説明

ノズルの盗難防止機能を有するシャワー用ホース

【課題】ノズル30の盗難を防止することができて、ノズルの交換も必要に応じて簡単にできるシャワー用ホース100を、簡単な構成によって提供すること。
【解決手段】取付具20を、ホース本体10の先端に取り付けるようにした口金21及び締め輪22と、この締め輪22の後端に係止部23aを介して回動可能に係止されて、前端にノズル30を取り付けるネジ部23bを有したノズル取付金具23と、このノズル取付金具23の段部23dに係止部24aにて係止される表装筒金具24と、この表装筒金具24の後端に螺着されてホース本体10の前端部を覆うホースカバー25とを備えたものとしたこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シャワー用ホースに関し、特にノズルの盗難防止機能を有したシャワー用ホースに関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、浴室に設置された水栓には、図1にも示すように、ホースを介してシャワーノズル(以下、単にノズルという)が接続され、このノズルからシャワーが吐出されて、身体の洗浄や暖めに使用される。
【0003】
このようなシャワーに使用されるノズルとしては、種々なデザインのものや、シャワー水に脈動や空気を加えてマッサージ効果が高まるようにしたり、あるいは水栓側ではなくノズル側での止水が行えるようにする等、種々な機構を有するものが提案されてきている。
【0004】
このようなシャワーノズルは、銭湯や大浴場、あるいはプールにおいて大量に使用されているが、特許文献1の段落0003にも記載されているように、「従来のシャワーヘッド用取付具は、先端にシャワーヘッドを螺合して取り付ける簡単な構成であり、誰でも容易に取り外せることから、公衆浴場やプール等に設置されているものは、シャワーヘッドが外されて持ち帰られるという難点があった」ものである。
【特許文献1】特開2004−215954号公報、要約、段落0003、代表図
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、この特許文献1の発明者は、「散水ヘッドの盗難を防止することができ、使用時に節水も可能となる散水ヘッドの取付具を提供する」ことを目的として、図5に示すような、「散水ヘッドの取付具」を提案したのである。
【0006】
この特許文献1の「散水ヘッドの取付具」によれば、「使用時に節水も可能となる」と考えられるが、散水ヘッド8の給水口8aと外筒6との両方を同時に掌で持って、ソケット9をもう一方の掌で持って回すと、このソケット9が簡単に外れ、結果的にシャワーノズルはホース10から簡単に外すことができる、と考えられる。
【0007】
勿論、ノズルは、その後に採用されたデザインのものに変更したり、故障したものを新たなものに交換したりする場合があるから、ホース本体に対して取り外しできるようにしておいた方がよいこともある。
【0008】
そこで、本発明者等は、ノズルの盗難を防止することができ、しかもノズルの交換も必要に応じて簡単に行えるようにするにはどうしたらよいか、について種々検討を重ねてきた結果、ノズルを持ち去る人はそのホースまで持ち去ることはないことに気付き、本発明を完成したのである。
【0009】
すなわち、本発明の目的とするところは、ノズルの盗難を防止することができて、ノズルの交換も必要に応じて簡単にできるシャワー用ホース100を、簡単な構成によって提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
以上の課題を解決するために、本発明の採った手段は、後述する最良形態の説明中で使用する符号を付して説明すると、
「取付具20を介してノズル30をホース本体10に取り付けるようにしたシャワー用ホース100であって、
取付具20を、ホース本体10の先端に取り付けるようにした口金21及び締め輪22と、この締め輪22の後端に係止部23aを介して回動可能に係止されて、前端にノズル30を取り付けるネジ部23bを有したノズル取付金具23と、このノズル取付金具23の段部23dに係止部24aにて係止される表装筒金具24と、この表装筒金具24の後端に螺着されてホース本体10の前端部を覆うホースカバー25とを備えたものとして、
ノズル30がノズル取付金具23を介してホース本体10の先端に一体的に取り付けられるとともに、このノズル取付金具23が、一体となった表装筒金具24及びホースカバー25と、口金21との間で回動し得るようにしたことを特徴とするシャワー用ホース100」
である。
【0011】
すなわち、本発明に係るシャワー用ホース100は、取付具20を介してノズル30をホース本体10に取り付けることができるようにしたものであることは勿論、ノズル30だけの交換を前提としたものである。しかも、ノズル30がホース本体10から簡単には外れないようにして、ノズル30のみの盗難を防止できるようにしたものである。
【0012】
そのために、本発明に係るシャワー用ホース100では、その取付具20を、ホース本体10の先端に取り付けるようにした口金21及び締め輪22と、この締め輪22の後端に係止部23aを介して回動可能に係止されて、前端にノズル30を取り付けるネジ部23bを有したノズル取付金具23と、このノズル取付金具23の段部23dに係止部24aにて係止される表装筒金具24と、この表装筒金具24の後端に螺着されてホース本体10の前端部を覆うホースカバー25とを備えたものとしたのである。
【0013】
ここで、「先端」とは、その部材について、湯水が流れていく先の方になる「端」を言うものであり、「後端」とは、これとは逆の湯水が流れてくる元の方になる「端」を言うものである。例えば、「ホース本体10の先端」とは、シャワー水の出口となるノズル30が取り付けられる部分となり、「ホース本体10の後端」とは、水栓側に取り付けられる部分、後述する最良形態では、図2の(a)の下端部分に示した水栓取付具40が取り付けられる部分ということになる。また、ノズル30そのものは、浴室で使用するものは勿論、例えば庭先で散水するために使用されるものをも含む。
【0014】
まず、この取付具20を構成している口金21及び締め輪22は、図4に示すように、ホース本体10の先端に取り付けられているが、その取付は、締め輪22をホース本体10の先端外周に差し込んで少し後端側に移動させておいてから、口金21の筍部21bをホース本体10の先端内に差し込み、その後に締め輪22をホース本体10の先端側に戻すことによって行われるのである。これは、ホース本体10の先端にものを取り付ける際に一般的に行われていることである。
【0015】
ホース本体10の先端に取り付けるようにした締め輪22の後端には、図3に示すように、ノズル取付金具23が係止部23aを介して回動可能に係止されている。このノズル取付金具23は、前端にノズル30を取り付けるネジ部23bを有していて、ホース本体10の先端に対して回動可能となっている。つまり、このノズル取付金具23は、ホース本体10の先端にノズル30を取り付けるものであるが、ホース本体10の先端に対してノズル30とともに回動可能になっており、かつ、その係止部23aが締め輪22の後端に係合していることにより、ホース本体10の先端に対して抜け止めされているのである。
【0016】
そして、このノズル取付金具23の先端外周には段部23dが形成してあって、この段部23dに係合する係止部24aを有した表装筒金具24が、当該ノズル取付金具23の外側に回動可能に嵌合してあり、この表装筒金具24の後端部にはホースカバー25が一体的に取り付けてある。
【0017】
このホースカバー25は、図3にも示すように、ホース本体10の先端部、つまり口金21と締め輪22によって挟み込まれているホース本体10の部分及びその直ぐ後端側部分を覆うものである。また、このホースカバー25の先端部の内側には、図3にも示すように、係合部25bが形成してあり、この係合部25bは、ノズル取付金具23の後端に係止するものである。
【0018】
以上の結果、表装筒金具24の先端の係止部24aがノズル取付金具23の段部23dに係合するとともに、ホースカバー25の係合部25bがノズル取付金具23の後端に係合し、これらの表装筒金具24及びホースカバー25は、そのネジ部24b及びネジ部25aによって一体的なものとなっているから、結果的に、これら一体化された表装筒金具24及びホースカバー25は、ノズル取付金具23に対して先端側へも後端側へも抜け止めされていて、かつノズル取付金具23に対して回動可能になっているのである。
【0019】
以上の結果、このシャワー用ホース100においては、ノズル30がノズル取付金具23を介してホース本体10の先端に一体的に取り付けられるとともに、表装筒金具24とホースカバー25とが一体となってノズル取付金具23に対して回動し得るようになっており、これらの一体化された表装筒金具24とホースカバー25とがノズル取付金具23に対して抜け止めされているのである。さらに、ノズル取付金具23は、一体となった表装筒金具24及びホースカバー25と、口金21との間で、回動し得るようになっているのである。
【0020】
さて、以上のシャワー用ホース100からノズル30を取り外そうとして、一体化された表装筒金具24とホースカバー25を一方の掌で握って、他方の掌でノズル30を回転させても、ノズル30及びこれを取り付けているノズル取付金具23が、一体化された表装筒金具24とホースカバー25との中でただ空回りするのみとなり、ノズル30をノズル取付金具23から外すことはできない。
【0021】
それなら、ということで、ホースカバー25の後端部とこれから露出しているホース本体10の一部を一方の掌で同時に握り、他方の掌でノズル30を握ってこれを回転させようとしても、ノズル取付金具23は、一体となった表装筒金具24及びホースカバー25と、口金21との間で、回動するだけであるから、この場合もノズル30をノズル取付金具23から外すことができないのである。
【発明の効果】
【0022】
以上の通り、本発明においては、
「取付具20を介してノズル30をホース本体10に取り付けるようにしたシャワー用ホース100であって、
取付具20を、ホース本体10の先端に取り付けるようにした口金21及び締め輪22と、この締め輪22の後端に係止部23aを介して回動可能に係止されて、前端にノズル30を取り付けるネジ部23bを有したノズル取付金具23と、このノズル取付金具23の段部23dに係止部24aにて係止される表装筒金具24と、この表装筒金具24の後端に螺着されてホース本体10の前端部を覆うホースカバー25とを備えたものとして、
ノズル30がノズル取付金具23を介してホース本体10の先端に一体的に取り付けられるとともに、このノズル取付金具23が、一体となった表装筒金具24及びホースカバー25と、口金21との間で回動し得るようにしたこと」
にその構成上の特徴があり、これにより、ノズル30の盗難を防止することができて、ノズル30の交換も必要に応じて簡単にできるシャワー用ホース100を、簡単な構成によって提供することができるのである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以上のように構成した本発明を、図面に示した最良の形態であるシャワー用ホース100について説明すると、図1には、本発明に係るシャワー用ホース100を、その水栓取付具40を利用して水栓に取り付け、ノズル30からシャワーを噴出させている状態が示してある。
【0024】
このシャワー用ホース100は、図2の(a)及び(b)に示したように、後端に水栓への取付を行う水栓取付具40を設けたホース本体10と、このホース本体10の先端部に取り付けるようにした取付具20とからなっている。勿論、このシャワー用ホース100には、取付具20によってホース本体10の先端にノズル30を取り付けることができるものである。
【0025】
ホース本体10は、一般的に使用されているものであり、先端に取り付けるようにしたノズル30を、身体のあらゆる部分に自由に向けられるようにするための、十分な可撓性を有したものである。水栓取付具40も、この種のホース本体に採用されている一般的なもので、図1に示したような水栓に接続するのに適したものである。勿論、水栓の形式に合わせた水栓取付具40とすることは自由にできる。
【0026】
勿論、ホース本体10の後端に取り付けられるノズル30についても種々なものが採用できるが、次に述べるノズル取付金具23のネジ部23bにねじ込める部分は必要である。本最良形態のノズル30のねじ込み部は、一般的なノズルと同様なものであり、この種のシャワーノズルの規格に適したものとなっている。逆に言えば、ノズル取付金具23のネジ部23bは、一般的なノズルのねじ込み部がねじ込めるような規格にしてある。
【0027】
さて、取付具20であるが、この取付具20は、図3にも示したように、ホース本体10の先端に取り付けるようにした口金21及び締め輪22と、この締め輪22の後端に係止部23aを介して回動可能に係止されて、前端にノズル30を取り付けるネジ部23bを有したノズル取付金具23と、このノズル取付金具23の段部23dに係止部24aにて係止される表装筒金具24と、この表装筒金具24の後端に螺着されてホース本体10の前端部を覆うホースカバー25とを備えている。
【0028】
口金21は、図4に示したように、後述するUパッキング26が取り付けられるパッキング溝21aと、ホース本体10の先端に開口している穴内に無理嵌めされる筍部21bを有しており、中心には、図3にも示したように、湯水が通る通路が形成してある。
【0029】
締め輪22は、口金21の筍部21bの外側に配置されることになるもので、ホース本体10の先端を、図3に示したように、口金21側の筍部21bとの協働により挟持するものである。ホース本体10を挟持したときの締め輪22の先端は、図3に示したように、口金21側に当接するものであり、また後端は、次に述べるノズル取付金具23の係止部23aを係止することになるものである。
【0030】
ノズル取付金具23は、ホース本体10を挟持している口金21及び締め輪22の外側を包み込む状態で配置されるものであり、その内面は、口金21のパッキング溝21a内に取り付けられたUパッキング26の外周に接するものである。このノズル取付金具23は、何も取り付けてないホース本体10の先端部に、締め輪22よりも先に挿通されておかれるものであり、次のようにしてホース本体10の先端部に取り付けられる。
【0031】
このノズル取付金具23をホース本体10の先端部に挿通した後、上述した締め輪22がホース本体10の先端部に挿通される。次に、口金21の筍部21bをホース本体10の先端開口穴内に無理嵌めして、この筍部21bの周囲に位置するように締め輪22をホース本体10の先端まで移動させる。そして、ノズル取付金具23をホース本体10の先端に移動させれば、その係止部23aが締め輪22の後端に当接して付け止めされることになる。
【0032】
また、このノズル取付金具23の外周面には、図3に示したように、Oリング27が取り付けられる収納溝23cと、一つの工具穴23eが形成してある。勿論、このノズル取付金具23は、文字通りノズル30を取り付けるものであるから、その先端部には、ノズル30のねじ込み部がねじ込まれるネジ部23bが形成してある。そして、このネジ部23bの開口端の外周には、次に述べる表装筒金具24側の係止部24aが係止されることになる段部23dが形成してある。なお、このノズル取付金具23の係止部23aの後端面は、後述するホースカバー25側の係合部25bを係止できる段部としてある。
【0033】
表装筒金具24は、ノズル取付金具23の外側からこのノズル取付金具23に嵌合されるものであり、その係止部24aがノズル取付金具23側の段部23dに係合することにより、それ以上にノズル取付金具23側に嵌合されることがないものである。また、この表装筒金具24の後端部内側には、次に述べるホースカバー25のネジ部25aが螺合されるネジ部24bが形成してある。なお、この表装筒金具24の側面には、図2の(b)に示したように、ノズル取付金具23側の工具穴23eに対応する位置に一つの工具穴24cが形成してある。
【0034】
ホースカバー25は、前述したノズル取付金具23よりも先にホース本体10に嵌め込まれておかれるものであり、その先端部外周には、表装筒金具24側のネジ部24b内に螺合されるべきネジ部25aが形成してある。このネジ部25aによってノズル取付金具23側に取り付けられる際には、その螺合が簡単に解かれることがないようにするために、接着剤が使用される。また、当該ホースカバー25の長さは、図2の(b)及び図3に示したように、ノズル取付金具23と同じ程度の長さになるようにして、中のホース本体10が十分捻れるようなものにしてある。
【0035】
以上のようにしたシャワー用ホース100では、ノズル30を素手で外そうとしても、一体となった表装筒金具24及びホースカバー25が空回りしたり、ホース本体10がホースカバー25内で捻れるだけとなったりして、ノズル30のねじ込み部をノズル取付金具23のネジ部23bから簡単に外せないことは前述した通りであるが、場合によっては、ホース本体10からノズル30を外す必要があることもある。例えば、共同浴場に設置されているシャワー用ホース100のように、不特定多数の人が毎日使用するものにあっては、故障したノズル30を修理しなければならないことが十分あり得る。
【0036】
ノズル30の取り外しが必要なときには、図3に示したように工具50を使用するのである。この工具50は、管理をしなければならない共同浴場側において用意しておけばよいものであり、当該シャワー用ホース100の近くに置いておく必要がないことは言うまでもない。勿論、ノズル30を取り付ける際にも、またノズル30の交換を行う場合にも、この工具50は、上述したようにして使用されるものである。
【0037】
この工具50を使用するには、図3に示したように、ノズル取付金具23側の工具穴23eと表装筒金具24側の工具穴24cとが一致するように表装筒金具24またはホースカバー25を回転させるのである。両工具穴23e・24cが一致すれば、工具50をその中に挿入すると、一体化された表装筒金具24及びホースカバー25は、ノズル取付金具23に対して回転しないようになる。そこで、この表装筒金具24またはホースカバー25を持ってノズル30を回転させれば、そのねじ込み部とノズル取付金具23側のネジ部23bとの螺合を解くことができ、ノズル30を外すことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係るシャワー用ホースを水栓に取り付けた状態を示す斜視図である。
【図2】同シャワー用ホースを拡大して示すもので、(a)は部分破断正面図、(b)は先端部の正面図である。
【図3】同シャワー用ホースを構成している取付具を示す拡大断面図である。
【図4】同取付具を構成している口金及び締め輪を拡大して示す部分破断正面図である。
【図5】従来の技術を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
【0039】
100 シャワー用ホース
10 ホース本体
20 取付具
21 口金
21a パッキング溝
21b 筍部
22 締め輪
23 ノズル取付金具
23a 係止部
23b ネジ部
23c 収納溝
23d 段部
23e 工具穴
24 表装筒金具
24a 係止部
24b ネジ部
24c 工具穴
25 ホースカバー
25a ネジ部
25b 係合部
26 Uパッキング
27 Oリング
30 ノズル
40 水栓取付具
50 工具

【特許請求の範囲】
【請求項1】
取付具を介してノズルをホース本体に取り付けるようにしたシャワー用ホースであって、
前記取付具を、前記ホース本体の先端に取り付けるようにした口金及び締め輪と、この締め輪の後端に係止部を介して回動可能に係止されて、前端に前記ノズルを取り付けるネジ部を有したノズル取付金具と、このノズル取付金具の段部に係止部にて係止される表装筒金具と、この表装筒金具の後端に螺着されて前記ホース本体の前端部を覆うホースカバーとを備えたものとして、
前記ノズルが前記ノズル取付金具を介して前記ホース本体の先端に一体的に取り付けられるとともに、このノズル取付金具が、一体となった前記表装筒金具及びホースカバーと、前記口金との間で回動し得るようにしたことを特徴とするシャワー用ホース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2009−77895(P2009−77895A)
【公開日】平成21年4月16日(2009.4.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−249042(P2007−249042)
【出願日】平成19年9月26日(2007.9.26)
【特許番号】特許第4243737号(P4243737)
【特許公報発行日】平成21年3月25日(2009.3.25)
【出願人】(599166459)株式会社田中金属製作所 (7)
【Fターム(参考)】