説明

ヒトアルドステロン合成酵素CYP11B2の阻害剤

本発明は、ヒトアルドステロン合成酵素の阻害剤である一般式(I)の化合物、さらに、こうした化合物を含有する医薬組成物、ならびに、高アルドステロン症、および/または11β−水酸化酵素(CYP11B1)によって仲介される障害または疾患の治療のためのこうした化合物および他のヘテロアリール置換型キノリノン誘導体の使用を提供する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)の化合物または医薬として許容されるその塩の使用。
【化1】

式中、
Zは、C=O、C=S、またはSO2を表し;
Uは独立に、CR56、NR7、O、S、SOまたはSO2を表し;
Xは独立に、CR56、NR7、O、またはSを表し;
Yは独立に、CR56、NR7、O、またはSを表し;
Aは、CR89、C=O、C=S、NR10、O、S、またはSO2を表し;
bは、0または1であり;
nは、0または1であり;
mは、0または1であり;
ただし、U、X、およびYのうちの多くとも1つは、NR7、O、またはSを表し;UがSOまたはSO2を表す場合、XおよびYは、OでもSでもなく、XまたはYは、Uに近接する位置のNR7のみを表し、
nまたはmのうちの少なくとも1つががゼロと等しくない場合、UとXもしくはUとY間の結合はそれぞれ、またはXとYの間の結合は、C=CまたはC=N二重結合であり得、
Hetは、1または2個の環を含有する環構造であり、その環の少なくとも1つは芳香族であり、かつ5または6個の環原子を含有し、その環原子の少なくとも1つは窒素であり、また、他の環は、飽和または不飽和であり得、5から7個の環原子を含み;該環構造は、多くとも2つのヘテロ原子が、SおよびOからなる群から選択されるとの条件で、N、S、およびOからなる群から選択される1から5個のさらなるヘテロ原子を含有することができると共に、R1とR2が一緒になって、環構造の一部を形成しない場合、
1)Hetが3−ピリジルを表す場合、3−ピリジルは、6位にH以外の置換基を有さない;かつ
2)ZがC=Oを表し、nが0であり、mが1であり、またXがCR56を表し、UがCR56を表し、R2がNO2ではない場合、Hetは置換または非置換のピリジルまたはピリミジルではない;
という条件で、
1から4個の置換基R11によって置換され得;
1は、H;C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C3~7シクロアルキル、C1~4アルキルカルボニル、およびC1~4アルコキシカルボニル(これらはそれぞれ、場合によっては部分的または完全にハロゲン化されたC1~4アルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、およびC1~4アルキルカルボニル、また、ヒドロキシル、ニトロ、およびシアノからなる群から独立に選択される1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは独立したハロゲン原子で、部分的または完全にハロゲン化され得る);アリールC1~4アルキルおよびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、1から4個の置換基Rb(Rbは、そのアルキル部分が、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得るC1~4アルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルキルスルホニルからなる群から選択される)によって置換され得る);ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、−CONRc2、およびSO2NRc2(式中、Rcは独立に、HおよびC1~4アルキルからなる群から選択される);からなる群から選択され;
2は、H;C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C2~4アルキニル、C3~7シクロアルキル、C5~7シクロアルケニル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルコキシカルボニル、C1~4アルキルスルホニル(これらはそれぞれ、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で、部分的または完全にハロゲン化され得る);アリールC1~4アルキル、アリールC0~4アルキルスルホニル、ヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、−CONRc2、および−SO2NRc2(式中、Rcは、上で述べた意味である);からなる群から選択される、
あるいは、R1とR2は、それらが結合している原子と共に、1または2個の不飽和結合を含む、窒素を含有する不飽和の5員から7員の環を形成し、また、R1基が結合している窒素原子に加えて、O、S、およびNR7からなる群から選択されるヘテロ原子またはヘテロ原子含有基も含有することができ、また、1から4個の置換基R12によって置換され得;
3およびR4は独立に、R2について述べた意味であり;
5およびR6は独立に、H;そのアルキル部分が、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る、C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル、ヒドロキシルC1~4アルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルコキシカルボニル、C1~4アルキルチオ;ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、およびNRcCORd(式中、Rcは、上で述べた意味であり、Rdは、そのアルキル部分が、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化された、C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル、C1~4アルコキシからなる群から選択される)からなる群から選択され、また、R5またはR6は、二重結合の部分を形成している炭素原子に結合され得;
7は、H;C1~4アルキル、およびC3~7シクロアルキル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で、部分的または完全にハロゲン化され得る);ならびにアリールC1~4アルキル(これは、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);からなる群から選択され;
8およびR9は独立に、H;C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルコキシカルボニル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);ハロゲン、ヒドロキシル;アリール、アリールC1~4アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC1~4アルキル(これは、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);からなる群から選択される;
あるいは、
8とR9は、それらが結合している炭素原子と共に、シクロプロパン環を形成し;
10は、H;C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);アリール、アリールC1~4アルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る)からなる群から選択され;
11は独立に、C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C2~4アルキニル、C3~7シクロアルキル、C5~7シクロアルケニル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルコキシカルボニル、C1~4アルキルスルホニル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);アリール、ヘテロシクリル、アリールC0~4アルキルスルホニル、アリールC1~4アルキル、およびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、−CONRc2、および−SO2NRc2(式中、Rcは、上で述べた意味である)からなる群から選択され;
12は独立に、C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C2~4アルキニル、C3~7シクロアルキル、C5~7シクロアルケニル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);アリール、ヘテロシクリル、アリールC1~4アルキル、およびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る)からなる群から選択され、R12が炭素原子に結合されている場合には、場合によっては部分的または完全にハロゲン化されたC1~4アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、およびNRc2(式中、Rcは、上で述べた意味である)からなる群からも選択される。
【請求項2】
高アルドステロン症の治療のための、請求項1に記載の化合物の使用。
【請求項3】
高アルドステロン症の治療が、低カリウム血症、高血圧、うっ血性心不全、心室細動、慢性腎不全を含めた腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後症候群、冠動脈心疾患、炎症、コラーゲン形成の増大、脈管炎、心臓または心筋の線維形成を含めた線維形成、高血圧後のリモデリング、内皮障害、および/または浮腫の治療を含む、請求項2に記載の使用。
【請求項4】
一般式(I)の化合物または医薬として許容されるその塩。
【化2】

式中、
Zは、C=O、C=S、またはSO2を表し;
Uは独立に、CR56、NR7、O、S、SOまたはSO2を表し;
Xは独立に、CR56、NR7、O、またはSを表し;
Yは独立に、CR56、NR7、O、またはSを表し;
Aは、CR89、C=O、C=S、NR10、O、S、またはSO2を表し;
bは、0または1であり;
nは、0または1であり;
mは、0または1であり;
ただし、U、X、およびYのうちの多くとも1つは、NR7、O、またはSを表し;UがSOまたはSO2を表す場合、XおよびYは、OでもSでもなく、XまたはYは、Uに近接する位置のNR7のみを表し、
nまたはmのうちの少なくとも1つががゼロと等しくない場合、UとXもしくはUとY間の結合はそれぞれ、またはXとYの間の結合は、C=CまたはC=N二重結合であり得、
Hetは、1または2個の環を含有する環構造であり、その環の少なくとも1つは芳香族であり、かつ5または6個の環原子を含有し、その環原子の少なくとも1つは窒素であり、また、他の環は、飽和または不飽和であり得、5から7個の環原子を含み;該環構造は、多くとも2つのヘテロ原子が、SおよびOからなる群から選択されるとの条件で、N、S、およびOからなる群から選択される1から5個のさらなるヘテロ原子を含有することができると共に、R1とR2が一緒になって、環構造の一部を形成しない場合、
1)Hetが3−ピリジルを表す場合、3−ピリジルは、6位にH以外の置換基を有さない;かつ
2)ZがC=Oを表し、nが0であり、mが1であり、またXがCR56を表し、UがCR56を表し、R2がNO2ではない場合、Hetは置換または非置換のピリジルまたはピリミジルではない;
という条件で、
1から4個の置換基R11によって置換され得;
1は、H;C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C3~7シクロアルキル、C1~4アルキルカルボニル、およびC1~4アルコキシカルボニル(これらはそれぞれ、場合によっては部分的または完全にハロゲン化されたC1~4アルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、およびC1~4アルキルカルボニル、また、ヒドロキシル、ニトロ、およびシアノからなる群から独立に選択される1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは独立したハロゲン原子で、部分的または完全にハロゲン化され得る);アリールC1~4アルキルおよびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、1から4個の置換基Rb(Rbは、そのアルキル部分が、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得るC1~4アルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルキルスルホニルからなる群から選択される)によって置換され得る);ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、−CONRc2、およびSO2NRc2(式中、Rcは独立に、HおよびC1~4アルキルからなる群から選択される);からなる群から選択され;
2は、H;C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C2~4アルキニル、C3~7シクロアルキル、C5~7シクロアルケニル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルコキシカルボニル、C1~4アルキルスルホニル(これらはそれぞれ、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で、部分的または完全にハロゲン化され得る);アリールC1~4アルキル、アリールC0~4アルキルスルホニル、ヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、−CONRc2、および−SO2NRc2(式中、Rcは、上で述べた意味である);からなる群から選択される、
あるいは、R1とR2は、それらが結合している原子と共に、1または2個の不飽和結合を含む、窒素を含有する不飽和の5員から7員の環を形成し、また、R1基が結合している窒素原子に加えて、O、S、およびNR7からなる群から選択されるヘテロ原子またはヘテロ原子含有基も含有することができ、また、1から4個の置換基R12によって置換され得;
3およびR4は独立に、R2について述べた意味であり;
5およびR6は独立に、H;そのアルキル部分が、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る、C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル、ヒドロキシルC1~4アルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルコキシカルボニル、C1~4アルキルチオ;ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、およびNRcCORd(式中、Rcは、上で述べた意味であり、Rdは、そのアルキル部分が、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化された、C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル、C1~4アルコキシからなる群から選択される)からなる群から選択され、また、R5またはR6は、二重結合の部分を形成している炭素原子に結合され得;
7は、H;C1~4アルキル、およびC3~7シクロアルキル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で、部分的または完全にハロゲン化され得る);ならびにアリールC1~4アルキル(これは、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);からなる群から選択され;
8およびR9は独立に、H;C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルコキシカルボニル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);ハロゲン、ヒドロキシル;アリール、アリールC1~4アルキル、ヘテロシクリル、ヘテロシクリルC1~4アルキル(これは、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);からなる群から選択される;
あるいは、
8とR9は、それらが結合している炭素原子と共に、シクロプロパン環を形成し;
10は、H;C1~4アルキル、C3~7シクロアルキル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);アリール、アリールC1~4アルキル、ヘテロシクリル、およびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る)からなる群から選択され;
11は独立に、C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C2~4アルキニル、C3~7シクロアルキル、C5~7シクロアルケニル、C1~4アルコキシ、C1~4アルキルチオ、C1~4アルキルカルボニル、C1~4アルコキシカルボニル、C1~4アルキルスルホニル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);アリール、ヘテロシクリル、アリールC0~4アルキルスルホニル、アリールC1~4アルキル、およびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る);ハロゲン、ヒドロキシル、ニトロ、シアノ、−NRc2、−CONRc2、および−SO2NRc2(式中、Rcは、上で述べた意味である)からなる群から選択され;
12は独立に、C1~4アルキル、C2~4アルケニル、C2~4アルキニル、C3~7シクロアルキル、C5~7シクロアルケニル(これらは、各場合において、上で述べた意味の1から3個の置換基Raによって置換され得る、あるいは、独立したハロゲン原子で部分的または完全にハロゲン化され得る);アリール、ヘテロシクリル、アリールC1~4アルキル、およびヘテロシクリルC1~4アルキル(これらは、各場合において、該環上で、または少なくとも1つの環上で、上で述べた意味の1から4個の置換基Rbによって置換され得る)からなる群から選択され、R12が炭素原子に結合されている場合には、場合によっては部分的または完全にハロゲン化されたC1~4アルコキシ、ヒドロキシル、ハロゲン、ニトロ、シアノ、およびNRc2(式中、Rcは、上で述べた意味である)からなる群からも選択される。
【請求項5】
UとXおよびUとYの間の結合がそれぞれ単結合である、またはXとYの間の結合が単結合である、請求項4に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項6】
ZがC=Oを表す、請求項4または5に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項7】
1とR2が、それらが結合している原子と共に、1または2個の不飽和結合を含む、窒素を含有する不飽和の5員から7員の環を形成し、かつR1基が結合している窒素原子に加えて、O、S、およびNR7からなる群から選択されるヘテロ原子またはヘテロ原子含有基も含有することができ、かつ請求項1で定義した通りの1から4個の置換基R12によって置換され得る、請求項4から6のいずれかに記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項8】
窒素を含有する不飽和の環が、1または2個の不飽和結合を有するが、いずれのさらなるヘテロ原子も含有しない、5員または6員の環である、請求項7に記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項9】
UがSまたはCR56(式中、R5およびR6は独立に、HおよびC1~4アルキルからなる群から選択される)を表し、XがCH2を表し、n=0である、請求項4から8のいずれかに記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項10】
Aが、C=OまたはCR89を表す(式中、R8およびR9は独立に、HまたはC1~4アルキルを表す)、またはAは存在しない、すなわちb=0である、請求項4から9のいずれかに記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項11】
Hetが、請求項1で定義した通りの置換基R11で置換されてもよいピリジル、イソキノリニル、ピリミジル、またはイミダゾリルを表す、請求項4から10のいずれかに記載の化合物または医薬として許容されるその塩。
【請求項12】
以下から選択される請求項4に記載の化合物、または医薬として許容されるその塩:
5−ピリジン−3−イル−1,3−ジヒドロインドール−2−オン
6−イソキノリン−4−イル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン
6−イソキノリン−4−イル−1−メチル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン
6−ピリジン−3−イル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−チオン
8−ピリジン−3−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−ニトロ−6−ピリジン−3−イル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−オン
7−ピリジン−3−イル−4H−ベンゾ[1,4]チアジン−3−オン
8−クロロ−6−ピリジン−3−イル−3,4−ジヒドロ−1H−キノリン−2−チオン
9−ピリジン−3−イル−1,2,6,7−テトラヒドロ−5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−3−オン
8−(5−メトキシピリジン−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−イソキノリン−4−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
9−(5−メトキシピリジン−3−イル)−1,2,6,7−テトラヒドロ−5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−3−オン
9−イソキノリン−4−イル−1,2,6,7−テトラヒドロ−5H−ピリド[3,2,1−ij]キノリン−3−オン
8−ピリジン−3−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−チオン
6,6−ジメチル−8−ピリジン−3−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(5−エトキシピリジン−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(5−トリフルオロメチルピリジン−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(5−フルオロピリジン−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−イミダゾール−1−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−ピリジン−4−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−ピリミジン−5−イル−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(ピリジン−4−カルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(ピリジン−3−カルボニル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(5−フェニルピリジン−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(5−イソプロポキシピリジン−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−(1−イミダゾール−1−イル−エチル)−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(4−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(3−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(4−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(3−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(2−フルオロフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(3−トリフルオロメチルフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(3,4−ジフルオロフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン
8−[5−(3−トリフルオロメトキシフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]−キノリン−4−オン
8−[5−(2−メトキシフェニル)ピリジン−3−イル]−1,2,5,6−テトラヒドロピロロ[3,2,1−ij]キノリン−4−オン。
【請求項13】
下記から選択される、請求項1記載のように使用される化合物。
(1) 6-イソキノリン-4-イル-3,4-ジヒドロ-1H-キノリン-2-オン
(2) 6-イソキノリン-4-イル-3,4-1-メチル-ジヒドロ-1H-キノリン-2-オン
(3) 6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロ-1H-キノリン-2-チオン
(4) 8-ニトロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロ-1H-キノリン-2-オン
(5) 7-ピリジン-3-イル-4H-ベンゾ[1,4]チアジン-3-オン
(6) 8-クロロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロ-1H-キノリン-2-チオン
(7) 7-ピリジン-3-イル-4H-ベンゾ[1,4]チアジン-3-オン
(8) 8-クロロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロ-1H-キノリン-2-チオン
(9) 8-フルオロ-6- イソキノリン-4-イル-3-イル-3,4,4a,8a-テトラヒドロ-1H-キノリン-2-オン
(10) 7-フルオロ-6- イソキノリン-4-イル-3-イル-3,4,4a,8a-テトラヒドロ-1H-キノリン-2-オン
(11) 8-フルオロ-6-ピリジン-3-イル-3,4,4a,8a-テトラヒドロ-1H-キノリン-2-チオン
(12) 7-フルオロ-6-ピリジン-3-イル-3,4,4a,8a-テトラヒドロ-1H-キノリン-2-チオン
(13) 7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(14) 7-(イソキノリン-4-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(15) 6-(イソキノリン-4-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(16) 4-メチル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(17) 6-(ピリジン-3-イル)-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2(4H)-オン
(18) 6-(イソキノリン-4-イル)-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2(4H)-オン, および
(19) 5-シクロプロピル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(20) 7-シクロプロピル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(21) 8-シクロプロピル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(22) 5-ベンジル-6-(ピリジンe-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(23) 7-ベンジル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(24) 8-ベンジル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(25) 5-(4-メトキシベンジル)-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(26) 7-(4-メトキシベンジル)-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(27) 8-(4-メトキシベンジル)-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(28) 4-((2-オキソ-6-(ピリジン-3-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-5-イル)メチル)ベンゾニトリル
(29) 4-((2-オキソ-6-(ピリジン-3-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-7-イル)メチル)ベンゾニトリル
(30) 4-((2-オキソ-6-(ピリジン-3-イル)-1,2,3,4-テトラヒドロキノリン-8-イル)メチル)ベンゾニトリル
(31) 5-エトキシ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(32) 5-フェノキシ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(33) 7-フェノキシ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(34) 8-フェノキシ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(35) 7-(ピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-2(3H)-オン
(36) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-2(3H)-オン
(37) 7-(5-メトキシピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-2(3H)-オン
(38) 7-(イソキノリン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[b]アゼピン-2(3H)-オン
(39) 5-メチル-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(40) 7-メチル-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(41) 8-メチル-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(42) 5-クロロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(43) 7-クロロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(44) 5-メトキシ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(45) 7-メトキシ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(46) 8-メトキシ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(47) 5-トリフルオロメチル-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(48) 7-トリフルオロメチル-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(49) 8-トリフルオロメチル-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(50) 5-フルオロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(51) 7-フルオロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(52) 8-フルオロ-6-ピリジン-3-イル-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-チオン
(53) 6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(54) 8-ニトロ-6-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(55) 6-(5-ヒドロキシピリジン-3-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(56) 6-(5-メトキシピリジン-3-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(57) 6-(イソキノリン-4-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(58) 6-(5-(3-フルオロフェニル)ピリジン-3-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(59) 6-(5-(3-メトキシフェニル)ピリジン-3-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(60) 6-(5-(4-フルオロ-3-メトキシフェニル)ピリジン-3-イル)-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(61) 8-ニトロ-6-(ピリミジン-5-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(62) 1-メチル-8-ニトロ-6-(ピリミジン-5-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(63) 1-メチル-8-ニトロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(64) 6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1-メチル-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(65) 6-(5-メトキシピリジン-3-イル)-1-メチル-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(66) 6-(5-ヒドロキシピリジン-3-イル)-1-メチル-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(67) 1-メチル-8-ニトロ-6-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(68) 6-(イソキノリン-4-イル)-1-メチル-8-ニトロ-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(69) 1-エチル-8-ニトロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(70) 1-イソプロピル-8-ニトロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(71) 1-シクロプロピル-8-ニトロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(72) 1-アセチル-8-ニトロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(73) 8-ニトロ-6-(ピリジン-3-イル)-1-(2,2,2-トリフルオロアセチル)-3,4-ジヒドロキノリン-2(1H)-オン
(74) 7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(75) 4-メチル-7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(76) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(77) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-4-メチル-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(78) 7-(イソキノリン-4-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(79) 8-クロロ-7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(80) 8-クロロ-4-メチル-7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(81) 8-クロロ-4-エチル-7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(82) 8-クロロ-7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(83) 8-クロロ-7-(5-メトキシピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(84) 8-クロロ-7-(イソキノリン-4-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(85) 5-クロロ-7-(イソキノリン-4-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(86) 5-クロロ-7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(87) 5-クロロ-7-(5-メトキシピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]オキサジン-3(4H)-オン
(88) 4-メチル-7-(ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(89) 7-(ピリジン-3-イル)-4-(2,2,2-トリフルオロアセチル)-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(90) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-4-メチル-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(91) 4-メチル-7-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(92) 7-(5-(トリフルオロメチル)ピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(93) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(94) 7-(イソキノリン-4-イル)-2H-ベンゾ[b][1,4]チアジン-3(4H)-オン
(95) 6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(96) 4-メチル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(97) 1-メチル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(98) 1-エチル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(99) 4-ベンジル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(100) 4-ベンゾイル-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(101) 7-フルオロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(102) 7-クロロ-6-(ピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(103) 7-クロロ-6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(104) 7-クロロ-6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1-メチル-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(105) 7-クロロ-6-(イソキノリン-4-イル)-1-メチル-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(106) 7-フルオロ-6-(イソキノリン-4-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(107) 7-フルオロ-6-(イソキノリン-4-イル)-1-メチル-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(108) 7-フルオロ-6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(109) 7-フルオロ-6-(5-フルオロピリジン-3-イル)-1-メチル-3,4-ジヒドロキノキサリン-2(1H)-オン
(110) 8-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-4(5H)-オン
(111) 8-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-4(5H)-オン
(112) 8-(5-フルオロピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン-4(5H)-オン
(113) 8-(ピリジン-3-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン-4(5H)-オン
(114) 8-(イソキノリン-4-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]オキサゼピン-4(5H)-オン
(115) 8-(イソキノリン-4-イル)-2,3-ジヒドロベンゾ[b][1,4]チアゼピン-4(5H)-オン
(116) 7-(イソキノリン-4-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d][1,3]ジアゼピン-2(3H)-オン
(117) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d][1,3]ジアゼピン-2(3H)-オン
(118) 7-(ピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロ-1H-ベンゾ[d][1,3]ジアゼピン-2(3H)-オン
(119) 7-(ピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロベンゾ[d][1,3]oxアゼピン-2(1H)-オン
(120) 7-(5-フルオロピリジン-3-イル)-4,5-ジヒドロベンゾ[d][1,3]オキサゼピン-2(1H)-オン
(121) 7-(イソキノリン-4-イル)-4,5-ジヒドロベンゾ[d][1,3]オキサゼピン-2(1H)-オン
また下記の一般式による化合物:
【化3】

【化4】

【請求項14】
医薬として使用される請求項4から13のいずれかに記載の化合物 または医薬として許容されるその塩。
【請求項15】
請求項4から13のいずれかに記載の化合物 または医薬として許容されるその塩と、医薬として許容されるその塩と、医薬として許容される担体または賦形剤とを含有する医薬組成物。
【請求項16】
請求項1記載のように使用される化合物の治療上の有効量をそれを必要とする患者に投与することを特徴とする哺乳類の高アルドステロン症の治療方法。
【請求項17】
請求項4に記載の化合物の治療上の有効量をそれを必要とする患者に投与することを特徴とする哺乳類の高アルドステロン症の治療方法。
【請求項18】
請求項12に記載の化合物の治療上の有効量をそれを必要とする患者に投与することを特徴とする哺乳類の高アルドステロン症の治療方法。
【請求項19】
請求項13に記載の化合物の治療上の有効量をそれを必要とする患者に投与することを特徴とする哺乳類の高アルドステロン症の治療方法。
【請求項20】
請求項15に記載の化合物の治療上の有効量をそれを必要とする患者に投与することを特徴とする哺乳類の高アルドステロン症の治療方法。
【請求項21】
高アルドステロン症の治療が、低カリウム血症、高血圧、うっ血性心不全、心室細動、慢性腎不全を含めた腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後症候群、冠動脈心疾患、炎症、コラーゲン形成の増大、脈管炎、心臓または心筋の線維形成を含めた線維形成、高血圧後のリモデリング、内皮障害、および/または浮腫の治療を含む、請求項17に記載の高アルドステロン症の治療方法。
【請求項22】
高アルドステロン症の治療が、低カリウム血症、高血圧、うっ血性心不全、心室細動、慢性腎不全を含めた腎不全、再狭窄、アテローム性動脈硬化症、シンドロームX、肥満、腎症、心筋梗塞後症候群、冠動脈心疾患、炎症、コラーゲン形成の増大、脈管炎、心臓または心筋の線維形成を含めた線維形成、高血圧後のリモデリング、内皮障害、および/または浮腫の治療を含む、請求項19に記載の高アルドステロン症の治療方法。

【公表番号】特表2011−520799(P2011−520799A)
【公表日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−507827(P2011−507827)
【出願日】平成21年5月5日(2009.5.5)
【国際出願番号】PCT/EP2009/003217
【国際公開番号】WO2009/135651
【国際公開日】平成21年11月12日(2009.11.12)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.TEFLON
【出願人】(510295022)ウニベルジテート デス ザールランデス (1)
【Fターム(参考)】