説明

ハイブリッド車両のハイブリッド駆動装置

【課題】ハイブリッド車両のハイブリッド駆動装置を提供する。
【解決手段】内燃機関、複数の電気機械および電気エネルギー貯蔵装置を備え、各電気エネルギー貯蔵装置及び各電気機械それぞれにコンバータを割り当て、割り当てた各コンバータを結合してモジュール式コンバータユニット17を形成し、コンバータユニットが基本モジュール18を有し、基本モジュールが第1電気機械に割り当てるコンバータ16と冷却するための接続部20,21と車体に取り付ける締結手段24とコンバータ及び第1電気機械と接続する接続部23とを有すると共に、少なくとも1つの補助モジュール19を有し、補助モジュールが基本モジュールに結合可能で、第2電気機械に割り当てるコンバータ15と第2電気機械に接続する接続部25とを有し、補助モジュールを基本モジュールを介して冷却可能に車体に取り付け、電気エネルギー貯蔵装置のコンバータに結合できるように構成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前段によるハイブリッド車両のハイブリッド駆動装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本技術分野において、ハイブリッド駆動装置を備えた自動車が知られている。ハイブリッド駆動装置は、内燃機関に加えて、発電機またはモータとして作動させることができる少なくとも1つの電気機械を有している。電気エネルギー貯蔵装置がそのまたは各電気機械と相互作用し、そのまたは各電気機械がモータとして作動する時は、大部分(かなりの程度まで)放電され、そのまたは各電気機械が発電機として作動する時は、大部分(かなりの程度まで)充電される。ハイブリッド車両の電気エネルギー貯蔵装置には、コンバータが割り当てられている。さらに、そのまたは各電気機械に、それぞれのコンバータが割り当てられている。ハイブリッド駆動装置が、複数の電気機械、したがって電気機械に割り当てられた複数のコンバータを有する場合、自動車のコンバータの省スペースな統合が問題となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】米国特許2008/02 51 909 A1号明細書
【特許文献2】米国特許2006/02 08 660 A1号明細書
【特許文献3】欧州特許1 843 456 A2号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この背景に対して、本発明は、ハイブリッド車両の新規なハイブリッド駆動装置を提供するという問題に基づく。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この問題は、請求項1に記載のハイブリッド駆動装置によって解決される。本発明によれば、電気機械に割り当てられたコンバータは、結合されてモジュール式コンバータユニットを形成し、コンバータユニットは基本モジュールを有し、基本モジュールは、第1に、第1電気機械に割り当てられるコンバータと、第2に、コンバータユニットを冷却するための接続部、コンバータユニットを車体構造に取り付ける締結手段、電気エネルギー貯蔵装置に割り当てられるコンバータと電気的に接続する接続部、および第1電気機械に電気的に接続する接続部とを有し、コンバータユニットは、少なくとも1つの補助モジュールをさらに有し、少なくとも1つの補助モジュールは、基本モジュールに結合されることが可能であり、第1に、第2電気機械に割り当てられるコンバータと、第2に、それぞれの第2電気機械に電気的に接続する接続部とを有し、かつ、それぞれの補助モジュールを、基本モジュールを介して冷却することができ、基本モジュールを介して車体構造に取り付けることができ、かつ基本モジュールを介して電気エネルギー貯蔵装置のコンバータに電気的に結合することができるように、基本モジュールに結合されることが可能である。
【0006】
本発明は、複数の電気機械を備えたハイブリッド駆動装置の場合、電気機械に割り当てられたコンバータが結合されてコンバータユニットを形成するということを提案する。コンバータユニットは基本モジュールを有し、それは、コンバータユニットをハイブリッド車両の車体構造に機械的に取り付け、コンバータユニットを電気エネルギー貯蔵装置のコンバータに電気的に取り付け、かつコンバータユニットを冷却回路に取り付ける目的を果たす。さらに、基本モジュールはコンバータを有し、それはハイブリッド駆動装置の第1電気機械と相互作用する。基本モジュールに加えて、コンバータユニットは少なくとも1つの補助モジュールを備え、それは、基本モジュールに結合されるのが可能であり、かつコンバータを備え、コンバータはハイブリッド駆動装置の第2電気機械と相互作用する。補助モジュールは、基本モジュールを介して、車体構造に機械的に結合され、電気エネルギー貯蔵装置のコンバータに電気的に結合され、かつ冷却の目的で冷却回路に結合される。基本モジュールとそのまたは各補助モジュールとは、各々別個の接続部を介して、基本モジュールまたは補助モジュールのそれぞれのコンバータが相互作用する電気機械に、個々に電気的に結合される。本発明により、ハイブリッド駆動装置の電気機械の複数のコンバータをハイブリッド車両に省スペースで統合することができる。
【0007】
本発明の有利な発展形態によれば、基本モジュールは、コンバータユニットを冷却するために接続部に接続されかつ内部に冷却媒体が流れる冷却要素を有し、冷却要素は、基本モジュールのコンバータとその補助モジュールまたは各補助モジュールのコンバータとの両方を冷却する。冷却要素により、コンバータユニットの、したがって基本モジュールのコンバータおよびそのまたは各補助モジュールのコンバータの有効な冷却が可能になる。
【0008】
好ましくは、補助モジュールが基本モジュールに結合されると、前記モジュールのハウジングは、ハウジングの内部間に接続がもたらされるように機械的に接続され、圧力補償弁が基本モジュールのハウジングに割り当てられ、基本モジュールの内部と基本モジュールに結合されるそのまたは各補助モジュールの内部とが、前記圧力補償弁を介して圧力補償の目的で換気されることが可能である。
【0009】
基本モジュールおよび補助モジュールの内部において好ましくない作動状態の下で蓄積された過剰圧力を、圧力補償弁を用いて補償することができる。
【0010】
好ましくは、本発明の発展形態を、従属請求項および以下の説明から収集することができる。本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して、本発明をこれらの実施形態に限定することなく、より詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明によるハイブリッド駆動装置のブロック回路図を示す。
【図2】本発明によるハイブリッド駆動装置の詳細の斜視図を、車体構造の一部とともに示す。
【図3】図2に示す詳細を、車体構造を除いた上方からの斜視図で示す。
【図4】図2および図3に示す詳細を、車体構造を除いた下方からの斜視図で示す。
【図5】図2、図3および図4に示す詳細を、切り離した状態で上方からの斜視図で示す。
【発明を実施するための形態】
【0012】
本発明は、ハイブリッド車両のハイブリッド駆動装置に関する。
【0013】
図1は、非常に図式化した形態で、ハイブリッド駆動装置のアセンブリ(構成要素)、すなわち、内燃機関10と、複数の、すなわち図示する例示的な実施形態では2つの電気機械11および12とを備えるハイブリッド駆動装置を示す。ハイブリッド駆動装置は、内燃機関10および電気機械11、12に加えて、電気エネルギー貯蔵装置13をさらに備えている。
【0014】
電気機械11、12がモータとして作動する場合、電気エネルギー貯蔵装置13は、電気機械11、12によって大部分(かなりの程度まで)放電され、その場合、電気機械11、12は、ハイブリッド車両の出力駆動装置において駆動トルクを提供する。一方、ハイブリッド駆動装置の電気機械11、12が発電機として作動する場合、電気エネルギー貯蔵装置13を、前記電気機械によって大部分(かなりの程度まで)充電することができる。
【0015】
図1に示すように、電気エネルギー貯蔵装置13にはコンバータ14が割り当てられている。さらに、電気機械11、12の各々に、コンバータ15または16が割り当てられている。
【0016】
ここで、本発明は、電気機械に11、12に割り当てられたコンバータ15、16を最適にかつ省スペースでハイブリッド車両に統合することができるようにする、ハイブリッド駆動装置の詳細に関する。この場合に電気機械11、12に割り当てられるコンバータ15、16は、対応する電気機械11、12と相互作用するが、それらに物理的に近接して配置される必要はない。
【0017】
本発明の文脈では、ハイブリッド駆動装置の電気機械11、12に割り当てられかつ前記電気機械と相互作用するコンバータ15、16は、結合されてモジュール式コンバータユニット17を形成する。このモジュール式コンバータユニット17を図2に、ハイブリッド車両の車体構造28に取り付けられた状況で示し、図3から図5には、コンバータユニット17を異なる斜視図で示す。
【0018】
図示する例示的な実施形態では、コンバータユニット17は、基本モジュール18と基本モジュール18に結合された補助モジュール19とを有している。基本モジュール18は、この場合、電気機械12と相互作用するコンバータ16を備えており、補助モジュール19は、電気機械11と相互作用するコンバータ15を備えている。
【0019】
基本モジュール18は、電気機械12用のコンバータ16に加えて、コンバータユニット17を冷却するための接続部20、21、すなわち冷却媒体の順方向流に対応する接続部20と戻り流に対応する接続部21とをさらに備えている。モジュール式コンバータユニット17を、冷却媒体回路に組み込み、冷却媒体用の接続部20、21を介して冷却することができる。
【0020】
モジュール式コンバータユニット17の基本モジュール18は、モジュール式コンバータユニット17を冷却するための接続部20、21に加えて、電気エネルギー貯蔵装置13に割り当てられるコンバータ14と電気的に接続するための接続部22をさらに有している。
【0021】
さらに、モジュール式コンバータユニット17の基本モジュール18は、基本モジュール18によって収容されるコンバータ16と相互作用する電気機械12と電気的に接続するための接続部23を有している。
【0022】
さらに、モジュール式コンバータユニット17の基本モジュール18は、締結手段24を備え、それを介して、モジュール式コンバータユニット17をハイブリット車両の車体構造28に機械的に取り付けることができる。締結手段24は、好ましくは、モジュール式コンバータユニット17を車体構造28に緩衝して取り付けるために、ダンパを備えた締結手段である。この場合、ダンパを、ゴム弾性要素で提供することができる。
【0023】
すでに述べたように、基本モジュール18に結合されまたは結合されることが可能な補助モジュール19は、電気機械11と相互作用するコンバータ15と、補助モジュール19によって収容されるコンバータ15と電気機械11とを電気的に接続する接続部25とを備えている。モジュール式コンバータユニット17の補助モジュール19を、基本モジュール18を介して車体構造28に機械的に取り付けることができる。さらに、補助モジュール19を、基本モジュール18を介して冷却することができる。さらに、補助モジュール19によって収容されかつ電気機械11と相互作用するコンバータ15を、基本モジュール18、すなわち基本モジュール18によって収容されるコンバータ16を介して、電気エネルギー貯蔵装置13のコンバータ14に結合することができる。
【0024】
図示する例示的な実施形態では、したがって、ハイブリッド駆動装置は2つの電気機械11及び12と、したがって電気機械11および12に割り当てられている2つのコンバータ15および16とを備えており、2つのコンバータ15および16が結合されて、モジュール式コンバータユニット17を形成し、それは、基本モジュール18および補助モジュール19を有している。モジュール式コンバータユニット17の車体構造28への機械的取付と、モジュール式コンバータユニット17の冷却回路への取付と、コンバータユニット17の電気エネルギー貯蔵装置13のコンバータ14への電気的取付とは、コンバータユニット17のコンバータ15、16のすべてに対して、基本モジュール18を介して中心的に行われる。補助モジュール19は、基本モジュール18に結合され、それぞれの補助モジュール19によって収容されるコンバータ15と相互作用する電気機械に、電気的に結合される。
【0025】
図5に最もよく示すように、基本モジュール18は、冷却媒体が流れかつ接続部20、21に結合されている冷却要素26を有している。冷却要素26は、この場合、基本モジュール18のコンバータ16を冷却することおよび補助モジュール19のコンバータ15を冷却することの両方の目的を果たす。
【0026】
基本モジュール18はハウジング27を有し、補助モジュール19はハウジング29を有している。基本モジュール18および補助モジュール19の2つのハウジング27および29は、各々、内部30および31をそれぞれ画成し、そこには、特にコンバータ15、16の電気または電子アセンブリ(部品)が収容される。
【0027】
したがって、補助モジュール19のハウジング29によって画成される内部31には、コンバータ15のアセンブリ(構成部品)として、コンデンサアセンブリ(蓄電器)32と、IGBTアセンブリ(IGBT部)33と、複数の電流センサを有する電流測定アセンブリ(電流測定部)34とが配置されている。
【0028】
同様に、基本モジュール18のハウジング27によって画成される内部30には、コンバータ16のアセンブリ(構成部品)として、コンデンサアセンブリ(蓄電器)35と、IGBTアセンブリ(IGBT部)36と、複数の電流センサを備えた電流測定アセンブリ(電流測定部)37とが配置されている。
【0029】
さらに、基本モジュール18のハウジング27によって画成される内部30には、基本モジュール18のコンバータ16と電気エネルギー貯蔵装置13のコンバータ14と間に接続されるフィルタ38が配置されている。
【0030】
補助モジュール19がモジュール式コンバータユニット17の基本モジュール18に結合されると、2つのコンバータ15、16が互いに電気的に、すなわちコンバータ15のコンデンサアセンブリ32とコンバータ16のコンデンサアセンブリ35との間が電気的に接続されるという事実により結合される。2つのコンデンサアセンブリ32および35間の電気的接続は、この場合は図5に示すリードスルー39を介して行われる。
【0031】
したがって、基本モジュール18および補助モジュール19の2つの内部30および31は、リードスルー39を介して互いに接続される。
【0032】
周囲圧力に対する圧力差を補償することができるために、基本モジュール18に、図3および図4に示す圧力補償弁40が割り当てられている。なお、圧力差は、作動中に内部30、31の温度変動の結果として形成される。したがって、基本モジュール18および補助モジュール19の内部30、31に許容できない過剰圧力または負圧がもたらされると、圧力補償弁40を介して、周囲圧力に対する圧力補償を実施することができる。
【0033】
さらに、基本モジュール18に絶縁モニタ41(図4に示す)が割り当てられており、それを用いて、コンバータユニット17に対し短絡監視を行うことができる。
【0034】
基本モジュール18と補助モジュール19とを結合するために、基本モジュール18のハウジング27に形成されている突起42が、補助モジュール19のハウジング29の窪み(図示せず)と係合する。ハウジング27、29を、前記ハウジングに形成された締結部43を介して互いにねじ留めすることができる。
【0035】
ハイブリッド駆動装置が、複数の電気機械と、したがって電気機械に割り当てられた複数のコンバータとを有する場合、本発明により、電気機械と相互作用するコンバータを、省スペースでかつ効率よく自動車に統合することが可能になる。
【0036】
モジュール式コンバータユニット17の基本モジュール18は、車体構造28への機械的取付と、冷却回路への取付と、電気エネルギー貯蔵装置13のコンバータ14への電気的取付とを、コンバータユニット17のコンバータ15、16のすべてに対して中心的に行う。基本モジュール18はまた、基本モジュール18によって収容されるコンバータ16と相互作用する電気機械に個別に電気的に結合される。1つのまたは各補助モジュール19は、それぞれの補助モジュール19によって収容されるコンバータ15と相互作用する電気機械に個別に電気的に結合される。それぞれの補助モジュール19によって収容されるコンバータ15の電気エネルギー貯蔵装置13のコンバータ14への電気的結合は、基本モジュール18のコンバータ16を介して行われ、その目的のために、基本モジュールのコンバータ16のコンデンサアセンブリ35とそれぞれの補助モジュール19のコンバータ15のコンデンサアセンブリ32との間が電気的に接続される。
【符号の説明】
【0037】
15 コンバータ
16 コンバータ
17 モジュール式コンバータユニット
18 基本モジュール
19 補助モジュール
20 接続部
21 接続部
22 接続部
23 接続部
24 締結手段
25 接続部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内燃機関、複数の電気機械および電気エネルギー貯蔵装置を備え、前記電気エネルギー貯蔵装置が、前記または各電気機械がモータとして作動する場合は大部分放電されることが可能であり、前記または各電気機械が発電機として作動する場合は大部分充電されることが可能であり、前記電気エネルギー貯蔵装置にコンバータが割り当てられ、さらに各電気機械にそれぞれのコンバータが割り当てられる、ハイブリッド車両のハイブリッド駆動装置であって、
a)前記電気機械に割り当てられた前記コンバータ(15、16)が結合されてモジュール式コンバータユニット(17)を形成し、
b)前記コンバータユニット(17)が基本モジュール(18)を有し、前記基本モジュールが、第1に、第1電気機械に割り当てられる前記コンバータ(16)と、第2に、前記コンバータユニットを冷却するための接続部(20、21)、前記コンバータユニットを車体構造に取り付ける締結手段(24)、前記電気エネルギー貯蔵装置に割り当てられる前記コンバータと電気的に接続するための接続部(22)、および前記第1電気機械と電気的に接続するための接続部(23)とを有し、
c)前記コンバータユニット(17)が、前記基本モジュール(18)に結合することができる少なくとも1つの補助モジュール(19)をさらに有し、その補助モジュールまたは各補助モジュールが、それぞれ、第1に、第2電気機械に割り当てられる前記コンバータ(15)と、第2に、前記それぞれの第2電気機械に電気的に接続するための接続部(25)とを有し、前記それぞれの補助モジュール(19)を、前記基本モジュール(18)を介して冷却することができ、前記基本モジュール(18)を介して前記車体構造に取り付けることができ、かつ前記基本モジュール(18)を介して前記電気エネルギー貯蔵装置の前記コンバータに電気的に結合することができるように、前記または各補助モジュール(19)が前記基本モジュール(18)に結合されることが可能である、ハイブリッド駆動装置。
【請求項2】
前記基本モジュール(18)が、ダンパを備えた締結手段(24)を有し、前記締結手段(24)を介して、前記コンバータユニット(7)が緩衝されて前記車体構造に取り付けられることが可能であることを特徴とする、請求項1に記載のハイブリッド駆動装置。
【請求項3】
前記基本モジュール(18)が、前記コンバータユニット(17)を冷却するために前記接続部(20、21)に接続されかつ内部に冷却媒体が流れる冷却要素(26)を備え、前記冷却要素(26)が、前記基本モジュールの前記コンバータ(16)と前記または各補助モジュールの前記コンバータ(15)との両方を冷却することを特徴とする、請求項1または2に記載のハイブリッド駆動装置。
【請求項4】
補助モジュール(19)が前記基本モジュール(18)に結合されると、前記モジュールのハウジング(27、29)が、前記ハウジング(27、29)の内部(30、31)間に接続がもたらされるように機械的に接続されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のハイブリッド駆動装置。
【請求項5】
圧力補償弁(40)が前記基本モジュール(18)の前記ハウジング(27)に割り当てられ、前記基本モジュール(18)の前記内部と前記基本モジュールに結合される前記または各補助モジュール(19)の前記内部とが、前記圧力補償弁を介して圧力補償の目的で換気されることが可能であることを特徴とする、請求項4に記載のハイブリッド駆動装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−140298(P2011−140298A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−292059(P2010−292059)
【出願日】平成22年12月28日(2010.12.28)
【出願人】(508174975)ドクトル イング ハー ツェー エフ ポルシェ アクチエンゲゼルシャフト (134)
【氏名又は名称原語表記】Dr. Ing. h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft
【住所又は居所原語表記】Porscheplatz 1, D−70435 Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】