説明

ネットワークサービス交換の提供に使用される方法及びシステム

【課題】家庭用電子(CE)デバイスとインターネット上でアクセス可能なネットワークサービスとの間のインタフェース又は交換を確立する。
【解決手段】方法は、複数のリモートCEデバイスと、ソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間で中間APIを確立し、交換サービスを介して、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換し、第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別し、中間APIと第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間で更新された交換サービスにより行われる変換が第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正と適合するように交換サービスに対する第1の更新を実行し、第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正に対して複数のCEデバイスの各々において更新を回避する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般にネットワークサービスに関し、より具体的には家庭用電子デバイスを介したサービスの利用に関する。
【背景技術】
【0002】
家庭用電子(CE)デバイスは容易に利用可能である。多くの製造業者は、世界中で製造業者のCEデバイスを流通させている。これらのCEデバイスの一部は、インターネットなどのネットワークを介して他のデバイス又はサービスと接続する能力を有する。従って、これらのCEデバイスは、ユーザに更なる機能及び/又は更なるコンテンツ及び/又はサービスにアクセスする能力を提供する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の幾つかの実施形態は、家庭用電子(CE)デバイスとインターネット上でアクセス可能なネットワークサービスとの間のインタフェース又は交換を確立するシステム、装置及び方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
これらの実施形態の一部は、複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスと、ソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応した1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立し、交換サービスを介して、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換し、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正を識別し、中間APIと第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間で更新された交換サービスにより行われる変換が第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正と適合するように交換サービスに対する第1の更新を実行し、複数のCEデバイスの各々が中間APIと修正されたソーシャルネットワーキングAPIの間の変換を介して修正された第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することを依然として可能である間は、第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正に対して複数のCEデバイスの各々において更新を回避する、方法を提供する。
【0005】
更なる実施形態は、プロセッサベースのシステムへの入力用コンピュータプログラムを実施する媒体と、媒体内で具現化されるコンピュータプログラムとを備えたコンピュータプログラム製品を提供し、コンピュータプログラムが、プロセッサベースのシステムに対して、複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスと、ソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応した1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立する段階と、交換サービスを介して、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する段階と、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正を識別する段階と、交換サービスに対する第1の更新を実行して、中間APIと第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間で更新された交換サービスにより行われる変換が、第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正と適合するようにする段階と、複数のCEデバイスの各々が中間APIと修正されたソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を介して修正された第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することが依然として可能である間は、第1のソーシャルネットワーキングAPI対する修正に対して複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階とを含むステップを実行させる、ようになっている。
【0006】
加えて、幾つかの実施形態は、ネットワークサービスへのアクセスを提供する際に使用されるシステムを提供する。これらのシステムの一部は、複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスと、ソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立する手段と、交換サービスを介して、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する手段と、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正を識別する手段と、交換サービスに対する第1の更新を実行して、中間APIと第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間で更新された交換サービスにより行われる変換が、第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正と適合するようにし、複数のCEデバイスの各々が、中間APIと修正されたソーシャルネットワーキングAPIの間の変換を介して修正された第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することを依然として可能である間は、第1のソーシャルネットワーキングAPIの修正に対して複数のCEデバイスの各々において更新を回避するようにする手段と、を含む。
【0007】
本発明の幾つかの実施形態の上記及び他の態様、特徴及び利点は、以下の図面に関して提示される以下の特定の説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】家庭用電子(CE)デバイスが交換サービスを介して1つ又はそれ以上のネットワークサービスと効果的に通信することを可能にする幾つかの実施形態によるシステムの簡易ブロック図である。
【図2】幾つかの実施形態によるソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスをCEデバイスに提供するプロセスの概略流れ図である。
【図3】交換サービスを介してサポートされたソーシャルネットワーキングサービスに対する修正を識別する、幾つかの実施形態によるプロセスの概略流れ図である。
【図4】交換サービスを介してサポートされたソーシャルネットワーキングサービスのリスティングの配信におけるCEデバイスと交換サービスとの間の通信を示す幾つかの実施形態によるシステムの簡易ブロック図である。
【図5】中間APIと所期のソーシャルネットワーキングサービスに関連したソーシャルネットワーキングAPIとの間の転換又は変換を実行する幾つかの実施形態によるプロセスの概略流れ図である。
【図6】CEデバイス、交換サービス、及びソーシャルネットワーキングサービスの間の通信、並びにCEデバイスとのユーザの対話を示す、幾つかの実施形態によるシステムの簡易ブロック図である。
【図7】例示的なCEデバイス上でユーザに表示されたときの、サードパーティソーシャルネットワーキングサービスへの接続及びログインのプロセスのステップの一部の例示的なスクリーンショットである。
【図8】CEデバイスとのユーザの例示的な対話、及びログインが確立された後のCEデバイス、交換サービス、及びソーシャルネットワーキングサービス間の例示的な通信を示す、幾つかの実施形態によるシステムの簡易ブロック図である。
【図9】幾つかの実施形態による、家庭用電子(CE)デバイスとネットワークサービスとの間のインタフェース又は交換の確立において方法、技術、デバイス、装置、システム、サーバ、ソース、及び同様のものを実行する際に使用されるシステムを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
対応する参照符号は、図面の複数の図を通して対応する構成部品を示す。当業者であれば、図中の要素は、簡潔及び明瞭にするために図示されており、必ずしも尺度通りに描かれていない点を理解するであろう。例えば、図中の要素の一部の寸法は、本発明の様々な実施形態の理解を深めるのを助けるために他の要素に対して誇張されている場合がある。また、商業的に実現可能な実施形態において有用又は必要な一般的でよく知られている要素は、本発明のこれらの様々な実施形態の妨げの少ない図を提供するために図示されていないことが多い。
【0010】
以下の説明は、限定として捉えるべきではなく、単に例示的な実施形態の一般原理を説明する目的で提供されている。本発明の範囲は、特許請求項の範囲を基準として判定すべきである。
【0011】
本明細書を通じた「1つの実施形態」、「ある実施形態」、「幾つかの実施形態」、「幾つかの実施構成」、又は同様の表現の言及は、実施形態に関連して説明する特定の特徴部、構造又は特性が本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味する。従って、本明細書全体を通じて語句「幾つかの実施形態において」、「幾つかの実施構成において」及び同様の表現が現れるが、これは必ずしも全て同じ実施形態を指すわけではない。
【0012】
更に、本発明に記載の特徴部、構造又は特性は、1つ又はそれ以上の実施形態においてあらゆる好適な手法で組み合わせることができる。以下の説明においては、本発明の実施形態を完全に理解できるようにするために、プログラミング、ソフトウェアモジュール、ユーザ選択肢、ネットワークトランザクション、データベースクエリー、データベース構造、ハードウェアモジュール、ハードウェア回路、ハードウェアチップの実施例などの多数の特定の詳細事項が提示されている。しかしながら、当業者であれば、特定の詳細事項の1つ又はそれ以上がなくても、又は他の方法、構成部品、材料などを用いて本発明を実施できることは認識されるであろう。他の例においては、よく知られた構造体、材料又は動作は、本発明の態様を不明瞭にすることを回避するために詳細には図示又は説明していない。
【0013】
家庭用電子(CE)デバイスとソーシャルネットワーキングサービス又はインターネット上でアクセス可能な他のサービスとの間の通信では、CEデバイスがソーシャルネットワーキングサービスに通信及び/又はコマンドを正確に送出することを可能にし、幾つかの例において、CEデバイスが通信を正確に受信し及び/又はソーシャルネットワーキングサービスから受信したコマンドを実行することを可能にするネットワーキングサービスAPIを利用している。これらのソーシャルネットワーキングサービスAPIは、正確に受信され且つこれに基づいて動作できるように通信を構成する際に少なくとも部分的に通信のパラメータ、コマンド、構造などを定義する。
【0014】
典型的には、対応するソーシャルネットワーキングにより起動されたときにソーシャルネットワーキングサービスAPIに対して更新又は修正が実行された時には、CEデバイスにおいても修正が実行され、CEデバイスが修正されたソーシャルネットワーキングAPIを使用してソーシャルネットワーキングサービスと正確に通信し続けることができるようにする。CEデバイスのこれらの修正は、例えばCEデバイス製造業者からCEデバイスに修正又は更新が配信されるのを待機している間は遅延させることができる。同様に、これらの修正又は更新は、潜在的に多数の異なる形式のCEデバイス及び/又は使用中のCEデバイスの膨大な数に起因して、一部のCEデバイス製造者及び/又は流通業者にとって実行及び配信が困難な可能性がある。
【0015】
幾つかの実施形態は、CEデバイスとソーシャルネットワーキングサービス又は他のネットワーキングサービスとの間のインタフェース又は交換を確立する方法及びシステムを提供する。交換により、CEデバイスと交換サービスとの間で利用される中間APIと、交換サービスとソーシャルネットワーキングサービスとの間で利用されるソーシャルネットワーキングAPIとの間で変換が行われる。交換サービス及び中間APIを確立することにより、ソーシャルネットワーキングAPI及び対応するソーシャルネットワーキングサービスに対する修正がソーシャルネットワーキングサービスにより実行されたときに、交換サービスでの修正を実行して、従って、複数の異なる形式のCEデバイスに対する修正を生成することを回避して、何十万〜何百万ものCEデバイスのこれらの修正をプッシュすることができる。尚、以下の説明は、ソーシャルネットワーキングサービス及びソーシャルネットワーキングAPIに言及しているが、しかしながら、本発明は、ソーシャルネットワーキングサービス及びソーシャルネットワーキングAPIに限定されるものではなく、インターネット及びあらゆる関連した対応するAPIのようなネットワーク上でアクセス可能な実質的にあらゆるサービスに適用することができる。
【0016】
図1は、CEデバイス112が交換サービス114を介して1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービス116―118と効果的に通信可能にする、幾つかの実施形態によるシステム110の簡易ブロック図を示す。交換サービス114は、CEデバイス112とソーシャルネットワーキングサービス116との間をブリッジし、及び/又はこれらの間の通信の変換を行う。CEデバイス112と交換サービス114との間の通信は、CEデバイス112と交換サービス114との間で確立された中間APIに従って構成される。ソーシャルネットワーキングAPIは、交換サービス114とソーシャルネットワーキングサービス(例えば、ソーシャルネットワーキングサービス116)との間で確立され、ここでソーシャルネットワーキングAPIは中間APIとは異なる。典型的には、交換サービス114と各異なるソーシャルネットワーキングサービス116−118との間では異なるソーシャルネットワーキングAPIが確立される。従って、一部の実施構成の交換サービス114は、CEデバイス112と複数の異なるソーシャルネットワーキングサービス116―118との間の仲介者となる。更に、交換サービス及び中間APIは、幾つかの実施形態において、ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正から及び/又はソーシャルネットワーキングサービス116―118においてCEデバイス112を隔離し、更に、ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正の結果として多数のCEデバイス112の各々において修正を実行しなければならない状態を回避する。その代わりに、CEデバイスが中間APIを引き続き使用可能にしながら、交換サービスがAPIの間で正確な変換を行うように交換サービス114において修正を実行することができる。このようにして、CEデバイスは、連続的に動作してソーシャルネットワーキングサービスとの効果的な対話をユーザに提供している間、ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正に気付かずに済むことができる。
【0017】
幾つかの実施形態においては、交換サービス114は、CEデバイス112と交換サービス114との間に確立された中間APIに従って構成された通信をCEデバイス112から受信する。通信の受信に応答して、交換サービス114は、所期のソーシャルネットワーキングサービス(例えば、ソーシャルネットワーキングサービス116)を識別する。交換サービス114は、交換サービス114と所期のソーシャルネットワーキングサービス116の間で確立されたソーシャルネットワーキングAPIと適合する通信及び/又は通信の関連部分の変換を行い、変換されたコマンド、情報又は同様のものをソーシャルネットワーキングAPIに従って構成されたソーシャルネットワーキングサービス116に転送する。ソーシャルネットワーキングサービス116からCEデバイス112に直接通信する際に交換サービス114により同様の変換を行うことができる。
【0018】
図2は、幾つかの実施形態による、CEデバイス112にソーシャルネットワーキングサービス116〜118へのアクセスを提供するプロセス210の概略流れ図を示す。ステップ212において、中間APIを複数のリモートCEデバイス112と交換サービス114との間で確立する。同様に、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIを交換サービス114と対応する1つ又はそれ以上のリモートソーシャルネットワーキングサービス116〜118との間に確立し、ここで1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIの各々は通常、異なるソーシャルネットワーキングサービスに対応する。ステップ214において、交換サービス114は、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する。この変換は、ソーシャルネットワーキングAPIに関連した所期のソーシャルネットワーキングサービス116に通信されることになるソーシャルネットワーキングAPIに対してのCEデバイス112から中間APIに従って構成された通信の変換を含むことができる。同様に、交換サービスは、ソーシャルネットワーキングAPIに従って構成された通信をソーシャルネットワーキングサービス116から通信を受信して、中間APIに通信を変換し、変換された通信を所期のCEデバイス112に配向することができる。
【0019】
ステップ216において、ソーシャルネットワーキングAPIに対する1つ又はそれ以上の修正が検出され及び/又は実行されることになるかどうかを判定する。例えば、幾つかの例において、ソーシャルネットワーキングサービス116は、ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正が実行しようとしており且つこれらの修正が何を含もうとしているかを、交換サービス114及び/又は交換サービス114を実行するソース又はサービスに通知する。これらの修正は、コマンドコード、コマンドパラメータ、通信の構造体又はフォーマットなどの変更、或いは更にソーシャルネットワーキングAPIの完全な置換を含むことができる。別の実施例として、新しいソーシャルネットワーキングサービスが識別され、その結果、交換サービス114は、中間APIと新しいソーシャルネットワーキングサービスに関連した新しいソーシャルネットワーキングAPIとの間の効果的な変換を行うように構成されるようにすることができる。修正を実行すべきではない場合、プロセス210は、ステップ214に戻り、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を引き続き行う。
【0020】
或いは、修正を実行すべきであると判定された場合、プロセス210は、ステップ218に進み、ソーシャルネットワーキングAPI及び実行されることになるソーシャルネットワーキングAPIに対する1つ又はそれ以上の修正を識別するか、又は新しいソーシャルネットワーキングAPIを識別する。ステップ220において、交換サービスを更新する更新を交換サービス114において実行する。次いで、プロセス210は、ステップ214に戻り、中間APIと修正されたソーシャルネットワーキングAPIとの間で更新された交換サービス114により行われる変換がソーシャルネットワーキングAPIに対する修正と適合するように、引き続き変換を行うことができる。同様に、交換サービス114は、中間APIが引き続き動作することを可能にする変換を引き続き行い、中間APIを修正しなければならない状態を回避するので、少なくとも中間APIには通常修正は不要である。幾つかの実施形態においては、修正は、交換サービス114に対する更新又は変更後のコード化、及び/又は修正されたライブラリ、ルックアップテーブル及び/又はデータベースとして実行することが多く、これらは、中間APIコマンド、呼び出し、命令、構造及び同様のものを修正されたソーシャルネットワーキングAPIの修正されたコマンド、呼び出し、命令、構造及び同様のものに関連付ける。
【0021】
更に、交換サービスでの修正は、複数のCEデバイスの各々に更新を実行又はプッシュしなくてはならない状態を回避し、これは通常、CEデバイス112がソーシャルネットワーキングサービスと引き続き効果的に通信するために交換サービス114がなくても必要とされることになる。交換サービス114での修正は、修正されたソーシャルネットワーキングAPIと適合する正確な変換を引き続き行い、従って、複数のCEデバイスが中間APIと変更後のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を介して修正されたソーシャルネットワーキングAPIに従って引き続きアクセス及び通信できるようになる。更に、交換サービス114に対する修正を実行して中間APIとソーシャルネットワーキングAPIとの間で正確な変換を行うことによって、有意な時間、リソース及びコストを飛躍的に低減することができる。更にまた、交換サービス114に対する修正の実行は通常、多数のCEデバイス112に対する修正をプッシュすることよりも迅速に実行することができ、これによりユーザの経験が大幅に向上する。
【0022】
一部の実施構成においては、ソーシャルネットワーキングサービス116―118との通信では、交換サービス及び/又はソーシャルネットワーキングAPIに行われている修正に関する交換サービス情報を操作するやソース、並びに、ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正又は更新を実行するためのスケジューリング及びタイムラインを提供する。従って、ソーシャルネットワーキングAPIに関する修正を補正する交換サービス114における修正は、スケジュールに従って同様に実行することができる。交換サービスは、幾つかの例において、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービス用のライブラリ、ルックアップテーブル、データベースなどを保持することができる。一部の修正は、これらのライブラリ及び/又はルックアップテーブルの修正を含む。交換サービスは、修正されると、正確な動作が得られているかどうかを試験し、その後、インターネットなどを介してCEデバイスがアクセスできるように配備することができる、
【0023】
上述のように、幾つかの実施形態においては、交換サービス114に対する修正は、交換サービスを介して以前サポートされていなかったソーシャルネットワーキングサービスに対応する追加のソーシャルネットワーキングAPIの組み込みを含むことができる。同様に、修正は、ソーシャルネットワーキングサービスとの交換をもはや行わず、以前サポートされていたソーシャルネットワーキングAPIに対応することを含むことができる。
【0024】
図3は、交換サービス114を介してサポートされたソーシャルネットワーキングサービス116〜118に対する修正を識別する幾つかの実施形態によるプロセス310の概略流れ図を示す。ステップ312において、交換サービス114を介してサポートされているソーシャルネットワーキングサービスに変更があることを識別する。典型的には、交換サービス114及び/又は交換サービス114を提供、制御、又は交換サービス114と通信する対応サービスは、交換サービスによりサポートされ且つCEデバイス112におけるユーザが交換サービス114を介して対話できるソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを保持する。この変更は、サービスが、以前はサポートされていなかった交換サービス114を介してサポートすべきソーシャルネットワーキングサービスを追加するよう決定するように交換サービスを制御することにより生じる可能性がある。同様に、サービスは、以前はサポートされたソーシャルネットワーキングサービスへのサービスを介したアクセスを提供しないよう決定することができる。
【0025】
プロセスは、サポートされているソーシャルネットワーキングサービスの変更を検出することに応答してステップ314に進み、変更を反映するようソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを調整する。ステップ316において、変更がソーシャルネットワーキングサービスの追加であるかどうかを判定する。変更がソーシャルネットワーキングサービスの追加ではなかった場合、プロセス310はステップ318へ進み、もはやサポートされていない1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスに対応する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIを無効にする。プロセスは、ステップ322に進む。
【0026】
或いは、ステップ320に入り、中間APIと追加されたソーシャルネットワーキングサービスに関連した追加のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換をサポートするための更新を交換サービス114に対して実行する。追加のソーシャルネットワーキングサービスのサポートは通常、変換(例えば、コード、ライブラリ、ルックアップテーブル及び/又はデータベースを介して)を行うために更新を生成及び試験するデベロッパーによって実行される。
【0027】
ステップ222において、ソーシャルネットワーキングサービスリスティングを1つ又はそれ以上のCEデバイス112に通信し、どのソーシャルネットワーキングサービスがサポートされるか、及びサービスを介してアクセスすることができるかに関してCEデバイスにおいてユーザに通知する。幾つかの例において、ステップ222は、サポートされるソーシャルネットワーキングサービスのリスティングがCEデバイス112からのリクエストに応答して通信されるように実行することができる。他の例においては、リスティングをスケジュール(例えば、定期的、指定時間、又は同様のこと)に基づいてCEデバイスに通信し、又は他の方法でCEデバイスに通信してもよい。これに加えて、或いは代替として、リストに対する更新に応答してリストを配信することができる。
【0028】
図4は、交換サービス114を介してサポートされたソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを配信する際のCEデバイス112と交換サービス114との間の通信を示す、幾つかの実施形態によるシステム410の簡易ブロック図を示す。幾つかの実施形態においては、CEデバイス112は、交換サービスがCEデバイス112に利用可能及びアクセス可能なソーシャルネットワーキングサービスのアクティブリストをリクエストするのと協働して、交換サービス114又は他のサービスに対するリクエスト412(例えば、getSocialNetworkList)を開始する。幾つかの例において、異なるCEデバイスが、異なるソーシャルネットワーキングサービス及び/又は種々のレベルのソーシャルネットワーキングサービスにアクセスすることができる。典型的には、このリクエスト412が送出されると、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスを含めて、追加のシステムサービス又はリソースにアクセスしようと試みる前に何らかの戻されたリスティングに少なくとも1回アクセスすることができる。更に、リクエスト412は、定期的に、起動時に、又はスケジュールに基づいてなどで送出することができる。幾つかの例において、リクエスト412によって、CEデバイスを識別する情報、ソーシャルネットワーキングサービスを識別する情報、CEデバイスのアドレス(例えば、有線又は無線メディアアクセス制御アドレス)を定義する情報、CEデバイスのタイプ、CEデバイスのモデル名又はタイプ、ソーシャルネットワーキングサービスにアクセスするために実行されている現行のソフトウェア又はアプリケーション及び/又はバージョン、現在サポートされている中間APIのバージョン、応答サイズ又は限界、返された結果のオフセットタイミング、得られた結果の言語、タイミング情報、及び/又は、他のこのような情報の1つ又はそれ以上など、リクエスト側のCEデバイスに関連した1つ又はそれ以上のパラメータが識別される。
【0029】
交換サービス又は他の関連サービスから応答414を受信し、CEデバイス112がどのソーシャルネットワーキングサービス(ある場合)にアクセスできるかを識別する。幾つかの例において、ソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスはCEデバイス112には利用可能ではなく及び/又はソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスが一時的に無効にされていることを示す、ヌル又は空のリスティングが返される場合がある。同様に、CEデバイス112は、空でないリストが返されるまでソーシャルネットワーキング機能を無効にすることができる。更に、幾つかの例において、CEデバイスは、応答414に基づいて利用可能なソーシャルネットワーキングサービスの現行の又は新しいリスティングを保持する。これにより、通信及びネットワーク帯域幅使用量を低減することができる。例えば、応答414において返された情報及び/又はメタデータは、CEデバイス112においてキャッシュされ、後で利用することができる。返信は、ソーシャルネットワーキングサービス識別子(幾つかの例において、対応するソーシャルネットワークサービスに関係するその後の通信で使用することができる)、利用可能なソーシャルネットワーキングサービスのリスティング情報、ソーシャルネットワーキングサービスのリスティング順序を定義する順序、対応するソーシャルネットワーキングサービスの説明、グラフィックス情報(例えば、アイコンの情報、又は寸法、リンク又は同様のものなどのソーシャルネットワーキングサービスの1つ又はそれ以上に関連付けることができる他のグラフィックス情報)、1つ又はそれ以上のインターネットリンク、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスを介して利用可能な1つ又はそれ以上の機能、機能に関連したパラメータ、及び/又は、他のこのような情報の1つ又はそれ以上のような、リスティング情報と共にリクエスト内の情報と同様した情報を含むことができる。利用可能なソーシャルネットワーキングサービスのリスティングの取得により、CEデバイスを修正する必要もなく利用可能なソーシャルネットワーキングサービスの動的な追加又は削除が可能となる。加えて、交換サービス114は、リスティングから削除されたソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスを提供せず、新しく追加されたソーシャルネットワーキングサービスに対しての追加の変換機能を組み込む。
【0030】
幾つかの実施形態においては、CEデバイス112は、交換サービス114が機能しており且つソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスを提供していることの確認として、確認及び/又はソーシャルネットワーキングサービス構成情報のリクエストを通信する。交換サービス114は、利用可能なソーシャルネットワーキング機能に関する構成情報を含むことができる確認を返す。利用可能な機能が認識されると、CEデバイス112は、利用可能な機能に関連した後続の通信及び/又は呼び出しを送出することができる。幾つかの例において、ソーシャルネットワーキング機能が無効にされ、通常は一時的に無効にされていることを示すために、構成情報に関する空リスト又はヌルデータが返される。同様に、CEデバイスは、空でないリストが返されるまでソーシャルネットワーキング機能を無効にすることができる。
【0031】
更に図4を参照すると、幾つかの実施形態は更に、CEデバイス112が予め定義された又は所定のフレーズ又はコマンドのリスティング(例えば、getSocialNetworkphraseList)をリクエストする(416)ことができる。1つ又はそれ以上のサポートされたソーシャルネットワーキングサービス116〜118について1つ又はそれ以上のフレーズリスティングを含むリクエストに応答して、交換サービス114又は関連サービスから返信418を返す。例えば、一部の所定のフレーズは、ソーシャルネットワーキングサービス116におけるユーザのステータスの更新又は変更、ソーシャルネットワーキングサービスの特定の機能の更新又は変更、ソーシャルネットワーキングサービスにおけるコンテンツの特定の部分及び/又は他のこのような修正に関連したステータスの更新又は変更に利用可能とすることができる。
【0032】
フレーズリスティングは、限定的な入力インタフェース(例えば、非キーボードリモート制御、その他)によるCEデバイス112で特に有用とすることができる。幾つかの例において、フレーズリストにより、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスに送出できる汎用フレーズの迅速なサンプルが提供される。例えば、ステータス更新コマンド(例えば、postSocialNetworkStatus)を呼び出す前に、CEデバイス112は、選択される可能性のある更新フレーズのリストをユーザに提示することができる。ユーザがあるフレーズを選択した場合、幾つかの例においてフレーズ識別子(フレーズID)を識別して交換サービス114に送信することができ、該フレーズ識別子(フレーズID)には、追加情報、メタデータ、及び/又は所要の情報又はメタデータを添付することもできる。
【0033】
一部の実施構成においては、フレーズリスティングのリクエストは、サポートされているソーシャルネットワーキングサービスのリスティングのリクエストの一部として、又はそのリクエストと協働して開始することができる。更に、フレーズリスティングのリクエストは、定期的に、インターバルを置いて、スケジュールに基づいて、又は同様のもの(これらはキャッシュ制御命令により指定できる)など、再送出又は再リクエストすることができる。加えて、フレーズリスティング及び/又は返信のリクエストは、ソーシャルネットワーキングサービスのリスティングのリクエスト及び/又は返信に関して上記で説明されたもの(これに限定されないが)など、リクエスト側CEデバイス及び/又は1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスに関連したパラメータを含むことができる。更に、返信により、アクション、情報、リクエスト、コマンド、識別表示、及び同様のものに対応することができる1つ又はそれ以上のフレーズを識別することができる。例えば、返信は、ソーシャルネットワーキングサービス上でユーザステータスを更新するときなど、使用可能な予め定義されたフレーズに関する情報及び/又はテキストを含むことができ、限定ではないが、アクション形式に関連した{アクション}(例えば、映画又はビデオを観ることに関連した「観る」、オーディオコンテンツ及び他のこのようなアクションを聴取することに関連した「聴取」)、例えばフレーズのタイトルに関連付けることができる{タイトル}、交換サービス114を提供するサービス、ソーシャルネットワーキングサービスプロバイダ、又は同様のものに関連付けることができる{プロバイダ}、及び/又は、他の関連パラメータなど、適切なテキストを含むか又はこれで置き換えることができるキー又はタイトルを含めることができる。
【0034】
返信418が空のリスティングを返すか又は利用可能なリストがないような場合には、CEデバイス112は、ユーザがステータスをポストしようとするときのように、後で後続のリクエストを送出することができる。幾つかの例において、ユーザが対応するコマンド(例えば、ステータスをポストする)を送出しようとしているときに利用可能なフレーズリストがない場合には、CEデバイスは、更新を可能にすることができず、又はコマンドを制限することができる(例えば、更新は、ステータスパラメータ(例えば、予め定義されたステータスパラメータ)を使用した手動入力の更新に制限する)。更に、幾つかの例において、CEデバイスは、現行の又は新しいフレーズリスティングを保持し、これにより同様に通信及びネットワーク帯域幅使用量を低減することができる。
【0035】
図5は、中間APIと所期のソーシャルネットワーキングサービス116に関連したソーシャルネットワーキングAPIとの間の転換又は変換を実行する幾つかの実施形態によるプロセス310の概略流れ図を示す。例えば、CEデバイス112からの一部の通信において、通信は、所期のソーシャルネットワーキングサービス(例えば、ソーシャルネットワーキングサービス116)において実行されるコマンドを含むことができ、ここでは通信及び/又はコマンドは、中間APIに従って構成される。コマンドは、ソーシャルネットワーキングサービス116へのログイン、ソーシャルネットワーキングサービス116のステータスの更新、ソーシャルネットワーキングサービスに対しての何らかのポスティング、ソーシャルネットワーキングサービスを介して以前にポスト及び/又は表示されたものの削除、ソーシャルネットワーキングサービスを介した通信へのアクセス、ソーシャルネットワーキングサービスを介した他のユーザとの通信など、所期のソーシャルネットワーキングサイトに関連付けられた実質的に関連のある何らかのコマンド及び/又は他の関連したコマンドとすることができる。
【0036】
ステップ512において、交換サービス114においてCEデバイス112から通信を受信する。この場合も同様に、通信は、中間APIに従って構成されている。ステップ514において、交換サービス114は、通信を構文解析して、限定ではないが、所期のソーシャルネットワーキングサービスの識別表示(例えば、networkService_id)を送るCEデバイス112の識別子、コマンド又はコマンド識別表示、記述情報、ステータス情報、及び/又は、他の関連情報などの関連情報を識別し抽出する。更に、幾つかの例において、通信は、限定ではないが、ソーシャルネットワーキングサービスに関連したクレデンシャル及び/又は他のクレデンシャル、利用者識別子又は識別情報、認証情報、通信識別表示(例えば、通信は早期通信に応答又はそれに関連したものである)、期限満了情報(例えば、クレデンシャルの期限満了情報)、及び/又は他の関連情報など、所期のソーシャルネットワーキングサービスに特有の情報を含むことができる。
【0037】
ステップ516において、交換サービス114は、所期のソーシャルネットワーキングサービス及び対応するソーシャルネットワーキングAPIを識別する。これは、通信内、通信の前、又は同様のもののソーシャルネットワーキングサービスの識別表示に基づくことができる。ステップ518において、交換サービス114は、中間APIから適切なソーシャルネットワーキングAPIへの通信又は通信の関連部分の変換を行う。幾つかの例において、交換サービス114は、変換を行う際に変換ライブラリ、ルックアップテーブル、及び同様のものを利用する。例えば、通信がコマンドを含むときには、ライブラリは、中間APIに従って構成されたコマンドを識別し、更に、所期のソーシャルネットワーキングAPIについての対応するコマンドを識別することができる。幾つかの例において、CEデバイス112からのコマンドは、単一のコマンドに対応することができ、又は、所期のソーシャルネットワーキングサービスに対応する2つ又はそれ以上のコマンドを含むコマンドのセットに対応することができる点に留意されたい。例えば、CEデバイス112からの通信の受信に応答した交換サービス114は、CEデバイスから通信の少なくとも一部を受信することを目的としたソーシャルネットワーキングサービス116に対するソーシャルネットワーキングAPIに対応したライブラリを識別することができる。交換サービス114は更に、ライブラリ内で、CEデバイスにより通信される通信及び/又はコマンドに対応する少なくとも第1のエントリを識別する。幾つかの例において、交換サービスは、これに加えて、ライブラリ内で第1のエントリに関連付けられ且つソーシャルネットワーキングAPIに対応するコマンドセットを含む1つ又はそれ以上の追加エントリを識別することができる。
【0038】
ステップ520において、交換サービスは、ソーシャルネットワーキングAPIに従って構成された関連のソーシャルネットワーキングサービスと通信する。上述のように、幾つかの例において、中間APIに従って構成されたコマンドは、ソーシャルネットワーキングAPIに従ってコマンドのセットに対応することができる。更に、コマンドのセットが存在する場合には、そのセットのコマンドの全てを同時に送ることはできない。幾つかの例において、第1のコマンドは、例えば、その前の通信又はコマンドに基づいてソーシャルネットワーキングサービスからの返信通信に応答して、その後に通信されるセットからの他のコマンドで通信することができる。一例として、所期のソーシャルネットワーキングサービスでログインを開始するリクエストを含む中間APIに従って構成された受信される通信は、ログインシーケンスを開始する第1のコマンドと、その後に続く、ユーザ名及びパスワードなどの関連ログイン情報を提供する1つ又はそれ以上のコマンドとを含むことができるソーシャルネットワーキングAPIコマンドのセットに対応することができる。従って、交換サービス114での変換による結果として、交換サービスによって、多くの場合CEデバイス112との又はユーザからの更なる対話なしで利用及び通信されるコマンドのセットを得ることができる。同様に、コマンドのセットからの後続のコマンドは、どのような情報又はリクエストがソーシャルネットワーキングサービスから返されるかに依存することができる。
【0039】
更に図5を参照すると、CEデバイス112に転送されるべきソーシャルネットワーキングサービス116から返信が受信される例において、ステップ522に入り、ここで交換サービス114は、ソーシャルネットワーキングAPIに従って構成されたソーシャルネットワーキングサービス116からの通信の関連部分の中間APIへの変換を行う。この場合も同様に、中間APIへの変換は、単一の通信又はコマンド又は通信及び/又はコマンドのセットに対応することができる。ステップ524において、交換サービス114は、通信の変換された部分及び関連追加情報が交換サービス114により組み込まれた時点をCEデバイス112に通信する。
【0040】
図6は、CEデバイス112、交換サービス114、 及びソーシャルネットワーキングサービス116間の通信並びにCEデバイス112とのユーザ612の対話を示す、幾つかの実施形態によるシステム610の簡易ブロック図を示す。この実施例においては、システム610は、幾つかの例において実行されるソーシャルネットワーキングサービス116でリンク付け又はユーザログインを確立する際の対話を示す。多くの場合、ユーザ612は、CEデバイス112を介してログインを起動させることによってログインを開始する(ステップ614)。幾つかの実施形態においては、前のリンク付けが識別されたソーシャルネットワーキングサービスで確立されておらず、及び/又は更新されたクレデンシャルが必要となる場合がある(例えば、前のクレデンシャルが期限切れである)ときに、CEデバイス112は、ソーシャルネットワーキングサービス116に関する追加情報(例えば、getSocialNetworklnfo(ID))のリクエストを交換サービス114に送出する(ステップ616)。典型的には、リクエストは、アクセスされようとしているCEデバイス112及びソーシャルネットワーキングサービス116を識別する。限定ではないが、ユーザ識別表示、1つ又はそれ以上のCEデバイス識別子(例えば、製造番号、型番、モデルタイプなど)、認証情報(例えば、セキュアソケットレイヤ(SSL)認証、暗号化認証、署名、パスコード、パスワード、又は他の関連認証情報)、デバイスタイプ、型番、バージョン番号などに関して上記で識別された情報、及び他のこのような情報のような他の情報を含めることができる。
【0041】
リクエスト616に対する返信として、交換サービス114は、CEデバイス及びソーシャルネットワーキングサービスを識別して、ソーシャルネットワーキングサービス116にログインする際にCEデバイス112により使用されることになる追加情報を返す(ステップ618)。幾つかの実施形態においては、返信(ステップ616)は、リンク付け情報及び/又はCEデバイス112及び/又はユーザ612が実行又は従うべき命令を含む。例えば、リンク付け情報は、インターネットアドレス、リンク、統一資源識別子(URI)、統一資源位置指定子(URL)などを含むことができる。1つ又はそれ以上のパスコード、パスフレーズ、パスワード、認証情報、及び/又は他のこのような情報など、他の情報を用いることもできる。幾つかの例において、パスコードは、ランダムに生成され、及び/又は期限を設けることができる。加えて、幾つかの例において、命令(例えば、「共用するソーシャルネットワークサービス_1にログインし、{connect url}に行って以下のリンクコード{sncode}を入力し、その後、ご自分の既存のアカウントを使用してソーシャルネットワークサービス_1にログインするか、又は新しいアカウントを作成してください」)と共に、追加の命令(例えば、URL(connect_url=「http://www.example.com/social/)を含めることができ、コード(例えば、英数字コード(sncode「abcl23」など))を定義することができる。同様に、情報がCEデバイス112においてユーザ612にどのように表示されるかを定義する表示パラメータ、グラフィックス、テキストエントリフィールド、テキストエントリテンプレート、アイコン情報、表示可能なユーザオプション又はボタン、及び同様のものを含めることもできる。幾つかの例において、CEデバイス112がブラウザ機能を有するときには、CEデバイスは、提供された情報(例えば、cseonnect_url及びsncode)を使用してリンク付けプロセスを自動的に開始することができる。一部のソーシャルネットワーキングサービスでは、サービスは直接ログインをすることはできないが、その代わりに、サイトへのログインをリダイレクトし、これにより特定のCEデバイス112へのログインの関連付け及び/又はソーシャルネットワーキングサービス116から特定のCEデバイスへの通信の関連付けの際に交換サービス114に関する問題を招く可能性がある。従って、一部の例においてパスコードを使用して、ソーシャルネットワーキングサービスに対する通信を特定のCEデバイスと関連付けながら、交換サービス114と対応するログインを確立することができる。交換サービス114は、検索を利用してパスコードに基づいてCEデバイスを識別し、及び/又は、CEデバイスによりリンクされ又はアクセス可能な1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスを識別することができる。
【0042】
交換サービス114により情報が提供されると、ユーザ612及び/又はCEデバイス112は、例えば、URL、関連がある場合はパスコード、及び中間APIに従って交換サービス114に配向される提供された他の命令を使用してログインを実行する(ステップ620)ことができる。これに応答して、交換サービス114は、CEデバイス112を介してCEデバイスリクエストをリダイレクトし(ステップ622)、ユーザ612は、(例えば、ユーザ、パスワード及び/又は他の関連情報を提供する)CEデバイス112を介してログイン(ステップ624)を完了する。ソーシャルネットワーキングサービス116からの返信(ステップ626)は、CEデバイス112により交換サービス114にリダイレクトされる(ステップ230)。この情報で、交換サービス114は、関連の認証、クレデンシャル、アクセストークン及び/又は他の関連情報をソーシャルネットワーキングサービス116にリクエストする(ステップ632)ことによりログインを完了することができる。ソーシャルネットワーキングサービス116は、関連の認証、クレデンシャル、アクセストークン、及び同様のもので応答する(ステップ634)。
【0043】
クレデンシャルが受信されると、交換サービス114は、CEデバイス112及び従ってユーザ612にログインの成功を通知する(ステップ336)。ユーザは、CEデバイス112でログインを確認(ステップ624)し、CEデバイス112は、交換サービス114に通知する(ステップ640)。交換サービス114は、幾つかの例において、例えば、パスコードを使用してCEデバイスを確認し、将来使用するためにCEデバイス112にクレデンシャル及び/又は認証を転送する(ステップ642)。交換サービス114は、各CEデバイス(例えば、CEデバイス識別表示に基づいて)についてクレデンシャルを記憶することができ、及び/又はCEデバイス112又は一部のCEデバイスは、クレデンシャルを保持して必要に応じて関連するクレデンシャルを送る役割を果たすことができる。更に、単一のCEデバイス112を複数のソーシャルネットワーキングサービス又は他のサービスと関連付け、これに対応して複数のクレデンシャルと関連付けることができる。幾つかの実施形態においては、クレデンシャルは、パスコードに関連付けられており、これは、同じCEデバイスについて異なるソーシャルネットワーキングサービスとの複数の接続又はリンク付けを可能にするのを助けることができる。多くの場合、CEデバイスは、クレデンシャル内の構造又は情報についての知識を有する必要がない。加えて、上述のように、幾つかの実施形態は、ソーシャルネットワーキングサービス116との通信を特定のCEデバイス112に関連付けるために交換サービス114により使用することができるパスコード又は他の情報を利用する。
【0044】
図7は、例示的なCEデバイス112(例えば、IPTV)上でユーザ612に表示されたときの、サードパーティソーシャルネットワーキングサービス116への接続及びログインのプロセス610のステップの一部の例示的なスクリーンショットを示す。典型的には、ユーザ612は、ステップ414において取得した利用可能なソーシャルネットワーキングサービス712のリスティングを示される。この場合も同様に、幾つかの実施形態においては、交換サービス114と選択後のソーシャルネットワーキングサービス116(例えば、FacebookTM)との間の通信を開始するために認証プロセスを実行する。多くの場合、サービスプロバイダ及び/又はソーシャルネットワーキングクライアントによる認証は、HTTP API対話を介して行われる。例えば、幾つかの実施形態は、サードパーティアプリケーション(この場合交換サービス114)の可能性を低減するOAuth又は他の同様のアプリケーションを使用して認証を利用し、直接的にユーザのパスワードを取得する。このような例においては、通信リンクプロセスを完了するために、交換サービス114は、ユーザがソーシャルネットワーキングサービス(例えば、ソーシャルネットワーキングサービスのウェブサイト)において直接ログイン可能にする追加処理(例えば、パスコードを利用して)を組み込む。
【0045】
このような実施形態において交換サービス114とソーシャルネットワーキングサービス116との間の通信を確立するために、ユーザ612は、交換サービスを介してログインを開始する(ステップ614)。幾つかの例において、ユーザは、交換サービス114に関連したウェブサイト712に導かれアクセスする。例えば、交換サービス114は、サポートされるソーシャルネットワーキングサービス714のリスティングを識別する。サポートされるソーシャルネットワーキングサービスの1つでのログイン(例えば、サポートされるソーシャルネットワーキングサービスの1つの選択)を開始することに応答して、交換サービス114は、ステップ618において、ソーシャルネットワーキングサービスのアクセス情報716をCEデバイスに返し、この情報は、命令及び/又はリンク付け情報(例えば、「http://www.ssa.ajj.comに行ってください」)を含むことができ、通常は更に、リンク付けコード又はパスコードを識別し、パスコード(例えば、738xkp)を使用する際の命令を含むこともできる。
【0046】
ステップ624において、ユーザは、所期のソーシャルネットワーキングサービス116(例えば、Facebook(商標)ウェブサイト)のウェブサイト722になど、所期のソーシャルネットワーキングサービス116にリダイレクトし、当該ウェブサイトが表示される。ユーザ612は、ソーシャルネットワーキングサービスにおいてログイン手順に従う。ソーシャルネットワーキングサービス116は、ログインリクエストを受信すると、ユーザログイン情報(例えば、ユーザ名及びパスワード)を認証し、ステップ630において、幾つかの実施形態においては一時的なトークン又は他のクレデンシャルを返す。プロセスにおけるこの段階で、交換サービス114からのリンク付けリクエストが認証され、ユーザ612は、交換サービス114に返される(724)(例えば、一時的なトークンで交換サービス114に関連したウェブサイト726が表示される)。
【0047】
幾つかの実施形態においては、交換サービス114は、ステップ632において、ソーシャルネットワーキングサービス116に直接的にコンタクトをとる。ソーシャルネットワーキングウェブサイトとコンタクトをとると、交換サービス114は、一時的なクレデンシャルを利用して交換サービスを認証し、ステップ634において、1つ又はそれ以上の有効な及び/又は実際のクレデンシャル、トークン又は同様のものを受信する。その後、交換サービス114は、認証され、ソーシャルネットワーキングサービス116と分散形ネットワーク120を介して直接通信している。次いで、ユーザ612は、メッセージをポストして、フレーズリストから予め定義されたフレーズを使用するオプション726又は他のこのようなオプションを示されるなど、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて1つ又はそれ以上のコマンドを実行するオプションに導かれる(724)ような、交換サービス114を介してソーシャルネットワーキングサービス116と対話することができる。
【0048】
この場合も同様に、交換サービス114は、実際のトークンを記憶することができ、トークンを使用してソーシャルネットワーキングサービス116とコンタクトをとることができ、通常は追加のユーザアクションなしでソーシャルネットワーキングサービスとコンタクトをとることができる。このような実施形態において、ユーザは、各ソーシャルネットワーキングサービス116〜118に対して1度だけログインプロセスを完了する必要があるものとすることができる。幾つかの実施形態においては、代替として、ユーザ612がソーシャルネットワーキングサービス116〜118において自分のログイン情報を変える度にログインプロセスを完了させることができ、これにより過去の実際のトークンをもはや無効にすることができる。他の実施形態においては、トークンは、有効持続時間を有することができ、ユーザ612は、トークンを有効に保持するため、及び/又は新しいクレデンシャルを取得するために定期的にクレデンシャルの妥当性を再確認する必要があるようにすることができる。
【0049】
幾つかの実施形態においては、通信が確立されると、ソーシャルネットワーキングAPIは、交換サービス114とソーシャルネットワーキングサービス116との間の通信を有効にするために標準的なHTTP通信法に基づくことができる。同様に、幾つかの実施形態においては、様々なソーシャルネットワーキングサービス116〜118とアカウントリンク付け間の通信は、HTTPプロトコルを使用して及び/又はWebサーバを介して行う。更に、幾つかの実施形態では、ユーザが作成した接続にアクセスする際にHTTPベースのソーシャルネットワーキングAPIによりソーシャルネットワーキングサービス116〜118との通信にHTTPを使用する。加えて、1つ又はそれ以上の実施形態においては、HTTPに基づくソーシャルネットワーキングAPIを使用して、サポートされるソーシャルネットワーキングサービスを動的に調整できるように、CEデバイス112にどのソーシャルネットワーキングサービスが利用可能であるかを示すこともできる。
【0050】
幾つかの例において、ログイン又はログインコマンド614は、ユーザ612から受信された異なる命令に応答してCEデバイス112及び/又は交換サービス114により開始することができる。例えば、ユーザは、ステータス更新のポスト又は情報を共有するためのコマンドなどのアクション又は他のこのようななどアクションをソーシャルネットワーキングサービスにおいて開始するようリクエストすることができる。このコマンドに応答して、CEデバイス112は、ユーザがソーシャルネットワーキングサービスにアクティブにログインされていないことを識別することができ、従って、CEデバイス112、交換サービス114及び/又はソーシャルネットワーキングサービス116は、ログインを作動させることができる。例えば、ユーザ612は、CEデバイス112がクレデンシャル又はソーシャルネットワーキングサービス116に対応する現在のクレデンシャルを有していない間に共有コマンドを開始することができ、従って、交換サービス114は、クレデンシャルを取得するためにログインを開始することができる。
【0051】
図8は、CEデバイス112とのユーザ612の例示的な対話、及びログインが確立された後のCEデバイス112、交換サービス114、及びソーシャルネットワーキングサービス116間の例示的な通信を示す、幾つかの実施形態によるシステム810の簡易ブロック図を示す。この実施例において、ユーザ612は、CEデバイス112において、ソーシャルネットワーキングサービス116に転送されることになるコマンド又はリクエストを開始する(ステップ812)。コマンドは、例えば、ソーシャルネットワーキングサービス116における情報又は更新を共有又はポストする共有コマンドとすることができる。CEデバイス112は、中間APIに従って通信を構成し、コマンドを交換サービス114に通信する(ステップ814)。この通信によりCEデバイス及び/又はユーザが識別され、当該通信は、1つ又はそれ以上のコマンドの識別子又は識別子を含む。加えて、トークン、クレデンシャル、ポストされることになるマテリアル(例えば、テキスト、グラフィックス、画像、写真、ビデオ、リンクなど)及び/又は他のこのような情報のような他の情報を含めることができる。
【0052】
交換サービス114は、関連時に通信及び/又はコマンド及び他の情報の関連部分の変換を行い(ステップ816)、中間APIに従って通信を構成する。交換サービス114は、幾つかの例において、CEデバイス112に関連した通信及び/又はクレデンシャルを確認する。幾つかの実施形態においては、交換サービス114は、単にクレデンシャルのソーシャルネットワーキングサービス確認に依存するのではなく、クレデンシャルが期限満了したときなどのエラーコード又は通知を送出する。通信を交換サービス114からソーシャルネットワーキングサービス116に転送し(ステップ818)、次に、ソーシャルネットワーキングサービス116は、コマンドを処理して適切なアクションを取り、このアクションは、クレデンシャル、認証及び同様のものを確認することを含むことができる。上述のように、交換サービス114により行われた変換の結果として、幾つかの例において、通信のセット(ステップ818、820、822)及び/又はコマンドのセットを得ることができる。従って、CEデバイス112を介してリクエストされたコマンドを実行する際に、交換サービス114とソーシャルネットワーキングサービス116との間で1つ又はそれ以上の通信交換818〜823が発生することができる。ユーザにより送出されたコマンドが完了すると、成功、確認、リクエスト情報又は他の関連通知がソーシャルネットワーキングサービス116から返される(ステップ822)。交換サービス114は、コマンドの完了をCEデバイス112で確認し、及び/又はソーシャルネットワーキングAPIから中間APIへの変換を行い、CEデバイス112に関連するときに適切な情報を返す(ステップ824)。
【0053】
CEデバイス112により送出され、交換サービス114によりソーシャルネットワーキングサービス116〜118に導くことができるコマンドは、ソーシャルネットワーキングサービス116〜118において利用可能なサービスに応じて多数の異なる形式のコマンドを含むことができる。上述のように、例示的なコマンド又は通信は、ポスト又はステータス更新コマンドとすることができる。幾つかの実施形態は、ユーザが予め定義されたフレーズの1つを選択することができ、コマンドがこの選択された予め定義されたフレーズ(フレーズID)の識別子を含むように予め定義されたフレーズリスティングを利用する。加えて又は代替として、一部のコマンドは、自由形式のテキストデータ、グラフィックス、画像、写真、ビデオ及び同様のものをソーシャルネットワーキングサービスに転送可能にすることができる。多くの場合、コマンド通信によりCEデバイス112及び/又はユーザ、並びに所期のソーシャルネットワーキングサービス及びコマンドが識別され、コマンドは、予め定義されたコマンド(例えば、ステータス更新、ポスト、その他)とすることができる。フレーズ識別子、自由形式のテキスト又は他の情報などの追加情報をコマンドと共に含めることができる。更に、コマンドは通常、クレデンシャル、トークン及び/又は他の認証及び/又は識別情報も含む。上記で識別された情報(例えば、アドレス情報、モデル名、バージョン、言語など)、プロバイダ情報(BIVLコンテンツ、ディスクフォーマット情報、ネットワーク識別子、その他などのコンテンツのソースに依存することができる)、アセット識別表示、アセットタイプ(例えば、ビデオ、オーディオ、その他)、コンテンツタイトル、再生時間、アーティスト識別子、アルバム識別子、シリーズ識別子、ポスト前にポストを試聴するリクエスト、及び/又は、他のこのような情報の一部又は全てのような他の情報を含めることができる。他のコマンドは、ステータスポストに基づいたフィードバックのリクエストなど、他のユーザからのフィードバックをリクエストすることができ、ここでコマンドは、上記のように同様の情報を含むことができる。
【0054】
交換サービス114は、中間APIとソーシャルネットワーキングAPIとの間のインタフェースを提供する。幾つかの例において、交換サービス114は、1つには、ソーシャルネットワーキングサービス116を対象とした通信、リクエスト及び/又はコマンドを受信するプロキシレイヤ及び/又は変換プロキシを提供し、所期のソーシャルネットワーキングサービス116により利用されるソーシャルネットワーキングAPI及び/又は母国語に従って構成されることになる通信及び/又はコマンドにこれらを変換する。更に、交換サービス114がAPI間の仲介者となるので、ソーシャルネットワーキングAPIの変更が生じたときに、同様の変更は、各異なる種類及び/又はモデルのCEデバイスに対して必ずしも行う必要はなく、又は時間がかかり、高コストで、複雑である可能性のある多数のCEデバイスにプッシュする必要はない。同様に、交換サービス114は、サービス、CEデバイスディストリビュータ及び/又は製造業者がCEデバイスを簡素化し、且つ単一の中間APIを利用することによりCEデバイスとの通信を簡素化することができるように情報を提供する。更に、中間APIの利用によりレガシーCEデバイスが保持され、これらのレガシーCEデバイスの継続的な使用が可能となる。その上、交換サービス114は、CEデバイスからのリクエスト又はコマンドの変換の一環としてソーシャルネットワーキングサービス116との2つ又はそれ以上のリクエスト、コマンド及び/又は情報交換のセットを実行することができ、多くの場合、更なるユーザとの対話又はCEデバイスの対話なしでこれらの交換のセットを実行することができる。幾つかの例において、更なる通信を交換サービス114により実行し、1つ又はそれ以上のコマンドセットを完了するためにCEデバイス112及び/又はユーザ612から追加情報を取得することができる。上述のように、幾つかの実施形態は、認証、クレデンシャル、トークン、暗号化、及び/又は通信にセキュリティを与え及び/又はソーシャルネットワーキングサービス116〜118へのアクセスを提供する他の方法を利用する。
【0055】
交換サービス114及び中間APIと協働するソーシャルネットワーキングAPIにより、CEデバイス112(例えば、IPTYクライアント)が共通のメカニズムを介してデータにアクセスしデータを共有する方法が提供される。中間APIは、CEデバイス112により使用されるリクエストプロトコルを含み、及び/又は利用することができ、幾つかの実施形態においては、このリクエストプロトコルは、HTTP及び/又はHTTPベースであり、加えてSSL接続を介したものとすることができる。幾つかの例において、交換サービス114からCEデバイス112への返信及び/又は結果は、XMLフォーマット、JSONフォーマット、又は同様のフォーマットにすることができる。更に、交換サービス114は、複数の成分(例えば、ホスト名プール、ドメイン、URIなど)から構成された複合物とすることができる公知の永続リソース(WKR)として実行することができる。幾つかの実施形態においては、中間API内の呼び出しは、メタデータなどの通信の一部のクライアント側キャッシュ処理をサポートする。標準HTTPヘッダなどのヘッダ情報を更に用いて、何らかの情報及び/又は通信と共にコンテンツの有効期限を示すことができる。例えば、データのリストを有する通信は、キャッシュ処理をサポートし、他の呼び出しは、別途記載のない限りキャッシュ処理することができない。パラメータは、通信においてデータの有効期限又は期限満了時間を定義することができる。同様に、最後の修正パラメータは、通信中のデバイスが変種であると考える日付及び時間が最後に修正されたことを示すことができ、サポートされる場合には、この最後の修正パラメータを用いて、完全リクエストを行うべきであるかどうか、又は以前にキャッシュされた値が現行のものであるかどうかを判定することができる。更に、幾つかの実施形態においては、交換サービス114は、通信に関する状況、及び/又は取られたアクション(例えば、不良、限界、可用性、無効な情報、及び同様のもの)など、状況を定義する予め定義されたステータスコードを利用することができる。
【0056】
幾つかの実施形態においては、CEデバイス112は、交換サービス114が機能しており且つソーシャルネットワーキングサービスへのアクセスを提供していることの確認として確認のリクエスト及び/又はソーシャルネットワーキングサービス構成情報を通信する。交換サービス114は、確認を返すことができ、この確認は、利用可能なソーシャルネットワーキング機能に関する構成情報を含むことができる。利用可能な機能の知識が得られると、CEデバイス112は、利用可能な機能に関連した後続の通信及び/又は呼び出しを送出することができる。幾つかの例において、ソーシャルネットワーキング機能が無効にされ、通常は一時的に無効にされていることを示すために、構成情報の空リスト又はヌルデータが返される。CEデバイスは、同様に、空でないリストが返信されるまでソーシャルネットワーキング機能を無効にすることができる。
【0057】
クレデンシャルを取得する際に、ログインは通常、クレデンシャルが転送される前に完了される。上述のように、一部のソーシャルネットワーキングサービスによる幾つかの実施構成において、直接ログインがユーザにより実行され、ログインパラメータ及び/又はクレデンシャルをPOSTデータとして供給することができる。幾つかの実施形態は、リンクプロセスが完了されたことをユーザが示すポーリングプロセスを実行するウェブベースのログイン手順を使用し、CEデバイス112は、スケジュールに基づいて、定期的に(例えば、クレデンシャルが利用可能であるかどうか判定するために最大30秒間3秒毎に)、又は同様のものでポーリングを始めることができ、リンク付けプロセスが閾値期間後に未だ完了していないときには、CEデバイスは、ポーリングプロセスを再起始動する前にユーザをプロンプトすることができる。更に、ブラウザ機能を有するCEデバイス112は、アクティブURLを定期的にチェックし、ユーザにいつリンク付けURLが返されたかを判定し、その後同じポーリングプロセスを始めることができる。
【0058】
この応答からのデータは、将来使用するためにCEデバイス112及び/又は交換サービス114上に記憶することができる。CEデバイス上にこの情報を保持することにより、ユーザインタフェース及び実行機能は、中間APIとは無関係にすることができる。必要に応じて単一のソーシャルネットワークに対して複数のアカウントをCEデバイスが保持することもできる。一部の実施構成においては、CEデバイス112は、ソーシャルネットワーキングサービスからログアウトしたときに記憶データを消去するが、消費者が期待するように、データはCEデバイスにおいて引き続き記憶される。更に、一部の実施構成においては、1つ又はそれ以上のアカウントを削除する方法が提供される。加えて、電源オフ、再起動、ソフトウェア更新及び/又は他の非破壊的アクションでは通常、記憶データは消去されない。例えばプライバシー上の理由からCEデバイスが記憶データを消去可能にするサービス又はユーザにより開始される工場出荷時に戻すリセット又はデフォルト復帰を設けることもできる。同様に、クレデンシャルが期限満了したときには、通知を返すことができ(例えば、ステータス方法呼び出し中に)、幾つかの例において、クレデンシャルを削除することができる。
【0059】
図1を再び参照すると、システム110は通常、分散型ネットワーク120上で中間APIを利用して交換サービス114と通信するよう構成された複数のCEデバイス112を含む。更に、交換サービス114は、分散形ネットワーク上で1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービス116〜118と通信し、ここで通信は通常、所期のソーシャルネットワーキングサービス116〜118に対応するソーシャルネットワーキングAPIに従って構成される。CEデバイス112は、実質的に、交換サービス114にアクセスして該交換サービスを介して1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービス116〜118と対話するように構成されたあらゆる家庭用電子デバイスとすることができる。例えば、CEデバイス112は、インターネットプロトコル(IP)対応テレビ、IP対応ブルーレイプレーヤ、電子ゲーム機、オーディオプレーヤ、コンピュータ、ラップトップ、タブレットデバイス、及び/又は他のこのような家庭用電子デバイスとすることができる。
【0060】
交換サービス114は、CEデバイス112から遠隔にあり、通常はソーシャルネットワーキングサービス116〜118から遠隔にある。交換サービス114は、ネットワーク120上で分散されて、独立して又は協働で動作することができる1つ又はそれ以上のサーバ、コンピュータ及び/又は他のデバイスを介して実行することができる。例えば、交換サービス114は、ネットワーク120上に分散されたサーバの集合とすることができ、ここでサーバは、分散ネットワーク120上で通信して中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を行うように構成された、実質的にあらゆるサーバ、デバイス又はデバイスの集合体を介して実行することができる。例えば、交換サービス114を実行するサーバの1つ又はそれ以上は、ソニー株式会社により供給されるBIVLTMサービスにより動作するサーバとすることができる。
【0061】
ソーシャルネットワーキングサービス116〜118は、ネットワーク上に分散された他のユーザとのソーシャルネットワーキング対話へのアクセスをユーザに提供するように構成されている。ソーシャルネットワーキングサービス116〜118は、交換サービスを介してサービスにアクセスする交換サービス114及び/又はCEデバイス112との対話及び/又は通信に限定されず、パーソナルコンピュータ、タブレットデバイス、スマートフォンなど異なるCEデバイスにより分散ネットワーク上でアクセスすることができる。ソーシャルネットワーキングサービス1 16〜118により、ユーザは、自分自身及び/又は他者に関する情報をポストし、写真又はビデオをポストし、関心のある事柄及び他のこのような情報へのリンクを追加することにより他のユーザと対話することができ、並びにユーザは、この情報にアクセスすることができる。加えて、一部のソーシャルネットワーキングサービスは、ソーシャルネットワーキングサービスを介して通信する能力をユーザに与える。ソーシャルネットワーキングサービスの例としては、Facebook(商標)、MySpace(商標)、Twitter(商標)、LinkedIn(商標)、Mixi(商標)、及び他のこのようなソーシャルネットワーキングサービスがある。
【0062】
一部の実施構成においては、CEデバイス112は、交換サービス114にアクセスする情報を有して製造することができる。例えば、交換サービス114を提供するサービスは、BIVLサービス下で動作するサーバを含むことができ、CEデバイス112は、BIVLサービス又は他のサービスにアクセスするリンク、URL、又は他の情報を予めプログラムすることができる。ネットワーク120は、インターネット、WAN、LAN又は他のこのようなネットワーク、或いはデバイス間での通信を可能にするように構成されたこのようなネットワークの組み合わせとすることができる。
【0063】
明細書で説明される方法、技術、デバイス、サービス、サーバ、ソース、システム及び同様のものは、多くの異なる形式のデバイス及び/又はシステムで利用、実行、及び/又は稼動することができる。図9を参照すると、幾つかの実施形態による、このような何らかの実施構成で使用できるシステム910が示されている。システム910の1つ又はそれ以上の構成部品は、例えば、上記又は下記のCEデバイス112、交換サービス114を実行する1つ又はそれ以上の交換サーバ、ソーシャルネットワーキングサービス116〜118により使用されるソーシャルネットワーキングサーバ及び同様のものの何れかのような、上記又は下記の任意のシステム、装置又はデバイスを実行するのに使用することができる。しかしながら、システム910又はその何れかの部分の使用は必須ではない。
【0064】
一例として、システム910は、コントローラ又はプロセッサモジュール912、メモリ914、ユーザインタフェース916及び1つ又はそれ以上の通信リンク、パス、バス又は同様のもの920を含むことができる。電源又は電力供給装置(図示せず)は、システムに含まれるか、又はシステムと結合されている。コントローラ912は、1つ又はそれ以上のプロセッサ、マイクロプロセッサ、中央処理ユニット、論理回路、ローカルデジタルストレージ、ファームウェア、及び/又は、他の制御ハードウェア及び/又はソフトウェアを介して実行することができ、本明細書で記載される方法及び技術のステップを実行又は実行を支援して、種々の通信、プログラム、コンテンツ、リスティング、サービス、インタフェース、その他を制御するのに使用することができる。ユーザインタフェース916は、管理者、顧客又はユーザがシステム910と対話してシステムを介して情報を受け取ることができるようにすることができる。幾つかの例において、ユーザインタフェース916は、ディスプレイ922及び/又は、リモコン装置、キーボード、マウス、トラックボール、ゲームコントローラ、ボタン、タッチスクリーン、リモコン装置、その他などの1つ又はそれ以上のユーザ入力装置924を含み、これらは、システム910の一部とすることができ、又はシステム910と有線又は無線で結合することができる。
【0065】
典型的には、システム910は更に、システム910が分散形ネットワーク120、他のネットワーク又は通信チャネルを介して他のデバイスとの通信及び/又は他のこのような通信を可能にする1つ又はそれ以上の通信インタフェース、ポート、トランシーバ918、及び同様のものを含む。更に、1つ又はそれ以上のトランシーバ918は、有線、無線、光学的、光ファイバケーブル、又は他のこのような通信構成、或いはこのような通信の組み合わせに用に構成することができる。
【0066】
システム910は、コントローラ912を備えた制御装置及び/又はプロセッサベースのシステムの一例を構成している。この場合も同様に、コントローラ912は、1つ又はそれ以上のプロセッサ、コントローラ、中央処理ユニット、論理回路、ソフトウェア及び同様のものを介して実行することができる。更に、一部の実施構成においては、コントローラ912は、多重プロセッサ機能を実現することができる。
【0067】
コントローラ912によりアクセスすることができるメモリ914は通常、少なくともコントローラ912によりアクセスされる1つ又はそれ以上のプロセッサ可読及び/又はコンピュータ可読媒体を含み、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ及び/又は他のメモリ技術などの揮発性及び/又は不揮発性媒体を含むことができる。更に、メモリ914は、システム910の内部にあるものとして図示されているが、メモリ914は、内部、外部、又は内部及び外部メモリの組み合わせ、並びにコントローラ912の内部及び/又は外部であってもよい。外部メモリは、限定ではないが、フラッシュメモリセキュアデジタルカード(SD)、ユニバーサルシリアルバス(USB)スティック又はドライブ、他のメモリカード、ハードドライブ、及び他のこのようなメモリの1つ又はそれ以上、或いはこのようなメモリの組み合わせなど、実質的にあらゆる関連のメモリとすることができる。メモリ914は、コード、ソフトウェア、実行ファイル、スクリプト、データ、コンテンツ、ライブラリ、ルックアップテーブル、パスコード、リンク、ログイン情報、マルチメディアコンテンツ、プログラミング、プログラム、メディアストリーム、メディアファイル、テキストコンテンツ、識別子、ログ又は履歴データ、ユーザ情報、及び同様のものを記憶することができる。幾つかの実施形態においては、メモリ914は、中間API又はソーシャルネットワーキングAPIのうちの1つに従って通信を構成する際に使用されるソフトウェアを記憶する。
【0068】
上記又は下記の実施形態、方法、プロセス、手法、及び/又は技術の1つ又はそれ以上は、プロセッサベースのシステムにより実行可能な1つ又はそれ以上のコンピュータプログラムにおいて実行することができる。一例として、このようなプロセッサベースのシステムは、プロセッサベースのシステム910、コンピュータ、IP対応テレビ、IP対応ブルーレイプレーヤ、エンターテイメントシステム、ゲームコンソール、グラフィックスワークステーション、タブレット、その他を含むことができる。このようなコンピュータプログラムは、上記又は下記の方法、プロセス及び/又は技術の様々なステップ及び/又は機能を実行するのに使用することができる。すなわち、コンピュータプログラムは、プロセッサベースのシステムに上記又は下記の機能を実行及び達成させるよう、或いは実行及び達成するように構成するよう適合させることができる。例えば、このようなコンピュータプログラムは、CEデバイス112が交換サービス114を介して1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービス116〜118と対話することを可能にする上記又は下記のステップ、プロセス又は技術の何らかの実施形態を実行するのに使用することができる。別の例として、このようなコンピュータプログラムは、上記又は下記の実施形態、方法、プロセス、手法及び/又は技術のうちの何れか1つ又はそれ以上を使用するあらゆる形式のツール又は同様のユーティリティを実行するのに使用することができる。幾つかの実施形態において、コンピュータプログラム内のプログラムコードモジュール、ループ、サブルーチン、その他は、上記又は下記の方法、プロセス及び/又は技術の様々なステップ及び/又は機能を実行するのに使用することができる。幾つかの実施形態においては、コンピュータプログラムは、本明細書で説明するコンピュータ可読記憶装置又は記録媒体もしくは媒体類の何れかなど、コンピュータ可読記憶装置又は記録媒体又は媒体類上に記憶又は具現化することができる。
【0069】
従って、幾つかの実施形態は、プロセッサ又はコンピュータへの入力用コンピュータプログラムを具現化する媒体と、本明細書で説明する実施形態、方法、プロセス、手法及び/又は技術のうちの何れか1つ又はそれ以上に関連するステップのうちの何れか1つ又はそれ以上を含むステップをプロセッサ又はコンピュータに実施又は実行させるための媒体内で具現化されるコンピュータプログラムとを備えたコンピュータプログラム製品を提供する。例えば、幾つかの実施形態は、コンピュータシミュレーションと共に使用される1つ又はそれ以上のコンピュータプログラムを記憶する1つ又はそれ以上のコンピュータ可読記憶媒体を提供し、該1つ又はそれ以上のコンピュータプログラムは、コンピュータ及び/又はプロセッサベースのシステムに対して、
複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスと、ソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応した1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立する段階と、
交換サービスを介して、中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する段階と、
1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別する段階と、
中間APIと第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間で更新された交換サービスにより行われる変換が第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正と適合するように交換サービスに対する第1の更新を実行する段階と、
複数のCEデバイスの各々が中間APIと修正された第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を介して修正された第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することが依然として可能である間、第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正に対して複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階と、
を含むステップを実行させるように適合されている。
【0070】
更に、幾つかの実施形態は、プロセッサベースのシステムに対して、
交換サービスが中間APIと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を行うように構成された1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスの各々を識別する段階と、
識別された1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを生成する段階と、
複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスにリスティングを通信して、交換サービスが変換を行うように構成される識別された1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスの各々を第1のCEデバイスにおいてユーザに通知する段階と、
を含むステップを実行させるように構成されたコンピュータプログラム製品を提供する。加えて、或いは代替として、幾つかの実施形態は、プロセッサベースのシステムに対して、 交換サービスにおいて、複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスから中間APIに従って実行された、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのうちの第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行されることになる機能を定義するコマンドを含む通信を受信する段階と、
通信に対応して、第1のソーシャルネットワーキングサービスを識別する段階と、
第1のソーシャルネットワーキングサービスに対応する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちのソーシャルネットワーキングAPIを識別する段階と、 交換サービスにおいて、ソーシャルネットワーキングAPIと適合し且つ第1のソーシャルネットワーキングサービスに機能を実行させるための第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行可能な1つ又はそれ以上のコマンドを含むコマンドセットを生成する段階と、
分散ネットワーク介して第1のソーシャルネットワーキングサービスにコマンドセットを通信する段階と、
を含むステップを実行させるように構成されたコンピュータプログラム製品を提供する。更にまた、幾つかの実施形態は、コマンドセットを生成する段階が、
ソーシャルネットワーキングAPIに対応するライブラリを識別する段階と、
ライブラリ内で、第1のCEデバイスにより通信されたコマンドに対応する第1のエントリを識別する段階と、
ライブラリ内で、第1のエントリに関連付けられ且つソーシャルネットワーキングAPIに対応するコマンドセットを含む1つ又はそれ以上の追加エントリを識別する段階と、を含む、コンピュータプログラム製品を提供する。コマンドセットの通信における更なる実施形態は、コマンドセットの第1のコマンドを通信する段階と、第1のコマンドに応答して返信を受信する段階と、第1のCEデバイスと通信することなく、受信された返信に基づいてコマンドセットの第2のコマンドを識別する手段と、返信に応答して第2のコマンドを通信する段階とを含む。
【0071】
幾つかの実施形態においては、交換サービス114は、中間APIに従って構成されたCEデバイス112から通信を受信する。この通信から、又はCEデバイスからの前の通信に基づいて、交換サービスは、所期の受信者ソーシャルネットワーキングサービス116〜118を識別することができる。交換サービス114は、ソーシャルネットワーキングサービスを対象としたコマンド又はリクエストなどの関連通信情報を抽出して、所期のソーシャルネットワーキングサービス116に対応するソーシャルネットワーキングAPIと適合するよう関連通信情報を変換することができる。幾つかの実施形態は、交換サービス(例えば、インターネットを介してアクセス可能な)によりアクセス可能な交換サービス又はリモートサービスもしくはデータベースにおいて保持された1つ又はそれ以上のライブラリ及び/又はルックアップテーブルを利用する。
【0072】
他の実施形態は、分散型ネットワークを介してアクセス可能なCEデバイスとサービスとの間の通信方法を提供する。これらの方法の一部は、分散形ネットワークを介して、複数のリモートCEデバイスで中間APIを確立する段階を含み、中間APIは、複数のCEデバイスが、対応するソーシャルネットワーキングAPIと各々が関連付けられてこれを利用する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスと対話可能に構成されており、本方法は更に、交換サービスにおいて、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIに加えて新しいソーシャルネットワーキングAPIを識別する段階と、中間APIと新しいソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を行うために交換サービスを更新する段階と、複数のCEデバイスの各々が新しいソーシャルネットワーキングサービスにアクセスし対話することを依然として可能である間は複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階と、を含む。幾つかの実施形態は更に、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別する段階と、交換サービスが、第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正と適合する第1のソーシャルネットワーキングAPIへの中間API間の変換を行うように交換サービスを更新する段階と、複数のCEデバイスの各々が新しいソーシャルネットワーキングサービスにアクセスして対話することを依然として可能である間は複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階とを含む。従って、幾つかの実施形態は、CEデバイスが単一の中間APIを引き続き保持し使用する間、中間APIを実行する交換サービスが修正されたAPI及び/又はAPIの追加に従って更新される役割を担うことを可能にする、CEデバイスと様々な他のAPIとの間の中間APIを組み込んでいる。
【0073】
他の実施形態は、ネットワークサービスとの通信を行う方法及びシステムを提供する。これらの方法の一部は、複数のリモートCEデバイスと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間に中間APIを確立し、CEデバイスから中間APIに従って構成されたコマンドをソーシャルネットワーキングAPIに従って構成された1つ又はそれ以上の対応するコマンドに変換し、ソーシャルネットワーキングAPIのうちの1つに対する修正を識別し、中間APIに従って構成された通信が修正されたソーシャルネットワーキングAPIに従って変換及び構成され且つ適合するように中間APIと修正されたソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を更新し、複数のCEデバイスの各々が修正されたソーシャルネットワーキングAPIを利用してソーシャルネットワーキングサービスにアクセスして対話することを依然として可能である間は複数のCEデバイスの各々において更新を阻止する。
【0074】
同様に、幾つかの実施形態は、複数のリモートCEデバイスと1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間に中間APIを確立し、CEデバイスから中間APIに従って構成されたコマンドをソーシャルネットワーキングAPIに従って構成された1つ又はそれ以上の対応するコマンドに変換し、1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIに加えて新しいソーシャルネットワーキングAPIを識別し、中間APIに従って構成された通信が新しいソーシャルネットワーキングAPIに従って変換及び構成され且つ適合するように中間APIと新しいソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を加え、複数のCEデバイスの各々が新しいソーシャルネットワーキングサービスにアクセスして対話することを依然として可能である間は複数のCEデバイスの各々において更新を阻止するようにする方法を提供する。
【0075】
更なる実施形態は、ネットワークサービスにアクセスする方法及びシステムを提供する。これらの方法の一部は、交換サービスを介して、第1のAPI言語と第2のAPI言語との間のAPI言語変換を行う段階を含み、交換サービスとリモートCEデバイスとの間のインターネットを介した通信が第1のAPI言語に従って構成され、交換サービスとリモートソーシャルネットワーキングサービスとの間のインターネットを介した通信が第2のAPI言語に従って構成されており、本方法が更に、第2のAPI言語の修正に応答して交換サービスを修正して、CEデバイスが正確にソーシャルネットワーキングサービスと対話することを依然として可能である間はCEデバイスにおいて修正が回避されるよう、ソーシャルネットワーキングサービスへのその後の通信が修正された第2のAPI言語に従って構成されるようにする段階を含む。加えて、一部の実施構成においては、交換サービスを修正する段階は、交換サービスにおいて、ソーシャルネットワーキングサービスにおいて機能の修正を補正するために第1のコマンドセットを更新する段階と、1つ又はそれ以上のコマンドがCEデバイスからインターネットを介して受信されたときに、交換サービスがCEデバイスから受信された1つ又はそれ以上のコマンドの代わりに第1のコマンドセットの1つ又はそれ以上のコマンドを識別及び通信するように、第1のコマンドセットを第1のAPI言語に従って構成された1つ又はそれ以上のコマンドと関連付ける段階と、を含む。
【0076】
一部の実施構成においては、ネットワークサービスとの通信を維持する方法及びシステムが提供される。これらの方法の一部は、交換サーバを介して、第1のAPI言語から第2のAPI言語への第1の通信セットの変換を行って変換された第1の通信セットを生成し、第2のAPI言語から第1のAPI言語への第2の通信セットの変換を行って変換された第2の通信セットを生成する段階と、CEデバイスを更新する必要がないように、交換サーバを更新して、関連のネットワークサービスにおいて変更に対応する第2のAPI言語の変更を補正する段階と、CEデバイスがネットワークサービスにおいて実行された変更に従ってネットワークサービスに通信を導くことを引き続き可能にする段階と、を含む。
【0077】
他の実施形態は、交換サービスにおいてリモートCEデバイスからインターネットを介して受信された第1の通信セットを、交換サービスとリモートCEデバイスとの間の通信で使用される第1のAPI言語から第2のAPI言語に変換し、変換された第1の通信セットを、第2のAPI言語に対応し且つ該第2のAPI言語を利用してリモートネットワークサービスにインターネットを介して通信する方法及びシステムを提供する。同様に、幾つかの実施形態による一部の方法及びシステムは、交換サービスにおいてネットワークサービスからインターネットを介して受信された通信を、交換サービスとネットワーキングサービスとの間の通信で使用される第2のAPI言語から第1のAPI言語に変換し、変換された通信を第1のAPI言語を利用してインターネットを介してCEデバイスに通信する。
【0078】
幾つかの実施形態においては、交換サービスにおいて、インターネットを介してリモート家庭用電子(CE)デバイスから、インターネットを介してアクセス可能なソーシャルネットワーキングサービスにアクセスするためのCEデバイスと交換サービスとの間で実行された第1のAPIに従って構成されるリクエストを受信することによって、ネットワークサービスへのアクセスを有効にし、交換サービスにおいてリクエストからネットワークサービスを識別し、交換サービスにおいてリクエストからネットワークサービスにおいて実行されるようにリクエストされ且つ第1のAPIに従って定義されたコマンドを識別し、交換サービスにおいて、コマンドに対応し且つネットワークサービスと交換サービスとの間で実行された第2のAPIに従って定義されたネットワークサービスコマンドを識別し、更に、第2のAPIに従って構成されたネットワークサービスコマンドを通信する方法及びシステムを提供する。
【0079】
更に別の実施形態は、ネットワークサービスと対話する方法を提供し、本方法は、CEデバイスに対してサードパーティソーシャルネットワーキングクライアントとの接続を確立する段階と、CEデバイスから、サードパーティソーシャルネットワーキングクライアントにおいて機能を実行させることを目的としたデバイス専用プロトコルにおいて実行されたコマンドを受信する段階と、CEデバイスから受信されたコマンドに基づいて、ソーシャルネットワーククライアントにおいて実行されるように構成された、機能を実行する1つ又はそれ以上のコマンドを含むコマンドセットを生成する段階と、デバイス専用プロトコルとは異なるソーシャルネットワーキングAPIに従って構成されたコマンドセットを接続を介してサードパーティソーシャルネットワーキングクライアントに送る段階と、ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正に従って修正を実行し、CEデバイスから受信され且つデバイス専用プロトコルにおいて実行された後続のコマンドに応答して生成された後続のコマンドセットが、サードパーティソーシャルネットワーキングクライアントに通信されたときに修正されたソーシャルネットワーキングAPIに従って構成されるようにする段階と、を含む。
【0080】
本明細書で開示される本発明は、特定の実施形態、実施例、及びその用途によって説明してきたが、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲から逸脱することなく、当業者により多くの修正及び変形が実施可能である。
【符号の説明】
【0081】
212:中間APIを確立する
214:ソーシャルネットワーキングAPIとの通信を変換する
216:ソーシャルネットワーキングAPIに対して修正するか
218:ソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別する
220:交換サービスの更新を実行する

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスとソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立する段階と、
交換サービスを介して、前記中間APIと前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する段階と、
前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別する段階と、
前記交換サービスに対して第1の更新を実行し、前記中間APIと前記第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間の更新された交換サービスにより行われる変換が、前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する前記修正と適合するようにする段階と、
前記複数のCEデバイスの各々が、前記中間APIと修正された前記第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を介して修正された前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することを依然として可能である間は、前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する前記修正に対して前記複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階と、
を含む、方法。
【請求項2】
前記交換サービスが前記中間APIと前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を行うように構成された前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスの各々を識別する段階と、
識別された前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを生成する段階と、
前記複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスに前記リスティングを通信して、前記交換サービスが前記変換を行うように構成される前記識別された1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスの各々を前記第1のCEデバイスにおいてユーザに通知する段階と、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
第2のソーシャルネットワーキングサービスがもはや利用可能でないことを検出する段階と、
前記リスティングを動的に修正して前記第2のソーシャルネットワーキングサービスを削除する段階と、
前記第1のCEデバイスに修正された前記リスティングを通信する段階と、を更に含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIに加えて、追加のソーシャルネットワーキングサービスに対応する追加のソーシャルネットワーキングAPIを識別する段階と、
前記交換サービスの第2の更新を実行して、前記交換サービスが前記中間APIと前記追加のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を行うようにする段階と、
前記複数のCEデバイスの各々が前記中間APIと前記追加のソーシャルネットワーキングAPIとの間の前記変換を介して前記追加のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することを依然として可能である間は、前記追加のソーシャルネットワーキングAPIをサポートするために前記複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階と、を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記交換サービスが前記変換を行って前記追加のソーシャルネットワーキングサービスを加えるように構成された前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを動的に修正する段階と、
前記リスティングを前記複数のCEデバイスの各々に通信して、前記複数のCEデバイスの各々に前記追加のソーシャルネットワーキングサービスの可用性を通知する段階と、を更に含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記交換サービスにおいて、前記複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスから前記中間APIに従って実行され、前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのうちの第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行されることになる機能を定義するコマンドを含む通信を受信する段階と、
前記通信から前記第1のソーシャルネットワーキングサービスを識別する段階と、
前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに対応する前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちのソーシャルネットワーキングAPIを識別する段階と、
前記交換サービスにおいて前記ソーシャルネットワーキングAPIと適合し且つ前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに前記機能を実行させるための前記第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行可能な1つ又はそれ以上のコマンドを含むコマンドセットを生成する段階と、
分散ネットワーク介して前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに前記コマンドセットを通信する段階と、を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記コマンドセットを生成する段階が、
前記ソーシャルネットワーキングAPIに対応するライブラリを識別する段階と、
前記ライブラリ内で、前記第1のCEデバイスにより通信された前記コマンドに対応する第1のエントリを識別する段階と、
前記ライブラリ内で、前記第1のエントリに関連付けられ且つ前記ソーシャルネットワーキングAPIに対応するコマンドセットを含む1つ又はそれ以上の追加エントリを識別する段階と、を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記コマンドセットを通信する前記段階が、
前記コマンドセットの第1のコマンドを通信する段階と、
前記第1のコマンドに応答して返信を受信する段階と、
前記第1のCEデバイスと通信することなく、受信された前記返信に基づいて前記コマンドセットの第2のコマンドを識別する段階と、
前記返信に応答して前記第2のコマンドを通信する段階と、
を含む、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
パスコードを前記複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスと関連付ける段階と、
前記交換サービスから、第1のソーシャルネットワーキングサービスにログインするリクエストをリダイレクトして、前記第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいてログイン機能にアクセスする段階と、
前記第1のCEデバイスを介してではなく直接的に前記交換サービスにおいて、前記ログインの完了に応答して、前記第1のソーシャルネットワーキングサービスからクレデンシャルを受信する段階と、を更に含み、前記クレデンシャルが、前記パスコード及び前記第1のCEデバイスに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
プロセッサベースのシステムへの入力用コンピュータプログラムを具現化する媒体と、前記媒体内で具現化されるコンピュータプログラムとを備えたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムが、前記プロセッサベースのシステムに対して、
複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスと、ソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応した1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立する段階と、
交換サービスを介して、前記中間APIと前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する段階と、
前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別する段階と、
前記交換サービスに対する第1の更新を実行して、前記中間APIと前記第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間の更新された前記交換サービスにより行われる変換が前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する前記修正と適合するようにする段階と、
前記複数のCEデバイスの各々が前記中間APIと修正された前記ソーシャルネットワーキングAPIとの間の前記変換を介して修正された前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することが依然として可能である間は、前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する前記修正に対して前記複数のCEデバイスの各々において更新を回避する段階と、
を含むステップを実行させるようになっている、コンピュータプログラム製品。
【請求項11】
前記プロセッサベースのシステムに対して、
前記交換サービスが前記中間APIと前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の前記変換を行うように構成された前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスの各々を識別する段階と、
識別された前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのリスティングを生成する段階と、
前記複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスに前記リスティングを通信して、前記交換サービスが前記変換を行うように構成された識別された前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスの各々を前記第1のCEデバイスにおいてユーザに通知する段階と、
を含むステップを実行させるように更に構成されている、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項12】
前記プロセッサベースのシステムに対して、
前記交換サービスにおいて、前記複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスから前記中間APIに従って実行された、前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのうちの第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行されることになる機能を定義するコマンドを含む通信を受信する段階と、
前記通信に対応して前記第1のソーシャルネットワーキングサービスを識別する段階と、
前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに対応する前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちのソーシャルネットワーキングAPIを識別する段階と、
前記交換サービスにおいて前記ソーシャルネットワーキングAPIと適合し且つ前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに前記機能を実行させるための前記第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行可能な1つ又はそれ以上のコマンドを含むコマンドセットを生成する段階と、
分散ネットワーク介して前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに前記コマンドセットを通信する段階と、
含むステップを実行させるように更に構成されている、請求項10に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項13】
前記コマンドセットを生成する段階が、
前記ソーシャルネットワーキングAPIに対応するライブラリを識別する段階と、
前記ライブラリ内で、前記第1のCEデバイスにより通信された前記コマンドに対応する第1のエントリを識別する段階と、
前記ライブラリ内で、前記第1のエントリに関連付けられ且つ前記ソーシャルネットワーキングAPIに対応する前記コマンドセットを含む1つ又はそれ以上の追加エントリを識別する段階と、
を含む、請求項12に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項14】
前記コマンドセットを通信する段階が、
前記コマンドセットの第1のコマンドを通信する段階と、
前記第1のコマンドに応答して返信を受信する段階と、
前記第1のCEデバイスと通信することなく、受信された前記返信に基づいて前記コマンドセットの第2のコマンドを識別する段階と、
前記返信に応答して前記第2のコマンドを通信する段階と、
を含む、請求項12に記載のコンピュータプログラム製品。
【請求項15】
ネットワークサービスへのアクセスを提供する際に使用されシステムであって、
複数のリモート家庭用電子(CE)デバイスとソーシャルネットワーキングサービスに各々が対応する1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングアプリケーションプログラミングインタフェース(API)との間で中間APIを確立する手段と、
交換サービスを介して、前記中間APIと前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIとの間の通信を変換する手段と、
前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちの第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する修正を識別する手段と、
前記交換サービスに対して第1の更新を実行し、前記中間APIと前記第1のソーシャルネットワーキングAPIとの間の更新された前記交換サービスにより行われる変換が、前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する前記修正と適合するようにし、前記複数のCEデバイスの各々が、前記中間APIと修正された前記ソーシャルネットワーキングAPIとの間の前記変換を介して修正された前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することを依然として可能である間は、前記第1のソーシャルネットワーキングAPIに対する前記修正に対して前記複数のCEデバイスの各々において更新を回避するようにする手段と、
を備える、システム。
【請求項16】
前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIに加えて、追加のソーシャルネットワーキングサービスに対応する追加のソーシャルネットワーキングAPIを識別する手段と、
前記交換サービスの第2の更新を実行して、前記交換サービスが前記中間APIと前記追加のソーシャルネットワーキングAPIとの間の変換を行うようにし、前記複数のCEデバイスの各々が前記中間APIと前記追加のソーシャルネットワーキングAPIとの間の前記変換を介して前記追加のソーシャルネットワーキングAPIに従ってアクセス及び通信することを依然として可能である間は、前記追加のソーシャルネットワーキングAPIをサポートするために前記複数のCEデバイスの各々において更新を回避するようにする手段と、
を更に備える、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
前記交換サービスにおいて、前記複数のCEデバイスのうちの第1のCEデバイスから前記中間APIに従って実行され、前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングサービスのうちの第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行されることになる機能を定義するコマンドを含む通信を受信する手段と、
前記第1のソーシャルネットワーキングサービスを識別する手段と、
前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに対応する前記1つ又はそれ以上のソーシャルネットワーキングAPIのうちのソーシャルネットワーキングAPIを識別する手段と、
前記交換サービスにおいて前記ソーシャルネットワーキングAPIと適合し且つ前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに前記機能を実行させるための前記第1のソーシャルネットワーキングサービスにおいて実行可能な1つ又はそれ以上のコマンドを含むコマンドセットを生成する手段と、
分散形ネットワークを介して前記第1のソーシャルネットワーキングサービスに前記コマンドセットを通信する手段と、
を更に含む、請求項15に記載のシステム。
【請求項18】
前記コマンドセットを生成する前記手段が、
前記ソーシャルネットワーキングAPIに対応するライブラリを識別する段階と、
前記ライブラリ内で、前記第1のCEデバイスにより通信された前記コマンドに対応する第1のエントリを識別する手段と、
前記ライブラリ内で、前記第1のエントリに関連付けられ且つ前記ソーシャルネットワーキングAPIに対応する前記コマンドセットを含む1つ又はそれ以上の追加エントリを識別する手段と、
を含む、請求項17に記載のシステム。
【請求項19】
前記コマンドセットを通信する前記手段が、
前記コマンドセットの第1のコマンドを通信する手段と、
前記第1のコマンドに応答して返信を受信する手段と、
前記第1のCEデバイスと通信することなく、受信された前記返信に基づいて前記コマンドセットの第2のコマンドを識別する手段と、
前記返信に応答して前記第2のコマンドを通信する手段と、
を含む、請求項17に記載のシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図8】
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【図9】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−33472(P2013−33472A)
【公開日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−160950(P2012−160950)
【出願日】平成24年7月2日(2012.7.2)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.EEPROM
【出願人】(000002185)ソニー株式会社 (34,172)
【Fターム(参考)】