説明

パノラマ撮影支援装置

傾斜調整部(400)は、支柱(200)を傾斜自在に保持する。支柱(200)には、重力方向の荷重を付与するウェイト部(500)が装着される。ウェイト部(500)の荷重により、支柱(200)は重力方向で安定する。傾斜調整部(400)は、支柱(200)が重力方向で安定した状態で固定する。支柱(200)には雲台(100)が接続されている。また、支柱(200)は、旋回可能に傾斜調整部(400)に接続されている。したがって、支柱(200)を傾斜させることなく、雲台(100)を旋回させることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
本発明は、パノラマ撮影支援装置に関し、特に、全周動画の作成に好適なパノラマ撮影支援装置に関する。
【背景技術】
近時、撮影地点における全周を撮影し、撮影した画像をコンピュータ装置上でつなぎ合わせ、マウスなどの操作により全周を表示できる全周動画を作成する手法が確立している。このような全周動画を作成するにあたっては、全周を示す複数の画像を取得する必要があるが、各画像の天地や画角にズレが生じると、スムースな全周動画を作成することができない。したがって、撮影時には、撮影装置を三脚などに固定して安定させた上で、撮影装置を水平方向に回転させて全周を撮影する。
このような撮影を支援するための三脚に関する技術が、例えば、特許第3187026号に記載されている。特許第3187026号に記載されている三脚では、カメラを支持する旋回軸心の傾斜を自動調整するとともに、カメラを自動旋回させる。
このような三脚によれば、全周動画を良好な条件で撮影することができるが、傾斜の自動調整やカメラの自動旋回を行うために、構造が複雑とならざるを得ない。すなわち、三脚およびその付帯物の重量が重くなったり、複雑な組立・分解作業等が伴うことになり、このような三脚を携帯して屋外で撮影する場合などには使い勝手が悪く、また、誰でも気軽に利用できるものではなかった。
【発明の開示】
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、高品質な全周動画を作成するための素材を簡便に撮影することができるパノラマ撮影支援装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかるパノラマ撮影支援装置は、
撮像装置を支持する雲台部と、
前記雲台部を支持する支柱部と、
前記支柱部を支持する脚部と、から構成されたパノラマ撮影支援装置であって、
前記支柱部に重力方向の荷重を付与する荷重手段と、
前記荷重手段の荷重により、前記支柱部の傾斜が重力方向となるよう傾斜自在に該支柱部を保持する保持手段と、を備える、
ことを特徴とする。
上記パノラマ撮影支援装置において、
前記支柱部及び/又は前記保持手段は、前記支柱部の傾斜が重力方向となった状態で固定する固定手段をさらに備えることが望ましい。
また、上記パノラマ撮影支援装置において、
前記支柱部は、第1の支柱部と第2の支柱部とを備えることが望ましく、この場合、
前記保持手段は、
前記第1の支柱部と第2の支柱部とを接続するとともに、前記第1の支柱部を旋回可能に保持する接続部と、
前記脚部に固定され、前記接続部を傾斜自在に収容する収容部と、をさらに備えることが望ましい。
あるいは、
前記支柱部及び/又は前記保持手段は、前記支柱部の傾斜が重力方向となった状態を維持するよう前記接続部を固定する固定手段をさらに備えることが望ましく、
また、
前記雲台部は、前記第1の支柱部に取り付けられ、
前記荷重手段は、前記第2の支柱部に取り付けられることが望ましい。
上記パノラマ撮影支援装置において、
前記支柱部は、第1の支柱部と第2の支柱部とを備え、
前記第1の支柱部は、前記雲台部を旋回自在に支持し、
前記保持手段は、
前記第1の支柱部と第2の支柱部とを接続する接続部と、
前記脚部に固定され、前記接続部を傾斜自在に収容する収容部と、をさらに備えることが望ましい。
あるいは、
前記支柱部及び/又は前記保持手段は、前記支柱部の傾斜が重力方向となった状態を維持するよう前記接続部を固定する固定手段をさらに備えることが望ましく、
また、
前記雲台部は、前記第1の支柱部に取り付けられ、
前記荷重手段は、前記第2の支柱部に取り付けられることが望ましい。
このような装置によれば、電源部や駆動部等を必要としない極めて簡易な構成で、傾斜を生じさせずに全周撮影などのパノラマ撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本発明の実施の形態にかかる三脚装置の外観を示す図である。
図2は、図1に示す傾斜調整部の外観を示す図である。
図3は、図1に示す傾斜調整部および上部支柱の構造を説明するための断面図である。
【発明を実施するための最良の形態】
以下、本発明にかかる実施の形態を図面を参照して説明する。本実施の形態では、本発明のパノラマ撮影支援装置について、図1に示すような三脚装置の場合を例に本発明を説明する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる三脚装置の外観を示す図である。図示するように、三脚装置1は、雲台100と、支柱200と、脚部300と、傾斜調整部400と、ウェイト部500と、から構成される。
雲台100は、カメラ(銀塩カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、など)が載置されるものであり、所定の固定部材(ネジなど)によりカメラを固定する。雲台100は、載置されるカメラの焦点位置が支柱200の旋回軸心上となるようカメラ位置を調整する調整機構を有することが望ましい。
支柱200は、上部支柱210と下部支柱220とから構成される。上部支柱210は、雲台100を支持し、後述する傾斜調整部400の上部に旋回自在に接続される。本実施の形態では、上部支柱210は、傾斜調整部400の上部と係合するよう、少なくともその下端付近が円筒状に形成されている。また、上部支柱210の下端付近には、例えば、ネジ部材などから構成される、図2及び図3に示す固定部材21が形成され、傾斜調整部400の上端を上部支柱210の円筒内に挿入して固定することにより、上部支柱210を傾斜調整部400に固定する。
下部支柱220は、例えば円柱状に形成され、傾斜調整部400の下部に接続される。本実施の形態では、下部支柱220は、図2及び図3に示すように、その上面にメスネジ構造の凹部22が形成され、傾斜調整部400の下部に螺合される。また、下部支柱220には、後述するウェイト部500が装着される。
脚部300は、長さや角度などを調節可能な3つの脚を有し、3つの脚が所定の角度および間隔で接続されている。すなわち、脚部300は、3つの脚を下方に開脚することで三点支持する三脚である。脚部300は、後述する傾斜調整部400を保持する。
傾斜調整部400は、上部支柱210と下部支柱220とを接続し、これらが傾斜自在となるように保持する。傾斜調整部400の詳細な構成は後述する。
ウェイト部500は、下部支柱220に脱着可能に装着されるウェイトであり、支柱200の長尺方向を重力方向とさせるために、所定の荷重を下部支柱220に付与する。すなわち、ウェイト部500が装着された下部支柱220には、重力方向に所定の荷重が付与される。本実施の形態では、ウェイト部500は、ドーナツ状の形状を有し、下部支柱220と中心穴とを係合させ、所定の固定部材で固定することで下部支柱220に装着されるものとする。なお、支柱200を容易に重力方向とさせるために、ウェイト部500を下部支柱220の下端付近に装着することが望ましい。
次に、傾斜調整部400の構成を図2および図3を参照して説明する。図2は、傾斜調整部400の外観を示す図であり、図3は傾斜調整部400の内部構造を説明するための断面図である。
図2に示すように、傾斜調整部400は、脚部300上に配置され、脚部300と支柱200とを接続する。傾斜調整部400の構成の詳細を以下、図3を参照して説明する。
図3に示すように、傾斜調整部400は、アダプタ部410と、アダプタ保持部420と、旋回係止部41と、を備える。
アダプタ部410は、上部支柱210と下部支柱220とを接続するとともに、これらを脚部300に接続するためのアダプタである。アダプタ部410は、上部アダプタ410と下部アダプタ410とに分割されている。
上部アダプタ410には、その上部から上方に突出するよう上部スリーブ411が形成されている。この上部スリーブ411を円筒状の上部支柱210の下部に挿入し、ネジ部材などから構成される固定部材21で固定することにより、上部アダプタ410と上部支柱210とが接続される。
下部アダプタ410には、その下部から下方に突出するオスネジ構造の下部スリーブ414が形成されている。この下部スリーブ414を下部支柱220の上面の凹部22に締め込む(螺合)ことにより、下部アダプタ410と下部支柱220とが接続される。なお、上部スリーブ411、下部スリーブ414、上部支柱210、および、下部支柱220は、いずれも支柱200の軸心を中心とするように構成される。
上部アダプタ410の底部には、円形断面を有する凹部412が形成され、下部アダプタ410の上面には円形断面を有する凸部413が形成されており、凹部412と凸部413とを係合させることで、アダプタ部410が形成される。ここで、凹部412と凸部413とを係合させただけでは、上部アダプタ410が下部アダプタ410上に載置される形となり、上部アダプタ410と下部アダプタ410とは、互いに回転可能となる。例えば、下部アダプタ410が固定されてその旋回が係止されても、上部アダプタ410は、下部アダプタ410とは独立して旋回可能な状態が維持される。
アダプタ保持部420は、脚部300の上部に固定されている。アダプタ保持部420は、アダプタ部410を傾斜自在に保持する。下部アダプタ410の下面及びアダプタ保持部420は、下部アダプタ410が所定の角度に傾斜してもアダプタ保持部420に保持できるよう所定の形状に形成されている。本実施の形態では、図3に示すように、下部アダプタ410の下面は半球状の形状に形成されており、アダプタ保持部420は、この形状に対応した椀状の形状を有している。これにより、アダプタ保持部420の椀状曲面と、下部アダプタ410の半球状曲面が接するように係合される。また、アダプタ保持部420の底部には、下部アダプタ410の下部スリーブ414を下方に連通させるための開口部が形成されている。すなわち、下部スリーブ414を開口部に挿入した状態で下部アダプタ410とアダプタ保持部420を係合させることにより、下部アダプタ410の半球状曲面とアダプタ保持部420の椀状曲面とが接する。このような半球状曲面と椀状曲面とが接しているため、アダプタ保持部420は、アダプタ部410を傾斜可能に保持することになる。なお、下部アダプタ410とアダプタ保持部420の間には、例えば、ボールベアリングなどの摺動性補助部材などを介在させることで、アダプタ部410が容易に摺動できるよう構成されることが望ましい。
旋回係止部41は、ネジ部材などから構成され、ネジ部材を締め込むことで凸部413に係合される。この係合により凸部413と凹部412とが接し、上部アダプタ410と下部アダプタ410とが一体となって固定または旋回可能状態となる。このため、下部アダプタ410が固定されてその旋回が係止されると、上部アダプタ410の旋回も係止される。
このような構成のアダプタ部410に、上部支柱210と下部支柱220とを接続することで、三脚装置1が形成される。ここで、上述したように、下部アダプタ410の下部スリーブ414はオスネジ構造を有し、これに係合する下部支柱220の凹部22はメスネジ構造を有しているため、下部支柱220を回転させて締め込むことにより、下部アダプタ410は下方に付勢され、アダプタ保持部420に密着して固定される。したがって、下部アダプタ410と一体をなす上部アダプタ410も固定されることになる。すなわち、アダプタ部410に上部支柱210および下部支柱220が接続されている状態でアダプタ部410を固定すると、支柱200の傾斜が固定されることになる。
このような構成の三脚装置1を使用する際には、1)下部スリーブ414がアダプタ保持部420の開口部から下方に連通するよう、アダプタ部410をアダプタ保持部420に係合させ、2)旋回係止部41を締め込んで上部アダプタ410の旋回を係止し、3)下部スリーブ414に下部支柱220を接続し、4)上部スリーブ411に上部支柱210を接続・固定し、5)雲台100にカメラを載置・固定し、6)下部支柱220にウェイト部500を装着する。
この状態においては、アダプタ部410が固定されていないので、支柱200は、ウェイト部500による荷重により、重力方向(すなわち、水平方向に垂直な方向。以下、単に「垂直方向」あるいは「垂直」とする)で安定する。したがって、例えば、三脚装置1(脚部300)を設置する場所(足場)が傾斜していたり、各脚の接地面の高さが異なるような場合などであっても、支柱200は垂直な状態となる。
使用者は、支柱200が垂直に安定した状態で上部支柱210を把持し、下部支柱220を回転させて締め込む。この締め込みにより、下部支柱220がアダプタ保持部420の下部を押圧し、アダプタ部410がアダプタ保持部420に固定される。この結果、支柱200の傾斜が垂直方向に固定される。
支柱200の傾斜が垂直方向に固定された後、旋回係止部41を開放することで、上部アダプタ410が旋回可能状態となる。これにより、上部アダプタ410に接続されている上部支柱210も旋回可能となる。すなわち、使用者が上部支柱210を把持して三脚装置1の周囲を旋回移動することにより、上部支柱210を旋回させることができる。これにより、上部支柱210に接続されている雲台100(ひいては、雲台100に載置されたカメラ)も水平方向に旋回することができるようになる。よって、全周を撮影する際、支柱200を傾斜させることなく(すなわち、垂直方向以外の方向に傾斜させることなく)、雲台100を旋回させて撮影することができる。換言すれば、支柱200の長尺方向を一定に維持したまま、雲台100を旋回させて撮影することができる。
以上説明したように、上記実施の形態にかかる三脚装置1によれば、支柱200を傾斜させることなく雲台100を旋回させることができるので、全周撮影で複数画像を撮影する場合などにおいて、天地のズレなどを生じさせずに撮影することができる。また、上記実施の形態における三脚装置1は、ウェイト部500による重力方向荷重(すなわち、三脚装置1の自重)により支柱200を重力方向(垂直方向)に維持させているので、電源部や駆動部などの付帯物が不要であり、三脚装置1の構造を極めて簡易かつ軽量なものとすることができる。また、支柱200が上部支柱210と下部支柱220とに分割されるので、携帯性の高いものとすることができる。
上記実施の形態では、固定される下部アダプタ410と、下部アダプタ410が固定された状態で旋回可能な上部アダプタ410とを有するアダプタ部410の構成を示したが、支柱200の傾斜が固定された状態で雲台100を水平方向に旋回させることができるのであれば、アダプタ部410の構造はこれに限られない。例えば、アダプタ保持部420に固定された状態では旋回しないものであってもよい。この場合、例えば、上部支柱210を二筒構造とし、外筒をアダプタ410に固定し、内筒を旋回可能とすることで、雲台100を旋回させることができる。あるいは、上部支柱210が旋回しない構成であってもよく、この場合、例えば、雲台100自体が旋回可能に上部支柱210に接続される構成とすることができる。
上記実施の形態では、ウェイト部500を下部支柱220に装着する構成としたが、下部支柱220に重力方向荷重を付与することができるのであれば、その方法はこれに限られない。例えば、下部支柱220自体がウェイト部500に相当する質量を有する構成としてもよい。また、上記実施の形態では、ウェイト部500がドーナツ状の形状を有するものとしたが、ウェイト部500の形状および下部支柱220への装着方法は任意である。また、ウェイト部500が脱着可能な構造である必要はなく、下部支柱220と一体となっていてもよい。さらに、下部支柱220は、上記実施の形態で示したような円柱状の支柱でなくてもよく、例えば、下部アダプタ41とウェイト部500とがワイヤなどで接続されていてもよい。すなわち、三脚装置1の自重により支柱200を垂直に安定させることができる構成であればよい。なお、支柱200に付与される荷重の大きさは任意である。例えば、支柱200を垂直に安定させるためには比較的大きな荷重が必要となる場合などには、支柱200の傾斜状態が確認できる手段(例えば、水準器など)を三脚装置1に含ませることで、使用者が支柱200の傾斜を確認しながら微調整できるようにしてもよい。この場合、ウェイト部500は、支柱200がおよその垂直状態となる程度の荷重を付与できさえすればよいので、比較的軽量なものとすることができる。
また、上記実施の形態では、支柱200が上部支柱210と下部支柱220に分割され、これらがアダプタ部410を介して接続される構成としたが、このような構成に限られず、例えば、これらが一体となった構成であってもよい。
また、上記実施の形態では、下部支柱220を締め込むことにより下部アダプタ410をアダプタ保持部420に固定させる構成としたが、支柱200の傾斜を垂直方向で固定できるのであれば、任意の構成を採用することができる。
なお、上記実施の形態では、脚部300が三脚である三脚装置1を例示したが、上述した傾斜調整部400の機能が発揮できるように傾斜調整部400を支持することができ、かつ、装置全体を安定的に設置可能とするものであれば、脚部300の構成は任意である。例えば、脚数が「3」以外であってもよい。あるいは、脚状の形状に限られず、例えば、台状、箱状、枠状、などといったその他の形状であってもよい。また、これらに、例えば、キャスターなどの可動手段が備わっていてもよく、これを用いて支柱200あるいは装置全体を旋回させる構成としてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、高品質な全周動画を作成するための素材を簡便に撮影することができるパノラマ撮影支援装置を提供することができる。
【産業上の利用の可能性】
本発明は、パノラマ撮影支援装置の製造に有用である。
本発明は、2003年3月14日に出願された日本国特願2003−70049号に基づき、その明細書、特許請求の範囲、図面および要約書を含む。上記出願における開示は、本明細書中にその全体が参照として含まれる。
【図1】

【図2】

【図3】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮像装置を支持する雲台部と、
前記雲台部を支持する支柱部と、
前記支柱部を支持する脚部と、から構成されたパノラマ撮影支援装置であって、
前記支柱部に重力方向の荷重を付与する荷重手段と、
前記荷重手段の荷重により、前記支柱部の傾斜が重力方向となるよう傾斜自在に該支柱部を保持する保持手段と、を備える、
ことを特徴とするパノラマ撮影支援装置。
【請求項2】
前記支柱部及び/又は前記保持手段は、前記支柱部の傾斜が重力方向となった状態で固定する固定手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のパノラマ撮影支援装置。
【請求項3】
前記支柱部は、第1の支柱部と第2の支柱部とを備え、
前記保持手段は、
前記第1の支柱部と第2の支柱部とを接続するとともに、前記第1の支柱部を旋回可能に保持する接続部と、
前記脚部に固定され、前記接続部を傾斜自在に収容する収容部と、をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のパノラマ撮影支援装置。
【請求項4】
前記支柱部及び/又は前記保持手段は、前記支柱部の傾斜が重力方向となった状態を維持するよう前記接続部を固定する固定手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項3に記載のパノラマ撮影支援装置。
【請求項5】
前記雲台部は、前記第1の支柱部に取り付けられ、
前記荷重手段は、前記第2の支柱部に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項3に記載のパノラマ撮影支援装置。
【請求項6】
前記支柱部は、第1の支柱部と第2の支柱部とを備え、
前記第1の支柱部は、前記雲台部を旋回自在に支持し、
前記保持手段は、
前記第1の支柱部と第2の支柱部とを接続する接続部と、
前記脚部に固定され、前記接続部を傾斜自在に収容する収容部と、をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載のパノラマ撮影支援装置。
【請求項7】
前記支柱部及び/又は前記保持手段は、前記支柱部の傾斜が重力方向となった状態を維持するよう前記接続部を固定する固定手段をさらに備える、
ことを特徴とする請求項6に記載のパノラマ撮影支援装置。
【請求項8】
前記雲台部は、前記第1の支柱部に取り付けられ、
前記荷重手段は、前記第2の支柱部に取り付けられる、
ことを特徴とする請求項6に記載のパノラマ撮影支援装置。

【国際公開番号】WO2004/081652
【国際公開日】平成16年9月23日(2004.9.23)
【発行日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−503591(P2005−503591)
【国際出願番号】PCT/JP2004/003268
【国際出願日】平成16年3月12日(2004.3.12)
【出願人】(502131730)株式会社アプリコット (3)
【Fターム(参考)】