位置から取得される。例えば、ＧＰＳ信号が、現在の位置を取得すると想定されうる。
【００１５】
ナビゲーション装置はいくつかのアイコンを少なくとも１つのディレクトリ内に保存するように機能する。アイコンは、内部メモリ内又は外部メモリ内に保存される。外部メモリは、例えば、ナビゲーション装置のカードスロットに挿入可能なメモリカードである。
【００１６】
ナビゲーション装置は、ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上にいくつかのアイコンを表示するように機能する。更なる改良において、アイコンは、継続して表示される。更なる他の改良において、保存されたアイコンは、リストから選択するために、リスト内に表示可能である。
【００１７】
ナビゲーション装置は、現在の位置に割り当てられた道路ナビゲーション地図上に少なくとも１つのアイコンを表示するように機能する。
【００１８】
ナビゲーション装置は、ユーザがナビゲーション装置のインターフェースを用いて、少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する。更なる改良において、インターフェースは、ワイヤレス接続、ケーブル接続、メモリカードスロットの少なくとも１つである。
【００１９】
ナビゲーション装置は、好ましくは、外部装置とアイコンを授受するように機能する。例えば、インターフェースは、ＳＤメモリカードのスロット、ＵＳＢ（Universal Serial Bus）コネクタ、ワイヤレスブルートゥース接続のいずれかである。更なる改良においては、アイコンを変更するためのユーザインターフェースメニューが実現される。外部装置、例えば、パーソナルコンピュータで実行されるソフトウェアは、ユーザによりアイコンが生成された後、当該生成されたアイコンがナビゲーション装置に取り込まれるように、インターフェースを介してナビゲーション装置と対話する。
【００２０】
本発明の実施形態において、ナビゲーション装置は、ナビゲーション装置のインターフェースを用いて、外部装置に向けて少なくとも１つのアイコンを送信するように機能する。少なくとも１つのアイコンの送信は、好ましくは、グラフィカルユーザインターフェースを用いて、ユーザにより少なくとも１つのアイコンが選択された後、例えば、パーソナルコンピュータ又はメモリ等である外部装置の宛先デイレクトリに送信されることで行なわれる。
【００２１】
本発明の良好な実施形態において、ナビゲーション装置は、道路ナビゲーション地図上に表示するために、受信したアイコンのサイズを所定サイズに自動的に変更（resize）するように機能する。画像のサイズを変更するための更なる改良においては、アイコンの画素数が減じられる。
【００２２】
本発明の他の実施形態においては、ナビゲーション装置は、道路ナビゲーション地図をズームするように機能する。少なくとも１つのアイコンは、ズーム係数（factor）に応じて拡大又は縮小される。更なる改良において、アイコンは更に、道路の表示サイズに応じて拡縮される。
【００２３】
本発明の他の実施形態において、ナビゲーション装置は、２次元ビューと３次元ビューとの間で道路ナビゲーション地図を変更するように機能する。第１のアイコンは、２次元ビューに割り当てられ、第２のアイコンは、３次元ビューに割り当てられる。そのため、アイコンは、ユーザによる２次元ビュー又は３次元ビューそれぞれの選択に基づいて自動的にロードされる。ベクターグラフィックが使用される場合、第１のアイコン及び第２のアイコンは、好ましくは、対応するベクターデータの中から外に向けてレンダリングされる。
【００２４】
本発明の他の実施形態において、ナビゲーション装置は、デイタイムビューとナイトタイムビューとの間で道路ナビゲーション地図を変更するように機能する。第１のアイコンは、デイタイムビューに割り当てられ、第２のアイコンは、ナイトタイムビューに割り当てられる。そのため、アイコンは、ユーザによるデイタイムビュー又はナイトタイムビューそれぞれの選択に基づいて自動的にロードされる。更なる改良において、ベクターグラフィックが使用される場合、ベクターグラフィックのプレーンカラーは、第１のアイコン及び第２のアイコンを好ましく生成するために変更される。
【００２５】
良好な実施形態において、少なくとも１つのアイコンは、２次元画像である。所定の解像度の範囲内の画像が認められる。代替改良においては、画像が、所定の規定を用いずにブロックされる替わりに、デフォルト画像が使用されるであろう。
【００２６】
他の実施形態において、少なくとも１つのアイコンは、ベクターグラフィックである。アイコンの現在のビューは、必要とされる時にレンダリングされる。他の実施形態において、ベクターグラフィックは、３次元である。アイコンの見え方は、ユーザ角度に応じるため、アイコンのアピアランス（appearance）は、ベクターデータを用いて想定される。例えば、ナビゲーション地図ビューの上が北を有し、ナビゲーション装置が南に向かって移動している場合、車両のフロントビューは、３次元ベクターグラフィックデータからレンダリングされる。車両が西に向かって移動している場合には、上記同様に、車両の左サイドのビューがレンダリングされる。
【００２７】
本発明の他の実施形態において、少なくとも１つのアイコンは、デイタイム、ナイトタイム、速度、加速、減速、距離、に関して想定又は測定されたパラメータの少なくとも１つに応じてアニメ化される（animated）。
【００２８】
本発明の他の実施形態において、あるカラー（例えば、赤−ＲＧＢ ２５５，０，０）は、透過（transparent）し、下部（underneath）にある道路ナビゲーション地図の一部を示す。これは、車両のウィンドウ、フリースペース等に対して有用である。
【００２９】
本発明の他の側面は、ナビゲーション情報を表示する方法である。この方法は、道路ナビゲーション地図上にナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する地図データベース及びソフトウェアがプログラムされたナビゲーション装置に搭載される。
【００３０】
いくつかのアイコンは、少なくとも１つのディレクトリ内に保存される。
【００３１】
いくつかのアイコンは、ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上に表示される。
【００３２】
少なくとも１つのアイコンは、現在の位置に割り当てられた道路ナビゲーション地図上に表示される。
【００３３】
少なくとも１つのアイコンは、ユーザがナビゲーション装置のインターフェースを用いて、少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置から受信される。
【図面の簡単な説明】
【００３４】
【図１】いくつかのアイコンの表示の概要の一例を示す図である。
【図２】道路ナビゲーション地図上の現在の位置に割り当てられたユーザ特有のアイコンの一例を示す図である。
【図３】道路ナビゲーション地図上のユーザ特有のアイコンのサイズがズーム係数に応じて拡縮されている一例を示す図である。
【図４】道路ナビゲーション地図上のユーザ特有のアイコンのサイズがズーム係数に応じて拡縮されている一例を示す図である。
【図５】外部装置に接続されたナビゲーション装置の概要の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００３５】
本発明のこれら及び他の側面は、後述する実施形態を参照して明白及び明確に示されるであろう。本発明は、添付の図を参照して正確に説明されるであろう。
【００３６】
ナビゲータソフトウェアは、例えば、タッチスクリーンの（すなわち、スタイラスで制御される）ＰｏｃｋｅｔＰＣ搭載ＰＤＡデバイス上で実行してもよい。ＰｏｃｋｅｔＰＣ搭載ＰＤＡデバイスは、ＰＤＡがＧＰＳ受信機と一体型であれば、ＧＰＳに基づくナビゲーションシステムを提供する。組み合わされたＰＤＡ及びＧＰＳ受信機システムは、車載ナビゲーションシステムとして使用されるものとして設計される。本発明は、一体型ＧＰＳ受信機／コンピュータ／ディスプレイ等のナビゲーション装置の任意の他の構成で実現されてもよい。ナビゲーション装置は、任意の種類の位置感知技術を実現してもよく、ＧＰＳに限定されない。従って、ナビゲーション装置は、欧州のガリレオシステムなどの他の種類のＧＮＳＳ（global navigation satellite system）を使用して実現される。同様に、ナビゲーションシステムは、衛星に基づく場所／速度システムに限定されず、地上ビーコン又はナビゲーション装置が地理的場所を判定することを可能にする他の任意の種類のシステムを使用しても同様に構成できる。
【００３７】
図１には、９つの異なる所定のシンボル３１〜３９が、「優先的に（preference）」メニューを用いて表示されている。いくつかのアイコン３１〜３９は、ユーザが画像リストから少なくとも１つのアイコン（３１〜３９）を選択できるように、画面上に表示されている。ユーザは、画像３１〜３９の位置で接触を感知する画面をタップすることにより、これら画像３１〜３９の少なくとも１つを選択できる。続いて、選択されたアイコン（３１〜３９）が、以前のアイコン（３１〜３９）を置き換える。各アイコン（３１〜３９）は、ナビゲーションビュー内で透過する単一カラー３０により包囲されている。図１に示す典型的な実施形態においては、上記カラー３０は、ホワイトである。更に、車両のアイコン３２のウィンドウガラスは、上記カラー３０を含み、その結果、図２に示す透過効果が得られる。
【００３８】
道路ナビゲーション地図上のナビゲーション装置の現在の位置を表示すると、選択されたアイコン（３１〜３９）が道路ナビゲーション地図上のナビゲーション装置の位置にある。図１に示すアイコン３１〜３９は、ナビゲーション装置の内部メモリ又は外部メモリの少なくとも１つのディレクトリ内に保存される。例えば、ルートディレクトリが使用される。そのため、ユーザは、ディレクトリ内にいくつかの新たな画像を追加でき、上記追加された代替画像を用いて、ナビゲーション地図１ビュー内における現在位置アイコンを変更することができる。外部メモリは、例えば、メモリカードである。その後、少なくとも１つのアイコンが選択されると、当該少なくとも１つのアイコン（３１〜３９）は、現在位置に割り当てられた上記道路ナビゲーション地図１上に表示される。
【００３９】
ナビゲータソフトウェアは、ＰＤＡ上で実行する場合、図２に示すように、通常のナビゲーションモード画面をナビゲーション装置に表示させる。
【００４０】
このビューは、テキスト、シンボル、音声ガイダンス、動画地図の組み合わせを用いて、運転指示を提供する。以下、重要なユーザインタフェース要素を示す。
【００４１】
図２において、ディビュー３Ｄ地図は、画面のほぼ全域を占有する。地図１は、アイコン３２を用いて、ユーザの車両を示す。更に、地図１は、ユーザの車両の周囲を示すとともに、車両の移動方向が常に「上」になるように車両を回転させて示す。ステータスバー２は、画面下部１／４に渡ってもよい。ナビゲーション装置の現在の位置は、ナビゲーション装置自体が従来のＧＰＳ位置探索を使用して判定するので、その姿勢（移動する方向から推測される）は、アイコン３２により示される。（デバイスメモリ内の地図データベース内に格納された地図データに適用されるデバイスメモリ内に格納されたルート計算アルゴリズムを用いて）ナビゲーション装置により計算されたルートは、陰影をつけた経路４として、移動方向を与える矢印に重ね合わせて示される。陰影をつけた経路４において、全ての主な動作（例えば、角、交差点、ロータリー等を曲がる）は、経路４に重なる矢印により概略的に示される。自動車道路のナンバー５（ここでは、Ｎ５２５）は、表示中の自動車道路自身に隣接して表示される。
【００４２】
また、ステータスバー２は、その左側に次の動作６（ここでは、右折）を示す概略を含む。また、ステータスバー２は、ナビゲーション装置により計算されたルート全体のデータベース（すなわち、全ての道路のリスト及び採るべきルートを定義する関連付けられた動作）から抽出される次の動作までの距離（すなわち、右折−ここでは、距離は５０メートル）を示す。また、ステータスバー２は、現在の道路名８、到着までの推定時間９（ここでは、１５分）、実際の推定到着時間１０（１５：４２）、目的地までの距離１１（７．１Ｋｍ）を示す。ＧＰＳ信号強度は、携帯電話と同様の信号強度指標１２で示される。
【００４３】
最も簡単なケースにおいて、現在の位置を示すアイコン３２は、２４×２４画素から１２８×１２８画素の間の解像度を用いた単純な２次元画像である。ユーザは、任意の画像サイズを指示できる。画像サイズは、必要とされる解像度に対して自動的にサイズが変更される。例えば、ユーザは、ユーザ自身の車両を撮影し、アイコンが格納されたディレクトリに対応する画像を取り込むことができる。その後、画像は、幅及び高さが８０画素を超えないように、所定サイズの上記アイコンに自動的にサイズ変更される。例えば、ｂｍｐ、ｊｐｇ、ｇｉｆ画像のいずれかが使用されうるが、例えば、その代わりにｐｎｇを用いたベクターグラフィックが使用されてもよい。
【００４４】
アイコン３２のフロントガラスの部分は、透過しているため、ユーザは、アイコン３２の画像を介して道路を見ることができる。この効果を達成するため、カラー、例えば、レッド（ＲＧＢ ２５５，０，０）は、透過カラーとして扱われる。勿論、グリーンのような他のカラーが透過カラーとして使用されてもよい。
【００４５】
更なる実施形態において、図２に示すアイコン３２は、アニメ化される。この場合、ナビゲーション装置が移動するため、グラフィック位置が変化し、タイヤ３２２が回転しているように見える。他の可能性としては、アイコン３１の指示器３２１の表示灯を用いて、次の角へ近づくとウインカーを開始することが挙げられる。この効果を達成するため、ウインカーのカラーは、ブラックとイエローとを定期的に変更する。更に、アイコン３２は、ナイトビュー時には変更される。この場合、ヘッドライトが使用されるであろう。
【００４６】
図３及び図４は、他の地図ビューを示す。ボタン２０ａ及び２０ｂを用いて、現在のビューのズームイン及びズームアウトが可能になる。実施形態に係わる図３及び図４に示すように、アイコン３１ａ／３１ｂのサイズは、ナビゲーションビューの現在のズームレベルに応じて拡縮される。図３に示すズームインは、より詳細なビューとなり、アイコン３１ａのサイズはより大きくなる。図４に示すズームアウトは、あまり詳細なビューではなく、アイコン３２ｂのサイズはより小さくなる。
【００４７】
図２〜図４に示す３次元ビューが使用される替わりに２次元ビューが使用される場合、第２の対応するアイコン（不図示）が使用されるであろう。例えば、アイコン３１が選択された場合、上（top）から車両を示す同じ車両の画像が使用されるであろう。もう一つの方法として、選択されたアイコン３１〜３９のみが３次元ビューで示されてもよい。この場合、２次元ビューにおいては、デフォルトシンボルのみが表示されるであろう。
【００４８】
ナビゲーション装置自体の実際の物理的な構造は、一体型ＧＰＳ受信機又は外部ＧＰＳ受信機からのＧＰＳデータ出力以外は任意の従来の携帯型のコンピュータと基本的に異ならない。従って、メモリは、ルート計算アルゴリズム、地図データベース、ユーザインターフェースソフトウェアを格納する。マイクロプロセッサは、（例えば、出発地及び目的地の住所を入力するためのタッチスクリーン、並びに全ての他の制御入力を使用して）ユーザ入力を解釈及び処理し、最適なルートを計算するためのルート計算アルゴリズムを展開する。「最適」は、最速、最短距離、他のユーザに関連する要因のいずれか等の基準を参照する場合もある。
【００４９】
更に詳細には、ユーザは、仮想キーボードを用いて、ＰＤＡ上で動作するナビゲータソフトウェアに対して出発地及び要求する目的地を入力する。ユーザは、移動ルートを計算する方法を選択する。ルートを極めて迅速に計算するがルートが最短ではない可能性のある「高速」モード；全ての可能なルートを調べ且つ最短のルートを見つけるが計算時間がより長い「フル」モード等の種々のモードが提供される。例えば、特に美しい景色としてマーク付けされた殆どのＰＯＩ（地点情報）を通過するか又は子供が興味を持つ可能性のある殆どのＰＯＩを通過する景色のよいルート、あるいは分岐点が最も少ないルートをユーザが規定する等、他のオプションが可能である。
【００５０】
道路自体は、ＰＤＡ上で実行するナビゲータの一部である（又は、ナビゲータによりアクセスされる）地図データベースにおいて、線、すなわちベクトル（例えば、道路の始点、終点、方向であり、道路全体は、各々が始点／終点方向パラメータにより一意に規定される数百の部分から構成される）として記述される。
【００５１】
地図は、そのような道路ベクトル、地点情報（ＰＯＩ）、道路名、公園の境界や川の境界等の他の地理的特徴の集合であり、それらは全てベクトルに関して規定される。全ての地図の特徴（例えば、道路ベクトル、ＰＯＩ等）は、ＧＰＳ座標系に対応するか又は関連する座標系で規定され、ＧＰＳシステムを介して判定される装置の位置を地図に示される該当の道路に配置することを可能にする。
【００５２】
ルート計算は、ナビゲータソフトウェアの一部である複雑なアルゴリズムを使用する。アルゴリズムは、大量の潜在的に異なるルートにスコアをつけるために適用される。ナビゲータソフトウェアは、景色のよいルート、歴史博物館、スピードカメラなしを含むユーザが規定したフルモードスキャン等の基準（又は装置のデフォルト）に対してそれらルートを評価する。規定された基準に最もよく適合するルートは、ＰＤＡ内のプロセッサにより計算され、ベクトル、道路名、ベクトルの終点で行なわれる動作のシーケンス（例えば、１００メートル先でｘ通りを左折する等、ルートの各道路に沿う所定の距離に対応する）としてＲＡＭ内のデータベースに格納される。
【００５３】
図５において、ナビゲーション装置４０は、外部装置５０に接続されている。図５に示す典型的な実施形態においては、外部装置５０は、インターネットに接続可能なパーソナルコンピュータである。一つの接続が同時に必要とされるが、図５には、ナビゲーション装置４０を外部装置５０に接続可能ないくつかが示される。ナビゲーション装置５０は、ユーザがナビゲーション装置のメモリの少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置５０から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する。メモリは、内部メモリ又はメモリカード４２のような外部メモリがなりうる。ナビゲーション装置４０は、アイコンを受信するためのインターフェースを含む。図５に示すナビゲーション装置４０は、メモリカード４２に対するカードスロット４１を含むが、その替わりに、ケーブル４３を介してアイコンを受信しても構わない。この場合、インターフェースは、ドライバと、上記ケーブル４３を介して送信された信号に対する受信機とを含む。ケーブル接続４３は、例えば、ＵＳＢケーブルであるが、その替わりに、ナビゲーション装置４０及びパーソナルコンピュータ５０がワイヤレスで接続されていてもよい。ワイヤレス接続４４としては、好ましくは、ブルートゥース接続が使用される。従って、ナビゲーション装置４０は、上記インターフェースとして、ワイヤレスに送受信するように機能する送信機を含む。インターネット接続を用いることにより、ユーザは、使用対象となるアイコンを共有又はダウンロードすることができる。
【００５４】
本発明の範囲を逸脱せずに、本発明に対して種々の変更及び代替が行なわれてもよいことは当業者には明らかであろう。本発明は、上記説明した実施形態に対して極度に限定されるべきではないことが理解されるであろう。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
地図データベース及びソフトウェアがプログラムされたナビゲーション装置（４０）であって、
道路ナビゲーション地図（１）上に前記ナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する手段と、
いくつかのアイコン（３１〜３９）を少なくとも１つのディレクトリ内に保存するように機能する手段と、
ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上に前記いくつかのアイコン（３１〜３９）を表示するように機能する手段と、
前記現在の位置に割り当てられた前記道路ナビゲーション地図（１）上に前記少なくとも１つのアイコン（３１ａ、３１ｂ、３２）を表示するように機能する手段と、
ユーザが前記ナビゲーション装置（４０）のインターフェース（４１、４３、４４）を用いて、前記少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置（５０）から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する手段と
を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項２】
前記ナビゲーション装置（４０）の前記インターフェース（４１、４３、４４）を用いて、前記外部装置（５０）に向けて少なくとも１つのアイコンを送信するように機能する手段
を更に具備することを特徴とする請求項１記載のナビゲーション装置。
【請求項３】
前記道路ナビゲーション地図（１）上に表示するために、受信したアイコンのサイズを所定サイズに自動的に変更するように機能する手段
を更に具備することを特徴とする請求項１又は２に記載のナビゲーション装置。
【請求項４】
前記道路ナビゲーション地図（１）をズームするように機能する手段
を更に具備し、
前記少なくとも１つのアイコンは、ズーム係数に応じて拡大又は縮小される
ことを特徴とする請求項１から３いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項５】
少なくとも１つのカラー（３０）は、透過し、下部にある前記道路ナビゲーション地図（１）の一部を示す
ことを特徴とする請求項１から４いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項６】
２次元ビューと３次元ビューとの間で前記道路ナビゲーション地図（１）を変更するように機能する手段
を更に具備し、
第１のアイコンは、前記２次元ビューに割り当てられ、第２のアイコンは、前記３次元ビューに割り当てられる
ことを特徴とする請求項１から５いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項７】
デイタイムビューとナイトタイムビューとの間で前記道路ナビゲーション地図（１）を変更するように機能する手段
を更に具備し、
第１のアイコンは、前記デイタイムビューに割り当てられ、第２のアイコンは、前記ナイトタイムビューに割り当てられる
ことを特徴とする請求項１から６いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項８】
前記少なくとも１つのアイコンは、２次元画像である
ことを特徴とする請求項１から７いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項９】
前記少なくとも１つのアイコンは、ベクターグラフィックである
ことを特徴とする請求項１から７いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項１０】
前記少なくとも１つのアイコンは、
デイタイム、ナイトタイム、速度、加速、減速、距離、に関して想定又は測定されたパラメータの少なくとも１つに応じてアニメ化される
ことを特徴とする請求項１から９いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項１１】
ナビゲーション情報を表示し、道路ナビゲーション地図（１）上にナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する地図データベース及びソフトウェアがプログラムされたナビゲーション装置（４０）に搭載される方法であって、
いくつかのアイコン（３１〜３９）を少なくとも１つのディレクトリ内に保存するステップと、
前記現在の位置に割り当てられた前記道路ナビゲーション地図（１）上に前記少なくとも１つのアイコンを表示するステップと、
ユーザが前記ナビゲーション装置（４０）のユーザインターフェース（４１、４３、４４）を用いて、前記少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置（５０）から少なくとも１つのアイコンを受信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
【請求項１】
地図データベース及びソフトウェアがプログラムされたナビゲーション装置（４０）であって、
道路ナビゲーション地図（１）上に前記ナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する手段と、
いくつかのアイコン（３１〜３９）を少なくとも１つのディレクトリ内に保存するように機能する手段と、
ユーザが少なくとも１つのアイコンを選択できるように、画面上に前記いくつかのアイコン（３１〜３９）を表示するように機能する手段と、
前記現在の位置に割り当てられた前記道路ナビゲーション地図（１）上に前記少なくとも１つのアイコン（３１ａ、３１ｂ、３２）を表示するように機能する手段と、
ユーザが前記ナビゲーション装置（４０）のインターフェース（４１、４３、４４）を用いて、前記少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置（５０）から少なくとも１つのアイコンを受信するように機能する手段と
を具備することを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項２】
前記ナビゲーション装置（４０）の前記インターフェース（４１、４３、４４）を用いて、前記外部装置（５０）に向けて少なくとも１つのアイコンを送信するように機能する手段
を更に具備することを特徴とする請求項１記載のナビゲーション装置。
【請求項３】
前記道路ナビゲーション地図（１）上に表示するために、受信したアイコンのサイズを所定サイズに自動的に変更するように機能する手段
を更に具備することを特徴とする請求項１又は２に記載のナビゲーション装置。
【請求項４】
前記道路ナビゲーション地図（１）をズームするように機能する手段
を更に具備し、
前記少なくとも１つのアイコンは、ズーム係数に応じて拡大又は縮小される
ことを特徴とする請求項１から３いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項５】
少なくとも１つのカラー（３０）は、透過し、下部にある前記道路ナビゲーション地図（１）の一部を示す
ことを特徴とする請求項１から４いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項６】
２次元ビューと３次元ビューとの間で前記道路ナビゲーション地図（１）を変更するように機能する手段
を更に具備し、
第１のアイコンは、前記２次元ビューに割り当てられ、第２のアイコンは、前記３次元ビューに割り当てられる
ことを特徴とする請求項１から５いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項７】
デイタイムビューとナイトタイムビューとの間で前記道路ナビゲーション地図（１）を変更するように機能する手段
を更に具備し、
第１のアイコンは、前記デイタイムビューに割り当てられ、第２のアイコンは、前記ナイトタイムビューに割り当てられる
ことを特徴とする請求項１から６いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項８】
前記少なくとも１つのアイコンは、２次元画像である
ことを特徴とする請求項１から７いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項９】
前記少なくとも１つのアイコンは、ベクターグラフィックである
ことを特徴とする請求項１から７いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項１０】
前記少なくとも１つのアイコンは、
デイタイム、ナイトタイム、速度、加速、減速、距離、に関して想定又は測定されたパラメータの少なくとも１つに応じてアニメ化される
ことを特徴とする請求項１から９いずれか１項に記載のナビゲーション装置。
【請求項１１】
ナビゲーション情報を表示し、道路ナビゲーション地図（１）上にナビゲーション装置の現在の位置を表示するように機能する地図データベース及びソフトウェアがプログラムされたナビゲーション装置（４０）に搭載される方法であって、
いくつかのアイコン（３１〜３９）を少なくとも１つのディレクトリ内に保存するステップと、
前記現在の位置に割り当てられた前記道路ナビゲーション地図（１）上に前記少なくとも１つのアイコンを表示するステップと、
ユーザが前記ナビゲーション装置（４０）のユーザインターフェース（４１、４３、４４）を用いて、前記少なくとも１つのディレクトリに少なくとも１つのアイコンを追加できるように、外部装置（５０）から少なくとも１つのアイコンを受信するステップと
を含むことを特徴とする方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公表番号】特表２０１０−５１５８９１（Ｐ２０１０−５１５８９１Ａ）
【公表日】平成２２年５月１３日（２０１０．５．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−５４５０７１（Ｐ２００９−５４５０７１）
【出願日】平成１９年１０月５日（２００７．１０．５）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ２００７／００８７２２
【国際公開番号】ＷＯ２００８／０８３７３８
【国際公開日】平成２０年７月１７日（２００８．７．１７）
【出願人】（３０７０４３２２３）トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ (144)
【Ｆターム（参考）】
【公表日】平成２２年５月１３日（２０１０．５．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年１０月５日（２００７．１０．５）
【国際出願番号】ＰＣＴ／ＥＰ２００７／００８７２２
【国際公開番号】ＷＯ２００８／０８３７３８
【国際公開日】平成２０年７月１７日（２００８．７．１７）
【出願人】（３０７０４３２２３）トムトム インターナショナル ベスローテン フエンノートシャップ (144)
【Ｆターム（参考）】
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