説明

ナビゲーション装置

【課題】施設のリストをストレスなく円滑に更新させることができるとともに、リスト表示された全ての施設を含む地図画像を表示させる。
【解決手段】リスト表示された複数の施設を地図画像上に表示させる機能を備えるナビゲーション装置において、前記施設のリスト及び前記地図画像を表示する表示部18と、前記リストを更新するリスト更新部17と、前記リストから所望の前記施設を選択する施設選択部17と、前記リストに表示された全ての前記施設を表示可能な前記地図画像の縮尺を演算する縮尺演算部16と、前記施設が選択されたとき、前記リストに表示された全ての前記施設を含む前記地図画像を、前記縮尺で前記表示部に表示させる制御を行う制御部11と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナビゲーション装置に関するものであり、特に、リスト表示された複数の施設を地図画像上に表示させる機能を備えるナビゲーション装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
車両の走行を支援する装置として、車両の現在位置を地図画像とともに表示部に表示させ、また、目的地を設定することにより、現在位置から目的地までの最適な経路を探索して案内するナビゲーション装置が広範に利用されている。さらに、このようなナビゲーション装置には、所望の検索条件に従って検索された施設(POI:Point Of Interest)のリストを表示させ、リストから1つの施設が選択されると、その施設の位置を含む地図画像を表示させる機能を備えたものがある。

しかしながら、リストに表示された複数の施設の位置を確認したい場合、施設を1つずつ選択して地図画像を表示させる操作を繰り返すことは、ユーザにとって非常に煩わしい作業である。また、選択された施設の位置を含む地図画像の表示処理には、所定の時間がかかるため、次の施設を選択する際の操作に支障を来たすおそれがある。

そこで、下記の特許文献1(特許第4723729号公報)は、地図画像の縮尺を演算し、リストに表示された複数の施設を全て含む地図画像を表示装置に表示させるようにした地図表示制御装置を開示している。

この特許文献1によれば、リストに表示された複数の施設を全て含む地図画像を表示させることができるため、ユーザが繰り返し施設を選択するという煩わしさを回避することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第4723729号公報([請求項1])
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に開示された発明は、表示手段の表示領域を2つに分け、一方に検索したPOIのリストを表示し、他方にリスト表示されたPOIを全て含む地図画像を表示するように構成されている。このため、リスト表示されたPOIの数や各POI間相互の距離、あるいは、基準位置と各POIとの距離などに基づいて表示すべき地図画像の縮尺を演算し、リストに表示された複数の施設を全て含む地図画像を前記他方の表示領域に表示させるように構成されている。

また、一般には、画面の大きさには限りがあるため、前記一方の表示領域に表示できるPOIの数には限りがある。そこで、特許文献1の発明においては、検索されたPOIの数が多い場合、所定数のPOIのリストが表示され、プルダウンメニューの操作やスクロールバーの操作などの画面送りの操作を行い、順次所定数のPOIを表示するようにリスト表示を更新する構成とされている。

しかしながら、上記の特許文献1では、リストが更新される毎に、リストに表示されている複数の施設が全て表示されるように地図画像の縮尺を演算するため、縮尺の演算処理及び表示処理に要する時間がリストの更新処理に影響を与えてしまう。従って、例えば、リストを更新させて他の施設を表示させたい場合、表示すべき地図の縮尺の演算や変更処理に時間を要し、更新処理を円滑に行うことができず、ユーザがストレスを感じることになる。

本発明は、上記の問題点を解消することを課題とするものであり、施設のリストをストレスなく円滑に更新させることができるとともに、リスト表示された全ての施設を含む地図画像を表示させることができるナビゲーション装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本願の請求項1にかかる発明は、
リスト表示された複数の施設を示す施設画像を地図画像上に表示させる機能を備えるナビゲーション装置において、前記施設のリスト及び前記地図画像を表示する表示部と、前記リストを更新するリスト更新部と、前記リストから所望の前記施設を選択する施設選択部と、前記施設が選択されたとき、前記表示部に表示された前記地図画像を更新する制御部と、を備えることを特徴とする。

本願の請求項2にかかる発明は、請求項1にかかるナビゲーション装置において、前記制御部は、選択された前記施設を中心とする前記地図画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。

本願の請求項3にかかる発明は、請求項1又は2にかかるナビゲーション装置において、前記リストに表示された全ての前記施設を表示可能な前記地図画像の縮尺を演算する縮尺演算部を備え、前記リストから前記前記施設が選択されたとき、前記制御部は、前記リストに表示された全ての前記施設を含む前記地図画像を、演算した前記縮尺で前記表示部に表示させる制御を行うこと特徴とする。

本願の請求項4にかかる発明は、請求項1から3の何れかにかかるナビゲーション装置において、現在位置を検出する現在位置検出部を備え、前記制御部は、前記現在位置を含む前記地図画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。

本願の請求項5にかかる発明は、請求項4にかかるナビゲーション装置において、前記現在位置から選択された前記施設までの経路を探索する経路探索部を備え、前記制御部は、前記経路を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
請求項1にかかる発明においては、リスト表示された複数の施設を示す施設画像を地図画像上に表示させる機能を備えるナビゲーション装置において、前記施設のリスト及び前記地図画像を表示する表示部と、前記リストを更新するリスト更新部と、前記リストから所望の前記施設を選択する施設選択部と、前記リストに表示された全ての前記施設を表示可能な前記地図画像の縮尺を演算する縮尺演算部と、前記施設が選択されたとき、前記リストに表示された全ての前記施設を含む前記地図画像を、前記縮尺で前記表示部に表示させる制御を行う制御部と、を備える。

このように構成することにより、ユーザが施設のリストを更新するときには、地図画像に対する処理は行わず、ユーザがリストから施設を選択したとき、リスト表示された全ての施設が含まれる縮尺を演算して地図画像を表示させるため、施設のリストをストレスなく円滑に更新させることができるとともに、リスト表示された全ての施設を含む地図画像を表示させることができる。

請求項2に係る発明においては、請求項1にかかるナビゲーション装置において、選択された施設を中心として地図画像を表示させることにより、所望の施設の位置を容易に把握することができる。

請求項3に係る発明においては、請求項1にかかるナビゲーション装置において、
選択されたリストに表示された全ての施設を含む地図画像を演算した縮尺で表示部に表示させる制御を行うことにより、施設のリストをストレスなく円滑に更新させることができる。

請求項4に係る発明においては、請求項1から3の何れかにかかるナビゲーション装置において、表示部に現在位置を含む地図画像を表示させることにより、所望の施設の位置をユーザの現在位置との関係で容易に把握することができる。

請求項5に係る発明においては、請求項4にかかるナビゲーション装置において、現在位置から選択された施設までの経路を探索して表示させることにより、ユーザは、所望の施設までの経路を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の実施例におけるナビゲーション装置の構成ブロック図である。
【図2】図1に示すナビゲーション装置の動作フローチャートである。
【図3】本発明の実施例における操作表示部に表示される地図画像及びリストの説明図である。
【図4】図3に示すリストをスクロールさせた状態の説明図である。
【図5】図4に示すリストから施設を選択し、決定ボタンを操作したときの地図画像及びリストの説明図である。
【図6】図4に示すリストから施設を選択し、決定ボタンを操作したときの地図画像及びリストの他の実施例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の具体例を実施例及び図面を用いて詳細に説明する。但し、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するためのナビゲーション装置を例示するものであって、本発明をこのナビゲーション装置に特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のナビゲーション装置にも等しく適応し得るものである。
【実施例】
【0009】
図1は、本発明の一実施例である車両に搭載されるナビゲーション装置10の構成を示すブロック図である。なお、ナビゲーション装置10は、徒歩で移動するユーザが所持するPND(Portable Navigation Device)であってもよい。

ナビゲーション装置10は、制御部11、現在位置検出部12、経路探索部13、地図情報記憶部14、リスト情報記憶部15、縮尺演算部16、タッチパネル17とディスプレイ18を有する操作表示部19、及び、スピーカ20を備えて構成される。

制御部11は、CPU21、RAM22及びROM23を備え、RAM22及び/又はROM23に記憶された制御プログラムをCPU21が実行することにより、下記に説明するナビゲーション装置10の各部の動作を制御・統括する。

現在位置検出部12は、所定の時間間隔で地球上空を周回している複数のGPS衛星から時刻情報を含む電波(衛星信号)を受信し、受信した衛星信号に基づき、車両の現在位置を算出する。なお、現在位置検出部12は、加速度センサ、ジャイロセンサ等から取得した加速度や角速度、又は、基地局から発信される電波に基づいて、車両の現在位置を算出する自律航法手段により構成することもできる。

経路探索部13は、地図情報記憶部14に記憶された地図情報と、現在位置検出部12を用いて算出した車両の現在位置と、ユーザが設定した目的地とに基づき、現在位置から目的地までの最適な移動経路を探索する。経路探索部13は、例えば、現在位置に対応する道路のノードから、目的地に対応するノードに至るまでのリンクをダイクストラ法等の手法によって探索し、リンク長(リンクコスト)や所要時間を累積し、総リンク長(走行距離)又は総所要時間が最短となる経路を移動経路として探索する。

地図情報記憶部14は、車両の移動経路を探索するための道路データ、建物データ、背景データ、テキストデータから構成される地図情報を記憶する。なお、地図情報は、外部の地図情報提供サーバ(図示せず)から取得し、地図情報記憶部14に一時的に保存されるものであってもよい。

道路データは、道路をその屈曲点、分岐点等の結節点をノードとするノードデータと、それぞれのノード間を結ぶ経路をリンクとしたリンクデータとから構成される。ノードデータは、ノード番号、ノードの位置座標(緯度・経度)、交差点情報や交差点名称を示す情報等のノード属性、さらに接続リンク本数、接続リンク番号のデータを含んで構成される。

リンクデータは、リンクの始点及び終点となるノード番号、高速道路や一般道や街路等を区別するための道路種別、ノード間の距離及び/又は所要時間、国道○号線のような道路名称のデータを含んで構成される。リンクデータには、上記に加えて、リンク属性として橋、トンネル、踏切、料金所、駐車場等のデータが付与される。建物データは、建物の少なくとも3点からなる位置座標(緯度・経度)、ビル、民家等の建物の種別、表示色のデータを含んで構成される。また、背景データは、海域、湖沼、河川形状、山林等の背景画像情報となる少なくとも3点からなる位置座標(緯度・経度)、表示色のデータを含んで構成される。テキストデータは、それぞれの地名や河川名等の文字(名称)、及びその座標(緯度・経度)のデータを含んで構成される。

リスト情報記憶部15は、ディスプレイ18にリスト表示される各種施設(POI)、例えば、公共施設、店舗、ガソリンスタンド、その他、ユーザが任意に登録した施設の名称及び位置情報を含むリスト情報を記憶する。

縮尺演算部16は、ディスプレイ18に表示されたリストからユーザが所望の施設を選択した際、リストに表示されている全ての施設を同時に表示可能な地図画像の縮尺を演算する。

操作表示部19は、メニュー画面、各種施設のリスト、施設の位置、車両の現在位置及び地図画像、探索された移動経路等を表示するディスプレイ18と、ユーザによる操作指示を検知するタッチパネル17とから構成される。ユーザは、タッチパネル17を操作することにより、例えば、ディスプレイ18に表示された複数の施設からなるリストを更新し、また、表示されたリストから所望の施設を選択することができる。従って、操作表示部19は、リスト更新部及び施設選択部として機能する。

スピーカ20は、操作表示部19のディスプレイ18に表示される地図画像や、経路探索部13によって探索された経路に従い、ユーザに対して必要な音声案内を出力する。

本実施例のナビゲーション装置10は、基本的には以上のように構成される。次に、図2に示すフローチャートに従い、ナビゲーション装置10の動作について説明する。

ナビゲーション装置10の電源が投入されると、現在位置検出部12は、制御部11の制御下において、GPS衛星から時刻情報を含む衛星信号を受信し、車両の現在位置を算出する。次いで、制御部11は、例えば、図3に示すように、算出された車両の現在位置を示すマーク24を含む地図画像25と、施設の名称が表示された複数の施設タグ26からなるリスト27と、リスト27を更新するためのスクロールバー28とをディスプレイ18に表示させる(ステップS101)。この場合、リスト27に表示される施設タグ26は、例えば、現在位置検出部12によって検出された車両の現在位置に近い順にリスト情報記憶部15から抽出して表示させることができる。

ユーザは、ディスプレイ18のリスト27に所望の施設が表示されていない場合、スクロールバー28を操作し(ステップS102、YES)、リスト27を更新する(ステップS103)。図4は、リスト27が更新されたディスプレイ18を示す。この場合、地図画像25は、図3と同じ状態であり、更新されない。従って、制御部11には、地図画像25の更新処理による負荷がかからないため、ユーザは、リスト27の更新、すなわち、スクロールを円滑に行うことができる。

なお、リスト27の更新方法としては、種々の態様を採用することができる。例えば、図3の状態からスクロールバー28を操作したとき、表示されている4つの施設タグ26の全てを新たな4つの施設タグ26に入れ替える方法、又は、最下段に表示されている施設タグ26(「DDD百貨店」)を最上段に表示し、残りの3つを新たな施設タグ26に入れ替える方法等を採用することができる。また、リスト27の更新方法としては、スクロールバー28を操作するのではなく、リスト27を直接フリックしてスクロールさせる方法を用いることもできる。

リスト27に所望の施設にかかる施設タグ26が表示され、ユーザがタッチパネル17を操作してその移設タグ26を選択すると(ステップS104、YES)、選択された施設タグ26が反転表示される。図5は、「ショッピングモールEEE」の施設タグ26がユーザによって選択され、その施設タグ26が判定表示された状態を示す。

所望の施設タグ26が選択されると、縮尺演算部16は、リスト27に表示されている全ての施設タグ26にかかる施設と、車両の現在位置とを同時に表示可能な地図画像の縮尺を演算する(ステップS105)。次いで、制御部11は、ステップS105で演算された縮尺で地図情報を処理し、図5に示すように、リスト27に表示されている全ての施設タグ26にかかる施設と、車両の現在位置を示すマーク24とを含む地図画像29をディスプレイ18に表示させる(ステップS106)。なお、ユーザが選択した施設タグ26にかかる施設の位置は、マーク30により地図画像29に表示される。

このように、リスト27に表示されている施設タグ26にかかる全ての施設と車両の現在位置とを同時にディスプレイ18に表示させることにより、ユーザは、現在位置に対する所望の施設の位置を容易に把握することができる。

なお、図5に示す地図画像29では、リスト27に表示されている全ての施設タグ26にかかる施設と、車両の現在位置を示すマーク24とを含む地図画像29をディスプレイ18に表示させているが、図6に示すように、ユーザによって選択された施設(マーク31)が画像中心となるように地図画像31を表示させるようにしてもよい。この場合、図5に示す地図画像29の縮尺と、図6に示す地図画像31の縮尺とは、一般には異なるものとなる。また、地図画像29又は31には、車両の現在位置は表示させず、全ての施設タグ26にかかる施設のみを表示させるようにしてもよい。

次いで、ユーザが地図画像29又は31の一部に表示されている決定ボタン32を操作すると(ステップS107、YES)、制御部11は、ディスプレイ18に車両の現在位置と、選択された施設の周辺地図とを表示させるとともに、ユーザが選択した施設を目的地に設定する(ステップS108)。なお、ユーザは、決定ボタン32を操作することなく(ステップS107、NO)、リスト27を更新させて他の施設タグ26をディスプレイ18に表示させる処理を繰り返すことができる。

ステップS108において、選択された施設が目的地に設定されると、経路探索部13は、地図情報記憶部14に記憶されている地図情報に基づき、車両の現在位置から前記目的地までの最適な移動経路を探索する(ステップS109)。探索された経路は、地図画像とともにディスプレイ18に表示される。この場合、地図画像には、リスト27に表示されている全ての施設を表示する必要はなく、車両の現在位置、目的地及び探索された経路が表示されていればよい。

そして、ユーザが表示された経路に従って車両を走行させると、現在位置検出部12は、車両の現在位置を逐次検出し、制御部11は、ディスプレイ18に探索された経路とともに車両の現在位置を表示させる。このようにして、ユーザは、表示された経路に従って目的地まで移動することができる。

以上の処理は、ナビゲーション装置10の電源がOFFとされるまで適宜行われる(ステップS110)。

以上のように、本実施例のナビゲーション装置10によれば、所望の施設が表示されるまでリスト27を更新する間、地図画像に対する処理を行わないことにより、ユーザは、ストレスなくリスト27の更新処理を円滑に行うことができる。そして、更新されたリスト27から所望の施設を選択した時点で地図画像を処理することにより、リスト表示されている全ての施設を含む地図画像を表示させ、所望の施設の位置を確認することができる。

なお、本発明は、上述した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更することが可能である。
【符号の説明】
【0010】
10・・・ナビゲーション装置
11・・・制御部
12・・・現在位置検出部
13・・・経路探索部
14・・・地図情報記憶部
15・・・リスト情報記憶部
16・・・縮尺演算部
17・・・タッチパネル
18・・・ディスプレイ
19・・・操作表示部
20・・・スピーカ
25、29、31・・・地図画像
26・・・施設タグ
27・・・リスト
28・・・スクロールバー
32・・・決定ボタン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
リスト表示された複数の施設を示す施設画像を地図画像上に表示させる機能を備えるナビゲーション装置において、
前記施設のリスト及び前記地図画像を表示する表示部と、
前記リストを更新するリスト更新部と、
前記リストから所望の前記施設を選択する施設選択部と、
前記施設が選択されたとき、前記表示部に表示された前記地図画像を更新する制御部と、
を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
【請求項2】
前記施設が選択されたとき、前記制御部は、選択された前記施設を中心とする前記地図画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
【請求項3】
前記リストに表示された全ての前記施設を表示可能な前記地図画像の縮尺を演算する縮尺演算部を備え、前記リストから前記施設が選択されたとき、前記制御部は、前記リストに表示された全ての前記施設を含む前記地図画像を、演算した前記縮尺で前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
【請求項4】
現在位置を検出する現在位置検出部を備え、
前記制御部は、前記現在位置を含む前記地図画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載のナビゲーション装置。
【請求項5】
前記現在位置から選択された前記施設までの経路を探索する経路探索部を備え、
前記制御部は、前記経路を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項4に記載のナビゲーション装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2013−96809(P2013−96809A)
【公開日】平成25年5月20日(2013.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−239180(P2011−239180)
【出願日】平成23年10月31日(2011.10.31)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】