説明

パイプハウス用シート被装・収納具及びパイプハウスのシート被装・収納方法

【課題】構成が簡単で軽量であるからシート被装作業が容易であるし、パイプ組成体に屋根シートを被装しながら順次係着するので風によって煽られることがなく作業効率に優れており、被装した屋根シートを収納する作業も容易に行うことができるパイプハウス用シート被装具を提供する。
【解決手段】アーチパイプ2Aとセンターパイプ2Bを連結して構成するパイプ組成体2上に屋根シート4を被装するためのパイプハウス用シート被装具11は、屋根シート束4´を搭載する一対のシート移送台12を横方向に連結して構成してある。シート移送台12にはセンターパイプ2Bを挟むようにガイド材16が回動自在に設けてある。屋根シート束4´を地上から被装方向に牽引することにより、シート移送台12が前進して屋根シート4がパイプ組成体2を順次被装する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ビニールハウスとも呼ばれるパイプハウスのパイプ組成体にビニール等の屋根シートを被装し、また被装した屋根シートを収納する作業に用いて好適なパイプハウス用シート被装具及びパイプハウスのシート被装方法に関する。
【背景技術】
【0002】
パイプハウスはパイプ組成体と、その上に被装する塩化ビニール等の屋根シートと、パイプ組成体の側面を覆うサイドシートとから構成してあり、屋根シートをパイプ組成体に被装する場合、従来はパイプ組成体の側面一側に引き紐を連結した屋根シートを置き、パイプ組成体上に掛け渡して他側に垂らした引き紐を引くことにより、屋根シートをパイプ組成体上に引揚げて被装する作業を行っていた。
【0003】
しかし、屋根シートを均等に引揚げる作業は困難であるし、重なった屋根シートが水分で付着している場合には大きな力が必要であるため、多くの作業員が必要であるという問題、作業中に屋根シートが風に煽られると人力で押えることは困難で、幾度も作業のやり直しになるという問題がある。また、屋根シートは地面に置いた状態から引揚げるために土、泥が付いて汚れる、屋根シートに擦り傷が付いて裂ける原因になるといった幾多の欠点がある。
【0004】
そこで、作業効率の向上やパイプハウスの大型化に対応すべく、パイプ組成体の前端から後端に向けて屋根シートを順次被装する用具が提案されている。例えば、パイプハウス骨組100の一方の妻面上部に取付けたロールガイド具8と、パイプハウス骨組の屋根の中央部に摺動自在に載置し、屋根を被覆するフィルム20の一端側を取り付ける手段を備えたソリ具10と、パイプハウス骨組100の他方の妻面12上部に取り付けるプーリー具14と、ソリ具10に連結した牽引ロープ16をプーリー具14を介して地上から牽引する牽引手段18とから構成したパイプハウスのフィルム展張用具が提案されている(特許文献1)。
【0005】
また、移動体がビニールハウス上で移動しながら屋根シートをビニールハウス上に展設する方法の用具も提案されている。例えば、天井部4a上で滑動する滑動体26と、天井部4aに沿ってアーチ状に形成し、滑動体26に設けた支持枠体6と、支持枠体6上に設け、ビニールを滑動方向とは反対方向に繰出すビニール繰出し体10とを備え、滑動体26に自走装置を設け、ビニールハウス棟4の天井部上にビニールを伸長・展開しながら天井部を被覆するビニール伸長・展開機1が提案されている(特許文献2)。
【特許文献1】特開平11−113415号公報
【特許文献2】特許第3242036号特許公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、特許文献1に示す技術は、フィルム20の一端側を取り付ける手段を備えたソリ具10を、パイプハウス骨組100の一方の妻面側から他方の妻面に向けて他方の妻面側から牽引手段により牽引するもので、フィルムが濡れている場合には、パイプハウス骨組100上にフィルムを円滑に展張するには困難で大きな牽引力が必要であるし、フィルムが無理な力で裂ける危険がある。また、展張作業中にフィルムを骨組100に順次係着することは出来ないから、風を受けたフィルムが煽られて作業がやり直しになってしまうという欠点がある。
【0007】
また、特許文献2に示す技術は、装置として大掛かりで高価であるし、平坦で固く締まった地盤でないとキャスター車輪30を有する支持枠体6は使用出来ないという問題があり、極めて特殊なパイプハウスでしか使用出来ないものである。また、ビニール5の展張作業中での風による煽りに対応できないという上述した特許文献1の技術と同様の欠点がある。
【0008】
本発明は上述した従来技術の諸問題と欠点に鑑みなされたもので、構成が簡単で軽量であるからシート被装作業が容易であるし、パイプ組成体に屋根シートを被装しながら順次係着するので風によって煽られることがなく作業効率に優れており、しかも被装した屋根シートを収納する作業も容易に行うことができるパイプハウス用シート被装具及びパイプハウスのシート被装方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために構成した本発明の手段は、複数本のアーチパイプをセンターパイプに連結し、地盤に所定の間隔で列設してなるパイプ組成体上に屋根シートを被装するパイプハウス用シート被装具であって、前記パイプ組成体上を移動可能なシート搭載部と、該シート搭載部の前端側に形成したシート受け部とからなり、該シート搭載部に搭載した屋根シート束を地上から被装方向に牽引することにより該シート受け部が押動されることで移動する一対のシート移送台を、前記センターパイプの両側に位置するように横方向に連結し、該各シート移送台の対向する側縁に、前記センターパイプに当接し、かつ前記アーチパイプを乗り越え可能なガイド材を設けたものからなる。
【0010】
そして、前記シート移送台は、前記パイプ組成体上を前後方向に移動可能に構成するとよい。
【0011】
また、前記シート移送台の下面に、前記パイプ組成体上を摺動するランナーを設けた構成にするとよい。
【0012】
更に、前記ランナーは、前記シート移送台に対して前後の向を転換可能に設けるとよい。
【0013】
また、前記一対のシート移送台は、互いに上下方向に揺動自在なように連結するとよい。
【0014】
更にまた、前記シート移送台は、後端側に後方引き索を設けた構成にするとよい。
【0015】
また、請求項7に係る本発明を構成するパイプハウスのシート被装方法は、パイプ組成体上を移動可能なパイプハウス用シート被装具に屋根シートを搭載し、該屋根シートの基端側を前記パイプ組成体の一側端に係着した状態で、該屋根シートを地上から被装方向に向けて牽引することにより、前記パイプハウス用シート被装具を移動させつつ該屋根シートを前記パイプ組成体上に順次被装し、被装した屋根シートは前記パイプ組成体に順次係着するようにしたことにある。
【発明の効果】
【0016】
本発明は上述の如く構成したから、下記の諸効果を奏する。
(1)パイプハウス用シート被装具を構成するシート移送台は縦断面略倒置J字状の簡単な構成からなり、極めて軽量であるから取扱いが容易で作業性に優れているし、故障も無く耐久性に優れている。
(2)シート移送台は、パイプ組成体上を前後方向に移動可能に構成したから、屋根シートの被装と収納を1台で行うことができる。
(3)シート移送台の下面にパイプ組成体上を摺動するランナーを設けたから、アーチパイプのスパンが広い場合にも、シート移送台の長さは変えずに、長さのあるランナーに交換するだけでシート移送台を使用することができる。
(4)ランナーはシート移送台に対して前後の向を転換可能に設けることにより、シート移送台は屋根シートの被装にも収納にも用いることができる。
(5)一対のシート移送台は、互いに上下方向に揺動自在に連結してあるから、アーチパイプの傾斜角度や湾曲率が異なるパイプ組成体にも搭載して使用することができる。
(6)シート移送台は後端側に設けた後方引き索を地上から牽引することで、シート移送台を後退させながらパイプ組成体に被装してある屋根シートを容易に収納することができる。
(7)パイプハウス用シート被装具に搭載した屋根シートは、その基端側をパイプ組成体の一側端に係着し、他側端に向けてパイプハウス用シート被装具を移動させながらパイプ組成体上に順次被装し、被装した屋根シートはパイプ組成体に順次係着するから、風によって屋根シートが煽られることなく効率よく屋根シートの被装作業を行うことが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。先ず、パイプハウス1はパイプ組成体2と、該パイプ組成体2の腰高部分を覆うサイドシート3と、パイプ組成体2の屋根部分を覆う例えば塩化ビニール製の屋根シート4とから構成してある。ここで、該パイプ組成体2は、図2に示すように地面Gに所定の間隔で立設する多数本のアーチパイプ2Aと、該アーチパイプ2Aを上端側で連結するセンターパイプ2Bと、アーチパイプ2Aを左右の両側面で連結するサイドパイプ2C、2Cとから構成してあり、パイプ組成体2を組上げたら、先ずサイドシート3によりパイプ組成体2の腰高部分を覆う。
【0018】
11は、前記パイプ組成体2上に屋根シート4を被装するパイプハウス用シート被装具(以下、シート被装具11と称する。)を示す。12、12は該シート被装具11を構成する一対のシート移送台で、該各シート移送台12はパイプ組成体2上を移動する平板状のシート搭載部12Aと、該シート搭載部12Aの先端から上方に湾曲状に突出するシート受け部12Bを合成樹脂材によって縦断面略倒置J字状に一体に成形したものからなり、シート搭載部12Aに屋根シート4を蛇行状に折畳んで積層した屋根シート束4´を搭載するようになっている。
【0019】
そして、シート搭載部12Aには軽量化のための複数の抜き穴12Cを形成し、後端側に後索連結穴12Dを、シート搭載部12Aからシート受け部12Bに続く部位の外側寄りの位置に前索連結穴12Eを夫々形成してある。
【0020】
13、13は各シート搭載部12Aの下面に設けた一対のランナーで、該各ランナー13は棒鋼の先端側13Aを上向き湾曲状に形成したものからなる。各ランナー13は、シート搭載部12Aの下面に設けた取付け部材14に着脱可能に設けることにより、進行方向に応じて先端側13Aの向きを逆向きに変更可能になっている。
【0021】
15、15は前記一対のシート移送台12、12を横方向に連結する一対のヒンジを示す。該各ヒンジ15は両シート移送台12、12の対向縁に夫々設けた筒状の各一対の継手と、同一軸線に衝合させた継手に挿装したピンとによって、公知のヒンジと同様に構成してあり、一対のシート移送台12、12はヒンジ15を中心に上下方向に揺動可能に連結してある。なお、ヒンジ15に代えて、ゴム、合成樹脂材などで成形した1以上の可撓性連結片で一対のシート移送台12、12を連結してもよいものである。
【0022】
16は各シート移送台12の対向縁に設けた棒状のガイド材で、該ガイド材16は上端側をシート移送台12に固着したブラケット16Aに軸着することで前後方向に回動自在になっている。
【0023】
17はシート被装具11をパイプ組成体2の後方に向けて移動させるための後方引き索で、該後方引き索17は各シート移送台12に設けた後索連結穴12Dに挿通して係着してある。18は各シート移送台12の前紐連結穴12Eに連結した前方引き索で、該前方引き索18は屋根シート束4´の重量がある場合や、シート移送台12の動きが悪い場合に前方に移動させる補助として使用する。
【0024】
本実施の形態は上述の構成からなるが、次にその作動について説明する。先ず、パイプ組成体2の前側端上に一対のシート移送台12、12を乗せ、センターパイプ2Bを中心にしてその両側にシート移送台12A、12Aを配置してヒンジ15で連結する。これにより、一対のガイド材16、16はセンターパイプ2Bを緩やかに挟んだ状態になり、シート被装具11がアーチパイプ2Aを中心にして左右にぶれることなく直進移動するのを確保し、またシート移送台12がアーチパイプ2Aから横方向に滑落する事態を防止している。
【0025】
次に、シート被装具11上に屋根シート束4´を搭載してその両端側4´A、4´Aをパイプ組成体2の両側に垂らした状態にし(図1参照)、屋根シート4の長手方向一側端部4Bをパイプ組成体2のアーチパイプ2Aに公知のクリップ19、19、・・で係着する。しかる後、屋根シート束4´の両端側4´Aを作業員が地上から矢示イ方向の被装方向に引くと、屋根シート束4´によってシート受け部12Bが押動されてシート移送台12、12が前進し、逆に屋根シート4は矢示ロ方向の後方に順次繰り出されることでパイプ組成体2上に展開することができる。
【0026】
シート被装具11は、一対のシート移送台12、12に設けたガイド材16がセンターパイプ2Bを緩やかに挟んだ状態にしてあるから、パイプ組成体2上で横方向に滑落することなく略中心位置を維持しながら前進することで、屋根シート4を左右略均等に被装することができる。そして、ガイド材16はシート移送台12に回動可能に設けてあるから、移動中にアーチパイプ2Aに当る度に回動することで容易に乗り越えることができ(図7参照)、シート被装具11は円滑に前進し、また収納時には後退することができる。
【0027】
このようにして、パイプ組成体2上に屋根シート4を被装しながら、適宜の間隔で屋根シート4をクリップ19、19、・・によりアーチパイプ2Aとサイドパイプ2Cに係着する。また、隣接するアーチパイプ2A、2Aの間に、屋根シート4の上からゴム製のハウスバンド20をパイプ組成体2の両側に掛けて張設することにより、屋根シート4をパイプ組成体2に強固に被装することができ、風に煽られる事態を確実に防止することができる。シート移送台12は、パイプ組成体2の他側端に到達したら地上に降ろし、屋根シート4の他側端部をアーチパイプ2Aとサイドパイプ2Bにクリップ19で係着することで、屋根シート4の被装作業は終了する。
【0028】
上記とは逆に、パイプ組成体2に被装してパイプハウスを構成している屋根シート4を収納する場合は、シート移送台12に設けてあるランナー13、13の前後の向きを変え、パイプ組成体2の後端側に乗せて屋根シート4の他側端部をシート搭載部12Aに乗せる。この状態から、後方引き索17を引いてシート移送台12を矢示ロ方向に摺動させ、屋根シート4の下側に恰も潜り込ませるように移動させることにより、屋根シート4をシート受け部12Bで受け止めることでシート搭載部12Aに円滑に収納することができる。
【0029】
このように、屋根シート4の被装作業と収納作業のいずれも、屋根シート4を地盤Gに接することなく行うから、屋根シート4が汚れることが無いし、擦り傷等が付いて亀裂するといった事態を解消できる。また、被装作業中に屋根シート4はパイプ組成体2にクリップ19により順次固定し、ハウスバンド19によって屋根シート4をパイプ組成体2に順次締着する作業を進めることにより、作業中に屋根シート4が風に煽られて作業をやり直すといった作業の無駄を解消することができる。
【0030】
次に、本実施の形態の変形例を図9に示す。図において、21はシート被装具、22、22は該シート被装具21を構成する一対のシート移送台で、該各シート移送台22は下面22Aが摺動面になり、パイプ組成体2上を移動する平板状のシート搭載部22Aと、該シート搭載部22Aの先端から上方に湾曲状に突出するシート受け部22Bと、シート搭載部22Aの後端側を上方に若干湾曲させた後進誘導部22Cを合成樹脂材によって縦断面略倒置J字状に一体に成形してある。そして、シート搭載部22Aに屋根シート4を蛇行状に折畳んで積層した屋根シート束4´を搭載して屋根シート4を被装し、収納する後進時にはシート搭載部22Aに連結した後方引き索17で矢示ハ方向に牽引するようにしてある。
【0031】
シート被装具21は上述の構成からなり、屋根シート4を被装し、収納する使用方法は前述したシート被装具11と異なるところはないが、シート移送台22自体がパイプ組成体2上で摺動し、シート移送台22にランナー13は設けない構成にしたから、構成が更に簡潔になるし、ランナー13の方向転換の手間を無くすことができる。
【0032】
なお、本実施の形態では一対のシート移送台12、12によってシート被装具11を構成するものとして説明したが、4台のシート移送台12、12、・・を横方向に連結して構成してもよいし、下面がパイプ組成体2の屋根部頂上に沿った形状に形成した中央シート移送台の両側に、シート移送台12、12を連結した構成にすることも本発明思想に包含されるものである。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施の形態に係るシート被装具の使用状態を説明する正面図である。
【図2】シート被装具の使用状態を説明する側面図である。
【図3】シート被装具の部分正面図である。
【図4】シート被装具の左側面図である。
【図5】シート被装具の外観斜視図である。
【図6】シート被装具をパイプ組成体上に載置した状態の平面図である。
【図7】ガイド材がアーチパイプを乗り越える状態の説明図である。
【図8】ランナーを逆付けしたシート被装具によって屋根シートを収納する状態の説明図である。
【図9】変形例に係るシート被装具の側面図である。
【符号の説明】
【0034】
2 パイプ組成体
2A アーチパイプ
2B センターパイプ
4 屋根シート
4´ 屋根シート束
11、21 パイプハウス用シート被装具
12、22 シート移送台
12A シート搭載部
12B シート受け部
13 ランナー
15 ヒンジ
16 ガイド材
17 後方引き索

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数本のアーチパイプをセンターパイプに連結し、地盤に所定の間隔で列設してなるパイプ組成体上に屋根シートを被装するパイプハウス用シート被装具であって、前記パイプ組成体上を移動可能なシート搭載部と、該シート搭載部の前端側に形成したシート受け部とからなり、該シート搭載部に搭載した屋根シート束を地上から被装方向に牽引することにより該シート受け部が押動されることで移動する一対のシート移送台を、前記センターパイプの両側に位置するように横方向に連結し、該各シート移送台の対向する側縁に、前記センターパイプに当接し、かつ前記アーチパイプを乗り越え可能なガイド材を設けてなるパイプハウス用シート被装具。
【請求項2】
前記シート移送台は、前記パイプ組成体上を前後方向に移動可能に構成してあることを特徴とする請求項1記載のパイプハウス用シート被装具。
【請求項3】
前記シート移送台の下面に、前記パイプ組成体上を摺動するランナーを設けてあることを特徴とする請求項1記載のパイプハウス用シート被装具。
【請求項4】
前記ランナーは、前記シート移送台に対して前後の向を転換可能に設けてあることを特徴とする請求項3記載のパイプハウス用シート被装具。
【請求項5】
前記一対のシート移送台は、互いに上下方向に揺動自在なように連結してあることを特徴とする請求項1記載のパイプハウス用シート被装具。
【請求項6】
前記シート移送台は、後端側に後方引き索を設けてあることを特徴とする請求項1記載のパイプハウス用シート被装具。
【請求項7】
パイプ組成体上を移動可能なパイプハウス用シート被装具に屋根シートを搭載し、該屋根シートの基端側を前記パイプ組成体の一側端に係着した状態で、該屋根シートを地上から被装方向に向けて牽引することにより、前記パイプハウス用シート被装具を移動させつつ該屋根シートを前記パイプ組成体上に順次被装し、被装した屋根シートは該パイプ組成体に順次係着するようにしたパイプハウスのシート被装方法。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2010−178632(P2010−178632A)
【公開日】平成22年8月19日(2010.8.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−22465(P2009−22465)
【出願日】平成21年2月3日(2009.2.3)
【特許番号】特許第4457367号(P4457367)
【特許公報発行日】平成22年4月28日(2010.4.28)
【出願人】(509034649)
【Fターム(参考)】