説明

ノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物

【課題】柑橘系果皮などの食品に含まれるノビレチンおよびその関連成分を短時間で抽出可能で、抽出コストを低減することができるノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物を提供する。
【解決手段】柑橘系の果皮等のノビレチンを含む食品から成る粉末状の原料を、水、有機溶媒または水と有機溶媒との混合液から成る溶媒中に浸漬する。それをラモンドナノミキサー等の静止型流体混合装置に投入してナノメートルオーダーまで微細化し、ノビレチンを溶媒中に抽出する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物に関する。
【背景技術】
【0002】
柑橘系果皮に多く含まれるノビレチンは、血圧上昇抑制作用、血糖値上昇抑制作用、発ガン抑制、ガンの転移抑制、脂質代謝改善作用、抗動脈硬化作用、生活習慣病予防効果、認知障害改善作用など多種多様な効果効能を有している。
【0003】
ノビレチンを含むミカン科植物としては、ヒラミレモン(シークワーサー、Citrus depressa)、温州みかん(Citrus Unshiu)、オオベニミカン(Citrus aurantium)、地中海マンダリン(Citrus deliciosa)、ザボン(Citrus grandis)、ヒラキシュウ(Citrus kinokuni)、ポンカン(Citrus reticulata)、タチバナ(Citrus tachibana)、サンキツ(Citrus sunki)などが挙げられる。表1に、各種のみかん果皮に含まれるノビレチン量(分析値)を示す。
【0004】
【表1】

【0005】
ノビレチンを抽出する柑橘果皮としては、その含有量から、表1に示すシークワーサーあるいは四季橘(唐金柑)の搾汁残渣が最も適していると考えられる。また、ノビレチン含有量がシークワーサーの10分の1量程度と低い柑橘系果皮、例えば温州みかん果皮であっても、有効成分を抽出した後にその有効成分の濃縮工程を経ることにより製品化が可能である。
【0006】
また、シークワーサー由来のノビレチン含有エキス末では、ノビレチンおよびタンゲレチンの2種類のポリメトキシフラボン類が多くを占めている。一方、温州みかん由来のノビレチン含有エキス末は、ノビレチン、タンゲレチンの含有量はシークワーサーに比べて少ないが、その類縁化合物やヘスペリジンなどが多く含まれ、生物活性、例えば抗認知症作用を上昇させる相乗効果を示す成分や反対に作用を減弱させる成分が含まれている。したがって、各々の柑橘系果皮由来成分には各々の特徴を示す成分比があり、ノビレチン含有量が低い温州みかん果皮でも有効成分を得る原料として使用できる可能性がある。
【0007】
従来、ノビレチンを抽出する方法として、溶媒に数日浸漬して抽出する方法や、溶媒とともに加熱抽出(リフラックス)する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
【0008】
なお、流体の混合装置として、緻密なハニカム構造の流体通路部を持つエレメントを十数枚有し、流体をナノメートルオーダーのサイズまで微細化して混合する静止型流体混合装置がある(例えば、特許文献2参照)。このような従来の流体混合装置は、元々、食品類を微細化するために開発されたものではなく、また、これまでそのような用途に使用されたことはない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2003−292488号公報
【特許文献2】特許第3706872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来の溶媒に数日浸漬してノビレチンを抽出する方法では、抽出に数日かかるという課題があった。また、特許文献1に記載のような加熱抽出(リフラックス)による方法では、加熱コストが嵩むという課題があった。
【0011】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、柑橘系果皮などの食品に含まれるノビレチンおよびその関連成分を短時間で抽出可能で、抽出コストを低減することができるノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記目的を達成するために、本発明に係るノビレチンの製造方法は、ノビレチンを含む食品から成る原料を溶媒中で微細化して、前記ノビレチンを前記溶媒中に抽出することを、特徴とする。
【0013】
本発明に係るノビレチン含有抽出物は、ノビレチンを含む食品から成る原料を溶媒中で微細化して抽出されることを、特徴とする。
【0014】
本発明に係るノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物は、ノビレチンを含む食品から成る原料を溶媒中で微細化することにより、短時間でノビレチンを抽出することができる。また、抽出時に加熱する必要がないため、加熱抽出する場合と比べて、抽出コストを低減することができる。抽出された抽出物には、ノビレチンだけでなく、タンゲレチンなどのポリメトキシフラボン類やヘスペリジン等の関連成分が含まれている。このため、ノビレチンによる効果効能だけでなく、その関連成分による効果効能も得ることができる。原料は、ノビレチンを含む食品であれば、いかなるものであってもよい。
【0015】
本発明に係るノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物で、前記原料は柑橘系の果皮から成ることが好ましい。この場合、柑橘系の果皮には、ノビレチンおよびその関連成分が特に多く含まれており、それらの抽出効率が高い。原料は、柑橘系の果皮の中でも、特にノビレチンを多く含むシークワーサーや四季橘、温州みかん、いよかん等の果皮から成ることが好ましい。
【0016】
本発明に係るノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物は、前記原料を溶媒中で微細化する前に粉末状にして前記溶媒に浸漬することが好ましい。この場合、原料が粉末状であるため、微細化効率が高く、抽出効率をさらに高めることができる。
【0017】
本発明に係るノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物で、前記溶媒は水、有機溶媒または水と有機溶媒との混合液から成ることが好ましい。この場合、特に抽出効率が高い。有機溶媒は、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなどのアルコール類、ジエチルエーテルなどのエーテル類、その他ヘキサン、ヘプタン、アセトン、アセトニトリル等から成っている。有機溶媒は、特にエタノールから成ることが好ましい。
【0018】
本発明に係るノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物は、前記原料をナノメートルオーダーまで微細化することが好ましい。この場合、ノビレチンの抽出効率をより高めることができる。原料をナノメートルオーダーまで微細化するには、例えば、市販の静止型流体混合装置(例えば、丸福水産株式会社製;商品名「ラモンドナノミキサー」)などを使用することができる。このような市販の静止型流体混合装置を用いて、原料および溶媒を連続的に投入することにより、連続的にノビレチンを抽出することができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、柑橘系果皮などの食品に含まれるノビレチンおよびその関連成分を短時間で抽出可能で、抽出コストを低減することができるノビレチンの製造方法およびノビレチン含有抽出物を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】本発明の実施の形態のノビレチンの製造方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施の形態のノビレチン含有抽出物の濃縮工程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の実施の形態のノビレチン含有抽出物は、本発明の実施の形態のノビレチンの製造方法により好適に製造される。
【0022】
本発明の実施の形態のノビレチンの製造方法は、まず、ノビレチンを含む柑橘系の果皮から成る原料を粉末状にし、その粉末状の原料を、溶媒としてのエタノールに浸漬する。原料を溶媒中に浸漬したものを、市販の静止型流体混合装置「ラモンドナノミキサー」(丸福水産株式会社製)に投入して、原料をナノメートルオーダーまで微細化する。これにより、原料に含まれるノビレチンを溶媒中に抽出することができる。溶媒のエタノールを除去することにより、ノビレチン含有抽出物を得ることができる。
【0023】
本発明の実施の形態のノビレチンの製造方法によれば、ノビレチンを含む食品から成る原料を溶媒中で微細化することにより、短時間でノビレチンを抽出することができる。また、抽出時に加熱する必要がないため、加熱抽出する場合と比べて、抽出コストを低減することができる。ノビレチン含有抽出物には、ノビレチンだけでなく、タンゲレチンなどのポリメトキシフラボン類やヘスペリジン等の関連成分が含まれている。このため、ノビレチンによる効果効能だけでなく、その関連成分による効果効能も得ることができる。原料が粉末状であるため、微細化効率が高く、抽出効率が高い。また、原料をナノメートルオーダーまで微細化するため、ノビレチンの抽出効率をより高めることができる。
【0024】
本発明の実施の形態のノビレチンの製造方法では、使用した溶媒を循環させて抽出してもよい。この場合、溶媒を再利用することができる。また、直管タイプで溶媒をラモンドナノミキサーに連続的に供給して抽出してもよい。この場合、大量にノビレチンの連続抽出が可能となる。これまでジュース製造後に大量に廃棄されていたシークワーサー果皮残渣や温州みかん果皮残渣を原料として使用することにより、廃棄物を有効利用できるとともに、廃棄されていた有効成分を活用することができる。
【実施例1】
【0025】
図1に示すように、温州みかんの搾汁後の果皮残渣を凍結乾燥し粉末化した原料(以下、「温州みかん果皮末」という)200gを、溶媒の4リットルのエタノールに浸漬し、ラモンドナノミキサーにて室温下で10分間、微細化および抽出(1回目のナノ化抽出)を行った。また、その抽出残渣を再び4リットルのエタノールに浸漬し、ラモンドナノミキサーにて室温下で10分間、微細化および抽出(2回目のナノ化抽出)を行った。
【0026】
図1に示すように、1回目のナノ化抽出により、ナノ化エタノール懸濁液からノビレチン含有抽出物のエキス40.4gが得られた。そのエキス中には、59.1mgのノビレチンが含まれており、ノビレチン含有量は0.15%であった。また、2回目のナノ化抽出により、ナノ化エタノール懸濁液からノビレチン含有抽出物のエキス22.9gが得られた。そのエキス中には、16.3mgのノビレチンが含まれており、ノビレチン含有量は0.07%であった。このように、2回のナノ化抽出により、78.4mgのノビレチンを抽出することができた。1回目のナノ化抽出でそのノビレチンの75%を回収でき、2回目のナノ化抽出でノビレチンの25%が回収できた。なお、2回のナノ化抽出後の抽出残渣は、126.9gであった。
【実施例2】
【0027】
試験区として、温州みかん果皮末200gを用いて、実施例1と同様にして、4リットルのエタノールを溶媒とし、ラモンドナノミキサーにて室温下で10分間のナノ化抽出を2回行った。また、対照区として、温州みかん果皮末200gを、溶媒の4リットルのエタノールに浸漬し、30分間のリフラックス(加熱抽出)を3回行った。その3回分の抽出液を一つにまとめ、抽出エキスとした。試験区および対照区の結果を、表2に示す。
【0028】
【表2】

【0029】
表2に示すように、試験区のナノ化抽出では、200gの温州みかん果皮末から、78.4mgのノビレチンが抽出された。一方、対照区のリフラックスでは、200gの温州みかん果皮末から、73.1mgのノビレチンが抽出された。このことから、ナノ化抽出は、リフラックスと同等以上の抽出能力があることが確認された。
【0030】
また、表2に示すように、エキスのノビレチン含有量が、試験区のナノ化抽出では0.12%、対照区のリフラックスでは0.08%であり、ナノ化抽出の方がノビレチン含有量の高いエキスが得られることが確認された。これは、ナノ化抽出では、抽出温度が低く溶媒との接触時間が短いために、有効成分のノビレチン以外の爽雑物(糖など)が抽出される量が少なくなるためであると考えられる。
【実施例3】
【0031】
実施例2と同様にして、シークワーサー果皮末を用いて、ナノ化抽出とリフラックスによる抽出の差について検討を行った。試験区として、シークワーサーの搾汁後の果皮残渣を凍結乾燥し粉末化した原料(以下、「シークワーサー果皮末」という)200gを、溶媒の4リットルのエタノールに浸漬し、ラモンドナノミキサーにて室温下で10分間のナノ化抽出を2回行った。また、対照区として、シークワーサー果皮末200gを、溶媒の4リットルのエタノールに浸漬し、30分間のリフラックス(加熱抽出)を3回行った。その3回分の抽出液を一つにまとめ、抽出エキスとした。試験区および対照区の結果を、表3に示す。
【0032】
【表3】

【0033】
表3に示すように、試験区のナノ化抽出では、200gのシークワーサー果皮末から、419.8mgのノビレチンが抽出された。一方、対照区のリフラックスでは、200gのシークワーサー果皮末から、349.7mgのノビレチンが抽出された。このことから、表2の温州みかん果皮末の結果と同様に、シークワーサー果皮末においても、ナノ化抽出はリフラックスと同等以上の抽出能力があることが確認された。
【0034】
また、表3に示すように、エキスのノビレチン含有量が、試験区のナノ化抽出では0.47%、対照区のリフラックスでは0.37%であり、ナノ化抽出の方がノビレチン含有量の高いエキスが得られることが確認された。これは、ナノ化抽出では、抽出温度が低く溶媒との接触時間が短いために、有効成分のノビレチン以外の爽雑物(糖など)が抽出される量が少なくなるためであると考えられる。
【実施例4】
【0035】
ナノ化抽出の条件を適正化するために、一定量の溶媒のエタノールに対する温州みかん果皮末の処理量について検討を行った。温州みかん果皮末の量を200g、300g、400g、500gとした4つの試験区について、それぞれ4リットルのエタノールを溶媒とし、ラモンドナノミキサーにて室温下で10分間のナノ化抽出を1回行った。各試験区の結果を、表4に示す。
【0036】
【表4】

【0037】
表4に示すように、4リットルで一定量のエタノールに対して、ラモンドナノミキサーにて10分間で75回転の場合、温州みかん果皮末が400gのときに、エキス中のノビレチン含有量が0.194%で最大となり、ナノ化抽出の抽出効率が最も良いことが確認された。また、温州みかん果皮末を500gまで増やすと、エキス中のノビレチン含有量が減少することから、温州みかん果皮末が400gまでであれば、抽出効率を維持することができることが確認された。
【実施例5】
【0038】
さらにナノ化抽出の条件を適正化するために、ナノ化時間について検討を行った。温州みかん果皮末250gを用いて、5リットルのエタノールを溶媒とし、ラモンドナノミキサーにて室温下でナノ化抽出を1回行った。このとき、ラモンドナノミキサーをそれぞれ、12.5分間で75回転、10.0分間で60回転、7.5分間で45回転、5.0分間で30回転、2.5分間で15回転させた5つの試験区について試験を行った。各試験区の結果を、表5に示す。
【0039】
【表5】

【0040】
表5に示すように、温州みかん果皮末が250g、5リットルで一定量のエタノールの場合、ラモンドナノミキサーによるナノ化抽出の回転数が10.0分間で60回転のときに、ノビレチン抽出量が53.94mgで最大となることが確認された。また、ラモンドナノミキサーによるナノ化抽出の回転数を45回転まで下げても、ノビレチン抽出量やノビレチン含有量が高く、抽出効率を維持できていることが確認された。
【実施例6】
【0041】
図2に示すように、温州みかん果皮末をナノ化抽出したエキス(ノビレチン含有量0.15%、10.0g)を、少量のエタノールで溶解し、得られた上清をダイアイオンHP−20カラムにより分画した。溶出液は精製水から100%エタノールへ極性を低めて、カラム操作を行った。ノビレチンは、エタノール流出画分から得られた。これにより、ノビレチン含有量を2.93%まで濃縮することができた。
【0042】
同様にして、温州みかん果皮末から得られたエタノールエキス(ノビレチン含有量0.35%)を、HP−20を用いたカラムで濃縮すると、ノビレチン含有量が4.16%のエキスを得ることができた。このエキスを賦形剤(デキストリンなど)で濃度調整することにより、濃縮エキスとして製品化することができる。
【実施例7】
【0043】
さらに、各濃度の含水エタノールを用いて、ナノ化抽出を行った場合の抽出効率を検討した。
【0044】
(試験方法)
温州みかん果皮40メッシュ粉砕品各200gに0%・10%・20%・30%・40%・50%・60%・80%・100%の濃度に調整したエタノール溶液各4Lを加え、ラモンドナノミキサーで10分間抽出し、ナノ化抽出液4Lを得た。抽出後、2Lのエタノールで装置内を洗浄し、洗浄液を回収した。抽出エキス及び洗浄液をろ過後、減圧下で溶媒を留去し定量サンプルとした。定量方法は従来の方法に従った。
【表6】

【0045】
表6に示すように、ナノ化抽出においては、抽出溶媒のエタノール濃度が低くてもノビレチンの抽出量は変わらないことが分かった。また、エキスに含まれるノビレチンの濃度は抽出液のエタノール含量が高いほど高くなるが、これは、ノビレチン抽出量は変わらずに全体のエキス量が少なくなったため、相対的にノビレチン含有量が高くなったと考えられる。
これらの結果からナノ化抽出を行った場合、室温での水抽出でも十分に抽出効率は高く、且つ、コスト削減を図ることが出来ることがわかった。
【0046】
また、これらの結果から、ナノ化抽出技術は、温州みかんに限らず、シークワーサーなど他の柑橘類の成分抽出や、他の素材に含まれるノビレチン以外の有効成分の濃縮にも幅広く応用できると考えられる。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ノビレチンを含む食品から成る原料を溶媒中で微細化して、前記ノビレチンを前記溶媒中に抽出することを、特徴とするノビレチンの製造方法。
【請求項2】
前記原料は柑橘系の果皮から成ることを、特徴とする請求項1記載のノビレチンの製造方法。
【請求項3】
前記原料を溶媒中で微細化する前に粉末状にして前記溶媒に浸漬することを、特徴とする請求項2記載のノビレチンの製造方法。
【請求項4】
前記溶媒は水、有機溶媒または水と有機溶媒との混合液から成ることを、特徴とする請求項3記載のノビレチンの製造方法。
【請求項5】
前記原料をナノメートルオーダーまで微細化することを、特徴とする請求項4記載のノビレチンの製造方法。
【請求項6】
ノビレチンを含む食品から成る原料を溶媒中で微細化して抽出されることを、特徴とするノビレチン含有抽出物。
【請求項7】
前記原料は柑橘系の果皮から成ることを、特徴とする請求項6記載のノビレチン含有抽出物。


【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−56938(P2012−56938A)
【公開日】平成24年3月22日(2012.3.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−168742(P2011−168742)
【出願日】平成23年8月1日(2011.8.1)
【出願人】(592142603)ジャパンローヤルゼリー株式会社 (5)
【出願人】(392024518)丸福水産株式会社 (16)
【Fターム(参考)】