説明

ナビゲーション装置

【課題】装置の信頼性の向上が図られたナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【解決手段】地域情報に含まれた特定地域に関する情報が複数の情報源2,21,23によって異なる場合に、更新時期、または作成時期を判定する判定手段4を備える構成とし、複数の地域情報のうち、更新時期/作成時期が遅い、すなわち、新しい地域情報を選択可能とする。また、更新時期または作成時期が遅いと判定された地域情報に基づいて、誘導経路を設定する誘導経路設定手段5を備える構成とし、複数の地域情報のうち、更新時期/作成時期が遅い、すなわち、新しい地域情報に基づいて、誘導経路を設定可能とする。これらにより、新しい情報を利用することができるため、装置の信頼性の向上を図ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、目的地までの経路を誘導するナビゲーション装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、このような分野の技術として、乗車前に、携帯端末を利用して目的地設定を行い、携帯端末から目的地に関する情報(目的地コード)をナビゲーション装置(車載機)に転送することにより、ドライバの乗車後、すぐに経路案内を開始する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平6−243395号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1に記載の従来技術では、携帯端末で使用されるPOI情報(例えば、施設名称、電話番号、ジャンルなどと位置情報とを関連付けたデータ)と、ナビゲーション装置で使用されるPOI情報とが一致しない場合には、適切な経路案内が困難であるという問題があった。
【0004】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものであり、装置の信頼性の向上が図られたナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によるナビゲーション装置は、複数の情報源から地域情報を入手することが可能であり、当該地域情報に基づいて誘導経路を設定するナビゲーション装置において、地域情報に含まれた特定地域に関する情報が複数の情報源によって異なる場合に、更新時期、または作成時期を判定する判定手段と、判定手段によって、更新時期または作成時期が遅いと判定された地域情報に基づいて、誘導経路を設定する誘導経路設定手段と、を備えることを特徴としている。
【0006】
このようなナビゲーション装置によれば、地域情報に含まれた特定地域に関する情報が複数の情報源によって異なる場合に、更新時期、または作成時期を判定する判定手段を備える構成であるため、複数の地域情報のうち、更新時期/作成時期が遅い、すなわち、新しい地域情報を選択することができる。また、更新時期または作成時期が遅いと判定された地域情報に基づいて、誘導経路を設定する誘導経路設定手段を備えているため、複数の地域情報のうち、更新時期/作成時期が遅い、すなわち、新しい地域情報に基づいて、誘導経路を設定することができる。
【0007】
ここで、特定地域は、誘導経路を含む地域であり、判定手段は、誘導経路を含む地域に関する情報が複数の情報源によって異なる場合に、誘導経路を含む地域に関する情報の更新時期または作成時期を比較して、更新時期または作成時期が遅い地域情報を判定することが好適である。これにより、誘導経路を含む地域に関する情報の更新時期または作成時期に基づいて、地域情報の新しさを判定することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、複数の情報源から入手した地域情報が異なる場合に、新しい情報に基づいて誘導経路を設定することが可能であるため、信頼性の向上されたナビゲーション装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明によるナビゲーションシステムの好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一または相当要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。図1は、本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムの概略構成図である。
【0010】
図1に示すナビゲーションシステム1は、自車両の現在位置を取得して、目的地までの経路案内を行うシステムである。ナビゲーションシステム1は、自車両に搭載され、本発明のナビゲーション装置として機能する車載機2を備えている。車載機2は、携帯電話21を用いて設定された目的地情報を受信し、受信した目的地情報に基づいて、誘導経路を設定することができる。
【0011】
車載機2は、演算処理を行うCPU、記憶部となるROM及びRAM、入力信号回路、出力信号回路、電源回路などにより構成されている。車載機2では、記憶部に記憶されたプログラムを実行することで、更新日時判定部4、誘導経路設定部5、及び通信部6が構築される。
【0012】
また、車載機2の記憶部には、地図DB7、施設DB8、取得情報記憶部9が構築されている。地図DB7は、地図情報を記憶するデータベースである。施設DB8は、目的地となり得る施設の情報(以下、「施設情報」ともいう。)などを記録するデータベースである。施設DB8は、施設情報の更新(作成)日時に関する情報が記録されている。施設DB8は、車載機2に搭載されているPOI位置情報データベースである。
【0013】
なお、「POI位置情報」とは、施設名称、施設の位置情報(緯度・経度)、更新(作成)日時情報、施設の電話番号、施設のその他の情報などを含むものである。また、POI位置情報は、本発明の地域情報に相当するものである。
【0014】
車載機2は、GPS衛星からGPS信号を受信するGPS受信機10と電気的に接続されている。車載機2のCPUでは、受信したGPS信号に基づいて、自車両の現在位置情報を取得する。
【0015】
車載機2は、画像表示装置11と電気的に接続されている。画像表示装置11は、車載機2から出力された信号を受信して、自車両の現在位置、目的地までの誘導経路など各種情報を表示する出力手段として機能する。
【0016】
車載機2は、ユーザ(ドライバ)によって操作される入力手段(不図示)と電気的に接続されている。入力手段としては、画像表示装置11を利用したタッチパネル、操作ボタンなどが挙げられる。車載機2は、ユーザの操作に基づいて、目的地確認、誘導経路の変更、表示内容の変更などの指令信号を取得する。
【0017】
通信部6は、携帯電話21との通信を可能とする制御部として機能するともに、インターネット23との接続を可能と制御部として機能する。
【0018】
携帯電話21は、携帯電話サイト25と接続可能な構成とされている。ユーザは、携帯電話21を操作して、携帯電話サイト25のコンテンツプロバイダが提供するデータベース(CPDB)26を利用して、目的地となり得る施設の情報(POI位置情報)を検索することができる。
【0019】
また、携帯電話21は、インターネット23と接続可能な構成とされている。ユーザは、携帯電話21を操作して、インターネット23のコンテンツプロバイダ(CPDB)24が提供するデータベースを利用して、目的地となり得る施設の情報(POI位置情報)を検索することができる。
【0020】
ユーザは、携帯電話21を用いて検索した施設情報をお気に入り地点として、携帯DB(記憶手段)22のデータフォルダに格納することができる。携帯DB22には、携帯電話サイト25、インターネット23から取得したPOI位置情報を記憶することができる。また、予め携帯DB22に、POI位置情報を記憶させておいてもよい。携帯電話21は、携帯DB22に記憶されたPOI位置情報を、車載機2に送信する。ユーザは、携帯電話21を用いて目的地設定を行うことができ、設定された目的地の情報を車載機2へ送信することができる。
【0021】
また、車載機2は、携帯電話21を経由せずに、インターネット23、携帯電話サイト25と接続可能な構成でもよい。例えば、車々間通信、路車間通信などの通信手段、DCM(Data Communication Module)専用の無線機を用いて、インターネット23,携帯電話サイト25と接続してもよい。
【0022】
車載機2の取得情報記憶部9は、例えば携帯電話21を介して所得したPOI位置情報を記憶する記憶手段である。取得情報記憶部9は、携帯DB22に記憶されたPOI位置情報、インターネット23のコンテンツプロバイダが提供するPOI位置情報、携帯電話サイト25のコンテンツプロバイダが提供するPOI位置情報など、外部(端末)から取得した情報を記憶することができる。
【0023】
車載機2の更新日時判定部4は、POI位置情報(地域情報)に含まれた特定地域に関する情報が、複数の情報源によって異なる場合に、更新日時が遅い地域情報を判断するものである。なお、ここでいう複数の情報源は、地図DB7、施設DB8、携帯DB22、インターネット23のCPDB24、携帯電話サイト25のCPDB26が挙げられる。また、特定地域としては、自車両の現在位置から目的地までの誘導経路を含む地域が挙げられる。更新日時判定部4は、地域情報に含まれた特定地域に関する情報が複数の情報源によって異なる場合に、更新時期、または作成時期を判定する本発明の判定手段として機能するものである。
【0024】
更新日時判定部4は、複数の情報源から入手したPOI位置情報の更新時期を比較して、最も新しいPOI位置情報を選択することができる。
【0025】
誘導経路設定部5は、設定された目的地までの誘導経路を設定するものであり、本発明の誘導経路設定手段として機能する。誘導経路設定部5は、更新日時判定部4によって、更新日時が遅いと判定されたPOI位置情報に基づいて、誘導経路を設定することができる。
【0026】
車載機2のCPUは、誘導経路設定部5によって設定された誘導経路を画像表示装置11に表示して、目的地までの案内を行う。また、車載機2のCPUは、音声出力手段を制御して、目的地までの案内を行ってもよい。
【0027】
次に、本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムの動作について説明する。図2は、本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムで実行される動作手順を示すフローチャートである。なお、ステップをSと略記する。
【0028】
図2に示すように、ステップA1〜ステップA3で実行される処理手順は、携帯電話21を用いて実行されるものであり、ステップB1〜ステップB9で実行される処理手順は、車載機2で実行されるものである。
【0029】
まず、携帯電話21は、ユーザによる操作に基づいて、携帯電話サイト25に接続され、携帯電話サイト25のCPDBを参照して、目的地となる施設Gの情報(POI位置情報)を探索する(ステップA1)。次に、携帯電話21は、ユーザによる探索結果をお気に入り地点として登録し(ステップA2)、データフォルダに格納する(ステップA3)。すなわち、ユーザによって選択された目的地となる施設GのPOI位置情報を、携帯DB22に保存する。そして、携帯電話21は、携帯DB22に記憶されたPOI位置情報を、車載機2に送信する。
【0030】
次に、車載機2は、携帯電話21から出力されたPOI位置情報を取得して、取得情報記憶部9に保存する。続いて、車載機2は、データフォルダからお気に入り地点を取得する(ステップB1)。具体的には、車載機2のCPUは、取得情報記憶部9に保存されたPOI位置情報を読み込む。
【0031】
次に、車載機2は、携帯電話21から出力されたPOI位置情報(以下、「携帯電話21によるPOI位置情報」ともいう。)と、車載機2の施設DB8に記憶されているPOI位置情報(以下、「車載機2によるPOI位置情報」ともいう。)とに差異があるか否かを判定する。例えば、「携帯電話21によるPOI位置情報」に基づいて、設定された誘導経路と、「車載機2によるPOI位置情報」に基づいて、設定された誘導経路とが異なる場合には、互いのPOI位置情報に差異があると判定する。「車載機2によるPOI位置情報」と、「携帯電話21によるPOI位置情報」とに差異があると判定された場合には、ステップB3に進み、「車載機2によるPOI位置情報」と、「携帯電話21によるPOI位置情報」とに差異があると判定されなかった場合には、ステップB8に進む。
【0032】
ステップB3では、車載機2は、インターネット23に接続して、ユーザによって選択された施設GのPOI位置情報を検索する。続く、ステップB4では、車載機2は、インターネット23を用いた検索結果から、施設GのPOI位置情報(以下、「インターネット23によるPOI位置情報」ともいう。)を取得する。なお、インターネット23への接続は、携帯電話21を介して行っても良く、その他の通信手段を利用して行ってもよい。
【0033】
次に、車載機2は、更新日時に差異があるか否かを判定する(ステップB5)。車載機2の更新日時判定部4は、地域情報に含まれた特定地域に関する情報の更新タイミングを比較する。具体的には、車載機2の更新日時判定部4は、「車載機2によるPOI位置情報」、「携帯電話21によるPOI位置情報」、「インターネット23によるPOI位置情報」を比較して、複数の情報源からの情報の更新日時に差異があるか否か判定する。なお、「特定地域」として、「施設Gを含む地域」、「自車両の現在位置Sから施設Gまでの誘導経路を含む地域」が挙げられる。車載機2は、複数の情報源からの情報の更新日時に差異があると判定した場合には、ステップB7に進み、複数の情報源からの情報の更新日時に差異があると判定されなかった場合には、ステップB6に進む。例えば、情報が更新されていない場合は、作成日時に基づいて、情報の新しさを判定する。
【0034】
ステップB7では、車載機2は、最新のPOI位置情報を採用する。車載機2は、誘導経路の設定に利用する情報として、複数の情報源の中から一番新しい(更新日時が遅い)ものを採用する。車載機2のCPUは、ステップB7の処理の後、ステップ8の処理を行う。
【0035】
ステップB6では、情報源が多いものを確率で表現する。複数の情報源によるPOI位置情報に差異があるが、更新日時に差異がない場合には、情報源が多いものを確率で表現する。例えば、インターネット23を利用した検索結果を利用して、情報源の多さを判定する。車載機2のCPUは、ステップB6の処理の後、ステップB8の処理を行う。
【0036】
ステップB8では、車載機2のCPUは、誘導経路を設定する。車載機2の誘導経路設定部5は、上記の処理を行うことで取得した情報を利用して、目的地設定を行い、この目的地までの誘導経路を設定する。
【0037】
続く、ステップB9では、車載機2は、目的地までの案内を開始する。車載機2のCPUは、画像表示装置11を用いた画像表示、音声出力手段を用いた音声案内などを行うことにより、目的地までのルート案内を開始する。
【0038】
図3は、画像表示装置11に表示される表示画面の一例を示す図である。図3中、「S」は、自車両の現在位置(例えば自宅付近)を示し、「G」は目的地を示している。また、図3中、「G」と共に記載されている数値(例えば、「25%」、「50%」など)は、情報源の多さの割合を確率で表現したものである。
【0039】
このような本実施形態のナビゲーションシステム1は、携帯電話21を用いて目的地設定を行うことができるため、乗車前に、例えば自宅に居ながら目的地の設定を行うことができる。これにより、ユーザの利便性の向上、作業性の向上が図られている。なお、携帯電話21に代えて、その他の外部端末、通信端末を用いてよい。
【0040】
また、ナビゲーションシステム1では、携帯電話サイト25、インターネット23と接続可能な通信部6を備える構成であるため、携帯電話サイト25、インターネット23を利用して、複数の情報源からの情報を取得することができる。また、車載機2は、地域情報に含まれた特定地域に関する情報が複数の情報源によって異なる場合に、更新時期が遅い地域情報を判定する更新日時判定部4を備える構成であるため、複数の情報源のうち、最も新しい情報を利用して、誘導経路を設定することができる。その結果、信頼性の向上されたナビゲーションシステム1を実現することができる。車載機2では、より多くの情報源からPOI位置情報を取得し、これらの情報を比較することで、目的地の位置精度を向上させることができる。また、更新頻度が異なる複数の端末(車載機、携帯端末)を用いて、操作(目的地設定)する場合であっても、何れかの端末の最新情報に基づいて、適切な誘導経路を設定することができる。
【0041】
このように、ナビゲーションシステム1では、車載機2に予め記憶されているPOI位置情報が、現状より古くなってしまった場合であっても、正しい目的地を設定して、適切なルート案内を実行することができる。また、ナビゲーションシステム1では、更新頻度の高いインターネット23による情報、携帯電話サイト25による情報を利用可能な構成であるため、車載機2が持つ各種情報(地図DB7、施設DB8)を頻繁に更新する必要がなくなる。その結果、車載機2に対する負荷増大を防止することができる。
【0042】
また、複数の情報源からの情報が異なっているが、更新日時が同じ場合には、施設Gに関する情報量の多さを確率を用いて表示することができるため、ユーザは表示された確率を考慮して、適切な目的地設定を行うことができる。これらの機能を有するナビゲーションシステム1によれば、ユーザが本来行きたいと考えている目的地へ、適切に案内することができる。
【0043】
また、車載機2では、携帯電話サイト25を利用した検索の他に、インターネットを検索して、目的地に関する情報を取得することができるため、携帯電話のキャリアが契約しているコンテンツプロバイダ以外のサイトを利用することができる。その結果、より正確な位置情報を取得することが可能である。
【0044】
以上、本発明をその実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態では、携帯電話サイト25、インターネット23と接続可能な構成とされているが、携帯電話サイト25、インターネット23と接続可能な構成でない場合でもよい。要は、複数の情報源からの情報を利用可能な構成であれば良く、複数の情報源からの情報が異なっている場合に、更新時期/作成時期に基づいて、適切な情報を採用可能であればよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムの概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係るナビゲーションシステムで実行される動作手順を示すフローチャートである。
【図3】画像表示装置に表示される表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0046】
1…ナビゲーションシステム、2…車載機(ナビゲーション装置)、3…ECU、4…更新日時判定部、5…誘導経路設定部、6…通信部、7…地図DB、8…施設DB、9…取得情報記憶部、10…GPS受信機、11…画像表示装置、21…携帯電話、22…携帯DB、23…インターネット、24…CPDB、25…携帯電話サイト、26…CPDB。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の情報源から地域情報を入手することが可能であり、当該地域情報に基づいて誘導経路を設定するナビゲーション装置において、
前記地域情報に含まれた特定地域に関する情報が前記複数の情報源によって異なる場合に、更新時期、または作成時期を判定する判定手段と、
前記判定手段によって、更新時期または作成時期が遅いと判定された前記地域情報に基づいて、誘導経路を設定する誘導経路設定手段と、を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記特定地域は、前記誘導経路を含む地域であり、
前記判定手段は、前記誘導経路を含む地域に関する情報が前記複数の情報源によって異なる場合に、前記誘導経路を含む地域に関する情報の更新時期または作成時期を比較して、更新時期または作成時期が遅い前記地域情報を判定することを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−127704(P2010−127704A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−301271(P2008−301271)
【出願日】平成20年11月26日(2008.11.26)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】