バッテリパック装置
【目的】 簡単な構成で、出力端子のショートを確実に防ぐ。
【構成】 バッテリ２の一極に対して電気的に接続されている固定端子9-1に対して、バッテリ２の他極に対して電気的に接続され、かつ一部が外部に露呈しているスイッチ端子3-1を揺動可能に設置し、非使用時にスイッチ端子3-1の一部に形成した下方湾曲部３bと固定端子9-1とが離れ、電子機器に装着された時に、電子機器の端子でスイッチ端子3-1の上方湾曲部３aを押下させるようにして、前記下方湾曲部３bと固定端子9-1とを接触させ、スイッチ端子3-1とバッテリ２とを電気的に接続させる。
【構成】 バッテリ２の一極に対して電気的に接続されている固定端子9-1に対して、バッテリ２の他極に対して電気的に接続され、かつ一部が外部に露呈しているスイッチ端子3-1を揺動可能に設置し、非使用時にスイッチ端子3-1の一部に形成した下方湾曲部３bと固定端子9-1とが離れ、電子機器に装着された時に、電子機器の端子でスイッチ端子3-1の上方湾曲部３aを押下させるようにして、前記下方湾曲部３bと固定端子9-1とを接触させ、スイッチ端子3-1とバッテリ２とを電気的に接続させる。
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カーアダプタ，ＡＣアダプタ等の各種電子機器の電源として用いられるバッテリパック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯可能なバッテリパック装置として、バッテリを内蔵し、このバッテリに電気的に接続された出力端子を備え、電子機器に装着された時に電子機器側の端子と前記出力端子とが電気的に接続され、電子機器への電源供給を行うものが提供されている。
【０００３】前記出力端子は、通常、バッテリパック装置の外表面に露出して剥き出しの状態にあるので、最近、ショート予防等のための手段を施したバッテリパック装置も提供されている。
【０００４】例えば、実開昭61−127566号公報のバッテリパック装置では、端子部上面に摺動可能にカバーを設け、電子機器に装着した時に端子部が露出するようにカバーを移動させるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のバッテリパック装置において、端子が常に外部に露出しているものに比べカバーを備えたものの方がショートを防げ、内蔵されたバッテリの発熱や無駄な電力消費を防止することができる。
【０００６】しかし実開昭61−127566号公報の装置のように、カバーがスプリングとプレート等からなり、電子機器に装着すると自動的にカバーを移動できるものもあるが、構成が複雑で繰り返し使用上の耐久性に問題がある。
【０００７】本発明の目的は、簡単な構成で出力端子のショートを確実に防げるバッテリパック装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は、バッテリが収納されたバッテリ収納体の外側に、前記バッテリに電気的に接続された出力端子を設けてなるバッテリパック装置において、前記出力端子に、使用時に接してバッテリとの電気的接続をする複数の端子を設けたことを特徴とする。
【０００９】また前記端子を、バッテリに接続されている固定端子と、この固定端子に対して接離可能なスイッチ端子の一部とで構成し、電子機器への装着時に前記固定端子とスイッチ端子とを電気的に接続させ、非装着時には前記固定端子とスイッチ端子とを非接続状態にすることを特徴とする。
【００１０】また前記スイッチ端子の一部をバッテリ収納体の外側に露呈させ、前記固定端子をバッテリ収納体の内部に固定し、電子機器への装着時にスイッチ端子を揺動させて固定端子に電気的に接続させることを特徴とする。
【００１１】また前記バッテリ収納体を、一対のケース体から構成し、一方のケース体に前記スイッチ端子を設置し、他方のケース体に前記固定端子を設置し、両ケース体を接合してなることを特徴とする。
【００１２】
【作用】上記の手段によれば、使用時に接してバッテリと出力端子とを電気的に接続させる端子を備えたことにより、非使用時には出力端子がバッテリに電気的に接続されないので、出力端子でのショートが生じない。
【００１３】また電子機器に装着された時のみ、バッテリに接続されている固定端子にスイッチ端子を接触させることによって、バッテリと出力端子とが電気的に接続される。
【００１４】また電子機器に装着された時のみ、外側に露呈しているスイッチ端子を固定端子に対して移動させて接触させることによって、バッテリと出力端子とが電気的に接続される。
【００１５】またスイッチ端子と固定端子とを、バッテリ収納体を構成する異なるケース体にそれぞれ設置することで、ケース体を接合すると簡単に端子間の組付がなされる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【００１７】図１は本発明の一実施例の断面図、図２は本実施例の分解斜視図、図３は本実施例の外観斜視図であり、１は上ケース体１aと下ケース体１bを接合してなるバッテリ収納体、２はバッテリ収納体１内に収納された複数のバッテリである。
【００１８】また3-1，3-2は、一端部に上方に突出するように設けられた上方湾曲部３aと、中央部に下方に突出するように設けられた下方湾曲部３bと、他端部に複数(図では２個示した)の小突起４が設けられた導電材よりなる一対のスイッチ端子、５は、上ケース体１aに形成された開口部６の近傍に設けられ、前記スイッチ端子3-1，3-2の小突起４を有する他端部が嵌着される折曲部５aを有する受部である。
【００１９】さらに７は下ケース体１bの両側に形成された溝部８に嵌入されるプレート、9-1，9-2はプレート７の前記スイッチ端子3-1，3-2の下方湾曲部３bに対する位置に嵌着された導電材よりなる一対の固定端子である。
【００２０】前記スイッチ端子3-1，3-2は、図３に示したように、バッテリ収納体１の開口部６に上方湾曲部３aを有する一端部が出力端子として外部に対して露呈しており、しかも受部５の折曲部５aで保持された他端部を固定端子として揺動可能になっている。
【００２１】図４は上記の各端子の電気回路図であり、一方の固定端子9-1はブレーカ10を介して複数のバッテリ２の一極と電気的に接続し、他方の固定端子9-2はバッテリ２の他極と電気的に接続しており、各固定端子9-1，9-2に対して前記スイッチ端子3-1，3-2の下方湾曲部３bが設置されてスイッチ構造をなしている。
【００２２】上記の構成のバッテリパックを電子機器に装着しない時(保管時、バッテリ単体で保管する時、バッテリ単体を携帯する時)には、図１に示したように、スイッチ端子3-1，3-2は、固定端子9-1，9-2と接触せずに上位置にあって、電気的に接続されない状態であり、スイッチ端子3-1，3-2がショート状態になることはない。
【００２３】そしてバッテリパックを電子機器Ｅに装着すると、図５に示したように、電子機器側の端子Ｔによりスイッチ端子3-1，3-2における出力端子である上方湾曲部３aが押下され、スイッチ端子3-1，3-2は下方へ移動して、固定端子9-1，9-2に対して接続端子である下方湾曲部３bと、固定端子9-1，9-2とが接触する。この接触はバッテリパックが電子機器Ｅに装着されている期間続き、その間、バッテリ２とスイッチ端子3-1，3-2とが電気的に接続される。
【００２４】バッテリパックを電子機器から外すと、スイッチ端子3-1，3-2は、自体のばね性により揺動して図１R>１の上位置に復元し、固定端子9-1，9-2と離れ、バッテリ２との電気的接続が断たれる。
【００２５】従って、上記のバッテリパックでは、非使用時にショートすることがないため、バッテリ２が発熱することを防ぐことができて安全性が向上し、またバッテリ２のショートによる放電がないので、使用したい時に電池が消耗してしまって使用できないということを防げる。さらに非使用時には、スイッチ端子3-1，3-2と固定端子9-1，9-2とが接触していないため、バッテリ２の自己放電が抑制される。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、使用時のみ複数の端子を介してバッテリと出力端子とが電気的に接続されるので、非使用時の出力端子でのショートを確実に防止でき、また電子機器に装着された時のみ、固定端子に対してスイッチ端子を接触させることで、バッテリと出力端子とを電気的に接続でき、また固定端子とスイッチ端子との組付はケース体の接合によって簡単にできる等、簡単な構成で、出力端子のショートを確実に防げるバッテリパック装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のバッテリパック装置の一実施例の断面図である。
【図２】本実施例の分解斜視図である。
【図３】本実施例の外観斜視図である。
【図４】本実施例の各端子の電気回路図である。
【図５】本実施例の電子機器装着時の説明図である。
【符号の説明】
１…バッテリ収納体、 １a，１b…ケース体、 ２…バッテリ、 3-1，3-2…スイッチ端子、 ３a…上方湾曲部(出力端子)、 ３b…下方湾曲部(接続端子)、9-1，9-2…固定端子。
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カーアダプタ，ＡＣアダプタ等の各種電子機器の電源として用いられるバッテリパック装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、携帯可能なバッテリパック装置として、バッテリを内蔵し、このバッテリに電気的に接続された出力端子を備え、電子機器に装着された時に電子機器側の端子と前記出力端子とが電気的に接続され、電子機器への電源供給を行うものが提供されている。
【０００３】前記出力端子は、通常、バッテリパック装置の外表面に露出して剥き出しの状態にあるので、最近、ショート予防等のための手段を施したバッテリパック装置も提供されている。
【０００４】例えば、実開昭61−127566号公報のバッテリパック装置では、端子部上面に摺動可能にカバーを設け、電子機器に装着した時に端子部が露出するようにカバーを移動させるようにしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のバッテリパック装置において、端子が常に外部に露出しているものに比べカバーを備えたものの方がショートを防げ、内蔵されたバッテリの発熱や無駄な電力消費を防止することができる。
【０００６】しかし実開昭61−127566号公報の装置のように、カバーがスプリングとプレート等からなり、電子機器に装着すると自動的にカバーを移動できるものもあるが、構成が複雑で繰り返し使用上の耐久性に問題がある。
【０００７】本発明の目的は、簡単な構成で出力端子のショートを確実に防げるバッテリパック装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するため、本発明は、バッテリが収納されたバッテリ収納体の外側に、前記バッテリに電気的に接続された出力端子を設けてなるバッテリパック装置において、前記出力端子に、使用時に接してバッテリとの電気的接続をする複数の端子を設けたことを特徴とする。
【０００９】また前記端子を、バッテリに接続されている固定端子と、この固定端子に対して接離可能なスイッチ端子の一部とで構成し、電子機器への装着時に前記固定端子とスイッチ端子とを電気的に接続させ、非装着時には前記固定端子とスイッチ端子とを非接続状態にすることを特徴とする。
【００１０】また前記スイッチ端子の一部をバッテリ収納体の外側に露呈させ、前記固定端子をバッテリ収納体の内部に固定し、電子機器への装着時にスイッチ端子を揺動させて固定端子に電気的に接続させることを特徴とする。
【００１１】また前記バッテリ収納体を、一対のケース体から構成し、一方のケース体に前記スイッチ端子を設置し、他方のケース体に前記固定端子を設置し、両ケース体を接合してなることを特徴とする。
【００１２】
【作用】上記の手段によれば、使用時に接してバッテリと出力端子とを電気的に接続させる端子を備えたことにより、非使用時には出力端子がバッテリに電気的に接続されないので、出力端子でのショートが生じない。
【００１３】また電子機器に装着された時のみ、バッテリに接続されている固定端子にスイッチ端子を接触させることによって、バッテリと出力端子とが電気的に接続される。
【００１４】また電子機器に装着された時のみ、外側に露呈しているスイッチ端子を固定端子に対して移動させて接触させることによって、バッテリと出力端子とが電気的に接続される。
【００１５】またスイッチ端子と固定端子とを、バッテリ収納体を構成する異なるケース体にそれぞれ設置することで、ケース体を接合すると簡単に端子間の組付がなされる。
【００１６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【００１７】図１は本発明の一実施例の断面図、図２は本実施例の分解斜視図、図３は本実施例の外観斜視図であり、１は上ケース体１aと下ケース体１bを接合してなるバッテリ収納体、２はバッテリ収納体１内に収納された複数のバッテリである。
【００１８】また3-1，3-2は、一端部に上方に突出するように設けられた上方湾曲部３aと、中央部に下方に突出するように設けられた下方湾曲部３bと、他端部に複数(図では２個示した)の小突起４が設けられた導電材よりなる一対のスイッチ端子、５は、上ケース体１aに形成された開口部６の近傍に設けられ、前記スイッチ端子3-1，3-2の小突起４を有する他端部が嵌着される折曲部５aを有する受部である。
【００１９】さらに７は下ケース体１bの両側に形成された溝部８に嵌入されるプレート、9-1，9-2はプレート７の前記スイッチ端子3-1，3-2の下方湾曲部３bに対する位置に嵌着された導電材よりなる一対の固定端子である。
【００２０】前記スイッチ端子3-1，3-2は、図３に示したように、バッテリ収納体１の開口部６に上方湾曲部３aを有する一端部が出力端子として外部に対して露呈しており、しかも受部５の折曲部５aで保持された他端部を固定端子として揺動可能になっている。
【００２１】図４は上記の各端子の電気回路図であり、一方の固定端子9-1はブレーカ10を介して複数のバッテリ２の一極と電気的に接続し、他方の固定端子9-2はバッテリ２の他極と電気的に接続しており、各固定端子9-1，9-2に対して前記スイッチ端子3-1，3-2の下方湾曲部３bが設置されてスイッチ構造をなしている。
【００２２】上記の構成のバッテリパックを電子機器に装着しない時(保管時、バッテリ単体で保管する時、バッテリ単体を携帯する時)には、図１に示したように、スイッチ端子3-1，3-2は、固定端子9-1，9-2と接触せずに上位置にあって、電気的に接続されない状態であり、スイッチ端子3-1，3-2がショート状態になることはない。
【００２３】そしてバッテリパックを電子機器Ｅに装着すると、図５に示したように、電子機器側の端子Ｔによりスイッチ端子3-1，3-2における出力端子である上方湾曲部３aが押下され、スイッチ端子3-1，3-2は下方へ移動して、固定端子9-1，9-2に対して接続端子である下方湾曲部３bと、固定端子9-1，9-2とが接触する。この接触はバッテリパックが電子機器Ｅに装着されている期間続き、その間、バッテリ２とスイッチ端子3-1，3-2とが電気的に接続される。
【００２４】バッテリパックを電子機器から外すと、スイッチ端子3-1，3-2は、自体のばね性により揺動して図１R>１の上位置に復元し、固定端子9-1，9-2と離れ、バッテリ２との電気的接続が断たれる。
【００２５】従って、上記のバッテリパックでは、非使用時にショートすることがないため、バッテリ２が発熱することを防ぐことができて安全性が向上し、またバッテリ２のショートによる放電がないので、使用したい時に電池が消耗してしまって使用できないということを防げる。さらに非使用時には、スイッチ端子3-1，3-2と固定端子9-1，9-2とが接触していないため、バッテリ２の自己放電が抑制される。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、使用時のみ複数の端子を介してバッテリと出力端子とが電気的に接続されるので、非使用時の出力端子でのショートを確実に防止でき、また電子機器に装着された時のみ、固定端子に対してスイッチ端子を接触させることで、バッテリと出力端子とを電気的に接続でき、また固定端子とスイッチ端子との組付はケース体の接合によって簡単にできる等、簡単な構成で、出力端子のショートを確実に防げるバッテリパック装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のバッテリパック装置の一実施例の断面図である。
【図２】本実施例の分解斜視図である。
【図３】本実施例の外観斜視図である。
【図４】本実施例の各端子の電気回路図である。
【図５】本実施例の電子機器装着時の説明図である。
【符号の説明】
１…バッテリ収納体、 １a，１b…ケース体、 ２…バッテリ、 3-1，3-2…スイッチ端子、 ３a…上方湾曲部(出力端子)、 ３b…下方湾曲部(接続端子)、9-1，9-2…固定端子。
【特許請求の範囲】
【請求項１】 バッテリが収納されたバッテリ収納体の外側に、前記バッテリに電気的に接続された出力端子を設けてなるバッテリパック装置において、前記出力端子に、使用時に接してバッテリとの電気的接続をする複数の端子を設けたことを特徴とするバッテリパック装置。
【請求項２】 前記端子を、バッテリに接続されている固定端子と、この固定端子に対して接離可能なスイッチ端子の一部とで構成し、電子機器への装着時に前記固定端子とスイッチ端子とを電気的に接続させ、非装着時には前記固定端子とスイッチ端子とを非接続状態にすることを特徴とする請求項１のバッテリパック装置。
【請求項３】 前記スイッチ端子の一部をバッテリ収納体の外側に露呈させ、前記固定端子をバッテリ収納体の内部に固定し、電子機器への装着時にスイッチ端子を揺動させて固定端子に電気的に接続させることを特徴とする請求項２のバッテリパック装置。
【請求項４】 前記バッテリ収納体を、一対のケース体から構成し、一方のケース体に前記スイッチ端子を設置し、他方のケース体に前記固定端子を設置し、両ケース体を接合してなることを特徴とする請求項１，２又は３のバッテリパック装置。
【請求項１】 バッテリが収納されたバッテリ収納体の外側に、前記バッテリに電気的に接続された出力端子を設けてなるバッテリパック装置において、前記出力端子に、使用時に接してバッテリとの電気的接続をする複数の端子を設けたことを特徴とするバッテリパック装置。
【請求項２】 前記端子を、バッテリに接続されている固定端子と、この固定端子に対して接離可能なスイッチ端子の一部とで構成し、電子機器への装着時に前記固定端子とスイッチ端子とを電気的に接続させ、非装着時には前記固定端子とスイッチ端子とを非接続状態にすることを特徴とする請求項１のバッテリパック装置。
【請求項３】 前記スイッチ端子の一部をバッテリ収納体の外側に露呈させ、前記固定端子をバッテリ収納体の内部に固定し、電子機器への装着時にスイッチ端子を揺動させて固定端子に電気的に接続させることを特徴とする請求項２のバッテリパック装置。
【請求項４】 前記バッテリ収納体を、一対のケース体から構成し、一方のケース体に前記スイッチ端子を設置し、他方のケース体に前記固定端子を設置し、両ケース体を接合してなることを特徴とする請求項１，２又は３のバッテリパック装置。
【図１】
【図３】
【図２】
【図４】
【図５】
【図３】
【図２】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開平６−１３０６９
【公開日】平成６年（１９９４）１月２１日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平４−１６９２２１
【出願日】平成４年（１９９２）６月２６日
【出願人】（０００００６７４７）株式会社リコー (37,907)
【公開日】平成６年（１９９４）１月２１日
【国際特許分類】
【出願日】平成４年（１９９２）６月２６日
【出願人】（０００００６７４７）株式会社リコー (37,907)
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