説明

ハードコートフィルムの製造方法、ハードコートフィルム、反射防止フィルム、偏光板、及び画像表示装置

【課題】本発明の目的は、ハードコート層を有するハードコートフィルムにおいて硬度とカール抑制を両立するハードコートフィルムの製造方法を提供するものであり、特に、高温、高湿の長期保管後の高硬度とカール抑制とを両立するハードコートフィルムの製造方法を提供するものである。また、該製造方法によって得られるハードコートフィルム、それを用いる反射防止フィルム、更には、該ハードコートフィルム、及び該反射防止フィルムを用いる偏光板、及び画像表示装置を提供するものである。
【解決手段】フィルム基材上に直接又は他の層を介してハードコート層を有するハードコートフィルムの製造方法において、該ハードコート層の膜厚が10μm以上であって、該ハードコート層を設けた側と反対側の面にアルカリ溶液を塗布することを特徴とするハードコートフィルムの製造方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィルム基材上に直接又は他の層を介してハードコート層を有するハードコートフィルムの製造方法において、該ハードコート層の膜厚が10μm以上であって、該ハードコート層を設けた側と反対側の面にアルカリ溶液を塗布することを特徴とするハードコートフィルムの製造方法。
【請求項2】
前記ハードコート層の膜厚が12μm以上、20μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項3】
前記ハードコート層の鉛筆硬度が3H以上であることを特徴とする請求項1又は2に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項4】
前記ハードコート層の鉛筆硬度が4H以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項5】
前記アルカリ溶液が、フッ素系化合物或いはシリコーン化合物を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項6】
前記フィルム基材が、セルロースエステル樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項7】
前記フィルム基材がセルロースエステル樹脂、及びアクリル樹脂を含有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項8】
前記フィルム基材がセルロースエステル樹脂、アクリル樹脂及びアクリル粒子を含有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のハードコートフィルムの製造方法。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載のハードコートフィルムの製造方法を用いて作製したことを特徴とするハードコートフィルム。
【請求項10】
請求項9に記載のハードコートフィルムのハードコート層上に直接又は他の層を介して、低屈折率層が積層されていることを特徴とする反射防止フィルム。
【請求項11】
請求項9に記載のハードコートフィルム、または請求項10に記載の反射防止フィルムを偏光膜の少なくとも一方の面に有することを特徴とする偏光板。
【請求項12】
請求項9に記載のハードコートフィルム、請求項10に記載の反射防止フィルム、または請求項11に記載の偏光板を有することを特徴とする画像表示装置。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2009−288413(P2009−288413A)
【公開日】平成21年12月10日(2009.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−139376(P2008−139376)
【出願日】平成20年5月28日(2008.5.28)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】