説明

パチンコ機

【課題】 遊技者の仕様への興味をより高める。
【解決手段】 遊技仕様を決定するための画面が表示されると、1〜10の乱数を発生させ、発生させた乱数を遊技仕様番号とし、遊技仕様番号が1である旨を表示する。そして、表示仕様番号1の仕様をROM102から取り出し、取り出した仕様に基づき確率等を設定する。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技仕様を変更可能なパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】遊技盤に設けた始動入賞口に遊技球が入賞する度に、特別図柄表示装置における複数の特別図柄の可変表示の開始と停止が行われ、いわゆる大当たり(以下、特賞という)の可能性のある表示態様、例えば、「1,1,−」、「2,2,−」、「3,3,−」等のリーチの図柄態様に応じて、リーチ表示態様に変換される。ここで、特賞とは、ある状態(第1状態)から、遊技者へ所定の遊技価値を付与する有利な状態(第2状態)への状態遷移をいう。
【0003】そして、有効図柄が、例えば、「1,1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」等の特賞を報知する表示態様になると、遊技者へ所定の遊技価値を付与する有利な状態である第2状態になり、例えば、大入賞口の開放が行われることになる。
【0004】この特賞が発生すると、上記第2状態が終了してから次の特賞までの特賞確率を、通常確率からより高い所定の高確率に確変されることもある。また、特別図柄表示装置における複数の特別図柄の可変表示時間が短縮される変動時間短縮(時短)が行われることもある。
【0005】そこで、遊技者は特賞が発生しこれに付随して確変が発生し時短が発生するという期待感のみを持ち続けることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源が投入された直後の遊技仕様(例えば、確率と、確変図柄割合と、特別図柄および普通図柄に対する確変形態と、確変継続回数と、時短継続回数等)は予め定められたもので、特賞が一度でも発生しない限り変化することがないから、初回の特賞が発生するまでの時間が長くなるほど、次第に遊技の興奮度、面白み、遊技意欲が失われることになり、遊技者の中には、一度も特賞にならずに遊技を放棄するものもあった。
【0007】本発明の目的は、上記のような問題点を解決し、遊技者の仕様への興味をより高めることができるパチンコ機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、遊技仕様番号と遊技仕様とを関係付けをしてストアしたストア手段と、電源投入直後に乱数を発生させる乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生された乱数を遊技仕様番号として報知する遊技仕様番号報知手段と、該乱数発生手段により発生された乱数値を遊技仕様番号とする仕様を前記ストア手段から取り出す取出手段と、該取出手段により取り出された仕様を設定する設定手段と、該設定手段により設定された仕様を報知する仕様報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】請求項1において、乱数発生手段は、特賞発生時点から将来において、決定された仕様中で最も遅く終了するものが終了した時点でも乱数を発生することができる。
【0010】請求項1において、遊技仕様番号報知手段は、遊技仕様番号を演出により報知することができる。
【0011】請求項4の発明は、最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数の組み合わせを表す複数の特定図柄の停止表示態様と、該特定図柄にそれぞれ表された最高ラウンド回数および確変継続可能最高回数とを関係付けをしてストアしたストア手段と、停止表示態様が前記特定図柄の停止表示態様である場合に、当該停止表示態様に対応する最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数を、前記ストア手段から取り出す取出手段と、該取出手段により取り出された最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数を設定する設定手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項4において、最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数の乗算値が一定とすることができる。
【0013】請求項6の発明は、電源が投入された場合に、所定時間間隔の間に普通図柄作動ゲートを通過した遊技球の個数を計数する計数手段と、該計数手段より計数された個数に相当する回数だけ乱数を発生する乱数発生手段と、乱数発生手段により発生された乱数値に対応する図柄を確変図柄として決定する決定手段と、該決定手段により決定された確変図柄を報知する報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、遊技仕様番号と遊技仕様とを関係付けをしてストアしたストア手段と、特別図柄の停止表示態様が所定の停止表示態様になった場合に乱数を発生させる乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生された乱数を遊技仕様番号として報知する遊技仕様番号報知手段と、該乱数発生手段により発生された乱数値を遊技仕様番号とする仕様を前記ストア手段から取り出す取出手段と、該取出手段により取り出された仕様を設定する設定手段と、該設定手段により設定された仕様を報知する仕様報知手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
<第1の実施の形態>図1は本発明の第1の実施の形態を示す。これはパチンコ機の例であり、遊技盤の正面図を図2に示す。
【0016】図2において、1は特別図柄表示装置であり、確変の継続を報知するための領域において確変の継続を報知し、特別図柄を表示するための領域において特別図柄を可変表示するためのものである。2は始動入賞口であり、普通電動役物としても機能するものである。3は大入賞口であり、開閉扉303の開放中に継続入賞領域304が形成されるようになっている。6は普通図柄始動ゲートである。7は装飾表示用のランプ表示装置である。8はアウト口であり、入賞されない遊技球を排出するためのものである。5は普通図柄表示装置であって、7セグメントLEDを有し、普通図柄の可変表示遊技を行なうためのものである。
【0017】図1において、10は主制御部であり、CPU(central processing unit)101と、ROM(read only memory)102と、RAM(random access memory)103とを有する。
【0018】ROM102は本パチンコ機の遊技に関して統括的な制御を行うための制御プログラムがストアしてあり、特別図柄のデータがストアしてある。ROM102には、10個の遊技仕様(確率と、確変図柄割合と、特別図柄および普通図柄に対する確変形態と、確変継続回数と、時短継続回数、リミッタ、最高ラウンド数等)と、1〜10の遊技仕様番号とを対応させてストアしてある。
【0019】CPU101はROM102の制御プログラムに従って本パチンコ機の各部を制御するとともに、0〜299の乱数、0〜15の乱数を発生させ、始動入賞口2への入賞数、所定時間間隔における普通図柄作動ゲート6を通過する遊技球の個数を計数し、特賞情報や不正情報等の情報をホール管理用として供給し、特賞情報等の表示用データを特別図柄表示制御部40(図1)に供給するものである。RAM103はCPU101の作業領域として用いられている。
【0020】20は特別図柄始動スイッチであって、始動入賞口2に設けてある。40は特別図柄表示制御部であり、特別図柄始動スイッチが遊技球により作動されたとき、特別図柄表示装置1を駆動制御して、特別図柄を表示するための領域において、図4に示すように、第1ないし第3特別図柄と、第4特別図柄としての確変継続可能回数決定図柄とを可変表示させるとともに、遊技に関連する表示を制御するものである。
【0021】30は普通図柄始動スイッチであり、普通図柄作動ゲート6に設けてある。50は普通図柄表示制御部であり、普通図柄始動スイッチ30が遊技球により作動されたとき、普通図柄表示装置5を駆動制御して普通図柄の可変表示を行なうものである。
【0022】60はランプ制御部であり、リーチ、特賞時等に演出効果をあげるためランプ表示装置7の点灯/消灯を制御するものである。70は効果音制御部であり、リーチ、特賞時等に演出効果をあげるため、効果音発生装置71を制御して遊技に関連する音響を出力するものである。
【0023】80は賞球払出制御部であり、賞球払出装置81を制御して、賞球の払い出しを制御するものである。90は球発射制御部であり、球発射装置91を制御して遊技球の遊技盤への発射を制御するものである。
【0024】次に、動作を説明する。遊技領域に打ち込まれた遊技球が普通図柄作動ゲート6中を通過して、普通図柄始動スイッチ30により検出されると、普通図柄表示制御部50により普通図柄表示装置5が制御され普通図柄の可変表示遊技が行われる。この普通図柄の可変表示遊技は普通図柄表示装置5の表示部に数字等を変動表示し、所定時間経過後に変動表示を停止させる遊技であり、停止表示により当たりか否かが決定される。
【0025】この普通図柄の可変表示遊技中に、遊技球が普通図柄作動ゲート6を通過して普通図柄始動スイッチ30により検出されると、検出回数がRAM103にストアされ、このストアされた検出回数分だけ普通図柄の可変表示遊技が順に実行されることになる。そして、当たりの停止表示態様が例えば7である場合、すなわち、普通図柄の当たりの場合、始動入賞口2が所定時間開放され、遊技球が始動入賞口2に入賞しやすくなり、特別図柄の可変表示遊技の始動が容易になる。
【0026】他方で、遊技領域中に打ち込まれた遊技球が、始動入賞口2に入賞して、特別図柄始動スイッチ20により検知されると、その度に、特別図柄始動表示器が1つづつ順に点灯され、特別図柄始動表示遊技の未処理となっている回数がRAM103にストアされ、その回数分だけ特別図柄表示制御部40により特別図柄表示装置1が駆動制御され可変表示が順次に行われる。そして、その可変表示が終了する度に、RAM103の未処理になっている回数がデクリメントされ、特別図柄始動表示器が1つづつ順に消灯される。
【0027】特別図柄の可変表示遊技において、左、中、右の図柄が順に停止される過程において、特賞を発生させる可能性のある停止表示態様、例えば、「1,1,−」、「2,2−」、「3,3,−」等になった場合、すなわち、リーチの態様になった場合、リーチ表示態様に変換される。
【0028】そして、その停止図柄が特賞を発生させる特別停止表示態様、例えば、「1,1,1」、「2,2,2」、「3,3,3」等のぞろめになった場合、特賞と呼ばれる特別遊技状態になる。この特別遊技状態は、大入賞口3の開閉扉303が所定時間開放されては閉じるサイクルを、遊技球が大入賞口3中の継続入賞領域304の大入賞口スイッチにより検知される限り、例えば,16サイクル継続する。ただし、各サイクルは大入賞口3に遊技球が所定個数、例えば、10個入賞したとき終了する。
【0029】次に、遊技仕様を説明する。遊技仕様としては、特賞確率、確変図柄の割合、確変形態、リミッタ、最高ラウンド回数、時短等がある。
【0030】特賞確率とは、特賞の発生確率である。
【0031】確変図柄の割合とは、確率変動図柄が発生する割合である。
【0032】確変形態とは、確率変動を行う場合の形態であり、形態としては、特図2回ループ、特図普図2回ループ等がある。特図2回ループとは、確率変動の重複発生を2回だけ許可するものである。特図普図2回ループとは、確率変動の重複発生を許可するとともに、普図の確率変動の重複発生を2回だけ許可するものである。ここで、特図とは特別図柄のことであり、普図とは普通図柄のことである。
【0033】リミッタとは、確率変動中に発生する特賞の最高回数(確変が発生する初回の特賞も含む)を規制する値である。例えば、5回リミッタとは、特賞の最高回数を5回に規制するものである。
【0034】最高ラウンド回数とは、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが所定時間(または、最大で10個入賞するまでの間)開放される特別遊技の最高ラウンド回数である。
【0035】時短とは、特別図柄の変動時間を通常より短い変動時間に設定変更することである。この時短は確変終了後次回の特賞まで時短といわれることもある。
【0036】図3は図1のROM102にストアされる遊技仕様決定プログラムの一例を示すフローチャートである。電源が投入されると、この処理を開始する。遊技仕様を決定するための画面、例えば、図4に示すような画面を表示し、円形標的を図4に矢印で示す方向に回転させる(S301)。ついで、1〜10の乱数を発生させ、発生させた乱数を遊技仕様番号とする(S302)。
【0037】発生された乱数が例えば1である場合には、標的の1の領域に矢が当たるタイミングで矢を放ち、その後、標的の回転を停止させ、標的の1の領域に矢が当たっている状態を表示する(S303)。ついで、遊技仕様番号が1である旨を表示する(S304)。停止した標的と矢の関係の一例を図5に示す。決定された遊技仕様の表示例を図6に示す。
【0038】そして、表示仕様番号1の仕様をROM102から取り出し(S305)、例えば、確率として1/425を設定し、確率図柄割合として5/15を、特別図柄および普通図柄の確変形態として2回ループを、確変継続回数として無制限を、時短として確変が終了してから100回を設定する(S306)。その後、この処理を終了する。
【0039】このような遊技仕様決定は、電源投入直後だけでなく、特賞発生時点から将来において、決定された仕様中で最も遅く終了するものが終了した時点でも行われる。
【0040】<第2の実施の形態>本実施の形態は第1の実施の形態との比較でいえば、遊技仕様の変更方法が異なる。すなわち、第1の実施の形態では、発生された乱数を遊技仕様番号とする遊技内容にしたがって遊技仕様を更新するようにした。
【0041】これに対して、本実施の形態では、図7に示すような特別図柄の可変表示遊技を行い、その停止図柄が「4x20,4x20,4x20」、「8x10,8x10,8x10」、「16x5,16x5,16x5」、「80x1,80x1,80x1」の特定停止表示態様になった場合、特定停止表示態様に従って最高ラウンド回数と確変継続回数を決定するようにした。特定停止表示態様を一般的にNxMで表した場合、Nは最高ラウンド回数を表し、Mは確変継続可能最高回数を表す。
【0042】この特定停止表示態様から、遊技者は更新される最高ラウンド回数と確変継続回数を知ることができる。
【0043】例えば、停止図柄が「4x20,4x20,4x20」であった場合には、最高ラウンド回数として4が、確変継続回数として20が設定され、20回の確変継続が終了した時点で、当該最高ラウンド回数と確変継続回数がクリアされる。
【0044】この特定停止表示態様から、遊技者は更新される最高ラウンド回数と確変継続回数を知ることもできる。
【0045】このように、N×M(=80)が一定であるので、最高ラウンド回数が少なくても確変継続回数が増え、他方、最高ラウンド回数が増えた場合には、確変継続回数が減り、遊技のバリエーションが増えることになる。
【0046】<第3の実施の形態>本実施の形態は第1の実施の形態との比較でいえば、遊技仕様の変更方法が異なる。すなわち、第1の実施の形態では、発生された乱数を遊技仕様番号とする遊技内容にしたがって遊技仕様を変更するようにしたが、本実施の形態では、遊技仕様のうち確変率を変更するようにした。
【0047】図8は第3の実施の形態において図1のROM102にストアされる遊技仕様決定プログラムの一例を示すフローチャートである。電源が投入されると、この処理を開始する。所定時間間隔(例えば、1分間)の間に普通図柄作動ゲート6を通過した遊技球の数を計数し(S801)、得られた計数値が7未満である場合には、得られた計数値を乱数発生回数と決定し、他方、7以上である場合には、7を乱数発生回数と決定する(S802)。よって、例えば、1分間に4つの遊技球が計数された場合には、乱数発生回数は4となり、1分間に9つの遊技球が計数された場合には、乱数発生回数は7となる。
【0048】そして、得られた乱数発生回数だけ乱数を発生させ(S803)、得られた乱数値に対応する図柄を確変図柄として決定する(S804)。ついで、図9に示すような画面を表示し、爆弾901を図9において左右に移動させながら、確変図柄として決定された図柄に爆弾901を投下爆発させる演出を行ない、爆弾が爆発した図柄が確変図柄であることを報知する(S805)。その後、この処理を終了する。
【0049】例えば、乱数が4回発生され、乱数値がそれぞれ9,2,9,13である場合は、爆弾が図9に2,9,13で示すボックスに投下され爆発されるように演出される。そして、爆弾投下爆発の演出が終了すると、画面は図10のような画面に変更され、決定された仕様が表示される。
【0050】<第4の実施の形態>本実施の形態は第1の実施の形態との比較でいえば、遊技仕様の変更のタイミングが異なる。すなわち、第1の実施の形態では、遊技仕様変更を、電源投入直後と、特賞発生時点から将来において、決定された仕様中で最も遅く終了するものが終了した時点にも行うようにした。
【0051】これに対して、本実施の形態では、図11に示すような特別図柄の可変表示遊技を行い、その停止図柄が「ラッキ,ラッキ,ラッキ」の特定停止表示態様になった場合に、遊技仕様変更を可能とした。遊技仕様変更は例えば第1の実施の形態と同様にして行なうことができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、上記のように構成したので、遊技者の仕様への興味をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図である。
【図2】図1のパチンコ機の遊技盤の一例を示す正面図である。
【図3】図3は図1のROM102にストアされる遊技仕様決定プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図4】遊技仕様決定時に表示される画面の一例を示す図である。
【図5】遊技仕様決定時に表示される画面の一例を示す図である。
【図6】決定された仕様の説明を示す画面の一例を示す図である。
【図7】第2の実施の形態における特別図柄の一例を示す図である。
【図8】第3の実施の形態において図1のROM102にストアされる遊技仕様決定プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図9】遊技仕様決定方法を説明するための説明図である。
【図10】遊技仕様決定時に表示される画面の一例を示す図である。
【図11】第4の実施の形態における特別図柄の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 特別図柄表示装置
2 始動入賞口
3 大入賞口
5 普通図柄表示装置
6 普通図柄始動ゲート
7 ランプ表示装置
8 アウト口
10 主制御部
20 特別図柄始動スイッチ
30 普通図柄始動スイッチ
40 特別図柄表示制御部
60 ランプ制御部
70 効果音制御部
71 効果音発生装置
80 賞球払出制御部
81 賞球払出装置
90 球発射制御部
91 球発射装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
303 開閉扉
304 継続入賞領域

【特許請求の範囲】
【請求項1】 遊技仕様番号と遊技仕様とを関係付けをしてストアしたストア手段と、電源投入直後に乱数を発生させる乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生された乱数を遊技仕様番号として報知する遊技仕様番号報知手段と、該乱数発生手段により発生された乱数値を遊技仕様番号とする仕様を前記ストア手段から取り出す取出手段と、該取出手段により取り出された仕様を設定する設定手段と、該設定手段により設定された仕様を報知する仕様報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
【請求項2】 請求項1において、前記乱数発生手段は、特賞発生時点から将来において、決定された仕様中で最も遅く終了するものが終了した時点でも乱数を発生することを特徴とするパチンコ機。
【請求項3】 請求項1において、前記遊技仕様番号報知手段は、遊技仕様番号を演出により報知することを特徴とするパチンコ機。
【請求項4】 最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数の組み合わせを表す複数の特定図柄の停止表示態様と、該特定図柄にそれぞれ表された最高ラウンド回数および確変継続可能最高回数とを関係付けをしてストアしたストア手段と、停止表示態様が前記特定図柄の停止表示態様である場合に、当該停止表示態様に対応する最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数を、前記ストア手段から取り出す取出手段と、該取出手段により取り出された最高ラウンド回数と確変継続可能最高回数を設定する設定手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
【請求項5】 請求項4において、前記最高ラウンド回数と前記確変継続可能最高回数の乗算値が一定であることを特徴とするパチンコ機。
【請求項6】 電源が投入された場合に、所定時間間隔の間に普通図柄作動ゲートを通過した遊技球の個数を計数する計数手段と、該計数手段より計数された個数に相当する回数だけ乱数を発生する乱数発生手段と、乱数発生手段により発生された乱数値に対応する図柄を確変図柄として決定する決定手段と、該決定手段により決定された確変図柄を報知する報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。
【請求項7】 遊技仕様番号と遊技仕様とを関係付けをしてストアしたストア手段と、特別図柄の停止表示態様が所定の停止表示態様になった場合に乱数を発生させる乱数発生手段と、該乱数発生手段により発生された乱数を遊技仕様番号として報知する遊技仕様番号報知手段と、該乱数発生手段により発生された乱数値を遊技仕様番号とする仕様を前記ストア手段から取り出す取出手段と、該取出手段により取り出された仕様を設定する設定手段と、該設定手段により設定された仕様を報知する仕様報知手段とを備えたことを特徴とするパチンコ機。

【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図3】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2002−210153(P2002−210153A)
【公開日】平成14年7月30日(2002.7.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2001−13614(P2001−13614)
【出願日】平成13年1月22日(2001.1.22)
【出願人】(000154679)株式会社平和 (1,976)
【Fターム(参考)】