説明

ヒト化抗EGFL7抗体とその使用方法

【課題】EGFL7の発現及び/又は活性に伴った病理学的状態を標的とする使用のための治療薬及び診断薬としての抗体を提供する。
【解決手段】特定の1から5つの超可変領域(HVR)配列を含んでなる可変ドメインを含んでなる抗EGFL7抗体、およびその使用方法に関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
(i) KX1SX2SX3DYX4GDSYX5Sを含んでなるHVR−L1であって、X1はA又はRであり;X2はH又はQであり、X3はG又はVであり、X4はD、L、R、S、及びWからなる群から選択され、そして、X5はM又はV(配列番号:210)である、HVR−L1、
(ii) GASX1X2EX3を含んでなるHVR−L2であって、X1はN又はYであり、X2はL、R、及びYからなる群から選択され、そしてX3はQ又はS(配列番号:211)である、HVR−L2、
(iii)QQNNEX1PX2Tを含んでなるHVR−L3であって、X1はD又はEであり、そしてX2はF又はY(配列番号:212)である、HVR−L3、
(iv) GX1X2X3X4TYGX5Sを含んでなるHVR−H1であって、X1はH又はVであり、X2はR又はTであり、X3はF、G、R、及びSからなる群から選択され、X4はD、G、R、及びTからなる群から選択され、そしてX5はM又はY(配列番号:213)である、HVR−H1、
(v) GWINX1X2SGVPTX3AX4X5X6X7X8を含んでなるHVR−H2であって、X1はI、M、T、及びWからなる群から選択され、X2はH又はRであり、X3はI、M、T、及びYからなる群から選択され、X4はD又はHであり、X5はD、M、及びTからなる群から選択され、X6はF又はYであり、X7はK又はSであり、そしてX8はG又はR(配列番号:214)である、HVR−H2、及び、
(vi) AX1LGSX2AVDX3を含んでなるHVR−H3であって、X1はN又はRであり、X2はC、S、及びYからなる群から選択され、そしてX3はA又はY(配列番号:215)である、HVR−H3
からなる群から選択される、少なくとも1つ、2つ、3つ、4つ、又は5つの高頻度可変領域(HVR)配列を含んでなる可変ドメインを含んでなる抗EGFL7抗体。
【請求項2】
以下の配列、
(i) KX1SX2SX3DYX4GDSYX5Sを含んでなるHVR−L1であって、X1はA又はRであり、X2はH又はQであり、X3はG又はVであり、X4はD、L、R、S、及びWからなる群から選択され、そして、X5はM又はV(配列番号:210)である、HVR−L1、
(ii) GASX1X2EX3を含んでなるHVR−L2であって、X1はN又はYであり、X2はL、R、及びYからなる群から選択され、そしてX3はQ又はS(配列番号:211)である、HVR−L2、
(iii)QQNNEX1PX2Tを含んでなるHVR−L3であって、X1はD又はEであり、そしてX2はF又はY(配列番号:212)である、HVR−L3、
(iv) GX1X2X3X4TYGX5Sを含んでなるHVR−H1であって、X1はH又はVであり、X2はR又はTであり、X3はF、G、R、及びSからなる群から選択され、X4はD、G、R、及びTからなる群から選択され、そしてX5はM又はY(配列番号:213)である、HVR−H1、
(v) GWINX1X2SGVPTX3AX4X5X6X7X8を含んでなるHVR−H2であって、X1はI、M、T、及びWからなる群から選択され、X2はH又はRであり、X3はI、M、T、及びYからなる群から選択され、X4はD又はHであり、X5はD、M、及びTからなる群から選択され、X6はF又はYであり、X7はK又はSであり、そしてX8はG又はR(配列番号:214)である、HVR−H2、及び、
(vi) AX1LGSX2AVDX3を含んでなるHVR−H3であって、X1はN又はRであり、X2はC、S、及びYからなる群から選択され、そしてX3はA又はY(配列番号:215)である、HVR−H3
を含む可変ドメインを含んでなる、請求項1に記載の抗EGFL7抗体。
【請求項3】
HVR−L1は配列番号:31及び37−43から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−L2は配列番号:32及び44−47からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−L3は配列番号:33及び48からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−H1は配列番号:34及び49−57からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−H2は配列番号:35及び58−73からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、及びHVR−H3は配列番号:36及び74−77からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項1又は2に記載の抗体。
【請求項4】
重鎖が以下のフレームワーク配列を含み、FR−H1はEX1QLVESGGGLVQPGGSLRLSCAASを含み、X1はI又はV(配列番号:216)であり、FR−H2はWVRQAPGKGLEWX1を含み、X1はI又はV(配列番号:217)であり、FR−H3はRFTX1SX2DX3SX4X5TX6YLQMNSLRAEDTAVYX7CARを含み、X1はF又はIであり、X2はL又はRであり、X3はN又はTであり、X4はA、E、K、及びTからなる群から選択され、X5はN又はSであり、X6はA、L、M、T、及びVからなる群から選択され、そしてX7はF又はY(配列番号:218)であり、そして、FR−H4はWGQGTLVTVSS(配列番号:219)を含む、請求項1から3の何れか一に記載の抗体。
【請求項5】
重鎖が以下のフレームワーク配列を含み、FR−H1はEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAAS(配列番号:197)を含み、FR−H2はWVRQAPGKGLEWV(配列番号:198)を含み、FR−H3はRFTISX1DNSKNTX2YLQMNSLRAEDTAVYYCARを含み、X1はL又はRであり、X2はA、L、M、T、及びV(配列番号:220)からなる群から選択され、そして、FR−H4はWGQGTLVTVSS(配列番号:200)を含む、請求項4に記載の抗体。
【請求項6】
軽鎖が以下のフレームワーク配列を含み、FR−L1はDIQMTQSPSSLSASVGDRVTITC(配列番号:201)を含み、FR−L2はWYQQKPGKAPKLLIY(配列番号:202)を含み、FR−L3はGVPSRFSGSGSGTDFTLTISSLQPEDFATYYC(配列番号:203)を含み、FR−L4はFGQGTKVEIK(配列番号:221)又はFGQGTKVEIKR(配列番号:204)を含む、請求項4又は5に記載の抗体。
【請求項7】
軽鎖が、図15に示される4F11.v17の可変ドメイン配列(配列番号:82)を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項8】
軽鎖が、図15に示される4F11.v22の可変ドメイン配列(配列番号:83)を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項9】
重鎖が、図16に示される4F11.v17の可変ドメイン配列(配列番号:84)を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項10】
重鎖が、図16に示される4F11.v22の可変ドメイン配列(配列番号:85)を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項11】
軽鎖が、図15に示される4F11.v17の可変ドメイン配列(配列番号:82)を含み、重鎖が、図16に示される4F11.v17の可変ドメイン配列(配列番号:84)を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項12】
軽鎖が、図15に示される4F11.v22の可変ドメイン配列(配列番号:83)を含み、重鎖が、図16に示される4F11.v22の可変ドメイン配列(配列番号:85)を含む、請求項1に記載の抗体。
【請求項13】
フレームワーク配列の少なくとも一部が、ヒトコンセンサスフレームワーク配列である、請求項1から3の何れか一に記載の抗体。
【請求項14】
ヒトκサブグループ1コンセンサスフレームワーク配列を含む、請求項13に記載の抗体。
【請求項15】
重鎖ヒトサブグループIIIコンセンサスフレームワーク配列を含む、請求項13に記載の抗体。
【請求項16】
(i) X1X2X3X4X5X6VX7X8X9X10ITYLX11を含み、X1はL、Q、R、S、及びTからなる群から選択され、X2はP、T、及びWからなる群から選択され、X3はH又はSであり、X4はD又はQであり、X5はG又はSであり、X6はL又はVであり、X7はH又はPであり、X8はI、L、P、T、及びYからなる群から選択され、X9はN、Q又はSからなる群から選択され、X10はA、G、及びSからなる群から選択され、そしてX11はG又はH(配列番号:222)である、HVR−L1、
(ii) RVSNX1X2Sを含み、X1はD又はRであり、そしてX2はA、G、F、I、及びT(配列番号:223)からなる群から選択される、HVR−L2、
(iii)X1QSX2X3VPLTを含み、X1はA、G、I、K、L、N、S、T、及びVからなる群から選択され、X2はC又はTであり、そしてX3はF又はH(配列番号:224)である、HVR−L3、
(iv) GYX1X2X3DX4YX5Nを含み、X1はN又はTであり、X2はF又はVであり、X3はI、M、R、及びSからなる群から選択され、X4はY、Q、及びKからなる群から選択され、そしてX5はI又はM(配列番号:225)である、HVR−H1、
(v) GDINX1X2X3X4X5X6HX7X8X9X10X11X12X13を含み、X1はA、L、N、及びPからなる群から選択され、X2はD、L、及びRからなる群から選択され、X3はG、K、N、R、S、及びYからなる群から選択され、X4はG又はSであり、X5は G、I、K、R、S、T、及びVからなる群から選択され、X6はG、R、及びTからなる群から選択され、X7はI、V、及びYからなる群から選択され、X8はN又はSであり、X9はA、N、及びQからなる群から選択され、X10はK又はVであり、X11はF又はQであり、X12はK又はTであり、そしてX13はG、H、R、及びS(配列番号:226)からなる群から選択される、HVR−H2、そして、
(vi) X1REGVYHX2YDDYAX3DYを含み、X1はA、N、及びTからなる群から選択され、X2はD又はPであり、そしてX3はM又はW(配列番号:227)である、HVR−H3、
からなる群から選択される少なくとも1つ、2つ、3つ、4つ、5つのHVR配列を含む可変ドメインを含んでなる抗EGFL7抗体。
【請求項17】
以下の配列、
(i) X1X2X3X4X5X6VX7X8X9X10ITYLX11を含み、X1はL、Q、R、S、及びTからなる群から選択され、X2はP、T、及びWからなる群から選択され、X3はH又はSであり、X4はD又はQであり、X5はG又はSであり、X6はL又はVであり、X7はH又はPであり、X8はI、L、P、T、及びYからなる群から選択され、X9はN、Q又はSからなる群から選択され、X10はA、G、及びSからなる群から選択され、そしてX11はG又はH(配列番号:222)である、HVR−L1、
(ii) RVSNX1X2Sを含み、X1はD又はRであり、そしてX2はA、G、F、I、及びT(配列番号:223)からなる群から選択される、HVR−L2、
(iii)X1QSX2X3VPLTを含み、X1はA、G、I、K、L、N、S、T、及びVからなる群から選択され、X2はC又はTであり、そしてX3はF又はH(配列番号:224)である、HVR−L3、
(iv) GYX1X2X3DX4YX5Nを含み、X1はN又はTであり、X2はF又はVであり、X3はI、M、R、及びSからなる群から選択され、X4はY、Q、及びKからなる群から選択され、そしてX5はI又はM(配列番号:225)である、HVR−H1、
(v) GDINX1X2X3X4X5X6HX7X8X9X10X11X12X13を含み、X1はA、L、N、及びPからなる群から選択され、X2はD、L、及びRからなる群から選択され、X3はG、K、N、R、S、及びYからなる群から選択され、X4はG又はSであり、X5は G、I、K、R、S、T、及びVからなる群から選択され、X6はG、R、及びTからなる群から選択され、X7はI、V、及びYからなる群から選択され、X8はN又はSであり、X9はA、N、及びQからなる群から選択され、X10はK又はVであり、X11はF又はQであり、X12はK又はTであり、そしてX13はG、H、R、及びS(配列番号:226)からなる群から選択される、HVR−H2、及び、
(vi) X1REGVYHX2YDDYAX3DYを含み、X1はA、N、及びTからなる群から選択され、X2はD又はPであり、そしてX3はM又はW(配列番号:227)である、HVR−H3
を含む可変ドメインを含んでなる、請求項16に記載の抗EGFL7抗体。
【請求項18】
HVR−L1は配列番号:100及び106−124から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−L2は配列番号:101及び125−129からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−L3は配列番号:102及び130−145からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−H1は配列番号:103及び146−153からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、HVR−H2は配列番号:104及び154−187からなる群から選択されるアミノ酸配列を含み、及びHVR−H3は配列番号:105及び188−192からなる群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項16又は17に記載の抗体。
【請求項19】
重鎖が以下のフレームワーク配列を含み、FR−H1はEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAAS(配列番号:197)を含み、FR−H2はWVRQAPGKGLEWX1を含み、X1はI又はV(配列番号:228)であり、FR−H3はRX1TX2SX3DX4SX5X6TX7YX8QMNSLRAEDTAVYYCを含み、X1はF又はVであり、X2はI又はLであり、X3はL、R、及びVからなる群から選択され、X4はK又はNであり、X5はK、N、R、及びSからなる群から選択され、X6はN又はSであり、X7はA、L、及びVからなる群から選択され、そしてX8はL又はM(配列番号:229)であり、そして、FR−H4はWGQGTLVTVSS(配列番号:200)を含む、請求項16から18の何れか一に記載の抗体。
【請求項20】
重鎖が以下のフレームワーク配列を含み、FR−H1はEVQLVESGGGLVQPGGSLRLSCAAS(配列番号:197)を含み、FR−H2はWVRQAPGKGLEWV(配列番号:198)を含み、FR−H3はRFTISRDX1SKNTX2YLQMNSLRAEDTAVYYCARを含み、X1はN又はKであり、そしてX2はA、L、及びV(配列番号:230)からなる群から選択され、そして、FR−H4はWGQGTLVTVSS(配列番号:200)を含む、請求項19に記載の抗体。
【請求項21】
軽鎖が以下のフレームワーク配列を含み、FR−L1はDIQMTQSPSSLSASVGDRVTITC(配列番号:201)を含み、FR−L2はWYQQKPGKAPKLLIY(配列番号:202)を含み、FR−L3はGVPSRFSGSGSGTDFTLTISSLQPEDFATYYC(配列番号:203)を含み、FR−L4はFGQGTKVEIK(配列番号:221)又はFGQGTKVEIKR(配列番号:204)を含む、請求項19又は20に記載の抗体。
【請求項22】
軽鎖が、図27に示す18F7.v6の可変ドメイン配列(配列番号:193)を含む、請求項16に記載の抗体。
【請求項23】
軽鎖が、図27に示す18F7.v6kの可変ドメイン配列(配列番号:194)を含む、請求項16に記載の抗体。
【請求項24】
重鎖が、図28に示す18F7.v6の可変ドメイン配列(配列番号:195)を含む、請求項16に記載の抗体。
【請求項25】
重鎖が、図28に示す18F7.v6kの可変ドメイン配列(配列番号:196)を含む、請求項16に記載の抗体。
【請求項26】
軽鎖が、図27に示す18F7.v6の可変ドメイン配列(配列番号:193)を含み、重鎖が、図28に示す18F7.v6の可変ドメイン配列(配列番号:195)を含む、請求項16に記載の抗体。
【請求項27】
軽鎖が、図27に示す18F7.v6kの可変ドメイン配列(配列番号:194)を含み、重鎖が、図28に示す18F7.v6kの可変ドメイン配列(配列番号:196)を含む、請求項16に記載の抗体。
【請求項28】
フレームワーク配列の少なくとも一部が、ヒトコンセンサスフレームワーク配列である、請求項16に記載の抗体。
【請求項29】
ヒトκサブグループ1コンセンサスフレームワーク配列を含む、請求項28に記載の抗体。
【請求項30】
重鎖ヒトサブグループIIIコンセンサスフレームワーク配列を含む、請求項28に記載の抗体。
【請求項31】
前記抗体が二重特異性抗体である、請求項1から30の何れか一に記載の抗体。
【請求項32】
前記二重特異性抗体が血管内皮性増殖因子(VEGF)に結合する、請求項31に記載の二重特異性抗体。
【請求項33】
前記二重特異性抗体がベバシズマブ又はラニビズマブと同じVEGFエピトープに結合する、請求項32に記載の二重特異性抗体。
【請求項34】
請求項1から33の何れか一に記載の抗体をコードする核酸。
【請求項35】
請求項34に記載の核酸を含むベクター。
【請求項36】
請求項34に記載の核酸又は請求項35に記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項37】
請求項1から33の何れか一に記載の抗体を含有する組成物。
【請求項38】
組成物が担体を含有する、請求項37に記載の組成物。
【請求項39】
薬学的組成物である、請求項37又は38に記載の組成物。
【請求項40】
(a) 請求項35に記載のベクターを適切な宿主細胞において発現させ、(b) 抗体を回収することを含む、抗EGFL7抗体の製造方法。
【請求項41】
宿主細胞が原核生物性である、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
宿主細胞が真核生物性である、請求項40に記載の方法。
【請求項43】
腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患を治療するための方法であって、このような治療が必要である個体に請求項1から33の何れか一に記載の抗EGFL7抗体を有効量投与することを含む方法。
【請求項44】
癌が乳癌、結腸直腸癌、肺癌、食道癌、膀胱癌、卵巣癌、膵癌及び肝細胞癌からなる群から選択される、請求項43に記載の方法。
【請求項45】
癌が乳癌、結腸直腸癌又は肺癌である、請求項44に記載の方法。
【請求項46】
細胞増殖性疾患が癌である、請求項43に記載の方法。
【請求項47】
さらに、有効量の第二医薬を個体に投与することを含み、このとき抗EGFL7抗体が第一医薬である、請求項43から46の何れか一に記載の抗体。
【請求項48】
第二医薬が、他の抗体、化学療法剤、細胞障害性剤、抗血管形成剤、免疫抑制剤、プロドラッグ、サイトカイン、サイトカインアンタゴニスト、細胞障害性放射線療法、副腎皮質ステロイド、制吐剤、癌ワクチン、鎮痛剤又は増殖阻害性剤である、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
第二医薬が抗VEGF抗体である、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
第二医薬がベバシズマブである、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
第二医薬が、抗EGFL7抗体の投与の前又はその後に投与される、請求項47から50の何れか一に記載の抗体。
【請求項52】
第二医薬が抗EGFL7抗体と同時に投与される、請求項47から50の何れか一に記載の抗体。
【請求項53】
血管新生を伴う病理学的状態を有する被験体における血管新生を低減又は阻害する方法であって、請求項1から33の何れか一に記載の抗体を被験体に投与することを含み、これにより被験体の血管新生を低減又は阻害する方法。
【請求項54】
前記病理学的状態が腫瘍性状態である、請求項53に記載の方法。
【請求項55】
前記病理学的状態が非腫瘍性状態である、請求項53に記載の方法。
【請求項56】
非腫瘍性状態が、糖尿病及び他の増殖性網膜症、未熟児網膜症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植血管新生、網膜/脈絡叢血管新生からなる群から選択される、請求項55に記載の方法。
【請求項57】
血管新生を伴う病理学的状態を有する被験体における抗血管新生剤の効率を増強する方法であって、有効量の請求項1から33の何れか一に記載の抗体を抗血管新生剤と併用して被験体に投与することを含み、これにより前記抗血管新生剤の阻害活性を増強する方法。
【請求項58】
血管新生を伴う病理学的状態が腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患である、請求項57に記載の方法。
【請求項59】
血管新生を伴う病理学的状態が非腫瘍性状態である、請求項57に記載の方法。
【請求項60】
非腫瘍性状態が、糖尿病及び他の増殖性網膜症、未熟児網膜症、血管新生緑内障、加齢性黄斑変性、糖尿病黄斑浮腫、角膜血管新生、角膜移植血管新生、網膜/脈絡叢血管新生からなる群から選択される、請求項59に記載の方法。
【請求項61】
前記抗血管形成剤が、抗EGFL7抗体の投与の前又はその後に投与される、請求項57から60の何れか一に記載の方法。
【請求項62】
前記抗血管形成剤が抗EGFL7抗体と同時に投与される、請求項57から60の何れか一に記載の方法。
【請求項63】
前記抗血管形成剤が抗VEGF薬剤である、請求項57から60の何れか一に記載の方法。
【請求項64】
前記抗VEGF薬剤が抗VEGF抗体である、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
前記抗VEGF抗体がベバシズマブである、請求項64に記載の方法。
【請求項66】
前記抗VEGF抗体がラニビズマブである、請求項64に記載の方法。
【請求項67】
被験体における腫瘍の灌流及び透過性を低減又は阻害する方法であって、請求項1から33の何れか一に記載の抗体を被験体に投与することを含み、それによって被検体の腫瘍の灌流及び透過性が低減又は阻害される方法。
【請求項68】
さらに、抗血管形成剤を投与することを含む、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記抗血管形成剤が、抗EGFL7抗体の投与の前又はその後に投与される、請求項68に記載の方法。
【請求項70】
前記抗血管形成剤が抗EGFL7抗体と同時に投与される、請求項68に記載の方法。
【請求項71】
前記抗血管形成剤が抗VEGF薬剤である、請求項67から70の何れか一に記載の方法。
【請求項72】
前記抗VEGF薬剤が抗VEGF抗体である、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記抗VEGF抗体がベバシズマブである、請求項72に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9A】
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【図9B】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24A】
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【図24B】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【公開番号】特開2013−55944(P2013−55944A)
【公開日】平成25年3月28日(2013.3.28)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2012−232771(P2012−232771)
【出願日】平成24年10月22日(2012.10.22)
【分割の表示】特願2012−510022(P2012−510022)の分割
【原出願日】平成22年5月7日(2010.5.7)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】