説明

ヒスタミンH3−受容体リガンドとしての非イミダゾールアルキルアミンと、その治療への応用

【課題】ヒスタミンH3-受容体リガンドとしての非イミダゾールアルキルアミンと、その治療への応用
【解決手段】 [化1]の化合物(A)これらの化合物の薬学的に許容される塩、水化物、水和塩、これらの化合物の多形結晶構造体、光学異性体、ラセミ化合物、ジアステレオ異性体および鏡像異性体の拮抗薬および/または作動薬としてのヒスタミンH3-受容体リガンドとして作用する医薬品の製造での使用。
【化1】


(Wはイミダゾール環の4(5)位置に結合したときにヒスタミンH3-受容体に拮抗活性および/またはアゴニスト活性を与える残基、R1およびR2は下記1)〜5)のいずれかを表し、互いに同一でも異なってもよい:1)低級アルキルまたはシクロアルキル、あるいは、R1およびR2が結合している窒素原子と一緒になって、i)飽和窒素含有環、ii)非芳香族不飽和窒素含有環、モルホリノ基、N-置換されたピペラジノ基)


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記一般式(A)を有する化合物:
【化1】

(ここで、
Wはイミダゾール環の4(5)位置に結合したときにヒスタミンH3-受容体に拮抗活性および/またはアゴニスト活性を与える残基であり、
1およびR2は各々互いに独立して下記1)〜5)のいずれかを表し、互いに同一でも異なってもよい:
1) 低級アルキルまたはシクロアルキル、
あるいは、R1およびR2が結合している窒素原子と一緒になって、
2) 飽和窒素含有環:
【化2】

(ここで、mは2〜8までの数を表す)、
3) 非芳香族不飽和窒素含有環:
【化3】

(ここで、pとqは互いに独立して0〜3までの数を表し、rは0〜4までの数を表し、ただし、pとqが同時に0になることはなく、2≦p+q+r≦8であり、
a〜dは互いに独立して水素原子、低級アルキル、シクロアルキル、カルボアル
コキシ基を表す)、
4) モルホリノ基、
5) N-置換されたピペラジノ基:
【化4】

(ここで、Rは低級アルキル、シクロアルキル、カルボアルコキシ、アリール、アリールアルキル、アルカノイルまたはアロイル基を表す)
これらの化合物の薬学的に許容される塩、水化物、水和塩、これらの化合物の多形結晶構造体、光学異性体、ラセミ化合物、ジアステレオ異性体および鏡像異性体の、ヒスタミンH3-受容体リガンドとして作用する医薬品の製造での使用。
【請求項2】
1とR2が互いに独立して低級アルキル基である請求項1に記載の使用。
【請求項3】
1とR2が各々エチル基である請求項2に記載の使用。
【請求項4】
-NR12が飽和した窒素含有環である請求項1に記載の使用:
【化5】


(ここで、mは請求項1で定義のもの)
【請求項5】
mが4、5または6である請求項4に記載の使用。
【請求項6】
-NR12がピペリジル基を表す請求項5に記載の使用。
【請求項7】
-NR12がピロリジニル基を表す請求項5に記載の使用。
【請求項8】
-NR12が下記の非芳香不飽和窒素含有環である請求項1に記載の使用:
【化6】

(ここで、p、q、RおよびRa-dは請求項1に定義のもの)
【請求項9】
p、qおよびrが1または2、好ましくはpが2で、qおよびrが1である請求項8に記載の使用。
【請求項10】
a-dが各々水素原子を表す請求項4〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項11】
窒素含有環i)またはii)がモノ置換またはジ置換された、好ましくはモノ置換されたアルキル基である請求項4〜9のいずれか一項に記載の使用。
【請求項12】
窒素含有環がメチル基でモノ置換された請求項11に記載の使用。
【請求項13】
置換基が窒素原子に対してメタ位である請求項11または12項に記載の使用。
【請求項14】
-NR12がモルホリノ基である請求項1に記載の使用。
【請求項15】
-NR12がN-置換されたピペラジノ基、好ましくはN-アセチルピペラジノである請求項1に記載の使用。
【請求項16】
請求項1〜の15のいずれか一項に記載の下記一般式(1)の使
用:
【化7】

(ここで、
CnH2nは直鎖または分岐した炭化水素鎖(nは2〜8の数)であり、
Xは酸素または硫黄原子であり、
1とR2は請求項1で定義のものであり、
n3は0〜5までの整数であり、
3は各々互いに独立して下記1)〜3)のいずれかを表す:
1) ハロゲン原子、
2) 低級アルキル、シクロアルキル、トリフロロメチル、アリール、アルコキシ、α-アルキルオキシアルキル、アリールオキシ、ニトロ、フォルミル、アルカノイル、アロイル、アリールアルカノイル、アミノ、カルボキシアミド、シアノ、アルキルオキシイミノ、アリールオキシイミノ、アルキルアルコキシイミノ、α-ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルキニル、スルファミド、スルファモイル、スルホンアミド、カルボアミド、カルボニルシクロアルキル、アルキルカルボニルアルキル、カルボアルコキシ、アリールアルキルまたはオキシム基
3) それが結合しているフェニル環の炭素原子と一緒になって飽和または不飽和の5-または6-員環またはベンゼン環を形成する。
【請求項17】
n3がゼロである請求項16に記載の使用。
【請求項18】
3が請求項1に定義のもの、好ましくはパラ位である請求項16または17に記載の使用。
【請求項19】
3が低級アルキル、好ましくはC1-C4アルキルである請求項16〜18のいずれか一項に記載の使用。
【請求項20】
3がハロゲン原子、シアノ、ニトロ、アルカノイル、アルキルオキシイミノまたはヒドロキシアルキル、好ましくはCN、N02、COCH3、COC2H5、H3C-C=N-OHまたはH3C−CHOHまたはシクロアルキル-COである請求項16〜18のいずれか一項に記載の使用。
【請求項21】
3がフェニル基の炭素原子と一緒になって飽和または不飽和の5-または6員環、特に5,6,7,8 tert-ヒドロナフチル基を形成する請求項16に記載の使用。
【請求項22】
3がフェニル基と一緒になってナフチル基を形成する請求項16に記載の使用。
【請求項23】
-CnH2n-が直鎖の炭化水素鎖-(CH2)n-であり、nが請求項16に定義のものである請求項16〜22のいずれか一項に記載の使用。
【請求項24】
Xが酸素原子をである請求項16〜23のいずれか一項に記載の使用。
【請求項25】
Xが硫黄原子をである請求項16〜23のいずれか一項に記載の使用。
【請求項26】
nが3〜5、好ましくは3である請求項16〜25のいずれか一項に記載の使用。
【請求項27】
下記化合物の一つである請求項16〜26のいずれか一項に記載の使用:
1-(5-フェノキシペンチル)−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)−ピロリジン
N-メチル-N-(5-フェノキシペンチル)−エチルアミン
1-(5-フェノキシペンチル)−モルホリン
N-(5-フェノキシペンチル)−ヘキサメチレンイミン
N-エチル-N-(5-フェノキシペンチル)−プロピルアミン
1-(5-フェノキシペンチル)-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-シクロプロパンカルボニルフェノキシ)プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)-2-R-メチルプロピル]ピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-3-メチルピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)-2-S-メチルプロピル]ピペリジン
1-{3-[4-(3-オキソブチル)フェノキシ]プロピル}ピペリジン
1-[3-(4-シアノ-3-フルオロフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]-3-メチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-2、6-ジメチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-3-メチルピペリジン
1-[3-(4-シクロブタンカルボニルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-シクロペンタンカルボニルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]−シス-2-メチル-5-エチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]−トランス-2-メチル-5-エチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]−シス-3,5-ジメチルピペリジン
1-[3-(4- プロピオニルフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4- プロピオニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-{3-[4-(l-ヒドロキシプロピル)フェノキシ]プロピル}-3-メチルピペリジン
1-{3-[4-(l-ヒドロキシプロピル)フェノキシ]プロピル}-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジンメトキシム
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]−トランス-3,5-ジメチルピペリジン
1-[3-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)プロピル]−トランス-3,5−ジメチルピペリジン
1-[3-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)プロピル]-cis-3、5-ジメチルピペリジン
一つの-[3-(4-カルボメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-プロペニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-{3-[4-(l-エトオキシプロピル)フェノキシ]プロピル}-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-ブロモフェノキシ)プロピル]ピペリジン
I-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-N,N-ジメチルスルフォンアミドフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-イソプロピルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-sec-ブチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-プロピルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-エチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-4-プロピル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-4-メチル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-3-メチル−ピペリジン
1−アセチル-4-(5-フェノキシペンチル)−ピペラジン
1-(5-フェノキシペンチル)-3,5-トランス−ジメチル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-3,5-シス−ジメチル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-2,6-シス−ジメチル−ピペリジン
4-カルボエトキシ-1-(5-フェノキシペンチル)−ピペリジン
3-カルボエトキシ-I-(5-フェノキシペンチル)−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン
1-[5-(4-ニトロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-クロロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-メトキシフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-15-(4-メチルフェノキシ)−ペンチル)−ピロリジン
1-[5-(4-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(2-ナフチルオキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(l−ナフチルオキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(3-クロロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-フェニルフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-{5-[2-(5,6,7,8-tert-ヒドロナフチル)−オキシ]−ペンチル}−ピロリジン
1-[5-(3-フェニルフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-2,5-ジヒドロピロール
1-{5-[l-(5,6,7,8-tert-ヒドロナフチル)−オキシ]−ペンチル}−ピロリジン
1-(4-フェノキシブチル)−ピロリジン
1-(6- フェノキシヘキシル)−ピロリジン
1-(5-フェニルチオペンチル)−ピロリジン
1-(4-フェニルチオブチル)−ピロリジン
1-(3-フェノキシプロピル)−ピロリジン
1-[5-(3-ニトロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-フルオロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-ニトロフェノキシ)−ペンチル]-3-メチル−ピペリジン
1-[5-(4-アセチル・フェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-アミノフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(3-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
N-[3-(4-ニトロフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
1-[5-(4-ベンゾイルフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-{5-[4-(フェニルアセチル)−フェノキシ]−ペンチル}−ピロリジン
N-[3-(4-アセチル・フェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
1-[5-(4-アセタミドフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-フェノキシフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-N-ベンズアミドフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-{5-[4-(l−ヒドロキシエチル)−フェノキシ]−ペンチル}−ピロリジン
1-[5-(4-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ジエチルアミン
1-[5-(4-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ピペリジン
N-[5-(4-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ジメチルアミン
N-[2-(4-シアノフェノキシ)−エチル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジメチルアミン
N-[4-(4-シアノフェノキシ)−ブチル]−ジエチルアミン
N-[5-(4-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ジプロピルアミン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ピロリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ヘキサメチレンジアミン
N-[6-(4-シアノフェノキシ)−ヘキシル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジプロピルアミン
N-3-[4-(l−ヒドロキシエチル)−フェノキシ]−プロピル−ジエチルアミン
4-(3-ジエチルアミノプロポキシ)−アセトフェノン−オキシム
1-[3-(4-アセチル・フェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチル・フェノキシ)−プロピル]-3-メチル−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-3,5-トランス−ジメチル−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-4-メチル−ピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-3,5-cis-ジメチル−ピペリジン
1-[3-(4-フォルミル・フェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-イソブチリルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
N-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
1-[3-(4-ブチリルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル] 1,2,3,6-テトラヒドロピリジン。
【請求項28】
下記の化合物の一つである請求項16〜17のいずれか一項に記載の使用:
1-[5-(4-ニトロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-{5-[4-(l−ヒドロキシエチル)−フェノキシ]−ペンチル−ピロリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ヘキサメチレンジアミン
N-3-[4-(l−ヒドロキシエチル)−フェノキシ]−プロピル−ジエチルアミン
4-(3-ジエチルアミノプロポキシ)−アセトフェノン−オキシム
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-3-メチル−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
N-[4-(4-シアノフェノキシ)−ブチル]−ジエチルアミン
【請求項29】
化合物が以下の一般式(Ila)または(Ilb)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化8】

【化9】

(ここで、
1とR2は請求項1の一般式(A)で定義のものであり、
鎖AIIは1〜6つの炭素原子を含む飽和または不飽和の直鎖または分枝した炭化水素鎖を表し、飽和した炭化水素鎖は硫黄原子のようなヘテロ原子によって中断されていてもよく、
IIは酸素原子、硫黄原子、-NH-、-NHCO-、-N(アルキル)CO-、-NHCONH-、-NH-CS-NH-、-NHCS-、-O-CO-、-CO-O-、-OCONH-、-OCON(アルキル)−、-OCON(アルケン)、-OCONH-CO-、-CONH-、-CON(アルキル)−、-SO-、-CO-、-CHOH-、-N(飽和または不飽和アルキル)、-S-C(=NY媒)-NH-Y媒-(Y"は上記の定義のもので、互いに同一でも異なっていてもよい)または-NRII-C(=NR"II)-NR'II-(RIIおよびRIIは水素原子または低級アルキル基を表し、R"IIは水素原子または強い電気陰性基、例えばシアノまたはCOY1II基(Y1IIはアルコキシ基)を表し、
鎖BIIはアリール、アリールアルキル、アリールアルカノイル基、直鎖のアルキレン鎖-(CH2)nII-(n は1〜5の整数を表す)、2〜8つの炭素原子を含む分岐したアルキレン鎖(アルキレン鎖は必要に応じて1または複数の酸素または硫黄原子によって中断されていてもよい)、-(CH2)nII-O-または-(CH2) nII-S-(nIIは1または2の整数)を表し、
IIは1〜8の炭素原子含む直鎖または分岐したアルキル基、3〜6の炭素原子を含むシクロアルキル、ビシクロアルキル基、シクロアルケニル基、必要に応じて置換されていてもよいフェニル基のようなアリール基、窒素および硫黄原子の中から選択される1つまたは2つのヘテロ原子を含む5員環または6員環の複素環基(この複素環基は必要に応じて置換されていてもよい)、または、ベンゼン環と上記定義のヘテロ環とが縮合して生じる二環式の基を表す)。
【請求項30】
化合物が以下の一般式(Ila)または(Ilb)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化10】

【化11】

(ここで、
1とR2は請求項1の一般式(A)で定義のものであり、
II鎖は分岐したまたは分岐していない不飽和アルキル基-(CH2)nll-(nllは1〜8の整数、好ましくは1〜4の整数)、1〜8つの炭素原子、好ましくは1〜4の炭素原子を有する分岐したまたは分岐していないアルケン基、または1〜4の炭素原子を有する分岐したまたは分岐していないアルキン基を表し、
IIは-OCONH-、-OCON(アルキル)−、-OCON( アルケン)−、-OCO-、-OCSNH-、-CH2-、-0-、-OCH2CO-、-S-、-CO-、-CS-、アミン、飽和または不飽和アルキルを表し、
鎖BIIは1〜8、好ましくは1〜5の炭素原子を有する分岐したまたは分岐していない不飽和低級アルキル、または-(CH2)nII(ヘテロ原子)(ヘテロ原子は好ましくは酸素または硫黄原子で、nIIは1〜5、好ましくは1〜4の整数)を表し、
IIは未置換またはハロゲン原子、OCF3、CHO、CF3、S02N(アルキル)2、例え
ばS02N(CH3)2、N02、S(アルキル)、S(アリール)、SCH2(フェニル)の中から選択される一つ以上の互いに同一かまたは異なる置換基でモノ置換または多置換されたフェニル基、分岐したまたは分岐していないアルケン、必要に応じてトリアルキルシリル基で置換されていてもよい分岐したまたは分岐してないアルキン、-O(アルキル)、-O(アリール)、-CH2CN、ケトン、アルデヒド、スルホン、アセタール、アルコール、低級アルキル、-CH=CH-CHO、-C(アルキル)=N-OH、-C(アルキル)=NO(アルキル)、その他のケト誘導体、-CH=NOH、-CH=NO(アルキル)、その他のアルデヒド誘導体、-C(アルキル)=NH-NH-CONH2、0-フェニルまたは-OCH2(フェニル)基、-C(シクロアルキル)=NOH、-C(シクロアルキル)=N-O(アルキル)、必要に応じて置換されていてもよいヘテロ環、硫黄ヘテロ原子を有するヘテロ環、シクロアルキル、二環式基、好ましくはノルボルニル基、窒素ヘテロ原子をう有するヘテロ環または炭素環式化合物またはケト基を有しているヘテロ環と結合したフェニル環、1〜8つの炭素原子を有する分岐したまたは分岐していない低級アルキル、1〜8つの炭素原子、好ましくは1〜5つの炭素原子を有する分岐したまたは分岐していないアルキン、未置換であるか、モノ置換または多置換されたフェニル基でモノまたは多置換された直鎖または分岐したアルキル、アルキル基が分岐しているかまたは分岐していないか環式であるフェニルアルキルケトン、置換されまたは未置換のベンゾフェノン、置換されまたは未置換の分岐したまたは分岐していない環状フェニルアルコール、分岐したまたは分岐していないアルケン、ピペリジル基、フェニルシクロアルキル基、多環式基、特にフルオレニル基、ナフチル基、ポリヒドロナフチル基またはインダニル基、フェノール基、ケトンまたはケト誘導体、ジフェニル基、フェノキシフェニル基、またはベンジルオキシフェニル基を表す)
【請求項31】
IIが-0-、-NH-、-CH2-、-OCONH-、-NHCO-、-NHCONH-から選択され、好ましくは酸素原子を表す請求項29または30に記載の使用。
【請求項32】
IIが、直鎖または分岐したアルキル基、シクロアルキル基、特にシクロペンチルまたはシクロヘキシル基、未置換または好ましくは置換基がハロゲン原子、特に塩素であるモノ置換されたのフェニル基、複素環基、特にピリジルN-オキサイドまたはピラジニル基、ベンゾチアゾリル基のような二環式基の中から選択され、YII が好ましくは未置換または上記定義のモノ置換されたフェニル基である請求項29〜31のいずれか一項に記載の使用。
【請求項33】
IIがケト置換基で少なくともモノ置換されたフェニル基、特に、1〜8つの炭素原子を有する必要に応じて水酸基を有する直鎖または分岐鎖を有する脂肪族ケトン、シクロアルキルケトン、アリールアルキルケトンまたはアリールアルケニルケトン(アリールは必要に応じて置換されていてもよい)、ヘテロアリールケトン、好ましくはシクロアルキルケトン、オキシム-置換基またはハロゲン原子を表す請求項29〜31のいずれか一項に記載の使用。
【請求項34】
IIが少なくとも-CHO、ケトン、アルデヒド、-CH=CH-CHO、-C(アルキル)=N-OH、-C(アルキル)=N-O(アルキル)、その他のケト誘導体、-CH=N-OH、-CH=NO(アルキル)、その他のアルデヒド誘導体、-C(シクロアルキル)=NOH、-C(シクロアルキル)=N-O(アルキル)でモノ置換されたフェニル基である請求項29〜31のいずれか一項に記載の使用。
【請求項35】
鎖Allが鎖-(CH2)nII-であり、特に-(CH2)3-であり、nが1〜6、好ましくは1〜4である請求項29〜34のいずれか一項に記載の使用。
【請求項36】
鎖Bllが-(CH2)2-または-(CH2)3-である請求項29〜35のいずれか一項に記載の使用。
【請求項37】
Xが酸素原子をであり、式(Ila)の化合物のAが-(CH2)3-を表し、鎖Bも-(CH2)3-を表す請求項29〜35のいずれか一項に記載の使用。
【請求項38】
化合物が下記の化合物の一つである請求項29〜37のいずれか一項に記載の使用:
3,3-ジメチルブチル3-ピペリジノプロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-ピペリジノプロピルエーテル
3-(4-クロロフェニル)プロピル3-ピペリジノプロピルエーテル
2-ベンゾチアゾリル3-ピペリジノプロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(4-メチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(3,5-cis-ジメチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(3,5-トランス−ジメチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(3-メチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-ピロリジノプロピルエーテル
3-(4-クロロフェニル)プロピル3-(4-メチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-(4-クロロフェニル)プロピル3-(3,5-シス−ジメチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-(4-クロロフェニル)プロピル3-(3,5-トランス−ジメチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(N,N-ジエチルアミノ)プロピルエーテル
N-フェニル-3-ピペリジノプロピルカルバメート
N- ペンチル-3-ピペリジノプロピルカルバメート
(S)-(+)-N-[2-(3、3- ジメチル)ブチル]-3-ピペリジノプロピルカルバメート
3-シクロペンチル-N-(3-(l−ピロリジニル)プロピル)プロパンアミド
N-シクロヘキシル-N'-(l−ピロリジニル-3-プロピル)尿素
2-((2- ピペリジノエチル)アミノ)ベンゾチアゾール
5-ピペリジノペンチルアミン
2-ニトロ-5-(6-ピペリジノヘキシル)ピリジン
3-ニトロ-2-(6-ピペリジノヘキシルアミン)ピリジン
2-(6-ピペリジノヘキシルアミノ)ピリミジン
N-(6-フェニルヘキシル)ピペリジン
N-フェニル-N'-(ジエチルアミノ-3-プロピル)尿素
N-ベンジル-N'-(3-ピペリジノプロピル)グアニジン
N-(3-(N,N-ジエチルアミノ)プロピル)N'-フェニル尿素
N-シクロヘキシルメチル-N'-(3-ピペリジノプロピル)グアニジン
【請求項39】
化合物が下記の式(III)の化合物である請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化12】

[ここで、
NR12はピペリジル部分の3-位置または4-位置のいずれかにあり、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものであり、
2111は1〜6つの炭素原子を有する直鎖または分岐したアルキル基、ピペロニル基、3-(1-ベンズイミダゾロニル)プロピル基または下記に式:
【化13】

[ここで、n111は0、1、2または3であり、X111は単結合か、-0-、-S-、-NH-、CO-、-CH=CH-または下記を表す:
【化14】

(ここで、
3IIIは H、CH3、ハロゲン、CN、CF3またはアシル基-COR4 IIIIを表し、
4IIIIは1〜6の炭素原子を有する直鎖または分岐したアルキル基、3〜6の炭素原子を有するシクロアルキル基またはCH3またはCF3置換基を有することができるフェニル基であるか、下記の式:
【化15】

(ここで、Z111はOまたはS原子を表すか、二価の基NH、N-CH3またはNCNを表し、R5111は1〜8つの炭素原子を有する直鎖または分岐したアルキル基、フェニル置換基を有していてもよい3〜6つの炭素原子を有するシクロアルキル基、(C3-C6シクロアルキル)(直鎖または分岐した、Cl-C3アルキル)基、CH3、ハロゲンまたはCF3置換基を有することができるフェニル基、フェニル(直鎖または分岐したCl-C3アルキル)基またはナフチル、アダマンチルまたはp−トルエンスルホニル基を表す)]
を表す]
【請求項40】
111が下記の基を表す請求項39に記載の使用:
【化16】

(ここで、Z111およびR5111は請求項39で定義のものを表し、特にZ111は0、SまたはNHである)
【請求項41】
5111が(C3-C6)シクロアルキル基である請求項40に記載の使用。
【請求項42】
N'-シクロヘキシルチオカルバモイル-N-1,4-ビピペリジンである請求項39〜41のいずれか一項に記載の使用。
【請求項43】
化合物が下記の式(IV)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化17】

(ここで、
1とR2は請求項1の一般式(A)で定義のものを表し、
IVは水素原子またはCOR3IV基を表し、R3IV基は下記(a)〜(f)のいずれかを表す:
(a) 1〜11の炭素原子、特に1〜9の炭素原子を有する直鎖または分岐した脂肪族基、
(b) シクラン環構造、例えばシクロプロパン、フェニルシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ノルボルナン、アダマンタン、ノルアダマンタン、クロロオキソノルボルナン、クロルエチレンジオキシノルボルナン、ブロモエチレンジオキシノルボルナン、ヒドロキシカルボキシ-1,2,2-トリメチルシクロペンタンカルボン酸無水物、
(c) 未置換またはパラ位が3〜5つの炭素原子を有する直鎖または分岐した脂肪族基およびハロゲンで置換されたベンゼン環、
(d) (CH2mIVR4IV
[ここで、mIVはI〜10の数、R4IVはシクラン環構造、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、ノルボルナン、ノルアダマンタン、アダマンタン、6,6-ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプテン、未置換またはフッ素原子、塩素原子、メチル基またはメトキシ基ではモノ置換されたベンゼン環、環の2位置または3位置でグラフトしたチオフェン環、カルボン酸エステル基C00R5IV(ここで、R5IVはシクラン環構造、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサンまたはノルボルナンである)、CONHR61V構造のカルボン酸アミド基(ここで、R61Vはシクラン環構造、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサンまたはノルボルナン)、下記構造:
【化18】

のカルボン酸アミド基(ここで、
【化19】

基はピロリジン、ピペリジンまたは2,6-ジメチルモルホリンを表す)、エーテル基-0-R7IV(ここで、R7IVは未置換または塩素またはフッ素原子でモノ置換されるか、塩素原子とメチル基でジ置換されたたベンゼン環を表す)を表す]
(e) -CH=CHR8IV
(ここで、R8IVはシクラン環構造、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、ノルボルナンまたはノルボルネンを表す)
(f) 第二アミン基-NH(CH2)nIVR9IV
[ここで、nIVは1〜5の数であり、R9IVはシクラン環構造、例えばシクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサンまたはノルボルナン、または未置換か弗素、塩素原子またはメトキシ基でモノ置換されるか、メトキシ基でトリ置換されたベンゼン環を表し、RIVは下記のヒドロキシアルケニル基を表す:
【化20】

(ここで、pIVは2〜9の数を表し、R10IVはベンゼン環、フェノキシ基、CSNH(CH3)nIVR9IV基を表す(ここで、nIVはI〜5の数を表し、R9IVは上記の意味を有する))]
【請求項44】
IVがCOR3IV基(ここで、R3IV脂肪族基を表す)を表す請求
項43に記載の使用。
【請求項45】
化合物がN−ヘプタノニル-1,4'-ビピペリジンまたは1-(5-シクロヘキシルペンタノニル)-1,4-ビピペリジンである請求項43または44に記載の使用。
【請求項46】
化合物が下記の式(Vl)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化21】


(ここで、
VIは-0-CO-NR1VI-、-0-CO-、-NR'v、-CO-NR1VI-、-NR1VI、-CO-、-NR1VI-、
-0-、-CO-NR1VI-、-CO-O-と-C(=NR1VI)-NR1VI-から選択され、
1VI基は同一でも異なっていてもよく、式V1の分子中に2または3つこの基が
ある場合には水素、低級アルキル、アリール、シクロアルキル、複素環、複素環
アルキル基および式-(CH2)yVI-GVI基の中から選択され、GVIはC02R3VI、COR3VI
、CONR3VIR4VI、OR3VI、SR3VI、NR3VIR4VI、ヘテロアリール、フェニル(フェニルは必要に応じてハロゲン、低級アルコキシまたはポリハロ低級アルキルで置換されていてもよい)の中から選択され、yVIは1〜3の整数)、
2VIは水素、ハロゲン原子、アルキル、アルケニル、アルキニル、トリフル
オロメチル基、式OR3VI、SOR3VI、NR3VIR4VI基の中から選択され、
3VIおよびR4VIは水素、低級アルキル、シクロアルキル基の中から独立して
選択されるか、R3VIおよびR4VIが窒素原子と一緒になって1〜2の低級アルキ
ル基で置換可能な4〜6の炭素原子を有する飽和環を形成し、
-(CH2)nVI-AVI-RlVI基は3-位置または4-位置にあり、R2VI基は任意の位置に
あり、
VIは1〜3の整数であり、
nVIは1〜3の整数である)
【請求項47】
化合物が下記の式(Vl)を有する請求項1〜15のいずれか
一項に記載の使用:
【化22】


(ここで、
1VIはアリール基、好ましくは必要に応じてケト-置換されたフェニル基、特に、必要に応じて水酸基を有する1〜8の炭素原子を有する直鎖または分岐した脂肪族ケトン、シクロアルキルケトン、アリールアルキルケトンまたはアリールアルケニルケトン基(アリールは必要に応じて置換されていてもよい)、ヘテロアリールケトン、好ましくはシクロアルキルケトンであり、R2VI、nVI、mVI、AVIは請求項46で定義のものを表す)。
【請求項48】
nVIおよびmVIが各々1であり、AVIが酸素原子を表す請求項46または47に記載の使用。
【請求項49】
1VIがアリールまたは-(CH2)yVI-GVI (GVIはフェニル)である請求項46または48に記載の使用。
【請求項50】
化合物が下記の化合物の一つである請求項46〜49のいずれか一項に記載の使用:
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-ピペリジノ-p-キシロール
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(l-ピロリジニル)-p-キシロール
α-(3-フェニルプロポキシ)-α'-ピペリジノ-p-キシロール
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(4-メチルピペリジノ)-p-キシロール
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(3,5-cis-ジメチルピペリジノ)-p-キシロール
α-(4-アセチルフェノキシ)−α-(3,5-トランス−ジメチルピペリジノ)-p-キシ
ロール
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(2-メチルピロリジノ)-p-キシロール
α-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)-α'-ピペリジノ−p-キシロール
α-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)-α-(4-メチルピペリジノ)-P-キ
シロール
α-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)-α'-ピロリジノ−p-キシロール
N-(4-クロロベンジル)-2-(4-ピペリジノメチル)フェニル)-エタンアミジン
【請求項51】
下記の式(Vll)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化23】


(ここで、
1およびR2は請求項1の式(A)で定義したもの、
VII、YVIIおよびZVIIは0、NまたはSを表し、互いに同一でも異なっていてもよく、
nVIIは1〜3であり、
VIIは1または2である)
【請求項52】
VIIが0で、YVIIおよびZVIIがNである2、4-オキサジアゾイル基である請求項51に記載の使用。
【請求項53】
化合物が3-(4-クロロベンジル)-5-(2-ピペリジノエチル)-1,2,4-オキサジアゾールである請求項51または52に記載の使用。
【請求項54】
化合物が下記の式(VIII)の化合物である請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化24】


{ここで、
1およびR2が請求項1の式(A)で定義のものであり、
VIIIは下記(1)〜(7)の式のいずれかの基であり、
(1) 式:(CH2)mVIII(mVIII は0〜9)、
(2) 式:
【化25】


(ここで、R5vlllは水素、(Cl-C3)アルキル−、アリール(C1-C3)アルキル−、必要に応じて置換されていてもよいアリール−、ヒドロキシル−、(Cl-C3)アルコキシ−、ハロゲン、アミノ−、シアノ−またはニトロを表し、R6vlllは水素、(C1-C3)アルキル−、アリール(C1-C3)アルキル−または必要に応じて置換されていてもよいアリール−を表す)
(3) 式:
【化26】


(ここで、R5vlllとR6vlllは上記定義のもの)
(4) 式:
【化27】


[BVIIIが下記の式:
【化28】


の場合には、AVIIIとB VIIIとが一緒になって下記の式を表す:
【化29】


(ここで、R6VIIIは上記定義のもの)]
(5) 式:
【化30】


(ここで、R6VIIIは上記定義のもの)
(6) 式:
【化31】


[BVIIIが下記の式:
【化32】


の場合には、AVIIIとB VIIIとが一緒になって下記の式を表す:
【化33】


(ここで、R6VIIIは上記定義のもの)]
(7) 式: -(CH2)xVIII-S-(CH2)yVIII-
(ここで、xVIII +yVIII = mVIII-1)
VIIIは下記(1)〜(3)のいずれかであり:
(1) 式:
【化34】


(ここで、R5VIIIは上記定義のもの)
(2) 式:
【化35】


[Aが下記の式:
【化36】


または
【化37】


の場合には、AとBが一緒になって下記の式のいずれか一つの基を表す:
【化38】


または
【化39】


(ここで、R6VIIIは上記定義のもの)]
(3) 式:
【化40】


[XV111が下記の式:
【化41】


の場合には、B V111とX V111とが一緒になって下記の式を表す:
【化42】


(ここで、pVIII = 1〜3)]
VIIIは下記一般に(1)〜(4)のいずれかであり:
(1) 式:(CH2)nVlllの基
(ここで、nVIII = 2-4)
(2) 式:
【化43】


[BVIIIが下記の式:
【化44】


の場合には、X V111とB V111とが一緒になって下記の式を表す:
【化45】


(ここで、pVIII = 1〜3)]
(3) 2つの水素(1つは炭素上、他の1つは窒素上)、または
(4) 一つは炭素原子上の水素で、他は窒素原子上のR7VIII基(ここで、R7VII
Iは水素、(C1-C10)アルキル−、アリール(C1-C10)アルキル−またはアリー
ルを表す(アリールは必要に応じて置換されていてもよい)
VIIIは式(CH2kVIIIの基であり(ここで、kVIIIは0-2)、
4VIIIは水素、(Cl-C10)アルキル−、(Cl-C3)アルキル−スルホンアミド
−、アリール(Cl-C10)アルキル−、アリール(アリールは必要に応じて置換さ
れていてもよい)または下記の式の基を表す:
【化46】


または
【化47】


(ここで、
VIIIは0、SまたはNHを表し、
7VIIIは上記定義のものであり、
8VIIIは(Cl-C10)アルキル−、アリール(Cl-C10)アルキルまたはアリール
(アリールは必要に応じて置換されていてもよい)を表す)、
(アリールはフェニル、置換されたフェニル、ナフチル置換されたナフチルピリジルである)}
【請求項55】
化合物が下記の式のいずれかである請求項54に記載の使用:
【化48】


または
【化49】


(ここで、R1とR2は請求項1と同じ意味を有し、nVIIIとRVIIIは請求項54と同じ意味を有する)
【請求項56】
化合物がニトロ-5-(6-ピペリジノヘキシル)ピリジンまたは10-ピペリジノデシルアミンである請求項54または55に記載の使用。
【請求項57】
化合物が下記の式(IX)を有する化合物である請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化50】


[ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
1IXはC4〜C20ヒドロカルビル基であり(その一つまたは複数の水素原子がハロゲンで置換されていてもよく、4以下の炭素原子[特0〜3の炭素原子]が酸素、窒素または硫黄原子で置換されていてもよい。ただし、R1IXは-0-0-基を含まない)、
2IXは互いに同一でも異なっていてもよく、HまたはC1〜C15ヒドロカルビル基であり(その一つまたは複数の水素原子はハロゲンで置換されていてもよく、3以下の炭素原子は酸素、窒素または硫黄原子で置換されていてもよい。ただし、R2IXは-0-0-基を含まない)、
Ixは1〜15(好ましくは1〜10、さらに好ましくは3〜10、例えば4〜9)であり、
各XIX基は互いに独立して下記の基:
【化51】


であるか、一つのXIX基が-N(R4IX)−、-0-または-S-であり(ただし、XIX
は-NR21X基に隣接することはない)且つ残りのXIX基がそれと独立して下記の基:
【化52】


である(ここで、R3IX はH、C1〜C6アルキル、C2〜C6アルケニル、-C0251x
-CON(R5IX)2、-CR5IX20R6Ixまたは-OR5IXである(ここで、R5IXおよびR6I
XはHまたはC1〜C3アルキルであり、R4IXはHまたはC1〜C6アルキルである))]
【請求項58】
化合物がN-(4ブロモベンジル)-N'-(4-ピペリジノブチル)スルファミドである請求項57に記載の使用。
【請求項59】
化合物の下記の式(X)を有する化合物である請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化53】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
1XはHまたはCH3であり、
2Xは必要に応じてハロゲン原子、好ましくは塩素、(Cl-C4)アルキル、(Cl-C4)アルコキシ、CF3、OCF3、N02、NH2で置換されていてもよいフェニルまたは必要に応じて上記置換基で置換されたCH2-フェニルから選択され、
nxは0〜3である)
【請求項60】
化合物が3-クロル-N-(4-ピペリジノブチル)-N-メチル−ベンゼンスルホンアミドであるの請求項59に記載の使用。
【請求項61】
化合物が下記の式(Xl)の化合物である請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化54】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
XIは-NHCO-、-N(CH3)-CO-、-NHCH2-、-N(CH3)-CH2-、-CH=CH-、-COCH2-、CH
2CH2-、-CH(OH)CH2-または-C=C-であり、
XIはH、CH3、NH2、NH(CH3)-、N(CH3)2、OH、OCH3またはSHであり、
2XIは水素、メチルまたはエチル基であり、
3XIは水素、メチルまたはエチル基であり、
XIは0、1、2、3、4、5または6であり、
1XIはC3〜C8シクロアルキル、フェニルまたは置換フェニル、デカヒドロナフタレンおよびオクタヒドロインデンから成る群の中から選択され、
XIが0、SまたはS02の場合には、R1XIとXXIとが一緒になって5,6-または6,
6-飽和二環構造を形成することもできる)
【請求項62】
化合物が以下の化合物の一つである請求項61に記載の使用:
シス-1-(6-シクロヘキシル-3-ヘキセン−1−イル)ピペリジン
トランス-l-(6-シクロヘキシル-3-ヘキセン-1-yl)ピペリジン
1-(6- シクロヘキシル-3-ヘキシン-1-イル)ピペリジン。
【請求項63】
化合物が下記の式(XII)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化55】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
2XIIは水素、メチルまたはエチル基を表し、
XIIは0、1、2、3、4、5または6であり、
1XIIC3〜C8シクロアルキル、一つ以上の基で置換されていてもよいフェニル
(置換基は例えばハロゲン、低級アルキル、シクロアルキル、トリフロロメチル
、アリール、アルコキシ、α-アルキルオキシアルキル、アリールオキシ、ニト
ロ、フォルミル、アルカノイル、アロイル、アリールアルカノイル、アミノ、カ
ルボキシアミド、シアノ、アルキルオキシイミノ、アルキルアルコキシイミノ、
アリールオキシイミノ、α-ヒドロキシアルキル、アルケニル、アルキニル、ス
ルファミド、スルファモイル、スルホンアミド、カルボアミド、カーボシクロア
ルキル、アルキルカルボニルアルキルオニル、カルボニルアルコキシ、アリール
アルキル、オキシム基原子等を表すか、それが結合しているフェニル環と一緒に
なって5-または6−員環の飽和または不飽和環またベンゼン環を作ることもでき
る)、アルキル、複素環基、デカヒドロナフタレン、オクタヒドロインデンから
選択される、
ただし、
XIIがHである場合には、AXIIは-CH2CH2-、-COCH2-、-CONH-、-CON(CH3)-、
-CH=CH-、-C=C-、-CH2-NH-、-CH2-N(CH3)-、-CH(OH)CH2-、-NH-CH2-、-N(CH3)-C
H2-、-CH20-、-CH2S-または-NHCOO-を表し、
XIIがNH2、NH(CH3)、N(CH3)2、OH、OCH3、CH3、SHまたはSCH3である場合に
は、AXIIは-NHCO-、-N(CH3)-CO-、-NHCH2-、-N(CH3)-CH2-、-CH=CH-、-COCH2-
、-CH2CH2-、-CH(OH)CH2-または-C=C-であり、
XIIおよびXXIIが一緒になって飽和した5,6または6,6ッ二環構造を示す場合には、XXIIはNH、0またはSでもよい。
【請求項64】
XIIが-CH=CH-または-C=C-である請求項63に記載の使用。
【請求項65】
2XIIおよびR3XIIが水素原子である請求項63または64に記載の使用。
【請求項66】
XIIがアルキル基をである請求項63〜65のいずれか一項に記載の使用。
【請求項67】
化合物が1-(2-(5,5-ジメチル-l-ヘキシン-1-イル)シクロプロピル)ピペリジンである請求項63〜66いずれか一項に記載の使用。
【請求項68】
化合物が下記の式(XIll)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化56】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
XIIはCH2またはCH2-CH2をであり、
XIIは硫黄(S)または酸素(0)、好ましくはOを表し、
XIIIは0または1であり、
XIIIは0〜6の整数であり、
2XIIは約20までの炭素原子を有する置換された未置換の直鎖または分岐したアルキル基、単環式または二環式部分を含む約20までの炭素原子を有する置換されたまたは未置換の炭素環式基、約20までの炭素原子を有する置換されえたまたは未置換のアリール基、これらの基を組み合わせたものまたは塩を表す)
【請求項69】
N-へプチニル-1,4'-ビピペリジンまたは1-(5-シクロヘキシルペンタノニル)-1,4'-ビピペリジンである請求項68に記載の使用。
【請求項70】
化合物が下記の式(XIV)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化57】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
(A) mxlvは1または2の整数であり、
(B) nxivおよびpxlvは互いに独立して0、1、2、3と4の中から選択され、nxiv
とpxlvとの合計は4であり、Tx1vは6-員環であり、
(C) R3x1vおよびR4x1vは互いに独立してTx1v環の同じまたは異なる炭素原子
に結合し、Tx1v環中にはR3x1vおよびR4x1vは一つだけ存在し、R1x1v、R2x1v
、R3x1vおよびR4x1vの各々は下記(1)〜(3)から成る群の中から選択し:
(1) H、
(2) C1〜C6アルキル、
(3) -(CH2)qXIv-R6XIV
[ここで、qxlvは1〜7の整数であり、R6XIVはフェニル、置換されたフェニル
、-OR7XIV、-C(O)OR7XIV、-C(O)R7XIV、-OC(O)R7XIV、-C(O)NR7XIV8XIV
、CN、-SR7XIV から選択され(ここで、R7XIVおよびR8XIVは以下で定義のも
のであり、置換されたフェニルの置換基は互いに独立して-OH、-O-(C1〜C6)アル
キル、ハロゲン、C1〜C6アルキル、-CF3、-CN、-N02から成る群の中から選択さ
れ、置換されたフェニルは1〜3の置換基を含む)]
(D) R5x1v は下記(1)〜(9)から成る群の中から選択し:
(1) H、
(2) C1〜C20アルキル、
(3) C3〜C6シクロアルキル、
(4) -C(O)OR7'XIV、(ここで、R7'XIVはHでないことを除いて上記R7XIVと同じものを意味する)、
(5) -C(O)R7XIV
(6) -C(O)NR7XIV8XIV
(7) アリル、
(8) プロパラギル、
(9) -(CH2)q-R6XIV(ここで、qxlvおよびR6XIVは上記定義のものであり、q
xlvは1であり、R6XIVはOHまたはSHではない)、
(E) R7XIVおよびR8XIVは各々互いに独立してH、C1〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルの中から選択される)
(F) 点線(------)は、mxlvが1である場合、nxivが0でない場合場合、pが0でない場合(すなわち、環の窒素が二重結合を有している炭素原子へ直接結合していない場合)には必要に応じて存在する二重結合で、この二重結合が存在するときにはR2XIVは存在しない、
(G) mxlvが2の場合には各Rlxlvは各mxlvに対して同一か異なった置換基で、
各R2xlvは各mxlvに対して同一か異なった置換基で、R1xlvおよび各R2xlvの少なくとも二つはHである。
【請求項71】
化合物が下記の式(XIVa)、(XlVb)または(XlVc)を有する請求項70に記載の使用:
【化58】


【化59】


【化60】



(ここで、R5XIVは好ましくはHまたはCH3であり、R3XIVおよびR4XIVは好ましくはHである)
【請求項72】
化合物が以下の式(XV)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化61】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
(A) mxvは0、1、2から選択される整数であり、
(B) nxvとpxvは0、1、2と3から選択される互いに独立した整数であり、nxv
xvの合計は2または3であり、nxvとpxvの合計が2の場合にはTxvは4−員環であり、nxvとpxvの合計が3の場合にはTxvは5−員環であり、
(C) R1xv、R2xv、R3xv、R4xv、R5xv、R6xv、R7xv、R8xvの各々は下記
の(1)〜(4)の中から互いに独立して選択され:
(1) H、
(2) C1〜C6アルキル、
(3) C3〜C6シクロアルキル、
(4) -(CH2)qxv-R9xv
(ここで、qxvは1〜7であり、R9xv はフェニル、置換されたフェニル、-OR10x
v、-C(O)OR10xv、-C(O)R10xv、-OC(O)R10xv、-C(O)NR10xv11xv、-CNおよび-SR
10xvから成る群の中から選択され、R10xvおよびR11xvは下記で定義のものであり、置換されたフェニルの置換基は-OH、-O-(Cl〜C6アルキル)、ハロゲン、C1〜C6アルキル、-CF3、-CNおよび-N02から成る群から互いに独立して選択され、置換されたフェニルは1〜3の置換基を含み、-(CH2)qXV9xvの例はベンジル、置換されたベンジル等であり、置換されたベンジルの置換基は置換されたフェニルで定義のものであり、
(D) R5xvは下記(1)〜(9)の中から選択され:
(1) H、
(2) C1〜C20アルキル、
(3) C3〜C6シクロアルキル、
(4) -C(O)OR10xv
(ここで、R10xvはHでないことを除いては下記定義のR10xvと同じものである)
(5) -C(O)R10xv
(6) -C(O)NR10xvR11xv
(7) アリル、
(8) プロパギル、
(9) -(CH2)qxv-R9xv
(ここで、qxvとR9xvは上記定義のものを表し、ただし、qxvが1のときはR9x
vは-OHまたは-SHではない)、
(E) R10xvおよびR11xvの各々は互いに独立してH、C〜C6アルキル、C3〜C6シクロアルキルから選択され、置換基-C(O)NR10xv11xvの場合には、R10xvとR1
1xvがそれらが結合した窒素と一緒になって5,6,7員環を形成することができ、
(F) 点線(---)は、mxvが1のとき、Txvが5員環のとき、nxvが0でないときおよびpxvが0でないとき(すなわち、環の窒素が二重結合を有する炭素原子に直接結合されていないとき)に必要に応じて存在する二重結合を表し、この二重結合が存在するときにはR10xvおよびR11xvは存在しない、
(G) mxvが2の時は、各mxvに対して各R1xvは同一か異った置換基であり、各
2xvは同一か異った置換基であり、
(H) nxvが2または3のときは、各nxvに対して各R3xvは同一か異った置換基であり、各R4xvは同一か異った置換基であり、
(I) pxvが2または3であるときには、各pxvに対して各R6xvは同一か異った置換基であり、各R7xvは同一か異った置換基である)
【請求項73】
化合物が下記の式を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化62】


[ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
XVIは(CH2mXVI(mxv、= 1-5)であるか、下記の式を表す:
【化63】


(ここで、
6XVIは(Cl-C3)アルキル、
7XVIは(Cl-C3)アルキル
を表し、
XVIは誘導体の活性に負の影響を与えない置換基から選択される他の置換基で必要に応じて置換されていてもよく、
XVIはS、NHまたはCH2を表し、
1XVIは水素、(C1-C3)アルキル、アリール(C1-C10)アルキル(ここで、アリ
ールは必要に応じて置換されていてもよい)、アリール、(C5-C7)シクロアル
キル(C1-C10)アルキルまたは下記の式の基を表し:
【化64】


(ここで
XVI= 1-4、R8XVIはアリール、アリール(Cl-C10)アルキル−、(C5-C7)シクロアルキル、(C5-C7)シクロアルキル(Cl-C10)アルキル−を表し、R9XV
Iは水素、(Cl-C10)アルキル−またはアリールを表し、R2XVIおよびR5XVI
水素、(Cl-C3)アルキル−、アリールまたはアリールアルキル−を表す(ここで、アリールは必要に応じて置換されいてもよく、アリールはフェニル、置換されたフェニル、ナフチル、置換されたナフチル、ピリジルまたは置換されたピリジルである)]
【請求項74】
化合物が下記の式(XVII)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化65】


(ここで、
XVIIは6〜4〜の整数を表し、
4XVIIは水素原子、直鎖または分岐したアルキル基、シクロアルキル基、シクロアルキルアルキル基、置換されたまたは未置換のアリール基、置換されたまたは未置換のアラルキル基を表し、ZXVIIはR5XVIIまたはAXVII-R6XVIIを表し、ここで、AXVIIはSまたは0を表し、R5XVIIは水素原子、低級アルキル基、置換されたまたは未置換のアリール基または置換されたまたは未置換のアラルキル基を表し、R6XVIIは低級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基または置換されたまたは未置換のアラルキル基を表す)
【請求項75】
化合物が下記の式(V)を有する請求項1〜15のいずれか一項に記載の使用:
【化66】


(ここで、
1とR2は請求項1の式(A)で定義のものを表し、
Vは2〜5であり、
VはNH、0またはSを表し、
Vは一つまたは複数の窒素、酸素または硫黄のようなヘテロ原子を有するヘテロ環を表し、未置換でも、アリール、低級アルキル、ハロゲンのような一つまたは複数の基で置換されていてもよく、必要に応じて凝縮されていてもよい)
【請求項76】
Vが下記のヘテロ環を意味する請求項75に記載の使用:
【化67】


【化68】


または
【化69】


(ここで、Yvは水素原子、ハロゲンまたは低級アルキルを表す)
【請求項77】
化合物が下記の化合物の一つである請求項75または76に記載の使用:
2-((2-ピペリジノエチル)アミノ)ベンゾチアゾール
2-(6-ピペリジノヘキシルアミン)ベンゾチアゾール
4-(6-ピペリジノヘキシルアミノ)キノリン
2-メチル4-(3-ピペリジノプロピルアミノ)キノリン
2-メチル4-(6-ピペリジノヘキシルアミン)キノリン
7-クロル-4-(3-ピペリジノプロピルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(4-ピペリジノブチルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(8-ピペリジノオクチルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(l0-ピペリジノデシルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(12-ピペリジノドデシルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(4-(3-ピペリジノプロポキシ)フェニルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(2-(4-(3-ピペリジノプロポキシ)フェニル)エチルアミノ)キノリン
【請求項78】
下記の化合物の一つのヒスタミンH3−受容体リガンドとして作用する医薬品の製剤のための請求項1に記載の使用:
1-(5-フェノキシペンチル)−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)−ピロリジン
N-メチル-N-(5-フェノキシペンチル)−エチルアミン
1-(5-フェノキシペンチル)−モルホリン
N-(5-フェノキシペンチル)−ヘキサメチレンジアミン
N-エチルN-(5- フェノキシペンチル)−プロピルアミン
1-(5-フェノキシペンチル)-2-メチルピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-4-プロピルピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-4-メチル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-3-メチル−ピペリジン
1−アセチル-4-(5-フェノキシペンチル)−ピペラジン
1-(5-フェノキシペンチル)-3,5-トランス−ジメチル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)−3,5-cis-ジメチル−ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-2,6-cis-ジメチル−ピペリジン
4-カルボエトキシ-1-(5-フェノキシペンチル)−ピペリジン
3-カルボエトキシ-I-(5-フェノキシペンチル)−ピペリジン
1-[3-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−2-R-メチルプロピル]ピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-3-メチルピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)-2-S-メチルプロピル] ピペリジン
1-{3-[4-(3-オキソブチル)フェノキシ]プロピル}ピペリジン
1-[3-(4-シアノ-3-フルオロフェノキシ)プロピルピペリジン、
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]-3-メチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]-4- メチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-2,6-ジメチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-3-メチルピペリジン
1-[3-(4-シクロブチルカルボニルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-シクロペンチルカルボニルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-cis-2-メチル-5-エチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]−トランス-2-メチル-5-エチルピペリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]-cis-3,5-ジメチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-{3-[4-(l-ヒドロキシプロピル)フェノキシ]プロピル}-3-メチルピペリジン
1-{3-[4-(l−ヒドロキシプロピル)フェノキシ]プロピル}-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジンメトキシム
1-[3-(4-シアノフェノキシ)プロピル]−トランス-3、5-ジメチルピペリジン
1-[3-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)プロピル]−トランス-3,5−ジメ
チルピペリジン
1-[3-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)プロピル]−シス-35-ジメチルピ
ペリジン
1-[3-(4-カルボメトキシフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-プロペニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-2-メチルピペリジン
1-{3-[4-(l-エトキシプロピル)フェノキシ]プロピル}-2-メチルピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)プロピル]-4-メチルピペリジン
1-[3-(4-ブロモフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-ニトロフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-N,N-ジメチルスルホンアミドフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-イソプロピルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-sec-ブチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-プロピルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-[3-(4-エチルフェノキシ)プロピル]ピペリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-1,2,3,6-テトラヒドロピリジン
1-[5-(4-ニトロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-クロロフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-メトキシフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-メチルフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-シアノフェノキシ)−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(2-ナフチルオキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(l-ナフチルオキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(3-クロロフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-フェニルフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-{5-[2-(5,6,7,8-tert-ヒドロナフチル)−オキシ]−ペンチル}−ピロリジン
1-[5-(3-フェニルフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-(5-フェノキシペンチル)-2,5-ジヒドロピロール
1-{5-[l-(5,6,7,8-tert-ヒドロナフチル)−オキシ]-ペンチル}−ピロリジン
1-(4-フェノキシブチル)−ピロリジン
1-(6-フェノキシヘキシル)−ピロリジン
1-(5-フェニルチオペンチル)−ピロリジン
1-(4-フェニルチオブチル)−ピロリジン
1-(3-フェノキシプロピル)−ピロリジン
1-[5-(3-ニトロフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-フルオロフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-ニトロフェノキシ)-ペンチル]-3-メチル−ピペリジン
1-[5-(4-アセチルフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-アミノフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(3-シアノフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
N-[3-(4-ニトロフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
1-[5-(4-ベンゾイルフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-{5-[4-(フェニルアセチル)−フェノキシ]−ペンチル}−ピロリジン
N-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
1-[5-(4-アセタミドフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-フェノキシフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-N-ベンズアミドフェノキシ)-ペンチル]−ピロリジン
1-15-[4-(l-ヒドロキシエチル)−フェノキシ]−ペンチル]−ピロリジン
1-[5-(4-シアノフェノキシ)-ペンチル]−ジエチルアミン
1-[5-(4-シアノフェノキシ)-ペンチル]−ピペリジン
N-[5-(4-シアノフェノキシ)-ペンチル]−ジメチルアミン
N-[2-(4-シアノフェノキシ)−エチル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジメチルアミン
N-[4-(4-シアノフェノキシ)−ブチル]−ジエチルアミン
N-[5-(4-シアノフェノキシ)-ペンチル]−ジプロピルアミン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ピロリジン
1-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ヘキサメチレンイミン
N-[6-(4-シアノフェノキシ)−ヘキシル]−ジエチルアミン
N-[3-(4-シアノフェノキシ)−プロピル]−ジプロピルアミン
N-3-[4-(l-ヒドロキシエチル)−フェノキシ]−プロピル−ジエチルアミン
4-(3-ジエチルアミノプロポキシ)−アセトフェノン−オキシム
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-3-メチル−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]−3,5-トランス−ジメチル−ピペリジ

1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-4-メチル−ピペリジン
1-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)−プロピル]-3,5-cis-ジメチル−ピペリジン
1-[3-(4-フォルミルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
1-[3-(4-イソブチリルフェノキシ)−プロピル]−ピペリジン
N-[3-(4-プロピオニルフェノキシ)−プロピル]−ジエチルアミン
1-[3-(4-ブチリルフェノキシ)-プロピル]-ピペリジン
1-[3-(4-アセチルフェノキシ)-プロピル]-2,3,6-テトラヒドロピリジン
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(4-メチルピペリジノ)p-キシロール
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(3,5-cis-ジメチルピペリジノ)p-キシロール
α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(3,5-trans-ジメチルピペリジノ)p-キシロー

α-(4-アセチルフェノキシ)-α'-(2-メチルピロリジノ)p-キシロール
α-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)-α'-ピペリジノ)p-キシロール
α-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)-α'-(4-メチルピペリジノ)p-キ
シロール
α-(4-シクロプロピルカルボニルフェノキシ)-α'-ピロリジノ)p-キシロール
3-フェニルプロピル3-(4-メチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(3,5-cis-ジメチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(3,5-トランス−ジメチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-(3-メチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-フェニルプロピル3-ピロリジノプロピルエーテル
3-(4-クロロフェニル)プロピル3-(4-メチルピペリジノ)プロピルエーテル
3-(4-クロロフェニル)プロピル3-(3,5-cis-ジメチルピペリジノ)プロピルエーテ

3-(4-クロロフェニル)プロピル3-(3,5-trans-ジメチルピペリジノ)プロピルエー
テル
4-(6-ピペリジノヘキシルアミン)キノリン
2-メチル4-(3-ピペリジノプロピルアミノ)キノリン
2-メチル4-(6-ピペリジノヘキシルアミン)キノリン
7-クロル-4-(3-ピペリジノプロピルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(4-ピペリジノブチルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(8-ピペリジノオクチルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(l0-ピペリジノデシルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(12-ピペリジノドデシルアミノ)キノリン
7-クロル-4-(4-(3-ピペリジノプロポキシ)フェニルアミノ)キノリン
7−クロロ-4-(2-(4-(3-ピペリジノプロポキシ)フェニル)エチルアミノ)キノリ

4-(6-ピペリジノヘキサノイル)フェニル3-ピペリジノプロピルエーテル
5-ニトロ-2-(5-ピペリジノペンチルアミノ)ピリジン
3-ニトロ-2-(6-ピペリジノペンチルアミノ)ピリジン
5-アミノ-2-(6- ピペリジノペンチルアミノ)ピリジン
2-(6-ピペリジノヘキシルアミノ)キノリン
N-(4-クロロベンジル)-N-シクロヘキシル-3-ピペリジノプロピルイソチオ尿素
2-(6-ピペリジノヘキシルアミン)ベンゾチアゾール
10-ピペリジノデシルアミン
3-フェニルプロピル3-(N,N-ジエチルアミノ)プロピルエーテル
N-(3-(N、N-ジエチルアミノ)プロピル)N'-フェニル尿素
N-シクロヘキシルメチル-N'-(3-ピペリジノプロピル)グアニジン
N-(4-ブロモベンジル)-N'-(4-ピペリジノブチル)スルファミド
3-クロル-N-(4-ピペリジノブチル)-N-メチル−ベンゼンスルホンアミド
N-(4-クロロベンジル)-2-(4-ピペリジノメチル)フェニル)エタンアミジン
1-(5-シクロヘキシルペンタノニル)(1,4-ビピペリジン
シス-1-(6-シクロヘキシル-3-ヘキセン-1−イル)ピペリジン
トランス-1-(6-シクロヘキシル-3-ヘキセン-1−イル)ピペリジン
1-(2-(5,5-ジメチル-1−ヘキシン-1−イル)シクロプロピル)ピペリジン
【請求項79】
活性成分としての治療として効果的な量の請求項1〜78のいずれか一項に記載の記載の化合物と薬学的に許容される賦形剤とからなることを特徴とする医薬組成物。
【請求項80】
活性成分としての治療として効果的な量の請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物を含むことを特徴とするヒスタミンH3-受容体の拮抗薬および/または作動薬として作用する医薬品。
【請求項81】
中枢神経系の障害、特にアルツハイマー病、気分および注意力の変動、精神病理学上の認識欠乏、肥満症、眩暈、動揺病の治療のための請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項82】
覚醒、注意力、記憶を良くし、気分を良くする、特に、アルツハイマー病およびその他の高齢者の認識障害、抑うつ病、無気力の治療に使われる請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項83】
注意力および暗記力を刺激するために使われるノートロピク作用を有する請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項84】
肥満治療、眩暈および動揺病の治療のための請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項85】
CNS障害、特に高齢者のCNS障害の治療のための請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項86】
活性成分としての治療として効果的な量の請求項1〜78のいずれか一項に記載の記載の化合物を含む、ヒスタミンH3-受容体作動薬たは部分作動薬としての作用を有する請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項87】
鎮静、安定、坑ストレス、鎮痛、坑片頭痛活性を有し、心身症、呼吸、アレルギー、リウマチ、目、泌尿器系、生殖器系、消化管、神経系、気管支および肺系の炎症状態の治療のための請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。
【請求項88】
喘息、気管支炎、鼻炎、気管炎、心筋機能不全、潰瘍性梗塞形成、胃または十二指腸潰瘍、大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群、膀胱炎、子宮筋層炎、糞尿失禁、じんま疹、痒み、関節炎、結膜炎、月経前症候群の治療のための請求項1〜78のいずれか一項に記載の化合物からなる医薬品。

【公開番号】特開2010−189441(P2010−189441A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−127067(P2010−127067)
【出願日】平成22年6月2日(2010.6.2)
【分割の表示】特願2000−562103(P2000−562103)の分割
【原出願日】平成11年7月29日(1999.7.29)
【出願人】(591100585)ソシエテ シヴィル ビオプロジェ (1)
【Fターム(参考)】