説明

パネル式外壁構造における階間水切り板の取付け構造

【課題】しっかりとした取付け状態を形成することができ、しかも、取付けを無ネジで容易に行っていくことができる階間水切り板の取付け構造を提供する。
【解決手段】階間水切り板4の上端部は、階上外壁パネル3の防水断熱板7の背後に配置され、階間水切り板4の下端部4aは、該下端部を、階下外壁パネル2の通気層6に差し込まれる差込み部とし、該下端部4aには、差込み状態で階下外壁パネル2の防水断熱板7の上端部に支承される支承部9が付属して設けられ、該下端部4aが階下外壁パネル2の通気層6に差し込まれると共に、支承部9が階下外壁パネル2の防水断熱板7の上端部に支承された状態にされることにより、無ネジで、階下外壁パネル2に保持されるようになされている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル式外壁構造における階間水切り板の取付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
階間水切り板の取付け構造として、その上端部を階上外壁パネルの外装面材の背面側に差し込み、下端部をネジで固定して取り付けるようにしたものは、従来より提供されている。
【特許文献1】特開2003−253771号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、ネジを用いた取付け構造では、取付けに手間を要するという問題があり、本発明は、そのような問題点に鑑み、しっかりとした取付け状態を形成することができ、しかも、取付けを無ネジで容易に行っていくことができる、パネル式外壁構造における階間水切り板の取付け構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題は、階上、階下の各外壁パネルが、外装面材の背後に通気層を介して防水断熱板が設けられたものからなり、階間に、受けた水を階下外壁パネルの通気層に送り込む階間水切り板が備えられ、
該階間水切り板の上端部は、階上外壁パネルの防水断熱板の背後に配置され、
該階間水切り板の下端部は、該下端部を、階下外壁パネルの通気層に差し込まれる差込み部とし、該下端部には、差込み状態で階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承される支承部が付属して設けられ、該下端部が階下外壁パネルの通気層に差し込まれると共に、支承部が階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承された状態にされることにより、無ネジで、階下外壁パネルに保持されるようになされていることを特徴とする、パネル式外壁構造における階間水切り板の取付け構造によって解決される(第1発明)。
【0005】
この構造では、階間水切り板の下端部の取付けは、該下端部を階下外壁パネルの外装面材と防水断熱板との間に設けられた通気層に差し込み、支承部を階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承させた状態にするだけでよく、それによって、階間水切り板の下端部は、下方への落下を階下外壁パネルの防水断熱板の上面部による支承部の支承によって阻止され、屋外方向への外れを階下外壁パネルの外装面材で阻止され、屋内方向への外れを階下外壁パネルの防水断熱板で阻止されて、無ネジでしっかりとした取付け状態を形成することができる。
【0006】
しかも、このように、階間水切り板の下端部を階下外壁パネルの外装面材と防水断熱板との間に設けられた通気層に差し込み、支承部を階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承させた状態にするだけでよいので、取付けを無ネジで容易に行っていくことができる。
【0007】
なお、階間水切り板の上端部は、階上外壁パネルの建方を終えた後であって下端部の取付けを行う前に、階上外壁パネルの防水断熱板の背後に差し込んで配置したものであってもよいし、階上外壁パネルの建方を行う前であって下端部の取付けを行った後に、胴差部に防水テープなどの粘着テープで止め付け、その後、階上外壁パネルの建方を行って階上外壁パネルの防水断熱板の背後に配置したものであってもよい。
【0008】
上記の取付け構造において、前記階間水切り板の下端部の正面側に前後方向の弾力性を有する弾性体が付属して設けられると共に、階間水切り板の下端部と階下外壁パネルの防水断熱板との間に止水材が介設され、前記階間水切り板の下端部が階下外壁パネルの通気層に差し込まれることで弾性体が前後方向に圧縮され、その復元力によって前記止水材が階間水切り板の下端部と階下外壁パネルの防水断熱板との間で圧縮され、水密状態を形成しているとよい(第2発明)。
【0009】
この場合は、階間水切り板の下端部と階下外壁パネルの防水断熱板との間を通じた水の侵入を阻止することができ、しかも、そのような止水状態の形成を、階間水切り板の下端部を階下外壁パネルの外装面材と防水断熱板との間に設けられた通気層に差し込み、支承部を階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承させた状態にするだけで実現することができる。
【0010】
第1,第2発明において、左右方向において隣り合う前記階間水切り板が、端部同士を重ね合わせるように配置され、該端部間に止水材が介設され、一方の階間水切り板に、該止水材を左右の階間水切り板の端部間で圧縮して水密状態を形成する圧縮金物が付属して設けられ、
該圧縮金物は、一方の階間水切り板の板面に沿って該一方の階間水切り板に固着されたベース板部と、該ベース板部からもう一方の階間水切り板の端縁部に沿う態様で立ち上げられた1つ又は複数の立ち上がり板部とを備え、該立ち上がり板部の前記もう一方の階間水切り板の端縁部に沿う方向における一部が、その立ち上がり状態を維持しながら前記もう一方の階間水切り板の端部側に張り出すように屈曲され、該屈曲部によるおさえ作用によって、前記止水材が左右の階間水切り板の端部間で圧縮されて、無ネジで、水密状態を形成しているとよい(第3発明)。
【0011】
この場合は、左右方向において隣り合う階間水切り板の重ねられた端部間を、圧縮状態の止水材によってしっかりとした止水状態にすることができる。
【0012】
しかも、圧縮金物の立ち上がり板部のもう一方の階間水切り板の端縁部に沿う方向における一部を、該もう一方の階間水切り板の端部側に張り出すように屈曲するだけで、そのような止水状態を形成することができるので、左右方向において隣り合う階間水切り板間の止水の施工を無ネジで容易に行っていくことができる。
【0013】
加えて、立ち上がり板部のもう一方の階間水切り板の端縁部に沿う方向における一部の屈曲は、その立ち上がり状態を維持するようにして行われたものであるから、該屈曲された部分が、圧縮された止水材の復元力で撓んでしまうことはなく、しっかりとした止水状態を形成することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、以上のとおりのものであるから、しっかりとした取付け状態を形成することができ、しかも、取付けを無ネジで容易に行っていくことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜図4に示す実施形態の階間水切り板の取付け構造において、1は鋼製胴差、2は階下外壁パネル、3は階上外壁パネル、4は階間水切り板である。
【0017】
階下、階上の外壁パネル2,3は、外装面材5の背後に通気層6を介してグラスウールボード等の防水断熱板7が設けられたものからなっており、通気層6は、珪酸カルシウム板などからなる縦胴縁8を外装面材5と防水断熱板7との間に左右方向に間隔的に配置することにより形成されている。
【0018】
階間水切り板4は、受けた水を階下外壁パネル2の通気層6に送り込むもので、その上端部は、図2(イ)(ロ)に示すように、階上外壁パネル3の防水断熱板7の下端部を逃がすように屋内側に屈曲され、階上外壁パネル3の防水断熱板7の背後に配置されるようにされている。
【0019】
そして、階間水切り板4の下端部4aは、図1(イ)(ロ)及び図3(ハ)に示すように、該下端部4aを、階下外壁パネル2の通気層6内に差し込まれる差込み部とし、該下端部4aには、差込み状態で階下外壁パネル2の防水断熱板7の上端部に支承されるピース物の支承部9が付属して設けられ、該差込み下端部4aが階下外壁パネル2の通気層6内に差し込まれると共に、支承部9が階下外壁パネルの防水断熱板7の上端部に支承された状態にされることにより、無ネジで、階下外壁パネル2に保持されるようになされている。
【0020】
また、該階間水切り板4の差込み下端部4aの正面側には、図3(ロ)等に示すように、板バネなどで構成された前後方向の弾力性を有するピース物の弾性体10が付属して設けられると共に、階間水切り板4の下端部4aを挟んで弾性体10とは反対側の面部には、図3(ハ)に示すように、独立気泡のスポンジ状などからなる第1止水材11が付属して設けられ、階間水切り板4の下端部を階下外壁パネル2の通気層6内に差し込むことにより弾性体10が外装面材5と防水断熱板7とに挟まれて前後方向に圧縮され、その復元力によって第1止水材11が階間水切り板4の下端部4aと階下外壁パネル2の防水断熱板7との間で圧縮されて階間水切り板4の下端部4aと防水断熱板7との間を水密状態に止水するようにされている。
【0021】
更に、図4(イ)(ロ)に示すように、左右方向において隣り合って取り付けられる階間水切り板4,4は、端部同士を重ね合わせるように配置され、一方の階間水切り板4には圧縮金物12が付属して設けられると共に、もう一方の階間水切り板4の端部背面部には第2止水材13が第1止水材11と連続するように付属して設けられ、該第2止水材13を圧縮金物12により左右の階間水切り板4,4の端部間で圧縮して水密状態を形成することができるようになされている。
【0022】
この圧縮金物12は、図4(イ)に示すように、一方の階間水切り板4の板面に沿って該一方の階間水切り板4に固着されたベース板部14と、該ベース板部14からもう一方の階間水切り板の端縁部に沿う態様で立ち上げられた上下方向に複数の立ち上がり板部15…とを備え、図4(ロ)に示すように、該立ち上がり板部15…の前記もう一方の階間水切り板4の端縁部に沿う方向における一部としての一方の側15a…を、切込み16…を利用してその立ち上がり状態を維持するように前記もう一方の階間水切り板4の端部側に張り出すように屈曲すると、該屈曲部15a…によるおさえ作用によって、第2止水材13が左右の階間水切り板4,4の端部間で圧縮されて、無ネジで、水密状態を形成することができるようになされている。
【0023】
なお、17はグラスウールなどからなる階間断熱材で、階間水切り板4の背面部に付属して備えられている。
【0024】
階間水切り板4の施工は、図1(イ)に示すように、階下外壁パネル2の建方を行った後、図1(ロ)に示すように、階間水切り板4の下端部4aを階下外壁パネル2の通気層6に差し込み、支承部9を階下外壁パネル2の防水断熱板7の上端部に支承させた状態にして、階下外壁パネル2に保持させる。
【0025】
また、図4(イ)(ロ)に示すように、他の階間水切り板4を、上記の階間水切り板4と左右方向において隣り合わせ、端部同士をそれらの間に第2止水材13を介在させて重ね合わせるように配置して、階下外壁パネル2に保持させていくと共に、圧縮金物12の立ち上がり板部15…の一方の側15a…をその立ち上がり状態を維持しながら屈曲させて、左右方向における階間水切り板4,4間を止水状態にしていく。
【0026】
そして、階間水切り板4の上端側の前後方向におけるフラツキをなくすため、図1(ロ)に示すように、該階間水切り板4の上端部を胴差1に防水テープ等の粘着テープ18で止め付けて固定した後、図2(イ)(ロ)に示すように、階上外壁パネル3の建方を行えば、階間水切り板4の上端部は、階上外壁パネル3の防水断熱板7の背後に配置された状態となる。
【0027】
このように、上記の構造によれば、階間水切り板4の下端部4aの取付けは、該下端部4aを階下外壁パネル2の外装面材5と防水断熱板7との間に設けられた通気層6内に差し込み、支承部9を階下外壁パネル2の防水断熱板7の上端部に支承させた状態にするだけでよく、それにより、階間水切り板4の下端部4aは、下方への落下を階下外壁パネル2の防水断熱板7の上面部による支承部9の支承によって阻止され、屋外方向への外れを階下外壁パネル2の外装面材5で阻止され、屋内方向への外れを階下外壁パネル2の防水断熱板7で阻止されて、無ネジでしっかりとした取付け状態を形成することができる。
【0028】
しかも、このように、階間水切り板4の下端部を階下外壁パネル2の外装面材5と防水断熱板7との間に設けられた通気層6に差し込み、支承部9を階下外壁パネル2の防水断熱板7の上端部に支承させた状態にするだけでよいので、階間水切り板4の下端部の取付けを無ネジで施工容易に行っていくことができる。
【0029】
加えて、上記の取付け構造では、階間水切り板4の下端部の正面側に弾性体10が付属して設けられると共に、階間水切り板4の下端部4aと階下外壁パネル2の防水断熱板7との間に第1止水材11が介設され、階間水切り板4の下端部4aを階下外壁パネル2の通気層6内に差し込むことで弾性体10が前後方向に圧縮し、その復元力によって第1止水材11が階間水切り板4の下端部と階下外壁パネル2の防水断熱板7との間で圧縮されて水密状態が形成されるようになされているので、階間水切り板4の下端部4aと階下外壁パネル2の防水断熱板7との間を通じた水の侵入をしっかりと阻止することができ、しかも、その施工を容易に行っていくことができる。
【0030】
また、左右方向において隣り合う階間水切り板4,4については、第2止水材13と圧縮金物12によって、それらの重ねられた端部間をしっかりとした止水状態にすることができ、しかも、そのための施工も、圧縮金物12の立ち上がり板部15の一方の側15aを屈曲するだけでよいので、無ネジで容易に行っていくことができ、加えて、立ち上がり板部15の一方の側15aの屈曲は、その立ち上がり状態を維持するように行われたものであるから、該屈曲された部分15a…が、圧縮された第2止水材の復元力で撓んでしまうこともなく、しっかりとした止水状態を形成することができる。
【0031】
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、上記の実施形態では、図2(ロ)に示すように、階上外壁パネル3の外装面材5の下端側を下方に延ばし、該延ばした部分で階間を屋外側から隠す構成とし、階間水切り板4の下端部4aの取付けを行った後に、階上外壁パネル3の建方を行うことによって、階間水切り板4の上端部を階上外壁パネル3の防水断熱板7の背後に配置した場合を示したが、
階間を、階上、階下の外壁パネルの外装面材で隠さず、別途用意した胴差化粧材で隠す構成を採用する場合には、上記のようにしてもよいし、あるいは、階上外壁パネル3の建方を終えた後であって、階間水切り板4の下端部の取付けを行う前に、防水断熱板7の上端部を階上外壁パネル3の防水断熱板7の背後に差し込んで配置するようにしてもよい。
【0032】
また、上記の実施形態では、階上、階下の外壁パネル2,3の通気層6,6が、縦胴縁8を外装面材5とグラスウールボードからなる防水断熱板7との間に配置して形成されたものからなっている場合を示したが、その他、例えば、発泡樹脂板からなる防水断熱板の屋外側の面部に縦胴縁部を一体成形し、該縦胴縁部によって、外装面材5と防水断熱板との間に形成された通気層などであってもよい。
【0033】
なお、第3発明は、同発明に独自の構成要件を、第1発明の構成要件や第2発明の構成要件を含む構成において採用した内容としているが、第3発明に独自の構成要件は、それ自体でも発明として成立しうるものであり、本願の明細書は、第1発明の構成要件や第2発明の構成要件を含まない、第3発明の独自の構成要件を内容とする発明も開示している。
【図面の簡単な説明】
【0034】
【図1】実施形態の階間水切り板の取付け構造を示すもので、図(イ)及び図(ロ)は、図2(イ)(ロ)と共に、取付け方法を順次に示す断面側面図である。
【図2】図(イ)及び図(ロ)は、図1(イ)(ロ)と共に、取付け方法を順次に示す断面側面図である。
【図3】階間水切り板を示すもので、図(イ)は断面側面図、図(ロ)及び図(ハ)はそれぞれ斜視部である。
【図4】図(イ)及び図(ロ)は、左右方向において隣り合う階間水切り板間の止水構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0035】
2…階下外壁パネル
3…階上外壁パネル
4…階間水切り板
4a…下端部(差込み部)
5…外装面材
6…通気層
7…防水断熱板
9…支承部
10…弾性体
11…第1止水材
12…圧縮金物
13…第2止水材
14…ベース板部
15…立ち上がり板部
15a…一方の側(屈曲部)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
階上、階下の各外壁パネルが、外装面材の背後に通気層を介して防水断熱板が設けられたものからなり、階間に、受けた水を階下外壁パネルの通気層に送り込む階間水切り板が備えられ、
該階間水切り板の上端部は、階上外壁パネルの防水断熱板の背後に配置され、
該階間水切り板の下端部は、該下端部を、階下外壁パネルの通気層に差し込まれる差込み部とし、該下端部には、差込み状態で階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承される支承部が付属して設けられ、該下端部が階下外壁パネルの通気層に差し込まれると共に、支承部が階下外壁パネルの防水断熱板の上端部に支承された状態にされることにより、無ネジで、階下外壁パネルに保持されるようになされていることを特徴とする、パネル式外壁構造における階間水切り板の取付け構造。
【請求項2】
前記階間水切り板の下端部の正面側に前後方向の弾力性を有する弾性体が付属して設けられると共に、階間水切り板の下端部と階下外壁パネルの防水断熱板との間に止水材が介設され、前記階間水切り板の下端部が階下外壁パネルの通気層に差し込まれることで弾性体が前後方向に圧縮され、その復元力によって前記止水材が階間水切り板の下端部と階下外壁パネルの防水断熱板との間で圧縮され、水密状態を形成している請求項1に記載の階間水切り板の取付け構造。
【請求項3】
左右方向において隣り合う前記階間水切り板が、端部同士を重ね合わせるように配置され、該端部間に止水材が介設され、一方の階間水切り板に、該止水材を左右の階間水切り板の端部間で圧縮して水密状態を形成する圧縮金物が付属して設けられ、
該圧縮金物は、一方の階間水切り板の板面に沿って該一方の階間水切り板に固着されたベース板部と、該ベース板部からもう一方の階間水切り板の端縁部に沿う態様で立ち上げられた1つ又は複数の立ち上がり板部とを備え、該立ち上がり板部の前記もう一方の階間水切り板の端縁部に沿う方向における一部が、その立ち上がり状態を維持しながら前記もう一方の階間水切り板の端部側に張り出すように屈曲され、該屈曲部によるおさえ作用によって、前記止水材が左右の階間水切り板の端部間で圧縮されて、無ネジで、水密状態を形成している請求項1又は2に記載の階間水切り板の取付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−52266(P2009−52266A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−219322(P2007−219322)
【出願日】平成19年8月27日(2007.8.27)
【出願人】(390037154)大和ハウス工業株式会社 (946)
【出願人】(596066530)宇都宮工業株式会社 (9)
【Fターム(参考)】