説明

ハンガー掛け

【課題】ハンガー掛けには、壁面引っかき傷防止板は設けてなく、ハンガーを掛けるだけのものであり、ハンガーをハンガー掛けに掛けはずしする際、ハンガーの先端で誤って壁面に引っかき傷を付けてしまったり、壁紙を破ってしまうことがあった。
【解決手段】ハンガー掛けに壁面引っかき傷防止板を設け、ハンガーの掛けはずし時ハンガー先端で壁面に引っかき傷を付けたり、壁紙を破らないよう、壁面をカバーできるようにした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、ハンガー掛けの形状に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のハンガー掛けには、壁面引っかき傷防止板は設けてなく、ハンガーを掛けるだけのものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許公開平7−213412 公開特許公報(A)
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】登録実用新案第3104547号 登録実用新案公報(U)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、以上の技術によれば、ハンガーを、ハンガー掛けに、掛けはずしする際、ハンガーの先端で誤って壁面に引っかき傷を付けてしまったり壁紙を破ってしまったりすることがあった。
そこで、この発明はハンガーかけに、引っかき傷防止板を設け、ハンガーの掛けはずし時ハンガー先端での壁面への引っかき傷防止と壁紙破れ防止をすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本発明はハンガー掛けに壁面引っかき傷防止板を設けたことを、特徴とするハンガー掛け。
【発明の効果】
【0007】
本発明によればハンガー掛けに壁面引っかき傷防止板を設けたことで、ハンガーをハンガー掛けにかけはずしする際、ハンガー先端が、壁面引っかき傷防止板があることで壁面に触れずに済み、壁面を傷つけたり壁紙を破ってしまうことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の一実施形態を、図1に示す。
ハンガー掛け本体1に、壁面引っかき傷防止板2を設け、両面接着テープ4で、鴨居等壁面から少しせり出した部分に接着固定する。
【0010】
「実施形態の効果」
この実施形態によれば、ハンガーをハンガー掛けにかけはずし時、壁面引っかき傷防止板によりハンガー先端による壁面の損傷が防止できる。
【0011】
「他の実施形態」
図1の実施形態では、ハンガー掛け底面が両面接着テープで固着されているがハンガー掛け底面や壁面引っかき傷防止板に穴を開け画鋲や押しピンや釘やネジで、鴨居等壁面から少しせり出した部分や壁面に固着しても良い。
【0012】
壁面引っかき傷防止板を設けたハンガー掛けは、金属板の曲げ加工によるものに限らず、アルミや合成樹脂の押し出し成型でも良く、板状でなく固形状でも良く鋳物や木でもよい。
【0013】
壁面引っかき傷防止板を設けたハンガー掛けは、表面を塗装や壁紙で被覆装飾してもよい。透明な材料を使い塗装や被覆装飾をせずスケルトンにしてもよい。
【0014】
ハンガー掛け両端のキャップは、別部材にせず本体の端部を曲げ加工してもよい。
【0015】
壁面引っかき傷防止板を設けたハンガー掛けは、ハンガーを少数掛ける短いものから、室内、室外の柱間半間や1間用の長いものでも良い。
【符号の説明】
【0016】
1 ハンガー掛け本体 2 壁面引っかき傷防止板 3 端部キャップ
4 両面接着テープ 5 ハンガー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁面引っかき傷防止板を設けたハンガー掛け

【図1】
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