Notice: Undefined variable: fterm_desc_sub in /mnt/www/biblio_conv.php on line 353
ナビゲーション装置
説明

ナビゲーション装置

【課題】スクロール表示中も検索地点位置を容易に識別可能なナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】ユーザの検索条件に従って検索した検索地点の位置を中心とする地図画像301を含む案内画像300を表示し、検索地点位置を表すマーク501と、検索地点情報502を案内画像300上に重畳表示する。目的地設定ボタン504の操作が発生したならば、検索地点を目的地に設定し、スクロール操作が発生した場合には、案内画像生成部に案内画像300の形態を、検索地点を表すランドマーク図形を強調表示した形態に変更した上で、スクロール操作に応じた案内画像300のスクロール表示をカーソル512を案内画像300の中央位置に配置した形態で行う。そして、目的地設定ボタン504の操作が発生したならば、地図画像301上のカーソル512の位置に対応する地点を目的地に設定する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置において、検索地点を地図上で提示する技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ナビゲーション装置において、検索地点を地図上で提示する技術としては、ユーザが指定した検索条件に従って検索した地点を検索地点とし、検索地点を中心とする検索地点周辺の地図を、地図の中心位置、すなわち、地図上の検索地点位置に配置したカーソルと共に表示すると共に、当該カーソルが地図上で位置する地点の目的地としての設定を受け付ける技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
【0003】
一方、地図上における地点表示の技術としては、地点や施設の種別を表すランドマークを地図上に表示する際に、各マークの表示が重ならないように、各マークのサイズを変更したり、重なったマークの視認性が向上するように各マークの透明度を変化させる技術が知られている(たとえば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010-165298号公報
【特許文献2】特開2007-086633号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
さて、上述のように検索地点を中心とする検索地点周辺の地図を、当該地図中心に配置したカーソルと共に表示するナビゲーション装置では、ユーザが検索地点周辺を確認するためなどに、地図のスクロール表示を行うと、カーソルが地図上で位置する地点も、当該スクロール表示に伴って、検索地点から他の地点に移動することとなる。
【0006】
そして、このために、スクロール表示の後に、ユーザが、検索地点を目的地に設定しようとしても、検索地点を地図中から探し出すことが困難となる場合があった。
そこで、本発明は、検索地点位置を地図上で表示するナビゲーション装置において、地図のスクロール表示後においても、ユーザが検索地点を地図中から容易に探し出すことができるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題達成のために、本発明は、目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置に、ユーザの指定した検索条件にマッチする地点を検索して検索地点に設定する検索手段と、前記検索手段が検索地点を設定したときに、当該検索地点周辺の地図と、当該地図上の前記検索地点に対応する位置に配置されたマークとを含む第1態様の案内画像を表示する検索地点提示手段と、前記第1態様の案内画像を表示しているときに、ユーザのスクロール操作が発生した場合に、地図と、当該地図上に配置されたカーソルとを含む第2態様の案内画像を表示し、当該第2態様の案内画像に含める地図に対応する地理的範囲をユーザのスクロール操作に応じて、前記第1態様の案内画像に含まれる地図に対応する地理的範囲から漸次移動するスクロール表示手段と、前記第1態様の案内画像が表示されているときに、ユーザの目的地設定操作に応じて、前記検索地点を前記目的地に設定し、前記第2態様の案内画像が表示されているときに、ユーザの目的地設定操作に応じて、前記第2態様の案内画像に含まれる地図上のカーソルが配置されている位置に対応する地点を前記目的地に設定する目的地設定手段とを設け、前記第2態様の案内画像において、前記検索地点は、他の地点よりも強調されて、当該第2態様の案内画像に含まれる地図上に表すようにしたものである。
【0008】
以上のように本実施形態によれば、案内画像のスクロール表示中にも、検索地点が強調表示されるので、ユーザは検索地点の位置を容易に識別することができる。よって、案内画像のスクロール表示によって、検索地点周辺を確認した後に、再度、スクロール操作によって検索地点にカーソルを位置づけて、検索地点を目的地に設定する作業等を容易に行うことができる。
【0009】
ここで、このようなナビゲーション装置は、より具体的には、前記第2態様の案内画像を、当該第2態様の案内画像に含まれる地図上の前記検索地点に対応する位置に配置した所定の図形を含むものとしてもよい。
または、前記第1態様の案内画像を、前記検索地点を含む複数の地点の各々に対応して設けられた、当該第1態様の案内画像に含まれる地図上の対応する地点の位置に配置された、対応する地点の種別を表すランドマーク図形を含むものとし、前記第2態様の案内画像を、前記検索地点を含む複数の地点の各々に対応して設けられた、当該第2態様の案内画像に含まれる地図上の対応する地点の位置に配置された、対応する地点の種別を表すランドマーク図形を含むものとし、前記第2態様の案内画像において、当該第2態様の案内画像に含まれる前記検索地点に対応するランドマーク図形を、他のランドマーク図形よりも強調して表すようにしてもよい。
【0010】
また、この場合には、前記第2態様の案内画像は、前記検索地点に対応するランドマーク図形を装飾する所定の図形を含むものとしてもよい。または、前記第2態様の案内画像において、前記検索地点の種別を表すランドマーク図形を、他の全てのランドマーク図形の前面に配置するようにしてもよい。または、前記第2態様の案内画像に、前記第1態様の案内画像に含まれるランドマーク図形のうちの、前記検索地点周辺の当該検索地点を除く各地点に対応するランドマーク図形を含めないようにしてもよい。または、前記第2態様の案内画像において、当該第2態様の案内画像に含まれるランドマーク図形のうちの、前記検索地点周辺の当該検索地点を除く各地点に対応するランドマーク図形を、半透明で表すようにしてもよい。または、前記第2態様の案内画像を、前記検索地点に対応するランドマーク図形に関連づけられた形態で配置された、前記検索地点の名称を表す文字列を含むものとしてもよい。
【発明の効果】
【0011】
以上のように、本発明によれば検索地点位置を地図上で表示するナビゲーション装置において、地図のスクロール表示後においても、ユーザが検索地点を地図中から容易に探し出すことができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係る地図データの内容を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。
【図4】本発明の実施形態に係る検索地点提示処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るナビゲーションシステムの構成を示す。
ナビゲーションシステムは自動車に搭載される装置であり、図示するように、ナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置1と、操作部2と、表示装置3と、車両状態センサ4と、GPS受信機5とを備えて構成される。ここで、車両状態センサ4は、角加速度センサや地磁気センサなどである方位センサや、車速パルスセンサなどである車速センサなどの、車両の各種状態を検出するセンサ群である。
【0014】
そして、ナビゲーション装置1は、地図を表す地図データを記憶したDVDドライブやHDDなどの記憶装置である地図データ記憶部11、現在状態算出部12、操作部2や表示装置3を用いたGUIをユーザに提供するGUI制御部13、ルート探索部14、メモリ15、制御部16、案内画像生成部17を有する。
【0015】
但し、以上のナビゲーション装置1は、ハードウエア的には、マイクロプロセッサや、メモリや、その他のグラフィックプロセッサやジオメトリックプロセッサ等の周辺デバイスを有する一般的な構成を備えたCPU回路であって良く、この場合、以上に示したナビゲーション装置1の各部は、マイクロプロセッサが予め用意されたプログラムを実行することにより具現化されるもであって良い。また、この場合、このようなプログラムは、記録媒体や適当な通信路を介して、ナビゲーション装置1に提供されるもであって良い。
【0016】
次に、図2に地図データ記憶部11に記憶される地図データの内容を示す。
図示するように、地図データは、地図データの製作日時などを記述した管理データ、地図を表す基本地図データ、地点データ、ランドマーク用図形テーブル、住所/座標変換テーブル、電話番号/座標変換テーブルとを含んで構成される。
そして、基本地図データは、道路網を規定する道路ユニットと、表示地図を規定する描画ユニットとを有する。
次に、道路ユニットは道路網を表すデータであり、ノードリストとリンクテーブルとを有する。
ここで、道路ユニットでは、道路を直線であるリンクの集合として表現しており、この各リンクの端点がノードである。そして、ノードリストは、各ノードの座標や、各ノードの交差点に相当するノードであるか等を表す属性などを示すデータである。また、リンクテーブルは、各リンクの両端のノードの識別や、各リンクの距離や方位や、各リンクに与えた経路探索用のコストであるリンクコストや、リンクが属する路線の高速道路、一般道、細街路等の路線種別などを示すデータである。
【0017】
次に、描画ユニットは、地形図形や道路図形や建物図形などの地図の地理的な表示要素となる各図形や、建物名称や道路名称や交差点名称などの地図上に表示する各文字列を規定するデータである。
また、地図データの地点データは、地図データ制作者が地図データにプリセットした、各地点についての情報を示すものであり、地点毎に設けられた地点レコードを有する。そして、各地点レコードには、地点名称、地点のガソリンスタンド/ストア/レストラン/ホテルといった種類を表す地点種別と、その地点の住所と、その地点の電話番号と、その地点の座標とが登録されている。
【0018】
また、地図データのランドマーク用図形テーブルには、地点種別毎のエントリが設けられ、各エントリには、対応する地点種別と対応する地点種別の地点を地図上で表すランドマークとして用いる図形を定義する図形データとが登録されている。
次に、住所/座標変換テーブルには、各住所と当該住所に対応する地点の座標との対応が登録されている。
また、電話番号/座標変換テーブルには、各電話番号と、当該電話番号の電話加入者の名称や当該電話加入者の住所に対応する地点の座標との対応が登録されている。
さて、このような構成において、ナビゲーション装置1の現在状態算出部12は、以下の処理を繰り返し行う。
すなわち、現在状態算出部12は、車両状態センサ4やGPS受信機5の出力から推定される現在位置に対して、地図データ記憶部11から読み出した地図データの基本地図の道路ユニットが示す前回決定した現在位置の周辺の地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置として最も確からしい座標と、現在の進行方向として最も確からしい方向とを、それぞれ現在位置、現在進行方位として決定し、メモリ15に設定する。
【0019】
また、制御部16は、ユーザから操作部2、GUI制御部13を介して目的地の設定を受付け、これをメモリ15にセットする。
そして、制御部16は、目的地の設定を受け付けたならば、目的地に到る推奨ルートをルート探索部14に探索させる。ルート探索部14は、必要地理的範囲の道路ユニットのデータを地図データ記憶部11から読み出し、メモリ15に設定されている現在位置から目的地までの最小コストの経路を、距離最小などの所定のコストモデルに基づいて推奨ルートとして算出し、算出した推奨ルートの経路データを、メモリ15にセットする。
【0020】
また、制御部16は、メモリ15にセットされた現在位置が目的地近傍となったならば、目的地到着と判定し、メモリ15にセットされている目的地と推奨ルートをクリアする処理も行う。
そして、案内画像生成部17は、通常、以下のような現在位置基準地図表示処理を行う。
すなわち、案内画像生成部17は、メモリ15にセットされた現在位置と、その時点で設定されている地図の表示縮尺に従って現在位置周辺の地理的範囲を地図表示範囲として設定する。
そして、地図表示範囲の案内画像を以下のように生成する。
すなわち、まず、地図表示範囲内の地図画像を、地図データ記憶部11に記憶された地図データの描画ユニットに基づいて描画する。また、描画した地図画像上にランドマーク図形を描画すると共に、地図画像上に、メモリ15にセットされている現在位置や推奨ルートや目的地を表す図形とを描画して、案内画像を生成しGUI制御部13を介して表示装置3に表示する。
【0021】
図3aは、このような現在位置基準地図表示処理によって、表示装置3に表示される案内画像300の例を示すものであり、図示するように、案内画像300は、現在位置周辺の地図画像301上に、現在位置を表す現在位置マーク302が表されたものとなっている。ここで、推奨ルートが設定されている場合には、案内画像300において、地図表示範囲内の推奨ルートを表すルート図形303が地図画像301の上に表され、さらに、目的地が設定されており、表示範囲内に目的地が含まれる場合には、目的地を表す目的地マークも地図画像301の上に表されることになる。
【0022】
また、案内画像300は、地図画像301上に描画されたランドマーク図形310が含まれる場合がある。ここで、ランドマーク図形310の各々は、地図データのいずれかの地点レコードに対応するものであり、対応する地点の座標に対応する地図画像301上の位置に表示される。また、各ランドマーク図形310は、対応する地点レコードの地点種別に対応して、ランドマーク用図形テーブルに登録されている図形データが表す図形となっている。
【0023】
また、案内画像生成部17は、ユーザによって選択された地点種別が登録されている地点レコードに対応するランドマーク図形310のみを地図画像301上に表示する。また、各ランドマーク図形310は、地点種別の所定の優先順位に従って、優先順位の高い地点種別に対応するランドマーク図形310が、より前面に表示されるように地図画像301上に表示される。これは、たとえば、優先順位の低い地点種別より順に、当該地点種別に対応するランドマーク図形310を地図画像301上に描画していくことにより実現される。
【0024】
さて、ここで、このような現在位置基準地図表示処理によって行われる図3aに示したような態様の案内画像300の表示を、現在位置基準地図表示と呼ぶこととする。
さて、制御部16は、操作部2を介して、ユーザから地点種別指定地点検索の要求を受けると、図3bに示すような地点種別選択ウインドウを表示装置3に表示し、地点種別一覧320上で、ユーザから検索の目的とする地点の地点種別の選択を受け付ける。
そして、地点種別選択ウインドウ上で「決定」ボタン321がユーザによって操作されたならば、ユーザが選択した地点種別を検索地点種別とし、図3dに示すような地点選択ウインドウを表示し、検索地点種別が登録されている地点レコードの地点名称の一覧330を表示し、一覧330上で、ユーザから検索の目的とする地点の地点名称の選択を受け付ける。そして、「決定」ボタン331がユーザによって操作されたならば、ユーザが選択した地点名称の地点レコードに対応する地点を検索地点に設定する。
【0025】
一方、地点種別選択ウインドウ上で「名称で絞り込み」ボタン322がユーザによって操作されたならば、ユーザが選択した地点種別を検索地点種別として、図3cに示すような地点選択ウインドウを表示し、ユーザから検索の目的とする地点の地点名称またはその前方部分の文字列の、ソフトウエアキーボード326を用いた入力ボックス325への入力を受け付ける。そして、「検索」ボタン327が操作されたならば、図3dに示すような地点選択ウインドウを表示し、検索地点種別が登録されている地点レコードに登録されている地点名称のうちの、入力ボックスに入力された文字列にマッチする地点名称の一覧330を表示し、一覧330上で、ユーザから検索の目的とする地点の地点名称の選択を受け付ける。そして、「決定」ボタン331がユーザによって操作されたならば、ユーザが選択した地点名称の地点レコードに対応する地点を検索地点に設定する。
【0026】
そして、制御部16は、このようにして検索地点を設定したならば、以下に示す検索地点表示処理を行う。
図4に、この検索地点提示処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、図5aに示すような、検索地点の地点レコードの座標が表す検索地点の位置を中心とする検索地点周辺を地図表示範囲とする上述した案内画像300の生成と表示装置3への表示を案内画像生成部17に行わせる(ステップ402)。ただし、ここでは、検索地点に対応するランドマーク図形510については、地点種別に関わらずに、他のランドマーク図形よりも前面に配置された形態で表示されるように、案内画像300の生成と表示を案内画像生成部17に行わせる。ここで、図5aの例では、検索地点の地点種別は銀行であり、銀行である各地点に対応するランドマーク図形「BK」は、検索地点に対応するランドマーク図形510を除き、地点種別の所定の優先順位に従って、他の地点種別のランドマーク図形の後面に配置され、より前面に配置される近接した他のランドマーク図形が存在する場合には当該近接する他のランドマーク図形によって一部または全部が隠されてしまっているにも関わらず、検索地点に対応するランドマーク図形510だけは、他の地点種別のランドマーク図形の前面に他のランドマーク図形によって隠されることなく配置されている。
【0027】
そして、図5aに示すように、案内画像300の地図画像301上の検索地点の位置にマーク501を表示する(ステップ404)と共に、検索地点の地点レコードに登録されている地点名称や住所や電話番号などの検索地点情報502を案内画像300上に重畳表示する(ステップ406)。
【0028】
また、「戻る」ボタンと503と「目的地設定」ボタン504よりなるメニューを案内画像300上に重畳表示する(ステップ408)。
そして、「目的地設定」ボタン504の操作の発生(ステップ410)と「戻る」ボタン503の操作の発生(ステップ412)と操作部2を用いたスクロール操作の発生(ステップ414)とを監視する。
そして、「目的地設定」ボタン504の操作が発生したならば(ステップ410)、検索地点の地点レコードに登録されている座標を目的地に設定し(ステップ416)、目的地に到る推奨ルートをルート探索部14に探索させた(ステップ436)上で、案内画像生成部17に、表示装置3の表示を図3aのような現在位置基準地図表示に復帰させ(ステップ432)、検索地点提示処理を終了する。また、「戻る」ボタンと503の操作が発生した場合には(ステップ412)、そのまま、表示装置3の表示を図3aのような現在位置基準地図表示に復帰させ(ステップ432)、検索地点提示処理を終了する。
【0029】
一方、スクロール操作が発生した場合には(ステップ414)、まず、検索地点の位置を表すマーク501と検索地点情報502の表示を消去する(ステップ418)。
そして、案内画像生成部17に案内画像300の態様を、検索地点を表すランドマーク図形510が地図画像301上で強調表示される形態に変更させる(ステップ420)。ここで、この検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示される案内画像300の態様としては、たとえば、図5bに示すように、検索地点に対応するランドマーク図形510を、他のランドマーク図形よりも前面に配置した状態で表示すると共に、検索地点に対応するランドマーク図形510を囲む枠511を表示した形態などを用いることができる。
【0030】
そして、案内画像300の地図画像301の中心位置にカーソル512を表示し(ステップ422)、発生したスクロール操作方向に地図表示範囲を移動することにより、案内画像300のスクロール表示を案内画像生成部17に行わせる(ステップ424)。なお、このスクロール後も、案内画像300の形態は、検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示される案内画像300の態様に維持される。
【0031】
次に、スクロール操作の発生と(ステップ426)、「目的地設定」ボタン504の操作の発生(ステップ428)と「戻る」ボタンと503の操作の発生と(ステップ430)を監視する。
そして、スクロール操作が発生したならば(ステップ426)、発生したスクロール操作方向に地図表示範囲を移動することにより、案内画像300のスクロールを案内画像生成部17に行わせ(ステップ424)、ステップ426-430の監視に戻る。
一方、「目的地設定」ボタン504の操作が発生した場合には(ステップ428)、地図画像301上のカーソル512の位置に対応する地点、すなわち、地図画像301の中央位置の地点の座標を目的地に設定し(ステップ434)、目的地に到る推奨ルートをルート探索部14に探索させた(ステップ436)上で、案内画像生成部17に、表示装置3の表示を図3aのような現在位置基準地図表示に復帰させ(ステップ432)、検索地点提示処理を終了する。また、「戻る」ボタンと503の操作が発生した場合には(ステップ430)、そのまま、表示装置の表示を図3aの現在位置基準地図表示に復帰させ(ステップ432)、検索地点提示処理を終了する。
【0032】
以上、検索地点提示処理について説明した。
ここで、以上の検索地点提示処理のステップ420において行う変更後の案内画像300の態様、すなわち、検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示される案内画像300の態様としては、たとえば、図5cに示すような、検索地点に対応するランドマーク図形510を、他のランドマーク図形よりも前面に配置した状態で表示するだけの態様や、図5dに示すような、検索地点に対応するランドマーク図形510を、他のランドマーク図形よりも前面に配置した状態で表示すると共に、検索地点の地点名称を検索地点に対応するランドマーク図形510からの吹き出し513の態様で表示する態様なども用いることができる。
【0033】
また、この検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示される案内画像300の態様としては、図6aに示すように、検索地点との間の地図画像301上における距離が所定距離内の地点に対応するランドマーク図形、もしくは、検索地点との間の実世界上での距離が所定距離内の地点に対応するランドマーク図形の表示を、検索地点に対応するランドマーク図形510の表示を除き消去する態様や、図6bに示すような、検索地点との間の地図画像301上における距離が所定距離内の地点に対応するランドマーク図形、もしくは、検索地点との間の実世界上での距離が所定距離内の地点に対応するランドマーク図形の表示を、検索地点に対応するランドマーク図形510の表示を除き半透明化する態様なども用いることができる。
【0034】
また、この検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示される案内画像300の態様としては、図6cに示すように、検索地点に対応するランドマーク図形510を、他のランドマーク図形よりも前面に配置した状態で表示すると共に、検索地点に対応するランドマーク図形510を囲む枠521を表示すると共に、枠521に付随させたマーク522のユーザの指定に応じて、検索地点の地点名称をマーク522からの吹き出し523の態様で表示する態様や、図6dに示すように、検索地点との間の地図画像301上における距離が所定距離内の地点に対応するランドマーク図形、もしくは、検索地点との間の実世界上での距離が所定距離内の地点に対応するランドマーク図形の表示を、検索地点に対応するランドマーク図形510と、検索地点と地点種別が同じ地点のランドマーク図形530の表示を除き消去すると共に、検索地点に対応するランドマーク図形510を囲む枠531を表示する態様なども用いることができる。また、この他にも、検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示される案内画像300の態様としては、検索地点に対応するランドマーク図形510を他のランドマーク図形よりも大きなサイズで表示したり、検索地点に対応するランドマーク図形510を他のランドマーク図形310とは異なる表示色で表示するなどの態様なども用いることができる。
【0035】
以上、本発明の実施形態について説明した。
以上のように本実施形態によれば、案内画像300のスクロール表示中にも、検索地点を表すランドマーク図形510が強調表示されるので、ユーザは検索地点の位置を容易に識別することができる。よって、案内画像300のスクロール表示によって、検索地点周辺を確認した後に、再度、スクロール操作によって、強調表示されたランドマーク図形510によって示される検索地点にカーソル512を位置づけて、検索地点を目的地に設定する作業等を容易に行うことができる。
【0036】
ところで、以上の実施形態では、地点レコードが設けられた地点すなわちランドマーク図形が定義されている地点が検索地点として検索される場合について説明したが、本実施形態は、ランドマーク図形が定義されていない地点が検索地点として検索される場合にも同様に適用することができる。
【0037】
すなわち、たとえば、ユーザから住所の指定を受け付けて、受け付けた住所に対応する地点の座標を住所/座標変換テーブルから検索して、当該座標の地点を検索地点として設定する住所検索や、ユーザから電話番号を受け付けて、受け付けた電話番号の加入者の住所に対応する地点の座標を電話番号/座標変換テーブルから検索して、当該座標の地点を検索地点として設定する電話番号検索を、制御部16において行うようにしてもよい。
【0038】
そして、これらの住所検索や電話番号検索によって、検索地点を設定した場合には、上述した検索地点提示処理を次のように行うようにする。
すなわち、検索地点提示処理のステップ402では、検索地点の座標が表す検索地点の位置を中心とする検索地点周辺を地図表示範囲とする上述した案内画像300の生成と表示装置3への表示を案内画像生成部17に行わせる。ただし、ここでは、各ランドマーク図形については、現在位置基準地図表示と同様に表示する。
【0039】
また、図7aに示すように、ステップ404では、案内画像300の地図画像301上の検索地点の位置にマーク501を表示し、ステップ406では検索地点情報502として、住所検索でユーザから入力された住所や、電話番号検索でユーザから入力された電話番号に対応して電話番号/座標変換テーブルに登録されている電話加入者名称や電話加入者の住所を案内画像300上に重畳表示するようにする。
【0040】
そして、ステップ420では、図7bに示すように、案内画像生成部17に案内画像300の態様を、地図画像301上の検索地点の位置にマーク701を配置したものに変更する。ここで、このマーク701の地図画像301上の検索地点の位置への表示は、案内画像300のスクロール表示中も維持するようにする。
【0041】
このようにすることにより、ランドマーク図形が定義されている地点が検索地点として検索される場合と同様に、案内画像300のスクロール表示中も、ユーザはマーク701の表示より検索地点の位置を容易に識別することができるようになる。
【符号の説明】
【0042】
1…ナビゲーション装置、2…操作部、3…表示装置、4…車両状態センサ、5…GPS受信機、11…地図データ記憶部、12…現在状態算出部、13…GUI制御部、14…ルート探索部、15…メモリ、16…制御部、17…案内画像生成部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
目的地までの経路案内を行うナビゲーション装置であって、
ユーザの指定した検索条件にマッチする地点を検索して検索地点に設定する検索手段と、
前記検索手段が検索地点を設定したときに、当該検索地点周辺の地図と、当該地図上の前記検索地点に対応する位置に配置されたマークとを含む第1態様の案内画像を表示する検索地点提示手段と、
前記第1態様の案内画像を表示しているときに、ユーザのスクロール操作が発生した場合に、地図と、当該地図上に配置されたカーソルとを含む第2態様の案内画像を表示し、当該第2態様の案内画像に含める地図に対応する地理的範囲をユーザのスクロール操作に応じて、前記第1態様の案内画像に含まれる地図に対応する地理的範囲から漸次移動するスクロール表示手段と、
前記第1態様の案内画像が表示されているときに、ユーザの目的地設定操作に応じて、前記検索地点を前記目的地に設定し、前記第2態様の案内画像が表示されているときに、ユーザの目的地設定操作に応じて、前記第2態様の案内画像に含まれる地図上の、前記カーソルが配置されている位置に対応する地点を前記目的地に設定する目的地設定手段とを有し、
前記第2態様の案内画像において、前記検索地点は、他の地点よりも強調されて、当該第2態様の案内画像に含まれる地図上に表されていることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
請求項1記載のナビゲーション装置であって、
前記第1態様の案内画像は、前記検索地点を含む複数の地点の各々に対応して設けられた、当該第1態様の案内画像に含まれる地図上の対応する地点の位置に配置された、対応する地点の種別を表すランドマーク図形を含み、
前記第2態様の案内画像は、前記検索地点を含む複数の地点の各々に対応して設けられた、当該第2態様の案内画像に含まれる地図上の対応する地点の位置に配置された、対応する地点の種別を表すランドマーク図形を含み、
前記第2態様の案内画像において、当該第2態様の案内画像に含まれる前記検索地点に対応するランドマーク図形は、他のランドマーク図形よりも強調されて表されていることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項3】
請求項2記載のナビゲーション装置であって、
前記第2態様の案内画像は、前記検索地点に対応するランドマーク図形を装飾する所定の図形を含むことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項4】
請求項2記載のナビゲーション装置であって、
前記第2態様の案内画像において、前記検索地点の種別を表すランドマーク図形は、他の全てのランドマーク図形の前面に配置されていることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項5】
請求項2記載のナビゲーション装置であって、
前記第2態様の案内画像には、前記第1態様の案内画像に含まれるランドマーク図形のうちの、前記検索地点周辺の当該検索地点を除く各地点に対応するランドマーク図形は含まれないことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項6】
請求項2記載のナビゲーション装置であって、
前記第2態様の案内画像において、当該第2態様の案内画像に含まれるランドマーク図形のうちの、前記検索地点周辺の当該検索地点を除く各地点に対応するランドマーク図形は、半透明で表されていることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項7】
請求項2記載のナビゲーション装置であって、
前記第2態様の案内画像は、前記検索地点に対応するランドマーク図形に関連づけられた形態で配置された、前記検索地点の名称を表す文字列を含むことを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項8】
請求項1記載のナビゲーション装置であって、
前記第2態様の案内画像は、当該第2態様の案内画像に含まれる地図上の前記検索地点に対応する位置に配置した所定の図形を含むことを特徴とするナビゲーション装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate


【公開番号】特開2012−88183(P2012−88183A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−235235(P2010−235235)
【出願日】平成22年10月20日(2010.10.20)
【出願人】(000101732)アルパイン株式会社 (2,424)
【Fターム(参考)】