説明

ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラム

【課題】情報配信センタに交通情報の配信処理の負荷を集中させることなく、情報配信センタで交通情報を更新するタイミングに合わせて交通情報を取得することが可能となるナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】目的地までの推奨経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得手段と、情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得手段と、前記到着予想時刻と前記更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定手段と、前記更新時刻設定手段にて設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、経路案内を行うナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、自車位置から目的地までの経路を案内する技術に関して種々提案されている。
例えば、目的地までの静的経路が設定され、且つ、オートモードがONモードに設定されている場合には、センタエリアの外側から内側に進入した時点で、動的経路の設定が行われる。その後、所定時間が経過する毎、及び通過点が設定されている場合には該通過点を通過する毎に、情報センタと通信を行い動的経路の更新を行うように構成されたナビゲーション装置がある。(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−160498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記した特許文献1に記載されたナビゲーション装置によれば、予め設定された所定時間間隔(例えば、10分間隔である。)で情報センタと通信を行って動的経路の更新を行うため、ナビゲーション装置が動的経路の更新を行うタイミングと、情報センタで交通情報を更新するタイミングとの間にタイムラグが生じる。
【0005】
また、取得した動的経路に基づいて、インターチェンジ入口から所定距離手前の分岐点に到着する時刻を予想して、その予想到着時刻に動的経路の更新を行うようにしても、途中の道路事情によって分岐点に到着する到着時刻が変更され、情報センタで交通情報を更新するタイミングとの間にタイムラグが生じる。これらのため、ナビゲーション装置が動的経路の更新を行ってから高速道路へ進入するまでの間に、情報センタで交通情報の更新が行われる場合がある。
【0006】
そのため、ナビゲーション装置は、高速道路に進入する前に、高速道路で事故が起きた情報を得ることなく、高速道路に進入した後に、交通規制等に遭い、渋滞等を迂回することが困難になる虞がある。また、全てのナビゲーション装置が、情報センタの交通情報を更新するタイミングに合わせて動的経路を更新する場合には、情報センタに交通情報を配信する配信処理の負荷が集中してしまい、スムーズに動的経路の更新を行うことが困難になる虞がある。
【0007】
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、情報配信センタに交通情報を配信する配信処理の負荷を集中させることなく、有料道路に進入する前に、情報配信センタで交通情報を更新するタイミングに合わせて交通情報を取得することが可能となるナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため請求項1に係るナビゲーション装置は、地図情報に基づいて設定された目的地までの経路を取得する経路取得手段と、前記経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得手段と、情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得手段と、前記到着予想時刻と前記更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定手段と、前記更新時刻設定手段にて設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、請求項2に係るナビゲーション装置は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記到着予想時刻に基づいて、前記情報配信センタへ前記更新時刻情報を要求する要求時刻を設定する要求時刻設定手段を備え、前記更新時刻情報取得手段は、前記要求時刻になった時に、前記情報配信センタへ前記更新時刻情報を要求して、該更新時刻情報を取得することを特徴とする。
【0010】
また、請求項3に係るナビゲーション装置は、請求項2に記載のナビゲーション装置において、情報配信センタによる道路種別毎の交通情報のそれぞれのセンタ側更新間隔を取得する更新間隔取得手段を備え、前記要求時刻設定手段は、前記道路種別毎の交通情報のそれぞれのセンタ側更新間隔のうち、前記分岐点よりも進行方向前方の前記経路上の道路種別の中で最も長いセンタ側更新間隔の時間だけ、前記到着予想時刻よりも前の時刻を前記要求時刻として設定することを特徴とする。
【0011】
更に、請求項4に係るナビゲーション装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置において、前記交通情報取得制御手段は、前記交通情報更新時刻以降は、前記有料道路から一般道路へ進入するまで、該有料道路の交通情報のセンタ側更新間隔で前記情報配信センタから更新された交通情報を取得するように制御し、前記有料道路から一般道路に進入した後は、予め定められたナビ側更新間隔で前記情報配信センタから更新された交通情報を取得するように制御することを特徴とする。
【0012】
また、請求項5に係るナビゲーション方法は、地図情報に基づいて設定された目的地までの経路を取得する経路取得工程と、前記経路取得工程で取得した経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得工程と、情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得工程と、前記予想時刻取得工程で取得した到着予想時刻と前記更新時刻情報取得工程で取得した更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定工程と、前記更新時刻設定工程で設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御工程と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
更に、請求項6に係るプログラムは、コンピュータに、地図情報に基づいて設定された目的地までの経路を取得する経路取得工程と、前記経路取得工程で取得した経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得工程と、情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得工程と、前記予想時刻取得工程で取得した到着予想時刻と前記更新時刻情報取得工程で取得した更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定工程と、前記更新時刻設定工程で設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御工程と、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係るナビゲーション装置、請求項5に係るナビゲーション方法及び請求項6に係るプログラムでは、経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を超えないで、且つ、この到着予想時刻に最も近い交通情報更新時刻になった時に、情報配信センタから更新された最新の交通情報を取得することができる。これにより、経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する前に、最新の交通情報を取得して、目的地までの経路を再探索することができる。このため、ユーザは有料道路に進入する手前の分岐点で、当該有料道路における交通規制や渋滞等を確実に知ることができ、経路変更等を余裕を持って行うことができる。
【0015】
また、請求項2に係るナビゲーション装置では、到着予想時刻に基づいて設定した要求時刻になった時に、情報配信センタへ更新時刻情報を要求して、該更新時刻情報を取得するため、有料道路に進入する手前の分岐点に到着する前に、最新の交通情報を確実に取得することができる。
【0016】
また、請求項3に係るナビゲーション装置では、有料道路の交通情報のセンタ側更新間隔は、一般的に道路種別毎の交通情報のセンタ側更新間隔のうち、最も短い時間間隔であるため、設定した要求時刻において、到着予想時刻に最も近い有料道路の交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を確実に取得することができる。
【0017】
更に、請求項4に係るナビゲーション装置では、有料道路から一般道路へ進入するまで、該有料道路の交通情報のセンタ側更新間隔で情報配信センタから更新された交通情報を取得する。これにより、有料道路の走行中は、有料道路の交通情報が情報配信センタで更新される毎に、最新の交通情報を取得することができる。また、有料道路から一般道路に進入した後は、予め定められたナビ側更新間隔で情報配信センタから更新された交通情報を取得するため、情報配信センタに交通情報を配信する配信処理の負荷が集中することを抑止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本実施例に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。
【図2】情報配信センタから交通情報を取得して更新する「交通情報更新処理」を示すメインフローチャートである。
【図3】図2の「再探索処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
【図4】有料道路へ進入する手前で交通情報を更新した一例を示す図である。
【図5】ナビゲーション装置の交通情報の更新時刻を変更した一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明に係るナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラムを具体化した一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0020】
[ナビゲーション装置の概略構成]
先ず、本実施例に係るナビゲーション装置1の概略構成について図1に基づいて説明する。図1は本実施例に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施例に係るナビゲーション装置1は、自車の現在位置等を検出する現在地検出処理部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーション制御部13と、操作者からの操作を受け付ける操作部14と、操作者に対して地図等の情報を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内等に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、不図示の道路交通情報センタや情報配信センタ等との間で携帯電話網等を介して通信を行う通信装置17と、液晶ディスプレイ15の表面に装着されたタッチパネル18とから構成されている。また、ナビゲーション制御部13には自車両の走行速度を検出する車速センサ21が接続されている。
【0021】
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について説明すると、現在地検出処理部11は、GPS31、方位センサ32、距離センサ33等からなり、自車両の現在位置(以下、「自車位置」という。)、自車の向きを表す自車方位、走行距離等を検出することが可能となっている。
【0022】
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記憶された地図情報データベース(地図情報DB)25、交通情報データベース(交通情報DB)27及び所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバ(図示せず)を備えている。
【0023】
また、地図情報DB25には、ナビゲーション装置1の走行案内や経路探索に使用されるナビ地図情報26が格納されている。ここで、ナビ地図情報26は、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されており、例えば、各新設道路を特定するための新設道路情報、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、ノード点に関するノードデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、経路を探索するための探索データ、施設の一種である店舗等のPOI(Point of Interest)に関する施設データ、地点を検索するための検索データ等から構成されている。
【0024】
また、ノードデータとしては、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等も含む)、各道路に曲率半径等に応じて所定の距離ごとに設定されたノード点の座標(位置)、ノードが交差点に対応するノードであるか等を表すノード属性、ノードに接続するリンクの識別番号であるリンクIDのリストである接続リンク番号リスト、ノードにリンクを介して隣接するノードのノード番号のリストである隣接ノード番号リスト等に関するデータ等が記録される。
【0025】
また、リンクデータとしては、道路を構成する各リンクに関してリンクを特定するリンクID、リンクの長さを示すリンク長、旅行時間、リンクの始点と終点の座標位置(例えば、緯度と経度である。)、リンクの属する道路の幅員、道路の車線数等を表すデータが、道路種別に関して、国道、県道、細街路等の一般道のほか、高速自動車国道、都市高速道路、一般有料道路、有料橋等の有料道路を表すデータがそれぞれ記録される。
【0026】
更に、有料道路に関して、有料道路の入口及び出口の取付道(ランプウェイ)、料金所(インターチェンジ)、走行区間毎の料金等に関するデータが記録される。尚、高速自動車国道、都市高速道路、自動車専用道路、一般有料道路の有料の道路を有料道路という。また、有料道路を除いた1桁又は2桁の国道、3桁以上の国道、主要地方道、県道、市町村道等を一般道路という。
【0027】
また、交通情報DB27には、不図示の情報配信センタや道路交通情報センタから通信装置17を介して受信した渋滞の実際の長さ、所要時間、渋滞の原因、渋滞解消の見込まれる時刻等から構成される現況の道路の渋滞等に関する道路渋滞情報や、道路工事、建築工事等による交通規制情報等の交通情報から作成した現況交通情報27Aが格納されている。
【0028】
また、交通情報DB27には、不図示の情報配信センタから通信装置17を介して配信された過去の交通情報に基づいて生成された統計交通情報27Bが格納されている。
そして、地図情報DB25及び交通情報DB27の内容は、不図示の情報配信センタから通信装置17を介して配信された更新情報をダウンロードすることによって更新される。尚、情報配信センタは、ナビゲーション装置1からの要求があったタイミングで、各有料道路の交通情報や一般道路の各交差点間の交通情報や、統計交通情報等を選択して配信する。
【0029】
また、図1に示すように、ナビゲーション装置1を構成するナビゲーション制御部13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラム等が記憶されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置や、時間を計測するタイマ45等を備えている。
【0030】
また、ROM43には、後述の不図示の情報配信センタから交通情報を取得して更新する交通情報更新処理(図2参照)等のプログラムが記憶されている。また、ROM43には、情報配信センタから通信装置17により交通情報を取得し、現況交通情報27Aを更新するナビ側更新間隔(例えば、10分間隔である。)が予め記憶されている。
更に、ナビゲーション制御部13には、操作部14、液晶ディスプレイ15、スピーカ16、通信装置17、タッチパネル18の各周辺装置(アクチュエータ)が電気的に接続されている。
【0031】
この操作部14は、走行開始時の現在位置を修正し、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や施設に関する情報の検索を行う場合等に操作され、各種のキーや複数の操作スイッチから構成される。そして、ナビゲーション制御部13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
【0032】
また、液晶ディスプレイ15には、現在走行中の地図情報(図6等参照)、目的地周辺の地図情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までの推奨経路、推奨経路に沿った案内情報、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。
【0033】
また、スピーカ16は、ナビゲーション制御部13からの指示に基づいて、推奨経路に沿った走行を案内する音声ガイダンス等を出力する。ここで、案内される音声ガイダンスとしては、例えば、「200m先、○○交差点を右方向です。」等がある。
【0034】
また、通信装置17は、不図示の情報配信センタと通信を行う携帯電話網等による通信手段であり、情報配信センタとの間で最もバージョンの新しい更新地図情報や現況交通情報等の送受信を行う。また、通信装置17は情報配信センタに加えて、道路交通情報センタ等から送信された渋滞情報やサービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信する。
【0035】
また、タッチパネル18は、液晶ディスプレイ15の表示画面上に装着された透明なパネル状のタッチスイッチであり、液晶ディスプレイ15の画面に表示されたボタンや地図上を押下することによって各種指示コマンドを入力することが可能に構成されている。尚、タッチパネル18は、液晶ディスプレイ15の画面を直接押下する光センサ液晶方式等で構成してもよい。
【0036】
[交通情報更新処理]
次に、上記のように構成されたナビゲーション装置1のCPU41が実行する処理であって、不図示の情報配信センタから交通情報を取得して更新する「交通情報更新処理」について図2乃至図5に基づいて説明する。尚、図2にフローチャートで示されるプログラムは、CPU41により一定時間毎(例えば、10msec〜100msec毎)に実行される。
【0037】
図2に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、CPU41は、タッチパネル、操作スイッチ等の操作部14の入力操作等によって、目的地が設定され、ナビ地図情報26と現況交通情報27Aや統計交通情報27Bとに基づいて、例えばダイクストラ法等によって、現在の自車位置から目的地までの経路を探索し、且つ、探索した推奨経路が有料道路を含むか否かを判定する判定処理を実行する。
【0038】
具体的には、CPU41は、自車位置から目的地まで探索した経路を推奨経路としてRAM42に記憶しており、且つ、推奨経路に有料道路が含まれているか否かを判定する。そして、現在の自車位置から目的地までの経路を探索していないと判定した場合、又は、推奨経路が有料道路を含まないと判定した場合には(S11:NO)、CPU41は、当該処理を終了する。
【0039】
一方、現在の自車位置から目的地までの経路を探索し、且つ、推奨経路が有料道路を含むと判定した場合には(S11:YES)、CPU41は、S12の処理に移行する。S12において、CPU41は、推奨経路上の各ノード点に関するノードデータを自車位置から有料道路の入口料金所(インターチェンジ入口)まで順番にナビ地図情報26から読み出し、地図上の交差点に位置するか否かを判定する。
【0040】
そして、推奨経路上のノード点が交差点に位置すると判定した場合には、当該ノード点を案内分岐点として自車位置から有料道路の入口料金所(インターチェンジ入口)まで順番にRAM42に記憶する。続いて、CPU41は、RAM42に記憶した案内分岐点のうち、有料道路の入口料金所(インターチェンジ入口)に最も近い案内分岐点、つまり、最後に記憶した案内分岐点を読み出し、この案内分岐点の座標位置(例えば、緯度と経度である。)を最終分岐点としてRAM42に記憶する。
【0041】
尚、CPU41は、RAM42に記憶した案内分岐点のうち、有料道路の入口料金所(インターチェンジ入口)に最も近い案内分岐点の1つ手前の案内分岐点、つまり、最後に記憶した案内分岐点の1つ前に記憶した案内分岐点を読み出し、この案内分岐点の座標位置を最終分岐点としてRAM42に記憶するようにしてもよい。
【0042】
その後、S13において、CPU41は、推奨経路の最終分岐点よりも進行方向前方の道路種別を地図情報26から読み出し、各道路種別毎の情報配信センタが交通情報を更新するセンタ側更新間隔をデータ記録部12から読み出す。そして、CPU41は、各道路種別毎のセンタ側更新間隔のうち、最も長いセンタ側更新間隔をRAM42に記憶する。例えば、情報配信センタが交通情報を更新する有料道路のセンタ側更新間隔は、5分間隔であり、一般道路のセンタ側更新間隔は、10分間隔の場合には、最も長い「10分間隔」をRAM42に記憶する。
【0043】
尚、CPU41は、都市高速道路等の有料道路、有料道路を除いた国道や県道等の一般道路毎に、情報配信センタが交通情報を更新するセンタ側更新間隔を予めデータ記録部12に記憶している。また、CPU41は、各道路種別毎のセンタ側更新間隔を通信装置17を介して情報配信センタから取得し、その中の最も長いセンタ側更新間隔をRAM42に記憶するようにしてもよい。
【0044】
そして、S14において、CPU41は、タイマ45から現在の時刻を読み出すと共に、推奨経路の自車位置から最終分岐点までの各リンクの旅行時間から最終分岐点までの旅行時間を算出する。そして、CPU41は、最終分岐点までの旅行時間を現在の時刻に加算して、当該最終分岐点に到着する「到着予想時刻」を算出してRAM42に記憶する。
【0045】
その後、CPU41は、上記S13で記憶した最も長いセンタ側更新間隔をRAM42から読み出し、当該最終分岐点に到着する到着予想時刻から最も長いセンタ側更新間隔だけ前の時刻を算出して、情報配信センタにおいて有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を要求する「要求時刻」としてRAM42に記憶する。例えば、CPU41は、最終分岐点に到着する到着予想時刻から一般道路のセンタ側更新間隔の「10分」だけ前の時刻を「要求時刻」としてRAM42に記憶する。
【0046】
続いて、S15において、CPU41は、走行開始後、現在地検出処理部11の検出結果に基づいて自車位置を検出すると共に、最終分岐点の座標位置をRAM42から読み出し、自車位置が最終分岐点に到達したか否かを判定する判定処理を実行する。具体的には、CPU41は、自車位置がナビ地図情報26から最終分岐点の200m以内の座標位置に位置するか否かを判定する。
【0047】
尚、CPU41は、ナビ側更新間隔をROM43から読み出してRAM42に記憶する。そして、CPU41は、走行開始後、交差点を通過毎に、又は、RAM42に記憶したナビ側更新間隔毎に(例えば、10分毎である。)、情報配信センタから交通情報を取得するように設定されている。また、ROM43に予め記憶されているナビ側更新間隔は、情報配信センタが交通情報を更新する各道路種別毎のセンタ側更新間隔のうち、最も長いセンタ側更新間隔以上の時間間隔であることが好ましい。
【0048】
そして、自車位置が最終分岐点に到達したと判定した場合には(S15:YES)、CPU41は、後述のS19の処理に移行する。
一方、自車位置が最終分岐点に到達していないと判定した場合には(S15:NO)、CPU41は、S16の処理に移行する。S16において、CPU41は、タイマ45から現在の時刻を読み出すと共に、RAM42から更新時刻情報を要求する「要求時刻」を読み出し、現在の時刻が「要求時刻」になったか否かを判定する判定処理を実行する。
【0049】
そして、現在の時刻が「要求時刻」でないと判定した場合には(S16:NO)、CPU41は、再度S15以降の処理を実行する。
一方、現在の時刻が「要求時刻」になったと判定した場合には(S16:YES)、CPU41は、S17の処理に移行する。
【0050】
S17において、CPU41は、最終分岐点に到着する「到着予想時刻」をRAM42から読み出し、情報配信センタにおいて有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻のうち、当該「到着予想時刻」を超えないで、且つ、当該「到着予想時刻」に最も近い交通情報更新時刻を要求する要求指示を情報配信センタへ通信装置17を介して送信する。そして、CPU41は、情報配信センタから通信装置17を介して受信した、当該「到着予想時刻」を超えないで、且つ、当該「到着予想時刻」に最も近い「交通情報更新時刻」を、情報配信センタへ交通情報を要求する「交通情報更新時刻」としてRAM42に記憶する。
【0051】
続いて、S18において、CPU41は、タイマ45から現在の時刻を読み出すと共に、RAM42から上記S17で記憶した「交通情報更新時刻」を読み出し、現在の時刻が「交通情報更新時刻」になったか否かを判定する判定処理を実行する。そして、現在の時刻が「交通情報更新時刻」でないと判定した場合には(S18:NO)、CPU41は、再度S18の処理を実行する。
【0052】
一方、現在の時刻が「交通情報更新時刻」になったと判定した場合には(S18:YES)、CPU41は、S19の処理に移行する。S19において、CPU41は、通信装置17を介して情報配信センタから更新された有料道路の交通情報を取得し、現況交通情報27Aとして交通情報DB27に記憶する。
【0053】
ここで、推奨経路の最終分岐点の手前で情報配信センタから更新された有料道路の交通情報を取得する一例を図4及び図5に基づいて説明する。
図4に示すように、CPU41は、情報配信センタが交通情報を更新する有料道路のセンタ側更新間隔の「5分間隔」と、一般道路のセンタ側更新間隔の「10分間隔」とをデータ記録部12から読み出し、最も長い「10分間隔」をRAM42に記憶する。
【0054】
また、CPU41は、推奨経路51の有料道路52の入口料金所(IC入口)53に進入する手前の最終分岐点55に到着する到着予想時刻「10:07」を算出して、RAM42に記憶する。そして、CPU41は、最も長い「10分間隔」をRAM42から読み出し、到着予想時刻「10:07」から「10分」前の時刻「9:57」を算出し、情報配信センタへ有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻を要求する「要求時刻」としてRAM42に記憶する。
【0055】
そして、CPU41は、推奨経路51の走行を開始後、ナビ側更新間隔の「10分間隔」で交通情報を情報配信センタから取得して現況交通情報27Aを更新する。そして、推奨経路51の地点57において、要求時刻「9:57」になった場合には、CPU41は、情報配信センタにおいて有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻のうち、当該到着予想時刻「10:07」を超えないで、且つ、当該到着予想時刻「10:07」に最も近い交通情報更新時刻を要求する要求指示を情報配信センタへ送信する。
【0056】
続いて、図5に示すように、CPU41は、情報配信センタから当該「10:07」を超えないで、且つ、当該「10:07」に最も近い、情報配信センタにおいて有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻「10:05」を受信した場合には、当該交通情報更新時刻「10:05」を、CPU41が情報配信センタへ交通情報を要求する「交通情報更新時刻」としてRAM42に記憶する。
【0057】
その後、図4に示すように、推奨経路51の地点58において、交通情報更新時刻「10:05」になった場合には、通信装置17を介して情報配信センタから更新された有料道路の交通情報を取得し、現況交通情報27Aとして交通情報DB27に記憶する。
【0058】
続いて、図2に示すように、S20において、CPU41は、現在の自車位置から目的地までの推奨経路を再探索する「再探索処理」のサブ処理を実行する。ここで、「再探索処理」のサブ処理について図3に基づいて説明する。
図3に示すように、S111において、CPU41は、更新された現況交通情報27Aや統計交通情報27Bとナビ地図情報26に基づいて、ダイクストラ法等によって、現在の自車位置から目的地までの推奨経路を再探索して、RAM42に記憶する。
【0059】
続いて、S112において、CPU41は、再探索した推奨経路(以下、「新推奨経路」という。)が、再探索前の推奨経路から変更されているか否かを判定する判定処理を実行する。そして、新推奨経路が、変更されていないと判定した場合、つまり、再探索前の推奨経路と同じであると判定した場合には(S112:NO)、CPU41は、当該サブ処理を終了して、メインフローチャートに戻り、再探索前の推奨経路の案内を継続し、後述のS21の処理に移行する。
【0060】
一方、有料道路での交通事故による交通規制や渋滞等の発生によって、新推奨経路が再探索前の推奨経路から変更されていると判定した場合には(S112:YES)、CPU41は、S113の処理に移行する。S113において、CPU41は、液晶ディスプレイ15の地図画像上に新推奨経路を表示して、有料道路での交通事故による交通規制等が発生しているため、推奨経路を新推奨経路に変更した方がよい旨をユーザに報知後、当該サブ処理を終了して、メインフローチャートに戻り、後述のS21の処理に移行する。
【0061】
S21において、CPU41は、現在地検出処理部11の検出結果に基づいて自車位置を検出して、推奨経路とナビ地図情報26に基づいて、自車位置が推奨経路の有料道路上に位置するか否か、つまり、自車両が有料道路を走行しているか否かを判定する判定処理を実行する。そして、自車位置が推奨経路の有料道路上に位置すると判定した場合には(S21:YES)、CPU41は、S22の処理に移行する。
【0062】
S22において、CPU41は、情報配信センタが有料道路の交通情報を更新するセンタ側更新間隔(例えば、「5分間隔」である。)をデータ記録部12から読み出す。そして、CPU41は、ナビ側更新間隔をRAM42から読み出して、当該有料道路の交通情報を更新するセンタ側更新間隔を、ナビ側更新間隔に代入して再度、RAM42に記憶後、再度、S19以降の処理を実行する。つまり、CPU41は、ナビ側更新間隔を情報配信センタが有料道路の交通情報を更新するセンタ側更新間隔に設定後、再度、S19以降の処理を実行する。これにより、CPU41は、情報配信センタが有料道路の交通情報を更新するタイミングで交通情報を取得することができる。
【0063】
例えば、図4に示すように、CPU41は、推奨経路51の地点58で交通情報更新時刻「10:05」になった場合には、通信装置17を介して情報配信センタから更新された有料道路の交通情報を取得し、現況交通情報27Aを更新した後、情報配信センタが有料道路の交通情報を更新するセンタ側更新間隔の「5分間隔」をデータ記録部12から読み出す。
【0064】
そして、図5に示すように、CPU41は、ナビ側更新間隔をRAM42から読み出して、センタ側更新間隔の「5分間隔」をナビ側更新間隔に代入して、再度RAM42に記憶し、以後、「5分間隔」に設定されたナビ側更新間隔で、情報配信センタから交通情報を取得して、現況交通情報27Aを更新しつつ、図4に示すように、有料道路52を走行する。
【0065】
一方、図2に示すように、上記S21で、自車位置が推奨経路の有料道路上に位置しないと判定した場合には(S21:NO)、CPU41は、S23の処理に移行する。
従って、図4に示すように、有料道路52の出口料金所61から退出して、一般道路62に進入した場合には(S21:NO)、CPU41は、S23の処理に移行する。また、ユーザが最終分岐点55で新推奨経路の案内に従って、有料道路52の入口料金所53に進入しなかった場合には(S21:NO)、CPU41は、S23の処理に移行する。
【0066】
S23において、CPU41は、ROM43からナビ側更新間隔(例えば、「10分間隔」である。)を読み出して、RAM42に記憶する。つまり、CPU41は、交差点を通過毎に、又は、RAM42に記憶したナビ側更新間隔毎に(例えば、10分毎である。)、情報配信センタから交通情報を取得するように設定後、当該処理を終了する。
【0067】
以上詳細に説明した通り、本実施例に係るナビゲーション装置1では、CPU41は、推奨経路上の有料道路に進入する手前の最終分岐点に到着する到着予想時刻を超えないで、且つ、この到着予想時刻に最も近い、情報配信センタの有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻になった時に、情報配信センタから更新された有料道路の交通情報を取得することができる。これにより、CPU41は、推奨経路上の有料道路に進入する手前の最終分岐点に到着する前に、最新の交通情報を取得して、目的地までの経路を再探索することができる。このため、ユーザは有料道路に進入する手前の最終分岐点で、当該有料道路における交通規制や渋滞等を確実に知ることができ、経路変更等を余裕を持って行うことができる。
【0068】
また、CPU41は、情報配信センタにおいて有料道路の交通情報を更新する交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を要求する「要求時刻」を、推奨経路の最終分岐点に到着する「到着予想時刻」から、各道路種別毎のセンタ側更新間隔のうち、最も長いセンタ側更新間隔だけ前の時刻に設定する。これにより、CPU41は、設定した「要求時刻」において、推奨経路の最終分岐点に到着する「到着予想時刻」に最も近い有料道路の交通情報が更新される交通情報更新時刻を確実に取得することができる。即ち、CPU41は、有料道路の手前の最終分岐点に到着する前に、有料道路の最新の交通情報を情報配信センタから確実に取得することができる。
【0069】
また、CPU41は、推奨経路の最終分岐点に到着する「到着予想時刻」に最も近い有料道路の交通情報が更新される「交通情報更新時刻」に、情報配信センタから有料道路の更新された交通情報を取得した後、有料道路を走行中は、該有料道路の交通情報のセンタ側更新間隔で情報配信センタから更新された交通情報を取得する。これにより、CPU41は、有料道路の走行中は、有料道路の交通情報が情報配信センタで更新される毎に、最新の交通情報を取得することができる。
【0070】
また、CPU41は、推奨経路の有料道路を退出して一般道路に進入した後や、有料道路に進入する手前の最終分岐点で経路を変更した場合には、ROM43に予め記憶しているナビ側更新間隔(例えば、10分間隔である。)で情報配信センタから更新された交通情報を取得する。これにより、情報配信センタに交通情報を配信する配信処理の負荷が集中することを抑止することが可能となる。
【0071】
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
【符号の説明】
【0072】
1 ナビゲーション装置
14 操作部
15 液晶ディスプレイ
25 地図情報DB
26 ナビ地図情報
27 交通情報DB
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 推奨経路
52 有料道路
53 入口料金所
55 最終分岐点
56、62 一般道路
57、58 地点
61 出口料金所

【特許請求の範囲】
【請求項1】
地図情報に基づいて設定された目的地までの経路を取得する経路取得手段と、
前記経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得手段と、
情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得手段と、
前記到着予想時刻と前記更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定手段と、
前記更新時刻設定手段にて設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御手段と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記到着予想時刻に基づいて、前記情報配信センタへ前記更新時刻情報を要求する要求時刻を設定する要求時刻設定手段を備え、
前記更新時刻情報取得手段は、前記要求時刻になった時に、前記情報配信センタへ前記更新時刻情報を要求して、該更新時刻情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
情報配信センタによる道路種別毎の交通情報のそれぞれのセンタ側更新間隔を取得する更新間隔取得手段を備え、
前記要求時刻設定手段は、前記道路種別毎の交通情報のそれぞれのセンタ側更新間隔のうち、前記分岐点よりも進行方向前方の前記経路上の道路種別の中で最も長いセンタ側更新間隔の時間だけ、前記到着予想時刻よりも前の時刻を前記要求時刻として設定することを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
前記交通情報取得制御手段は、
前記交通情報更新時刻以降は、前記有料道路から一般道路へ進入するまで、該有料道路の交通情報のセンタ側更新間隔で前記情報配信センタから更新された交通情報を取得するように制御し、
前記有料道路から一般道路に進入した後は、予め定められたナビ側更新間隔で前記情報配信センタから更新された交通情報を取得するように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
地図情報に基づいて設定された目的地までの経路を取得する経路取得工程と、
前記経路取得工程で取得した経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得工程と、
情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得工程と、
前記予想時刻取得工程で取得した到着予想時刻と前記更新時刻情報取得工程で取得した更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定工程と、
前記更新時刻設定工程で設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御工程と、
を備えたことを特徴とするナビゲーション方法。
【請求項6】
コンピュータに、
地図情報に基づいて設定された目的地までの経路を取得する経路取得工程と、
前記経路取得工程で取得した経路上の有料道路に進入する手前の分岐点に到着する到着予想時刻を取得する予想時刻取得工程と、
情報配信センタにおいて交通情報が更新される交通情報更新時刻に関する更新時刻情報を取得する更新時刻情報取得工程と、
前記予想時刻取得工程で取得した到着予想時刻と前記更新時刻情報取得工程で取得した更新時刻情報とに基づいて、該到着予想時刻を越えないで、且つ、該到着予想時刻に最も近い前記交通情報更新時刻を設定する更新時刻設定工程と、
前記更新時刻設定工程で設定した前記交通情報更新時刻になった時に、前記情報配信センタから交通情報を取得するように制御する交通情報取得制御工程と、
を実行させるためのプログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−177642(P2012−177642A)
【公開日】平成24年9月13日(2012.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−41334(P2011−41334)
【出願日】平成23年2月28日(2011.2.28)
【出願人】(000100768)アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 (3,717)
【Fターム(参考)】