説明

バニロイド受容体アンタゴニストとしての新規化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩、並びにそれを含む医薬組成物

本発明は、バニロイド受容体(Vanilloid Receptor 1;VR1;TRPV1)アンタゴニストとしての新規化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩;及びそれを含む医薬組成物に関する。
本発明は、疼痛、偏頭痛、関節痛、神経痛、ニューロパチー、神経障害、皮膚疾患、泌尿膀胱過敏症、過敏症腸症候群、便切迫、呼吸器疾患、皮膚、眼または粘膜の刺激、胃十二指腸潰瘍、炎症性疾患、耳の疾患、心疾患などのような疾患を予防または治療するための医薬組成物を提供する。


Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(I)で表される化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【化1】

前記式中、
X及びYは、独立してCH、N、OまたはSであり、
1は、水素、ハロゲン、またはC1−C5アルキルであり、
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニルまたはカルボキシであり、
6は、C1−C5アルキル、ハロ(C1−C5)アルキルまたはC2−C5アルケニルであり、
Zは、
【化2】

であり、
前記式中、
Aは、単結合、CH2、NHまたはOであり、
Bは、NまたはCR11であり、
【化3】

は、単結合または二重結合であり、
1及びQ2は、独立してOまたはCH2であり、
1、U2、U3及びU4は、独立してCHまたはNであり、U1ないしU4のいずれかがNであると、残りは独立してCHであり、
mは、1または2、nは0、1または2であり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C10アルキル、C1−C10アルコキシ、ハロ(C1−C10)アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、カルボキシ、C1−C10アルコキシカルボニル、C1−C10アルキルカルボニル、アリール、C1−C10アルキルアミノ、ジ(C1−C10アルキル)アミノ、C3−C8シクロアルキルまたはC1−C10アルキルチオであり、
12は、
【化4】

が単結合であるときは、水素、ハロゲン、C1−C3アルキルまたはハロ(C1−C3)アルキルであり、
【化5】

が二重結合であるときは、CH2またはCHR13であり、
13は、C1−C5アルキルである。
【請求項2】
前記XがOまたはSであると前記YはCHであり、前記XがNであると前記YはOまたはSである、請求項1に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項3】
1は、水素、メチルまたはエチルであり、
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニルまたはC2−C5アルキニルであり、
6は、C1−C3アルキル、ハロ(C1−C3)アルキルまたはビニルであり、
Zは、
【化6】

であり、
前記式中、
Aは、単結合、CH2、NHまたはOであり、
Bは、CR11であり、
【化7】

は、単結合または二重結合であり、
mは、1または2であり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C10アルキル、C1−C10アルコキシ、ハロ(C1−C10)アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、カルボキシ、C1−C10アルコキシカルボニル、C1−C10アルキルカルボニル、アリール、C1−C10アルキルアミノ、ジ(C1−C10アルキル)アミノ、C3−C8シクロアルキルまたはC1−C10アルキルチオであり、
12は、
【化8】

が単結合であるときは、水素、ハロゲン、C1−C3アルキルまたはハロ(C1−C3)アルキルであり、
【化9】

が二重結合であるときは、CH2またはCHR13であり、
13は、C1−C5アルキルである、請求項1または2に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項4】
6は、メチルまたはトリフルオロメチルであり、
Zは、
【化10】

であり、
前記式中、
Aは、単結合またはOであり、
Bは、CR11であり、
mは、1または2であり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、カルボキシ、C1−C5アルコキシカルボニル、C1−C5アルキルカルボニル、アリール、C1−C5アルキルアミノ、ジ(C1−C5アルキル)アミノ、C3−C6シクロアルキルまたはC1−C5アルキルチオであり、
12は、
【化11】

が単結合であるときは、水素、メチル、エチルまたはトリフルオロメチルであり、
【化12】

が二重結合であるときは、CH2またはCHR13であり、
13は、C1−C3アルキルである、請求項1ないし3のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項5】
1は、メチルであり、
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、フルオロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
6は、メチルであり、
Zは、
【化13】

であり、
前記式中、
Aは、単結合またはOであり、
Bは、CR11であり、
【化14】

は、単結合または二重結合であり、
mは、1または2であり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、カルボキシ、C1−C5アルコキシカルボニル、C1−C5アルキルカルボニル、フェニル、ジ(C1−C5アルキル)アミノ、C3−C6シクロアルキルまたはC1−C5アルキルチオであり、
12は、
【化15】

が単結合であるときは、水素、メチル、エチルまたはトリフルオロメチルであり、
【化16】

が二重結合であるときは、CH2である、請求項1ないし4のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項6】
下記一般式(II)で表される化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【化17】

前記式中、
X及びYは、独立してCH、N、OまたはSであり、
Aは、CH2、NHまたはOであり、
1は、水素、ハロゲンまたはC1−C5アルキルであり、
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニルまたはカルボキシであり、
6は、C1−C5アルキル、ハロ(C1−C5)アルキルまたはC2−C5アルケニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C10アルキル、C1−C10アルコキシ、ハロ(C1−C10)アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、カルボキシ、C1−C10アルコキシカルボニル、C1−C10アルキルカルボニル、アリール、C1−C10アルキルアミノ、ジ(C1−C10アルキル)アミノ、C3−C8シクロアルキルまたはC1−C10アルキルチオである。
【請求項7】
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、ハロゲン、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、フェニル、ジ(C1−C5アルキル)アミノ、C3−C6シクロアルキルまたはC1−C5アルキルチオである、請求項6に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項8】
2及びR5は、水素であり、
3及びR4は、独立して水素、フルオロ、クロロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、フェニルまたはC3−C5シクロアルキルである、請求項6または7に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項9】
2及びR5は、水素であり、
3及びR4は、独立して水素、フルオロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメチル、1−トリフルオロメチルエチルまたはシクロプロピルである、請求項6ないし8のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項10】
前記XがOであると前記YはCHであり、前記XがNであると前記YはOまたはSであり、前記AはOである、請求項6ないし9のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項11】
前記XがOであると前記YはCHであり、前記XがNであると前記YはOであり、前記AはOである、請求項6ないし10のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項12】
1は、水素、メチルまたはエチルであり、R6は、メチルまたはトリフルオロメチルである、請求項6ないし11のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項13】
1は、水素またはメチルであり、R2及びR5は水素であり、R3及びR4は、独立して水素、フルオロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
6は、メチルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、ブトキシ、トリフルオロメチルまたはシクロプロピルである、請求項6ないし12のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項14】
下記一般式(III)で表される化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【化18】

前記式中、
X及びYは、独立してCH、N、OまたはSであり、
1は、水素、ハロゲンまたはC1−C5アルキルであり、
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニルまたはカルボキシであり、
6は、C1−C5アルキル、ハロ(C1−C5)アルキルまたはC2−C5アルケニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C10アルキル、C1−C10アルコキシ、ハロ(C1−C10)アルキル、C2−C10アルケニル、C2−C10アルキニル、カルボキシ、C1−C10アルコキシカルボニル、C1−C10アルキルカルボニル、アリール、C1−C10アルキルアミノ、ジ(C1−C10アルキル)アミノ、C3−C8シクロアルキルまたはC1−C10アルキルチオである。
【請求項15】
2、R3、R4及びR5は、独立して水素、ハロゲン、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、フェニル、ジ(C1−C5アルキル)アミノ、C3−C6シクロアルキルまたはC1−C5アルキルチオである、請求項14に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項16】
2及びR5は、水素であり、
3及びR4は、独立して水素、フルオロ、クロロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、フェニルまたはC3−C5シクロアルキルである、請求項14または15に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項17】
2及びR5は、水素であり、
3及びR4は、独立して水素、フルオロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、プロポキシ、ブトキシ、トリフルオロメチル、1−トリフルオロメチルエチルまたはシクロプロピルである、請求項14ないし16のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項18】
前記XがOであると前記YはCHであり、前記XがNであると前記YはOまたはSである、請求項14ないし17のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項19】
前記XがOであると前記YはCHであり、前記XがNであると前記YはOである、請求項14ないし18のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項20】
1は、水素、メチルまたはエチルであり、R6は、メチルまたはトリフルオロメチルである、請求項14ないし19のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項21】
1は、水素またはメチルであり、R2及びR5は水素であり、R3及びR4は、独立して水素、フルオロ、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、ビニルまたはアセチレニルであり、
6は、メチルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、ブトキシ、トリフルオロメチルまたはシクロプロピルである、請求項14ないし20のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項22】
下記一般式(IV)で表される化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【化19】

前記式中、
前記XがOであると前記YはCHであり、前記XがNであると前記YはOであり、
6は、メチル、エチルまたはトリフルオロメチルであり、
Zは、
【化20】

であり、
前記式中、
Aは、単結合またはOであり、
Bは、CHまたはCR11であり、
【化21】

は、単結合または二重結合であり、
mは、1または2であり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、ニトロ、シアノ、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C5)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、カルボキシ、C1−C5アルコキシカルボニル、C1−C5アルキルカルボニル、フェニル、ジ(C1−C5アルキル)アミノ、C3−C6シクロアルキルまたはC1−C5アルキルチオであり、
12は、
【化22】

が単結合であるときは、水素、メチル、エチルまたはトリフルオロメチルであり、
【化23】

が二重結合であるときは、CH2またはCHR13であり、
13は、C1−C5アルキルである。
【請求項23】
6は、メチルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、ハロゲン、C1−C5アルキル、C1−C5アルコキシ、ハロ(C1−C2)アルキル、C2−C5アルケニル、C2−C5アルキニル、フェニルまたはC3−C5シクロアルキルであり、
12は、
【化24】

が単結合であるときは、水素、メチルまたはトリフルオロメチルであり、
【化25】

が二重結合であるときは、CH2またはCHR13であり、
13は、C1−C3アルキルである、請求項22に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項24】
6は、メチルであり、
7、R8、R9、R10及びR11は、独立して水素、フルオロ、クロロ、ブロモ、ヨード、エチル、イソプロピル、tert−ブチル、ブトキシ、トリフルオロメチルまたはシクロプロピルであり、
12は、
【化26】

が単結合であるときは、水素、メチル、エチルまたはトリフルオロメチルであり、
【化27】

が二重結合であるときは、CH2である、請求項22または23に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項25】
前記化合物は、2−(3−tert−ブチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2−イソプロピル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−イソプロピル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−エチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(1−メチル−インダン−4−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロプロピル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−ベンゾフラン−7−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(5−メチレン−5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(1−エチル−インダン−4−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(5−メチル−5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2−プロピル−5−トリフルオロメチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2−プロピル−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2−シクロプロピル−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(5,6,7,8−テトラヒドロ−ナフタレン−1−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロブチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(1−トリフルオロメチル−インダン−4−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−ヨード−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(4−ブロモ−フェニル)−2−トリフルオロメチル−フラン−3−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−イソプロピル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(4−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−イソプロピル−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3,5−Bis−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(4−クロロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロプロピル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロプロピル−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−シクロプロピル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−5−メチル−ベンジルアミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−エチニル−5−フルオロ-4-メタンスルホニルアミノ−ベンジルアミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−5−ビニル−ベンジルアミド、
5−(3,5−ジシクロプロピル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
(S)−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 4−メタンスルホニルアミノ−3−メチル−ベンジルアミド、
5−(3−トリフルオロメチル−5−ビニル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−ベンジルアミド、
5−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
(R)−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−シアノ−5−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−ベンジルアミド、
5−(3,5−Bis−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、及び
5−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−ベンジルアミドからなる群より選択される、請求項1に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項26】
前記化合物は、2−(3−tert−ブチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−イソプロピル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(1−メチル−インダン−4−イルオキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロプロピル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2−プロピル−5−トリフルオロメチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(2−プロピル−3−トリフルオロメチル−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−ヨード−フェノキシ)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−イソプロピル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−イソプロピル−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド
2−(3,5−Bis−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(4−クロロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロプロピル−フェニル)−オキサゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
2−(3−シクロプロピル−フェニル)−チアゾール−4−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−シクロプロピル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−エチニル−5−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−ベンジルアミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸 3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−5−ビニル−ベンジルアミド、
5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3−フルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−トリフルオロメチル−5−ビニル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3−エチル−5−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(2−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
(R)−5−(3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、
5−(3,5−Bis−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミド、及び
5−(4−フルオロ−3−トリフルオロメチル−フェニル)−フラン−2−カルボン酸[1−(3,5−ジフルオロ−4−メタンスルホニルアミノ−フェニル)−エチル]−アミドからなる群より選択される、請求項1に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩。
【請求項27】
有効成分としての請求項1ないし26のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩を有效成分とし、薬学的に許容される担体を含む医薬組成物。
【請求項28】
前記医薬組成物は、病理学的刺激及び/またはバニロイド受容体の異常発現に関連する状態を予防または治療するためのものである、請求項27に記載の医薬組成物。
【請求項29】
前記医薬組成物は、疼痛、関節の炎症性疾患、ニューロパチー、HIV関連ニューロパチー、神経障害、神経変性、脳卒中、尿失禁を含む泌尿膀胱過敏症、膀胱炎、胃十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群(IBS)及び炎症性腸疾患(IBD)、便切迫、胃食道逆流性疾患(GERD)、クローン病、喘息、慢性閉塞性肺疾患、咳、神経性/アレルギー性/炎症性皮膚疾患、乾癬、掻痒症、痒疹、皮膚、眼または粘膜の刺激、聴覚過敏、耳鳴、前庭感覚過敏、偶発性眩暈症、心筋虚血を含む心臓疾患、脱毛、脱毛症を含む発毛関連疾患、鼻炎および膵炎からなる群より選択される状態を治療するためのものである、請求項27または28に記載の医薬組成物。
【請求項30】
前記疼痛は、変形性関節症、関節リウマチ、強直性脊椎炎、糖尿病性神経障害性疼痛、術後疼痛、歯痛、非炎症性筋骨格疼痛(繊維筋痛、筋膜性疼痛症候群及び背腰部疼痛を含む)、内臓痛、偏頭痛及び他の類型の頭痛からなる群より選択される状態である、またはそれに関連する疼痛である、請求項29に記載の医薬組成物。
【請求項31】
治療剤の製造のための請求項1ないし26のいずれかに記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩の用途。
【請求項32】
前記治療剤は、バニロイド受容体の異常発現及び/または異常活性に関連する状態の予防または治療のためのものである、請求項31に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩の用途。
【請求項33】
前記治療剤は、疼痛、関節の炎症性疾患、ニューロパチー、HIV関連ニューロパチー、神経障害、神経変性、脳卒中、尿失禁を含む泌尿膀胱過敏症、膀胱炎、胃十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群(IBS)及び炎症性腸疾患(IBD)、便切迫、胃食道逆流性疾患(GERD)、クローン病、喘息、慢性閉塞性肺疾患、咳、神経性/アレルギー性/炎症性皮膚疾患、乾癬、掻痒症、痒疹、皮膚、眼または粘膜の刺激、聴覚過敏、耳鳴、前庭感覚過敏、偶発性眩暈症、心筋虚血を含む心臓疾患、脱毛、脱毛症を含む発毛関連疾患、鼻炎および膵炎からなる群より選択される状態を予防または治療するためのものである、請求項31に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩の用途。
【請求項34】
前記状態は、変形性関節症、関節リウマチ、強直性脊椎炎、糖尿病性神経障害性疼痛、術後疼痛、歯痛、非炎症性筋骨格疼痛(繊維筋痛、筋筋膜性疼痛症候群及び背腰部疼痛を含む)、内臓痛、偏頭痛及び他の類型の頭痛からなる群より選択される状態である、またはそれに関連する疼痛である、請求項33に記載の化合物、その異性体またはその薬学的に許容される塩の用途。

【公表番号】特表2011−526625(P2011−526625A)
【公表日】平成23年10月13日(2011.10.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−516153(P2011−516153)
【出願日】平成21年7月2日(2009.7.2)
【国際出願番号】PCT/KR2009/003627
【国際公開番号】WO2010/002209
【国際公開日】平成22年1月7日(2010.1.7)
【出願人】(505118718)アモーレパシフィック コーポレイション (21)
【氏名又は名称原語表記】AMOREPACIFIC CORPORATION
【Fターム(参考)】