説明

ハニカム構造の穴が開いたサンダル

【課題】中空が正六角形以外の形状だと、中空によってできた底の面積が均一にならない為、底の強度にバラツキが生じてしまう。本発明は、底の面積が均一になるようにハニカム構造のサンダルを提供する。
【解決手段】サンダルの底が正六角形のハニカム構造で配置された多数の正六角柱の中空をもつことを特徴とするサンダル。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サンダルに関するものであり、正六角形のハニカム構造の穴をサンダルの底一面に多数開けることで、通水性、速乾性、靴底と接する床や足との接地面の均等化、強度の均等化及びサンダル素材の歩留まり向上をはかったものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ベランダや浴室で使用するサンダルには、底を多数の円柱で中空にして通水性と速乾性を良くしたものがあった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開2008−302186
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし中空が正六角形以外の形状だと、中空によってできた底の面積が均一にならない為、底の強度にバラツキが生じてしまう。本発明は以上の問題点を解決するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の問題点を解決するために、本発明は、サンダルの底に正六角形のハニカム構造に配置された多数の正六角柱の中空をもたせるものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明のサンダルは、中空でできた底の面積や強度が均一になり、材料の歩留まりも最適化できる。構造も簡単になることで製造コストを小さくできる。また、接地面の均等化により履き心地も改善される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明の平面図
【図2】本発明の実施例(大きさの異なる正六角形を組み合わせて配置する時)を示す説明図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
(イ) サンダルの底(1)に正六角形のハニカム構造で配置された多数の正六角柱の 中空(2)を設ける。
本発明は以上のような構造である。
本発明は、ベランダや浴室などで濡れたサンダルを早く乾かしたい時で、床面が安全な場所にて使用する。
【符号の説明】
【0009】
1 サンダルの底
2 正六角形のハニカム構造に配置された多数の正六角柱の中空
3 ハニカム構造の一部に配置された面積の小さな正六角柱の中空

【特許請求の範囲】
【請求項1】
サンダルの底が正六角形のハニカム構造で配置された多数の正六角柱の中空をもつことを特徴とするサンダル。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2012−217827(P2012−217827A)
【公開日】平成24年11月12日(2012.11.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−100105(P2011−100105)
【出願日】平成23年4月12日(2011.4.12)
【出願人】(505135531)
【Fターム(参考)】