説明

ヒスタミンH3−受容体関連障害の治療に有用なヒスタミンH3−受容体モジュレータ

本発明は、ヒスタミンH3−受容体活性を調節する式(Ia)の一定のビフェニルスルホンアミド誘導体およびその薬学的組成物に関する。化合物およびその薬学的組成物は、ヒスタミンH3−受容体関連障害(認知障害、癲癇、脳外傷、鬱病、肥満、睡眠および覚醒状態の障害(発作睡眠、過眠症、傾眠症候群、時差ぼけ、睡眠時無呼吸など)、注意欠陥多動障害(ADHD)、統合失調症、アレルギー、上気道のアレルギー反応、アレルギー性鼻炎、鼻閉、認知症、アルツハイマー病など)の治療で有用な方法を対象とする。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
式(Ia):
【化19】

(式中、
およびRは、H、C〜Cアシル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキレニル、アリールオキシ−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびヘテロアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群からそれぞれ独立して選択され、各RおよびRは、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、アリール、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択された1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換され;各C〜Cアルキルは、ヒドロキシでさらに置換されていてよいか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、オキソ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択される1、2、3、4、5または6個の置換基でそれぞれ任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成し;各C〜Cアルキルおよびカルボキシは、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルコキシ、アリール−C〜C−アルキレニル、またはヒドロキシでさらに置換されていてよいか、
は、H、C〜Cアシル、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキレニル、アリールオキシ−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびヘテロアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群から独立して選択され、各Rは、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、アリール、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換され、
およびR12は、その両方が結合する原子と共に、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、アリール、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヘテロシクリル、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基を形成し、
Jは、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、カルボキシ、シアノ、C〜Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、およびオキソからなる群から独立して選択される1、2、3または4個の置換基でそれぞれ任意に置換された−CHCH−または1,2−C〜C−シクロアルキレニル基であり、
、R、R、R、R、R10、R11、およびR12は、H、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、およびスルホンアミドからなる群からそれぞれ独立して選択され、
およびRは、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキレニル、アリールオキシ−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびヘテロアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群からそれぞれ独立して選択され、各RおよびRは、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択された1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換されるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、オキソ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択される1、2、3、4、5または6個の置換基でそれぞれ任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成する)の化合物から選択される化合物(但し、該化合物は、
N−(3−シアノフェニル)−N−[2−[4’−[[(1,1−ジメチルエチル)アミノ]スルホニル][1,1’−ビフェニル]−4−イル]エチル]−グリシンメチルエステル;
N−[[4’−[2−オキソ−2−(フェニルアミノ)エチル][1,1’−ビフェニル]−4−イル]スルホニル]−D−バリン1,1−ジメチルエチルエステル;
N−[[4’−[2−オキソ−2−[(フェニルメチル)アミノ]エチル][1,1’−ビフェニル]−4−イル]スルホニル]−D−バリン1,1−ジメチルエチルエステル;
N−[[4’−[2−オキソ−2−(フェニルアミノ)エチル][1,1’−ビフェニル]−4−イル]スルホニル]−D−バリン;または
N−[[4’−[2−オキソ−2−[(フェニルメチル)アミノ]エチル][1,1’−ビフェニル]−4−イル]スルホニル]−D−バリン以外である)ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項2】
およびRが、H、C〜Cアルキル、C〜Cアルケニル、C〜Cアルキニル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、ヘテロアリール、アリール−C〜C−アルキレニル、アリールオキシ−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびヘテロアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群からそれぞれ独立して選択され、各RおよびRは、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換されるか、
およびRが、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルケニル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアルキニル、C〜Cアルキルスルホンアミド、C〜Cアルキルスルフィニル、C〜Cアルキルスルホニル、C〜Cアルキルチオ、C〜Cアルキルウレイル、アミノ、C〜Cアルキルアミノ、C〜Cジアルキルアミノ、カルボ−C〜C−アルコキシ、カルボキサミド、カルボキシ、シアノ、C〜Cシクロアルキル、C〜Cジアルキルカルボキサミド、C〜Cジアルキルスルホンアミド、ハロゲン、C〜Cハロアルコキシ、C〜Cハロアルキル、C〜Cハロアルキルスルフィニル、C〜Cハロアルキルスルホニル、C〜Cハロアルキルチオ、ヒドロキシル、チオール、ニトロ、オキソ、およびスルホンアミドからなる群から独立して選択される1、2、3、4、5または6個の置換基でそれぞれ任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
式(Ic):
【化20】

を有する化合物から選択される、請求項2に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項4】
式(Ie):
【化21】

を有する化合物から選択される、請求項2に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項5】
各RおよびRが、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群から独立して選択され、各RおよびRが、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項6】
各RおよびRが、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群から独立して選択され、各RおよびRが、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロピル、シクロヘキシル、ヒドロキシル、フルオロ、メチル、クロロ、およびトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項7】
各RおよびRが、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、および4−トリフルオロメチル−ベンジルからなる群から独立して選択される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項8】
がHまたはC〜Cアルキルであり、Rが、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、またはアリールオキシ−C〜C−アルキレニルであり、各Rが、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項9】
がHまたはC〜Cアルキルであり、Rが、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、またはアリールオキシ−C〜C−アルキレニルであり、各Rが、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロピル、シクロヘキシル、ヒドロキシル、フルオロ、メチル、クロロ、およびトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基と任意に置換される、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項10】
がH、メチル、またはエチルであり、Rが、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、または4−トリフルオロメチル−ベンジルである、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項11】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項12】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル、または1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イルを形成する、請求項2〜4のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項13】
各R、R、R、R、R、R10、R11、およびR12は、Hまたはハロゲンから独立して選択される、請求項2〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項14】
、R、R、R、R、R10、R11、およびR12がHである、請求項2〜12のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項15】
Jが、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、カルボキシ、シアノ、C〜Cハロアルキル、ハロゲン、ヒドロキシル、およびオキソからなる群から独立して選択される1、2、3または4個の置換基で任意に置換された−CHCH−である、請求項2〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項16】
Jが−CHCH−である、請求項2〜14のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項17】
各RおよびRが、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群から独立して選択され、各RおよびRが、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換される、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項18】
各RおよびRが、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、およびアリールオキシ−C〜C−アルキレニルからなる群から独立して選択され、各RおよびRが、メトキシ、エトキシ、イソプロポキシ、シクロプロピル、シクロヘキシル、ヒドロキシル、フルオロ、メチル、クロロ、およびトリフルオロメチルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換される、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項19】
各RおよびRが、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、および4−トリフルオロメチル−ベンジルからなる群から独立して選択される、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項20】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアルキルで任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基を形成する、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項21】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、メチルで任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基を形成する、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項22】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、メチルで任意に置換されたピロリジン−1−イルを形成する、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項23】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項24】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、(R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項25】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、(S)−2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する、請求項2〜16のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項26】
式(Ig):
【化22】

(式中、
はHまたはC〜Cアルキルであり、Rは、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、またはアリールオキシ−C〜C−アルキレニルであり、各Rは、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換されるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成し、
Jは−CHCH−であり、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアルキルで任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基を形成する)の化合物から選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項27】
式(Ig):
【化23】

(式中、
は、H、メチル、またはエチルであり、Rは、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、または4−トリフルオロメチル−ベンジルであるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル、または1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イルを形成し、
Jは−CHCH−であり、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する)の化合物から選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項28】
式(Ii):
【化24】

(式中、
はHまたはC〜Cアルキルであり、Rは、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、またはアリールオキシ−C〜C−アルキレニルであり、各Rは、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、およびヒドロキシルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換されるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成し、
Jは−CHCH−であり、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアルキルで任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基を形成する)の化合物から選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項29】
式(Ii):
【化25】

(式中、
は、H、メチル、またはエチルであり、Rは、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、または4−トリフルオロメチル−ベンジルであるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル、または1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イルを形成し、
Jは−CHCH−であり、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する)の化合物から選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項30】
以下の化合物:
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イル)−アミド;
2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(ピリジン−2−イルメチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸4−メチル−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−エトキシ−エチル)−アミド;
4−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−チオモルホリン1,1−ジオキシド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−イソプロポキシ−エチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−フェノキシ−エチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸4−メトキシ−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸シクロヘキシルアミド;
2−メチル−1−{2−[4’−(ピロリジン−1−スルホニル)−ビフェニル−4−イル]−エチル}−ピロリジン;
2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ベンジル−エチル−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸4−トリフルオロメチル−ベンジルアミド;
1−{2−[4’−(アゼチジン−1−スルホニル)−ビフェニル−4−イル]−エチル}−2−メチル−ピロリジン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸シクロブチルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸tert−ブチルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸プロピルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸イソプロピルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸メチルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−メトキシ−エチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(4−フルオロ−フェニル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸4−フルオロ−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸4−クロロ−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−ヒドロキシエチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ジエチルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(1−プロピル−ブチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸シクロヘキシルメチル−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸フェニルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸シクロプロピルメチル−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸シクロペンチルアミド;
4−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−モルホリン;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸シクロプロピルアミド;および
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸エチルアミドから選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項31】
以下の化合物:
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−3−スルホニル}−ピペリジン;
4’−[2−(メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−3−スルホン酸イソプロピルアミド;
4’−[2−(メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−3−スルホン酸エチルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−3−スルホン酸ジエチルアミド;および
4’−[2−(メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−3−スルホン酸ジメチルアミドから選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項32】
およびRが、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、アミノ、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、アリールオキシ−C〜C−アルキレニル、およびC〜Cアシルからなる群からそれぞれ独立して選択され、各RおよびRが、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、アリール、カルボ−C〜C−アルコキシ、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、ヒドロキシル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびヘテロシクリルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換され;各C〜Cアルキルは、ヒドロキシでさらに置換されていてよいか、
およびRが、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアシル、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、およびヒドロキシからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基でそれぞれ任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成し;各C〜Cアルキルおよびカルボキシは、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルコキシ、アリール−C〜C−アルキレニル、またはヒドロキシでさらに置換されていてよい、請求項1に記載の化合物。
【請求項33】
およびRが、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、4−トリフルオロメチル−ベンジル、アミノ、2−メトキシ−1−メチル−エチル、プロピオニルオキシル、3,5−ジクロロベンジル、アセチル、3,4−ジクロロベンジル、2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル、2−アセトキシエチル、4−フルオロ−フェニル−エチル、テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル、2−プロピオニルオキシ−エチル、ジフェニル−メチル、2−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−エチル、イソブチル、3−フェニル−プロピル、2−オキソ−イミダゾリン−1−イル−エチル、フェニル−エチル、ピリジン−4−イル−メチル、3−メトキシ−3−オキソプロピル、ピリジン−3−イル−メチル、1−メトキシ−1−オキソプロパン−2−イル、1−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル、4−(トリフルオロメトキシ)−ベンジル、2−メトキシ−3−オキソエチル、1−イソプロポキシ−1−オキソプロパン−2−イル、2−イソプロポキシ−2−オキソエチル、2−メチル−1−(プロピオニルオキシ)プロパン−2−イル、1−tert−ブトキシ−1−オキソプロパン−2−イル、および2−tert−ブトキシ−2−オキソエチルからなる群からそれぞれ独立して選択されるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル、1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イル、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、3−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル,アジリジン−1−イル、2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イル、3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル、2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル、4−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−1−イル、4−(プロピオニルオキシ−メチル)−ピペリジン−1−イル、2−(プロピオニルオキシ−メチル)−ピロリジン−1−イル、3−メトキシメチル−ピペリジン−1−イル、4−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル、4−(エトキシカルボニル)ピペリジン−1−イル、4−(2−エトキシ−エチル)ピペリジン−1−イル、4−プロピオニル−ピペラジン−1−イル、4−(エトキシ−メチル)−ピペリジン−1−イル、3−メトキシ−ピペリジン−1−イル、4−(2−ヒドロキシ−エチル)−ピペリジン−1−イル、2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル、3−メトキシ−ピロリジン−1−イル、2−カルボキシ−ピロリジン−1−イル、6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル、4−メトキシ−ピペリジン−1−イル、3−オキソ−ピペラジン−1−イル、2−(メチルカルバモイル)ピロリジン−1−イル、3,5−ジメチル−モルホリン−4−イル、3−プロピオニルオキシ−ピロリジン−1−イル、4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル、4−カルボキシ−ピペリジン−1−イル、4−ヒドロキシ−2−(メトキシカルボニル)−ピロリジン−1−イル、4−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−1−イル、または4−(メトキシメチル)−ピペリジン−1−イルを形成する、請求項1に記載の化合物。
【請求項34】
、R、R、R、R、R10、R11、およびR12がHである、請求項1、32、および33のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項35】
Jが−CHCH−である、請求項1および32〜34のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項36】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、メチルで任意に置換されたピロリジン−1−イルを形成する、請求項1および32〜35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項37】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する、請求項1および32〜35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項38】
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、(R)−2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する、請求項1および32〜35のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項39】
式(Ig):
【化26】

(式中、
は、C〜Cアルコキシおよびヒドロキシからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換されたH、C〜Cアシル、およびC〜Cアルキルからなる群から選択され、
は、H、C〜Cアルキル、C〜Cシクロアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アリール−C〜C−アルキレニル、アミノ、ヘテロアリール−C〜C−アルキレニル、アリールオキシ−C〜C−アルキレニル、およびC〜Cアシルからなる群から選択され、各Rは、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキル、アリール、カルボ−C〜C−アルコキシ、C〜Cシクロアルキル、ハロゲン、C〜Cハロアルキル、ヒドロキシル、C〜Cアシル、C〜Cアシルオキシ、C〜Cハロアルコキシ、およびヘテロシクリルからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基で任意に置換され;各C〜Cアルキルは、ヒドロキシでさらに置換されていてよいか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアシル、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボキサミド、C〜Cアシルオキシ、カルボキシ、およびヒドロキシからなる群から独立して選択される1、2、3、4または5個の置換基でそれぞれ任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基またはC〜C10ヘテロビシクリル基を形成し;各C〜Cアルキルおよびカルボキシは、C〜Cアシルオキシ、C〜Cアルコキシ、アリール−C〜C−アルキレニル、またはヒドロキシでさらに置換されていてよく、
Jは−CHCH−であり、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、C〜Cアルキルで任意に置換されたC〜Cヘテロシクリル基を形成する)の化合物から選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項40】
式(Ig):
【化27】

(式中、
は、H、メチル、エチル、2−ヒドロキシエチル、2−メトキシ−エチル、またはアセチルであり、
は、H、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、t−ブチル、1−プロピル−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、フェニル、テトラヒドロピラン−4−イル、ベンジル、ピリジン−2−イルメチル、2−フェノキシ−エチル、2−メトキシ−エチル、2−エトキシ−エチル、2−イソプロポキシエチル、シクロプロピルメチル、シクロヘキシルメチル、2−ヒドロキシエチル、4−フルオロ−フェニル、4−メチル−ベンジル、4−メトキシ−ベンジル、4−フルオロ−ベンジル、4−クロロ−ベンジル、4−トリフルオロメチル−ベンジル、アミノ、2−メトキシ−1−メチル−エチル、プロピオニルオキシル、3,5−ジクロロベンジル、アセチル、3,4−ジクロロベンジル、2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル、2−アセトキシエチル、4−フルオロ−フェニル−エチル、テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル、2−プロピオニルオキシ−エチル、ジフェニル−メチル、2−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−エチル、イソブチル、3−フェニル−プロピル、2−オキソ−イミダゾリン−1−イル−エチル、フェニル−エチル、ピリジン−4−イル−メチル、3−メトキシ−3−オキソプロピル、ピリジン−3−イル−メチル、1−メトキシ−1−オキソプロパン−2−イル、1−(ヒドロキシメチル)シクロペンチル、4−(トリフルオロメトキシ)−ベンジル、2−メトキシ−3−オキソエチル、1−イソプロポキシ−1−オキソプロパン−2−イル、2−イソプロポキシ−2−オキソエチル、2−メチル−1−(プロピオニルオキシ)プロパン−2−イル、1−tert−ブトキシ−1−オキソプロパン−2−イル、および2−tert−ブトキシ−2−オキソエチルからなる群から選択されるか、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、アゼチジン−1−イル、ピロリジン−1−イル、ピペリジン−1−イル、モルホリン−4−イル、1,1−ジオキソ−チオモルホリン−4−イル、2,3−ジヒドロ−1H−イソインドール−2−イル、1,2,3,4−テトラヒドロ−イソキノリン−2−イル、3−ヒドロキシ−ピロリジン−1−イル、3−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル,アジリジン−1−イル、2−メトキシメチル−ピロリジン−1−イル、3−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル、2−ヒドロキシメチル−ピロリジン−1−イル、4−(ベンジルオキシカルボニル)ピペリジン−1−イル、4−(プロピオニルオキシ−メチル)−ピペリジン−1−イル、2−(プロピオニルオキシ−メチル)−ピロリジン−1−イル、3−メトキシメチル−ピペリジン−1−イル、4−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル、4−(エトキシカルボニル)ピペリジン−1−イル、4−(2−エトキシ−エチル)ピペリジン−1−イル、4−プロピオニル−ピペラジン−1−イル、4−(エトキシ−メチル)−ピペリジン−1−イル、3−メトキシ−ピペリジン−1−イル、4−(2−ヒドロキシエチル)−ピペリジン−1−イル、2−ヒドロキシメチル−ピペリジン−1−イル、3−メトキシ−ピロリジン−1−イル、2−カルボキシ−ピロリジン−1−イル、6,7−ジメトキシ−3,4−ジヒドロイソキノリン−2(1H)−イル、4−メトキシ−ピペリジン−1−イル、3−オキソ−ピペラジン−1−イル、2−(メチルカルバモイル)ピロリジン−1−イル、3,5−ジメチル−モルホリン−4−イル、3−プロピオニルオキシ−ピロリジン−1−イル、4−ヒドロキシ−ピペリジン−1−イル、4−カルボキシ−ピペリジン−1−イル、4−ヒドロキシ−2−(メトキシカルボニル)−ピロリジン−1−イル、4−(2−メトキシ−エチル)−ピペリジン−1−イル、または4−(メトキシメチル)−ピペリジン−1−イルを形成し、
Jは−CHCH−であり、
およびRは、その両方が結合する窒素原子と共に、ピロリジン−1−イルまたは2−メチル−ピロリジン−1−イルを形成する)の化合物から選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項41】
以下の化合物:
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−メトキシ−1−メチル−エチル)−アミド;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−3−オール;
(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−3−イル)−メタノール;
1−{2−[4’−(アジリジン−1−スルホニル)−ビフェニル−4−イル]−エチル}−2−メチル−ピロリジン;
2−(メトキシメチル)−1−(4’−(2−(2−メチルピロリジン−1−イル)エチル)ビフェニル−4−イルスルホニル)ピロリジン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−メトキシ−エチル)−メチル−アミド;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−3−オール;
プロピオン酸1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−イルエステル;
4’−(2−ピロリジン−1−イル−エチル)−ビフェニル−4−スルホン酸エチルアミド;
(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−2−イル)−メタノール;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ベンジル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸3,5−ジクロロ−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸アセチル−(2−ヒドロキシ−エチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸3,4−ジクロロ−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−ヒドロキシ−1−メチル−エチル)−アミド;
プロピオン酸2−(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−イル)−エチルエステル;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−カルボン酸ベンジルエステル;
酢酸2−(アセチル−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−アミノ)−エチルエステル;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸[2−(4−フルオロ−フェニル)−エチル]−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミド;
プロピオン酸1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−イルメチルエステル;
プロピオン酸2−(メチル−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−アミノ)−エチルエステル;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−メトキシ−エチル)−(テトラヒドロ−ピラン−4−イルメチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ベンズヒドリル−アミド;
2−メチル−7−{4−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−フェニル}−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4,5]オキサチアゼピン1,1−ジオキシド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−ヒドロキシ−1,1−ジメチル−エチル)−アミド;
プロピオン酸1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−2−イルメチルエステル;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸イソブチル−(2−メトキシ−エチル)−アミド;
7−{4−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−フェニル}−3,4−ジヒドロ−2H−ベンゾ[b][1,4,5]オキサチアゼピン1,1−ジオキシド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−ヒドロキシ−エチル)−メチル−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ビス−(2−ヒドロキシエチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸イソプロピル−(2−メトキシ−エチル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(2−ヒドロキシエチル)イソプロピル−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(3−フェニル−プロピル)−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸[2−(2−オキソ−イミダゾリン−1−イル)−エチル]−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸[3−(2−オキソ−ピロリジン−1−イル)−プロピル]−アミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ベンジル−(2−メトキシ−エチル)−アミド;
3−メトキシメチル−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸フェネチル−アミド;
(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−イル)−メタノール;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−カルボン酸エチルエステル;
4−(2−エトキシ−エチル)−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;
1−(4−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペラジン−1−イル)−プロパン−1−オン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(ピリジン−4−イルメチル)−アミド;
3−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−プロピオン酸メチルエステル;
4−エトキシメチル−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;
(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−3−イル)−メタノール;
3−メトキシ−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(ピリジン−3−イルメチル)−アミド;
2−(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−イル)−エタノール;
2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−プロピオン酸メチルエステル;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸(1−ヒドロキシメチル−シクロペンチル)−アミド;
(1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−2−イル)−メタノール;
1−(2−(4’−(3−メトキシピロリジン−1−イルスルホニル)ビフェニル−4−イル)エチル)−2−メチルピロリジン;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸4−トリフルオロメトキシ−ベンジルアミド;
4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホン酸ビス−(2−メトキシ−エチル)−アミド;
{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−酢酸メチルエステル;
2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−プロピオン酸イソプロピルエステル;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−2−カルボン酸;
6,7−ジメトキシ−2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン;
4−メトキシ−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;
4−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペラジン−2−オン;
{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−酢酸イソプロピルエステル;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−2−カルボン酸メチルアミド;
3,5−ジメチル−4−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−モルホリン;
プロピオン酸1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−3−イルエステル;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−オール;
プロピオン酸2−メチル−2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−プロピルエステル;
2−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−プロピオン酸tert−ブチルエステル;
1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン−4−カルボン酸;
{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニルアミノ}−酢酸tert−ブチルエステル;
4−ヒドロキシ−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピロリジン−2−カルボン酸メチルエステル;
4−(2−メトキシ−エチル)−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジン;および
4−メトキシメチル−1−{4’−[2−(2−メチル−ピロリジン−1−イル)−エチル]−ビフェニル−4−スルホニル}−ピペリジンから選択される請求項1に記載の化合物ならびにその薬学的に許容可能な塩、水和物、および溶媒和物。
【請求項42】
請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物および薬学的に許容可能な担体を含む薬学的組成物。
【請求項43】
治療有効量の請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物または請求項42に記載の薬学的組成物を必要とする個体に投与する工程を含む、個体におけるヒスタミンH3−受容体関連障害を治療する方法。
【請求項44】
前記ヒスタミンH3−受容体関連障害が、認知障害、癲癇、脳外傷、鬱病、肥満、睡眠および覚醒状態の障害(発作睡眠、過眠症、傾眠症候群、時差ぼけ、睡眠時無呼吸など)、注意欠陥多動障害(ADHD)、統合失調症、アレルギー、上気道のアレルギー反応、アレルギー性鼻炎、鼻閉、認知症、およびアルツハイマー病からなる群から選択される、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
前記ヒスタミンH3−受容体関連障害が睡眠または覚醒状態の障害である、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
前記ヒスタミンH3−受容体関連障害が認知障害である、請求項44に記載の方法。
【請求項47】
治療有効量の請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物または請求項42に記載の薬学的組成物を必要とする個体に投与する工程を含む、個体における覚醒状態を誘導する方法。
【請求項48】
治療有効量の請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物または請求項42に記載の薬学的組成物を必要とする個体に投与する工程を含む、個体における疼痛を治療する方法。
【請求項49】
ヒスタミンH3−受容体関連障害の治療に使用するための薬剤を製造するための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項50】
前記ヒスタミンH3−受容体関連障害が、認知障害、癲癇、脳外傷、鬱病、肥満、睡眠および覚醒状態の障害(発作睡眠、過眠症、傾眠症候群、時差ぼけ、睡眠時無呼吸など)、注意欠陥多動障害(ADHD)、統合失調症、アレルギー、上気道のアレルギー反応、アレルギー性鼻炎、鼻閉、認知症、およびアルツハイマー病からなる群から選択される、請求項49に記載の使用。
【請求項51】
前記ヒスタミンH3−受容体関連障害が睡眠または覚醒状態の障害である、請求項49に記載の使用。
【請求項52】
前記ヒスタミンH3−受容体関連障害が認知障害である、請求項49に記載の使用。
【請求項53】
覚醒状態の誘導に使用するための薬剤の製造のための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項54】
疼痛の治療に使用するための薬剤の製造のための、請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物の使用。
【請求項55】
療法によるヒトまたは動物の治療方法で使用するための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項56】
療法によるヒトまたは動物のヒスタミンH3−受容体関連障害の治療方法で使用するための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項57】
療法によるヒトまたは動物の認知障害、癲癇、脳外傷、鬱病、肥満、睡眠および覚醒状態の障害(発作睡眠、過眠症、傾眠症候群、時差ぼけ、睡眠時無呼吸など)、注意欠陥多動障害(ADHD)、統合失調症、アレルギー、上気道のアレルギー反応、アレルギー性鼻炎、鼻閉、認知症、およびアルツハイマー病からなる群から選択されるヒスタミンH3−受容体関連障害の治療方法で使用するための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項58】
睡眠または覚醒状態の障害の治療方法で使用するための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項59】
認知障害の治療方法で使用するための請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項60】
覚醒状態の誘導方法で使用するための、請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項61】
疼痛の治療方法で使用するための、請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物。
【請求項62】
請求項1〜41のいずれか1項に記載の化合物と薬学的に許容可能な担体とを混合する工程を含む、組成物の調製方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2009−542673(P2009−542673A)
【公表日】平成21年12月3日(2009.12.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−518291(P2009−518291)
【出願日】平成19年6月28日(2007.6.28)
【国際出願番号】PCT/US2007/015139
【国際公開番号】WO2008/005338
【国際公開日】平成20年1月10日(2008.1.10)
【出願人】(500478097)アリーナ ファーマシューティカルズ, インコーポレイテッド (97)
【出願人】(508376915)
【Fターム(参考)】