説明

バイディレクショナルプルーバ

【課題】高い精度で器差を算出することが可能なバイディレクショナルプルーバを提供する。また、装置構成を簡素化することが可能なバイディレクショナルプルーバを提供する。
【解決手段】一対の圧力検出手段18、20のうち一方の配置をプルーバパイプ2のパイプ側大径管部6と四方弁13とを繋ぐ弁・パイプ間管部14に設定するとともに、一対の圧力検出手段18、20の他方の配置をプルーバパイプ2のパイプ側大径管部7と四方弁13とを繋ぐ弁・パイプ間管部15に設定する。この他、一対の圧力検出手段18、20からの出力信号をプルーバパイプ2における流体の流れ方向判断用の信号としても用いる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パイププルーバ(基準体積管)に関し、詳しくは、プルーバパイプがループ管形状に形成されるバイディレクショナルプルーバに関する。
【背景技術】
【0002】
計量器では、一定の期間で、計量精度が一定の範囲内にあるか否かを検査(試験)して校正をすることが義務づけられている。流量計の校正(試験)の方法の一つとしては、校正装置としてのパイププルーバ(基準体積管)を用いる方法が一般的に広く知られている。
【0003】
パイププルーバは、基準体積(基準容積)を有するプルーバパイプ内を運動子が所定区間移動することで表される基準体積に基づいて被試験流量計を校正する装置である。より正確に言い換えると、運動子が所定区間移動する時に吐出される、基準体積に実質的に等しい流体の体積に基づいて被試験流量計を校正する装置である。パイププルーバは、プルーバパイプと校正対象となる被試験流量計とを直列に接続して校正を行えるような装置構成になっている。
【0004】
パイププルーバは、これを大別すると、ユニディレクショナルプルーバとバイディレクショナルプルーバとがある。バイディレクショナルプルーバは、プルーバパイプがループ管形状に形成されており、運動子が二つの検出器間を一方に移動した後にバルブ等により流路が切り替えられると逆方向に移動するような構造になっている。バイディレクショナルプルーバとしては、下記特許文献1に開示されたものが知られている。
【0005】
パイププルーバに関してもう少し詳しく説明する。パイププルーバは、内径均一な例えば円形の断面形状を有するプルーバパイプと、これに一定の緊度で挿入された運動子、すなわち弾性材のスフェア(球)とを備えて構成されている。スフェアは、試験液(流体)の流動と共にプルーバパイプ内を走行(移動)するようになっている。プルーバパイプには、スフェアの通過を検出するディテクター(検出器)が二つ装着されている。この二つのディテクター間の容積は予め校正されており、基準容積Qとして与えられている。
【0006】
被試験流量計には、パルス発信器が装着されている。このパルス発信器は、被試験流量計の運転に伴って流量単位のパルス列が発信されるようになっており、これはパルスカウンターへ伝送されるようになっている。パイププルーバの二つのディテクターからは、スフェアが通過する際に信号が発信されるようになっている。これもパルス発信器と同じく、パルスカウンターへ伝送されるようになっている。パルスカウンターは、ディテクターからの信号をゲート信号として、この間に受信した流量パルスを正しく表示管にカウントするようになっている。
【0007】
器差の算出の説明の前に各種の測定に関しての説明をする。被試験流量計の表す量Iは、作動中にパルスカウンターがカウント表示した数字に対してパルス単位(通常1リットル/パルス)を乗じた値となっている。Tpはパイププルーバ側の試験液の温度、Ppはパイププルーバ側の試験液の圧力、Tmは被試験流量計側の試験液の温度、Pmは被試験流量計側の試験液の圧力を示す値であり、温度計、圧力計によって計測されるようになっている。尚、試験運転中流動する試験液の速さも計測され、規定の観測流量点に合致するよう流量調節がなされているものとする。
【0008】
器差の算出について説明する。上記の測定から、先ず見かけの器差E′を算出する。見かけの器差E′は、E′=(I−Q)/Q*100(%)で表す。ここでQはパイププルーバの基準容積であり、基準温度及び基準圧力における正しい値を予め付与するものとする。
【0009】
次に、試験動作中の温度、圧力条件によってパイププルーバ、試験液の膨張、収縮する量を考慮して、四つの補正率を求める。
パイププルーバの温度膨張による補正率(基準温度15℃に対して)Eβは、
Eβ=β*(15−Tp)%
である。βはパイププルーバの温度膨張係数である。
パイププルーバの内圧力膨張による補正率Ekは、
Ek=k*Pp%
である。kはパイププルーバの圧力係数である。
試験液の温度膨張による補正率Eαは、
Eα=α*(Tp−Tm)%
である。αは試験液の温度膨張係数である。
試験液の圧力膨張による補正率Efは、
Ef=F*(Pm−Pp)%
である。Fは試験液の圧力係数である。
【0010】
これら四つの補正率を上記の見かけの器差E′に加えて最終器差を算出する。すなわち、器差Eは、
E=E′+Eβ+Ek+Eα+Ef%
となる。被試験流量計は、器差Eに基づいて補正されるようになる。
【特許文献1】特開2005−189014号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
特許文献1に開示された従来技術は、バイディレクショナルプルーバである。すなわち、バイディレクショナルプルーバであることから試験液の流路を切り替えるための四方弁を備えて構成されている。試験液に関し、試験液はポンプにより被試験流量計へ向けて送られた後にこの被試験流量計に流入するようになっている。そして、被試験流量計から流出した後は四方弁を介してプルーバパイプに流入するようになっている。
【0012】
特許文献1に開示された従来技術にあっては、試験液の圧力測定をするために、圧力計は次のような位置に配置されている。圧力Pmを計測するための圧力計は、ポンプと被試験流量計との間で尚かつ被試験流量計の近傍に配置されている。また、圧力Ppを計測するための圧力計は、被試験流量計と四方弁との間で尚かつ四方弁の近傍に配置されている。
【0013】
ところで、このような位置となる圧力計の配置に関しては、次のような懸念点を有している。すなわち、パイププルーバ側の試験液の圧力Ppは、厳密にはプルーバパイプ内の圧力と言えず、極僅かに四方弁の影響を受けるような圧力となる可能性を有することから、これによってパイププルーバの内圧力膨張による補正率Ekや、試験液の圧力膨張による補正率Efに影響を来してしまうのではないかという懸念点を有している。
【0014】
この他、特許文献1に開示された従来技術などのバイディレクショナルプルーバにあっては、次のような問題点を有している。すなわち、パイププルーバは、試験液の流れを目視にて把握することができない構造(試験液が現在どの方向に流れているか(スフェアがどの方向に走行しているのか)が分からない構造)であることから、流れ方向を把握するための方向検出手段(センサなど)を備えなければならず、従って、方向検出手段の分だけ装置構成が増えてしまうという問題点を有している。また、方向検出手段に係る信号入力端子のためのインターフェースを演算や制御のための手段に設けなければならないという問題点を有している。
【0015】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、高い精度で器差を算出することが可能なバイディレクショナルプルーバを提供することを課題とする。また、装置構成を簡素化することが可能なバイディレクショナルプルーバを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のバイディレクショナルプルーバは、基準体積を有するよう形成されるとともにループ管形状に形成されるプルーバパイプと、該プルーバパイプ内を流れる流体の流れ方向を切り替える多方弁と、前記プルーバパイプに対して流入及び流出する前記流体の圧力を検出してこれを制御手段へ出力する一対の圧力検出手段と、を備えるバイディレクショナルプルーバにおいて、前記一対の圧力検出手段のうち一方の配置を前記プルーバパイプの一方の端部と前記多方弁とを繋ぐ一方の管部に設定するとともに、前記一対の圧力検出手段の他方の配置を前記プルーバパイプの他方の端部と前記多方弁とを繋ぐ他方の管部に設定することを特徴としている。
【0017】
このような特徴を有する本発明によれば、多方弁よりもプルーバパイプ側にある管部に圧力検出手段を配置する構造のバイディレクショナルプルーバであることから、多方弁の影響を受けない状態で流体(試験液)の圧力を測定することが可能になる。従って、パイププルーバの内圧力膨張による補正率や、流体(試験液)の圧力膨張による補正率に影響を来すようなことが避けられる。
【0018】
請求項2記載の本発明のバイディレクショナルプルーバは、請求項1に記載のバイディレクショナルプルーバにおいて、前記一対の圧力検出手段からの出力信号を前記プルーバパイプにおける前記流体の流れ方向判断用の信号としても用いるよう前記制御手段を構成することを特徴としている。
【0019】
このような特徴を有する本発明によれば、プルーバパイプに流入する側の流体圧力が高くなり流出側の流体圧力が低くなることを利用して流体の流れ方向を判断するようなバイディレクショナルプルーバになる。従って、方向を検出する手段を別途増やさなくとも流れ方向を把握することが可能になる。
【0020】
請求項3記載の本発明のバイディレクショナルプルーバは、請求項1又は請求項2に記載のバイディレクショナルプルーバにおいて、前記一方の管部及び前記他方の管部に前記流体の温度を検出する温度検出手段を前記圧力検出手段とともに設けることを特徴としている。
【0021】
このような特徴を有する本発明によれば、多方弁よりもプルーバパイプ側にある管部に温度検出手段を配置する構造のバイディレクショナルプルーバであることから、プルーバパイプ内の温度により近い値を得ることが可能になる。従って、パイププルーバの温度膨張による補正率や試験液の温度膨張による補正率をより正確な値とすることが可能になる。本発明によれば、圧力検出手段と温度検出手段との配置が近くなることから、信号線の取り回し等にも有利な配置構造にすることが可能になる。
【発明の効果】
【0022】
請求項1に記載された本発明によれば、従来よりも高い精度で器差を算出することができるという効果を奏する。また、請求項2に記載された本発明によれば、装置構成を従来よりも簡素化することができるという効果を奏する。さらに、請求項3に記載された本発明によれば、より一層高い精度で器差を算出することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のバイディレクショナルプルーバの一実施の形態を示す模式的な構成図である。
【0024】
図1において、引用符号1は本発明のバイディレクショナルプルーバ(基準体積管)を示している。バイディレクショナルプルーバ1は、基準体積を有する、ループ管形状のプルーバパイプ(計測管部)2を備えて構成されている。プルーバパイプ2には、二つのディテクター(検出器)3、4が装着されている。バイディレクショナルプルーバ1は、この二つのディテクター3、4の間の区間部分のプルーバパイプ2内に形成される体積が基準体積となるようになっている。
【0025】
ディテクター3、4は、適宜方式のものが選択されて用いられている。例えば、機械的に作動する電気スイッチ、電子的近接スイッチ、誘導ピックアップ等が用いられるものとする。
【0026】
プルーバパイプ2は、ディテクター3、4が装着されるプルーバパイプ本体5と、このプルーバパイプ本体5の両端に連続するパイプ側大径管部6、7とを有している。プルーバパイプ本体5は、ループ管形状に形成されている。尚、図中の門形となるようなループ管形状は一例であるものとする。例えば、U字状の形状であっても良いものとする。プルーバパイプ2の断面形状は円形に限らず、楕円や方形であっても良いものとする。
【0027】
パイプ側大径管部6、7は、ディテクター3、4の装着位置に対して比較的近くとなるようにプルーバパイプ本体5に連成されている。パイプ側大径管部6、7は、プルーバパイプ本体5よりも大きな径となるように形成されている。
【0028】
パイプ側大径管部6、7には、スフェア待機手段8、9が装着されている(一例であり、スフェア待機手段8、9が無い場合でも当然によいものとする)。本形態の場合、スフェア待機手段8、9は、運動子としてのスフェア10の動きを止めて所定の位置に待機させる機能を有するように構成されている。一例を挙げるとすると、スフェア待機手段8、9はそれぞれ、シリンダ11と、このシリンダ11によって図中矢印方向に進退するピン状のゲート12とを備えて構成されている。スフェア待機手段8、9は、例えばマイクロコンピュータの機能を有する図示しない制御手段によって制御されるようになっている。
【0029】
図中のようにパイプ側大径管部7にスフェア10が位置する場合において、スフェア待機手段8、9は、ゲート12がパイプ側大径管部7に突出することでスフェア10のディテクター4の方向への移動が阻止されるようになっている。図中ではゲート12の突出状態であることから、パイプ側大径管部7の位置でスフェア10が待機する状態になっている(この状態の後にゲート12が壁の内側に引っ込むと、スフェア10の待機状態が解除されるようになる)。
【0030】
バイディレクショナルプルーバ1は、プルーバパイプ2やスフェア10の他に、四方弁13を備えて構成されている。この四方弁13は、プルーバパイプ2内を流れる流体(試験液)の流れ方向を切り替えるためのものであって、図中においてはパイプ側大径管部6、7との間に位置するように設けられている。
【0031】
四方弁13は、特許請求の範囲に記載した多方弁に相当するものであって、図中のように単体のもので四つの方向の流路変更を可能にすることができるのは勿論のこと、これに限らず複数のバルブにより多方弁を構成しても良いものとする。例えば、二方向のバルブを幾つか組み合わせてプルーバパイプ2内を流れる流体(試験液)の流れ方向を切り替えるようにしても良いものとする。特許請求の範囲に記載した多方弁は、プルーバパイプ2内を流れる流体(試験液)の流れ方向を切り替えることができる構成であれば本形態に限定されないものとする。
【0032】
四方弁13とパイプ側大径管部6との間には、これらに連続するように弁・パイプ間管部14が設けられている。また、四方弁13とパイプ側大径管部7との間にも、これらに連続するように弁・パイプ間管部15が設けられている。この他、四方弁13には、例えば図示しない被試験流量計に接続される流量計側管部16と、流体(試験液)をリターンするためのリターン側管部17とが設けられている。
【0033】
流体(試験液)の流れに関して説明すると、図中では図示しない被試験流量計から管部16に流れ、四方弁13及び弁・パイプ間管部15を介してパイプ側大径管部7内に流入するようになっている。また、パイプ側大径管部6から流出し、弁・パイプ間管部14及び四方弁13を介して管部17に流れるようになっている。以上は実線の矢印によって示されている。
【0034】
これに対して、四方弁13の方向切替を行うと、流体(試験液)は上記の逆方向に、すなわち破線の矢印で示すようにパイプ側大径管部6からパイプ側大径管部7の方向へ流れるようになっている。
【0035】
四方弁13とパイプ側大径管部6との間に存在する弁・パイプ間管部14には、この弁・パイプ間管部14内を流れる流体(試験液)の圧力を測定するための圧力検出手段18が装着されている。圧力検出手段18は、圧力計と、上記の制御手段に接続される信号線とを有している。圧力検出手段18は、パイプ側大径管部6の近傍に位置するように装着されている。弁・パイプ間管部14内の圧力は、プルーバパイプ2内の圧力と同じに見なすことができるものとする。
【0036】
このような圧力検出手段18の近傍には、弁・パイプ間管部14内を流れる流体(試験液)の温度を測定するための温度検出手段19も装着されている。温度検出手段19は、この信号線が上記の制御手段に接続されている。
【0037】
四方弁13とパイプ側大径管部7との間に存在する弁・パイプ間管部15にも、上記と同様に圧力検出手段20と温度検出手段21とが装着されている。圧力検出手段20及び温度検出手段21は、パイプ側大径管部7の近傍に位置するように装着されている。弁・パイプ間管部15内の圧力は、プルーバパイプ2内の圧力と同じに見なすことができるものとする。
【0038】
図示しない制御手段は、圧力検出手段18、20からの信号に基づいて圧力を把握することができるのは勿論のこと、弁・パイプ間管部14、15内の圧力の差に基づいて流体(試験液)がどの方向に流れているかを判断することができるように構成されている。制御手段は、例えばセンサなどの方向検出手段を構成に備えなくとも圧力検出手段18、20によって方向を判断することができるようになっている。
【0039】
図示しない制御手段は、四方弁13の流路切替制御や上記の如くスフェア待機手段8、9の制御、さらにはディテクター3、4からの信号に基づくパルス信号のカウント等も行うように構成されている。
【0040】
以上、図1を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、四方弁13よりもプルーバパイプ2側にある管部(弁・パイプ間管部14、15)に圧力検出手段18、20を配置する構造のバイディレクショナルプルーバ1であることから、四方弁13の影響を受けない状態で流体(試験液)の圧力を測定することができるようになっている。従って、パイププルーバの内圧力膨張による補正率や、流体(試験液)の圧力膨張による補正率に影響を来すようなことを避けることができるようになっている。
【0041】
本発明のバイディレクショナルプルーバ1によれば、従来よりも高い精度で器差を算出することができるようになっている。また、装置構成を従来よりも簡素化することができるようになっている。
【0042】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】本発明のバイディレクショナルプルーバの一実施の形態を示す模式的な構成図である。
【符号の説明】
【0044】
1 バイディレクショナルプルーバ
2 プルーバパイプ
3、4 ディテクター
5 プルーバパイプ本体
6、7 パイプ側大径管部(プルーバパイプの端部)
8、9 スフェア待機手段
10 スフェア
11 シリンダ
12 ゲート
13 四方弁(多方弁)
14、15 弁・パイプ間管部(管部)
16 流量計側管部
17 リターン側管部
18、20 圧力検出手段
19、21 温度検出手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基準体積を有するよう形成されるとともにループ管形状に形成されるプルーバパイプと、該プルーバパイプ内を流れる流体の流れ方向を切り替える多方弁と、前記プルーバパイプに対して流入及び流出する前記流体の圧力を検出してこれを制御手段へ出力する一対の圧力検出手段と、を備えるバイディレクショナルプルーバにおいて、
前記一対の圧力検出手段のうち一方の配置を前記プルーバパイプの一方の端部と前記多方弁とを繋ぐ一方の管部に設定するとともに、前記一対の圧力検出手段の他方の配置を前記プルーバパイプの他方の端部と前記多方弁とを繋ぐ他方の管部に設定する
ことを特徴とするバイディレクショナルプルーバ。
【請求項2】
請求項1に記載のバイディレクショナルプルーバにおいて、
前記一対の圧力検出手段からの出力信号を前記プルーバパイプにおける前記流体の流れ方向判断用の信号としても用いるよう前記制御手段を構成する
ことを特徴とするバイディレクショナルプルーバ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のバイディレクショナルプルーバにおいて、
前記一方の管部及び前記他方の管部に前記流体の温度を検出する温度検出手段を前記圧力検出手段とともに設ける
ことを特徴とするバイディレクショナルプルーバ。

【図1】
image rotate


【公開番号】特開2008−215896(P2008−215896A)
【公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−50912(P2007−50912)
【出願日】平成19年3月1日(2007.3.1)
【出願人】(000103574)株式会社オーバル (82)