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ナビゲーション装置
説明

ナビゲーション装置

【課題】スクロールの操作性を向上させることができるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】データを記憶するメモリ17と、地図を表示する表示部18と、指示を入力する操作部16と、操作部から入力されたスクロールの指示に応答して表示部の画面上で移動する地図を表すデータを、所定のメモリ蓄積条件にしたがって、履歴データとしてメモリに蓄積させる履歴蓄積部43と、操作部からスクロールの指示が入力された場合に、表示部の画面上にスナップショット部を形成し、メモリから読み出された履歴データに基づき生成された地図を、所定のスナップショット表示更新条件にしたがって、該形成したスナップショット部に表示させるスナップショット表示部24を備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ユーザを目的地まで案内するナビゲーション装置に関し、特に画面に表示された地図をスクロールする技術に関する。
【背景技術】
【0002】
ナビゲーション装置において、目的地を設定する場合、経路または周辺施設の情報を見る場合などは、地図の表示位置を移動させる操作、つまりスクロール操作が行われる。ところで、一般に、ナビゲーション装置では地図の縮尺を変更して表示することが可能である。道幅の狭い道路(細街路)、地域の名称、施設の名称、施設の種類または施設の形状などといった詳細な情報を確認できる縮尺で表示された地図を「詳細地図」、詳細な情報は表示されないが広い範囲を確認できる縮尺で表示された地図を「広域地図」という。
【0003】
今、表示させたい地点が現在表示されている地点から比較的遠方にある場合を考える。詳細地図でスクロールを行う場合、所望の位置を探すまでの時間を短縮するために単位時間あたりの移動距離を大きくして高速でスクロール表示が行われるが、詳細地図に表示される情報量は非常に多いために、表示内容を認識し辛く見落としなどが発生するので所望の地点を容易に見つけられないという問題が生じている。特に、近年のハードウェアの性能向上に伴い、最大のスクロール速度は非常に早くなっている。
【0004】
一方、広域地図でスクロールを行う場合、広域地図に表示される情報量は詳細地図と比較して少なくなる(縮尺が大きくなるにつれて情報量が極端に減る)ため現在表示されている地図の詳細な地点(例えば、市町村名、地名など)を判断することが困難である。したがって、操作者は、目測で所望の地点付近になったことを判断したら一旦、スクロールを中断し、その中断状態で縮尺を変更して詳細地図にして場所を確認し、もし所望の位置でなければ再度縮尺を変更して広域地図にしてスクロールを行うといった操作が必要になり、操作者は非常に煩わしい操作を強いられる。
【0005】
このような問題を解決するために、画面を2分割して広域地図と詳細地図との両方を表示させる方法が考えられる。例えば、特許文献1は、2分割された一方の画面に詳細地図を表示し、他方の画面に広域地図を表示する際に両者の関連付けを行う走行位置表示装置を開示している。この走行位置表示装置は、表示画面を2分割し、分割された左画面に詳細地図を表示し、右画面に広域地図を表示するとともに、右画面の地図表示領域上に、左画面の詳細地図が表示されている範囲を枠として表示する。左画面をスクロールすれば枠も同方向に移動し、スクロールによって枠が画面からはみ出す場合は、右画面も同方向にスクロールさせたり、より広域の地図を表示させたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2000−3497号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、画面を2分割して広域地図と詳細地図との両方を表示させる従来の技術を用いれば、縮尺を頻繁に変更する操作は必要がなくなるものの、広域地図の縮尺と詳細地図の縮尺との差が大きい場合は、広域地図の移動量と詳細地図の移動量を合わせるためには、詳細地図のスクロール速度を非常に高速にする必要性があり、詳細地図の視認性は低下する。このため、広域地図を見ながらスクロールして、所望の地点付近に来たことを目測で判断してスクロールを一旦停止し、詳細地図を見て所望の地点付近であるか否かを確認し、所望の地点付近でない場合は、さらにスクロールして表示地点を変更するといった操作が必要となり、上述した「操作者は非常に煩わしい操作を強いられる」という問題が完全に解決されるには至っていない。
【0008】
他にもスクロール量を制御する操作手段を備え、スクロール量に応じて縮尺を自動的に適時調整しながらスクロール速度を一定に保つことで、所望する地点を探すまでの時間を短縮しつつ視認性と操作性の向上を図る技術も存在するが、スクロール量を制御するために特別な操作手段を設ける必要があるとともに、操作者は縮尺を切り替えるために、ある程度目測で位置を把握しながらスクロール量を調整する操作手段を使って微調整する必要があるなどという問題がある。
【0009】
この発明は、上述した問題を解消するためになされたものであり、その課題は、スクロールの操作性を向上させることができるナビゲーション装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、上記課題を解決するために、データを記憶するメモリと、地図を表示する表示部と、指示を入力する操作部と、操作部から入力されたスクロールの指示に応答して表示部の画面上で移動する地図を表すデータを、所定のメモリ蓄積条件にしたがって、履歴データとしてメモリに蓄積させる履歴蓄積部と、操作部からスクロールの指示が入力された場合に、表示部の画面上にスナップショット部を形成し、メモリから読み出された履歴データに基づき生成された地図を、所定のスナップショット表示更新条件にしたがって、該形成したスナップショット部に表示させるスナップショット表示部を備えている。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、操作部を用いてスクロール操作が行われた場合に、移動距離が大きい広域地図を表示しながら、詳細な情報が表示される詳細地図を、例えば履歴データをメモリに蓄積する間隔より大きい間隔でスナップショット部に表示させることができるので視認性を向上させることが可能となる。これにより、操作者は広域地図で例えば都道府県名など全体的な位置関係を把握しつつ、スナップショット部に表示される詳細地図で詳細な情報を把握しながらスクロール操作を行うことができるので、所望する地点の地図を容易に表示させることが可能となり、スクロールの操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、1画面表示の状態でスクロール操作が行われた場合の画面表示の例を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、2画面表示の状態でスクロール操作が行われた場合の画面表示の例を示す図である。
【図4】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、元画面が1画面/広域地図の状態でスクロールが開始された場合の画面例を示す図である。
【図5】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、元画面が1画面/詳細地図の状態でスクロールが開始された場合の画面例を示す図である。
【図6】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、元画面が1画面/詳細地図の状態でスクロールが開始された場合の他の画面例を示す図である。
【図7】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、2画面表示の状態でスクロール操作が行われた場合の画面表示の例を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、スクロール開始前が1画面表示である場合の状態遷移を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置において、スクロール開始前が2画面表示である場合の状態遷移を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャート(その1)である。
【図11】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャート(その2)である。
【図12】この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を説明するためのフローチャート(その3)である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示す図である。このナビゲーション装置は、システム制御部11、GPS(Global Positioning System)受信機12、方位センサ13、距離センサ14、地図データベース15、操作部16、メモリ17、表示部18および音声出力部19を備えている。
【0014】
システム制御部11は、例えばマイクロコンピュータから構成されており、ナビゲーション装置の全体を制御する。このシステム制御部11の詳細は後述する。
【0015】
GPS受信機12は、衛星から送信された位置情報を受信し、現在位置信号としてシステム制御部11に送る。方位センサ13は、例えばジャイロセンサから構成されており、当該ナビゲーション装置が搭載された車両の進行方位を検出し、方位信号としてシステム制御部11に送る。距離センサ14は、例えば車速センサから構成されており、車両の移動距離を検出し、距離信号としてシステム制御部11に送る。
【0016】
地図データベース15は、例えばHDD(Hard Disk Drive)または大容量のフラッシュメモリなどから構成されており、様々な地図データを格納している。この地図データベース15に格納されている地図データは、システム制御部11によって読み出される。
【0017】
操作部16は、ハードキー16aおよびタッチキー16bを備えている。ハードキー16aは、例えばナビゲーション装置の前面パネルに設けられた押釦スイッチまたは赤外線通信を行うリモートコントローラなどから構成されており、ユーザが種々の指示をナビゲーション装置に入力するために使用される。ユーザが、このハードキー16aを操作することによって発生された信号は、操作信号としてシステム制御部11に送られる。
【0018】
タッチキー16bは、表示部18の画面上に載置された透明のタッチパネルから構成されており、ユーザが種々の指示をナビゲーション装置に入力するために使用される。ユーザが、このタッチキー16bにタッチすることにより発生された信号は、操作信号としてシステム制御部11の操作制御部22に送られる。
【0019】
メモリ17は、例えばRAM(Random Access Memory)から構成されており、種々のデータを一時記憶するために使用される。このメモリ17は、システム制御部11の履歴蓄積制御部23に含まれる履歴蓄積部43によってアクセスされる。
【0020】
表示部18は、例えば液晶ディスプレイ装置から構成されており、システム制御部11から送られてくる画像信号にしたがって画像を表示する。音声出力部19は、例えばスピーカから構成されており、システム制御部11から送られてくる音声信号にしたがって音声を出力する。
【0021】
次に、システム制御部11の詳細を説明する。システム制御部11は、ナビゲーション基本動作制御部21、操作制御部22、履歴蓄積制御部23、スナップショット表示部24、表示制御部25および案内音声制御部26を備えている。
【0022】
ナビゲーション基本動作制御部21は、経路探索、誘導案内および施設検索などといったナビゲーション装置としての基本的な機能を実現するための処理を行う。このナビゲーション基本動作制御部21の詳細は後述する。
【0023】
操作制御部22は、操作部16のハードキー16aおよびタッチキー16bを制御する。具体的には、操作制御部22は、ユーザがハードキー16aまたはタッチキー16bを操作することによって発生された操作信号を受け取り、操作情報としてナビゲーション基本動作制御部21および履歴蓄積制御部23に送る。
【0024】
履歴蓄積制御部23は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくるスクロール操作に関する情報(以下、「スクロール状態情報」という)、行政区の情報(以下、「行政区変化情報」という)および履歴蓄積用の地図データ(以下、「地図表示データ(蓄積用)」という)ならびに操作制御部22から送られてくる操作情報に基づき、スクロールを制御する。この履歴蓄積制御部23の詳細は後述する。
【0025】
スナップショット表示部24は、履歴蓄積制御部23から送られてくるスナップショット表示用の地図データ(以下、「地図表示データ(スナップショット用)」という)に基づき、スナップショット画面を生成し、画像信号として表示部18に送る。
【0026】
表示制御部25は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくる地図表示用の地図データ(以下、「地図表示データ(表示用)」という)に基づき地図表示のための画面を生成し、画像信号として表示部18に送る。案内音声制御部26は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくる案内音声情報に基づき音声信号を生成し、音声出力部19に送る。
【0027】
次に、ナビゲーション基本動作制御部21の詳細を説明する。このナビゲーション基本動作制御部21は、自車位置特定制御部31、地図データ管理部32、探索制御部33、誘導制御部34、検索制御部35および地図生成制御部36を備えている。
【0028】
自車位置特定制御部31は、ロケーターとも呼ばれ、GPS受信機12から送られてくる現在位置信号、方位センサ13から送られてくる方位信号および距離センサ14から送られてくる距離信号に基づき自車位置を特定する。この自車位置特定制御部31で特定された自車位置は、自車位置データとして探索制御部33、誘導制御部34、検索制御部35および地図生成制御部36に送られる。
【0029】
地図データ管理部32は、自車位置特定制御部31、探索制御部33、誘導制御部34、検索制御部35または地図生成制御部36からの要求に応答して、地図データベース15から地図データを取得する。この地図データ管理部32で取得された地図データは、要求元に送られる。
【0030】
探索制御部33は、自車位置特定制御部31から送られてくる自車位置データによって示される自車位置から、操作部16から操作制御部22を介して送られてくる操作情報によって示される目的地までの経路を、地図データベース15から地図データ管理部32を介して取得した地図データに基づき探索する。この探索制御部33で探索された経路は、経路データとして誘導制御部34に送られる。
【0031】
誘導制御部34は、自車を目的地まで誘導/案内する制御を行う。具体的には、誘導制御部34は、探索制御部33から送られてくる経路データによって示される経路を案内するための案内図を、地図データベース15から地図データ管理部32を介して取得した地図データに基づき生成し、案内図データとして地図生成制御部36に送るとともに、経路に沿った地図データに含まれる情報に基づき案内音声情報を生成して案内音声制御部26に送る。
【0032】
検索制御部35は、周辺の施設を検索する。具体的には、検索制御部35は、操作部16から操作制御部22を介して送られてくる操作情報によって示される検索条件に従って、地図データベース15から地図データ管理部32を介して取得した地図データから施設を検索する。この検索制御部35で検索された施設は、施設データとして地図生成制御部36に送られる。
【0033】
地図生成制御部36は、表示する地図データを生成する。具体的には、地図生成制御部36は、地図データ管理部32から取得した地図データによって示される地図上に、探索制御部33から送られてくる経路データによって示される経路、自車位置特定制御部31から送られてくる自車位置データによって示される自車位置マーク、誘導制御部34から送られてくる案内図データによって示される案内図、および、検索制御部35から送られてくる施設データによって示される施設を重畳した地図データを生成し、地図表示データ(表示用)として表示制御部25に送る。また、地図生成制御部36は、履歴蓄積用の地図データを生成し、地図表示データ(蓄積用)として履歴蓄積制御部23に送る。
【0034】
次に、履歴蓄積制御部23の詳細を説明する。履歴蓄積制御部23は、蓄積データ操作部41、履歴蓄積判定部42および履歴蓄積部43を備えている。
【0035】
蓄積データ操作部41は、操作制御部22から送られてくる操作情報に基づき、蓄積データの操作に関する情報を生成し、履歴操作情報として履歴蓄積部43に送る。履歴操作情報には、メモリ17に格納されている1つ前の履歴データを指示するための「−1」、1つ先の履歴データを指示するための「+1」または履歴データを直接に指示するための「選択」などの情報が含まれる。
【0036】
履歴蓄積判定部42は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくるスクロール状態情報および行政区変化情報に基づき、地図表示データ(蓄積用)の蓄積または更新を指示する蓄積要求を生成し、履歴蓄積部43に送る。なお、スクロール状態情報には、スクロール開始、中断、終了およびスクロール移動量などを表す情報が含まれる。また、行政区変化情報には、都道府県、市町村および番地などの情報が含まれる。
【0037】
履歴蓄積部43は、蓄積データ操作部41から送られてくる履歴操作情報および履歴蓄積判定部42から送られてくる蓄積要求に応じて、データの管理を行う。具体的には、履歴蓄積部43は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくる地図表示データ(蓄積用)を履歴データとしてメモリ17に格納する。また、履歴蓄積部43は、蓄積データ操作部41から送られてくる履歴操作情報によって選択された履歴データをメモリ17から読み出し、履歴選択情報としてナビゲーション基本動作制御部21に送る。さらに、履歴蓄積部43は、メモリ17から履歴データを読み出し、地図表示データ(スナップショット用)としてスナップショット表示部24に送る。
【0038】
次に、表示部18に表示される表示画面について説明する。図2は、1画面表示がなされている状態でスクロール操作が行われた場合の画面表示の例を示す図である。図2(a)は、スクロール中の画面表示の例であり、広域地図または詳細地図上にスナップショット領域が形成され、このスナップショット領域に、スナップショット部が重畳して表示される。スナップショット部には、最新通過地点の詳細地図が表示されるとともに、当該スナップショット部を消去するための「表示消」ボタンが表示される。
【0039】
図2(b)は、スクロール中断または蓄積データ操作中の画面表示の例であり、スナップショット領域が拡大され、この拡大された部分に、履歴操作ボタンが表示される。履歴操作ボタンには、1つ前の履歴データを指示するための−1ボタン(左向きの三角印)51、1つ前の履歴データを指示するための+1ボタン(右向きの三角印)52、これら−1ボタン51と+1ボタン52との間に表示されたメモリN−2〜Nに格納されている履歴データを直接に指示するための選択ボタン53が含まれる。メモリN−2〜Nには、スナップショット表示を縮小した画像が表示される。また、スクロール中断または蓄積データ操作中の画面には、「+」印で示されるカーソルを、スナップショット画面で表示している位置に移動させるための「移動」ボタンが表示される。図2(b)に示す例では、メモリN地点が選択されている状態を示している。
【0040】
図3は、2画面表示がなされている状態でスクロール操作が行われた場合の画面表示の例を示す図である。図3(a)は、スクロール中の画面表示の例であり、広域地図または詳細地図が左側の画面(以下、「親画面」という)に表示され、右側の画面(以下、「子画面」という)にスナップショット部が表示される。スナップショット部には、最新通過地点の詳細地図が表示されるとともに、当該スナップショット部を消去するための「表示消」ボタンが表示される。
【0041】
図3(b)は、スクロール中断または蓄積データ操作中の画面表示の例であり、広域地図または詳細地図が親画面に表示され、スナップショット部は子画面に表示される。このスナップショット部に履歴操作ボタンおよび「移動」ボタンが表示される。スナップショット部の構成は、上述した図2(b)に示した構成と同じである。
【0042】
次に、上記のように構成される、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を説明する。まず、スクロール時の履歴蓄積の基本動作を説明する。
【0043】
(A)ユーザが操作部16を操作することによってスクロールが開始されると、ユーザが設定した条件にしたがって、スナップショット表示が開始される。なお、ユーザが設定できる条件(設定項目)については、後に詳細に説明する。
【0044】
スクロール開始前の画面表示が1画面表示である場合、スナップショット部は元画面上の一部に重畳されて表示される。スナップショット部の表示位置は、スクロール方向を勘案して、元画面の視認の邪魔にならない位置に決定される。その際、画面上のカーソル(「+」マーク)配置も適宜、移動される。
【0045】
元画面が1画面/広域地図の状態でスクロールが開始されると、図4に示すように、元画面は広域地図のままでスナップショット部にはユーザが設定した縮尺の詳細地図が表示される。
【0046】
元画面が1画面/詳細地図の状態でスクロールが開始された場合は、ユーザの設定に応じて、動作が変更される。すなわち、図5に示すように、スクロールが開始されると、元画面が広域地図に切り替えられ、スナップショット部にはユーザが設定した縮尺の詳細地図または元画面と同一縮尺の詳細地図が表示される。または、図6に示すように、元画面の縮尺が保持され、スナップショット部にはユーザが設定した縮尺の詳細地図または元画面と同一縮尺の詳細地図が表示される。
【0047】
スクロール開始前の画面表示が2画面表示である場合、親画面がスクロール用に、子画面がスナップショット表示に使用される。図7に示すように、2画面表示/親画面が広域地図の状態でスクロールが開始されると、元画面は広域地図のままでスナップショット部にはユーザが設定した縮尺の詳細地図または子画面の縮尺の詳細地図(または広域地図)が表示される。
【0048】
2画面表示/親画面が詳細地図の状態でスクロールが開始された場合は、ユーザの設定に応じて、動作が変更される。すなわち、親画面は広域地図に切り替えられ、スナップショット部にはユーザが設定した縮尺の詳細地図または親画面と同一縮尺の詳細地図が表示される。または、親画面の縮尺が保持され、スナップショット部にはユーザが設定した縮尺の詳細地図または親画面と同一縮尺の詳細地図が表示される。
【0049】
(B)ユーザが操作部16を操作することによりスクロールが継続している間は、ユーザが設定した条件にしたがって、蓄積データが生成または更新されるとともに、最新のデータがスナップショット部に表示される。蓄積データはユーザが設定した条件で生成して、メモリ17に蓄積する。この蓄積されたデータを「履歴データ」と称する。
【0050】
ユーザが設定する条件、すなわち、データの蓄積タイミングの例を以下に示す。
(a)一定距離をスクロールする毎に蓄積する。
(b)一定時間毎に蓄積する。
(c)行政区(都道府県、市町村など)が変化する毎に蓄積する。
【0051】
上述した一定距離および一定時間は、ユーザが任意の値を入力することにより、または、ユーザが予め用意されたリストから選択することより決定される。なお、ユーザ自身が直接に決定せず、予め用意された、縮尺に応じた推奨値を自動的に設定するように構成することもできる。
【0052】
なお、上述した例では、蓄積した最新のデータをスナップショット部に表示するように構成したが、データの蓄積タイミングと表示タイミングを同期させないように構成することができる。すなわち、データの蓄積タイミングよりも表示タイミングを少なくするように構成できる。これにより、データの蓄積密度を落とすことなく、表示の更新周期を遅くして認識度を上げることが可能となる。データの蓄積密度を落とさない点については、後述する履歴データから所望のデータを検索する際に、情報量を多くするという観点から有益である。
【0053】
スナップショット部の表示タイミングについてもデータの蓄積タイミングと同様にユーザが設定するように構成できる。ユーザが設定する条件、すなわち、データの表示タイミングの例を以下に示す。
(a)データの蓄積タイミングと同じにする。
(b)一定距離をスクロールする毎に表示する。
(c)一定時間毎に表示する。
(d)行政区(都道府県、市町村など)が変化する毎に表示する。
【0054】
この場合も、一定距離および一定時間は、ユーザが任意の値を入力することにより、または、ユーザが予め用意されたリストから選択することより決定される。また、ユーザ自身が直接に決定せず、予め用意された、縮尺に応じた推奨値を自動的に設定するように構成することもできる。
【0055】
(C)ユーザが操作部16を操作することによりスクロールが中断されると、蓄積データの生成または更新とスナップショット部の表示更新が停止される。
【0056】
スクロール中断時、蓄積データ操作部41からの履歴操作情報によってメモリ17の参照位置を変更することにより、スナップショット部に表示される地点を変更することができる。また、スナップショット部に表示された地点が、現在、カーソルが存在する位置と異なる状態で「移動」ボタンを操作することにより、カーソルがスナップショット部に表示されている地図の位置に移動する。
【0057】
また、「表示消」ボタンを操作することにより、スナップショット部の表示を消去することができる。スナップショット部の表示を消去した場合、スクロールを再開した時点で自動的にスナップショットが再表示される。
【0058】
図8は、スクロール開始前の画面表示が1画面表示である場合に、「スクロール開始前」、「スクロール操作中」および「スクロール操作中断」の各状態を遷移する様子を示す図である。図9は、スクロール開始前の画面表示が2画面表示である場合に、「スクロール開始前」、「スクロール操作中」および「スクロール操作中断」の各状態を遷移する様子を示す図である。
【0059】
次に、実施の形態1に係るナビゲーション装置において、ユーザが設定できる条件、つまり設定項目を、以下に説明する。
【0060】
(1)スナップショット表示の有り/無し
スクロール操作がなされた場合に、スナップショット表示を行うか/行わないかを設定する。「有り」の場合はスナップショット表示が行われ、「無し」の場合は、スナップショット表示は行われない。
【0061】
(2)スナップショット表示の開始条件1
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、スナップショット表示を開始するタイミングを設定する。スナップショット表示の開始条件1としては、下記の設定が可能である。
(2−1)スクロール操作時、直ちに表示を開始する
(2−2)スクロール操作が一定時間(XX秒)以上継続した場合に表示を開始する
(2−3)スクロール移動が一定距離(XXkm)以上継続した場合に表示を開始する
(2−4)スクロール範囲がスクロール開始前の画面範囲外になった場合に表示を開始する
(2−5)システム推奨条件
【0062】
(3)スナップショット表示の開始条件2
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、縮尺に応じてスナップショット表示を制限するか否かを設定する。スナップショット表示の開始条件2としては、下記の設定が可能である。
(3−1)縮尺による制限無し
(3−2)縮尺により制限を行う(表示可能縮尺XX)
(3−3)システム推奨条件
【0063】
(4)スナップショット表示の終了条件
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、スナップショット表示を終了するタイミングを設定する。スナップショット表示の終了条件としては、下記の設定が可能である。
(4−1)スクロール操作の終了時のみ終了する
(4−2)スクロール操作が一定時間(XX秒)以上なされない場合に終了する
(4−3)システム推奨条件
【0064】
(5)メモリ蓄積条件1
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、メモリ17への蓄積を更新するタイミングを設定する。メモリ蓄積条件1としては、下記の設定が可能である。
(5−1)一定時間(XXms)毎に更新
(5−2)一定距離(XXkm)毎に更新
(5−3)行政区変化毎に更新
(5−4)縮尺に応じた推奨条件で更新
(5−5)システム推奨条件
【0065】
(6)メモリ蓄積条件2
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、メモリ17に蓄積する量を設定する。メモリ蓄積条件2としては、下記の設定が可能である。
(6−1)メモリ件数(XX件)以内
(6−2)距離(XXkm)以内
(6−3)メモリ容量(XXバイト)以内
(6−4)システム推奨条件
【0066】
(7)メモリ蓄積条件3
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、メモリ17へ蓄積する容量がオーバーした際の動作を設定する。メモリ蓄積条件3としては、下記の設定が可能である。
(7−1)上書き
(7−2)蓄積中断
(7−3)システム推奨条件
【0067】
(8)スナップショット表示更新条件
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、スナップショットの表示を更新するタイミングを設定する。このスナップショット表示更新条件は、メモリ蓄積条件1〜3とは独立に設定可能である。スナップショット表示更新条件としては、下記の設定が可能である。
(8−1)メモリ蓄積更新毎に表示を更新
(8−2)一定時間(XXms)毎に表示を更新
(8−3)一定距離(XXkm)毎に表示を更新
(8−4)行政区変化毎に表示を更新
(8−5)縮尺に応じたシステム推奨条件で表示を更新
【0068】
(9)スナップショット表示の親画面の縮尺表示条件
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、親画面の縮尺を設定する。スナップショット表示の親画面の縮尺表示条件としては、下記の設定が可能である。
(9−1)元の縮尺を保持
(9−2)ユーザが設定した縮尺値に切り替える
(9−3)システム推奨の縮尺値に切り替える
【0069】
(10)スナップショット表示のスナップショット画面の縮尺表示条件
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、スナップショット画面の縮尺を設定する。スナップショット表示のスナップショット画面の縮尺表示条件としては、下記の設定が可能である。
(10−1)ユーザが設定した縮尺値に切り替える
(10−2)システム推奨の縮尺値に切り替える
【0070】
(11)スナップショット表示のスナップショット画面の表示位置
スナップショット表示が「有り」に設定されている場合に、スナップショット画面の表示位置を設定する。スナップショット表示のスナップショット画面の表示位置としては、下記の設定が可能である。
(11−1)自動的に2画面表示に切り替え、子画面にスナップショットを表示する
(11−2)画面の一部に重畳する(位置はユーザ設定地点に固定)
(11−3)画面の一部に重畳する(位置はシステム推奨地点)
【0071】
次に、上記のように構成されるナビゲーション装置で行われるスクロール処理を、図10に示すフローチャートを参照しながら説明する。
【0072】
スクロール処理では、まず、スクロール状態が判定される(ステップST11)。すなわち、システム制御部11に含まれる履歴蓄積制御部23の履歴蓄積判定部42は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくるスクロール状態情報を解析する。次いで、スクロール状態が調べられる(ステップST12)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、ステップST11における解析結果に基づき、スクロール中であるか、スクロール停止中であるか、または、スクロール以外であるかを調べる。
【0073】
このステップST12において、スクロール中であることが判断されると、次いで、スナップショット表示が行われる(ステップST13)。すなわち、履歴蓄積部43は、履歴蓄積判定部42からの蓄積要求に応答して、メモリ17から履歴データを読み出し、地図表示データ(スナップショット用)としてスナップショット表示部24に送る。これにより、スナップショット表示部24は、表示部18の画面にスナップショット部を表示させる。
【0074】
次いで、履歴操作ボタンが消去される(ステップST14)。すなわち、履歴蓄積部43は、履歴操作ボタンの消去をスナップショット表示部24に指示する。これにより、スナップショット表示部24は、スナップショット部の中の履歴操作ボタンを消去する。次いで、スクロール継続時間が算出される(ステップST15)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、ナビゲーション基本動作制御部21からのスクロール状態情報に基づき、スクロールが継続されている時間を算出する。
【0075】
次いで、スクロール移動距離が算出される(ステップST16)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、ナビゲーション基本動作制御部21からのスクロール状態情報に含まれるスクロール移動量に基づき、スクロールによる地図の移動距離を算出する。次いで、行政区変化判定が行われる(ステップST17)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、ナビゲーション基本動作制御部21からの行政区変化情報を解析する。
【0076】
次いで、履歴蓄積条件成立判定が行われる(ステップST18)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、ステップST15で算出されたスクロール継続時間、ステップST16で算出されたスクロール移動距離およびステップST17で判定された行政区変化情報の解析結果に基づき、履歴蓄積条件成立の有無を判定するための解析を行い、その解析結果を履歴蓄積部43に送る。
【0077】
次いで、履歴蓄積条件が成立したかどうかが調べられる(ステップST19)。すなわち、履歴蓄積部43は、ステップST18で履歴蓄積判定部42から送られてきた解析結果に基づき履歴蓄積条件が成立したかどうかを調べる。このステップST19において、履歴蓄積条件が成立したことが判断されると、次いで、履歴データ更新処理が実行される(ステップST20)。すなわち、履歴蓄積部43は、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくる地図表示データ(蓄積用)を履歴データとしてメモリ17に格納する。一方、ステップST19において、履歴蓄積条件が成立していない(不成立である)ことが判断されると、ステップST20の処理はスキップされる。
【0078】
次いで、スナップショット更新条件が成立したかどうかが調べられる(ステップST21)。すなわち、履歴蓄積部43は、ステップST18で履歴蓄積判定部42から送られてきた解析結果に基づきスナップショット更新条件が成立したかどうかを調べる。このステップST21において、スナップショット更新条件が成立したことが判断されると、次いで、スナップショット表示更新処理が実行される(ステップST22)。すなわち、履歴蓄積部43は、メモリ17から履歴データを読み出し、地図表示データ(スナップショット用)としてスナップショット表示部24に送る。その後、シーケンスはステップST11に戻り、上述した処理が繰り返される。上記ステップST21において、スナップショット更新条件が成立していない(不成立である)ことが判断された場合も、シーケンスはステップST11に戻り、上述した処理が繰り返される。
【0079】
上記ステップST12において、スクロール停止中であることが判断されると、次いで、図11のフローチャートに示すように、スナップショット表示が行われる(ステップST23)。このステップST23の処理は、上述したステップST13の処理と同じである。次いで、履歴操作ボタンが表示される(ステップST24)。すなわち、履歴蓄積部43は、履歴操作ボタンの表示をスナップショット表示部24に指示する。これにより、スナップショット表示部24は、スナップショット部の中に履歴操作ボタンを表示させる。
【0080】
次いで、スクロール継続時間が初期値に設定される(ステップST25)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、スクロール継続時間を初期値に設定する。次いで、スクロール移動距離が初期値に設定される(ステップST26)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、スクロール移動距離を初期値に設定する。次いで、行政区変化判定が初期値に設定される(ステップST27)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、行政区変化判定結果を初期値に設定する。
【0081】
次いで、履歴操作判定が行われる(ステップST28)。すなわち、履歴蓄積部43は、蓄積データ操作部41から送られてくる履歴操作情報を解析する。次いで、履歴操作が有るかどうかが調べられる(ステップST29)。すなわち、履歴蓄積部43は、ステップST28における解析結果に基づき履歴操作が有るかどうかを調べる。このステップST29において、履歴操作がないことが判断されると、スクロール処理は終了する。
【0082】
一方、ステップST29において、履歴操作があることが判断されると、履歴データ操作処理が行われる(ステップST30)。すなわち、履歴蓄積部43は、ステップST28における解析結果に応じて、スナップショット表示の変更などを制御する。次いで、スクロール位置変更が必要であるかどうかが調べられる(ステップST31)。すなわち、履歴蓄積部43は、ステップST30で行われた履歴データ操作処理の結果、スクロール位置を変更する必要が生じたかどうかを調べる。
【0083】
このステップST31において、スクロール位置変更が必要であることが判断されると、スクロール位置変更が行われる(ステップST32)。すなわち、履歴蓄積部43は、表示制御部25に対し、スクロール位置の変更を指示する。これにより、ナビゲーション基本動作制御部21から送られてくる地図表示データによって示される親画面または元画面の地図の表示位置が履歴情報にあわせて変更される。その後、スクロール処理は終了する。上記ステップST31において、スクロール位置変更が必要でないことが判断された場合もスクロール処理は終了する。
【0084】
上記ステップST12においてスクロール以外であることが判断されると、次いで、図12のフローチャートに示すように、スナップショットが消去される(ステップST35)。すなわち、履歴蓄積部43は、スナップショット表示部24に対し、スナップショット部の消去を指示する。これにより、スナップショットが消去される。
【0085】
次いで、履歴操作ボタンが消去される(ステップST36)。すなわち、履歴蓄積部43は、履歴操作ボタンの消去をスナップショット表示部24に指示する。これにより、スナップショット部を拡張して表示されていた履歴操作ボタンが消去される。次いで、スクロール継続時間が初期値に設定される(ステップST37)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、スクロール継続時間を初期値に設定する。次いで、スクロール移動距離が初期値に設定される(ステップST38)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、スクロール移動距離を初期値に設定する。次いで、行政区変化判定が初期値に設定される(ステップST39)。すなわち、履歴蓄積判定部42は、行政区変化判定結果を初期値に設定する。その後、スクロール処理は終了する。
【0086】
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置によれば、スクロール操作が行われた場合に、移動距離が大きい広域地図を表示しながら、詳細な情報が表示される詳細地図の認識性を上げることが可能となり、操作者は広域地図で例えば都道府県名など全体的な位置関係を把握しつつ、スナップショット部に表示される詳細地図で詳細な情報を把握しながらスクロール操作を行うことが可能であり、容易に所望する地点の地図を表示させることが可能となる。
【0087】
また、万が一、操作者が誤ってスクロールをさせ過ぎた場合であっても、再度スクロールで表示位置を戻す操作を行わず、蓄積データ操作部を用いて蓄積された地図データを順次確認しながら選択する操作を行うことにより、容易に所望する地点の地図を表示させることが可能となる。
【符号の説明】
【0088】
11 システム制御部、12 GPS受信機、13 方位センサ、14 距離センサ、15 地図データベース、16 操作部、16a ハードキー、16b タッチキー、17 メモリ、18 表示部、19 音声出力部、21 ナビゲーション基本動作制御部、22 操作制御部、23 履歴蓄積制御部、24 スナップショット表示部、25 表示制御部、26 案内音声制御部、31 自車位置特定制御部、32 地図データ管理部、33 探索制御部、34 誘導制御部、35 検索制御部、36 地図生成制御部、41 蓄積データ操作部、42 履歴蓄積判定部、43 履歴蓄積部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
データを記憶するメモリと、
地図を表示する表示部と、
指示を入力する操作部と、
前記操作部から入力されたスクロールの指示に応答して前記表示部の画面上で移動する地図を表すデータを、所定のメモリ蓄積条件にしたがって、履歴データとして前記メモリに蓄積させる履歴蓄積部と、
前記操作部からスクロールの指示が入力された場合に、前記表示部の画面上にスナップショット部を形成し、前記メモリから読み出された履歴データに基づき生成された地図を、所定のスナップショット表示更新条件にしたがって、該形成したスナップショット部に表示させるスナップショット表示部
とを備えたナビゲーション装置。
【請求項2】
メモリに蓄積された履歴データから所望の履歴データを選択する蓄積データ操作部を備え、
履歴蓄積部は、前記履歴データ操作部で選択された履歴データを読み出し、
スナップショット表示部は、前記履歴蓄積部から読み出された履歴データに基づき生成された地図を、所定のスナップショット表示更新条件にしたがって、スナップショット部に表示させる
ことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
履歴蓄積部で用いられる所定のメモリ蓄積条件は、メモリへの蓄積を更新するタイミング、該メモリに蓄積する量、または、該メモリへ蓄積する容量がオーバーした際の動作を規定している
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【公開番号】特開2010−249526(P2010−249526A)
【公開日】平成22年11月4日(2010.11.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−96025(P2009−96025)
【出願日】平成21年4月10日(2009.4.10)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】