説明

バニロイド受容体リガンドおよび医薬の製造へのその使用

本発明は、新規バニロイド受容体リガンド、その製造方法、これらの化合物を含有する医薬、および医薬の製造へのこれらの化合物の使用に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式I
【化1】

(式中、
nは、0、1、2、3または4を表し、
およびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−,−N=N−CR68=CR69−;−N=CR68−N=CR69;−N=CR68−CR69=N−;−CR68=CR69−CH=N−;−CR68=CR69−N=CR70−;−CR68=N−N=CR69−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−,−N=N−CR68=CR69−;−N=CR68−N=CR69;−N=CR68−CR69=N−;−CR68=CR69−CH=N−;−CR68=CR69−N=CR70−;−CR68=N−N=CR69−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
またはRおよびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
あるいはRおよびR、RおよびR、RおよびR、またはRおよびRは、これらを連結する炭素原子と一緒に4、5、6または7員環(該環は、飽和しているか、不飽和か、芳香環であり、そして該環は、環構成メンバーとして1、2、または3個の窒素原子を有し、非置換か、または1、2または3個の残基(該残基は、それぞれ、F、Cl、Br、I、−CN、=O、−CF、−SF、−OH、−O-C1-5−アルキル、−NH、−NO、−O−CF、−S−CF、−SH、−S−C1−5−アルキル、−C1−5−アルキル、−C(=O)−OH、−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−NH−C1−5−アルキル、−N(C1−5−アルキル)、−NH−S(O)−C1−5−アルキル、−NH−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−C(=O)−H、−C(=O)−C1−5−アルキル、−C(=O)−NH、−C(=O)−NH−C1−5−アルキル、−C(=O)−N−(C1−5−アルキル)、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジル(ここで、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジル残基の環部分は、それぞれ、F、Cl、Br、−OH、−CF、−SF、−CN、−NO、−C1−5−アルキル、−O−C1−5−アルキル、−O−CF、−S−CF、フェニルおよび−O−ベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換さていてもよい)から成る群から、相互に独立して選択される)で置換されている)を形成し、
そしてR、R、R、RおよびRの残りの残基は、相互に独立して、それぞれ、
H;F;Cl;Br;I;−SF;−NO;−CN;−NH;−OH;−SH;−C(=O)−NH;−S(=O)−NH;−C(=O)−NH−OH;−C(=O)−OH;−C(=O)−H;−S(=O)−OH;−C(=NH)−NH;−C(=NH)−NH−R;−N=C(NH;−N=C(NHR10)(NHR11);−O−P(=O)−O−R12;−NHR13;−NR1415;−NH−C(=O)−R13;−OR16;−SR17;−C(=O)−NHR18;−C(=O)−NR1920;−S(=O)−NHR21;−S(=O)−NR2223;−C(=O)−OR24;−C(=O)−R25;−S(=O)−R26;−S(=O)−R27を表すか、あるいは直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
は、Hか、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
は、水素または−OHを表し、
あるいはRおよびRは、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして炭素原子と一緒に、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された3、4、5、6または7員脂肪族環を形成し、
は、−SF、−O−CF、−CF、−O−CFH、−O−CFH、−CFH、−CFHか、あるいは非置換かまたは少なくとも一置換されたtert−ブチル残基を表し、
TはC−R35を、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはNを、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはNを、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはNを、UはNを、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはNを、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはNを、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表し、
,R10,R11,R12,R13,R14,R15,R16,R17,R18,R19,R20,R21,R22,R23,R24,R25
26およびR27は、相互に独立して、それぞれ、
直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表すか、
不飽和かまたは飽和している、非置換かまたは少なくとも一置換され、場合により、環構成メンバーとして少なくとも1個のヘテロ原子を含む、3、4、5、6、7、8または9員脂肪族環残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換された、C1−6−アルキレン基または2〜6員ヘテロアルキレン基を介して結合していてもよい)を表すか、
あるいは非置換かまたは少なくとも一置換された、5〜14員アリール残基またはヘテロアリール残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換された、C1−6−アルキレン基または2〜6員ヘテロアルキレン基を介して結合していてもよい)を表し、
28は、F、Cl、Br、I、−SF、−NO、−CF、−CN、−NHか、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
29およびR30は、相互に独立して、それぞれ、−NH−C(=O)−R31、−NH、−NH−S(=O)−R32、−NH−C(=O)−O−R33、−S−R34か、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
31、R32、R33およびR34は、相互に独立して、それぞれ、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
35、R36およびR37は、相互に独立して、それぞれ、
H;F;Cl;Br;I;−SF
−NO;−CF;−CN;−NH;−OH;−SH;−C(=O)−NH;−S(=O)−NH;−C(=O)−NH−OH;−C(=O)−OH;−C(=O)−H;−S(=O)−OH;−NHR13;−NR1415;−NH−C(=O)−R13;−OR16;−SR17;−C(=O)−NHR18;−C(=O)−NR1920;−S(=O)−NHR21;−S(=O)−NR2223;−C(=O)−OR24;−C(=O)−R25;−S(=O)−R26;−S(=O)−R27;を表すか、
直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表すか、
または非置換かまたは少なくとも一置換された5〜14員アリール残基またはヘテロアリール残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、そして非置換かまたは少なくとも一置換された、単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換された、C1−6−アルキレン基またはC2−6アルケニレン基またはC2−6アルキニレン基を介して結合していてもよい)を表し、
38は、H;F;Cl;Br;I;−SF;−NO;−CF;−CFCl;−CN;−NH;−OH;−SH;−C(=O)−NH;−S(=O)−NH;−C(=O)−NH−OH;−C(=O)−OH;−C(=O)−H;−S(=O)−OH;−NHR39;−NR4041;−OR42;−SR43;−C(=O)−NHR44;−C(=O)−NR4546;−S(=O)−NHR47;−S(=O)−NR4849;−C(=O)−OR50;−C(=O)−R51;−S(=O)−R52;−S(=O)−R53;−C(=NH)−NH;−C(=NH)−NH−R54;−N=C(NH;−N=C(NHR55)(NHR56);を表すか、
直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表すか、
不飽和かまたは飽和している、非置換かまたは少なくとも一置換された、場合によって、環構成メンバーとして少なくとも1個のヘテロ原子を含む、3、4、5、6、7、8または9員脂肪族環残基(該残基は、それぞれ、脂肪族環残基の環内炭素原子を介して基本骨格に結合しており、そして飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換の、単環系または多環系の環と縮合してもよいし、そして/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換された、C1−6アルキレン基またはC2−6アルケニレン基またはC2−6アルキニレン基と結合していてもよい)を表すか、
あるいは非置換かまたは少なくとも一置換された5〜14員アリール残基またはヘテロアリール残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された、単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換のC1−6−アルキレン基またはC2−6−アルケニレン基またはC2−6−アルキニレン基と結合していてもよい)を表し、
39,R40,R41,R42,R43,R44,R45,R46,R47,R48,R49,R50,R51,R52,R53,R54,R55およびR56は、相互に独立して、それぞれ、
直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表すか、
不飽和かまたは飽和している、非置換かまたは少なくとも一置換された、場合によって、環構成メンバーとして少なくとも1個のヘテロ原子を含む、3、4、5、6、7、8または9員脂肪族環残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換されたC1−6−アルキレン基または2〜6員ヘテロアルキレン基を介して結合していてもよい)を表すか、
あるいは非置換かまたは少なくとも一置換された5〜14員アリール残基またはヘテロアリール残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換されたC1−6−アルキレン基または2〜6員ヘテロアルキレン基を介して結合していてもよい)を表すか、
または
40およびR41は、それぞれ、これらを結合する環構成メンバーとして窒素原子と一緒に、飽和しているかまたは不飽和の、非置換か、または1、2、3、4または5個のR57残基で置換された4、5、6、7、8または9員の、そして場合によって、環構成メンバーとして少なくともさらにもう一つのヘテロ原子を含む、ヘテロ脂肪族環残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよい)を形成し、
57は、−NHR58、−NR5960を表すか、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
58、R59およびR60は、相互に独立して、それぞれ−C(=O)−R61を表すか、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族残基を表すか、
または非置換かまたは少なくとも一置換された、5〜14員アリール残基またはヘテロアリール残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換されたC1−6−アルキレン基またはC2−6−アルケニレン基またはC2−6アルキニレン基を介して結合していてもよい)を表し、
61は、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
62、R63、R64、R65、R66およびR67は、相互に独立して、それぞれ、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、
68、R69およびR70は、相互に独立して、それぞれ、F、Cl、Br、Iを表すか、直鎖状または分枝状の、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された脂肪族C1−10残基を表し、そして、
71は、非置換かまたは少なくとも一置換された、5〜14員アリール残基またはヘテロアリール残基(該残基は、飽和しているかまたは不飽和の、非置換かまたは少なくとも一置換された単環系または多環系の環と縮合していてもよいし、および/または直鎖状または分枝状の、非置換かまたは少なくとも一置換されたC1−6−アルキレン基またはC2−6−アルケニレン基またはC2−6アルキニレン基を介して結合していてもよい)を表す。}
で表される置換された化合物、あるいはそれぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形態
[ただし、この際
前記脂肪族C1−10残基およびtert−ブチル基は、場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−NO、−OH、−NH、−SH、−O(C1−5−アルキル)、−S(C1−5−アルキル)、−NH(C1−5−アルキル)、−N(C1−5−アルキル)(C1−5−アルキル)、−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−O−C(=O)−C1−5アルキル、−O−フェニル、フェニル、−OCFおよび−SCFから成る群から相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよく、
前記2〜6員ヘテロアルキレン基、C1−6−アルキレン基およびC2−6−アルケニレン基およびC2−6アルキニレン基は、それぞれ、場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−NO、−OH、−NH、−SH、−O(C1−5−アルキル)、−S(C1−5−アルキル)、−NH(C1−5−アルキル)、−N(C1−5−アルキル)(C1−5−アルキル)、−OCFおよび−SCFから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよく、
前記ヘテロアルキレン基は、それぞれ、場合によって、酸素、硫黄および窒素(NH)から成る群から、相互に独立して選択される1、2または3個のヘテロ原子を鎖構成メンバーとして含み、
前記(ヘテロ)脂肪族環残基は、それぞれ、場合によって、−C1−6−アルキレン−OH、=CH、−O−C1−5−アルキレン−オキセタニル、−C1−5−アルキレン−O−C1−5−アルキレン−オキセタニル、−CH−NH−C1−5−アルキル、−CH−N(C1−5−アルキル)、−N[C(=O)−C1−5−アルキル]−フェニル、−CH−O−C1−5−アルキル、オキソ(=O)、チオキソ(=S)、F、Cl、Br、I、−CN、−CF、−SF、−OH、−O−C1−5−アルキル、−C(=O)−C1−5−アルキル、−NH、−NO、−OCF、−S−CF、−SH、−S−C1−5−アルキル、−C1−5−アルキル、−C(=O)−C1−5−アルキル、−C(=O)−OH、−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−NH−C1−5−アルキル、−N(C1−5−アルキル)、−NH−フェニル、−N(C1−5−アルキル)−フェニル、シクロヘキシル、シクロペンチル、(4,5)−ジヒドロイソオキサゾール、チアゾール、(1,2,5)−チアジアゾリル、チエニル、フェネチル、ピペリジニル、ピロリジニル、−(CH)−ピリジニル、ピリジニル、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよく(ここで、オキセタニル、(4,5)−ジヒドロイソオキサゾール、チアゾリル、(1,2,5)−チアジアゾリル、チエニル、フェネチル、−N[C(=O)−C1−5−アルキル]−フェニル、−NH−フェニル、−N(C1−5−アルキル)−フェニル、−(CH)−ピリジニル、ピリジニル、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジル残基の環部分は、それぞれ、F、Cl、Br、−OH、−CF、−SF、−CN、−NO、−C1−5−アルキル、−O−C1−5−アルキル、−O−CF、−S−CF、フェニルおよび−O−ベンジルから成る群から、それぞれ独立して選ばれた1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)、
そして、特にことわらない限り、前記(ヘテロ)脂肪族環残基は、それぞれ、場合によって、酸素、窒素および硫黄から成る群から、相互に独立して選択される1、2または3個(さらにそれより多く)のヘテロ原子を含んでいてもよく、
前記単環系または多環系の環は、それぞれ、場合によって、オキソ(=O)、チオキソ(=S)、F、Cl、Br、I、−CN、−CF、−SF、−OH、−O−C1−5−アルキル、-NH、−NO、−O−CF、−S−CF、−SH、−S−C1−5−アルキル、−C1−5−アルキル、−C(=O)−C1−5−アルキル、−C(=O)−OH、−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−NH−C1−5−アルキル、−N(C1−5−アルキル)、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから成る群から相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよく(ここで、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジル残基の環の部分は、それぞれ、F、Cl、Br、−OH、−CF、−SF、−CN、−NO、−C1−5−アルキル、−O−C1−5−アルキル、−O−CF、−S−CF、フェニルおよびベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)、
そして前記単環系または多環系の環は、それぞれ5、6または7員であって、それぞれ、場合によって、環構成メンバーとして1、2、3、4または5個のヘテロ原子を含んでいてもよく(該ヘテロ原子は、酸素、窒素および硫黄から成る群から、相互に独立して選択される)、
そして前記アリール残基またはヘテロアリール残基は、F、Cl、Br、I、CN、−CF、−SF、−OH、−O−C1−5−アルキル、−NH、−NO、−O−CF、−S−CF、−SH、−S−C1−5−アルキル、−C1−5−アルキル、−C(=O)−OH、−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−NH−C1−5−アルキル、−N(C1−5−アルキル)、−NH−S(=O)−C1−5−アルキル、−NH−C(=O)−O−C1−5−アルキル、−C(=O)−H、−C(=O)−C1−5−アルキル、−C(=O)−NH、−C(=O)−NH−C1−5−アルキル、−C(=O)−N−(C1−5−アルキル)、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい(ここで、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルの環部分は、F、Cl、Br、−OH、−CF、−SF、−CN、−NO、−C1−5−アルキル、-O−C1−5−アルキル、−O−CF、−S−CF、フェニルおよび−O−ベンジルから成る群から、それぞれ、相互に独立して選ばれた1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよく、
そして、
前記ヘテロアリール残基は、それぞれ、場合によって、酸素、窒素および硫黄から成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個のヘテロ原子を環構成メンバーとして含む。]
【請求項2】
nは、0、1、2、3または4を表し、
およびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
そしてR、R、R、RおよびRの残りの残基は、相互に独立して、それぞれ、
H;F;Cl;Br;I;−SF;−NO;−CN;−NH;−OH;−SH;−C(=O)−NH;−S(=O)−NH;−C(=O)−NH−OH;−C(=O)−OH;−C(=O)−H;−S(=O)−OH;−NHR13;−NR1415;−NH−C(=O)−R13;−OR16;−SR17;−S(=O)−R26;−S(=O)−R27を表すか、またはメチル、−CF,−CCl,−CBr,−CHF,−CHF,−CFCl,−CClF,エチル、−CF−CH、−CH−CF、−C,−CH−CCl,−CH−CBr,−CHF−CFCl,−CF−CFCl,−CFCl−CFCl,n−プロピル、−CF−CF−CF、−CF(CF、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルより成る群から選ばれた残基を表し、
は、Hか、または−CH−OH,−CH−CH−OH,−CH−CH−CH−OH,−CH−CH−CH−CH−OH,イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、メチル、エチルおよびn−プロピルより成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
は、水素または−OHを表すか、
あるいはRおよびRは、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして炭素原子と一緒に、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルより成る群から選ばれた残基を形成し、
は、−SF、−O−CF、−CF、−O−CFH、−O−CFH、−CFH、−CFH、−CFを表すか、またはtert−ブチル残基(該残基はそれぞれ、非置換か、またはF,Cl,Br,I,−CN,−NO,−OH,−NH,−SH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−NH−CHおよび−NH−Cから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
TはC−R35を、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはNを、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはNを、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはNを、UはNを、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはNを、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはNを、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表し、
13、R14、R15、R16、R17、R26およびR27は、相互に独立して、それぞれ、メチル、−CF,−CCl,−CBr,−CHF,−CHF,−CFCl,−CClF,−CH−CN,−CH−O−CH,−CH−O−CF,−CH−SF,エチル、−CF−CH,−CH−CF,−C,−CH−CCl,−CH−CBr,−CHF−CFCl,−CF−CFCl,−CFCl−CFCl,−CH−CH−CN,n−プロピル、−CF−CF−CF、−CF(CF、イソプロピル、−CH−CH−CH−CN,−CH−O−CH−CH,−CH−CH−SF,−CH−CH−OCF,−CH(CH)(O−CH),−CH(CH)(S−CH),n−ブチル、−CF−CF−CF−CF、−CH−CH−CH−CH−CN、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘプチル、4−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、5−ノニル、(2,6)−ジメチルヘプト−4−イル、3−メチルブチル、n−ヘキシル、(3,3)−ジメチルブチル、−CH−CH−O−CH,−CH−CH−O−C,−CH−CH−CH−O−CH,エテニル、プロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−ペンテニルおよび3−ペンテニルより成る群から選ばれた残基を表すか、
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、シクロプロピル、オキセタニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イミダゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、アゾカニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、−CH−O−,−CH−CH−O−,−CH−CH−O−CH−,−CH−CH(CH)−O−CH−,−(CH)−,−(CH−または(CH−基を介して結合してもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、オキソ(=O)、チオキソ(=S)、−OH、−O−CH、−O−C、−O−CH(CH、−O−C(CH、−O−CF、−S−CF、−SH、−S−CH、−S−C、−S−CH(CH、−S−C(CH、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CHおよび−C(=O)−O−C(CHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表すか、
またはフェニル、ナフチル、チエニル、フラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラニル、トリアゾリル、ピリジニル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリルおよびイソキサゾリル(ここで、該残基は、それぞれ、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合してもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、F,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CH,−C(=O)−O−C(CH,−NH−CH,−NH−C,−NH−C(CH,−N(CH,−N(C,−N(CH)(C),−NH−C(=O)−O−CH,−NH−C(=O)−O−C,−NH−C(=O)−O−C(CH,−C(=O)−H,−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−NH,−C(=O)−NH−CH,−C(=O)−NH−C,−C(=O)−N(CH,−C(=O)−N(C,−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)より成る群から選ばれた残基を表し、
28は、F、Cl、Br、I、−SF、−NO、−CF、−CN、−NHか、またはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基(該残基は、それぞれ、非置換か、場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−NO、−OH、−NHおよび−SHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
29およびR30は、相互に独立して、それぞれ、−NH−C(=O)−R31、−NH、−NH−S(=O)−R32、−NH−C(=O)−O−R33、−S−R34を表すか、またはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルより成る群から選ばれたアルキル残基(該残基は、それぞれ、非置換か、または場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−NO、−OH、−NHおよびSHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
31、R32、R33およびR34は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基(該残基は、それぞれ、非置換か、または場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−NO、−OH、−NHおよび−SHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
35、R36およびR37は、相互に独立して、それぞれ、H;F;Cl;Br;I;−SF;−NO;−CN;−NH;−OH;−SH;−C(=O)−NH;−S(=O)−NH;−C(=O)−NH−OH;−C(=O)−OH;−C(=O)−H;−S(=O)−OH;−NHR13;−NR1415;−OR16;−SR17;−S(=O)−R25;−S(=O)−R26;を表すか、または−CH−OH、メチル、−CF、−CCl、−CBr、−CHF、−CHF、−CFCl、−CClF、エチル、−CF−CH、−CH−CF、−C、−CH−CCl、−CH−CBr、−CHF−CFCl、−CF−CFCl、−CFCl−CFCl、n−プロピル、−CF−CF−CF、−CF(CF、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルを表すか、またはフェニル残基(該残基は、非置換か、または場合によって、F,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
38は、H;−SF;−NO;−CN;−NH;−OH;−SH;−C(=O)−NH;−S(=O)−NH;−C(=O)−NH−OH;−C(=O)−OH;−C(=O)−H;−S(=O)−OH;−NHR39;−NR4041;−OR42;−SR43;−C(=O)−OR50;−S(=O)−R52;−S(=O)−R53;−C(=NH)−NH;−C(=NH)−NH−R54;−N=C(NH;−N=C(NHR55)(NHR56);を表すか、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イミダゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、アゾカニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、前記残基の環炭素原子を介するか、または−(CH=CH)−、−C≡C−または−C≡C−CH−基を介して基本骨格に結合し、そしてそれぞれ、非置換か、または場合によって、−CN,−CH−N(CH,−CH−N(C,−CH−NH−CH,−CH−NH−C,−N−[C(=O)−C]−フェニル、−N−[C(=O)−CH]−フェニル、オキソ(=O)、チオキソ(=S)、−CN,−CH−N(CH,−CH−N(C,−CH−NH−CH,−CH−NH−C,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CHund−C(=O)−O−C(CHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表すか、
または(1,3)−ベンゾジオキソリル、(1,4)−ベンゾジオキサニル、テトラゾリル、(2,3)−ジヒドロチエノ[3,4−b][1,4]ジオキシニル、ベンゾ[b]フラニル、フェニル、ナフチル、チエニル、フラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラニル、トリアゾリル、ピリジニル、イミダゾリル、インドリル、イソインドリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、ピリダジニル、ピラジニル、ピリミジニル、インダゾリル、キノキサリニル、キノリニルおよびイソキノリニルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、−(CH=CH)−、−C≡C−、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合していてもよいし、および/またはそれぞれ、非置換か、場合によって、F,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CH,−C(=O)−O−C(CH,−NH−CH,−NH−C,−NH−C(CH,−N(CH,−N(C,−N(CH)(C),−NH−C(=O)−O−CH,−NH−S(=O)−CH,−NH−S(=O)−C,−NH−S(=O)−CH(CH,−NH−C(=O)−O−C,−NH−C(=O)−O−C(CH,−C(=O)−H,−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−NH,−C(=O)−NH−CH,−C(=O)−NH−C,−C(=O)−N(CH,−C(=O)−N(C,−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
39,R40,R41,R42,R43,R50,R52,R53,R54,R55およびR56は、相互に独立して、それぞれ、
メチル、−CF,−CCl,−CBr,−CHF,−CHF,−CFCl,−CClF,−CH−CN,−CH−O−CH,−CH−O−CF,−CH−SF,エチル、−CF−CH,−CH−CF,−C,−CH−CCl,−CH−CBr,−CHF−CFCl,−CF−CFCl,−CFCl−CFCl,−CH−CH−CN,n−Propyl,−CF−CF−CF,−CF(CF,イソプロピル、−CH−CH−CH−CN,−CH−O−CH−CH,−CH−CH−SF,−CH−CH−OCF,−CH(CH)(O−CH),−CH(CH)(S−CH),n−ブチル ,−CF−CF−CF−CF,−CH−CH−CH−CH−CN,n−ブチル、−CF−CF−CF−CF、−CH−CH−CH−CH−CN、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘプチル、4−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、5−ノニル、(2,6)−ジメチル−ヘプト−4−イル、3−メチルブチル、n−ヘキシル、(3,3)−ジメチルブチル、−CH−CH−O−CH−、−CH−CH−O−C、−CH−CH−CH−O−CH、エテニル、プロペニル、2−ブテニル、3−ブテニル、2−ペンテニルおよび3−ペンテニルより成る群から選ばれた残基を表すか、
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、シクロプロピル、オキセタニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イミダゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、アゾカニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、−CH−O−,−CH−CH−O−,−CH−CH−O−CH−,−CH−CH(CH)−O−CH−,−(CH)−,−(CH−または−(CH−基を介して結合してもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、オキソ(=O)、チオキソ(=S)、−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CHおよび−C(=O)−O−C(CHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表すか、
またはフェニル、ナフチル、チエニル、フラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラニル、トリアゾリル、ピリジニル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリルおよびイソキサゾリルより成る群から選ばれた残基(該残基は、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合していてもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、場合によってF,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CH,−C(=O)−O−C(CH,−NH−CH,−NH−C,−NH−C(CH,−N(CH,−N(C,−N(CH)(C),−NH−C(=O)−O−CH,−NH−C(=O)−O−C,−NH−C(=O)−O−C(CH,−C(=O)−H,−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−NH,−C(=O)−NH−CH,−C(=O)−NH−C,−C(=O)−N(CH,−C(=O)−N(C,−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
あるいは
40およびR41は、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして窒素原子と一緒に、3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプチル、6−アザスピロ[2.5]オクチル、3−アザビシクロ[3.2.1]オクチル、6−アザビシクロ[3.3.1]ヘプチル、8−アザビシクロ「3.2.1」オクチル、1−オキサ−2,8−ジアザスピロ[4.5]−2−デセニル、アゾカニル、イソインドリル、インドリル、(1,2,3,6)−テトラヒドロピリジニル、(4,5,6,7)−テトラヒドロイソキサゾロ[5,4−c]ピリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、アゼパニル、ジアゼパニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基(ここで、該残基のヘテロ脂肪族環部分は、非置換か、または1、2、3、4または5個のR57残基で置換されていてもよい)を形成し、
57は、−NHR58、−NR5960を表すか、または−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
58、R59およびR60は、相互に独立して、それぞれ、−C(=O)−R61を表すか、または−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表すか、
または、フェニル、ナフチル、チエニル、フラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラニル、トリアゾリル、ピリジニル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリルおよびイソキサゾリルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合していてもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、場合によってF,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CH,−C(=O)−O−C(CH,−NH−CH,−NH−C,−NH−C(CH,−N(CH,−N(C,−N(CH)(C),−NH−C(=O)−O−CH,−NH−C(=O)−O−C,−NH−C(=O)−O−C(CH,−C(=O)−H,−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−NH,−C(=O)−NH−CH,−C(=O)−NH−C,−C(=O)−N(CH,−C(=O)−N(C,−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
61は、−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
62、R63、R64、R65、R66およびR67は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基(該残基は、それぞれ、非置換か、または場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−NO、−OH、−NHおよび−SHから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4、5、6、7、8または9個の置換基で置換されていてもよい)を表し、そして
71は、フェニル、ナフチル、チエニル、フラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラニル、トリアゾリル、ピリジニル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリルおよびイソキサゾリルより成る群から選ばれた残基(ここで、該残基は、それぞれ、−(CH)−、−(CH−または−(CH−基を介して結合してもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、F,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、−C(=O)−OH,−C(=O)−O−CH,−C(=O)−O−C,−C(=O)−O−CH(CH,−C(=O)−O−C(CH,−NH−CH,−NH−C,−NH−C(CH,−N(CH,−N(C,−N(CH)(C),−NH−C(=O)−O−CH,−NH−C(=O)−O−C,−NH−C(=O)−O−C(CH,−C(=O)−H,−C(=O)−CH,−C(=O)−C,−C(=O)−CH(CH,−C(=O)−C(CH,−C(=O)−NH,−C(=O)−NH−CH,−C(=O)−NH−C,−C(=O)−N(CH,−C(=O)−N(C,−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表わす、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形の、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
nは、0、1または2を表し、
およびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
そしてR、R、R、RおよびRの残りの残基は、相互に独立して、それぞれ、H、F、Cl、Br、I、−CF、−CN、−OR16、−SR17を表すか、またはメチル、−CF、−CHF、−CHF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルから成る群から選ばれた残基を表し、
は、Hを表すか、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、メチル、エチルおよびn−プロピルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
は、水素またはOHを表し、
あるいはRおよびRは、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして炭素原子と一緒に、シクロプロピル、シクロブチル、シクルペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルから成る群から選ばれた残基を形成し、
は、−SF、−O−CF、−CF、tert−ブチルまたは−C(CH(CHOH)を表し、
TはC−R35を、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表し、
16およびR17は、相互に独立して、それぞれ、メチル、−CF、−CHF、−CHF、エチル、−CF−CH、−CH−CF、−C、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘプチル、4−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、5−ノニル、(2,6)−ジメチルヘプト−4−イル、3−メチルブチル、n−ヘキシルおよび(3,3)−ジメチルブチルより成る群から選ばれた残基を表し、
28は、F、Cl、Br、I、−CF、−CN、−NHか、またはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
29およびR30は、相互に独立して、それぞれ、−NH−C(=O)−R31、−NH、−NH−S(=O)−R32、−NH−C(=O)−O−R33、−S−R34を表すか、またはメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
31、R32、R33およびR34は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
35、R36およびR37は、相互に独立して、それぞれ、H、F、Cl、Br、I、−SF、−NO、−CN、−NH、−OH、−SH、−OR16、−SR17を表すか、またはCH−OH、メチル、−CF、−CHF、−CHF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルより成る群から選ばれた残基を表し、
38は、H、−SF、−NO、−CN、−NH、−OH、−SH、−NHR39、−NR4041、−OR42、−SR43を表すか、
シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘキセニル、イミダゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、アゾカニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、前記残基の環炭素原子を介して基本骨格に結合しており、そして該残基は、非置換か、または場合によって、それぞれ−CH−N(CH、−CH−N(C、−CH−NH−CH、−CH−NH−C、−N−[C(=O)−C]−フェニル、−N−[C(=O)−CH]−フェニル、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表すか、
またはフェニル、チエニル、フラニル、ピロリル、ピラゾリル、ピラジニル、ピラニル、トリアゾリル、ピリジニル、イミダゾリル、チアゾリル、オキサゾリル、イソキサゾリル、ピリダジニル、ピラジニルおよびピリミジニルより成る群から選ばれた残基(該残基は場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−CF、−SF、−OH、−O−CH、−O−C、−O−CH(CH、−O−C(CH、−O−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
39、R40、R41、R42およびR43は、相互に独立して、それぞれ、
メチル、−CH−、−O−CH、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘキシル、(3,3)−ジメチルブチル、−CH−CH−O−CH−、−CH−CH−O−Cおよび−CH−CH−CH−O−CHより成る群から選ばれた残基を表すか、
2,3−ジヒドロ−1H−インデニル、シクロプロピル、オキセタニル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、イミダゾリジニル、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロチエニル、ピロリジニル、ピペリジニル、モルホリニル、ピペラジニル、アゼパニル、ジアゼパニル、アゾカニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基を表すか(該残基は、それぞれ、場合によって、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)、
あるいは
40およびR41は、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして窒素原子と一緒に、3−アザビシクロ[3.1.1]ヘプチル、6−アザスピロ[2.5]オクチル、3−アザビシクロ[3.2.1]オクチル、6−アザビシクロ[3.3.1]ヘプチル、8−アザビシクロ「3.2.1」オクチル、1−オキサ−2,8−ジアザスピロ[4.5]−2−デセニル、アゾカニル、イソインドリル、インドリル、(1,2,3,6)−テトラヒドロピリジニル、(4,5,6,7)−テトラヒドロイソキサゾロ[5,4−c]ピリジニル、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、アゼパニル、ジアゼパニルおよびチオモルホリニルより成る群から選ばれた残基を形成し(ここで、該残基の脂肪族環部分は、それぞれ、非置換か、または1、2、3、4または5個のR57残基で置換されていてもよい)、
57は、−NHR58、−NR5960を表すか、または−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
58、R59およびR60は、相互に独立して、それぞれ、場合によって−C(=O)−R61を表すか、または−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表すか、
またはフェニルおよびナフチルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合していてもよく、および/または、それぞれ、非置換か、場合によってF、Cl、Br、I、−CN、−CF、−O−CH、−O−C、−O−CH(CH、−O−C(CH、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
61は、−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
62、R63、R64、R65、R66およびR67は、相互に独立して、それぞれ、−CF、−CH−CF、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、そして
71は、フェニル、ナフチル、チエニル、フラニルおよびピリジニルより成る群から選ばれた残基(ここで、該残基は、それぞれ、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合していてもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、F,Cl,Br,I,−CN,−CF,−SF,−OH,−O−CH,−O−C,−O−CH(CH,−O−C(CH,−NH,−NO,−O−CF,−S−CF,−SH,−S−CH,−S−C,−S−CH(CH,−S−C(CH,メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、−O−フェニル、−O−ベンジル、フェニルおよびベンジルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表わす、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形の、請求項1または2に記載の化合物。
【請求項4】
nは、0、1または2を表し、
およびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−CH=N−NR62−;−CR28=N−NR62−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−N=CH−NR64−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−N=N−NH−;−N=N−NR67−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=N−CH=CH−;−N=CH−N=CH;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−C(=S)−NR63−;−O−C(=S)−NR63−;−S−C(=O)−NR63−;−O−C(=O)−NR63−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−NR66−C(=O)−NR65−;−NR66−C(=S)−NR65−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−,−O−CH−CH−CH−O−;−O−CH−CH−NH−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、そして
、R、R、RおよびRの残りの残基は、相互に独立して、それぞれ、
H、−OR16、−SR17を表すか、またはメチル、−CF、−CHF、−CHF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルより成る群から選ばれた残基を表し、
は、Hを表すか、またはイソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、メチル、エチルおよびn−プロピルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
は、水素または−OHを表し、
は、−SF、−O−CF、−CF、tert−ブチルまたは−C(CH(CHOH)を表し、
TはC−R35を、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表し、
16およびR17は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルより成る群から選ばれた残基を表し、
28は、F、Cl、BrまたはIを表し、
29およびR30は、相互に独立して、それぞれ、−NH−C(=O)−R31、−NH、−NH−S(=O)−R32、−NH−C(=O)−O−R33または−S−R34を表し、
31、R32、R33およびR34は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し
35、R36およびR37は、それぞれHを表し、
38は、H、−NHR39、−NR4041、−OR42、−SR43を表し、
39、R42およびR43は、相互に独立して、それぞれ、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘキシルおよび(3,3)−ジメチルブチルより成る群から選ばれた残基を表すか、
またはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、場合によって、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
40およびR41は、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして窒素原子と一緒に、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルおよびアゼパニルより成る群から選ばれた残基(該残基のヘテロ脂肪族環部分は、それぞれ非置換か、または1、2、3、4または5個のR57残基で置換されていてもよい)を形成し、
57は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
62、R63、R64、R65、R66およびR67は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、そして
71は、フェニル残基(該残基は、−(CH)−、−(CH−または(CH−基を介して結合してもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−CF、−SF、−OH、−O−CH、−O−C、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で)を表し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形の、請求項1〜3のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項5】
nは1を表し、
およびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−N=N−NH−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−;−CH=N−CH=N−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、−CH=N−NH−;−CR28=N−NH−;−S−C(=S)−NH−;−O−C(=S)−NH−;−S−C(=O)−NH−;−O−C(=O)−NH−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−N=CH−NH−;−NH−C(=O)−NH−;−NH−C(=S)−NH−;−N=N−NH−;−O−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−O−;−CH−CH−NH−,−CH−CH−CH−NH,−CH−C(=O)−NH,−CH−CH−C(=O)−NH−;−O−CH−CH−O−;−O−CH−CH−CH−O−;−N=CH−CH=N−;−CH=CH−CH=N−;−CH=CH−N=CH−;−CH=N−N=CH−;−CH=N−CH=N−および−O−CH−CH−NH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表すか、
またはRおよびRは、一緒になって、-CH=N−NH−;−CH=N−NR71−;−S−CH=N−;−S−CR29=N−;−N=CH−O−;−N=CR30−O−;−O−CH−O−;−O−CH−CH−O−および−CH=CH−N=CH−より成る群から選ばれた残基(該残基は基本骨格と任意の方向で結合する)を表し、
そしてR、R、R、RおよびRの残りの残基は、相互に独立して、それぞれ、
H、−OR16、−SR17を表すか、またはメチル、−CF、−CHF、−CHF、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルより成る群から選ばれた残基を表し、
は、Hを表すか、またはイソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、メチル、エチルおよびn−プロピルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
は、水素か、または−OHを表し、
は、−SF、−O−CF、−CF、tert−ブチルまたは−C(CH(CHOH)を表し、
TはC−R35を、UはC−R36を、VはNを、そしてWはC−R38を表すか、
または
TはC−R35を、UはC−R36を、VはC−R37を、そしてWはC−R38を表し、
16およびR17は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルより成る群から選ばれた残基を表し、
28は、F、Cl、BrまたはIを表し、
29は、−NH−C(=O)−R31、−NH、−NH−S(=O)−R32、−NH−C(=O)−O−R33または−S−R34を表し、
30は−NHを表し、
31、R32、R33およびR34は、相互に独立して、それぞれ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチルおよびn−ペンチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
35、R36およびR37は、それぞれHを表し、
38は、H、−NHR39、−NR4041、−OR42、−SR43を表し、
39、R42およびR43は、相互に独立して、それぞれ、
メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチル、3−ペンチル、n−ヘキシルおよび(3,3)−ジメチルブチルより成る群から選ばれた残基を表すか、
またはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよびシクロヘプチルより成る群から選ばれた残基(該残基は、それぞれ、場合によって、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、n−ペンチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で置換されていてもよい)を表し、
40およびR41は、それぞれ、それらを結合する環構成メンバーとして窒素原子と一緒に、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニルおよびアゼパニルより成る群から選ばれた残基(ここで、該残基のヘテロ脂肪族環部分は、非置換か、または1、2、3、4または5個のR57残基で置換されていてもよい)を形成し、
57は、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、tert−ブチル、n−ブチル、sec−ブチルおよびイソブチルから成る群から選ばれたアルキル残基を表し、
71は、フェニル残基(該残基は、−(CH)−、−(CH−または−(CH−基を介して結合してもよいし、および/または、それぞれ、非置換か、または場合によって、F、Cl、Br、I、−CN、−CF、−SF、−OH、−O−CH、−O−C、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチルおよびtert−ブチルから成る群から、相互に独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で)を表わす、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形の、請求項1〜4のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項6】
一般式Ia
【化2】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、RおよびRは、請求項3に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
前記請求項のいずれか1つに記載の一般式Iaで表される化合物。
【請求項7】
一般式Ia
【化3】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、RおよびRは、請求項4に記載の意味を有し、それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜6のいずれか1つに記載の一般式Iaで表される化合物。
【請求項8】
一般式Ia
【化4】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、RおよびRは、請求項5に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜7の一つまたは複数項に記載の一般式Iaで表される化合物。
【請求項9】
一般式Ib
【化5】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、RおよびR42は、請求項3に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜8のいずれか1つに記載の一般式Ibで表される化合物。
【請求項10】
一般式Ib
【化6】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、RおよびR42は、請求項4に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜9のいずれか1つに記載の一般式Ibで表される化合物。
【請求項11】
一般式Ib
【化7】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、RおよびR42は、請求項5に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜10のいずれか1つに記載の一般式Ibで表される化合物。
【請求項12】
一般式Ic
【化8】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、RおよびR43は、請求項3に記載の意味を有し、それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜11のいずれか1つに記載の一般式Icで表される化合物。
【請求項13】
一般式Ic
【化9】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、RおよびR43は、請求項4に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜12のいずれか1つに記載の一般式Icで表される化合物。
【請求項14】
一般式Ic
【化10】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、RおよびR43は、請求項5に記載の意味を有し、それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜13のいずれか1つに記載の一般式Icで表される化合物。
【請求項15】
一般式Id
【化11】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、R、R42およびR41は、請求項3に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜14のいずれか1つに記載の一般式Idで表される化合物。
【請求項16】
一般式Id
【化12】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、R、R42およびR41は、請求項4に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜15のいずれか1つに記載の一般式Idで表される化合物。
【請求項17】
一般式Id
【化13】

で表される化合物であって、
式中、
DはNまたはCHを表し、
そして
、R、R、R、R、R、R42およびR41は、請求項5に記載の意味を有し、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜16のいずれか1つに記載の一般式Idで表される化合物。
【請求項18】
次の群:
[1]2−(ベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[2]2−(ベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[3]2−(ベンゾ[d]オキサゾール−7−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[4]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2−オキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)プロパンアミド、
[5]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)プロパンアミド、
[6]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(3−オキソ−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−6−イル)プロパンアミド、
[7]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(7−メトキシベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)プロパンアミド、
[8]2−(ベンゾ[d]オキサゾール−4−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[9]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)プロパンアミド、
[10]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)プロパンアミド、
[11]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(キノリン−6−イル)プロパンアミド、
[12]2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−5−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[13]2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[14]2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド
[15]2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[16]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)プロパンアミド、
[17]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)プロパンアミド、
[18]2−(2−アミノベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[19]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]オキサゾール−6−イル)プロパンアミド、
[20]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4]オキサジン−7−イル)プロパンアミド、
[21]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(キノリン−6−イル)プロパンアミド、
[22]2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−5−イル)−N−((2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[23]2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)−N−((2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[24]2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−5−イル)−N−((6−tert−ブチル−2−(4−メチルピリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチル))プロパンアミド、
[25]2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)−N−((6−tert−ブチル−2−(4−メチルピリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[26]2−(1H−ベンゾ[d][1,2,3]トリアゾール−5−イル)−N−((6−tert−ブチル−2−(シクロヘキシルチオ)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[27]2−(1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−イル)−N−((6−tert−ブチル−2−(シクロヘキシルチオ)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[28]N−((2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−オキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[29]N−(2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イルメチル)−2−(2−エチルスルファニルベンゾチアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[30]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−(メチルチオ)ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[31]N−((2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イル)メチル)−2−ヒドロキシ−2−(2−メチルチオ)ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[32]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[33]N−((6−tert−ブチル−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[34]N−((6−tert−ブチル−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−(メチルチオ)ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[35]2−(2−アミノベンゾ[d]オキサゾール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[36]2−(2−アセトアミドベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[37]2−(2−アセトアミドベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[38]2−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[39]N−(2−(2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−((メチルスルホナミド)ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[40]6−(1−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ベンゾ[d]チアゾール−2−イルカルバミド酸tert−ブチル、
[41]2−(2−アセトアミドベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[42]2−(2−アセトアミドベンゾ[d]チアゾール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[43]2−(2−アセトアミドベンゾ[d]チアゾール−4−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[44]2−(1H−インダゾール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[45]2−(3−フルオロ−1H−インダゾール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[46]N−((2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イル)メチル)−2−(1H−インダゾール−5−イル)プロパンアミド、
[48]N−((6−tert−ブチル−2−(シクロヘキシルチオ)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(1H−インダゾール−5−イル)プロパンアミド、
[49]N−(2−ブトキシ−6−tert−ブチルピリジン−3−イルメチル)−2−(2−チオキソ−2,3−ジヒドロベンゾチアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[50]6−(1−(4−tert−ブチルベンジルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ベンゾ[d]チアゾール−2−イルカルバミド酸tert−ブチル、
[51]2−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−(4−tert−ブチルベンジル)プロパンアミド、
[52]2−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[53]2−(2−アセトアミドベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−((6−tert−ブチル−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[54]6−(1−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ベンゾ[d]チアゾール−2−イルカルバミド酸tert−ブチル、
[55]6−(1−(6−tert−ブチル−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチルアミノ)−1−オキソプロパン−2−イル)ベンゾ[d]チアゾール−2−イルカルバミド酸tert−ブチル、
[56]2−(2−アミノベンゾ[d]チアゾール−6−イル)−N−((6−tert−ブチル−2−(4−メチルピペリジン−1−イル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[57]N−(4−tert−ブチルベンジル)−2−(2−(メチルスルホナミド)ベンゾ[d]チアゾール−6−イル)プロパンアミド、
[58]2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)アセトアミド、
[59]N−((2−(シクロヘキシルチオ)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)アセトアミド、
[60]2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[61]2−(ベンゾ[d][1,3]ジオキソール−4−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[62]2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[63]2−(2,3−ジヒドロベンゾ[b][1,4]ジオキシン−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[64]2−(イソキノリン−7−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[65]2−(イソキノリン−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[66]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(キノリン−6−イル)プロパンアミド、
[67]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(キノキサリン−6−イル)プロパンアミド、
[68]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(キナゾリン−6−イル)プロパンアミド、
[69]2−(1H−インダゾール−5−イル)−N−(2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−4−(トリフルオロメチル)ベンジル)プロパンアミド、
[70]2−(1H−インダゾール−4−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[71]2−(1H−インダゾール−6−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[72]2−(1H−インダゾール−7−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[73]2−(1−(2−フルオロフェニル)−1H−インダゾール−4−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[74]2−(インドリン−5−イル)−N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)プロパンアミド、
[75]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル)プロパンアミド、
[76]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−オキソインドリン−5−イル))プロパンアミドおよび
[77]N−((2−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル)メチル)−2−(2−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−6−イル))プロパンアミド
より成る群から選ばれた、
それぞれ場合によって、それらの純粋な立体異性体、特にエナンチオマーまたはジアステレオマーの一つ、またはそれらのラセミ体の一つ、または立体異性体、特にエナンチオマーおよび/またはジアステレオマーが任意の割合で混合した混合物、またはそれぞれその対応する塩、またはそれぞれその対応する溶媒和物の形である、
請求項1〜17のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項19】
ヒトVR1遺伝子を形質移入されたCHO K1細胞を使用したFLIPRアッセイにおいて、2000nM未満、好ましくは1000nM未満、さらに好ましくは300nM未満、非常に好ましくは100nM未満、もっと好ましくは75nM未満、それよりさらに好ましくは50nM未満、最も好ましくは10nM未満濃度で、100nM濃度で存在するカプサイシンを50%排除する効果を示す、請求項1〜18のいずれか1つに記載の化合物。
【請求項20】
一般式II
【化14】

(式中、R、U、T、VおよびWは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、mは0、1、2または3を表し、Rは水素または直鎖もしくは分枝状のC1−6アルキル残基を表す)
で表される少なくとも1つの化合物を、反応媒体中で、少なくとも1種類の還元剤、好ましくは水素化ナトリウム、ナトリウム、水素化カリウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウムおよび水素化ジ(イソブチル)アルミニウムより成る群から選ばれた少なくとも1つの還元剤の存在下に、一般式III
【化15】

(式中、R、U、T、VおよびWは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、mは0、1、2または3を表す)
で表される少なくとも1つの化合物に変換し、場合によってこれを精製し、および/または単離し、
ついで一般式IIIで表される少なくとも1つの化合物を、反応媒体中で、ジフェニルホスホリルアジドまたはHNの存在下に、一般式IV
【化16】

(式中、R、U、T、VおよびWは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、mは0、1、2または3を表す)
で表される少なくとも1つの化合物に変換し、場合によってこれを精製し、および/または単離し、
ついで一般式IVで表される少なくとも1つの化合物を、反応媒体中で、少なくとも1つの還元剤、好ましくは水素化ナトリウム、水素化カリウム、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素ナトリウムおよび水素化ジ(イソブチル)アルミニウムより成る群から選ばれた少なくとも1つの還元剤の存在下に、
あるいは反応媒体中で、一つの触媒の存在下、好ましくは少なくとも1つの白金系またはパラジウム系触媒の存在下、特に好ましくは炭素に担持させたパラジウムの存在下、および水素の存在下に、またはヒドラジンの存在下に、または反応媒体中でトリフェニルホスフィンの存在下に、
一般式V
【化17】

(式中、R、U、T、VおよびWは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、mは0、1、2または3を表す)
で表される少なくとも1つの化合物に変換し、場合によってこれを精製し、および/または単離するか、
または一般式VI
【化18】

(式中、R、U、T、VおよびWは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、mは0、1、2または3を表す)
で表される少なくとも1つの化合物を、反応媒体中で、
少なくとも1つの触媒の存在下、好ましくは少なくとも1つの白金系またはパラジウム系触媒の存在下、特に好ましくは炭素に担持させたパラジウムの存在下、および水素雰囲気下に、場合によって少なくとも1つの酸、好ましくは塩酸の存在下に、
あるいはBH・S(CH、水素化アルミニウムリチウムおよび水素化ホウ素ナトリウムより成る群から選ばれた少なくとも1つの還元剤の存在下に、そして場合によってNiClの存在下に、
一般式Vで表される少なくとも1つの化合物に、場合によってその対応する塩の形に、好ましくはその対応する塩酸塩の形に、変換し、場合によってこれを精製し、および/または単離し、
そして一般式Vで表される少なくとも1つの化合物を、
一般式VII
【化19】

(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有する)
で表される少なくとも1つの化合物を、反応媒体中、場合によって適当なカップリング剤の少なくとも1つの存在下に、場合によって少なくとも1つの塩基の存在下に、
あるいは
一般式VIII
【化20】

(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、LGは脱離基、好ましくは塩素または臭素原子を表す)
で表される少なくとも1つの化合物と、反応媒体中、場合によって少なくとも1つの塩基の存在下に、反応させて、
一般式I
【化21】

(式中、T、U、V、W、R、R、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、nは、1、2、3または4を表す)
で表される少なくとも1つの化合物に変換し、場合によってこれを精製し、および/または単離する、
請求項1〜19のいずれか1つに記載の化合物を製造する方法。
【請求項21】
一般式X
【化22】

(式中、R、U、T、VおよびWは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有する)
で表される少なくとも1つの化合物を、一般式VII
【化23】

(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有する)
で表される少なくとも1つの化合物と、反応媒体中、場合によって少なくとも1つの適当なカップリング剤の存在下に、場合によって少なくとも1つの塩基の存在下に、または
一般式VIII
【化24】

(式中、R、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有し、LGは脱離基、好ましくは塩素原子または臭素原子を表す)
で表される少なくとも1つの化合物と、反応媒体中、場合によって少なくとも1つの塩基の存在下に反応させ、一般式Im
【化25】

(式中、T、U、V、W、R、R、R、R、R、R、RおよびRは、請求項1〜19のいずれか1つに記載の意味を有する)
で表される化合物に変換し、場合によってこれを精製し、および/または単離する、請求項1〜19のいずれか1つに記載の少なくとも1つの化合物を製造する方法。
【請求項22】
請求項1〜19のいずれか1つに記載の少なくとも1つの化合物と、場合によって、生理学的に許容し得る、1つ以上の補助剤を含む、医薬。
【請求項23】
痛み、好ましくは急性痛、慢性痛、神経障害性痛および内臓性痛;関節痛;痛覚過敏症;異痛;灼熱痛;および片頭痛より成る群から選ばれた、一つ以上の疾患を治療および/または予防するための、請求項22に記載の医薬。
【請求項24】
うつ病;神経症;神経の損傷;神経変成痛、好ましくは多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病およびハンチング病;認知障害、好ましくは認知低下症、特に好ましくは記憶障害;およびてんかん症より成る群から選ばれた一つ以上の疾患を治療および/または予防するための、請求項22に記載の医薬。
【請求項25】
気道疾患、好ましくは喘息、気管支炎および肺炎より成る群から選ばれた気道疾患;咳;尿失禁;過活動膀胱(OAB);胃腸管の疾患および/または損傷;十二指腸潰瘍;胃潰瘍;過敏性腸管症候群;卒中発作;眼の刺激;皮膚の刺激;神経性皮膚疾患;アレルギー皮膚疾患;疥癬;白斑;単純ヘルペス;炎症、好ましくは腸、眼、膀胱、皮膚または鼻粘膜の炎症;下痢;皮膚掻痒症;骨粗鬆症;関節炎;骨関節症;リューマチ性疾患;食物摂取障害、好ましくは過食症、カヘキシー、食欲不振および脂肪過多症より成る群から選ばれた食物摂取障害;薬物依存症;薬物乱用;薬物依存症に伴う炎症;薬物耐性の発現、好ましくは天然または合成オピオイドに対する耐性の発現;ドラッグ依存症;ドラッグ乱用;ドラッグ依存症に伴う炎症;アルコール依存症;アルコール乱用およびアルコール依存症に伴う炎症より成る群から選ばれた一つ以上の疾患の治療および/または予防のため;利尿のため;ナトリウムの排泄抑止のため;心臓血管系に対する効果発揮のため;覚醒増進のため;外傷および/または炎症の治療のため;切断された神経の治療のため;リピドー増進のため;運動活動性の調節のため;不安の解消のため;局所麻酔および/またはバニロイド受容体1(VR1/TRPV1受容体)アゴニスト、好ましくはカプサイシン、レシニフェラトキシン、オルバニル、アルバニル、SDZ−249665、SDZ−249482、ヌバビルおよびカプサバニルより成る群から選ばれたバニロイド受容体1(VR1/TRPV1受容体)アゴニストを投与することによって誘発される望ましくない副作用、好ましくは高体温、高血圧および気管支の狭窄より成る群から選ばれた望ましくない副作用の抑制のための、請求項22に記載の医薬。
【請求項26】
痛み、好ましくは急性痛、慢性痛、神経障害性痛および内臓性痛;関節痛;痛覚過敏症;異痛;灼熱痛および片頭痛より成る群から選ばれた一つ以上の疾患を治療または予防するための医薬を製造するための、請求項1〜19のいずれか1つに記載の少なくとも1つの化合物の使用。
【請求項27】
うつ病;神経症;神経の損傷;神経変成病、好ましくは多発性硬化症、アルツハイマー病、パーキンソン病およびハンチング病;認知障害、好ましくは認知低下症、特に好ましくは記憶障害;およびてんかん症より成る群から選ばれた一つ以上の疾患を治療および/または予防するための医薬を製造するための、請求項1〜19のいずれか1つに記載の少なくとも1つの化合物の使用。
【請求項28】
気道疾患、好ましくは喘息、気管支炎および肺炎より成る群から選ばれた気道疾患;咳;尿失禁;過活動膀胱(OAB);胃腸管の疾患および/または損傷;十二指腸潰瘍;胃潰瘍;過敏性腸管症候群;卒中発作;眼の刺激;皮膚の刺激;神経性皮膚疾患;アレルギー皮膚疾患;疥癬;白斑;単純ヘルペス;炎症、好ましくは腸、眼、膀胱、皮膚または鼻粘膜の炎症;下痢;皮膚掻痒症;骨粗鬆症;関節炎;骨関節症;リューマチ性疾患;食物摂取障害、好ましくは過食症、カヘキシー、食欲不振および脂肪過多症より成る群から選ばれた食物摂取障害;薬物依存症;薬物乱用;薬物依存症に伴う炎症;薬物耐性の発現、好ましくは天然または合成オピオイドに対する耐性の発現;ドラッグ依存症;ドラッグ乱用;ドラッグ依存症に伴う炎症;アルコール依存症;アルコール乱用およびアルコール依存症に伴う炎症より成る群から選ばれた一つ以上の疾患の治療および/または予防のため;利尿のため;ナトリウムの排泄抑止のため;心臓血管系に対する効果発揮のため;覚醒増進のため;外傷および/または炎症の治療のため;切断された神経の治療のため;リピドー増進のため;運動活動性の調節のため;不安の解消のため;局所麻酔および/またはバニロイド受容体1(VR1/TRPV1受容体)アゴニスト、好ましくはカプサイシン、レシニフェラトキシン、オルバニル、アルバニル、SDZ−249665、SDZ−249482、ヌバビルおよびカプサバニルより成る群から選ばれたバニロイド受容体1(VR1/TRPV1受容体)アゴニストを投与することによって誘発される望ましくない副作用、好ましくは高体温、高血圧および気管支の狭窄より成る群から選ばれた望ましくない副作用を抑制するための医薬を製造するための、請求項1〜19の少なくとも一つに記載する少なくとも1つの化合物の使用。

【公表番号】特表2010−523727(P2010−523727A)
【公表日】平成22年7月15日(2010.7.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−503397(P2010−503397)
【出願日】平成20年4月16日(2008.4.16)
【国際出願番号】PCT/EP2008/003027
【国際公開番号】WO2008/125342
【国際公開日】平成20年10月23日(2008.10.23)
【出願人】(390035404)グリュネンタール・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (127)
【Fターム(参考)】