説明

バーチカルブラインド

【課題】スラットの表裏を取替自在にカバーによって被覆してブラインドを清潔に保ち、或いは、カバーを取替えてブラインドのデザインを一新することが出来、又、スラットに太陽電池素子を組込むときは、その太陽電池素子の性能が損なわれないようにする。
【解決手段】スラット13をスラット基板14とその表裏を被覆するカバー15とで構成し、ブラインドをレール11を走行する複数個の各ハンガー12にスラット13を吊下げたバーチカルブラインドとする。カバー15は、表側生地16と裏側生地17を側縁18において連続させて袋状に形成する。基板14の上端と袋状カバー15の上端とは、ハンガー12において接合する。基板14には太陽電池素子を組込むことが出来る。その場合、カバーの表側生地16と裏側生地17との何れか少なくとも一方の生地を光透過可能にする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内装置品として室内を装飾するために使用されるブラインドに関するものである。
【背景技術】
【0002】
ベネシャンブラインドのスラット(羽根板)の表裏を布帛によって被覆することは公知である(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
ベネシャンブラインドのスラットに太陽電池素子を組込むことは公知である(例えば、特許文献3、4、5、6、7、8、9、10、11、12参照)。
【0004】
そのスラットに組込可能な太陽電池素子は、概して、ベース皮膜とプリント電極とプリント光活性材料とプリント透明電極と透明皮膜とによる厚み500μm前後で重量600g/m2 前後の可撓な積層構造になっている(例えば、特許文献3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2008−285943
【特許文献2】特開平07−004156
【特許文献3】実開昭57−173358
【特許文献4】実開昭59−004653
【特許文献5】特開昭60−242287
【特許文献6】特開平02−308086
【特許文献7】特開2000−223727
【特許文献8】特開2000−340824
【特許文献9】特開2001−082058
【特許文献10】特開2003−201795
【特許文献11】特開2004−027661(特許第3879917号)
【特許文献12】特開2007−113365
【特許文献13】特開平06−350117(特許第3057671号)
【特許文献14】特開平09−018044
【特許文献15】特開平09−051114
【特許文献16】特開平09−092867
【特許文献17】特開平10−233517(特許第3449155号)
【特許文献18】特開2000−294815
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ベネシャンブラインドは、ラダーコード(連結鎖)によって珠子繋ぎになった複数板の各スラットに穿設したガイド孔に挿通した昇降コードによって昇降開閉操作される仕組になっている。
【0007】
そのため、スラットの表裏を布帛によって被覆したベネシャンブラインドでは、その被覆する布帛を取外して洗濯し、或いは、別の布帛に取替えてデザインを一新しようとしても、昇降コードを抜き取ってラダーコードからスラットを取外し、布帛を取替えてから再びラダーコードに装着し、昇降コードを挿通し直さなければならず、その作業が非常に煩雑で、布帛の取外しは事実上不可能視されている。
【0008】
そして、ベネシャンブラインドのスラットは、その両端のそれぞれをラダーコードで戴承する両端支持梁構造になるので、その使用中に両端のラダーコードとラダーコードの間の中間部が折曲がったり撓み易い。
【0009】
そのため、スラットに太陽電池素子を組込むときは、スラットが折曲がって電極が破断し易い。そして、太陽電池素子の電極は、昇降コードを挿通するために穿設されたガイド孔によって断絶されるので、その電極をスラットの端から端まで連続させることは出来ない。加えて、各スラットの太陽電池素子間を接続するリード線は、ラダーコードのように可撓ではなく、スラットを吊上げてベネシャンブラインドを開けると、リード線が輪奈状に突出るので、そのリード線によってベネシャンブラインドの体裁が損なわれる。
【0010】
そこで本発明は、スラットの表裏を取替自在にカバーによって被覆することを第1の目的とする。本発明の第2の目的は、スラットの性能を損なうことなく太陽電池素子をスラットに組込むことにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、レール11を走行する複数個の各ハンガー12にスラット13を吊下げて構成され、スラット13がスラット基板14とその基板14の表裏を被覆するカバー15とから成り、カバー15が表側生地16と裏側生地17が側縁18において連続した袋状カバーとなっているバーチカルブラインドを第1の特徴とする。
【0012】
本発明の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、スラット基板14の上端がハンガー12に取付けられており、カバー15の上端がスラット基板14に接合されている点にある。
【0013】
本発明の第3の特徴は、上記第1の特徴に加えて、カバー15の上端がハンガー12に取付けられている点にある。
【0014】
本発明の第4の特徴は、上記第1の特徴に加えて、スラット基板14の上端とカバー15の上端が、それぞれハンガー12に接合されている点にある。
【0015】
本発明の第5の特徴は、上記第4の特徴に加えて、ハンガー12が、下向きの表側舌片20と裏側舌片21に挟まれた嵌込溝19を有し、その嵌込溝19にスラット基板14の上端が挟込まれており、その嵌込溝19を間に挟んで向き合う表側舌片20と裏側舌片21に、カバー15の表裏の生地16・17の上端が接合されている点にある。
【0016】
本発明の第6の特徴は、上記第5の特徴に加えて、雌雄対応する雄型面ファスナー22と雌型面ファスナー23が、ハンガーの表裏の舌片20・21とカバーの表裏の生地16・17に取付けられており、それらの面ファスナー22・23を介して、ハンガー12にカバー15が係脱自在に接合されている点にある。
【0017】
本発明の第7の特徴は、上記第1と第2と第3と第4と第5と第6の何れかの特徴に加えて、少なくともカバーの表側生地16と裏側生地17との何れか一方の生地が光透過性を有する点にある。
【0018】
本発明の第8の特徴は、上記第7の特徴に加えて、スラット基板14に太陽電池素子が組込まれている点にある。
【0019】
本発明の第9の特徴は、上記第1と第2と第3と第4と第5と第6と第7と第8の何れかの特徴に加えて、少なくともカバーの表裏何れか一方の生地16・17が布帛である点にある。
【発明の効果】
【0020】
本発明のブラインドは、スラット13をハンガー12に垂直に吊下げて構成されるバーチカルブラインドであり、ハンガー12から取外すことで個々のスラット13を個別に取出すことが出来、その各スラット13を個別にカバー15と基板14とに分離することが出来、その際、カバー15が袋状になっているので、カバー15から基板14を抜き出すことで両者を分離することが出来る。
従って、カバー15の洗濯や取替えが自由自在になり、カバー15を洗濯し或いは取替えてブラインドを清潔に保ち、又、ブラインドのデザインを一新することが出来る。
【0021】
基板14とカバー15とは、基板14の上端をハンガー12に接合し、カバー15の上端を基板14に接合して一体化してもよいし、カバー15の上端をハンガー12に接合し、基板14の上端をカバー15に接合して一体化してもよく、又、基板14の上端とカバー15の上端をそれぞれハンガー12に接合して一体化してもよい。
【0022】
そのように、基板14の上端とカバー15の上端を接合して一体化したスラット13は、レール11に吊したまま、カバー15の上端をハンガー12や基板14から外せば、靴下がずれ落ちるように、カバー15は、基板14から滑り落ちて外れる。
カバー15を装着する場合には、そのレール11に吊されたままになっている基板14に靴下を履かせるように、基板14の下端をカバー15の上端の挿入口29に差込み、そのままカバー15を引き上げれば、カバー15が基板14に装着されることになる。
そのカバー15の着脱過程において、基板14はレール11に吊下げられたままになっており、バーチカルブラインドの遮蔽装置としての機能が維持される。
【0023】
雌雄対応する雄型面ファスナー22と雌型面ファスナー23が、ハンガーの表裏の舌片20・21とカバーの表裏の生地16・17に取り付けられており、その面ファスナー22・23を介して、ハンガー12にカバー15が係脱自在に接合されているバーチカルブラインドでは、ワンタッチでカバー15を基板14に着脱することが出来、カバー15の取替作業を効率的に行うことが出来る。
【0024】
ハンガー12が下向きの表側舌片20と裏側舌片21に挟まれた嵌込溝19を有し、その嵌込溝19に基板14の上端が挟込まれているスラット13では、基板14をその幅方向に引っ張るだけでハンガー12から取外すことが出来るので、バーチカルブラインドを効率的に組立てることが出来、又、基板14が傷んだ場合には効率的に取替えることが出来る。
【0025】
カバーの表側生地16と裏側生地17との何れか一方の生地が光透過性を有するスラット13では、その基板14に太陽電池素子を組込む場合でも、その太陽電池素子の機能がカバー15によって損なわれず、バーチカルブラインドを太陽光による発電装置に兼用することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係るスラットの要部斜視図である。
【図2】本発明に係るスラットの要部斜視図である。
【図3】本発明に係るスラットの要部斜視図である。
【図4】本発明に係るバーチカルブラインドの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0027】
カバー15の表側生地16や裏側生地17には、プラスチックフイルム、天然皮革や人工皮革、合成皮革などの皮革類、織物や編物、不織布等の布帛等を使用することが出来る。スラット基板14には、プラスチック薄板や金属薄板が使用される。
スラット基板14の厚みは、プラスチック薄板では0.3〜1.0mmとし、金属薄板では0.1mm〜0.5mmにするとよい。カバー15の表側生地16や裏側生地17の目付けは100g/m2 以下にすることが出来る。
そのように生地16・17が低目付けで目粗(ポーラス)であっても、スラット基板14に補強されるので、スラット13が捩じれるようなことはない。
【0028】
側縁18で表側生地16と裏側生地17を連続させるためには、それら両者の側縁同士を高周波や超音波によって融着縫合し、或いは、縫糸によってミシン縫合する。
表側生地16と裏側生地17がプラスチックフイルムであれば、それらを押出・ブロー成型機によって袋状ないし筒状に一体的に射出・吹出成形し、表側生地16と裏側生地17を側縁18において連続させることが出来る。
表側生地16と裏側生地17が織編布帛であれば、丸編機や円形織機によって筒状に織編成し、或いは、ダブルラッシェル経編機や平織機によって袋状に織編成し、表側生地16と裏側生地17を側縁18において連続させることが出来る。
【0029】
表側生地16と裏側生地17を袋状に織編成する場合において、その一方を光透過性生地とし、他方を非光透過性の遮蔽性生地とするためには、ダブルラッシェル経編機や平織機によって表側生地16と裏側生地17を上下・表裏二重に織編成しつつ、両者の側縁18を連結糸によって連結すればよく、その際、表側生地16と裏側生地17の織編規格を変えて一方をポーラスなメッシュ生地とし、或いは、抜蝕捺染によって一方をポーラスなメッシュ生地にすることが出来る。
【0030】
表側生地16と裏側生地17には、ジヤカード装置によって織編組織による絵柄を描出することが出来、又、スクリーン捺染やインクジェット捺染によって絵柄を描出することも出来る。
【0031】
レール11には、スライダー25の走行する走行溝26を有するC字形断面形状のチャネル型レールが使用され、その走行溝26に係合して走行するスライダー25のリング32にハンガー12のフック33が引っ掛けられる。
リング32やフック33を除外し、スライダー25とハンガー12とを一体的に構成することも出来る。
レール11に吊下げられる複数板の隣合うスラット13・13には、それらの上端と上端を連鎖する上側連結鎖27、および、下端と下端を連鎖する下側連結鎖28を取付けることも出来る。
【0032】
図1は、カバー15の表側生地16と裏側生地17およびスラット基板14のそれぞれにハンガー12a・12b・12cが取付けられているスラット13を図示しており、それらのハンガーのフック33a・33b・33cを同じスライダー25のリング32に引っ掛けることで、カバー15とスラット基板14が一体化したスラット13を構成することになる。表側生地と裏側生地とは側縁において連続した袋状カバーとなっている。
【0033】
図2は、スラット基板14の上端がハンガー12に取付けられているスラット13を図示しており、カバー15の上端がスラット基板14に接合されている。
【0034】
図3は、カバー15の上端がハンガー12に取付けられているスラット13を図示している。
カバー15は、表側生地16と裏側生地17の左右の側縁18が連続して袋状に構成されており、その裏側生地17の上端がハンガー12に取付けられており、表側生地16の上端と裏側生地17の上端の間の差込口34からスラット基板14が袋状カバー15に差し込まれている。その差し込まれたスラット基板14の上端は、裏側生地17の上端に接合されている。
【0035】
図4は、スラット基板14の上端とカバー15の上端が、それぞれハンガー12に接合されているバーチカルブラインドを図示する。
ハンガー12は、下向きの表側舌片20と裏側舌片21に挟まれた嵌込溝19を有し、その嵌込溝19にスラット基板14の上端が挟込まれており、その嵌込溝19を間に挟んで向き合う表側舌片20と裏側舌片21に、カバー15の表裏の生地16・17の上端が接合されている。
ハンガーの表裏の舌片20・21とカバーの表裏の生地16・17には雌雄対応する雄型面ファスナー22と雌型面ファスナー23が取付けられており、それらの面ファスナー22・23を介して、ハンガー12にカバー15が係脱自在に接合されている。
レール11には、スライダー25の走行する走行溝26を有するC字形断面形状のチャネル型レールが使用され、その走行溝26に係合して走行するスライダー25のリング32にハンガー12のフック33が引っ掛けられている。
レール11に吊下げられる複数板の隣合うスラット13・13には、それらの上端と上端を連鎖する上側連結鎖27、および、下端と下端を連鎖する下側連結鎖28が取付けられている。
カバー15の下端には重り24が取り付けられる。
【0036】
図4に図示するバーチカルブラインドでは、スライダー25の走行する走行溝26を有するC字形断面形状のチャネル型レール11が使用され、その走行溝26に係合して走行するスライダー25にハンガー12が係止されているので、スラット13をレール11に沿って移動させて開閉することが出来る。
そして、スライダー25は、レール内に設けられた回転機構により、回転駆動可能であり、又、吊り上げられている全スラット13・13・13………も同時にスラットの軸芯を中心に回転可能である。
【0037】
従って、太陽電池素子の組込まれているスラット13では、刻々と変化する太陽光の入射角度に合わせて全てのスラット13・13・13………の向きを変えることで、その発電量を常に最高の状態に維持することが出来る。
バーチカルブラインドは、太陽光の入射する窓際に吊るされるものであるから、それに太陽電池素子の組込まれていて発電機能を有するとしても、そのことがバーチカルブラインドの遮蔽装置としての本来の機能の妨げになることはない。
【0038】
図4に図示するように、ハンガー12の嵌込溝19に挟み込んだ基板14の上端を係脱自在に係止するためには、スラット13の幅方向に貫通した嵌込孔30をハンガー12に設け、嵌込孔30に嵌込溝19を連続させ、スラット13の幅方向に向けて、係止部材31と共に基板14の上端を嵌込孔30に差し込むとよい。その場合、係止部材31は、折畳んだ基板14の上端によって包み込むことも出来、又、基板14の上端に接着剤やビス等によって接合することも出来る。
【0039】
カバー15の上端をハンガー12に接合するためには、面ファスナー22・23の他に互いに係合するフックやホック等の慣用される係止具を使用することも出来る。
【0040】
太陽電池素子がスラット13に組込まれているバーチカルブラインドでは、太陽電池素子から電流を取出すリード線(電線)に上側連結鎖27を利用することも出来る。
カバー15の下端に重り24が取り付けられているスラット13では、その重り24の重力が作用して基板が伸縮することがなく、従って、スラット基板14に太陽電池素子が組込まれていても、その重り24によって太陽電池素子性能が損なわれることがない。
【産業上の利用可能性】
【0041】
本発明のバーチカルブラインドは、スラット基板14に太陽電池素子を組込むことによって、太陽光による発電装置として使用することが出来る。
その発電装置は、その外観からして一種のバーチカルブラインドであり、室内装飾の妨げにならず、その使用過程で邪魔にもならない。
【0042】
板状を成す太陽電池素子では、それをそのままスラット基板14として使用することも出来、又、プラスチック薄板や金属薄板で補強してスラット基板14として使用することも出来る。
【0043】
カバー15に消臭剤、芳香剤、害虫忌避剤等の機能性化合物を担持させて、本発明のバーチカルブラインドを消臭装置、芳香装置、防虫装置等の機能性装置として使用することも出来、その機能をカバー15を取替えて刷新することも出来る。
【符号の説明】
【0044】
11:レール
12:ハンガー
13:スラット
14:スラット基板
15:カバー
16:表側生地
17:裏側生地
18:側縁
19:嵌込溝
20:表側舌片
21:裏側舌片
22:雄型面ファスナー
23:雌型面ファスナー
24:重り
25:スライダー
26:走行溝
27:上側連結鎖
28:下側連結鎖
29:挿入口
30:嵌込孔
31:係止部材
32:リング
33:フック
34:差込口

【特許請求の範囲】
【請求項1】
レール(11)を走行する複数個の各ハンガー(12)にスラット(13)を吊下げて構成され、スラット(13)がスラット基板(14)とその基板(14)の表裏を被覆するカバー(15)とから成り、カバー(15)が表側生地(16)と裏側生地(17)が側縁(18)において連続した袋状カバーとなっているバーチカルブラインド。
【請求項2】
スラット基板(14)の上端がハンガー(12)に取付けられており、カバー(15)の上端がスラット基板(14)に接合されている前掲請求項1に記載のバーチカルブラインド。
【請求項3】
カバー(15)の上端がハンガー(12)に取付けられている前掲請求項1に記載のバーチカルブラインド。
【請求項4】
スラット基板(14)の上端とカバー(15)の上端が、それぞれハンガー(12)に接合されている前掲請求項1に記載のバーチカルブラインド。
【請求項5】
ハンガー(12)が、下向きの表側舌片(20)と裏側舌片(21)に挟まれた嵌込溝(19)を有し、その嵌込溝(19)にスラット基板(14)の上端が挟込まれており、その嵌込溝(19)を間に挟んで向き合う表側舌片(20)と裏側舌片(21)に、カバー(15)の表裏の生地(16・17)の上端が接合されている前掲請求項4に記載のバーチカルブラインド。
【請求項6】
雌雄対応する雄型面ファスナー(22)と雌型面ファスナー(23)が、ハンガーの表裏の舌片(20・21)とカバーの表裏の生地(16・17)に取付けられており、それらの面ファスナー(22・23)を介して、ハンガー(12)にカバー(15)が係脱自在に接合されている前掲請求項5に記載のバーチカルブラインド。
【請求項7】
少なくともカバーの表側生地(16)と裏側生地(17)との何れか一方の生地が光透過性を有する前掲請求項1〜6の何れかに記載のバーチカルブラインド。
【請求項8】
スラット基板(14)に太陽電池素子が組込まれている前掲請求項7に記載のバーチカルブラインド。
【請求項9】
少なくともカバーの表裏何れか一方の生地(16・17)が布帛である前掲請求項1〜8の何れかに記載のバーチカルブラインド。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2011−17235(P2011−17235A)
【公開日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−164309(P2009−164309)
【出願日】平成21年7月11日(2009.7.11)
【出願人】(000148151)株式会社川島織物セルコン (104)