説明

バックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置

【課題】バックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置を提供する。
【解決手段】本発明の液晶表示装置は、映像を表示する液晶パネル、液晶パネルに光を供給するバックライトアセンブリ、液晶パネルとバックライトアセンブリとの間に配置されるミドルフレーム、及び液晶パネルの外側を取り囲むトップフレームからなる。バックライトアセンブリは、複数の光源、光学部材、ボトムフレーム、及び多数の光学部材サポーターを含む。各々の光学部材サポーターは、光学部材を支持すると同時に互いに離隔されていて、バックライトアセンブリ及び液晶表示装置の熱放出と重さの減少に効果的である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、バックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置に関する。より詳しくは、光学部材サポーターが複数の光源の間に位置する構造を有するバックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
日常生活において、ディスプレイとして液晶表示装置が益々人気を集めている。液晶表示装置は2枚の基板の間に液晶層が介在されている液晶パネル有する。液晶表示装置は、自発光装置ではないため、液晶パネルの後方に配置された液晶パネルに光を提供するバックライトアセンブリを必要とする。
【0003】
バックライトアセンブリは光源の位置により直下形バックライトアセンブリと側光形バックライトアセンブリに区分される。直下形バックライトアセンブリにおいては、光源が液晶パネルの後方に位置し、光源と液晶パネルの間に光学部材が別途に配置されて、バックライトの輝度の均一性と視野角とを向上させることができる。
【0004】
また、バックライトアセンブリは、光源を収納し、光学部材を支持するためのボトムフレームを含む。ここで、光源は光発散部と電極部に分けられ、光発散部はボトムフレームの光源収納部の上方に配置されて、電極部は熱を放出する部分として別途にボトムフレームの端部に配置される側面カバーによってカバーされる。
【0005】
特に、各光源の電極部は持続的に熱を発散するにも拘らず、側面カバーはほぼ完璧に電極部を覆うために、ボトムフレームの端部は温度が極めて高くなることが生じる。このような、過度な温度は発火可能性を有しているため、液晶表示装置の安全問題をひき起こす場合がある。
【0006】
このような、短所を克服するために側面カバーには高耐熱性材料を使用することができるが、高耐熱性材料は高価であるため、結局、バックライトアセンブリ及び液晶表示装置の原価上昇を招く。更に、側面カバーが光源の電極部をほぼ完璧に覆うことによって液晶表示装置の軽量化を妨げることになり得る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、バックライトアセンブリの端部の構造を変更することにより、液晶表示装置の安全性を高めると共に原価節減と軽量化を達成することができるバックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するためになされた本発明の一特徴によるバックライトアセンブリは、複数の光源、ボトムフレーム、光学部材、複数の電極ホルダー、及び複数の光学部材サポーターを備える。光源は光発散部及び電極部からなる。ボトムフレームは前記光源を収納する。光学部材は前記光源の上部に配置される。電極ホルダーは前記光源の電極部をホールディングする。光学部材サポーターは互いに離隔配置されて前記光学部材を支持する。
【0009】
光源は液晶パネルの後方に位置し、液晶パネルに光を供給する。光学部材は拡散板、拡散シート、又は集光シートのうち、少なくとも1つ以上よりなり、光の経路を変更することによって光の分布を調節する。
【0010】
光源は中間部分において光を発散する光発散部と端部に位置して光源に電気エネルギーを供給する電極部に分けられる。ここで、電極部に伝わった電気エネルギーは全部光エネルギーに変換されず、一部が熱エネルギーとして発散される。
【0011】
ボトムフレームはメイン面と周辺部を有する。メイン面は中央部で光源を収納すると同時に光源と重なる。また、メイン面は周辺部で光源の電極部を収納する。他方、ボトムフレームの端部は、ボトムフレームのメイン面の周辺部付近に位置し、上部の平らな面を利用して、ミドルフレームを支持すると同時に、全体バックライトアセンブリの大きさを定義する。
【0012】
端部付近とメイン面の周辺部には多数の光学部材サポーターが互いの間隔を維持しつつ、固定配置される。特に、各光学部材支持手段は複数の光源各々に隣接する電極部の間ごとに配置される。端部と光学部材サポーターは互いに離隔されるため、この離隔空間を用いて発熱を容易に行うことができる。ここで、光学部材サポーターは光学部材収納部に配置されて端部付近で空き空間を形成する。
【0013】
上記目的を達成するためになされた本発明の一特徴によるバックライトアセンブリの製造方法は、ボトムフレームを備える段階と、前記ボトムフレームの上部に複数の蛍光ランプを配置する段階と、互いに離隔配置される複数の光学部材サポーターを前記ボトムフレームに固定する段階と、光学部材を前記光学部材サポーターに配置する段階と、前記光学部材の上部に液晶パネルを配置する段階と、前記液晶パネルの両側をトップフレームで覆う段階と、を有する。
【0014】
上記目的を達成するためになされた本発明の一特徴による液晶表示装置は、映像を表示する液晶パネル、前記液晶パネルに光を供給するバックライトアセンブリ、 前記液晶パネルと前記バックライトアセンブリとの間に配置されるミドルフレーム、及び前記液晶パネルを包むトップフレームを備える。前記バックライトアセンブリは、光発散部及び電極部からなる複数の光源、前記光源を収納するボトムフレーム、前記光源の上部に配置される光学部材、前記光源の電極部を固定する複数の電極ホルダー、及び互いに離隔配置されて前記光学部材を支持する複数の光学部材サポーターを有する。
【0015】
本発明の一実施例によれば、液晶表示装置は、液晶パネル、ミドルフレーム、トップフレーム、及びバックライトアセンブリを備える。そして、バックライトアセンブリは、光源、光学部材、及びメイン面と周辺部を有するボトムフレームを含む。
【0016】
ボトムフレームの周辺部は端部を有し、端部は内壁、外壁と平面部を有する。内壁はメイン面より垂直上方に折曲形成され、内壁の上部より平面部がメイン面と平行する方向に形成されて、平面部より垂直下方に折曲形成され、バックライトアセンブリの機械的強度を向上させる。
【0017】
本発明の一実施例によれば、液晶表示装置は、光学部材サポーターがボトムフレームの端部と離隔配置されるバックライトアセンブリを備え、光学部材サポーターは上部に位置する光学部材収納部を通じて光学部材を支持する。また、光学部材サポーターには光学部材収納部より斜め下方に延長される傾斜面があり、別途の側面光反射部材を支持する。
【0018】
本発明の他の実施例によれば、液晶表示装置は、複数の光学部材サポーターを有するバックライトアセンブリを備え、複数の光学部材サポーターの各々は上部に形成される接続部(ブリッジ)を通じて互いに接続される。他方、接続部は複数で形成することができるが、このような複数構造により、光学部材サポーターの全体の体積及び重さが減少できる。
【0019】
本発明の他の実施例によれば、液晶表示装置は、複数の光学部材サポーターが具備されたバックライトアセンブリを備え、光学部材サポーターは光学部材を支持する垂直柱及び垂直柱の後方に配置されてミドルフレームを支持する後方柱を有する。光学部材サポーターの後方柱によってバックライトアセンブリには熱放出を容易に行う空き空間が形成される。
【発明の効果】
【0020】
本発明のバックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置によれば、互いに離隔配置される光学部材サポーターが、バックライトに配置されて用いられることによって、液晶表示装置の安全性を高めると共に、製造費用の節減と軽量化を達成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
以下、本発明のバックライトアセンブリとその製造方法、及びこれを含む液晶表示装置を実施するための最良の形態の具体例を、図面を参照しながら詳しく説明する。しかし、本発明は、後述の実施例に限定されず、他の形態をもって具現できる。ここで、紹介する実施例は、開示される内容がより完全になるように、そして、当業者に本発明の思想と特徴が充分に伝わるようにするために提供される。図面において、各装置及び部材の厚さは本発明の明確性を期するために誇張又は過小に図示しており、かつ、各装置は本明細書において説明していない多様な付加部材を更に備えることができる。各図面において類似した部材は同じ図面符号を用いて説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施例による互いに離隔された光学部材サポーターが配置されたバックライトアセンブリを適用した液晶表示装置の分解斜視図であり、図2は、図1の「A」部分を拡大した部分切開斜視図である。図1を参照すると、液晶表示装置100は、ボトムフレーム300、複数の光源400、光学部材600、光学部材サポーター510、ミドルフレーム700、液晶パネル800、及びトップフレーム900を備える。図1において、光源は蛍光ランプとして説明するが、光源は蛍光ランプのみに限定されず、中間で光を発散して端に電極が設置されたいずれかの発光装置であり得る。同様に、詳細な説明の全般にわたって光源は蛍光ランプとして説明する。
【0023】
液晶表示装置の色々な部品のうち、ボトムフレーム300、蛍光ランプ400、光学部材600、及び光学部材サポーター510は、液晶パネル800に充分な光を供給するバックライトアセンブリ200を構成する。バックライトアセンブリ200内部においてはボトムフレーム300に収納された複数の蛍光ランプ400より光が発生し、発生した光は光の経路を調節する光学部材600を通過して液晶パネル800に入射する。
【0024】
ここで、各蛍光ランプ400は電極部420を通じてボトムフレーム300のメイン面350の周辺部に固定される。具体的に、蛍光ランプ400の電極部420には電極425が配置され、電極425は電極ホルダー410に固定されて蛍光ランプ400に電気を供給する。また、電極部420には、電極425を固定するグラス部427を含むことができる。
【0025】
他方、蛍光ランプ400の電極425は供給を受けた全ての電気エネルギーを全部光エネルギーに変換しきれず、一部は熱エネルギーに変換されるため、電極部420の温度は非常に高い。反面、蛍光ランプの中間に位置する光発散部430は電極部420よりはそれほど熱を発散しないため、温度が相対的に低い。
【0026】
ボトムフレーム300は、後述する図5に示すようにメイン面350と端部370を備える。メイン面350は、中央部355と周辺部357を備え、複数の蛍光ランプ400を収納する。メイン面350の周辺部357には外部の電源装置(図示せず)と接続される蛍光ランプ400の電極425が固定されており、中央部355には蛍光ランプ400の光発散部430が上部に配置されている。
【0027】
他方、端部370は、メイン面350の周辺部357より垂直延長されて形成された内壁373を備える。そして、内壁373より延長されてメイン面に平行する水平方向には平面部375が折曲形成されてミドルフレーム700の水平部710を支持する。最後に、平面部375において、垂直に折曲される外壁377が延長されて形成され、外壁377は、ミドルフレーム700の垂直面720と対向する。端部370の内壁373、平面部375、外壁377は全体的に「n」の形態に形成されて液晶表示装置の機械的強度及び耐衝撃性の特性を向上させる。
【0028】
また、メイン面350の中央部355は、他の方向に延長形成されて他の「n」形態の側部380を備え、この側部380は上面385を通じて光学部材600を支持することができる。また、側部380は蛍光ランプ400が延長された方向と並んで平行に配置される。更に、側部380は蛍光ランプ400の下部より延長されて配置された蛍光ランプ反射体310に覆われるようにすることができる。
【0029】
上述のように、蛍光ランプ400の電極425は電極ホルダー410を介在してボトムフレーム300のメイン面350に固定される。ここで、電極ホルダー410とボトムフレーム300の端部370は、バックライトアセンブリの側面部を構成する。付け加えると、側面部には光学部材サポーター510と側面光反射部材520が更に配置される。
【0030】
側面部の構造を具体的に見ると、光学部材サポーター510は隣接する蛍光ランプ400の電極ホルダー410の間に配置され、光学部材600はその端が光学部材サポーター510によって支持されるため、電極ホルダー410の上方には空き空間が存在する。詳しくは、電極ホルダー410の上方空間は、端部370の平面部375に支持されるミドルフレーム400まで延長形成される。
【0031】
更に、光学部材サポーター510は全ての電極ホルダー410の間ごとに配置されないため、電極ホルダー410の付近には更に多くの空き空間ができる。言い換えれば、隣り合う光学部材サポーター510はいくつかの電極ホルダー410を間に置けるように離隔配置される。
【0032】
光学部材サポーター510がボトムフレーム300のメイン面350に固定された後、光学部材サポーター510の傾斜面512には側面光反射部材520が配置されて蛍光ランプ400の光を反射するようになる。そして、側面部の電極ホルダー410付近の空き空間がより明確に定義される。ここで、側面光反射部材520が光を効率的に反射できるように反射面を平坦に維持することができれば、光学部材サポーター510の数は効率的に減少できる。
【0033】
電極ホルダー410、光学部材サポーター510、側面光反射部材520によって定義される空き空間により、高温の電極ホルダー410と蛍光ランプ400の電極部420の温度放出は容易に達成することができる。
【0034】
蛍光ランプ400、光学部材サポーター510と側面光反射部材520が全てボトムフレーム300に固定された後、光学部材600は、光学部材サポーター510に支持されて配置され、光源400と蛍光ランプ反射体310及び側面光反射部材520の各々の光反射部材によって発生又は反射された光の経路を変更させる。ここで、光学部材600は拡散板、拡散シート、集光シート、或いは偏光反射シートなどのうち、いずれか1つ以上からなる。また、光学部材600の最下側の部材は、その周辺部が光学部材サポーター510及び側部380と接続されて支持される。しかし、光学部材600の両側が電極ホルダー410の上部空間を完全に覆わない場合もある。この場合は、電極ホルダー410の上部空間は開放され、熱の放出を容易に行うことができる。
【0035】
ミドルフレーム700はバックライトアセンブリ200の側面部を覆い、側面部はミドルフレーム700の外部より隔離させる。ミドルフレーム700は、端部370の外壁377と向い合う垂直面720と、垂直面720より内側に水平延長される水平部710を備える。ここで、水平部710は、バックライトアセンブリ200の側面部に形成された電極ホルダー410の上部空間を定義する。また、ミドルフレーム700は、液晶パネル800の周辺を支持し、液晶表示装置100の最外側部材であるトップフレーム900によって覆われる。
【0036】
図1を通じて、液晶表示装置の製造方法を説明することができる。基本的な製造方法はバックライトアセンブリ200の製作の後、ミドルフレーム700をバックライトアセンブリ200の上に安着させ、液晶パネル800をミドルフレーム700に配置した後、トップフレーム900で液晶パネル800の上部を覆うことで完成する。
【0037】
このような製造方法のうち、バックライトアセンブリ200の製作は、ボトムフレーム300を準備し、ボトムフレーム300に複数の電極ホルダー410と複数の蛍光ランプ400を固定した後、光学部材サポーター510を側面光反射部材520と共に追加してボトムフレーム300に固定し、光学部材600を光学部材サポーター510に配置することで完成できる。
【0038】
上記の製造過程は、製造原価の節減のために、工場自動化を利用できる。このような工場自動化において、光学部材サポーター510は、順次又は一括してボトムフレーム300に固定される。
【0039】
引き続き、蛍光ランプ電極部の上部の空き空間を適用する液晶表示装置の詳細構造を説明する。図3は、図1の断面図であり、ボトムフレームの端部の内壁とボトムフレームに固定された光学部材サポーターとの間に空き空間が形成されている。
【0040】
図3を参照すると、液晶表示装置100は、バックライトアセンブリ200、ミドルフレーム700、液晶パネル800とトップフレーム900を備える。液晶表示装置100の部材のうち、バックライトアセンブリ200は液晶パネル800の後方に位置して液晶パネル800に均一かつ充分な輝度を提供するように設計される。バックライトアセンブリ200と液晶パネル800はミドルフレーム700の水平部710の介在部713を媒介として互いに所定の間隔を形成する。ミドルフレーム700は、端部370の平面部375によって支持される後平部715を更に備えることができる。
【0041】
他方、ボトムフレーム300の端部370のうち、平面部375は内壁373と外壁377に垂直折曲され、内壁373と外壁377はD1の距離を有する。そして、ボトムフレーム300はアルミニウム、アルミニウム合金、SECC(Steel,Electrogalvanized,Cold−rolled, Coil)、或いはステンレス(Stainless steel)などの金属材料によって製作される。このように、金属材料によって製作することで、ボトムフレーム300は機械的強度を有し、内壁373と外壁377の間隔D1は、端部370が機械的強度、耐衝撃性、ミドルフレームの支持面積の特性を充足する限り、より狭く形成することができる。なお、狭いD1は全体液晶表示装置100の大きさを小さくすることができる。
【0042】
他の側面において、内壁373と外壁377の間隔D1は、内壁373と電極ホルダー410の間の間隔D2より大きい場合があるが、これはD2が小さくなるにつれてバックライトアセンブリ200の熱放出の特性がより秀でるためである。
【0043】
図3はまた、蛍光ランプ400の電極(図示せず)が固定された電極ホルダー410を示している。電極ホルダー410は端部370の内壁373より内側でボトムフレーム300に固定される。そして、光学部材サポーター510が電極ホルダー410の付近に配置されて光学部材600の端を、光学部材収納部513を通じて支持する。光学部材サポーター510は、光学部材に物理的損傷が加わらないようにプラスチック物質によって製作することができる。具体的に、光学部材600の端はミドルフレーム700の介在部713と光学部材サポーター510の光学部材収納部513の間に配置されて固定される。
【0044】
光学部材サポーター510には傾斜面512が形成されており、側面光反射部材520を支持する。図1の説明で述べたように、光学部材サポーター510の各々は互いに間隔を維持しつつ、独立して配置されているため、側面光反射部材520は接着部材を利用して傾斜面512に固定することができ、この際、側面光反射部材520は全体的に平らな面を維持する。
【0045】
反面、傾斜面512の反対側には垂直柱514が配置され、光学部材600と光学部材600の上部にある部材を支持する。垂直柱514は電極ホルダー410と水平に重なってバックライトアセンブリ200と液晶表示装置100の全体的な大きさを小さくすることができる。
【0046】
側面部の断面図は電極ホルダー410とミドルフレーム700によって定義される空き空間ES1を示す。空き空間ES1はボトムフレーム300の内壁373と光学部材サポーター510との間の空間として定義することもできる。即ち、空き空間ES1はボトムフレーム300の内壁373、ミドルフレーム700の水平部710、光学部材サポーター510、及びボトムフレーム300のメイン面350に設置される電極ホルダー410に取り囲まれる空間として定義することができる。
【0047】
言い換えれば、電極ホルダー410の上部の空き空間によって熱放出を容易に行うことができ、耐熱性が低い材質の光学部材サポーター510でも液晶表示装置の安定性を満足させることができる。ここで、液晶表示装置の安定性とは、どのような理由でも発火しない液晶表示装置のことをいう。更に、金属材質であり、電極ホルダー410の付近に配置された内壁373の熱伝導性は非常に高いため、電極ホルダー410付近の放熱はより容易になる。
【0048】
ここで、図3に示す高い放熱特性を図4と比較して説明する。図4は、電極ホルダーの上方に空き空間が形成されていないバックライトアセンブリを示す断面図である。図4は、図3とは異なって、電極ホルダーの上方に空き空間ES1が、ミドルフレーム700等によって塞がったまま、側面部に形成されていない。詳しくは、電極ホルダー410が大きな側面カバー550とボトムフレーム300によって取り囲まれている。ここで、ボトムフレーム300は電極ホルダー410が固定されているメイン面350と電極ホルダー410より離れたところに垂直折曲された垂直壁390を備える。
【0049】
そして、側面カバー550は、ボトムフレーム300の垂直壁390に連接する第1垂直面551、蛍光ランプ400の光発散部430より発散された光を反射して電極ホルダー410より内面に位置する傾斜面553及び第1垂直面551と傾斜面553を接続する接続部555を備える。付け加えると、接続部555は、中央より電極ホルダー410の方向に下方延長された第2垂直面557を含む。第2垂直面557はまた、接続部555の上部のミドルフレーム700を支持するための機械的強度を補強するように設計される。
【0050】
ここで、側面カバー550は、一体化されていて、蛍光ランプ400と並んで形成されるボトムフレームの一側部(図示せず)から他の側面(図示せず)に延長形成されている。よって、側面カバー550内部の空気は閉じ込められることになり、外部への対流が制限されることによって、側面カバー550の温度は上昇することになり、これは特に電極ホルダー410付近においてより深刻に現れる。
【0051】
よって、蛍光ランプの誤作動と側面カバー550の発火性を下げるために、側面カバー550は、耐熱性又は耐火性を有する一般プラスチックより高価の材質で構成される。なお、構造上、図3とは異なって、垂直壁390が電極ホルダー410から離れて位置し、第1垂直面551に覆われているため、電極ホルダー410付近の熱がボトムフレーム300の垂直壁390に伝わって外部への放出が難しくなる。
【0052】
また、側面カバー550が一体化されつつ、バックライトアセンブリの側面部を密閉していることによって、側面カバーは図3の光学部材サポーターより大きな体積を有することになり、全体バックライトアセンブリの製造原価を上昇させることになる。以上、図3と図4を総合的に比較すれば、図3の光学部材サポーターが、図4の側面カバーよりバックライト及び液晶表示装置の製造原価と体積、及び安全性において優れていることがわかる。
【0053】
図5は、本発明の一実施例による図1と図3に示すボトムフレームを示す斜視図である。図5を参照すると、ボトムフレーム300は、アルミニウム(AI)、SECC(Steel,Electrogalvanized, Cold−rolled,Coil)、或いは、ステンレス(Stainless steel)のような高い熱伝導度、電気伝導度、及び耐衝撃性を有する金属をもって製作される。そして、ボトムフレーム300は、全体的に均一な厚さ「t」を有する金属板を曲げるか、又は、穿孔して製作することにより、ボトムフレームの全体構造において均一な厚さを有する。
【0054】
次に、ボトムフレーム300の具体的な構造について説明する。図5のボトムフレーム300は、蛍光ランプ(図示せず)を収納するメイン面350、メイン面350の周辺に形成されていてメイン面350より垂直に延長された内壁373、内壁373よりメイン面350と平行する方向に折曲形成される平面部375、平面部375より下方に折曲形成される外壁377からなる。
【0055】
内壁373の周辺には多数の蛍光ランプの電極ホルダーの固定ホール330が、電極ホルダー(図示せず)を固定するために配置される。各々の固定ホール330は隣接する固定ホールと一定の間隔を有し、このような間隔の一部に光学部材サポーター(図示せず)を固定する。具体的に、光学部材サポーターの固定ホール333は、隣接する電極ホルダーの固定ホール330との間隔SPで形成されるか、或いは、この間隔SPより広い間隔で形成され、メイン面350の内部側に形成できる。ここで、隣り合う光学部材サポーターの固定ホール333は、複数の電極ホルダーの固定ホール330を間において配置され、その数が電極ホルダーの固定ホールの数を超えることはない。
【0056】
端部370を除いたボトムフレーム300のメイン面350には、メイン面350に垂直に、蛍光ランプ(図示せず)と平行に位置する側部380が存在する。ここで、ボトムフレーム300は、1枚の金属板で各々の端部370と側部380の形態を製作することにより、隣接する端部370と側部380の間にギャップ340がボトムフレーム300のコーナー部に存在する。
【0057】
また、自動化されたバックライトアセンブリの組立過程において、電極ホルダーを電極ホルダーの固定ホール330に容易に組立てるために、電極ホルダーの固定ホールのうち、一番外側の固定ホールはギャップ340の近くに位置することができる。他方、外部パーティクルのバックライトアセンブリへの流入防止、又は、バックライトアセンブリの機械的強度を向上させるために、コーナーに位置するギャップ340には、図6においてその構造が詳しく記述されるコーナーピースを配置できる。
【0058】
図6は、本発明の一実施例によるコーナーピースと側面光反射領域を含む側面光反射部材を示す概要図である。図6を参照すると、コーナーピース523は側面光反射部材520の両側に配置され、側面光反射部521はコーナーピース523の間に配置され、光学部材サポーター(図示せず)の傾斜面に配置されることによって蛍光ランプ(図示せず)より出射する光を反射する。
【0059】
側面光反射部材520のコーナーピース523は、ボトムフレームのギャップ(図示せず)に配置される第1垂直面524と光学部材(図示せず)のコーナーを支持する上面525からなる。ここで、第1垂直面524はギャップに配置されることにより、バックライトアセンブリの内部空間と外部環境を分離する。
【0060】
コーナーピースの第1垂直面524をしっかり固定するために、第1垂直面より他方向に延長されて第2垂直面526が形成される。具体的に、第2垂直面526はボトムフレームの側部(図1の380)に形成される内部の空き空間に挟むように固定される。他方、上面525は第1垂直面524と第2垂直面526に共に接続され、光学部材のコーナーを支持できる。
【0061】
コーナーピース523は側面光反射部521を固定するための傾斜面527を追加で含むことができる。詳しくは、傾斜面527は上面535より側面光反射部521と同じ傾斜度で下方に延長形成される。
【0062】
他方、側面光反射部521は側面光反射部材520の両側に位置するコーナーピース523の傾斜面527を互いに接続し、光学部材サポーター(図示せず)の傾斜面に支持、配置される。付け加えると、側面光反射部521は電極ホルダー(図示せず)と蛍光ランプの主発光部の間に配置されるため、複数の蛍光ランプの収納開口522が形成されてバックライトアセンブリの蛍光ランプを収納することになる。
【0063】
側面光反射部521は、蛍光ランプより発散される光をより充分に発散させるために、側面光反射部521の下側に位置する収納開口522は蛍光ランプと密着配置され、側面光反射部521の上側反射面はバックライトアセンブリの光学部材(図示せず)に接するように延長形成される。
【0064】
図7は、本発明の一実施例によるボトムフレームに付着できる光学部材サポーターを示す斜視図である。図7を参照すると、光学部材サポーター510は、光学部材収納部513、垂直柱514、及び傾斜面512からなる。構成要素のうち、光学部材収納部513は狭い面積を利用して光学部材(図示せず)の両側を支持する。そして、光学部材支持部513はボトムフレーム(図示せず)のメイン面より垂直に延長形成された垂直柱514によって支持される。光学部材収納部513の他の方向には傾斜面512がボトムフレームのメイン面と一定の角度を形成するように配置されると同時に、側面光反射部材の側面光反射部(図示せず)を支持する。
【0065】
光学部材サポーター510は、また、垂直柱514と傾斜面512の下部を互いに接続する水平接続部515と水平接続部515より下に延長形成されてボトムフレームのメイン面350と光学部材サポーター510を互いに接続するアンカー517を含む固定構造516を含むことができる。詳しくは、アンカー517はバックライトアセンブリの製造過程において光学部材サポーターの固定ホール(図示せず)に挿入、固定される。
【0066】
図7よりわかるように、光学部材サポーター510は、垂直柱514、傾斜面512、及び水平接続部515からなる内部空き空間518によって、光学部材サポーター510の製造原価を引き下げることができる。しかし、内部空き空間518は光学部材サポーター510の機械的強度を向上させるために、部分的に必要最小限埋めることができる。
【0067】
図1と図3の説明において既に言及したように、ボトムフレームに固定され、互いに隣り合う光学部材サポーターが一定の間隔を形成するために、図4によって示した一体化された側面カバーに伝わる電極ホルダーの熱よりも低温の熱が各光学部材サポーターに伝わる。よって、光学部材サポーター510は、側面カバーより廉価の材質をもっても液晶表示装置の安全基準を満足させるに容易である。また、バックライトアセンブリ全体において使用される光学部材サポーターの体積は側面カバーの体積より小さくすることができる。上述のように、光学部材サポーターを適用するバックライトアセンブリは廉価の材料と少ない原料をもっても製造が可能になるため、バックライトアセンブリ及び液晶表示装置の製造原価を引き下げることができる。
【0068】
図8と図9は、複数の光学部材サポーターの上部が単数、或いは、複数のブリッジで相互接続されていることを示す斜視図である。図8と図9において示す各光学部材サポーターは単品としては図7において既に示されている。しかし、隣り合う光学部材サポーターはブリッジ519で互いに接続されている点が異なる。ここで、ブリッジ519は図8で示しているように各光学部材サポーターの傾斜面の上部をW1の幅で接続している。他方、図9において、ブリッジ519aはW1より狭い幅W2を有し、隣り合う光学部材サポーター510の傾斜面の上部512を互いに接続することができる。そして、光学部材サポーターの傾斜面の中間部を、また他のブリッジ519bで接続することができる。
【0069】
図8と図9において、ブリッジは複数の光学部材サポーターを一体に接続する役割をし、このように一体化された光学部材サポーターの集合はバックライトの製造工程を単純化することができる。このような、接続及び一体化した構造であるにも拘らず、光学部材サポーターは電極ホルダーの上部に空き空間が形成されていることによって熱放出を容易に行うという点においては、一体化されていない光学部材サポーターを用いるバックライトアセンブリと同じである。
【0070】
図10は、光学部材サポーターの垂直柱の後方に配置された後方柱の構造を示す斜視図である。図10に示す光学部材サポーター510は、垂直柱514の上部に接続されて後方に延長形成された後方支持部570を除いては、図7〜図9において説明したような構造を有する。具体的に、後方支持部570は、垂直柱514の後方に配置され、垂直に延長形成される主支持部573と、垂直柱514と主支持部573を相互接続するカプラー575からなる。ここで、主支持部573はミドルフレーム(図示せず)を支持することができ、カプラー575は光学部材を支持することができる。
【0071】
図11は、図10の光学部材サポーターが適用された液晶表示装置の構造を示す断面図である。図11を参照すると、光学部材サポーター510はミドルフレーム700を支持する主支持部573と光学部材600を支持するカプラー575からなる後方支持部570を含む。ここで、光学部材600は液晶パネル800の周辺を越えて配置され、光学部材収納部513とカプラー575、全てにより支持されて充分な支持面積を有することができる。
【0072】
反面、ミドルフレーム700はボトムフレーム300の垂直壁390の隣に位置する主支持部573によって支持される。このように、主支持部573がミドルフレーム700を垂直壁390と共に支持するため、ボトムフレーム300の垂直壁390は図3に示したボトムフレームの二重垂直構造とは異なり、1つの垂直構造を有することができる。ここで、主支持部573と垂直壁390をともに適用する構造は、同様の空き空間ES3を提供するため、熱放出を容易に行うことができ、また、ミドルフレーム700の支持においても効果的な機械的強度を提供するため、液晶表示装置の大きさを小さくする効果を有する。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明による液晶表示装置のバックライトアセンブリは、ノートパソコン、モニター、壁掛けTVなどのディスプレイ装置に適用することができる。
【0074】
以上、本発明を実施例によって詳細に説明したが、本発明はこれに限定されず、本発明が属する技術分野において通常の知識を有するものであれば本発明の思想と精神を離れることなく、本発明を修正又は変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0075】
【図1】本発明の一実施例により互いに離隔された光学部材サポーターが配置されたバックライトアセンブリを適用した液晶表示装置の分解斜視図である。
【図2】図1の「A」部分を拡大した部分切開斜視図である。
【図3】本発明の一実施例によるバックライトアセンブリのボトムフレームの端部の内壁とボトムフレームに固定されている光学部材サポーターとの間の空き空間を示す図1の液晶表示装置の断面図である。
【図4】電極ホルダーの上方に空き空間が形成されていないバックライトアセンブリの断面図である。
【図5】本発明の一実施例による図1及び図3に示すボトムフレームを示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施例によるコーナーピースと側面光反射領域を含む側面光反射部材を示す概要図である。
【図7】本発明の一実施例によるボトムフレームに付着できる光学部材サポーターを示す斜視図である。
【図8】本発明の一実施例による複数の光学部材サポーターの上部がブリッジの形態で相互接続されることを示す斜視図である。
【図9】本発明の一実施例による複数の光学部材サポーターの上部及び中間部が複数のブリッジをもって相互接続されることを示す斜視図である。
【図10】本発明の一実施例による光学部材サポーターの垂直柱の後方に配置された後方柱の構造を示す斜視図である。
【図11】本発明の一実施例による図10の光学部材サポーターが適用された液晶表示装置の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
【0076】
100 液晶表示装置
200 バックライトアセンブリ
300 ボトムフレーム
310 蛍光ランプ反射体
330 (電極ホルダーの)固定ホール
333 (光学部材サポーターの)固定ホール
340 ギャップ
350 メイン面
355 中央部
357 周辺部
370 端部
373 内壁
375 平面部
377 外壁
380 側部
385、525 上面
390 垂直壁
400 光源(蛍光ランプ)
410 電極ホルダー
420 電極部
425 電極
427 グラス部
430 光発散部
510 光学部材サポーター
512、527、553 傾斜面
513 光学部材収納部
514 垂直柱
515 水平接続部
516 固定構造
517 アンカー
518 内部空き空間
519 ブリッジ
520 側面光反射部材
521 側面光反射部
522 収納開口
523 コーナーピース
524、551 第1垂直面
526、557 第2垂直面
550 側面カバー
555 接続部
570 後方支持部
573 主支持部
575 カプラー
600 光学部材
700 ミドルフレーム
710 水平部
713 介在部
715 後平部
720 垂直面
800 液晶パネル
900 トップフレーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
光発散部及び電極部からなる複数の光源と、
前記光源を収納するボトムフレームと、
前記光源の上部に配置される光学部材と、
前記光源の電極部をホールディングする複数の電極ホルダーと、
互いに離隔配置されて前記光学部材を支持する複数の光学部材サポーターと、を備えることを特徴とするバックライトアセンブリ。
【請求項2】
前記複数の電極ホルダーは互いに離隔され、前記光学部材サポーターは隣接する電極ホルダーの間に配置されることを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項3】
前記ボトムフレームは前記複数の電極ホルダー及び前記複数の光学部材サポーターが固定されるメイン面を有し、
一つ以上の光学部材サポーターは前記メイン面において前記電極ホルダーと重畳配置されることを特徴とする請求項2記載のバックライトアセンブリ。
【請求項4】
前記ボトムフレームは前記複数の電極ホルダー及び前記複数の光学部材サポーターが固定されるメイン面を有し、
一つ以上の光学部材サポーターは前記メイン面において前記電極ホルダーより該メイン面の中央部方向へ離隔配置されることを特徴とする請求項2記載のバックライトアセンブリ。
【請求項5】
前記ボトムフレームはメイン面と該メイン面の両側に形成される端部とを有し、
前記光学部材サポーターは、前記メイン面に配置され、前記端部と一定の距離を維持して水平方向の第1空き空間を形成することを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項6】
前記端部はバックライトアセンブリの上に配置されるミドルフレームを支持する平面部を有し、
前記ミドルフレームは、前記光学部材サポーターとともに光学部材を固定し、前記ボトムフレームに固定された前記電極ホルダーの上部に垂直方向の第2空き空間を提供することを特徴とする請求項5記載のバックライトアセンブリ。
【請求項7】
前記端部は前記メイン面から垂直に延長される内壁を更に含み、
前記内壁は前記光学部材サポーターとの間に前記第1空き空間を形成することを特徴とする請求項5記載のバックライトアセンブリ。
【請求項8】
前記端部は前記内壁から水平に延長された平面部より垂直に延長されて前記内壁の反対側に配置される外壁を更に含み、
前記内壁と前記外壁との距離は前記電極ホルダーと前記内壁との距離より長く形成されることを特徴とする請求項7記載のバックライトアセンブリ。
【請求項9】
前記光学部材サポーターは垂直柱と該垂直柱より傾く傾斜面を有することを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項10】
前記光学部材サポーターの傾斜面に配置される側面光反射部材を更に備えることを特徴とする請求項9記載のバックライトアセンブリ。
【請求項11】
前記ボトムフレームは、メイン面、前記電極ホルダーが配置される該メイン面の両端より垂直に延長形成される端部、及び前記電極ホルダーが配置されない該メイン面の両側から垂直に延長形成される側部を有することを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項12】
前記端部及び前記側部は前記ボトムフレームのコーナーにおいてギャップを形成することを特徴とする請求項11記載のバックライトアセンブリ。
【請求項13】
前記ボトムフレームの前記ギャップに配置されるコーナーピースを更に備えることを特徴とする請求項12記載のバックライトアセンブリ。
【請求項14】
前記光学部材サポーターは垂直柱と該垂直柱より傾く傾斜面を有し、
前記コーナーピースは前記傾斜面に配置される側面光反射部に接続されることを特徴とする請求項13記載のバックライトアセンブリ。
【請求項15】
前記光学部材サポーターは垂直柱と該垂直柱より傾く傾斜面、及び該垂直柱の下部と該傾斜面の下部を相互接続する水平接続部を有することを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項16】
前記光学部材サポーターは、前記水平接続部から延長形成されて前記ボトムフレームの光学部材サポーターの固定ホールに挿入固定される固定構造を更に有することを特徴とする請求項15記載のバックライトアセンブリ。
【請求項17】
隣り合う光学部材サポーターはブリッジの形態で互いに接続されることを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項18】
前記ブリッジは複数で形成されることを特徴とする請求項17記載のバックライトアセンブリ。
【請求項19】
前記光学部材サポーターは、光学部材を支持する垂直柱、該垂直柱より傾いて形成される傾斜面、及び該傾斜面の反対側に配置される後方支持部を有することを特徴とする請求項1記載のバックライトアセンブリ。
【請求項20】
前記光学部材サポーターの後方支持部は、バックライトアセンブリの上に配置されるミドルフレームを支持する主支持部と、前記垂直柱と前記主支持部とを接続するカプラーと、を有することを特徴とする請求項19記載のバックライトアセンブリ。
【請求項21】
ボトムフレームを備える段階と、
前記ボトムフレームの上部に複数の蛍光ランプを配置する段階と、
互いに離隔配置される複数の光学部材サポーターを前記ボトムフレームに固定する段階と、
光学部材を前記光学部材サポーターに配置する段階と、
前記光学部材の上部に液晶パネルを配置する段階と、
前記液晶パネルの両側をトップフレームで覆う段階と、を有することを特徴とするバックライトアセンブリの製造方法。
【請求項22】
前記複数の光学部材サポーターは自動化設備を通じて順次に前記ボトムフレームに固定されることを特徴とする請求項21記載のバックライトアセンブリの製造方法。
【請求項23】
前記複数の光学部材サポーターの全部を前記ボトムフレームに同時に固定することを特徴とする請求項21記載のバックライトアセンブリの製造方法。
【請求項24】
前記ボトムフレームは両端に形成される端部を有し、
前記端部は前記光学部材と離隔形成されて空き空間を形成することを特徴とする請求項21記載のバックライトアセンブリの製造方法。
【請求項25】
映像を表示する液晶パネルと、
光発散部及び電極部からなる複数の光源、前記光源を収納するボトムフレーム、前記光源の上部に配置される光学部材、前記光源の電極部をホールディングする複数の電極ホルダー、及び互いに離隔配置されて前記光学部材を支持する複数の光学部材サポーターを有して前記液晶パネルに光を供給するバックライトアセンブリと、
前記液晶パネルと前記バックライトアセンブリとの間に配置されるミドルフレームと、
前記液晶パネルを包むトップフレームと、を備えることを特徴とする液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2009−259777(P2009−259777A)
【公開日】平成21年11月5日(2009.11.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−334684(P2008−334684)
【出願日】平成20年12月26日(2008.12.26)
【出願人】(390019839)三星電子株式会社 (8,520)
【氏名又は名称原語表記】SAMSUNG ELECTRONICS CO.,LTD.
【住所又は居所原語表記】416,Maetan−dong,Yeongtong−gu,Suwon−si,Gyeonggi−do 442−742(KR)
【Fターム(参考)】