説明

ニュ―トン力学のうちの1つとされる作用反作用の法則を否定する―内力を利用した動力機関及び超流体の力、反重力を利用した飛行物体

【目的】 空飛ぶ円盤の様な装置 航行物体を作る
【構成】 内力、超流動、反重力を利用する

【発明の詳細な説明】
本発明はニュートン力学の1つとされる作用反作用の法則を否定する内力及び超流体の力、反重力を利用した空間を浮航移動する装置である。ニュートン力学の3法則といわれている理論が最初に誰によって考えられ誰によって称えられたかはその内容と共に多くの疑問が持たれている。将来これ等が否定される可能性も絶無ではない。
第3法則−作用は常に反作用に等しい。あるいは2個の物体間に働く力は、互いに常に大きさが相等しく方向は逆向きである。 となっている。ある物理に関する本から‥‥‥‥作用が反作用に等しいという法則を第3法則として挙げた。しかしよく考えると、これは力というものの性質あるいはその本性をあらわすものであって、力学の運動法則とは異質なものである。力は本来反作用を伴って働くものであり、一方的に働くという事はない。‥‥‥‥私も一般的に考えられている作用反作用の法則は非常に怪しく間違っていると考える。ここでは理論でなく思想、経験、からそれ等を否定する。(本来思想と理論とは同じものであるともされるが)
ある物体が他の物体、構造物の上に乗せられた場合、上部の物体は重力によって下の物体に作用を及ぼし、下部の物体は同じ量の力を反作用として上部の物体に及ぼすとされる。しかしこの理論はおかしい私の思想では上部の物体からの重力による作用はあったとしても下部の物体は只単に構造物としてその重量を支えているのであって反作用の力は働かないと考える。今迄考えられていた反作用の力は上部の物体が下部の物体から受ける浮力であると考える。固体同志の場合でも浮力が働くのである。
(図1)固体が固体の上に乗せられた図。この場合少しではあるが下の物体はへこむ、そしてその凹の部分に相当する下部の物体の重量に相当する浮力を上部の物体が受ける。現実的な例として、大きなビル等を建設する場合を考える。
(図2)ビルの図である。ビルには地下にも駐車場等の設備がある、これは空間の有効利用という理由もあるが、ビルを周囲(土砂等の固体)から受ける浮力によって安定させているのである。別の経験から考えてみる。
(図3)鉄板の上に底面積と重量が同じのトーフ(豆腐)を置いた図である。この場合トーフは型を保ち無理なこじつけとして作用反作用の法則が成立つともいえる。
(図4)トーフの上に鉄板を置いた図である。トーフは生産地、生産方法により非常に固いものもあるのでこの場合は自重による形の崩れを辛うじて保っている程度の柔らかいものとする。トーフはすぐに崩れ鉄板はその中に埋まってしまう。そして鉄板はトーフから浮力を受けるのである。
(図5)トーフよりも弾性の強いコンニャク(蒟蒻)の上に鉄板を乗せた図。この場合コンニャクは元の形に戻ろうとして鉄板に浮力が働くその力はコンニャクの変形した部分の重量と同じと考えられる。亦磁力は重力とは全く別なものであり作用反作用の法則はあてはまらないと考える。この事は識別番号598037640 特願平10−72977 の審査請求の拒絶理由通知書に対する形式ではない理由、内容の意見書の意味もある。


そして磁力による力は静電現象である、クーロンの法則と同様に表わされる。
F=K・m1m2/γm1m2 2つの物体の磁力の強さγ 両磁極間の距離K 比例定数Kの比例定数のMKSA系の単位の使用は別として他のm1m2 γ には非常に疑問が多い。m1m2 は両物体間の磁力の強さN極対S極、あるいはN極対N極の吸引力、反発力となっている。この力は異極の場合、同極の場合その力は異なることは無いのであろうか、若しmが磁力を持たない只の鉄の場合mは零となり全体のFも零となる。磁力を別とした重量、質量は関係しないのか、γ(距離)に関しても重量、質量が関係すると磁極面、質量の中心と2つの観点で考えなければならない、それ以前に磁力線は光線の様に直進する性質のものでは無い。N極を出てS極に戻るのである。磁力が距離の2乗に反比例するという事もおかしい。 亦磁力(磁力線、磁束)は磁極片、ヨーク(継体)を付ける事でその力、方向をも変えることが出来る。重力の方向は地球の中心に向かう方向のみである。図6、図7 は特願平10−72977の中の図である。
(図6)磁石とそれに吸収されている鉄球である。
(図7)同極が向合っている為上部のU字型磁石が浮上がっている図である。専門家(特許審査官を含む)はこの現象は作用反作用の力であり運動、仕事はしていないと言う。しかし私の思想、経験によればこれは明らかに仕事をしているのである。専門家といわれる人々に判り易い例を挙げて説明する。流れのある川でその流れと同じ速度で泳いでいる人は運動、仕事をしているのであろうか、流れの中で頭を上流に向けてとどまっている様に見える魚はどうか、(余談乍ら、この魚が同じ場所に止まっている様に見せる現象、どの様な理由、目的でこの様な行動をとるか別として、この現象は魚が岸や川底の状態、景色をに合わせ自らの居る場所を変えない様に泳ぐのだそうである。水流の強弱に合わせ泳ぐ事は2次的な理由とされる。実験によれば水流がなくとも周囲の状態、景色を動かすことで魚はその景色に合わせる様に泳ぎ、景色を反対方向に動かすと魚は反転して景色の動く方向に泳ぎ出すそうである)
別な経験として蜂鳥が花の蜜を吸う為非常に早く羽ばたき空中にとどまっている行動、ヘリコプターが回転翼の働きにより空中に停まっている様に見える現象などがある。これ等の現象を全て作用反作用の法則で説明することは無理がある様に思える。磁石を利用した「永久的機関」は出来ると考える。そして作用反作用の法則では内力は外部に力を及ぼさないと表現されている。
永久機関に関する本から引用‥‥‥このことは、電車に乗っている人が電車の壁を押して電車を早く走らせようとしても、その力は電車という系の中の力(内力)であって、電車という系の外側にある物体(例えばレールとか地面といった様な物体)に対し何ら力を作用させていないから、電車を速く走らせることはできないのと同じである。この場合、手で電車の壁を押したとすると、電車は手の力により進行方向の力を受けるが、作用反作用の方向により手を電車の壁を押したのと同じ大きさの力が足を介して電車の進行方向と逆向きに働くから、これらの力は互いに打ち消し合い、系全体として何ら力を受けていないのと同じになるのである。‥‥‥とある。この説明は間違っていると考える。内力は外部に力を及ぼすのである。いくつかの経験の例をあげてこれを否定する。少し変ったクイズに「篭の中の鳥」というのがある。篭の中の鳥が飛び上がった場合全体の重さはどうなるかという問題である。
(図8)重量計(ハカリ)の上の鳥篭の中の鳥が飛び上がっている図である。答えとしては鳥篭が針金等で出来ている開放型ならば重量は鳥の重さだけ軽くなり、鳥篭が外部と遮断されている閉鎖系であれば、重量は変わらないとされる。しかしこれは間違っている。鳥の生命健康に対する配慮は別として、篭を完全な閉鎖状態と考える、ここで重量が変わらないとされる理由は鳥が飛び上がった場合、羽根の運動からの空気の運動、圧力が周囲の壁面、床にかかる為とされる。しかしその場合は鳥が脚の力による床を蹴る跳躍の力を一切借りることなく翼を動かす羽ばたくという力のみで浮上滞空している場合だけである。現実にはこの様な事はあり得ないと考える。着床の場合にも完全な羽ばたきによる以外は重量の変化はあると考える。
(図9) 羽ばたき飛上がり、羽ばたき降りた場合の重量変化の想像図。
(図10)跳上り、降りた場合の重量変化の想像図。若しこれらの事が認められないとすれば、エレベーター等の閉鎖系の中では跳び撥ねようと壁に体当たりしようと外部には全く影響がない事になる。当然エレベーターが動き出した場合中の人間も慣性現象をも含めた何らの影響を受けない事になる。次にブランコ(鞦韆−しぅうせん、古くは他の人が綱を引いて動かすものであった)を考える。ブランコでは初期の状態を別にして他人の力を借りる事なく自身の体重の重心を移動させる−漕ぐという動作によってその振幅を徐々に大きくする事が出来る。振幅に対し前方に可動する様に作られているとすればブランコは前方に進む事が出来る。これは内力であると考える。スケボー(スケートボード)も同様に考える事が出来る。初期の段階では片足を板の上に乗せ他の足で地面を蹴って板を動かす事もあるがその後の激しい運きは殆ど板に対する跳躍を含む加重、抜重(スキーでもこの言葉は使われる)によるものである。これも内力による運動と考える。次に電車と内力の関係について考える。前出の様に電車内の力は外部に及ばないと一般には考えられるが私は内力で車を動かす事は出来ると考える。この場合電車等でなくもっと軽く抵抗も出来る丈少ない車両を考える。
(図11)車両の中の人間が進行させようと考える方向の壁に飛蹴りをしている図である。車両は矢印の方向に動く。この力をどの様に説明すれば良いであろうか内部の重心の移動あるいは玉突き現象、慣性によるとでも説明しようか。いずれにしてもこの車両は内力によって動くのである。
(図12)車両内に鐘撞き捧の様な装置を設けた図。この装置により車両を継続的に動かす事ができる。この様な装置では抵抗の大きい水上、水中では利用が難しいと考える。逆にいえば抵抗や重力の小さい宇宙空間ではより利用し易いという事になる。
(図13)宇宙空間に於ける航行装置である。この様に内力を利用した宇宙空間の航行装置は可能である。しかし地表近くの重力、空気抵抗の大きな場所では別の思想、理論を利用した装置の力を借りなければならないと考える。
(図14)内力その他の力による飛行物体である。この装置の航行する原理を次の様に考える。地表近くの空間ではいくつかの力−電磁気的な内力を利用した装置による浮上力。そしてあるフリーエネルギー研究家の本に書かれている「シャウベルガー」の空飛ぶ円盤の思想理論(私はこの思想、理論を理解出来ないが台風や竜巻の様な現象あるいは私の特願平−10−137326の中の流体の超流動現象の様なものと考える)による浮上力、航行力を利用する。そしてある物理学者の思想、理論右回りのコマは軽くなるという反重力ともいえる力によって空間を飛行航行する空飛ぶ円盤の様な装置を作る。「右回りのコマは軽くなる」この思想、理論は今だ正式に認められていないともされるが、ある状態(ある条件下でのともいえるが)の実験ではその力は非常に強く人間が実感出来る程であったとされる。私も短い時間ではあるがテレビの画面で、自由な回転体の上の人間が手に持ったコマ(弾み車)の向きを換えることにより、乗っている回転体自体の動きを換える場面を見ている。反重力とは別にしてこの力を利用する事は出来ると考える。猶私は宇宙人によるUFO等は存在しないと考える。以前から観察されている空飛ぶ円盤の様な飛行物体が存在したとすればそれは地球人が作ったものと考える。亦人間の超能力、人間による超常現象もあり得ないと考える。現在私は任意の角を定規とコンバスを使って3等分する方法を発明(発見)している。
【図面の簡単な説明】
これは本文の中で説明されているので省略する。

【特許請求の範囲】
【請求項1】 図13の内力による航行装置
【請求項2】 図14の飛行物体

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図11】
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【図12】
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【図10】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2000−205111(P2000−205111A)
【公開日】平成12年7月25日(2000.7.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願平11−45235
【出願日】平成11年1月18日(1999.1.18)
【出願人】(598037640)