説明

バックレス・ストラップレスブラ、および着脱可能なブレストフォーム改良システム

【課題】バリアフィルムを使用せずに製造でき、ユーザーの肌の通気を確保できるブラカップあるいはブレストフォームを提供する。
【解決手段】ブラカップあるいはブレストフォームを、ユーザーの胸に対向する内面と、前記内面において、前記ユーザーの胸に固着させるための少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および少なくとも一つの通気路とで構成することにより、上記課題を解決することができる。当該ブラカップあるいはブレストフォームは、バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムに使用することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明が適用された実施例は、ユーザーの肌に貼り付けるための少なくとも1つの感圧粘着材の薄い畝(あるいは粒)、および、少なくとも1つの通気路(あるいは溝)がその内面に設けられたブラカップに関する。このブラカップは、バックレス・ストラップレスブラに使用することができる。また、別の実施例は、ユーザーの肌に貼り付けるための少なくとも1つの感圧粘着材の薄い畝(あるいは粒)、および、少なくとも1つの通気路(あるいは溝)がその内面に設けられたブレストフォーム(人工乳房)に関する。このブレストフォームは、バックレス・ストラップレスブレストフォームシステムに使用することができる。
【背景技術】
【0002】
バストの外観をより良くしたい女性のために、様々な器具や方法が紹介されている。一般的に、バストの外観向上の方策としては、外科的方法である豊胸手術、あるいは外付け用具を取り付けることが考えられる。外科的な豊胸手術が内包する危険性を避けたい女性のために、見た目や使用感が自然な外付けフォームを作り出す努力がなされてきたが、未だに着脱自在かつ健康リスクの無いものが開発されていない。このような外付け用具としては、ユーザーの胸とブラとの間に取り付けられる、フォームパッド、プッシュアップブラ、ゲル状の人工乳房等、数多くの種類のものが考えられる。
【0003】
この外付け用具のポイントは、見た目や使用感が自然であり、女性の胸の外観を向上させる手助けをすることにある。また、この「外観向上」には、外科的に切除した乳房の代わりにこの外付け用具を使用することも含まれる。このように、「外観向上」、あるいは「代用」として使用される外付けフォームは、「ブレストフォーム(人工乳房)」と呼ばれており、広く、ブレストエンハンサー、ブレストインサート、およびブレストプレテーゼも含まれる。普通、ブレストフォームは、プラスチックフィルムで完全に密封されたシリコーンゲルが使用されている。このタイプのブレストフォームの利点は、外観上、自然な胸のように見えることと、ユーザーの使用感が自然であることが挙げられ、他人に知られないように見た目を向上させることができる。発泡素材のパッドや水を充填したパッド等といった他のタイプのブレストフォームは、これら重要な品質をユーザーに与えることができず、むしろ、見た目が不自然で、かつ使用に際して違和感を与えるおそれがあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】米国特許第7,144,296号明細書
【特許文献2】米国特許第7,052,359号明細書
【特許文献3】米国特許第6,916,224号明細書
【特許文献4】米国特許第5,693,164号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
器具や方法に求められる、「胸の大きさや形状の向上」に加えて、これらの器具や方法には、どのようなタイプの衣装にも使用できることが求められている。例えば、バックレスドレスやホルターネックドレスを着用する場合、昔ながらのブラを着用したいとは思わないであろう。その結果、バックレス・ストラップレスブラやブレストフォームシステムが開発されたのである。このようなバックレス・ストラップレスブラやブレストフォームシステムは、使い捨ての両面テープ、あるいは粘着材層といった着脱可能な接着材料を用いてユーザーの肌に貼り付けられるようになっていた。粘着材層が設けられたバックレス・ストラップレスブラやブレストフォームシステムは、空気やユーザーの肌からの水分の通流を妨げることがあり、これが過度の発汗を引き起こし、皮膚の炎症に至るおそれがある。加えて、ブラやブレストフォームに粘着材層を手作業で取り付けるには、ブラカップやブレストフォームの本体材料に当該粘着材が浸み込むのを防止するためのバリアフィルムを使用する必要が生じることがある。このバリアフィルムの存在は、ユーザーの肌の通気性をさらに悪化させ、発汗および皮膚炎のおそれを高めることになる。このため、バリアフィルムを使用せずに製造でき、ユーザーの肌の通気を確保できるバックレス・ストラップレスブラおよびブレストフォームシステムが求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ユーザーの肌に対向する内面と、ユーザーの肌に貼り付けるための、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝または粒と、前記内面に設けられた少なくとも一つの通気路または溝とを有するブラカップあるいはブレストフォームである。当該ブラカップあるいはブレストフォームは、バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムに使用することができる。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および少なくとも一つの通気路は、ブラカップあるいはブレストフォームの内面に散在させてもよい。ブラカップあるいはブレストフォームの内面における、当該通気路に対応する部分には、実質的に感圧粘着材を設けないようにしてもよい。これにより、空気や水分がブラカップやブレストフォームの本体材料を透過するようになる。これに代えて、ブラカップやブレストフォームの本体材料を透過させることなく、空気や水分を通気路に沿って当該ブラカップやブレストフォームの周縁まで導くようにしてもよい。このように、空気や水分がブラカップやブレストフォームの本体材料を透過させ、あるいは通気路に沿って当該ブラカップやブレストフォームの周縁まで導くようにすることにより、本発明が適用されたバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムを用いて、ユーザーの肌から、空気や水分を逃がすことができるようになる。ユーザーの肌に対する通気性を確保することにより、発汗および皮膚の炎症を抑えることができる。
【0007】
少なくとも一つの感圧粘着材の畝は、ブラカップやブレストフォームの内面において、螺旋状に形成してもよく、あるいは、複数の畝を組み合わせて一つの形状にしたものを、「少なくとも一つの感圧粘着材の畝」としてもよい。様々な形状を採用することができる。例えば、複数の感圧粘着材の弓形(凹状の弧形)の畝を並べてもよい。本発明の他の実施例として、複数の感圧粘着材の畝をそれぞれ波形とし、それらをブラカップやブレストフォームにおける内面の上端から下端にかけて形成してもよい。少なくとも一つの感圧粘着材の畝は、すくなくとも一つの通気路における少なくとも2つの別個の側部に隣接する位置に設けてもよく、また、ブラカップやブレストフォームの内面に機械的に取り付けてもよい。ある種の実施例において、この少なくとも一つの感圧粘着材の畝は、少なくとも3軸を有するいわゆるNC機械で機械的に取り付けてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、バリアフィルムを使用せずに製造でき、ユーザーの肌の通気を確保できるバックレス・ストラップレスブラおよびブレストフォームシステムを提供できた。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】一対のブラカップあるいはブレストフォームを有するブラあるいはブレストフォームシステムに関する正面図である。
【図2】ブラカップあるいはブレストフォームの側面図である。
【図3A】図3Aは、螺旋状に形成された少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を有するブラカップあるいはブレストフォームの背面図である。
【図3B】図3Bは、複数の感圧粘着材の薄い畝を弓形に並べられた一対のブラカップあるいはブレストフォームを有するブラあるいはブレストフォームシステムの背面図である。
【図3C】図3Cは、複数の波型の感圧粘着材の薄い畝が縦向きに並べられた一対のブラカップあるいはブレストフォームを有するブラあるいはブレストフォームシステムの背面図である。
【図3D】図3Dは、複数の波型の感圧粘着材の薄い畝が斜めに並べられた一対のブラカップあるいはブレストフォームを有するブラあるいはブレストフォームシステムの背面図である。
【図3E】図3Eは、複数の波型の感圧粘着材の薄い畝が斜交平行模様に並べられた一対のブラカップあるいはブレストフォームを有するブラあるいはブレストフォームシステムの背面図である。
【図4】ブラカップあるいはブレストフォームの内面に少なくとも一つの感圧粘着材の畝を機械的に取り付ける場合における、ブラカップあるいはブレストフォームの側面図である。
【図5】ブラカップあるいはブレストフォームの内面に感圧粘着材を機械的に取り付け得る場合の全体プロセスを例示したブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明が適用された、改良されたバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムの実施例は、大略、一対のブラカップあるいはブレストフォームと、これら一対のうちの少なくとも一つに形成された、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝または粒、当該ブラカップあるいはブレストフォームの内面に形成された少なくとも一つの通気路または溝とで構成されている。本発明におけるブラカップあるいはブレストフォームには、米国特許(第7,144,296号、第7,052,359号、第6,916,224号、および第5,693,164号)に開示されているような、各種の形状、本体材料、およびコネクターを採用することができる。図1は、本発明が適用された、バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステム10の正面図である。当該バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステム10は、一対のブラカップあるいはブレストフォーム12を有している。これらブラカップおよびブレストフォームは、ユーザーの左右の胸に独立して配置される別個の部材である。ブラカップあるいはブレストフォーム12のそれぞれは、基本的に同じ構成であるが、一方が左の胸を保持・整形するようにデザインされているのに対し、他方が右の胸を保持・整形するようにデザインされている点で異なっている。
【0011】
図1は、一対のブラカップあるいはブレストフォーム12の正面図である。各ブラカップあるいはブレストフォーム12は、上端14と、当該上端とは反対側の下端16と、外側18と、当該外側18とは反対側の内側20とを有している。また、各ブラカップあるいはブレストフォーム12は、内側上端22と、内側中央24と、内側下端26とを有している。加えて、各ブラカップあるいはブレストフォーム12は、外側上端28と、外側下端30とを有している。図2に示すように、各ブラカップあるいはブレストフォーム12は、ユーザーに関係する2つの面、すなわち、ユーザーの胸に対向する内面32と、当該内面32とは反対に向き、ユーザーの胸から離れた位置にある外面34とを有している。この内面32には、ブレストフォームをユーザーの肌に貼り付けるための、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝36と、少なくとも一つの通気路38とが設けられている。
【0012】
少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝36および少なくとも一つの通気路38は、各ブラカップあるいはブレストフォームの内面32に散在させてもよい。ブラカップあるいはブレストフォームの内面における、当該通気路に対応する部分には、実質的に感圧粘着材を設けないようにしてもよい。これにより、空気や水分がブラカップやブレストフォームの本体材料を透過するようになる。これに代えて、ブラカップやブレストフォームの本体材料を透過させることなく、空気や水分を通気路に沿って当該ブラカップやブレストフォームの周縁まで導くようにしてもよい。このように、空気や水分がブラカップやブレストフォームの本体材料を透過させ、あるいは通気路に沿って当該ブラカップやブレストフォームの周縁まで導くようにすることにより、本発明が適用されたバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムにおいて、ユーザーの肌から、空気や水分を逃がすことができる。ユーザーの肌に対する通気性を確保することにより、発汗および皮膚の炎症を抑えることができる。
【0013】
本発明の実施例とは対照的に、公知のバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムにおける粘着材層は、全面にわたる粘着材の層になっており、空気や水分がブラカップやブレストフォームの本体材料を透過したり、当該ブラカップやブレストフォームの周縁まで移動したりするのを阻害することから、空気やユーザーの肌からの水分を逃がすことができないようになっている。したがって、当該全面にわたる粘着材の層の存在により、ユーザーの発汗が増大し、皮膚炎のおそれを高めることになる。このように、空気や水分がブラカップやブレストフォームの本体材料を透過し、これとともにまたはこれに代えて、空気や水分が通気路に沿って当該ブラカップやブレストフォームの周縁まで導かれるようになっている本発明のバックレス・ストラップレスブラカップあるいはブレストフォームによれば、ユーザーの発汗および皮膚の炎症を抑えることができる。
【0014】
さらに、このブラカップあるいはブレストフォームの内面における通気路に対応する部分には、実質的に感圧粘着材が設けられていないので、本発明のバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムでは、公知のバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムよりも少ない粘着材の量しか必要でなくなる。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および少なくとも一つの通気路を内面に有することにより、粘着材の量を70%も減らすことができる。このため、本発明のバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムは、従来のブラあるいはブレストフォームシステムよりも重量が軽くなる。加えて、感圧粘着材の使用量を減らすことにより、本発明の本発明のバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムでは、著しく製造コストを低減することができる。実際、感圧粘着材はバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムにおいて最も高価な材料であり得ることから、当該感圧粘着材の使用量の低減は、バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムの製造コストを大いに減じる要因となり得る。加えて、感圧粘着材、その関連出発材料、および副生成物は環境汚染物質となり得る。このため、感圧粘着材の使用量の低減は、環境に与えるインパクトの低減にもつながるのである。
【0015】
少なくとも一つの薄い畝36を形成する感圧粘着材には、ブラカップあるいはブレストフォームをユーザーの胸に着脱可能に取り付けるのに適しており、様々な種類および形状のブラカップあるいはブレストフォームに対して強固に取り付けることができる、全ての種類のものが使用される。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝36には、各ブラカップあるいはブレストフォームの内面32に強固に取り付けることができる、再使用可能な感圧粘着材を用いるのが好適である。例えば、シリコーンを基材とする感圧粘着材を使用することができる。加えて、従来の粘着材に比べて粘度の高い感圧粘着材を用いることができる。本発明が適用された実施例では、約15,000センチポアズ以上の粘度を有する感圧粘着材が用いられている。これは、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの内面に取り付けられたときにおいて、当該感圧粘着材が約15,000センチポアズ以上の粘度を有していることを意味する。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、ユーザーからの激しい動きや圧迫に耐えてすべることがなく、かつ、水や汗に曝されても粘着特性が失われることがない。実際、感圧粘着材の薄い畝が、埃等によって汚れたとしても、石鹸と水とで汚れの粒子を取り除いて粘着特性を完全に回復させることができる。
【0016】
少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝36により、ユーザーは各ブラカップあるいはブレストフォームをユーザーの胸の所定位置に取り付け、所望の形状および外観の胸を形成することができる。少なくとも一つの薄い畝36を構成する感圧粘着材の量および種類は、内面における当該畝36が位置する部分に応じて異なる。ブラカップあるいはブレストフォームの大きさ、形状、および重量といった様々な要素は、感圧粘着材の畝36の量、種類、および配置に影響を与える。
【0017】
少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、ブラカップあるいはブレストフォームの内面に沿って延びる、長さが当該畝の幅よりも長い帯状(あるいは粒状)に形成してもよい。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝の幅は均一であっても変化してもよい。加えて、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、連続する畝であってもよいし、断続的に延びる畝であってもよい。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、所定の模様を描くようにしてブラカップあるいはブレストフォームの内面に配設されてもよい。例えば、ブラカップあるいはブレストフォームの内面に、当該畝を螺旋状に形成してもよい。この「螺旋形状」は特定のものに限定されない。「螺旋形状」は、円錐状の螺旋形状、つる巻き状の螺旋形状、あるいは球状の螺旋形状といった、立体的な螺旋形状であってもよい。加えて、アルキメデス渦巻線、フェルマー、テオドルス、双曲線、リチュウス、あるいは対数螺旋形状といった、二次元螺旋形状に基づく三次元形状を採用することもできる。本発明は、特定の種類あるいは形状の螺旋形状に限定されるものではない。
【0018】
図3Aに見られるように、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を、ブラカップあるいはブレストフォームの内面における中心から周縁に向けて広がるような螺旋形状に形成してもよい。螺旋形状には、右回りあるいは左回りが考えられるが、回転方向は特に限定されるものではない。例えば、一対のブラカップあるいはブレストフォームの両方に右回りの螺旋形状が適用されたバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムとしてもよいし、これに代えて、一対のブラカップあるいはブレストフォームの両方に左回りの螺旋形状が適用されたバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムとしてもよい。さらにこれらに代えて、一対のブラカップあるいはブレストフォームの一方に右回りの螺旋形状を適用し、他方に左回りの螺旋形状を適用したバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムとしてもよい。
【0019】
配置された螺旋形状における、ある部分(例えば、螺旋形状の始点および/または終点部分)が、他の部分と交差するようにしてもよい。つまり、螺旋形状の一部分が他の部分と一致し、あるいは交差している場合も本発明の範囲に含まれる。例えば、螺旋形状の終端部が当該螺旋形状の中央部と一致、あるいは交差していてもよい。これに代えて、螺旋形状の全体において交差する部分が存在しなくてもよい。例えば、螺旋形状における全ての部分が他の部分と一致も交差もしないようにすることができる。
【0020】
本発明が適用された別の実施例において、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、複数の感圧粘着材の薄い畝で構成されていてもよい。この複数の感圧粘着材の薄い畝は、実質的にブラカップあるいはブレストフォームの内面を水平方向に横切るようにして延びるようにすることができる。つまり、複数の感圧粘着材の薄い畝が、ブラカップあるいはブレストフォームの外側18から内側20にかけて実質的に水平方向に延びるようにすることができる。例えば、複数の感圧粘着材の薄い弓状の畝を配置することもできる。この弓状の畝は、ブラカップあるいはブレストフォーム12の外側18から内側20にかけて実質的に水平方向に延びるようにすることができる。図3Bに示すように、「上に凸の弧状」、すなわち、その両端部がブラカップあるいはブレストフォーム12の下端16に向けて下向きとなり、その中央部(凸部)が上端14に向けて上向きとなるように配置することができる。加えて、これら複数の感圧粘着材の薄い畝は、交差するようにしてもよいし、交差しないようにしてもよい。
【0021】
さらに別の実施例として、複数の感圧粘着材の薄い畝は、実質的にブラカップあるいはブレストフォームの内面を縦方向(垂直方向)に横切るようにして延びるようにすることができる。つまり、複数の感圧粘着材の薄い畝が、ブラカップあるいはブレストフォームの下端16から上端14にかけて実質的に縦方向に延びるようにすることができる。例えば、複数の感圧粘着材の薄い畝を波形の縦方向の畝にすることもできる。この縦方向の畝の波形は、ブラカップあるいはブレストフォームの内面において延びる少なくとも一つの感圧粘着材の方向を変化させることによって形成してもよい。また、縦方向の畝の波形は、少なくとも一つの感圧粘着材の幅を変化させることによって形成してもよい。さらに、縦方向の畝の波形は、ブラカップあるいはブレストフォームの内面において延びる少なくとも一つの感圧粘着材の方向、および、少なくとも一つの感圧粘着材の幅を変化させることによって形成してもよい。図3Cに示すように、波形の縦方向の畝は、ブラカップあるいはブレストフォーム12の下端16から上端14にかけて実質的に縦方向(垂直方向)に延びるようにしてもよい。これに代えて、複数の感圧粘着材の薄い畝を実質的に直線の縦方向畝に形成してもよい。この実質的に直線の縦方向に延びる畝は、ブラカップあるいはブレストフォーム12の下端16から上端14にかけて延びるようになっている。また、これら複数の感圧粘着材の薄い畝は、交差するようにしてもよいし、交差しないようにしてもよい。
【0022】
さらに別の実施例として、複数の感圧粘着材の薄い畝がブラカップあるいはブレストフォームの内面を実質的に斜めに(対角線上に)延びるように形成してもよい。つまり、図3Dに示すように、複数の感圧粘着材の薄い畝がブラカップあるいはブレストフォーム12の内側上端22から外側下端30にかけて実質的に斜めに延びるようにしてもよい。また、複数の感圧粘着材の薄い畝を、ブラカップあるいはブレストフォーム12の外側上端28から内側下端26にかけて実質的に斜めに延びるようにしてもよい。また、ブラカップあるいはブレストフォームの内面を実質的に斜めに延びる、種々の形状の複数の感圧粘着材の薄い畝をどのように組み合わせてもよい。また、これら複数の感圧粘着材の薄い畝は、交差するようにしてもよいし、交差しないようにしてもよい。
【0023】
本発明が適用されたバックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムは、複数の交差する感圧粘着材の薄い畝を備えていてもよい。つまり、バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムは、1以上の感圧粘着材の薄い畝と交差する1以上の感圧粘着材の薄い畝を含む上記複数の感圧粘着材の薄い畝の組み合わせを備えていてもよい。例えば、図3Eに示すように、少なくとも一つのブラカップあるいはブレストフォームは、斜交平行模様に並べられた複数の感圧粘着材の薄い畝を備えていてもよい。
【0024】
本発明が適用された実施例によれば、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、ブラカップあるいはブレストフォームの内面に機械的に取り付けるようにしてもよい。例えば、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、「CNCマシン」として知られる、コンピューター数値制御機を用いて機械的に取り付けることができる。図4は、ノズル40を用いて、ブラカップあるいはブレストフォームの内面に感圧粘着材を機械的に取り付ける例を示している。また、図5は、ブラカップあるいはブレストフォームの内面に感圧粘着材を機械的に取り付ける場合における全体プロセスを例示したブロック図である。
【0025】
感圧粘着材を機械的に取り付けることにより、従来の方法に比べて、当該感圧粘着材がより正確に、より速く、さらにより小さな圧力で取り付けられる。従来の粘着材層は、全面にわたる層として手作業で取り付けられていた。手作業による取り付けには時間がかかることから、当該粘着材に汚れが付着するおそれがあった、加えて、手作業による感圧粘着材の取り付けには、当該感圧粘着材の位置決めの制御が難しいことから、当該粘着材を所望の形状に配置するための高い能力が要求される。実際、代表的な粘着材を用いた、従来の手作業による粘着材の取り付けでは、本発明の実施例のような少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を形成することができない可能性があった。さらに、手作業で粘着材を取り付けるに際して、粘着材に加える圧力が当該粘着材をブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透させてしまうおそれがあった。このため、粘着材が手作業で取り付けられる従来のブラカップおよびブレストフォームには、一般的に、手作業で取り付けられた粘着材が当該ブラカップおよびブレストフォームの本体材料に浸透するのを防止するバリアフィルムが必要であった。従来のブラカップおよびブレストフォームには、このようなバリアフィルムが設けられていたため、空気やユーザーの肌からの水分の通気が妨げられ、ユーザーの発汗量が多くなってこれが潜在的に皮膚炎の原因となっていた。
【0026】
本発明が適用された実施例による感圧粘着材の機械的な取り付けにより、位置決めがより正確になるので、従来の全面にわたる粘着材の層ではなく、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を形成することができる。この結果、感圧粘着材を、上述したような、螺旋形状、複数の弓形形状、複数の実質的に縦方向の畝といったように、所望の形状に取り付けることができるようになる。加えて、少なくとも一つの薄い畝として感圧粘着材をブラカップあるいはブレストフォームの内面に機械的に取り付けることにより、当該内面に少なくとも一つの通気路を形成することができる。つまり、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を形成することにより、ブラカップあるいはブレストフォームの内面において、実質的に感圧粘着材が付着されていない模様部分を形成することができ、当該部分を通気路とすることができる。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を機械的に形成することにより、少なくとも一つの通気路をも形成することができる。したがって、本実施例によれば、少なくとも一つの通気路の両側に感圧粘着材の薄い畝が存在することになる。
【0027】
本発明が適用された実施例によれば、感圧粘着材は、CNCマシンのような機械で機械的に取り付けられる。当該CNCマシンは少なくとも3軸駆動のものであり得る。また、少なくとも4軸駆動のCNCマシンで感圧粘着材を取り付けるようにしてもよい。また、感圧粘着材を取り付ける機械の例として、少なくとも5軸駆動のCNCマシンがある。
【0028】
バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステムを製造する手順には、感圧粘着材を養生する手順が含まれ得る。例えば、本発明が適用された実施例では、約15分間、感圧粘着材を養生させる手順が含まれ得る。もちろん、養生時間は、15分より短くてもよい。養生中において、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの内面を流れるおそれがあり、あるいは、ブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透(あるいは通過)するおそれもある。もし、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの内面を流れてしまうと、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝の形状が不所望に変わってしまうおそれがあり、これは少なくとも一つの通気路の形成を妨げる原因となる。さらに、もし、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透(あるいは通過)してしまうと、バリアフィルムの必要性の度合いを不所望に高めることになり得る。本発明の実施例では、感圧粘着材の養生時間を約15分以下にすることにより、感圧粘着材が流れるおそれやブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透(あるいは通過)するおそれを低減している。本発明の本実施例によれば、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝の形状を保つとともに、バリアフィルムの必要性を低減し得る。しかしながら、本発明は、感圧粘着材の養生時間をこれに限定するものではない。
【0029】
感圧粘着材をブラカップあるいはブレストフォームの内面に機械的に取り付けることにより、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝および少なくとも一つの通気路を当該ブラカップあるいはブレストフォームの内面において散在させることができる。少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝および少なくとも一つの通気路を設けることにより、本発明が適用された実施例にかかるブラカップあるいはブレストフォームは、空気や水分をユーザーの肌から逃がすことができるようになり、ユーザーの発汗量を低減して肌の炎症を低減あるいは回避することができる。感圧粘着材を機械的に取り付けることにより、手作業による感圧粘着材の取り付けで生じていた感圧粘着材の汚れを低減させることもできる。加えて、感圧粘着材を機械的に取り付けることにより、ブラやブレストフォームシステムの製造にかかる労働コストを低減させることができる。
【0030】
さらに、感圧粘着材を機械的に取り付けるようにすれば、手作業による感圧粘着材の取り付けに比べて、低い圧力で取り付けることができる。感圧粘着材の機械的な取り付けは、また、高粘度の感圧粘着材の使用をも可能にする。つまり、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの内面に取り付けられたとき、当該感圧粘着材は、従来の粘着材よりも高い粘度を有し得るということである。例えば、粘度が約15,000センチポアズ以上の感圧粘着材を使用することができる。加えて、感圧粘着材は、シリコーンを基材とする粘着材を使用することができる。感圧粘着材をより低い圧力で機械的に取り付けることにより、および/または、高粘度の感圧粘着材を使用することにより、ブラカップあるいはブレストフォームの本体材料を透過し得る感圧粘着材の量を低減することができる。取り付け時における感圧粘着材の粘度が約15,000センチポアズよりも小さければ、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの内面を流れるおそれがあり、あるいは、ブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透(あるいは通過)するおそれもある。もし、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの内面を流れてしまうと、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝の形状が不所望に変わってしまうおそれがあり、これは少なくとも一つの通気路の形成を妨げる原因となる。さらに、もし、感圧粘着材がブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透(あるいは通過)してしまうと、バリアフィルムの必要性の度合いを不所望に高めることになり得る。本発明が適用された実施例のように、約15,000センチポアズ以上の粘度を有する感圧粘着材を使用することにより、感圧粘着材が流れるおそれやブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に浸透(あるいは通過)するおそれを低減することができる。本発明の本実施例によれば、少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝の形状を保つとともに、バリアフィルムの必要性を低減し得る。したがって、本発明の実施例では、ブラカップあるいはブレストフォームの本体材料に感圧粘着材が浸透(あるいは透過)するのを防止するためのバリアフィルムが必要ない。実際、本発明が適用された実施例において、ブラカップあるいはブレストフォームにバリアフィルムが設けられていない。
【0031】
本発明の実施例によれば、いくつかの異なる種類のブラカップあるいはブレストフォーム12を用いてブラあるいはブレストフォームシステム10を構成することができる。これらのブラカップあるいはブレストフォーム12には、ユーザーの胸の外観向上、あるいは代替えとして装着される全ての種類の外付けフォームを使用し得る。これには、所定量のシリコーンゲルを熱可塑性材で包んだブラカップあるいはブレストフォームも含まれる(もちろん、これに限定されるものではない。)。ブラカップあるいはブレストフォームには、発泡材、樹脂、ゴム、布、あるいは不織布で包まれた液体、空気、あるいはゲルを使用することができ、発泡材、柔らかいゴム、布、不織布、あるいは樹脂といった、外付けフォームとして適当な固形物も同様に使用することができる。したがって、本発明が目的とするブラカップあるいはブレストフォーム12の範囲内には、広範囲の物質、構造、サイズのものが含まれる。
【0032】
上述した特徴および実施例に加えて、本発明は、上述した構造およびシステムと均等なすべての物を含み、開示された実施例に限定されるものではない。ブレストフォームによる外観向上システムに関わる個々の当業者は、上記実施例の有益な変形例が本発明の技術的範囲内に含まれることを理解するであろう。
【符号の説明】
【0033】
10…バックレス・ストラップレスブラあるいはブレストフォームシステム
12…ブラカップあるいはブレストフォーム
14…上端
16…下端
18…外側
20…内側
22…内側上端
24…内側中央
26…内側下端
28…外側上端
30…外側下端
32…内面
34…外面
36…畝
38…通気路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザーの胸に対向する内面と、
前記内面において、前記ユーザーの胸に固着させるための少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および少なくとも一つの通気路とを有するブラカップ。
【請求項2】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および前記少なくとも一つの通気路は、前記内面において散在していることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項3】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項4】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、複数の感圧粘着材の薄い畝で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項5】
前記複数の感圧粘着材の薄い畝は、弓状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のブラカップ。
【請求項6】
前記複数の感圧粘着材の薄い畝は、前記内面の上端から下端にかけて縦方向に延びる波形の薄い畝であることを特徴とする請求項4に記載のブラカップ。
【請求項7】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、前記少なくとも一つの通気路における、少なくとも2つの互いに離隔された側部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項8】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、取り付けられたときにおいて、15,000センチポアズ以上の粘度を有する感圧粘着材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項9】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、15分以下の養生がなされることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項10】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝には、シリコーンを基材とする感圧粘着材が用いられていることを特徴とする請求項1に記載のブラカップ。
【請求項11】
請求項1に記載のブラカップを備えている、改良されたバックレス・ストラップレスブラ。
【請求項12】
ユーザーの胸に対向する内面と、
前記内面において、前記ユーザーの胸に固着させるための少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および少なくとも一つの通気路とを有するブレストフォーム。
【請求項13】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝、および前記少なくとも一つの通気路は、前記内面において散在していることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項14】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項15】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、複数の感圧粘着材の薄い畝で構成されていることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項16】
前記複数の感圧粘着材の薄い畝は、弓状に形成されていることを特徴とする請求項15に記載のブレストフォーム。
【請求項17】
前記複数の感圧粘着材の薄い畝は、前記内面の上端から下端にかけて縦方向に延びる波形の薄い畝であることを特徴とする請求項15に記載のブレストフォーム。
【請求項18】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、前記少なくとも一つの通気路における、少なくとも2つの互いに離隔された側部に隣接して配置されていることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項19】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、取り付けられたときにおいて、15,000センチポアズ以上の粘度を有する感圧粘着材で形成されていることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項20】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、15分以下の養生がなされることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項21】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝には、シリコーンを基材とする感圧粘着材が用いられていることを特徴とする請求項12に記載のブレストフォーム。
【請求項22】
請求項12に記載のブレストフォームを備えていることを特徴とする、従来のブラに代えて装着される改良されたバックレス・ストラップレスブレストフォームシステム。
【請求項23】
ブラカップを製造する方法であって、
少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を前記ブラカップの内面に機械的に形成する工程を有しており、
前記内面は、ユーザーの胸に対向する面であることを特徴とするブラカップの製造方法。
【請求項24】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を前記ブラカップの内面に機械的に形成する工程では、コンピューター数値制御機を用いて感圧粘着材が機械的に取り付けられることを特徴とする請求項23に記載のブラカップの製造方法。
【請求項25】
前記コンピューター数値制御機は、少なくとも3軸駆動であることを特徴とする請求項24に記載のブラカップの製造方法。
【請求項26】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、機械的に螺旋状に形成されることを特徴とする請求項23に記載のブラカップの製造方法。
【請求項27】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、弓状に形成された複数の感圧粘着材の薄い畝として機械的に形成されることを特徴とする請求項23に記載のブラカップの製造方法。
【請求項28】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、前記内面の上端から下端にかけて縦方向に延びる複数の波形の薄い畝として機械的に形成されることを特徴とする請求項23に記載のブラカップの製造方法。
【請求項29】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝に15分以下の養生を行う工程を備えていることを特徴とする請求項23に記載のブラカップの製造方法。
【請求項30】
少なくとも一つの通気路を形成する工程を備えていることを特徴とする請求項23に記載のブラカップの製造方法。
【請求項31】
前記少なくとも一つの通気路は、前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を機械的に形成することによって作られることを特徴とする請求項30に記載のブラカップの製造方法。
【請求項32】
請求項23に記載された製造方法を用いて製造されたブラカップを備える改良されたバックレス・ストラップレスブラ。
【請求項33】
ブレストフォームを製造する方法であって、
少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を前記ブレストフォームの内面に機械的に形成する工程を有しており、
前記内面は、ユーザーの胸に対向する面であることを特徴とするブレストフォームの製造方法。
【請求項34】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を前記ブレストフォームの内面に機械的に形成する工程では、コンピューター数値制御機を用いて感圧粘着材が機械的に取り付けられることを特徴とする請求項33に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項35】
前記コンピューター数値制御機は、少なくとも3軸駆動であることを特徴とする請求項34に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項36】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、機械的に螺旋状に形成されることを特徴とする請求項33に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項37】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、弓状に形成された複数の感圧粘着材の薄い畝として機械的に形成されることを特徴とする請求項33に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項38】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝は、前記内面の上端から下端にかけて縦方向に延びる複数の波形の薄い畝として機械的に形成されることを特徴とする請求項33に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項39】
前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝に15分以下の養生を行う工程を備えていることを特徴とする請求項33に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項40】
少なくとも一つの通気路を形成する工程を備えていることを特徴とする請求項33に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項41】
前記少なくとも一つの通気路は、前記少なくとも一つの感圧粘着材の薄い畝を機械的に形成することによって作られることを特徴とする請求項40に記載のブレストフォームの製造方法。
【請求項42】
請求項33に記載された製造方法を用いて製造されたブレストフォームを備える、従来のブラに代えて装着される改良されたバックレス・ストラップレスブレストフォームシステム。

【図1】
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【図2】
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【図3A】
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【図3B】
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【図3C】
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【図3D】
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【図3E】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2012−167415(P2012−167415A)
【公開日】平成24年9月6日(2012.9.6)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2011−66418(P2011−66418)
【出願日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【出願人】(503028662)ブラジェル インターナショナル インク. (3)
【氏名又は名称原語表記】Bragel International Inc.
【住所又は居所原語表記】3383 POMONA BLVD. POMONA, CA 91768, U.S.A.
【Fターム(参考)】